JP2995368B2 - 制動ファン付膨張タービン - Google Patents

制動ファン付膨張タービン

Info

Publication number
JP2995368B2
JP2995368B2 JP4240853A JP24085392A JP2995368B2 JP 2995368 B2 JP2995368 B2 JP 2995368B2 JP 4240853 A JP4240853 A JP 4240853A JP 24085392 A JP24085392 A JP 24085392A JP 2995368 B2 JP2995368 B2 JP 2995368B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
braking
side wall
expansion turbine
impeller
fan
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP4240853A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0694318A (ja
Inventor
哲朗 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kobe Steel Ltd filed Critical Kobe Steel Ltd
Priority to JP4240853A priority Critical patent/JP2995368B2/ja
Publication of JPH0694318A publication Critical patent/JPH0694318A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2995368B2 publication Critical patent/JP2995368B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2400/00General features or devices for refrigeration machines, plants or systems, combined heating and refrigeration systems or heat-pump systems, i.e. not limited to a particular subgroup of F25B
    • F25B2400/14Power generation using energy from the expansion of the refrigerant
    • F25B2400/141Power generation using energy from the expansion of the refrigerant the extracted power is not recycled back in the refrigerant circuit

Landscapes

  • Control Of Turbines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ヘリウム液化・冷凍装
置に付設された制動ファン式膨張タービンに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】ヘリウム液化・冷凍装置には、通常膨張
タービンが付設されている。そして、この膨張タービン
は、ヘリウムの温度を低下させるためにヘリウムの断熱
膨張仕事を利用して回転力が引き出されるように構成さ
れている。
【0003】このような膨張タービンには通常制動ファ
ンが設けられている。制動ファンは、膨張タービンに設
けられた回転シャフトに、インペラに対向して設けら
れ、インペラの回転を抑制し制御する用に供される。
【0004】図7は上記のような膨張タービンの一例を
示す断面説明図である。この図に示すように、ヘリウム
液化冷凍機に使用される膨張タービン10は、回転シャ
フト2の一端に固設されたインペラ21と、上記回転シ
ャフト2の他端に設けられた制動ファン22と、それら
を内装するケーシング3とから基本構成されている。
【0005】ケーシング3のインペラ21に対応した部
分には、断熱膨張用として用いられるヘリウムを膨張タ
ービン10内に導入するための入口ノズル31が設けら
れ、さらにこの入口ノズル31の下流側には前室32が
設けられている。この前室32の下流側にはインペラ2
1の外周部に対向した噴出ノズル33が設けられてお
り、インペラ21の下流側には後室34が設けられてい
る。
【0006】そして、上記入口ノズル31を介して膨張
タービン10に導入されたヘリウムは、前室32を経由
して噴出ノズル33およびインペラ21からなるタービ
ン部で膨張仕事をし、温度および圧力が低下し、後室3
4を経由して後流側に流出する。この膨張仕事は、イン
ペラ21から回転シャフト2を経由して制動ファン22
に回転エネルギーとして伝えられる。
【0007】一方、上記ケーシング3内の制動ファン2
