JP2990835B2 - 給油機のホース処理装置 - Google Patents

給油機のホース処理装置

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JP2990835B2 JP3086027A JP8602791A JP2990835B2 JP 2990835 B2 JP2990835 B2 JP 2990835B2 JP 3086027 A JP3086027 A JP 3086027A JP 8602791 A JP8602791 A JP 8602791A JP 2990835 B2 JP2990835 B2 JP 2990835B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等にガソリンな
どの燃料を給油する給油所に設置する給油機の給油ホー
ス処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】かかる給油装置のうち地上固定式のもの
は、周知のごとく、地上に設置したアイランド上に給油
機のハウジングを立設し、該ハウジング内に地下の貯油
タンクに連通する給油管を立上げ、この給油管途中に、
給油モータを接続した給油ポンプ、流量パルス発信器を
接続した流量計を順次設け、給油管の先端にハウジング
外に導出する給油ホースを接続し、該給油ホースの先端
に給油ノズルを設けている。
【0003】従来、ハウジング内に給油ホースの処理機
構を設けた給油機として、例えば米国特許第2242749 号
明細書や米国特許第2577859 号明細書があり、米国特許
第2242749 号明細書のものはハウジング内に動滑車を設
け、この動滑車に給油ホースを巻回したもので、給油に
際し給油ノズルを持って給油ホースを引張ることで動滑
車を移動させつつここに巻回してある分の給油ホースを
ハウジング外に引出す。また、米国特許第2577859 号明
細書のものは、ハウジング内にホースリールを設け、給
油時にはモーターでこのホースリールを回しここに巻回
してある給油ホースを引出す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ハウジング内に設ける
給油ホースの処理機構として動滑車を用いるものは、給
油ホースを引出すために人力を要し、しかもこれは動滑
車を上昇させる力を必要とするため、相当大きな力を要
し、作業性、操作性がよくない。またモーターでホース
リールを回転させる構造のものは、別途モーターを要
し、またその制御回路も必要となり、構造が複雑化する
のみならず、これらの機構をハウジング内に全て収納す
るためハウジングが大型化するおそれもある。
【0005】本発明の目的は前記従来例の不都合を解消
し、給油機のハウジング内に給油ホースの処理機構を設
ける場合、給油ホースの引出し、巻取りのために人力を
必要とせず操作性がよく、またモーターなどの動力源も
別途必要とせず構造が簡単で、しかも給油の開始終了に
連動して引出し巻取りが行われ使い勝手のよい給油機の
ホース処理装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、ノズル掛けに掛けた給油ノズルを外すことで
オンし、ノズル掛けに給油ノズルを戻すことでオフする
ノズルスイッチの、前記オン信号で給油ポンプが駆動
し、オフ信号で給油ポンプが停止する給油機のホース処
理装置において、ピストンを挿入したシリンダーの一方
を給油ポンプの吐出側に接続された給油管に接続し、シ
リンダーの他方にピストンを押し戻すバネを設け、前記
給油管に給油ポンプをバイパスするバスパス管を設け、
給油ポンプの吐出側に位置するバイパス管と給油管との
接続部に、前記バネによって戻される液圧より低い設定
圧のリリーフ弁を設け、ピストンロッドに形成したラッ
クに噛合うピニオンを給油ホースの巻取リールのリール
軸に連結し、前記ノズルスイッチからのオン信号でシリ
ンダー内に液を流入して給油ホースを繰り出し可能と
し、ノズルスイッチからのオフ信号でシリンダー内の液
をバイパス管を介して戻し給油ホースを巻き取るように
制御することを要旨とするものである。
【0007】
【作用】本発明によれば、給油を開始するために給油ノ
ズルをノズル掛けから外してノズルスイッチかオンし、
これにより給油ポンプがオンすると、液が給油ポンプの
吐出側の給油管を介してシリンダー室に入り、その吐出
圧がシリンダー室に加わりピストンが移動する。これに
よりピストンロッドに形成したラックも移動し、該ラッ
クに噛合っているピニオンが回転して、該ピニオンに連
