JP2995808B2 - 透過型液晶表示装置 - Google Patents
透過型液晶表示装置Info
- Publication number
- JP2995808B2 JP2995808B2 JP2183008A JP18300890A JP2995808B2 JP 2995808 B2 JP2995808 B2 JP 2995808B2 JP 2183008 A JP2183008 A JP 2183008A JP 18300890 A JP18300890 A JP 18300890A JP 2995808 B2 JP2995808 B2 JP 2995808B2
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- Japan
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- liquid crystal
- pixel
- crystal panel
- parallel
- correction lens
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、透過型液晶表示装置に関し、特に画素間の
すきまによって生じる表示の不連続を補正することので
きる透過型液晶表示装置に関する。
すきまによって生じる表示の不連続を補正することので
きる透過型液晶表示装置に関する。
透過型の液晶パネルは画素表示用液晶パネルの2枚の
ガラスの内側に第2図に部分平面図で示したX電極10
と、第3図に部分平面図で示したY電極11とが設けられ
ており、これらの交点が第4図に部分平面図として示さ
れた画素12として、表示される為、各画素間には、すき
まが発生する。
ガラスの内側に第2図に部分平面図で示したX電極10
と、第3図に部分平面図で示したY電極11とが設けられ
ており、これらの交点が第4図に部分平面図として示さ
れた画素12として、表示される為、各画素間には、すき
まが発生する。
なお、上述したX電極10およびY電極11は背面光に対
して透明であり、X電極10とY電極11との間は一定の間
隔のすきまが設けられ、これら両電極の間に液晶物質が
挿入されている。よって、従来の透過型液晶表示装置
は、液晶パネルの画像を背面光源の光により表示してい
る為各画素間にすきまのあいた表示になっていた。
して透明であり、X電極10とY電極11との間は一定の間
隔のすきまが設けられ、これら両電極の間に液晶物質が
挿入されている。よって、従来の透過型液晶表示装置
は、液晶パネルの画像を背面光源の光により表示してい
る為各画素間にすきまのあいた表示になっていた。
この従来の透過型液晶表示装置は、液晶パネルの各画
素間にすきまがある為、背面光源の光により表示した画
像は、不連続になり視認性の低下をまねくという問題点
があった。
素間にすきまがある為、背面光源の光により表示した画
像は、不連続になり視認性の低下をまねくという問題点
があった。
本発明の透過型液晶表示装置は、背面光源からの平行
光を液晶パネルの背面より入射させ前記液晶パネル内で
前記液晶パネル面に平行な第1の平面上に透明で互いに
平行なリボン状の複数の電極からなる第1の電極と前記
液晶パネル内で前記第1の電極と平行でかつ予め定めら
れた間隔をもつ平面上に互いに平行でかつ前記第1の電
極と直交する複数のリボン状の透明な第2の電極を配置
し前記第1と第2の電極の間には液晶物質を介在させ前
記第1と第2の電極の交叉する部分をそれぞれ画素とし
これら画素に入射する前記平行光の透過量を前記第1と
第2の電極間に外部から印加する電圧の大きさによって
制御し画素を表示する透過型液晶表示装置において、前
記液晶パネルの前面に配置され前記画素にそれぞれ1対
1で対面しそれぞれ対面した画素からの透過した平行光
を各画素別に焦点上に集光する複数個の素レンズより成
る第1の補正レンズと、前記第1の補正レンズを構成す
る素レンズの焦点を共有する焦点を有し前記第1の補正
レンズに対して前記液晶パネルとは反対側で前記素レン
ズと1対1に対面し前記各焦点に集光された光を前記画
素別に再度平行光に変換する前記第1の補正レンズより
焦点距離の長い複数の素レンズより成る第2の補正レン
ズとを備えている。
光を液晶パネルの背面より入射させ前記液晶パネル内で
前記液晶パネル面に平行な第1の平面上に透明で互いに
平行なリボン状の複数の電極からなる第1の電極と前記
液晶パネル内で前記第1の電極と平行でかつ予め定めら
れた間隔をもつ平面上に互いに平行でかつ前記第1の電
極と直交する複数のリボン状の透明な第2の電極を配置
し前記第1と第2の電極の間には液晶物質を介在させ前
記第1と第2の電極の交叉する部分をそれぞれ画素とし
これら画素に入射する前記平行光の透過量を前記第1と