2が設けられている部分には、仕切壁の役目を果たす環
状の案内筒36の先端部が、制動ファン22の回転周面
に対向するように設けられ、上記案内筒36の外周面と
ケーシング3の内壁面とで囲まれた空間に環状の第一室
35が形成されるとともに、案内筒36の内周面とケー
シング3の内壁面とで囲まれた空間に第二室37が形成
されている。これら第一および第二室35、37にはヘ
リウムガスが封入されている。
【0008】そして、上記第一室35と第二室37と
は、循環経路4によって連通されており、結局第一室3
5、循環経路4および第二室37によって封入されたヘ
リウムガスが循環移動する閉通路が形成されている。こ
の循環経路4には上記ヘリウムガスを冷却するための熱
交換器42およびヘリウムガスの流量を制御するための
速度制御弁41が設けられている。
【0009】従って、上記入口ノズル31を介して膨張
タービン10内に導入されたヘリウムによってインペラ
21が回転すると、その回転は回転シャフト2を介して
制動ファン22に伝達され、この制動ファン22の回転
によって封入されたヘリウムガスは第一室35、循環経
路4および第二室37と循環移動することになる。
【0010】上記のような制動ファン22が設けられる
理由は以下の通りである。すなわち、インペラ21が回
転エネルギーとして吸収したエネルギーを、制動ファン
22で循環経路内に封入されたヘリウムガスに伝え、こ
のエネルギーを循環経路4に設けられた熱交換器42で
被熱交換物質(具体的には冷却水)に熱として伝達して
系外に放出することによって、インペラ21の回転を抑
制し制御するのである。具体的には上記速度制御弁41
によって循環経路4内を循環移動しているヘリウムガス
の流量を制御することによって、インペラ21の回転数
を制御するように構成されている。
【0011】ところで、膨張タービン10を起動すると
きの起動温度(Ta)は、膨張タービン10の運転が定
常状態になった定格温度(Tb)よりも格段に高いのが
通常である。
【0012】一方膨張タービン10に対する上記ヘリウ
ムの入口圧力および出口圧力がともに、上記温度の変化
に拘らず変化がないと仮定すると、タービンの吸収動力
(Lt)と、タービン効率(η)および上記入口温度
(T)との間には、 Lt=η(T)12 という関係が成立しているため、定格温度(Tb)が1
5Kである膨張タービン10を、300Kの初期の起動
温度(Ta)で運転した場合には、 (η(300)12)÷(η(15)12)=(300/15)12=4.5 となり、タービンの吸収動力(Lt)は定格温度におけ
る運転時の4.5倍にも達する。一方制動ファン循環経
路4の圧力と温度に変化がない場合は、タービン回転数
(N)とタービンの吸収動力(Lt)との間には、N=
α(Lt)1/3(但しαは比例定数)という関係が成立
する。従って、タービンの吸収動力(Lt)が4.5倍
になると、タービンの回転数は1.65倍になる。
【0013】このような膨張タービン10の許容回転数
を越えた回転がインペラ21に起らないようにするた
め、および定格温度による定常運転が行われているとき
にはタービン効率を最大にする回転数に調節するため
に、従来から制動ファン22が設けられているのであ
る。
【0014】すなわち、膨張タービン10に供給される
ヘリウムの温度が高いときには、上記循環経路4に設け
られた速度制御弁41を全開にして循環経路4内に封入
されているヘリウムの流量を多くし、その結果制動ファ
ン22の回転を鈍らせ、過回転にならない範囲内で膨張
タービン10への入口圧力を昇圧調節し、上記温度が低
下してくるにつれ、やはり過回転にならないように注意
しながら膨張タービン10への入口圧力をさらに漸増さ
せ、ヘリウムの温度が定格温度(Tb)近辺まで到達し
た段階で圧力を定格圧力に設定し、最後に上記速度制御
弁41を絞ってタービン効率が最大になるようにインペ
ラ21の回転数を調節するという起動時の運転方法が採
用されている。
【0015】図8は速度制御弁41の開度とタービン回
転数との関係を例示したグラフである。この図に示すよ
うに、制御弁の開度とタービン回転数との間には反比例
の関係が存在しているのが判る。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な膨張タービン10においては、以下の理由からタービ
ンの過回転(すなわちインペラ21の過回転)に対する
制動能力範囲の広い制動機構が要求される。
【0017】(a)膨張タービン10が起動してから定
常運転になるまでのヘリウムの予冷時間を短縮するため
に、予冷運転中には膨張タービン10でできるだけ多量
の寒冷を発生させることが望まれるが、このとき、膨張
タービン10が過回転になってはならない。
【0018】(b)膨張タービン10は、液化機として
使用される場合と、冷凍機として使用される場合とがあ
る。従って一台の膨張タービン10で上記液化機および
冷凍機両用の機能を備えることが要求され(液化機とし
て使用されるときの方が、冷凍機として使用されるとき
よりもタービン入口温度は高い)、いずれとして使用さ
れるかによってタービン効率が最大になるタービン回転
数が異なる。