結してあるリール軸が回転し、巻取リールに巻回してあ
る給油ホースが繰出される。給油が終了して給油ノズル
がノズル掛けに戻されてノズルスイッチがオフし、これ
により給油ポンプがオフすると、シリンダー室に加わっ
ていた吐出圧がなくなり、バネによりピストンが押し戻
されこれによりピストンロッドも移動し、ピニオン及び
リール軸が前回とは逆に回転して、引出された給油ホー
スが巻取リールに巻取られる。このとき、シリンダー室
に流入していた液は、ピストンロッドの移動により給油
管に戻されるが、戻しの液圧によってリリーフ弁が開く
から、戻された液はバイパス管を介して給油ポンプの流
入側に戻る。
【0008】
【実施例】以下、図面について本発明の実施例を詳細に
説明する。図1は本発明の給油機のホース処理装置の実
施例を示す縦断正面図、図2は本発明の給油機のホース
処理装置の実施例を示す横断平面図で、本発明のホース
処理装置が実施される地上固定式の給油機の全体構成か
ら説明すると、地上に設置したハウジング1内に地下の
貯油タンク(図示せず)に連通する給油管2を立上げ、
該給油管2の途中に給油モーター3を接続した給油ポン
プ4、流量パルス発信器5を接続した流量計6を順次設
ける。流量計6の吐出側に接続する給油管2をスイベル
ジョイント7を介して巻取リール8に基端部分が巻回す
る給油ホース9に接続し、この給油ホース9の他端をハ
ウジング1の内壁に設けたガイドローラ10を介してハウ
ジング1外に導出し、先端に給油ノズル11を設けた。
【0009】図中12はマイクロコンピュータなどを用い
る制御装置で、ノズル掛け13に掛けた給油ノズル11の掛
外しに連動してオンオフするノズルスイッチ14からのオ
ンオフ信号が導入され、これに基いて給油モーター3を
オンオフ制御し、また、流量パルス発信器5からのパル
ス信号により給油量を計測し、これを表示器15に表示す
るものである。
【0010】かかる構成の給油機において、給油ホース
9の処理機構としてピストン16を挿入したシリンダー18
を前記巻取リール8に並べて配設した。ピストン16はピ
ストンロッド17の両端にピストン部材16a,16bを結合
したもので、一方のピストン部材16bとシリンダー18の
端との間にバネ19を弾装した。このバネ19は、他方のピ
ストン部材16a側にピストン16を押すよう付勢してあ
る。また、給油ポンプ4の吐出側の給油管2に分岐管2
aを形成し、この分岐管2aをピストン部材16a側のシ
リンダー18に連通した。この場合、ピストン部材16aに
はシリンダー18の内壁面との間にOリング20などを用い
るパッキンを介装し水密構造とする。
【0011】さらに、前記ピストンロッド17の下面にラ
ック21を形成し、このラック21に噛合うピニオン22をシ
リンダー18内に設け、該ピニオン22を巻取リール8のリ
ール軸8aに連結した。また、給油管2に給油ポンプ4
をバイパスするバイパス管2bを設け、給油ポンプ4の
吐出側に位置するバイパス管2bと給油管2との接続部
に、バネ19によって戻される液圧より低い設定圧のリリ
ーフ弁23を設ける。
【0012】次に動作について説明する。非給油時には
給油ホース9の基端部分は巻取リール8に巻回されてハ
ウジング1内に収納されている。給油に際し、給油ノズ
ル11をノズル掛け13から外すとこれに連動してノズルス
イッチ14がオンし、このオン信号が制御装置12に出力さ
れ、制御装置ではこのオン信号に基いて給油モーター3
の駆動回路にオン信号を出力する。その結果、給油モー
ター3が回転し、これにより給油ポンプ4が駆動して地
下タンクから油が給油管2内に汲上げられる。
【0013】給油管2に汲上げられた油の一部は分岐管
2aを通ってシリンダー18内に流入し、吐出圧によりバ
ネ19の弾力に抗してピストン16を前進させる。この状態
でピストン部材16aはOリング20によりシリンダー18と
水密に接触しているから、シリンダー18内に油が流入し
ても、この油がピストン部材16bへ流入することはな
い。このようにしてピストン16が移動することで、ピス
トンロッド17も前進し、ここに形成してあるラック21が
移動してラック21に噛合っているピニオン22が左方向に
回転する。ピニオン22の回転はリール軸8aに伝わり、
リール軸8aが正回転して巻取リール8が回りここに巻
回してある給油ホース9がハウジング1外へ繰出され
る。この際、給油ホース9はハウジング1の引出口でガ
イドローラー10に支持されているので、繰出しはスムー
ズに行われる。以上のようにして給油ノズル11をノズル
掛け13から外せば、ハウジング1内で巻取リール8に巻
回されていた分の給油ホース9が繰出され、給油ノズル
11を自動車の給油口に挿入して給油を行う。
【0014】給油が終了して給油ノズル11をノズル掛け
13に戻せば、これに連動してノズルスイッチ14がオフ
し、このオフ信号が制御装置12に入る。制御装置ではこ
のオフ信号をうけて給油モーター3の駆動回路にオフ信
号を出力し、給油モーター3が停止し、給油ポンプ4も
停止する。その結果、給油ポンプ4による油の汲上げが
停止し、分岐管2aを介してシリンダー18に加えられて
いた吐出圧がなくなるので、ピストン16はバネ19の弾力
により後退する。
【0015】その結果、ピストンロッド17も後退し、ラ
ック21に噛合っているピニオン22が前回とは逆方向に回
転し、リール軸8aが逆回転してハウジング1外に繰出
されていた給油ホース9が巻取リール8に巻取られる。
この時、シリンダー18内に流入していた油は吐出管2に
戻されリリーフ弁23を開いてバイパス管2bへと流入
し、ここから貯油タンクへと戻る。よって、給油ポンプ
4の吐出側に油が残留してしまうことを防止できるか
ら、次回の給油時に軽量誤差が生じることを防げる。こ
のようにして、給油ノズル11をノズル掛け13に戻せばこ
れに連動してハウジング1外に繰出されていた分の給油
ホース9がハウジング1内の巻取リール8に巻取られ収
納される。
【0016】
【発明の効果】以上述べたように本発明の給油機のホー
ス処理装置は、給油の際の給油ポンプの始動停止に連動
してハウジング内に収納してある給油ホースが繰出さ
れ、またハウジング内に戻されるので、人力により給油
ホースを引出さずにすみ操作性、作業性がよい。また給
油ホースの巻取リールは給油のための油の吐出圧を利用
して回転させるようにしたので、巻取リールを回転させ
るためのモーターなどを別途設けずにすみ、構造も簡単
でハウジング内の狭いスペースにコンパクトに収まるも
のである。さらに、給油ホースを繰り出すために給油ポ
ンプの吐出側にあった液を、給油終了時には、給油ポン
プの流入側に自動的に戻すようにしたから、次回の給油
時に軽量誤差が生じることもないものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の給油機のホース処理装置の実施例を示
す縦断側面図である。
【図2】本発明の給油機のホース処理装置の実施例を示
す横断平面図である。
【符号の説明】
1…ハウジング 2…給油管 2a…分岐管 2b…バイパス管 3…給油モーター 4…給油ポンプ 5…流量パルス発信器 6…流量計 7…スイベルジョイント 8…巻取リール 8a…リール軸 9…給油ホース 10…ガイドローラー 11…給油ノズル 12…制御装置 13…ノズル掛け 14…ノズルスイッチ 15…表示器 16…ピストン 16a,16b…ピス
トン部材 17…ピストンロッド 18…シリンダー 19…バネ 20…Oリング 21…ラック 22…ピニオン 23…リリーフ弁

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノズル掛けに掛けた給油ノズルを外すこ
    とでオンし、ノズル掛けに給油ノズルを戻すことでオフ
    するノズルスイッチの、前記オン信号で給油ポンプが駆
    動し、オフ信号で給油ポンプが停止する給油機のホース
    処理装置において、ピストンを挿入したシリンダーの一
    方を給油ポンプの吐出側に接続された給油管に接続し、
    シリンダーの他方にピストンを押し戻すバネを設け、前
    記給油管に給油ポンプをバイパスするバイパス管を設
    け、給油ポンプの吐出側に位置するバイパス管と給油管
    との接続部に、前記バネによって戻される液圧より低い
    設定圧のリリーフ弁を設け、ピストンロッドに形成した
    ラックに噛合うピニオンを給油ホースの巻取リールのリ
    ール軸に連結し、前記ノズルスイッチからのオン信号で
    シリンダー内に液を流入して給油ホースを繰り出し可能
    とし、ノズルスイッチからのオフ信号でシリンダー内の
    液をバイパス管を介して戻し給油ホースを巻き取るよう
    に制御することを特徴とする給油機のホース処理装置。
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CN114180511A (zh) * 2021-12-27 2022-03-15 中国航空工业集团公司西安飞机设计研究所 一种输油软管旋转回收装置

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