JP3000661U - 拭き取り検査用容器 - Google Patents
拭き取り検査用容器Info
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 食品微生物や臨床における検体拭き取り検査
を特別な施設や熟練を必要とせずに簡便に且つ効率的に
行うことを可能にする。 【構成】 希釈液6を収容する容器本体1を密栓可能な
キャップ2に綿棒3が固定され、綿棒の下端には綿球4
が保持される。容器本体には対向面5a、5aを有して
なる縮径部5が形成され、開栓時に縮径部を通過すると
きには綿球に付着する過剰の希釈液を除去し、拭き取り
検査後に検体を付着せしめる綿球を再び容器内に収容す
るときには縮径部を通過する際に綿球が圧搾されて検体
を効率良く回収する。
を特別な施設や熟練を必要とせずに簡便に且つ効率的に
行うことを可能にする。 【構成】 希釈液6を収容する容器本体1を密栓可能な
キャップ2に綿棒3が固定され、綿棒の下端には綿球4
が保持される。容器本体には対向面5a、5aを有して
なる縮径部5が形成され、開栓時に縮径部を通過すると
きには綿球に付着する過剰の希釈液を除去し、拭き取り
検査後に検体を付着せしめる綿球を再び容器内に収容す
るときには縮径部を通過する際に綿球が圧搾されて検体
を効率良く回収する。
Description
【0001】
本考案は、特に食品の製造加工に使用する器具や器材が清潔且つ衛生的である ことを検査するために好適である拭き取り検査用ボトルに関する。
【0002】
近年、食品の安全性を確保するための試験が厳しく要求されるようになってい る。食品安全性試験の一環として、食品原料検査や工程検査あるいはレストラン 厨房施設等において使用される器具や基材が清潔且つ衛生的であるか否かは、一 般に、生菌数と大腸菌群を検査することによって評価され、場合によってはさら にカビや酵母等をも検査する必要がある。
【0003】 検査対象とされる器具や基材あるいは容器包装等は種々に異なる形状を有して おり、通常、びんや缶等の有栓容器の内部の汚染状態を検査するには洗い落とし 法が採用されるが、まな板や皿等の表面が平らな器具や包丁等の不規則形状を有 する器具を対象とする場合には、拭き取り法に準拠して試料検液を調製している 。
【0004】 従来の拭き取り検査法は、0.1%ペプトン加生理食塩水1mlを湿らせて滅 菌したガーゼタンポンを用いて検査対象の器具や基材等の表面をぬぐった後、こ れを収納びんに入れ、滅菌0.1%ペプトン加生理食塩水9mlを加えて希釈し 、激しく振って検液としている。
【0005】 また、上記ガーゼタンポンに代えて、滅菌した綿球や綿棒を用いて拭き取るこ とも行われている。
【0006】
しかしながら、上記従来法による拭き取り検査は面倒であり、ラボを持たない 一般の厨房施設等では確実な検査を行うことが困難である。
【0007】 そこで、ラボを持たない施設においても簡易で且つ確実に拭き取り検査を行う ことのできる検査キットの開発が望まれるが、かかる検査キットは未だ市場に提 供されるに至っていない。
【0008】 また上述のような拭き取り検査は、臨床において、例えば喉や鼻、耳等の患部 を綿棒や綿球で拭き取って検体を回収するためにも行われている。従来は、綿棒 等で拭き取り収集した検体を試験管に分注されたリン酸緩衝液等に浸漬させた後 に引き上げ、試験管の側壁に押圧して回転させることによって検体を回収してい るが、きわめて面倒で熟練を要する作業であった。
【0009】
本考案は、上記従来技術の問題点を解消することを目的として鋭意工夫の末に 創案されたものである。
【0010】 本考案の一態様による拭き取り検査用容器は、希釈液を収容する容器本体と、 上記容器本体の開口部に着脱可能に装着されるキャップと、上記キャップに固定 または一体化されて垂下する棒体と、上記棒体の先端に取り付けられて密栓状態 において希釈液中に浸漬される綿球とを有してなり、上記容器本体には、開栓時 に上記綿球が上記キャップと共に引き上げられるときに上記綿球に付着する余剰 の希釈液を除去すると共に、拭き取り検査後に上記綿球が再び上記容器本体内に 収容されるときに上記綿球に付着する検体を回収するための絞り取り手段が設け られてなることを特徴とする。
