JP2995695B2 - サイリスタバルブ過電圧保護装置の監視システム - Google Patents

サイリスタバルブ過電圧保護装置の監視システム

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JP2995695B2 JP4002314A JP231492A JP2995695B2 JP 2995695 B2 JP2995695 B2 JP 2995695B2 JP 4002314 A JP4002314 A JP 4002314A JP 231492 A JP231492 A JP 231492A JP 2995695 B2 JP2995695 B2 JP 2995695B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、送電系などに使用され
るサイリスタバルブに加わる過電圧(サージ電圧)を吸
収して該サイリスタバルブを保護する過電圧保護装置の
ための監視システムに関する。
【0002】
【従来の技術】送電系などに使用されるサイリスタバル
ブを過電圧から保護するために設置される過電圧保護装
置である避雷器は、酸化亜鉛素子を主要素にして構成さ
れており、系に過電圧が発生しようとするとき該酸化亜
鉛素子が導通して該過電圧発生エネルギーを吸収する。
この過電圧発生エネルギー吸収によつて酸化亜鉛素子は
発熱して昇温するが、該酸化亜鉛素子の正常な過電圧発
生エネルギー吸収特性は所定の温度範囲において得られ
るものであり、該酸化亜鉛素子の熱的安定性が問題とな
る。また、酸化亜鉛素子の特性劣化により漏れ電流が増
加すると該酸化亜鉛素子の発熱が加速度的に増加して破
壊する問題がある。
【0003】一方、直流送電の交直変換所や発変電所の
運転保守には、系統からのニーズや高い設備信頼性に応
えるために多量の情報を必要とし、かつこれらの情報を
総合的に判定しなければならないので、運転保守員には
豊富な経験やノウハウにより培われた技術が要求され、
負担が著しく増大する。従って、上記ニーズや高い設備
信頼性を維持しつつ、運転保守員の負担を軽減するため
には、的確かつ迅速な対応が行えるシステムが必要であ
り、上記交直変換所におけるサイリスタバルブの過電圧
保護用として用いられる避雷器にあっては、避雷器の運
転状態や不具合の前駆現象に関する監視情報の提供によ
って的確かつ迅速な対応を行うこと可能となる。 ところ
が、交直変換所におけるサイリスタバルブの過電圧保護
用として用いられる避雷器は、発変電所で用いられる避
雷器とは異なり、(1)サイリスタバルブの運転による
複雑な電圧が印加されるので、流れる漏れ電流も複雑に
なる、(2)サイリスタバルブの運転状態により印加波
形が常に変化するので、劣化の傾向を判定するパラメー
タが多くなる、(3)実フィールドでの適用実績が少な
い、等の理由から、診断技術が実用の領域に達しておら
ず、従って適用するとしても発変電所で用いられている
避雷器のために従来から提案されている特性劣化診断装
置、例えば避雷器に流れる電流から異常電流を検出して
特性劣化を診断する装置や、避雷器の温度を光温度セン
サで検出して特性劣化を診断する装置を適用せざるを得
ないのが現在の状態である。
【0004】なお、このような従来の特性劣化診断装置
は、例えば、特公平2−21205号公報や特開平1−
136305号公報に開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
従来の特性劣化診断装置は、避雷器が正常に機能しな
くなる限界状態の検出に限られており、サイリスタバル
過電圧保護装置の状態を総合的に監視して設備を健全
に運転できるようにするための配慮に欠けていた。
【0006】従つて本発明の目的は、設備を健全に運転
するために適したサイリスタバルブ過電圧保護装置の総
合的な監視システムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、過電圧保護装
置の温度を光温度センサで光信号に変換してモニター手
段に導き、該光信号を電気信号に変換・処理して過電圧
保護装置の状態を監視するサイリスタバルブ過電圧保護
装置の監視システムにおいて、前記モニター手段を、
電圧保護装置の正常な過電圧発生エネルギー吸収による
短時間の温度変化を示す短時間温度情報と、前記過電圧
保護装置の特性劣化による長時間の温度変化を示す長時
間温度情報とを表示する構成としたことを特徴とする。
【0008】
【作用】光温度センサで検出される光信号に含まれる過
電圧保護装置の温度情報は、これを短時間変化でみるこ
とにより該過電圧保護装置の正常な過電圧発生エネルギ
ー吸収による短時間の温度上昇を捕らえて該過電圧保護
