JP3000012U - 瓶入り製品の贈答箱中仕切り - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】省資源、低コストの時代の要請に対処する、洋
酒・日本酒・その他清涼飲料の贈答箱の中仕切り。贈答
品としての商品価値、商品保護の機能を保ち、使用材の
減少を計り、組み立て易さにより工賃コストを下げ、包
材コストを下げる。 【構成】上下側板を折曲げ、左右の側板を折曲げ垂直に
立てると起き上がりＶ字面を構成する、保持板（Ｈ）、
支持板（Ｉ）で瓶首部の横揺れ、落ち込みを防ぎ、保持
板（Ｈ）の切り込み線（Ｊ）で瓶肩部、四方は側板と外
側板の２重の基板で囲み内容品を保護、保持する構造で
す。各外側板（Ｃ）、（Ｅ）、（Ｇ）は内容品保護に必
要な最小限の寸法に止め使用材を節約する。保持板
（Ｈ）の面は印刷等の処理でアイ・キャッチャー部とし
て使用できる。

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用目的】

洋酒・日本酒・その他清涼飲料水等の瓶容器入り製品の贈答箱に使用し、輸送 時の商品の保護と印刷等により内容品の贈答商品価値を高める目的の中仕切り。

【従来の技術】

従来の中仕切りに於ては瓶首部の保持のために通称“まくら”という部分を設 け、“まくら”に設けた折り込み部、切り込み部等で横揺れ、落ち込み等を防止 、保持していた。そのためには複雑な折曲げ加工又は別部品を必要とし、組み立 て賃、使用材等で包材コストが掛かっていた。

【考案が解決しようとする課題】

瓶首部の保持部分及び本体の組み立てが簡単で、使用材の減少。

【課題を解決するための手段】

保持板（Ｈ）、と支持板（Ｉ）の横幅の長さを瓶首部の形状に合わせて設定す ることにより、左右の外側板（Ｃ）、側板（Ｂ）を垂直に起こすと保持板（Ｈ） 、支持板（Ｉ）が起き上がりＶ字形の瓶首部の保持部を構成することが出来るた め簡単に組み立てることが出来る。各外側板（Ｃ）、（Ｅ）、（Ｇ）は内容品の 保護に必要な最小限（側板（Ｂ）、（Ｄ）、（Ｆ）の約１／２）に設定すること により使用材の減少を計れます。従来、商品名等の表示のため差し込みプレート 等を使用していたが、保持板（Ｈ）の面をアイ・キャッチャー部分として使用で きる。

【図面の簡単な説明】

【図１】展開図

【図２】断面図

【図３】斜視図

【符号の説明】

Ａ＝底板、Ｂ＝側板、Ｃ＝外側板、Ｄ＝下側板、Ｅ＝外
側板 Ｆ＝上側板、Ｇ＝外側板、Ｈ＝保持板、Ｉ＝支持板、Ｊ
＝切り込み線 Ｘ−Ｘは「図２断面図」の断面個所。 「図２ 断面
図」の破線の円は、瓶首部と胴体部を表す。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項 １】板紙・段ボール等からなる一枚の基板を
   材料とし、瓶の収納部を作るために、底板（Ａ）に縦折
   罫を介して側板（Ｂ）、瓶首部の支持板（Ｉ）、保持板
   （Ｈ）、外側板（Ｃ）を順次連設する。底板（Ａ）に横
   折罫を介して上に上側板（Ｆ）、外側板（Ｇ）を順次連
   設し、同じく下に順次連設する下側板（Ｄ）、外側板
   （Ｅ）を設ける。外側板（Ｃ）を縦折罫を介して外側に
   折曲げ、側板（Ｂ）を縦折罫を介して内側に底板（Ａ）
   と垂直になるように折曲げると、瓶首部の形状に応じて
   中仕切り中央で左右の保持板（Ｈ）と支持板（Ｉ）との
   折罫部が当接するように寸法設定することにより、底板
   （Ａ）と縦折罫を介して左右に連接する支持板（Ｉ）、
   保持板（Ｈ）が斜めに起き上がり、瓶首部を保持するＶ
   字形の保持部分を構成することが出来、左右の支持板
   （Ｉ）と底板（Ａ）によって出来る三角形の支持部分で
   これを支持する。保持板（Ｉ）の瓶肩部の接触部分を瓶
   肩形状に合わせた切り込み線（Ｊ）にすることにより瓶
   を保持する。瓶容器の胴体部の保護部、外側板（Ｃ）、
   側板（Ｂ）を立てることにより、瓶首部を保護・保持す
   る保持板（Ｈ）、支持板（Ｉ）が起き上がりＶ字面を構
   成し、瓶肩部を保持板（Ｈ）の切り込み線（Ｊ）で保持
   ・保護する、瓶入り製品の贈答箱中仕切り。