【0011】 また、本考案の別の態様による拭き取り検査用容器は、希釈液を収容する軟質 材料で形成された容器本体と、上記容器本体の開口部に着脱可能に装着されるキ ャップと、上記キャップに固定または一体化されて垂下する棒体と、上記棒体の 先端に取り付けられて密栓状態において希釈液中に浸漬される綿球とを有してな り、上記容器本体には上記綿球の外径よりも大なる内径を有する縮径部が形成さ れ、上記縮径部を更に縮径させることによって、開栓時には上記綿球に付着する 余剰の希釈液を絞り取ると共に、拭き取り検査後の上記綿球を再び上記容器本体 内に収容するときには上記綿球に付着する検体を上記希釈液中に回収するよう構 成されてなることを特徴とする。
【0012】 本考案の更に別の態様による拭き取り検査用容器は、希釈液を収容する軟質材 料で形成された容器本体と、上記容器本体の開口部に着脱可能に装着されるキャ ップと、上記キャップに固定または一体化されて垂下する棒体と、上記棒体の先 端に取り付けられて密栓状態において希釈液中に浸漬される綿球とを有してなり 、上記容器本体には上記綿球の外径よりも大なる間隔を隔てて対向する一対の対 向面を有する縮径部が形成され、上記対向面を互いに近づける方向に押圧するこ とによって、開栓時には上記綿球に付着する余剰の希釈液を絞り取ると共に、拭 き取り検査後の上記綿球を再び上記容器本体内に収容するときには上記綿球に付 着する検体を上記希釈液中に回収するよう構成されてなることを特徴とする 。
【0013】 本考案の更に別の態様による拭き取り検査用容器は、希釈液を収容する容器本 体と、上記容器本体の開口部に着脱可能に装着されるキャップと、上記キャップ に固定または一体化されて垂下する棒体と、上記棒体の先端に取り付けられて密 栓状態において希釈液中に浸漬される綿球とを有してなり、上記容器本体には上 記綿球の外径よりも僅かに小なる内径を有する縮径部が形成され、開栓時に上記 綿球が上記縮径部を通過するときには上記綿球に付着する余剰の希釈液が絞り取 られると共に、拭き取り検査後の上記綿球を再び上記容器本体内に収容するとき には上記綿球に付着する検体が上記希釈液中に回収されるよう構成されてなるこ とを特徴とする。
【0014】 更に別の態様による本考案は、拭き取り検査により検体を付着せしめた綿棒等 の拭き取り手段を収容するために用いられる容器であって、該容器には縮径部が 形成されてなり、上記拭き取り手段の収容時に上記縮径部を通過する際に上記拭 き取り手段に付着する検体が上記容器中に回収されるよう構成されてなることを 特徴とする。
【0015】 本考案の更に別の態様による拭き取り検査用容器は、拭き取り検査により検体 を付着せしめた綿棒等の拭き取り手段を収容するために用いられる軟質材料で形 成された容器であって、該容器には縮径部が形成されてなり、上記拭き取り手段 の収容時に上記縮径部を通過する際に上記縮径部を更に縮径させることにより、 上記拭き取り手段に付着する検体が上記容器中に回収されるよう構成されてなる ことを特徴とする。
【0016】 本考案の更に別の態様による拭き取り検査用容器は、拭き取り検査により検体 を付着せしめた綿棒等の拭き取り手段を収容するために用いられる軟質材料で形 成された容器であって、該容器には上記拭き取り手段の外径よりも大なる間隔を 隔てて対向する一対の対向面を有する縮径部が形成されてなり、上記拭き取り手 段の収容時に上記縮径部を通過する際に上記対向面を互いに近づける方向に押圧 することによって、上記拭き取り手段に付着する検体が上記容器中に回収される よう構成されてなることを特徴とする。
【0017】 本考案の更に別の態様による拭き取り検査用容器は、拭き取り検査により検体 を付着せしめた綿棒等の拭き取り手段を収容するために用いられる容器であって 、該容器には上記拭き取り手段の外径よりも僅かに小なる間隔を隔てて対向する 一対の対向面を有する縮径部が形成されてなり、上記拭き取り手段の収容時に上 記縮径部を通過する際に上記拭き取り手段に付着する検体が上記容器中に回収さ れるよう構成されてなることを特徴とする。
【0018】