装置の運転状態を監視することができ、また、長時間的
な変化でみることにより該過電圧保護装置の特性劣化
よる長時間の温度変化を捕らえて該過電圧保護装置にお
ける不具合の前駆現象を監視することができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0010】図1は直流送電の交直変換設備におけるサ
イリスタバルブを過電圧から保護する過電圧保護装置の
監視システムを示している。交直変換用のサイリスタバ
ルブ1には過電圧保護装置である避雷器2,3,4,
5,6が並設される。避雷器2,3及び避雷器4,5は
2段構成であり、高電位側の下方の避雷器3は絶縁支持
碍子7を介して架台8に固定され、低電位側の下方の避
雷器5は架台9に固定され、避雷器6は架台10に固定
される。これらの避雷器2〜6は、電線11,12,1
3,14,15,16によつてサイリスタバルブ1の各
構成素子と並列接続され、該サイリスタバルブ1がフラ
ツシユオーバするような過電圧が発生しようとするとき
に該避雷器2〜6が導通して該過電圧発生エネルギーを
吸収する。
【0011】交直変換設備の零力率運転時におけるサイ
リスタバルブの電圧−電流波形は、図2に示すように、
交流電流のような電流波形であるために、これらから酸
化亜鉛素子の課電状況を把握することが困難である。し
かしながら、酸化亜鉛素子には電流が流れて電力損失が
発生しており、また、侵入したサージ電圧等の過電圧エ
ネルギーを吸収して該酸化亜鉛素子は発熱する。本発明
は各避雷器2〜6の温度状態を監視するために、該温度
状態を光温度センサを使用して電気信号に変換する。
【0012】光温度センサ17,18,19,20,2
1は各避雷器2〜6における酸化亜鉛素子の温度に応動
するように設置され、また、光温度センサ22は周囲の
気温に応動するようにバルブホールに設置される。該光
温度センサは、光ケーブルの先端にガリウム砒素の結晶
を使用したプローブを取付けたもので、該光ケーブルを
介して光を当てるとガリウム砒素の結晶は該光を吸収し
て該結晶の温度に応じた別の波長の光を発生し、該光ケ
ーブルに送出する。
【0013】各避雷器2〜6は、図3及び図4に示すよ
うに、碍管31の内側の絶縁筒32内の接続板33上に
直並列接続関係となるように複数の酸化亜鉛素子34,
35を固定したもので、例えば、光温度センサ17のプ
ローブ17aは接続板33に接して設置され、該プロー
ブ17aから伸びる光ケーブル17bの端は絶縁筒32
の内面に沿つて下降してフランジ36を貫通し、光コネ
クタ17cに接続される。このような構成は、各避雷器
2〜6において同様に採用される。
【0014】接地電位側の制御装置23と高電位側の光
温度センサ17の間で光の授受を仲介する光ケーブル2
4は、該光温度センサ17から電線12に沿つてサイリ
スタバルブ1に至り、該サイリスタバルブ1内を通つて
接地電位側に導かれる。同様に、光温度センサ18と制
御装置23の間で光の授受を仲介する光ケーブル25も
該光温度センサ18から電線13に沿つてサイリスタバ
ルブ1に至り、該サイリスタバルブ1内を通つて接地電
位側に導かれ、光温度センサ19と制御装置23の間で
光の授受を仲介する光ケーブル26も該光温度センサ1
9から電線14に沿つてサイリスタバルブ1に至り、該
サイリスタバルブ1内を通つて接地電位側に導かれ、光
温度センサ20と制御装置23の間で光の授受を仲介す
る光ケーブル27も該光温度センサ20から電線15に
沿つてサイリスタバルブ1に至り、該サイリスタバルブ
1内を通つて接地電位側に導かれる。そして、光温度セ
ンサ21,22も光ケーブル28,29を介して制御装
置23に接続される。
【0015】モニター手段は、主として、前記制御装置
23,メインコンピユータ41,出力装置42によつて
構成される。制御装置23は、前記各光ケーブル24〜
29と接続される光入出力端子43a〜43fと、該各
光入出力端子に接続された発光素子(発光ダイオード)
44a〜44fと受光素子(波長分離器とフオトダイオ
ード)45a〜45fと、該受光素子45a〜45fか
ら出力される各電気信号を処理するマイクロプロセツサ
46a〜46fと、該マイクロプロセツサからの温度信
号出力端子47a〜47fとを備える。メインコンピユ
ータ41は信号ケーブル48を介して前記制御装置23
から前記温度信号を受信して処理及び記憶し、出力装置
42により画面表示し、あるいは印字出力し、更には警
報する。
【0016】ここで、避雷器2の温度検出系を例にとつ
て、その構成の詳細を図5を参照して説明する。制御装
置23の発光素子44aが発生した光は、光ケーブル2
4a−光入出力端子43a−光ケーブル24を介して光
温度センサ17に供給される。該光温度センサ17にお