【0019】しかしながら、上記図7に示すような循環
経路4に設けられた速度制御弁41を制御するだけで
は、前述の(a)および(b)の要求を双方ともに満足
するように膨張タービン10のインペラ21の回転数を
抑止するのは難しい。
【0020】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたものであり、簡単な構成でインペラの過
回転を有効に抑止することができ、かつ制動能力範囲の
広い制動ファン付膨張タービンを提供することを目的と
している。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
制動ファン付膨張タービンは、ケーシング内に回転シャ
フトが内装され、この回転シャフトの両端にインペラと
制動ファンとが設けられ、上記インペラに供給される寒
冷媒体の断熱膨張仕事によってインペラが回転され、こ
のインペラに連動した上記制動ファンは循環経路に封入
された制動用ガスを上記循環経路内で循環移動させ、循
環経路に設けられた制御弁の開度を制御して上記制動用
ガスの循環移動量を調節することによって上記インペラ
の回転を制動するように構成された制動ファン付膨張タ
ービンにおいて、上記ケーシング内には上記制動ファン
の外周面の一部に先端部が対向した仕切壁としての案内
筒が設けられ、この案内筒によって仕切られたケーシン
グ内の空間はそれぞれ循環経路の入口および出口に連通
され、上記案内筒の先端部には制動ファンから吐出され
る制動用ガスの吐出量を抑制する絞り片が突設されてい
ることを特徴とするものである。
【0022】本発明の請求項2記載の制動ファン付膨張
タービンは、請求項1記載の制動ファン付膨張タービン
において、上記絞り片の突出量は可変に構成されている
ことを特徴とするものである。
【0023】本発明の請求項3記載の制動ファン付膨張
タービンは、ケーシング内に回転シャフトが内装され、
この回転シャフトの両端にインペラと制動ファンとが設
けられ、回転シャフトと同心で、上記インペラの入口側
外方に位置し、この回転シャフトの一端部に軸方向にの
み互いに相対移動可能に環状の第一側壁および第二側壁
が設けられ、上記第一側壁および第二側壁のいずれか一
方の壁面には周方向に適宜間隔で複数のノズル翼が配設
され、かつ上記第一側壁および第二側壁のうちのノズル
翼を設けない方にはこのノズル翼が貫通して摺動できる
長孔が上記ノズル翼と同数だけ穿設され、これら第一側
壁および第二側壁の外方を包囲するように上記ケーシン
グは設定され、このケーシングにはノズル翼の端面に対
向する環状端面が設けられ、上記第一側壁と第二側壁と
の間に流路断面積調節可能な入口流路が形成され、上記
第二側壁またはケーシングのいずれか一方の内周部分は
断面形状がL形を形成するように設定され、上記第二側
壁と上記環状端面との間に中間圧力室が形成された可変
容量式膨張タービンにおいて、上記回転シャフトの他端
部に制動ファンが設けられ、この制動ファンの外周側面
に先端部が対向した仕切壁としての案内筒が設けられ、
この案内筒によって仕切られた空間はそれぞれ循環経路
の入口および出口に連通され、上記案内筒は回転シャフ
トの延びる方向に前後動可能に構成されていることを特
徴とするものである。
【0024】
【作用】上記請求項1記載の制動ファン付膨張タービン
によれば、案内筒の先端部には制動ファンから吐出され
る制動用ガスの吐出量を抑制する絞り片が突設されてい
るため、この絞り片の突設量を予め任意に設定すること
によって、容易に所望の制動性能を得ることができる。
【0025】また、この絞り片は案内筒の先端部に堰状
で環状に突出させたものであるため、この絞り片の突出
量を予め設定値よりも長めに形成させておけば、その先
端部を削り取るのは容易であり、現地合わせで上記先端
部を適切に切削し、所望の制動性能が得られるようにす
ることが可能である。
【0026】上記請求項2記載の制動ファン付膨張ター
ビンによれば、上記絞り片の突出量は可変に構成されて
いるため、この突出量を変化させることによって、突出
量固定式では到底達成することができなかった制動能力
範囲を格段に拡大することが可能であり、多くの運転状
況に適正かつ容易に対応することができる。
【0027】上記請求項3記載の制動ファン付膨張ター
ビンは、いわゆる容量可変式膨張タービンを対象とした
ものであり、このような容量可変式膨張タービンにおい
ては、通常の膨張タービンよりも広範囲に変化する負荷
で運転されるものであり、従って、それに対応してター
ビン効率を高水準で維持することが望まれる。
【0028】そして、この請求項3記載の制動ファン付
膨張タービンによれば、他端部にインペラの設けられた
回転シャフトの一端部に制動ファンが設けられ、この制
動ファンの外周側面に先端部が対向した仕切壁としての
案内筒が設けられ、この案内筒によって仕切られた空間
はそれぞれ循環経路の入口および出口に連通され、上記
案内筒は回転シャフトの延びる方向に前後動可能に構成
されているため、この前後動を案内筒に行わせることに
よって制動能力範囲を格段に拡大することができ、上記
可変容量式膨張タービンの広範な負荷の変動に容易に対
応することができる。