綿球は密栓時には容器中の希釈液に浸漬されている。開栓時にキャップと共に 綿球が引き上げられるとき、綿球に付着する希釈液の余剰分が容器本体の縮径部 によって絞り取られる。かくして適正量の希釈液を付着するものとされた綿球を 用いて、検体面を拭き取る。綿球はキャップと一体化されており、使用者はキャ ップを手で持って拭き取りを行うことができる。拭き取り終了後、再度キャップ を容器に密栓すると、綿球は希釈液中に浸漬される。次いで、少なくとも1回、 好ましくは複数回、綿球を再び縮径部に引き上げ、容器本体の外周部を押圧する 作業を行うことにより、綿球に付着した検体が効率良く回収される。また、キャ ップを密栓した状態において容器を激しく振ることにより、所定希釈度に希釈さ れた検液が自動的に得られる。
【0019】
図1および図2に示される拭き取り検査用容器は本考案の一実施例を示すもの であり、高密度ポリエチレンで一体成形された容器本体1と、容器本体の上端開 口部を密栓すべく着脱可能に装着されるキャップ2と、キャップに固定される綿 棒3とから構成されている。
【0020】 キャップ2を容器本体1の上端開口部に着脱可能に装着する手段としては、図 示のようなネジ込み式の着脱構造に限定されるものではなく、人手によって容易 に着脱が可能であり、且つ密栓時には容器内を完全に気密および液密にすること ができるものであれば、いかなる手段を用いてもよい。
【0021】 綿棒3をキャップ2に固定する手段は限定的ではなく、ネジ込み、接着等の任 意の手法を用いることができる。図示の例では、キャップ2の裏面中央に嵌合筒 2aを一体形成し、この嵌合筒2aに綿棒3を挿入して固定するものとして示さ れている。あるいは、綿棒3自体をキャップ2と一体的に形成してもよい。
【0022】 容器本体1には希釈液6が収容されている。希釈液としては、たとえば0.1 %ペプトン加生理食塩水10mlが用いられる。
【0023】 キャップ2の裏面から垂下延長する綿棒3の下端部には綿球4が保持されてい る。綿球4は希釈液6の液面レベルよりも下方に位置しており、したがって密栓 時には希釈液中に浸漬された状態にある。
【0024】 容器本体1は概ね円筒形状をなしているが、その上方における一部が絞り込ま れて縮径部5を形成している。この実施例において、縮径部5は対向する一対の 面5a、5aを有するものとして示されており、これら面同士の間隔は綿球4の 外径よりも若干大きく設定されている。
【0025】 拭き取り検査用容器は、密栓状態でオートクレーブもしくは放射線で滅菌され た後に保管される。
【0026】 使用時には、キャップ2を容器本体1から取り外し、これを上方に引き上げる 。綿棒3および綿球4もキャップ2と共に引き上げられるので、希釈液6中に浸 漬されていた綿球4は該希釈液の液面上方に引き上げられる。
【0027】 更にキャップ2を上昇させて、綿球4が容器縮径部5を通過する際に、該縮径 部5の対向面5a、5aを外方より指でつまんで更に縮径させる。容器本体1は 軟質材料であるポリエチレンで形成されているので、人指で軽微な力を加えるこ とによって容易に変形する。すなわち、縮径部5の対向面5a、5aの間の間隔 を綿球4の外径よりも僅かに小さくなるまで縮径させ、綿球4の外周部に絞り込 み力を加え、綿球4に付着する希釈液6の余剰分を除去することができる。
【0028】 以上のようにして綿球4には適正量の希釈液6が付着した状態となり、この状 態の綿球4を用いて検体面を拭き取る。綿球4はキャップ2に固定されているの で、キャップ2の外周面を人指で把持することにより、簡易に且つ綿球4の滅菌 状態を損なうことなく拭き取り操作することができ、ピンセット等を用いる必要 がない。
【0029】 綿球4を用いて拭き取り操作を行った後、再度これを容器本体1に収容して、 キャップ2で密栓する。検体面の菌を付着した綿球4は、密栓により希釈液6中 に再び浸漬される。次いで、縮径部5の位置にまで綿球4を引き上げて、縮径部 の対向面5a、5aを両側から押圧することにより、綿球4に付着する検体が希 釈液6中に回収される。好ましくはこの作業を複数回繰り返して行うと、検体の 回収を効率良く行うことができる。また、キャップ2を密栓した状態でボトルを 激しく振ることにより、所定希釈度に希釈された検液が自動的に調製される。
【0030】 図3は本考案の異なる実施例による拭き取り検査用容器を示す。図3に示され る拭き取り検査用容器が図1および図2に示されるものと異なる点は、綿球4の 外寸と縮径部5の内寸との相対的関係にある。すなわち、図3の実施例では、対 向面5a、5a間の間隔が、綿球4の外径寸法よりも僅かに小さく設定されてい る。したがって、開栓時に綿球4が縮径部5を通過する際に、綿球4の外周部に 絞り込み力が加えられ、余剰の希釈液が除去される。この実施例によるときは、 縮径部5を人指で圧縮操作する必要なしに、付着希釈液の余剰分を除去すること ができるが、場合によっては人指による圧縮を併せて行ってもよい。
