JP3001037U - 手を掛ける輪の部分を可変にした犬の散歩用引き紐 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】手を掛ける輪の部分を可変にして、従来のもの
より散歩するときの犬の管理を容易にする散歩用引き紐
を提供する。 【構成】引き紐の本体３にスライドすることが出来る８
をつけ、また、これに一体化する９に７を着脱自在にす
ることにより、散歩時に紐を長くして犬を自由にしてや
ったり短くして犬の管理を容易にしたり、また、輪の部
分を着脱することにより犬の繋留を多様な場所で簡易で
確実にしたりする。

Description

【考案の詳細な説明】 この実用新案は、犬の散歩用引き紐の手を掛ける輪の部分を大小に可変したり 輪の付根の部分を着脱自在にすることによって、散歩中の犬を長くした紐で自由 にさせたり短くした紐で身近に安定させ他の歩行者に安心感を与えるようにした り、また、散歩中に犬を繋留する場合に多様なところに簡単に紐を固定できるよ うにしたり等、多用途に応用できる、犬の散歩用引き紐に関するものである。

従来の引き紐は、手を掛ける輪の部分が固定されているので、紐の用途も固定 化されてしまう。紐の長さも調節できないし、繋留の必要な場合にも一定の太さ と長さの杭状の物の他に出来にくかった。

本考案はその欠点を除くためになされたもので、これを図面をもって説明すれ ば４の紐の一端を３の紐本体に固定せずに、４の先端を３の本体にきっちりはま る程度の輪によって繋いだり、また、７の様な繋ぎ具により８の様な３の紐本体 にきっちりはまりスライド出来る管状の部分に一体化された穴、または、鐶の９ に着脱自在になるようにする。

本考案はこのような構造であるから、従来の引き紐１図のように紐の形状が固 定でなく２図のように従来同様に長くも出来るし、３図のように約二分の一の長 さにまで自在に調節できるし、大きくした輪の部分を更に犬の首に掛けると紐の 長さは約四分の一になり犬は引く人の手元に近くなり街路上の他の歩行者の犬へ の不安感を取り除くことも出来る。また、繋留は太めの杭状の物にも出来るし、 更に４図のごとく、やや抵抗をもって３の引き紐本体にスライド出来るか、また は、抵抗を調節できるようにして引き紐本体に楽にスライドしたり固定したりす ることができるようにした管８に一体化した９より７を外し、８をスライドさせ ながら立ち木や柱状の物に巻き付け７を９に繋ぐことによって、簡単に確実な繋 留をする範囲を広げることが出来るようになる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 従来の斜視図

【図２】 本案請求項１の斜視図

【図３】 本案請求項１の活用中の斜視図

【図４】 本案請求項２の斜視図

【符号の説明】 １ 犬の首輪等に繋ぐ繋ぎ具 ２ 引き手の手を掛ける輪 ３ 引き紐の本体 ４ 引き紐の一先端 ５ 引き紐本体にスライドする輪 ６ スライドする５のストッパー（引き紐本体で結び目
を作ってもよい） ７ 引き紐の一先端４に取り付けた繋ぎ具 ８ 引き紐本体にスライドする管 ９ ８に一体化された７を掛ける穴、または、鐶

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 手を掛ける輪の部分を可変にした、犬の
   散歩用引き紐。
2. 【請求項２】 手を掛ける輪の付根の部分を着脱自在に
   した、請求項１の犬の散歩用引き紐。