【0029】
【実施例】図1は本発明に係る膨張タービンの断面説明
図であり、図2はその部分拡大図である。本実施例にお
いてはヘリウム液化冷凍装置に使用される膨張タービン
1が適用されている。まず図1に示すように、膨張ター
ビン1は、回転シャフト2の一端に固設されたインペラ
21と、上記回転シャフト2の他端に設けられた制動フ
ァン22と、それらを内装するケーシング3とから構成
されており、ケーシング3のインペラ21に対応した部
分には、断熱膨張用として用いられるヘリウムを膨張タ
ービン1内に導入するための入口ノズル31が設けられ
ている。
【0030】この入口ノズル31の下流側には前室32
が設けられ、この前室32の下流側にインペラ21の外
周部に対向した噴出ノズル33が設けられている。イン
ペラ21の下流側にはタービン出口に続く後室34が設
けられている。
【0031】上記入口ノズル31を介して膨張タービン
1に導入されたヘリウムは、前室32を経由して噴出ノ
ズル33およびインペラ21からなるタービン部で膨張
仕事をし、温度および圧力が低下し、後室34を経由し
て後流側に流出する。この膨張仕事は、インペラ21か
ら回転シャフト2を経由して制動ファン22に回転エネ
ルギーとして伝えられる。
【0032】一方、回転シャフト2の他端部には制動フ
ァン22が設けられている。ケーシング3内の制動ファ
ン22が設けられている部分には、仕切壁の役目を果た
す環状の案内筒36が設けられている。この案内筒36
は、筒状の円筒部36aとその基端側に形成された鍔部
36bとから構成され、鍔部36bの外周縁部がケーシ
ング3の制動ファン22部分の内周面に当接した状態で
ケーシング3の内部に固設されている。
【0033】そして、円筒部36aの先端の内周面は制
動ファン22の先細りに形成された回転周面に対向する
ように寸法設定されている。このような円筒部36aの
先端部にさらにリング状の絞り片36cが設けられてい
る。この絞り片36cは、制動ファン22の先細りの傾
斜が形成されていない根本部分の外周縁部にまで到達す
るように延設されている。
【0034】上記案内筒36の円筒部36aの外周面
と、鍔部36bと、ケーシング3の内壁面とで囲まれた
空間に制動ファン22部分の環状の第一室35が形成さ
れ、円筒部36aの内周面と、ケーシング3の内壁面お
よび垂直壁面とで囲まれた空間に制動ファン22部分の
第二室37が形成されている。これら第一および第二室
35、37には制動用のヘリウムガスが封入されてい
る。
【0035】そして、上記第一室35と第二室37と
は、循環経路4によって連通されている。この循環経路
4には上記ヘリウムガスを冷却するための熱交換器42
およびヘリウムガスの流量を制御するための速度制御弁
41が設けられている。すなわち、第一室35、循環経
路4および第二室37によって、封入されたヘリウムガ
スが循環移動する閉通路が形成されているのである。従
って、入口ノズル31を介して膨張タービン1に導入さ
れたヘリウムはタービン部で膨脹仕事をし、この仕事は
インペラ21および回転シャフト2を経由して制動ファ
ン22に回転エネルギーとして伝達される。
【0036】そして、制動ファン22の回転によって矢
印で示すように密封された制動用のヘリウムガスは、制
動ファン22、第一室35、循環経路4、第二室37、
制動ファン22と循環移動し、制動ファン22の回転の
エネルギーは制動用ヘリウムの循環移動の運動エネルギ
ーおよび熱エネルギーとなって上記ヘリウムに伝達され
るため、このエネルギーの伝達によって、インペラ21
の回転に対する制動効果が得られる。
【0037】循環経路4に設けられた熱交換器42は、
上記エネルギーの伝達によって上昇したヘリウムの温度
を低下させるためのものであり、速度制御弁41は、そ
の開度によってヘリウムの循環流量を調節するためのも
のである。速度制御弁41の開度を絞ると、ヘリウムが
循環移動する抵抗が増大するため、制動能力が低下し、
タービンの回転数は高くなる。逆に速度制御弁41の開
度を大きくすると、上記抵抗が減少するため制動能力は
上昇し、タービンの回転数は低くなる。
【0038】このような膨張タービン1において、本実
施例では、案内筒36の円筒部36a先端にはリング状
の絞り片36cが回転シャフト2方向に突設されている
ため、この絞り片36cによって制動用ヘリウムの移動
抵抗は増大し、制動効果は絞り片36cが設けられてい
ない状態よりも小さくなっている。
【0039】図3は、速度制御弁の開度とタービン回転
数との関係を示すグラフである。まず曲線aは、先に従
来技術で説明した図8に示す曲線と同じものであり、案
内筒36の先端部には絞り片36cが設けられていない
場合を表している。速度制御弁41の開度とタービン回
転数との間には反比例の関係が存在し、速度制御弁41
が許容最小開度のときにはタービン回転数はN2である
が、速度制御弁41の開度が大きくなるに従って制動効
果が大きくなり、タービン回転数は漸減し、上記開度が
全開となった時点で回転数はN1になる。
【0040】これに対して、本実施例の場合は、案内筒
36の先端にさらに絞り片36cが設けられ、制動用ヘ
リウムの移動抵抗は上昇しているため、ヘリウムの移動