【0031】 以上に述べた本考案の実施例は、いずれも、拭き取り検査に必要な要素をすべ て有するキットないしアセンブリとして密栓状態且つ滅菌状態で提供されるもの であって、これを入手した使用者は直ちに食品微生物等の拭き取り検査を行うこ とができる。しかしながら本考案の技術的思想はこれに限定されず、前述の実施 例における容器本体1に相当するもののみからなる検体回収容器として構成する ことも可能であり、この実施例が図4に示される。
【0032】 図4に示される拭き取り検査用容器7は、概ね従来の試験管と同様の形状を有 するが、その一部に縮径部8を有している。縮径部8は、前述の実施例と同様に 一対の対向面を有するものとして形成して良い。この容器7は、好ましくは高密 度ポリエチレン等の軟質材料で一体成形され、オートクレーブや放射線等で滅菌 される。
【0033】 使用に際しては、容器7内に所定量の希釈液を注入しておき、滅菌された綿棒 やガーゼタンポン等を用いて検体を拭き取った後、この綿棒等を容器7に収容す るものであるが、縮径部8を通過する際に対向面を押圧する等により、綿棒に付 着する検体を効率的に回収することができる。また、図3に示される実施例と同 様に、用いる綿棒の外径よりも縮径部8を若干小径に形成しておけば、綿棒を容 器7内に収容する際に自動的に絞り取り機能が発揮されることになる。
【0034】
本考案によれば、ラボを持たない施設においても簡易で且つ確実に拭き取り検 査を行うことができる。
【図1】本考案の一実施例による拭き取り検査用容器を
示す分解斜視図である。
示す分解斜視図である。
【図2】図1の拭き取り検査用容器の縦断面図である。
【図3】本考案の別の実施例による拭き取り検査用容器
の縦断面図である。
の縦断面図である。
【図4】本考案の更に別の実施例による拭き取り検査用
容器の縦断面図である。
容器の縦断面図である。
1 容器本体 2 キャップ 3 綿棒 4 綿球 5 縮径部 6 希釈液 7 拭き取り検査用容器 8 縮径部
Claims (8)
- 【請求項1】 希釈液を収容する容器本体と、上記容
器本体の開口部に着脱可能に装着されるキャップと、上
記キャップに固定または一体化されて垂下する棒体と、
上記棒体の先端に取り付けられて密栓状態において希釈
液中に浸漬される綿球とを有してなり、上記容器本体に
は、開栓時に上記綿球が上記キャップと共に引き上げら
れるときに上記綿球に付着する余剰の希釈液を除去する
と共に、拭き取り検査後に上記綿球が再び上記容器本体
内に収容されるときに上記綿球に付着する検体を回収す
るための絞り取り手段が設けられてなることを特徴とす
る拭き取り検査用容器。 - 【請求項2】 希釈液を収容する軟質材料で形成され
た容器本体と、上記容器本体の開口部に着脱可能に装着
されるキャップと、上記キャップに固定または一体化さ
れて垂下する棒体と、上記棒体の先端に取り付けられて
密栓状態において希釈液中に浸漬される綿球とを有して
なり、上記容器本体には上記綿球の外径よりも大なる内
径を有する縮径部が形成され、上記縮径部を更に縮径さ
せることによって、開栓時には上記綿球に付着する余剰
の希釈液を絞り取ると共に、拭き取り検査後の上記綿球
を再び上記容器本体内に収容するときには上記綿球に付
着する検体を上記希釈液中に回収するよう構成されてな
ることを特徴とする拭き取り検査用容器。 - 【請求項3】 希釈液を収容する軟質材料で形成され
た容器本体と、上記容器本体の開口部に着脱可能に装着
されるキャップと、上記キャップに固定または一体化さ
れて垂下する棒体と、上記棒体の先端に取り付けられて
密栓状態において希釈液中に浸漬される綿球とを有して
なり、上記容器本体には上記綿球の外径よりも大なる間
隔を隔てて対向する一対の対向面を有する縮径部が形成
され、上記対向面を互いに近づける方向に押圧すること
によって、開栓時には上記綿球に付着する余剰の希釈液
を絞り取ると共に、拭き取り検査後の上記綿球を再び上
記容器本体内に収容するときには上記綿球に付着する検
体を上記希釈液中に回収するよう構成されてなることを