けるガリウム砒素の結晶は避雷器の温度に相応した温度
になつており、発光素子44aから送られてきた光を吸
収して該結晶の温度に応じた波長の光を発生する。この
光は、光ケーブル24を介して制御装置23に至り、入
出力端子43aから光ケーブル24bを介して受光素子
45aに達する。該受光素子45aは、入来する光を波
長分離器で分光した後にフオトダイオードによつて電気
信号に変換して出力する。マイクロプロセツサ46aは
該電気信号を演算処理して避雷器2の温度に相応した温
度信号を得、温度信号出力端子47aに出力する。
【0017】このような構成は、避雷器3〜6及びバル
ブホールの温度に応動する光温度センサ18〜22を使
用した温度検出系においても同様に採用される。
【0018】メインコンピユータ41は、前記制御装置
23の各温度信号出力端子47a〜47fから避雷器2
〜6及びバルブホールの温度に相当する温度信号を取得
して蓄積し、監視のための信号処理を行つて監視データ
を作成し、該監視データをメモリに蓄積する。また、該
メインコンピユータ41は、監視データを対比する許容
温度データもメモリに蓄積しており、必要に応じてメモ
リから読出して出力装置42により画面表示し、印刷出
力し、警報する。
【0019】このような温度検出系を備えた三相構成の
交直変換設備において、メインコンピユータ41は、前
記監視データとして、各相の避雷器毎の短時間的な温度
変化を示す短時間温度データ,サージ電圧吸収等による
瞬時的な温度上昇の判定,所定時間内での該瞬時温度上
昇計数データ,経年変化等によつて発生する長時間的な
温度変化を示す長時間温度データ,瞬時温度上昇計数デ
ータが所定値に達したこと及び温度データが許容参照温
度に達したことを警報する警報データを作成する。
【0020】前記短時間温度データは、前記制御装置2
3から出力される各相の避雷器の温度信号Tu,Tv,
Twを1秒程度の短時間周期でサンプリングした温度デ
ータである。長時間温度データは、1日毎の所定時刻の
前記短時間温度データをサンプリングしたものであり、
該短時間温度データが瞬時温度上昇に該当するものであ
る場合にはその次の短時間温度データを採用する。瞬時
温度上昇判定は、1秒毎に得られる前記短時間温度デー
タの偏差を順次演算して該偏差が所定値(例えば1℃)
を越えたかどうかを比較するデータ処理であり、瞬時温
度上昇計数は、所定時間(例えば1日)内に瞬時温度上
昇が所定値を越えた回数を計数するデータ処理である。
【0021】短時間温度データと共に表示する許容参照
温度は、避雷器における酸化亜鉛素子の許容最大温度
(例えば130℃)であり、長時間温度データと共に表
示する許容参照温度は、定常的な温度が漸増して許容最
大温度に到達するまでの余裕を周囲の温度等を参照して
勘案した許容安全温度(例えば80℃)である。
【0022】警報データは、短時間温度データに関して
は該短時間温度が許容最大温度に到達したことを示す短
時間温度警報データ、長時間温度データに関しては該長
時間温度が許容安全温度に到達したことを示す長時間温
度警報データ、瞬時温度上昇計数データに関しては正常
時の上昇回数を越えた回数(例えば5回)に達したこと
を示す送電系統異常警報データである。
【0023】以上のようなデータを作成し、画面表示
し、印刷し、警報するために、メインコンピユータ41
が実行するデータ処理及び出力装置42による表示画面
を図6〜図8を参照して説明する。
【0024】図6において、処理100は1秒周期で制
御装置23から各相の温度データTu,Tv,Twを取
得するデータサンプリング処理で、処理200は該温度
データから短時間温度データTu,Tv,Twと長時間
温度データTuo,Tvo,Twoと各種警報データを
得る監視データ作成処理である。
【0025】該監視データ作成処理200では、図7に
示すように、処理201で今回取得した各相の短時間温
度データTu,Tv,Twをメモリの短時間温度データ
蓄積領域に蓄積し、処理202で前回取得の短時間温度
データと今回取得した短時間温度データを比較して瞬時
温度上昇の有無を判定し、瞬時温度上昇がなければ処理
203に移つて長時間温度データTuo,Tvo,Tw
oを取得する所定時刻かどうかをチエツクし、所定時刻
であれば処理204で今回取得した短時間温度データを
当該所定時刻の長時間温度データTuo,Tvo,Tw
oとしてメモリの長時間温度データ蓄積領域に蓄積す
る。このとき、当該所定時刻の長時間温度データTu
o,Tvo,Twoが既にメモリの長時間温度データ蓄
積領域に蓄積されているかどうかを確認し、蓄積されて
いれば今回の温度データの蓄積は省略する。瞬時温度上
昇に該当する場合には、処理205において瞬時温度上