流量は減少し、その分制動効果は減少するから、同図の
曲線bに示すように速度制御弁41が許容最小開度のと
きはタービン回転数は上記N2よりも大きいN2’になっ
ており、同様に速度制御弁41が全開の場合でもタービ
ン回転数は上記N1よりも大きいN1’になっている。な
お、このようにタービン回転数が大きくなっても、回転
シャフト2の振動が起らなかったことは実験的に確認さ
れている。
【0041】ところで、本実施例の絞り片36cは、案
内筒36の円筒部36a先端にリング状に突設されたも
のであるため、その突出量を少なくするための切削加工
は極めて容易である。従って、実際に所望される制動性
能が得られるように、あらかじめ大きめに絞り片36c
をつくっておき、現地合わせで絞り片36cを削り取っ
て上記突出量を適正に調節することは可能であり、結局
タービンの回転数の制動能力の調節可能な範囲は、従来
のN1〜N2らN 1 〜N2′に変更され、一般的にバラ
ツキの多い実機の特性に合致させ、容易に所望の制動性
能を得ることができ好都合である。
【0042】図4は、本発明に係る膨張タービン1の他
の例を示す部分拡大断面説明図である。この図に示すよ
うに、この例の場合は案内筒36の円筒部36aの先端
部に設けられた絞り片36cに対向してケーシング3に
環状の第二絞り片23が突設されている。そしてこの第
二絞り片23の先端部と上記絞り片36cの先端部との
間に形成された間隙を、制動ファン22によって循環移
動させられる制動用のヘリウムが通過するようになって
いる。
【0043】このように、ケーシング3側に第二絞り片
23を設けた理由は、制動能力を大幅に低減する必要が
ある場合、案内筒36の先端に設けられた絞り片36c
の突出量を増加させるだけであれば、循環移動するヘリ
ウムガスの流れの状態を望ましいものにすることが難し
く、その結果回転シャフト2が振動したりして安定運転
を阻害することがあるためである。上記第二絞り片23
を設けることにより、操業の安定性をも確保することが
でき好都合である。
【0044】図5は、本発明に係る膨張タービン1のさ
らに他の例を示す部分拡大断面説明図である。この図に
示すように、この例の場合は案内筒36がケーシング3
内で回転シャフト2方向に移動可能になっている。その
ためにケーシング3の側壁3aの内面からガイド筒38
が制動ファン22の方向に突設され、このガイド筒38
の外周面に摺動可能に案内筒36が嵌合されている。
【0045】ガイド筒38の先端部は制動ファン22の
先細りの外周面に所定の間隔を保って対向しており、上
記間隔で制動用ヘリウムガスの循環経路の一部が形成さ
れている。また、ガイド筒38の基端部には連通孔37
aが設けられ、この孔を通って制動用のヘリウムガスは
循環移動するようになっている。
【0046】そして、ケーシング3の側壁3aを貫通し
て駆動ロッド51が設けられ、この駆動ロッド51の先
端部は案内筒36の鍔部36bに結合されるとともに、
駆動ロッド51の基端部は駆動装置5に連結されてい
る。駆動装置5は駆動ロッド51を回転シャフト2方向
に前後動させるためのものである。
【0047】なおこの例の場合は、案内筒36の先端に
特に絞り片36cは設けられておらず、円筒部36aの
先端部が絞り片36cの役割を果たしている。但し絞り
片36cを設けてもよい。
【0048】この実施例は以上のように構成されている
ので、上記速度制御弁41の調節と併用し、駆動装置5
を駆動させて案内筒36をガイド筒38上で移動させ、
円筒部36aの先端のガイド筒38に対する突出量を調
節することによって、実質的に図3のグラフに例示する
タービン回転数をN1〜N2’の範囲で制御することが可
能である。従って、膨張タービン1の立上りの予冷運転
時には同図のA点で運転し、その後はB点までの範囲で
最適回転数を適正に選択することができる。
【0049】なお、膨張タービン1が液化機と冷凍機と
の両方の用途で選択使用される場合には、冷凍機運転の
方が液化機運転の場合よりも寒冷のタービン入口温度は
低くなるため、冷凍機の定格運転時は図3のグラフのB
点の近傍で運転し、液化機の定格運転は同グラフのA’
点で運転し、予冷運転はA点で運転するようにすればよ
く、そうすることによって定格運転時に効率最大点付近
での運転が可能になり好都合である。さらに、予冷運転
中にはタービンが定格運転時以上の仕事をする(すなわ
ち定格以上の寒冷を発生する)ため、予冷時間も短縮す
ることができる。
【0050】なお、図5においては、駆動装置5はケー
シング3の外部に設けられているが、ケーシング3の内
部に設けてもよい。
【0051】図6は容量可変式膨張タービンに本発明を
適用した例を示す断面説明図である。容量可変式膨張タ
ービンは、ノズル部の寒冷媒体の流れる流路断面積が可
変に構成されている膨張タービンであり、状況に応じて
流路断面積を適切に変更することによって、より安定し
た運転が可能になるというものである。
【0052】そこでまず容量可変式膨張タービン1’に
ついて説明する。図6に示すように、膨張タービン1’
のケーシング3内には回転シャフト2が内装されてい
る。この回転シャフト2の一端にはインペラ21が設け