特徴とする拭き取り検査用容器。 - 【請求項4】 希釈液を収容する容器本体と、上記容
器本体の開口部に着脱可能に装着されるキャップと、上
記キャップに固定または一体化されて垂下する棒体と、
上記棒体の先端に取り付けられて密栓状態において希釈
液中に浸漬される綿球とを有してなり、上記容器本体に
は上記綿球の外径よりも僅かに小なる内径を有する縮径
部が形成され、開栓時に上記綿球が上記縮径部を通過す
るときには上記綿球に付着する余剰の希釈液が絞り取ら
れると共に、拭き取り検査後の上記綿球を再び上記容器
本体内に収容するときには上記綿球に付着する検体が上
記希釈液中に回収されるよう構成されてなることを特徴
とする拭き取り検査用容器。 - 【請求項5】 拭き取り検査により検体を付着せしめ
た綿棒等の拭き取り手段を収容するために用いられる容
器であって、該容器には縮径部が形成されてなり、上記
拭き取り手段の収容時に上記縮径部を通過する際に上記
拭き取り手段に付着する検体が上記容器中に回収される
よう構成されてなることを特徴とする拭き取り検査用容
器。 - 【請求項6】 拭き取り検査により検体を付着せしめ
た綿棒等の拭き取り手段を収容するために用いられる軟
質材料で形成された容器であって、該容器には縮径部が
形成されてなり、上記拭き取り手段の収容時に上記縮径
部を通過する際に上記縮径部を更に縮径させることによ
り、上記拭き取り手段に付着する検体が上記容器中に回
収されるよう構成されてなることを特徴とする拭き取り
検査用容器。 - 【請求項7】 拭き取り検査により検体を付着せしめ
た綿棒等の拭き取り手段を収容するために用いられる軟
質材料で形成された容器であって、該容器には上記拭き
取り手段の外径よりも大なる間隔を隔てて対向する一対
の対向面を有する縮径部が形成されてなり、上記拭き取
り手段の収容時に上記縮径部を通過する際に上記対向面
を互いに近づける方向に押圧することによって、上記拭
き取り手段に付着する検体が上記容器中に回収されるよ
う構成されてなることを特徴とする拭き取り検査用容
器。 - 【請求項8】 拭き取り検査により検体を付着せしめ
た綿棒等の拭き取り手段を収容するために用いられる容
器であって、該容器には上記拭き取り手段の外径よりも
僅かに小なる間隔を隔てて対向する一対の対向面を有す
る縮径部が形成されてなり、上記拭き取り手段の収容時
に上記縮径部を通過する際に上記拭き取り手段に付着す
る検体が上記容器中に回収されるよう構成されてなるこ
とを特徴とする拭き取り検査用容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994001191U JP3000661U (ja) | 1994-02-01 | 1994-02-01 | 拭き取り検査用容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994001191U JP3000661U (ja) | 1994-02-01 | 1994-02-01 | 拭き取り検査用容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3000661U true JP3000661U (ja) | 1994-08-09 |
Family
ID=43136667
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994001191U Expired - Lifetime JP3000661U (ja) | 1994-02-01 | 1994-02-01 | 拭き取り検査用容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3000661U (ja) |
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---|---|---|---|---|
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-
1994
- 1994-02-01 JP JP1994001191U patent/JP3000661U/ja not_active Expired - Lifetime
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