昇計数カウンタを+1する。次いで処理206で該温度
上昇計数カウンタの計数値が警報すべき所定値に到達し
ているかどうかを確認し、所定値に到達していれば処理
207で送電系統異常警報データを作成する。到達して
いなければ処理208において所定期間の満了に該当す
る所定時刻かどうかを確認し、該所定時刻であれば処理
209で瞬時温度上昇計数カウンタをクリアする。
【0026】処理210では今回取得した短時間温度デ
ータTu,Tv,Twが許容最大温度以上かどうかを確
認し、以上であれば処理211で短時間温度警報データ
を作成する。処理212では長時間温度データTuo,
Tvo,Twoが許容安全温度以上かどうかを確認し、
以上であれれば処理213で長時間温度警報データを作
成する。
【0027】図6において、処理300は監視データ表
示処理であり、図8に示すように、短時間温度データT
u,Tv,Twと許容最大温度、長時間温度データTu
o,Tvo,Twoと許容安全温度、瞬時温度上昇計数
データをメモリから読出して画面表示する。短時間温度
データTu,Tv,Twと許容最大温度の表示は、1秒
単位の時間軸で各短時間温度データTu,Tv,Twと
許容最大温度(130℃)レベルを折線グラフにした画
像である。避雷器がサージ電圧を吸収して発熱したとき
の温度上昇を破線で例示している。長時間温度データT
uo,Tvo,Twoと許容安全温度の表示は、1日単
位の時間軸で長時間温度データTuo,Tvo,Two
と許容安全温度(80℃)レベルを折線グラフにした画
像であり、瞬時温度上昇計数データ表示は数字画像であ
る。この実施例の表示画像は、表示画面領域を区画して
これらを同時に表示しているが、各監視データを単独
で、あるいは任意の組合せで時分割表示するようにして
もよい。この場合は、監視者が表示形態を選択指示でき
るようにすることが望ましい。
【0028】処理400は警報処理であり、前記監視デ
ータ作成処理200で作成した各種警報データを読出し
て警報する。
【0029】処理500は印刷処理であり、監視者から
の指示により前記監視データ作成処理200で作成して
蓄積した各種監視データを読出して印刷する。
【0030】図9は避雷器3に設置した光温度センサ1
8に対する光ケーブル25を絶縁指示碍子7の内側を通
して接地電位側まで導出するようにした変形例であり、
図10は避雷器2に設置した光温度センサ17に対する
光ケーブル24を、該避雷器シールド51の端から架台
8に設けた支持具52まで垂下して支持した変形例であ
る。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明は、過電圧保護装置
の温度情報を短時間変化でみることにより該過電圧保護
装置の正常な過電圧発生エネルギー吸収による短時間の
温度上昇を捕らえて該過電圧保護装置の運転状態を監
、また、長時間的な変化でみることにより該過電圧保
護装置の特性劣化による長時間の温度変化を捕らえて該
過電圧保護装置における不具合の前駆現象を監視するよ
うにしたので、設備を健全に運転するために適したサイ
リスタバルブ過電圧保護装置の総合的な監視システムを
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる直流送電の交直変換設備における
サイリスタバルブを過電圧から保護する過電圧保護装置
の監視システムのブロツク図である。
【図2】零力率運転時におけるサイリスタバルブの電圧
−電流波形図である。
【図3】避雷器の要部縦断側面図である。
【図4】避雷器の要部横断平面図である。
【図5】避雷器の1つに対する温度検出系のブロツク図
である。
【図6】メインコンピユータが実行する監視処理のブロ
ツク図である。
【図7】監視データ作成処理のブロツク図である。
【図8】監視データ表示画面図である。
【図9】光ケーブル配線の変形例を示す側面図である。
【図10】光ケーブル配線の更に他の変形例を示す側面
図である。
【符号の説明】
1 サイリスタバルブ 2〜6 避雷器 17〜22 光温度センサ 24〜29 光ケーブル 23 制御装置 41 メインコンピユータ 42 出力装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大石 一哉 茨城県日立市久慈町4026番地 株式会社 日立製作所 日立研究所内 (72)発明者 小林 隆幸 東京都千代田区内幸町一丁目1番3号 東京電力 株式会社内 (72)発明者 沢 武司 東京都千代田区内幸町一丁目1番3号 東京電力 株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−189187(JP,A) 特開 昭59−230172(JP,A) 特開 平2−174086(JP,A) 特開 平3−219581(JP,A) 特開 平2−246728(JP,A) 特開 平1−136305(JP,A) 実開 昭56−46204(JP,U) 実開 平3−121693(JP,U) 実開 昭59−189164(JP,U) 特公 昭59−788(JP,B2) 特公 平2−21205(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01T 15/00

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 過電圧保護装置の温度を光温度センサで
    光信号に変換してモニター手段に導き、該光信号を電気
    信号に変換・処理して過電圧保護装置の状態を監視する
    サイリスタバルブ過電圧保護装置の監視システムにおい
    て、 前記モニター手段は、前記過電圧保護装置の正常な過電
    圧発生エネルギー吸収による短時間の温度変化を示す短
    時間温度情報と、前記過電圧保護装置の特性劣化による
    長時間の温度変化を示す長時間温度情報とを表示する構
    成であることを特徴とするサイリスタバルブ過電圧保護
    装置の監視システム。
  2. 【請求項2】 過電圧保護装置の温度を光温度センサで
    光信号に変換してモニター手段に導き、該光信号を電気
    信号に変換・処理して過電圧保護装置の状態を監視する
    サイリスタバルブ過電圧保護装置の監視システムにおい
    て、 前記モニター手段は、過電圧保護装置の正常な過電圧発
    生エネルギー吸収による短時間の温度変化を示す短時間
    温度情報と、前記過電圧保護装置の特性劣化による長時
    間の温度変化を示す長時間温度情報とを、それぞれの許
    容参照温度と共に表示する構成であることを特徴とする
    サイリスタバルブ過電圧保護装置の監視システム。
  3. 【請求項3】 請求項1、又は2において、前記短時間
    温度情報と長時間温度情報とは時間軸の単位を変えた温
    度情報として表示することを特徴とするサイリスタバル
    ブ過電圧保護装置の監視システム。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記短時間温度情報
    と長時間温度情報とは時分割で選択的に表示することを
    特徴とするサイリスタバルブ過電圧保護装置の監視シス
    テム。
  5. 【請求項5】 請求項3において、前記短時間温度情報
    と長時間温度情報とは表示領域を区分して同時に表示す
    ることを特徴とするサイリスタバルブ過電圧保護装置の
    監視システム。
  6. 【請求項6】 請求項2において、前記許容参照温度
    は、短時間温度情報と共に表示される許容最大温度、長
    時間温度情報と共に表示される許容安全温度であること
    を特徴とするサイリスタバルブ過電圧保護装置の監視シ
    ステム。
  7. 【請求項7】 過電圧保護装置の温度を光温度センサで
    光信号に変換してモニター手段に導き、該光信号を電気
    信号に変換・処理して過電圧保護装置の状態を監視する
    サイリスタバルブ過電圧保護装置の監視システムにおい
    て、 前記モニター手段は、前記過電圧保護装置の正常な過電
    圧発生エネルギー吸収による短時間の温度変化を示す短
    時間温度情報と、前記過電圧保護装置の特性劣化による
    長時間の温度変化を示す長時間温度情報を表示すると共
    に、前記短時間温度情報における所定時間内の瞬時的温
    度上昇の回数を計数して該計数値を表示する構成である
    ことを特徴とするサイリスタバルブ過電圧保護装置の監
    視システム。
  8. 【請求項8】 過電圧保護装置の温度を光温度センサで
    光信号に変換してモニター手段に導き、該光信号を電気
    信号に変換・処理して過電圧保護装置の状態を監視する
    サイリスタバルブ過電圧保護装置の監視システムにおい
    て、 前記モニター手段は、前記電気信号を所定の周期でサン
    プリングして、前記過電圧保護装置の正常な過電圧発生
    エネルギー吸収による短時間の温度変化を示す短時間温
    度情報と、前記過電圧保護装置の特性劣化による長時間
    の温度変化を示す長時間温度情報を求めて、メモリに蓄
    積する手段と、前記メモリに蓄積された各温度情報を読
    出して表示する表示手段とを備えることを特徴とするサ
    イリスタバルブ過電圧保護装置の監視システム。
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