られ、他端には制動ファン22が設けられている。そし
て上記インペラ21の入口側外方には回転シャフト2と
同心で、かつこの回転シャフト2の一端部に軸方向にの
み互いに相対移動可能に環状の第一側壁24および第二
側壁25が設けられている。本実施例においては第二側
壁25が可動になっている。
【0053】上記第一側壁24および第二側壁25のい
ずれか一方の壁面には周方向に適宜間隔で複数のノズル
翼26が配設され、またノズル翼26が設けられない方
の側壁にはこのノズル翼26が貫通して摺動できる長孔
が上記ノズル翼26と同数だけ穿設されている。本実施
例では第一側壁24にノズル翼26が設けられている。
これら第一側壁24および第二側壁25の外方を包囲す
るように上記ケーシング3の一部であるノズルカバー2
7が設けられている。
【0054】このノズルカバー27にはノズル翼26の
端面に対向する環状端面28が設けられ、上記第一側壁
24と第二側壁25との間に流路断面積調節可能な入口
流路が形成されている。また上記第二側壁25または環
状端面28のいずれか一方の内周部分は断面形状がL形
を形成するように設定されている。本実施例の場合は第
二側壁25の内周部分が上記L字形状を呈するように折
り曲げられている。
【0055】このようにして上記第二側壁25と上記環
状端面28との間に中間圧力室が形成されるとともに、
第一側壁24と第二側壁25との間にガス通路が形成さ
れている。本実施例の場合は第二側壁25を動かすこと
によってノズル部の流路断面積を変えることができるよ
うになっており、状況に応じてこの流路断面積を変更す
ることによって最適の運転状態が得られるように構成さ
れている。
【0056】このような可変容量式膨張タービン1’に
おいて、上記回転シャフト2の他端部に制動ファン22
が設けられている。この制動ファン22の外周側面に先
端部が対向した仕切壁としてのガイド筒38が設けられ
ている。このガイド筒38によって仕切られた空間(第
一室35および第二室37)はそれぞれ循環経路4の入
口4aおよび出口4bに連通されている。そして、上記
ガイド筒38の外周面に案内筒36が嵌合され、この案
内筒36は回転シャフト2の延びる方向に前後動可能に
構成されている。
【0057】すなわち、図6におけるケーシング3の左
端部に設けられた閉止壁37aにはロッド37cを出没
させる駆動装置37bが設けられており、上記ロッド3
7cの先端は閉止壁37aに対向して設けられた円盤3
7dの中央部に連結されている。ロッド37cを出没さ
せる機構については、特に限定されるものではなく、流
体圧を利用したものや電動機を利用したものなど種々の
タイプが考えられるが、本実施例では、駆動装置37b
に電動機が使用され、この電動機の回転軸でロッド37
cが形成されている。
【0058】そしてロッド37cの先端に雄螺子が螺設
され、円盤37dのロッド37cに対応する部分には雌
螺子の螺設された嵌合孔が設けられている。従って、ロ
ッド37cの先端部が円盤37dの嵌合孔に螺合された
状態で駆動装置37bを駆動させてロッド37cを回転
させれば、円盤37dはその回転が規制された状態で上
記回転方向に対応して前後動する。
【0059】このような円盤37dには複数の連結ロッ
ド36eが固設されている。この連結ロッド36eは上
記閉止壁37aおよびガイド筒38の壁を貫通し、先端
部は案内筒36の鍔部36bに連結されている。この案
内筒36は図5に示したものと同様に構成されており、
その円筒部36aの先端は制動ファン22に対向してい
る。従って、上記円筒部36aの先端部とケーシング3
の内壁面との間で形成される隙間の大きさによって制動
性能が変化する。
【0060】本実施例の膨張タービン1’は以上のよう
に構成されているので、膨張タービン1’の運転状況に
応じて駆動装置37bを駆動させてロッド37c、円盤
37dおよび連結ロッド36eを介して案内筒36を動
かし、ケーシング3の内壁面と案内筒36の円筒部36
a先端との隙間を調節することによって、制動ファン2
2の制動能力を所望のものに設定することが可能にな
る。
【0061】具体的には、上記隙間を少なくすることに
よって、膨張タービン1’が低負荷運転のときであって
もタービン効率が最大になるようなインペラ21の回転
数を確保することができる。
【0062】本実施例のように、容量可変式膨張タービ
ンに本発明を適用することによって、ノズル部の流路断
面積の調節と、制動ファン22部分の上記隙間の調節と
の相乗作用によって、タービン効率が最大になるような
運転を行うことができる範囲が格段に増加する。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1記
載の制動ファン付膨張タービンは、ケーシング内に制動
ファンの外周面の一部に先端部が対向した仕切壁として
の案内筒が設けられ、この案内筒によって仕切られたケ
ーシング内の空間はそれぞれ循環経路の入口および出口
に連通され、上記案内筒の先端部には制動ファンから吐
出される制動用ガスの吐出量を抑制する絞り片が突設さ
れている。従って、上記絞り片の突設量を予め任意に設
定することによって、容易に所望の制動性能を得ること