第2の電極間に外部から印加する電圧の大きさによって
制御し画素を表示する透過型液晶表示装置において、前
記液晶パネルの前面に配置され前記画素にそれぞれ1対
1で対面しそれぞれ対面した画素からの透過した平行光
を各画素別に焦点上に集光する複数個の素レンズより成
る第1の補正レンズと、前記第1の補正レンズを構成す
る素レンズの焦点を共有する焦点を有し前記第1の補正
レンズに対して前記液晶パネルとは反対側で前記素レン
ズと1対1に対面し前記各焦点に集光された光を前記画
素別に再度平行光に変換する前記第1の補正レンズより
焦点距離の長い複数の素レンズより成る第2の補正レン
ズとを備えている。
次に本発明について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例の構成を示す側面図であ
る。
る。
液晶パネル2の背面部には背面光源1が配置されてお
り、液晶パネル2の前面には画素補正用レンズ3が配置
されている。
り、液晶パネル2の前面には画素補正用レンズ3が配置
されている。
背面光源1からは液晶パネル2の画素表示部全面に亘
り平行な光Sを放射する。
り平行な光Sを放射する。
液晶パネル2は、すでに説明した従来のこの種の液晶
パネルと同一の透過型の液晶パネルである。
パネルと同一の透過型の液晶パネルである。
すなわち、液晶パネル2は画素表示面と平行に液晶物
質を挿み第2図および第3図にそれぞれ示されている光
Sに対し透明なX電極10と光Sに対し透明なY電極11を
マトリックス上に配置し各電極が上下に重なり合う部分
を第4図に示された画素12とし、これらX電極10とY電
極11間に信号発生器4によって印加される電圧の強弱に
よって画素12を透過する光Sの透過光量が制御され液晶
パネル2の前面に画像が表示される。
質を挿み第2図および第3図にそれぞれ示されている光
Sに対し透明なX電極10と光Sに対し透明なY電極11を
マトリックス上に配置し各電極が上下に重なり合う部分
を第4図に示された画素12とし、これらX電極10とY電
極11間に信号発生器4によって印加される電圧の強弱に
よって画素12を透過する光Sの透過光量が制御され液晶
パネル2の前面に画像が表示される。
第5図は第1図の画素補正用レンズ3の詳細な構造を
示す部分側断面図である。
示す部分側断面図である。
画素補正用レンズ3は第1の補正レンズ31と第2の補
正レンズ32から成っている。
正レンズ32から成っている。
第1の補正レンズ31は液晶パネル2の複数の画素12に
1対1に対面して一つの平面に沿って配置された複数の
素レンズ311より構成される。
1対1に対面して一つの平面に沿って配置された複数の
素レンズ311より構成される。
また、第2の補正レンズ32は第1の補正レンズに対し
て液晶パネル2より遠い側に配置されそれぞれ画素12に
1対1に対面し第1の補正レンズ31と平行な一平面に沿
って配置された複数の素レンズ321により構成されてい
る。
て液晶パネル2より遠い側に配置されそれぞれ画素12に
1対1に対面し第1の補正レンズ31と平行な一平面に沿
って配置された複数の素レンズ321により構成されてい
る。
また第1の補正レンズ31を構成する素レンズ311の焦
点Fは第2の補正レンズ32を構成する素レンズ321の焦
点と一致するように第1の補正レンズ31と第2の補正レ
ンズ32の間隔を設定しておく。
点Fは第2の補正レンズ32を構成する素レンズ321の焦
点と一致するように第1の補正レンズ31と第2の補正レ
ンズ32の間隔を設定しておく。
画素12を透過した平行な光Sは素レンズ311の焦点F
上に収束する。この収束光は焦点Fを共有する素レンズ
321により再び平行光に変換され第5図の左右へ進む。
上に収束する。この収束光は焦点Fを共有する素レンズ
321により再び平行光に変換され第5図の左右へ進む。
従って、各素レンズ321により再変換される平行光の
領域を拡大し、隣接する素レンズ321によって再変換さ
れる平行光の占める領域と互いに極力接するように素レ
ンズ321の形状を設定すれば、素レンズ321によって構成
された第2の補正レンズ32を透過した各画素の作る画像
間の隙間を非常に小とすることができる。
領域を拡大し、隣接する素レンズ321によって再変換さ
れる平行光の占める領域と互いに極力接するように素レ
ンズ321の形状を設定すれば、素レンズ321によって構成
された第2の補正レンズ32を透過した各画素の作る画像
間の隙間を非常に小とすることができる。
すなわち各画素12により表示される画像30を第6図に
示すようにすることができる。
示すようにすることができる。
以上説明したように本発明は、画素補正用レンズによ
り各画素による画像を拡大させて表示することにより、
液晶パネルの各画素による画像間の隙間を少とし連続的
な表示に近づけることができ、視認性を向上させる効果
を有する。
り各画素による画像を拡大させて表示することにより、
液晶パネルの各画素による画像間の隙間を少とし連続的
な表示に近づけることができ、視認性を向上させる効果
を有する。
第1図は本発明の一実施例の構成を示す側面図、第2図
は液晶パネルのX電極を示す部分平面図、第3図は液晶
パネルのY電極を示す部分平面図、第4図は液晶パネル
の画素配列を示す部分平面図、第5図は第1図の画素補
正用レンズの詳細を示す部分側断面図である。第6図は
補正後の各画素によって表示される画像を示す説明図で
ある。 1……背面光源、2……液晶パネル、3……画像補正用
レンズ、4……信号発生器、10……X電極、11……Y電
極、12……画素、31……第1の補正レンズ、32……第2
の補正レンズ。
は液晶パネルのX電極を示す部分平面図、第3図は液晶
パネルのY電極を示す部分平面図、第4図は液晶パネル
の画素配列を示す部分平面図、第5図は第1図の画素補
正用レンズの詳細を示す部分側断面図である。第6図は
補正後の各画素によって表示される画像を示す説明図で
ある。 1……背面光源、2……液晶パネル、3……画像補正用
レンズ、4……信号発生器、10……X電極、11……Y電
極、12……画素、31……第1の補正レンズ、32……第2
の補正レンズ。
Claims (1)
- 【請求項1】背面光源からの平行光を液晶パネルの背面
より入射させ前記液晶パネル内で前記液晶パネル面に平
行な第1の平面上に透明で互いに平行なリボン状の複数
の電極からなる第1の電極と前記液晶パネル内で前記第
1の電極と平行でかつ予め定められた間隔をもつ平面上
に互いに平行でかつ前記第1の電極と直交する複数のリ
ボン状の透明な第2の電極を配置し前記第1と第2の電
極の間には液晶物質を介在させ前記第1と第2の電極の
交叉する部分をそれぞれ画素としこれら画素に入射する
前記平行光の透過量を前記第1と第2の電極間に外部か
ら印加する電圧の大きさによって制御し画素を表示する
透過型液晶表示装置において、前記液晶パネルの前面に
配置され前記画素にそれぞれ1対1で対面しそれぞれ対
面した画素からの透過した平行光を各画素別に焦点上に
集光する複数個の素レンズより成る第1の補正レンズ
と、前記第1の補正レンズを構成する素レンズの焦点を
共有する焦点を有し前記第1の補正レンズに対して前記
液晶パネルとは反対側で前記素レンズと1対1に対面し
前記各焦点に集光された光を前記画素別に再度平行光に
変換する前記第1の補正レンズより焦点距離の長い複数
の素レンズより成る第2の補正レンズとを備えたことを
特徴とする透過型液晶表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2183008A JP2995808B2 (ja) | 1990-07-11 | 1990-07-11 | 透過型液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2183008A JP2995808B2 (ja) | 1990-07-11 | 1990-07-11 | 透過型液晶表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0470715A JPH0470715A (ja) | 1992-03-05 |
JP2995808B2 true JP2995808B2 (ja) | 1999-12-27 |
Family
ID=16128132
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2183008A Expired - Lifetime JP2995808B2 (ja) | 1990-07-11 | 1990-07-11 | 透過型液晶表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2995808B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2643755B2 (ja) * | 1993-02-26 | 1997-08-20 | 株式会社日立製作所 | 液晶ディスプレイ |
US7204029B2 (en) | 2005-05-04 | 2007-04-17 | The Stanley Works | Level |
-
1990
- 1990-07-11 JP JP2183008A patent/JP2995808B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0470715A (ja) | 1992-03-05 |
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