ができ好都合である。
【0064】また、この絞り片は案内筒の先端部に堰状
で環状に突出させたものであるため、この絞り片の突出
量を予め設定値よりも長めに形成させておけば、その先
端部を削り取るのは容易であり、現地合わせで上記先端
部を適切に切削し、所望の制動性能が得られるようにす
ることが可能であり、膨張タービンの製作上のバラツキ
などで性能制動が変動しても、据え付け時に充分対応す
ることができる。
【0065】従来は、制動ファンの能力が過剰な場合
は、制動ファンを取り換え、ロータのバランスを再修正
し、再度組立てを行なうなどの繁雑で手間のかかる作業
を必要としていた。これに対し、本発明によれば、静止
部品である案内筒の先端部分を切削除去することで対応
可能であり非常に便利である。
【0066】上記絞り片の突出量を可変に構成すれば、
突出量を状況に応じて任意に設定することが可能にな
り、非常に幅広い範囲の制動能力を持ったものにするこ
とができる。また上記のような絞り片の先端部の切削加
工を行わなくてもよく便利である。
【0067】本発明の請求項3記載の制動ファン付膨張
タービンは、いわゆる容量可変式膨張タービンを対象と
したものであり、このような容量可変式膨張タービンに
おいては、通常の膨張タービンよりも広範囲に変化する
負荷で運転されるものであり、従って、それに対応して
タービン効率を高水準で維持することが望まれるが、こ
の制動ファン付膨張タービンによれば、他端部にインペ
ラの設けられた回転シャフトの一端部に制動ファンが設
けられ、この制動ファンの外周側面に先端部が対向した
仕切壁としての案内筒が設けられ、この案内筒によって
仕切られた空間はそれぞれ循環経路の入口および出口に
連通され、上記案内筒は回転シャフトの延びる方向に前
後動可能に構成されているため、この前後動を案内筒に
行わせることによって制動能力範囲を格段に拡大するこ
とができ、上記可変容量式膨張タービンの広範な負荷の
変動に容易に対応することができ好都合である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る膨張タービンの断面説明図であ
る。
【図2】図1の部分拡大図である。
【図3】速度制御弁の開度とタービン回転数との関係を
示すグラフである。
【図4】本発明に係る膨張タービンの他の例を示す部分
拡大断面説明図である。
【図5】本発明に係る膨張タービンのさらに他の例を示
す部分拡大断面説明図である。
【図6】容量可変式膨張タービンに本発明を適用した例
を示す断面説明図である。
【図7】従来の膨張タービンの一例を示す断面説明図で
ある。
【図8】速度制御弁の開度とタービン回転数との関係を
例示すグラフである。
【符号の説明】
1 膨張タービン 2 回転シャフト 21 インペラ 22 制動ファン 23 第二絞り片 3 ケーシング 35 第一室 36 案内筒 36a 円筒部 36b 鍔部 36c 絞り片 37 第二室 38 ガイド筒 4 循環経路 41 制御弁 42 熱交換器 5 駆動装置 51 駆動ロッド

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシング内に回転シャフトが内装さ
    れ、この回転シャフトの両端にインペラと制動ファンと
    が設けられ、上記インペラに供給される寒冷媒体の断熱
    膨張仕事によってインペラが回転され、このインペラに
    連動した上記制動ファンは循環経路に封入された制動用
    ガスを上記循環経路内で循環移動させ、循環経路に設け
    られた制御弁の開度を制御して上記制動用ガスの循環移
    動量を調節することによって上記インペラの回転を制動
    するように構成された制動ファン付膨張タービンにおい
    て、上記ケーシング内には上記制動ファンの外周面の一
    部に先端部が対向した仕切壁としての案内筒が設けら
    れ、この案内筒によって仕切られたケーシング内の空間
    はそれぞれ循環経路の入口および出口に連通され、上記
    案内筒の先端部には制動ファンから吐出される制動用ガ
    スの吐出量を抑制する絞り片が突設されていることを特
    徴とする制動ファン付膨張タービン。
  2. 【請求項2】 上記絞り片の突出量は可変に構成されて
    いることを特徴とする請求項1記載の制動ファン付膨張
    タービン。
  3. 【請求項3】 ケーシング内に回転シャフトが内装さ
    れ、この回転シャフトの両端にインペラと制動ファンと
    が設けられ、回転シャフトと同心で、上記インペラの入
    口側外方に位置し、この回転シャフトの一端部に軸方向
    にのみ互いに相対移動可能に環状の第一側壁および第二
    側壁が設けられ、上記第一側壁および第二側壁のいずれ
    か一方の壁面には周方向に適宜間隔で複数のノズル翼が
    配設され、かつ上記第一側壁および第二側壁のうちのノ
    ズル翼を設けない方にはこのノズル翼が貫通して摺動で
    きる長孔が上記ノズル翼と同数だけ穿設され、これら第
    一側壁および第二側壁の外方を包囲するように上記ケー
    シングは設定され、このケーシングにはノズル翼の端面
    に対向する環状端面が設けられ、上記第一側壁と第二側
    壁との間に流路断面積調節可能な入口流路が形成され、
    上記第二側壁またはケーシングのいずれか一方の内周部
    分は断面形状がL形を形成するように設定され、上記第
    二側壁と上記環状端面との間に中間圧力室が形成された
    可変容量式膨張タービンにおいて、上記回転シャフトの
    他端部に制動ファンが設けられ、この制動ファンの外周
    側面に先端部が対向した仕切壁としての案内筒が設けら
    れ、この案内筒によって仕切られた空間はそれぞれ循環
    経路の入口および出口に連通され、上記案内筒は回転シ
    ャフトの延びる方向に前後動可能に構成されていること
    を特徴とする制動ファン付膨張タービン。
JP4240853A 1992-09-09 1992-09-09 制動ファン付膨張タービン Expired - Fee Related JP2995368B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4240853A JP2995368B2 (ja) 1992-09-09 1992-09-09 制動ファン付膨張タービン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4240853A JP2995368B2 (ja) 1992-09-09 1992-09-09 制動ファン付膨張タービン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0694318A JPH0694318A (ja) 1994-04-05
JP2995368B2 true JP2995368B2 (ja) 1999-12-27

Family

ID=17065690

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4240853A Expired - Fee Related JP2995368B2 (ja) 1992-09-09 1992-09-09 制動ファン付膨張タービン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2995368B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0694318A (ja) 1994-04-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3115846B2 (ja) 遠心圧縮機
US4363599A (en) Clearance control
US5562408A (en) Isolated turbine shroud
EP2655890B1 (en) Variable-speed oil-free refrigerant centrifugal compressor with variable geometry diffuser
CA2300606C (en) Gas turbine starting method
US20070189905A1 (en) Multi-stage compression system and method of operating the same
JP2975008B2 (ja) 自由ロータ
JPH0454080B2 (ja)
CN101086258A (zh) 变频螺杆式制冷压缩机
JPH076520B2 (ja) ガスタ−ビン機関の軸流圧縮機における径方向の羽根すきまを最善化するための装置
JPH1077804A (ja) タービンブレードの間隙制御装置
CN104067071A (zh) 具有扩压器的变速多级离心式制冷压缩机
CN112594199B (zh) 一种高速磁悬浮鼓风机的机心结构及防泄漏密封设计方法
EP0375198A2 (en) Supersonic centrifugal compressor
JP2015075106A (ja) ガスタービンエンジンにおける受動的クリアランス制御の方法およびシステム
JPH11132197A (ja) 位置決め駆動機構及びバックラッシ調整機構
JP2995368B2 (ja) 制動ファン付膨張タービン
GB2062117A (en) Clearance Control for Turbine Blades
US3314232A (en) Gas turbine engine with aerodynamic torque converter drive
JPH06159099A (ja) 軸流流体機械
WO2022154098A1 (ja) 回転機械及びそれを用いた冷凍装置
JP2741447B2 (ja) 回転軸の冷却構造
JP3059754B2 (ja) ガスタービンエンジンのタービンケースに対する冷却空気流量の調節方法
JP2020525697A (ja) R−718用容積コンプレッサシステム
JP2953212B2 (ja) 制動ファン付膨張タービン

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees