JP2989591B1 - 動力式缶切治具 - Google Patents

動力式缶切治具

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JP2989591B1 JP28389798A JP28389798A JP2989591B1 JP 2989591 B1 JP2989591 B1 JP 2989591B1 JP 28389798 A JP28389798 A JP 28389798A JP 28389798 A JP28389798 A JP 28389798A JP 2989591 B1 JP2989591 B1 JP 2989591B1
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Abstract

【要約】 【課題】 18L缶などの大型缶に対しても簡単に缶切
作業ができ、切断刃の消耗に対しても簡単に対応するこ
とができる動力式缶切治具を提供すること。 【解決手段】 缶胴1と缶蓋2の2重巻締め部3に沿っ
て転動する大径円錐部11aと、これと一体で頂部3c
に沿って転動する小径円部11bを備えたガイド輪11
と、このガイド輪11と略直角に配置され2重巻締め部
3を転動しながら切断する切断刃12aを備えた切断輪
12と、この切断輪12とガイド輪11とで挾圧して2
重巻締め部3に切り込ませる挾圧機構13とで転動切断
機構14を構成し、この機構14を装置本体18に着脱
可能に取り付けるとともに、動力入力機構24を介して
回転駆動源Eからの駆動力を入力し、この駆動力を回転
伝達機構16を介してガイド輪11の回転軸11cに伝
達する。これにより、回転駆動源Eを動力入力機構24
に連結することで簡単に動力による自動缶切りができ、
切断刃12aの消耗等に対し、転動切断機構14ごと交
換できるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、動力式缶切治具
に関し、電動ドリルや電動ドライバなどを動力源として
利用して簡単に18リットル缶(以下、18L缶とす
る)などの大型缶の缶切りができるようにしたものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来から食品の貯蔵等に缶が用いられて
おり、図7(a)に示すように、缶胴1と缶蓋2とが2
重巻締め部3で密封された状態となっている。
【0003】このような密封状態の缶から内容物を取り
出す場合には、缶胴1から缶蓋2を切り離したり、缶蓋
2に孔をあける必要があり、このため缶切りが用いられ
ている。
【0004】これまでの多くの缶切りは、缶胴1の内側
の缶蓋2の外周を切断するものであり、切断粉が内容物
に混入したり、缶蓋2の表面に付着した埃などが混入す
ることがあるとともに、切り口が鋭利な凹凸になって手
を傷付ける恐れがあったり、内容物が取り出しにくいと
いう問題があった。
【0005】そこで、缶胴1と缶蓋2の2重巻締め部3
の外側周面3aを切断する家庭用の缶切りが提案され、
ガイド用の車と切断輪とを用い、ガイド用の車をハンド
ルで回転しながら2重巻締め部3に沿って転動させて切
断するようになっている(特公昭52−21938号公
報など)。
【0006】一方、図7(b)に示すような18L缶4
のような大型缶に流体を貯蔵する場合には、缶蓋2の隅
部に小口径の開閉口5を形成しておき、この開閉口5か
ら内容物を取り出すようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、18L缶4
の内容物を家庭用の缶のような小径缶に詰め替える必要
が生じた場合や内容物を完全に取り出す必要がある場合
に、缶蓋2の隅部の開閉口5では、完全に取り出すこと
ができず、特に内容物が固形物の場合には、缶蓋2を取
り除く必要があるという問題がある。
【0008】そこで、家庭用の缶切りを用いて18L缶
4の缶蓋2を取り除くことも考えられるが、切断長さが
長大であり、缶切作業が大変である。
【0009】また、18L缶4では、切断長さが長いた
め切断刃の消耗も激しいという問題もある。
【0010】さらに、18L缶4では、家庭用の缶に比
べて2重巻締め部3の寸法精度が悪く、家庭用の缶切り
をそのまま適用しても途中で動かなくなったり、コーナ
部分の曲率半径が小さく缶切りが外れてしまうなどの問
題も多い。
【0011】この発明は、上記従来技術の有する課題に
鑑みてなされたもので、18L缶などの大型缶に対して
も簡単に缶切作業ができ、切断刃の消耗に対しても簡単
に対応することができる動力式缶切治具を提供しようと
するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
この発明の請求項1記載の動力式缶切治具は、缶胴と缶
蓋の周囲の2重巻締め部の内側周面に沿って転動する大
径円錐部およびこれと一体で前記2重巻締め部の頂部に
沿って転動する小径円部を備えたガイド輪と、このガイ
ド輪と略直角に配置され前記2重巻締め部の外側周面を
転動しながら当該2重巻締め部を切断する切断刃を備え
た切断輪と、この2重巻締め部外側の切断輪と前記2重
巻締め部内側の前記ガイド輪とで挾圧して当該切断輪を
2重巻締め部に切り込ませる挾圧機構とで転動切断機構
を構成し、この転動切断機構を装置本体に着脱可能に取
り付ける一方、この装置本体に回転駆動源からの駆動力
が伝達される回転体と、その側面に回転中心を挾んで設
けられた2本のピンと、前記ガイド輪の回転軸の端部に
取り付けられこの2本のピンの間に挾まれて駆動力が伝
達される伝達アームとで構成し自動缶切を行う動力入力
機構および回転伝達機構を設けたことを特徴とするもの
である。
【0013】この動力式缶切治具によれば、缶胴と缶蓋
の周囲の2重巻締め部の内側面に沿って転動する大径円
錐部およびこれと一体で2重巻締め部の頂部に沿って転
動する小径円部を備えたガイド輪と、このガイド輪と略
直角に配置され2重巻締め部の外側を転動しながら2重
巻締め部を切断する切断刃を備えた切断輪と、この2重
巻締め部外側の切断輪と2重巻締め部内側のガイド輪と
で挾圧して切断輪を2重巻締め部に切り込ませる挾圧機
構とで転動切断機構を構成し、この転動切断機構を装置
本体に着脱可能に取り付け、この装置本体に設けた動力
入力機構および回転伝達機構を、回転駆動力が伝達され
る回転体と、その側面に回転中心を挾んで設けられた2
本のピンと、ガイド輪の回転軸の端部に取り付けられこ
の2本のピンの間に挾まれて駆動力が伝達される伝達ア
ームとで構成するようにしており、回転駆動源を動力入
力機構に連結することで簡単に自動缶切りを行うことが
でき、切断刃の消耗等に対し、転動切断機構ごと交換す
ることもでき、さらに回転駆動源からの駆動力を精密な
軸心合わせを行うことなくガイド輪に伝達して自動缶切
りを行うことができ、転動切断機構の交換後も迅速に自
動缶切りを継続できるようになる。
【0014】また、この発明の請求項2記載の動力式缶
切治具は、請求項1記載の構成に加え、前記ガイド輪の
回転軸と平行で転動方向後方で缶蓋上を摺動し前記切断
輪を水平面に対して前方に傾斜した状態に保持する上部
支持部を前記装置本体に設けるとともに、この装置本体
の側部に缶胴外側周面上を摺動する側部支持部を設けた
ことを特徴とするものである。
【0015】この動力式缶切治具によれば、ガイド輪の
回転軸と平行で転動方向後方で缶蓋上を摺動し切断輪を
水平面に対して前方に傾斜した状態に保持する上部支持
部を装置本体に設けるとともに、この装置本体の側部に
缶胴外面上を摺動する側部支持部を設けるようにしてお
り、一層安定した状態に装置本体を保持して自動缶切り
ができるようになる。
【0016】さらに、この発明の請求項3記載の動力式
缶切治具は、請求項1または2記載の構成に加え、前記
挾圧機構に前記2重巻締め部の厚さ変動を吸収する緩衝
部材を設けたことを特徴とするものである。
【0017】この動力式缶切治具によれば、挾圧機構に
2重巻締め部の厚さ変動を吸収する緩衝部材を設けるよ
うにしており、ディスクスプリングなどで構成すること
で、2重巻締め部の厚さの変動を吸収して円滑に自動缶
切りを行うことができるようになる。
【0018】また、この発明の請求項4記載の動力式缶
切治具は、請求項1〜3のいずれかに記載の構成に加
え、前記回転軸への前記ガイド輪の取付位置を前記2重
巻締め部の厚さに対応して調整可能に構成したことを特
徴とするものである。
【0019】この動力式缶切治具によれば、回転軸への
ガイド輪の取付位置を2重巻締め部の厚さに対応して調
整可能に構成するようにしており、シムとナットなどで
構成することで、2重巻締め部の厚さに対応して予め調
整したガイド輪を用意しておき、円滑に自動缶切りを行
うことができるようになる。
【0020】さらに、この発明の請求項5記載の動力式
缶切治具は、請求項1〜4のいずれかに記載の構成に加
え、前記動力入力機構からの回転駆動力の回転方向を、
前記缶蓋上方から見て反時計方向としかつ前記ガイド輪
が切断方向に転動するよう構成したことを特徴とするも
のである。
【0021】この動力式缶切治具によれば、動力入力機
構からの回転駆動力の回転方向を、缶蓋上方から見て反
時計方向としかつガイド輪が切断方向に転動するよう構
成してあり、回転駆動力の反力で装置本体が缶蓋の外方
に外れないようにでき円滑に自動缶切りができるように
している。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態に
ついて図面に基づき詳細に説明する。図1〜図6はこの
発明の動力式缶切治具の一実施の形態にかかり、図1は
切断輪を移動して示す縦断面図、図2は一部を切欠いて
示す右側面図、図3は左側面図、図4は拡大断面図、図
5は動力伝達機構の概略斜視図、図6は挾圧機構および
転動切断機構の概略斜視図である。
【0023】この動力式缶切治具10は、電動ドリルや
電動ドライバなどの回転駆動力を利用して18L缶など
の大型缶の2重巻締め部3の側面外周3aを切断するも
のであり、ガイド輪11と切断輪12との2つの回転輪
と、挾圧機構13とを有する転動切断機構14を備えて
いる。
【0024】この転動切断機構14を構成する2つの回
転輪のうち一方のガイド輪11は、図6などに詳細を示
すように、缶胴1と缶蓋2との2重巻締め部3の内側周
面3bに沿って転動する頭部を切り落とした円錐状の大
径円錐部11aと、この大径円錐部11aの細径側に一
体とされ2重巻締め部3の頂部3cに沿って転動する円
柱状の小径円部11bとで構成され、水平に配置される
回転軸11cの一端部に小径円部11b側から嵌合され
て大径円錐部11aの外側からナット11dによって締
め付けられて固定されている。
【0025】このガイド輪11の円錐表面及び円柱表面
には、2重巻締め部3に沿って滑ること無く転動するよ
うに刻み目が形成してある。
【0026】そして、このガイド輪11の回転軸11c
が円柱状のカッタホルダ15の中心孔に挿通されて回転
可能かつ軸方向に移動可能に支持されており、ここで
は、金属製のカッタホルダ15にオイルフリーブッシュ
15aを介して取り付けてあるが、カッタホルダを合成
樹脂製としてブッシュを用いずに直接支持するようにし
ても良い。
【0027】また、カッタホルダ15からのガイド輪1
1の突出量を調整して2重巻締め部3の厚さの異なるも
のに対応できるようにするため、図4に示すように、カ
ッタホルダ15の外側面にシム装着溝15bが形成さ
れ、シム15cの厚さを変えることで調整するようにな
っている。
【0028】なお、ガイド輪11と回転軸11cとをナ
ット11dで固定する場合に限らず一体構造にしても良
く、この場合には、2重巻締め部3の厚さの異なるもの
に対応するためガイド輪11のカッタホルダ15からの
突出量の異なるものを予め用意するようにすれば良い。
【0029】転動切断機構14を構成するもう一方の回
転輪である切断輪12は、略円柱状に形成されて上部外
周に切断刃12aが形成してあり、その回転軸12bが
ガイド輪11の回転軸11cと略直角に配置されてカッ
タホルダ15に取り付けられ、切断輪12の側部の一部
がカッタホルダ15から突き出してガイド輪11と間隔
をあけて対向している。そして、この切断輪12とガイ
ド輪11との間隔がガイド輪11の大径円錐部11aを
2重巻締め部3の内側周面3bに当てるとともに、小径
円部11bを頂部3cに当てた状態で切断輪12を挾圧
したとき、切断刃12aが2重巻締め部3の外側周面3
aに切り込んで缶蓋2を切断できるようにしてある。
【0030】また、この切断輪12の切断刃12aの外
周に刻み目が形成してあり、この刻み目により切断片が
できないようにしている。
【0031】このようなガイド輪11と切断輪12とを
挾圧してガイド輪11の大径円錐部11aを2重巻締め
部3の内側周面3bに当てるとともに、小径円部11b
を頂部3cに当てた状態にし、切断輪12の切断刃12
aが2重巻締め部3の外側周面3aに切り込ん状態とす
るため、挾圧機構13が設けられており、この挾圧機構
13と連動してガイド輪11に回転駆動力を伝達する回
転伝達機構16が設けられている。
【0032】すなわち、転動切断機構14のガイド輪1
1の回転軸11cの端部に軸方向と直交して挾圧機構1
3の従動ピン13aが取り付けてあり、この従動ピン1
3aの軸方向内側に立体カムで構成された挾圧用カム1
3bが配置され、回転軸11cが約45度の範囲で正転
(切断方向の回転)されると、この挾圧用カム13bに
よって回転軸11cが相対的に軸方向に往復移動されて
ガイド輪11を引き込んで挾圧状態とする一方、約45
度の範囲で逆転されると、この挾圧用カム13bによっ
て回転軸11cが相対的に軸方向に往復移動されてガイ
ド輪11の挾圧状態を解放し、さらに回転軸11cが約
45度の範囲を越えて正転または逆転されると、回転軸
11cと挾圧用カム13bとが一体となって回転するよ
うに挾圧用カム13bが形成してある。
【0033】なお、この実施の形態では、挾圧用カム1
3bが回転軸11cと一体に回転する状態では、挾圧用
カム13bと従動ピン13aとの間に緩衝用の隙間が形
成されるようにしてある。
【0034】そして、この挾圧用カム13bが回転伝達
機構16を構成する伝達アーム16aの中心軸上の中空
凹部の底部に立体的に形成され、この中空凹部を貫通し
て同軸上に配置され相対回転可能な回転軸11cの従動
ピン13aが挾圧用カム13bに当接するようになって
いる。
【0035】このように中心軸上の中空凹部に挾圧用カ
ム13bが形成された回転伝達機構16を構成する伝達
アーム16aは、外形が直方体状に形成されており、図
4に示すように、カッタホルダ15の背面から突き出し
たガイド輪11の回転軸11cに挿通されて相対回転可
能とされ、従動ピン13aが抜け止めと兼用されてい
る。
【0036】また、カッタホルダ15の背面と伝達アー
ム16aの側面とにそれぞれ円形の凹部が対向して形成
され、これら凹部間に緩衝部材としてのディスクスプリ
ング17が2枚重ねて装着してあり、通常の切断状態に
おいては、挾圧用カム13bと従動ピン13aとの間に
形成した緩衝用の隙間を無くすようにばね力を付勢し、
2重巻締め部3の厚さの変動などがある場合に、2枚の
ディスクスプリング17の変形によって変動を吸収し、
円滑に自動缶切りができるようにしてある。
【0037】このようにガイド輪11と切断輪12とが
カッタホルダ15に取り付けられ、さらにカッタホルダ
15から突き出した回転軸11cの端部に設けられた挾
圧機構13および回転伝達機構16の伝達アーム16a
で転動切断機構14が構成されている。
【0038】この転動切断機構14は、動力式缶切治具
10の装置本体18に着脱可能に取り付けられる。この
装置本体18は、図1〜図3に示すように、略円柱状で
厚さがカッタホルダ15と同一に形成され、その中心部
にカッタホルダ15の装着孔18aが形成され、垂直軸
に対して45度傾斜した径方向上下からボルト18bで
カッタホルダ15ごと転動切断機構14を固定するよう
になっている。
【0039】この装置本体18には、ガイド輪11の回
転軸11cを水平に配置した状態でその中心より切断走
行方向(転動方向)後方に上部支持部材19が設けら
れ、ガイド輪11の小径円部11bを2重巻締め部3の
頂部3cに当接させるとともに、上部支持部材19の底
部を缶蓋2の上表面や2重巻締め部3の頂部3cに摺接
させた状態に装置本体18を保持したとき、切断輪12
を水平面に対して切断走行方向前方に傾斜した状態にで
きるように上部支持部材19が取り付けてあり、例えば
傾斜角度が12.5度となるようにしてある。
【0040】この上部支持部材19は缶胴1のコーナ部
分を切断する場合にも缶蓋2の上表面や2重巻締め部3
の頂部3cから外れないように装置本体18の外側に突
き出して設けられ、図示例のように、丸棒で構成した
り、丸棒を水平面上で前方に曲げてL字状にしたものや
丸棒の底部にそり状の摺動片を取り付けたものなど、缶
蓋2の上表面や2重巻締め部3の頂部3cに沿って滑ら
からに摺動するものであれば良い。
【0041】また、装置本体18には、走行(転動)方
向左右に安定した状態で切断を行うため、側部支持部材
20が設けられて缶胴1の外側周面に沿って摺動するよ
うになっており、平板状に形成されて切断輪12の下方
の装置本体18にビスで固定してある。
【0042】この側部支持部材20は、切断対象に18
L缶などの大型缶を含むことから、家庭用の缶切りに比
べて動力式缶切治具10自体の高さが高いため、下方へ
の突出量も大きく、幅(走行方向の長さ)も大きくして
ある。
【0043】さらに、この装置本体18の上部には、持
ち運び及び自動缶切りの際の支持のため、側方に突出し
たグリップ21がグリップホルダ22を介して取り付け
てある。
【0044】このような装置本体18に着脱可能に装着
した転動切断機構14のガイド輪11を回転駆動して動
力式で自動缶切りを行うため、回転伝達機構16が設け
られ、回転軸11cの端部に配置された伝達アーム16
を介して駆動力を伝達する。
【0045】この回転伝達機構16は、略コ字状に形成
され装置本体18の背面部に取り付けられたブラケット
23内に装着される。
【0046】このブラケット23内のガイド輪11の回
転軸11cと同軸上に従動傘歯車16bが回転可能に支
持され、図5に示すように、この従動傘歯車16bの側
面にその回転中心を挾んで2本のピン16cが取り付け
てあり、これら2本のピン16cの間に伝達アーム16
aが入り込んだ状態となる。
【0047】したがって、従動傘歯車16bが回転さ
れ、2本のピン16cが伝達アーム16aの側面に当接
した後は、従動傘歯車16bと一体に伝達アーム16a
が回転されることになり、逆転する場合にも同様に2本
のピン16cによって伝達アーム16aを回転すること
ができる。
【0048】このような2本のピン16cとその間に配
置した伝達アーム16aを介して回転駆動力を伝達する
ことで、従動傘歯車16bとガイド輪11の回転軸11
cとの芯合わせの必要がなく、特に転動切断機構14を
交換のため着脱する場合にも従動傘歯車16bの2本の
ピン16cの間に伝達アーム16aを位置させるだけで
円滑に回転駆動力を伝達することができる。
【0049】また、従動傘歯車16bとガイド輪11の
回転軸11cとの対向面の間には、スプリング16dが
介装され、従動ピン13aを挾圧用カム13bに押し付
けるように付勢する。このスプリング16dにより、ガ
イド輪11の挾圧状態を解放するようにしている。
【0050】このような従動傘歯車16bに駆動力を入
力するため、動力入力機構24が設けられており、ブラ
ケット23の上部に走行方向後方に傾斜して入力軸24
aが配置され、オイルフリーブッシュ24bを介してブ
ラケット23に回転可能に支持される。そして、この入
力軸24aの下端部に従動傘歯車16bと噛み合うピニ
オン傘歯車24cが取り付けられ、入力軸24aの上端
部には、ソケット24dが溶接などで一体に取り付けて
あり、電動ドリルや電動ドライバ等の電動工具Eやエア
工具などの回転軸と連結できるようにしてある。
【0051】したがって、電動工具Eの回転軸をソケッ
ト24dに連結して回転駆動することで、回転駆動力が
ピニオン傘歯車24c及び従動傘歯車16bを介して2
本のピン16cから伝達アーム16aに伝達され、ガイ
ド輪11を回転駆動することができる。
【0052】また、この電動工具Eによりソケット24
dを介して入力軸24aを回転する電動工具Eの回転方
向を、図7(b)に示すように、左回り(缶蓋2の上方
から見て反時計方向)とし、しかもガイド輪11が切断
方向に転動するようにしてあり、電動工具Eの回転によ
り装置本体18に生じる反力で装置本体18が缶蓋2の
外方に外れようとすることを防止し、特に2重巻締め部
3のコーナ部分を切断する際に装置本体18の切断方向
と装置本体18に生じる反力の方向を同一として缶蓋2
の外方に装置本体18が外れようとするのを防止でき、
円滑に動力を用いる自動缶切りができるようにしてい
る。
【0053】このピニオン傘歯車24cと従動傘歯車1
6bとの減速比によってガイド輪11の転動速度が決ま
り、これにより缶切速度が決まることから、例えば缶切
速度が3〜4m/分程度となるように設定する。
【0054】このように構成した動力式缶切治具10で
は、次のようにして自動缶切りが行われる。
【0055】まず、装置本体18のグリップ21を持っ
て18L缶等の切断対象の缶の2重巻締め部3の内側周
面3bにガイド輪11の大径円錐部11aが当接し、小
径円部11bが頂部3cに当接する状態とするととも
に、上部支持部材19が缶蓋2の上表面に当接した状態
にした後、動力入力機構24のソケット24dに電動工
具Eの回転軸を連結し、電動工具Eを始動して回転駆動
力を入力し、伝達アーム16aが約45度程度回転する
ようにする。
【0056】すると、ピニオン傘歯車24c及び従動傘
歯車16bを介して2本のピン16cから伝達アーム1
6aに回転駆動力が伝達され、伝達アーム16aの回転
によって伝達アーム16aの中空凹部に形成した挾圧用
カム13bを約45度回転する。
【0057】これにより、ガイド輪11の回転軸11c
の従動ピン13aが引き込まれ、ガイド輪11と切断輪
12との間の間隔が狭まり、ガイド輪11の小径円部1
1bの内側面がカッタホルダ15の側面のシム15cに
当接し、切断輪12の切断刃12aが2重巻締め部3の
外側周面3aに切り込んだ状態になる。
【0058】この挾圧状態では、挾圧用カム13bと従
動ピン13aとの間に緩衝用の隙間が形成されている。
【0059】さらに、回転駆動力が入力され、伝達アー
ム16aが45度を越えて正転されると、挾圧用カム1
3bが45度を越えて回転され、伝達アーム16aの挾
圧カム13bと回転軸11cの従動ピン13aが一体に
回転し、ガイド輪11を転動するよう回転駆動する。
【0060】すると、ガイド輪11の2重巻締め部3に
沿う転動にともなって切断輪12が転動して行き、図7
(a)に示すように、2重巻締め部3の外側周面3aを
切断する。
【0061】こうして全周に渡ってガイド輪11及び切
断輪12を転動させることで、缶蓋2が2重巻締め部3
の外側周面3aで切断される。
【0062】缶切りが完了した後、電動工具Eを逆転し
て伝達アーム16aを45度程度逆転することで、挾圧
用カム13bも逆転され、従動ピン13aによる引き込
み方向の拘束が解放され、ガイド輪11が自重などで2
重巻締め部3から離れ、動力式缶切治具10を取り外す
ことができる。
【0063】この結果、缶胴1から完全に缶蓋2を取り
去ることができるとともに、切粉等が内容物に混入した
り、缶胴1の内周に凹凸などが形成されることもなく、
内容物を完全に取り出すことができ、切断された缶蓋2
を再び被せて蓋として利用することもできる。
【0064】また、ガイド輪11の駆動を電動工具Eの
回転駆動力を利用して行うので、18L缶4のように、
大型缶であっても作業者に負担をかけることなく、電動
工具Eを操作するだけで簡単に自動缶切りを行うことが
できる。
【0065】さらに、缶切り途中においては、上部支持
部材19が缶蓋2の表面上や2重巻締め部3の頂部3c
に沿って摺動するとともに、側部支持部材20が缶胴1
の外側周面3aに沿って摺動するので、安定した状態で
動力式缶治具10を保持することができ、グリップ21
に手を添えることで一層安定した状態で自動缶切りを行
うことができる。
【0066】また、缶切途中で2重巻締め部3の厚さの
変化があっても挾圧状態の挾圧用カム13bと従動ピン
13aとの間に緩衝用の隙間が形成され、しかもディス
クスプリング17が介装してあるので、ディスクスプリ
ング17を隙間の範囲で変形させてガイド輪11を軸方
向に移動させて厚さ変化分を吸収して緩衝することがで
き、円滑に自動缶切りを行うことができる。
【0067】さらに、2重巻締め部3の厚さ全体が異な
る18L缶4に対しては、カッタホルダ15のシム装着
溝15bに装着するシム15cの厚さを変えて挾圧状態
のガイド輪11の小径円部11bのガイドホルダ15の
側面への当接状態を変えることで対応することができ、
予めカッタホルダ15への取付状態の異なる転動切断機
構14を用意し、交換して使用することで対応すること
もできる。
【0068】また、切断刃12aが摩耗した場合などに
は、転動切断機構14ごとカッタホルダ15から取り外
して新たな転動切断機構に交換することで簡単に切断刃
を代えることができ、しかも伝達アーム16aを2本の
ピン16cの間に位置させるだけ回転駆動力の伝達のた
めの心合わせの必要が無く、短時間に交換することがで
きる。
【0069】この動力式缶切治具によれば、缶胴と缶蓋
の周囲の2重巻締め部の内側面に沿って転動する大径円
錐部およびこれと一体で2重巻締め部の頂部に沿って転
動する小径円部を備えたガイド輪と、このガイド輪と略
直角に配置され2重巻締め部の外側を転動しながら2重
巻締め部を切断する切断刃を備えた切断輪と、この2重
巻締め部外側の切断輪と2重巻締め部内側のガイド輪と
で挾圧して切断輪を2重巻締め部に切り込ませる挾圧機
構とで転動切断機構を構成し、この転動切断機構を装置
本体に着脱可能に取り付け、この装置本体に設けた動力
入力機構および回転伝達機構を、回転駆動力が伝達され
る回転体と、その側面に回転中心を挾んで設けられた2
本のピンと、ガイド輪の回転軸の端部に取り付けられこ
の2本のピンの間に挾まれて駆動力が伝達される伝達ア
ームとで構成するようにしており、回転駆動源を動力入
力機構に連結することで簡単に自動缶切りを行うことが
でき、切断刃の消耗等に対し、転動切断機構ごと交換す
ることもでき、さらに回転駆動源からの駆動力を精密な
軸心合わせを行うことなくガイド輪に伝達して自動缶切
りを行うことができ、転動切断機構の交換後も迅速に自
動缶切りを継続できるようになる。
【0070】また、この発明の請求項2記載の動力式缶
切治具によれば、ガイド輪の回転軸と平行で転動方向後
方で缶蓋上を摺動し切断輪を水平面に対して前方に傾斜
した状態に保持する上部支持部を装置本体に設けるとと
もに、この装置本体の側部に缶胴外面上を摺動する側部
支持部を設けるようにしたので、一層安定した状態に装
置本体を保持して動力を用いた自動缶切りができる。
【0071】さらに、この発明の請求項3記載の動力式
缶切治具によれば、挾圧機構に2重巻締め部の厚さ変動
を吸収する緩衝部材を設けるようにしたので、2重巻締
め部の厚さの変動を吸収して円滑に動力を用いた自動缶
切りを行うことができる。
【0072】また、この発明の請求項4記載の動力式缶
切治具によれば、回転軸へのガイド輪の取付位置を2重
巻締め部の厚さに対応して調整可能に構成するようにし
たので、2重巻締め部の厚さに対応して予め調整したガ
イド輪を用意しておき、円滑に動力を用いた自動缶切り
を行うことができる。
【0073】さらに、この発明の請求項5記載の動力式
缶切治具によれば、動力入力機構からの回転駆動力の回
転方向を、缶蓋上方から見て反時計方向としかつガイド
輪が切断方向に転動するよう構成したので、回転駆動力
の反力で装置本体が缶蓋の外方に外れることがなく、円
滑に自動缶切りを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の動力式缶切治具の一実施の形態にか
かる切断輪を移動して示す縦断面図である。
【図2】この発明の動力式缶切治具の一実施の形態にか
かる一部を切欠いて示す右側面図である。
【図3】この発明の動力式缶切治具の一実施の形態にか
かる左側面図である。
【図4】この発明の動力式缶切治具の一実施の形態にか
かる拡大断面図である。
【図5】この発明の動力式缶切治具の一実施の形態にか
かる動力伝達機構の概略斜視図である。
【図6】この発明の動力式缶切治具の一実施の形態にか
かる挾圧機構および転動切断機構の概略斜視図である。
【図7】この発明の缶切対象の2重巻締め部および切断
輪による切断位置の拡大断面図および18L缶の外観斜
視図である。
【符号の説明】
1 缶胴 2 缶蓋 3 2重巻締め部 3a 外側周面 3b 内側周面 3c 超初 4 18L缶 10 動力式缶切治具 11 ガイド輪 11a 大径円錐部 11b 小径円部 11c 回転軸 12 切断輪 12a 切断刃 12b 回転軸 13 挾圧機構 13a 従動ピン 13b 挾圧用カム 14 転動切断機構 15 カッタホルダ 16 回転伝達機構 16a 伝達アーム 16b 従動傘歯車 16c ピン 17 ディスクスプリング 18 装置本体 18a 装着孔 18b ボルト 19 上部支持部材 20 側部支持部材 23 ブラケット 24 動力入力機構 24a 入力軸 24c ピニオン傘歯車 24d ソケット E 電動工具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B67B 7/72 B67B 7/38 B67B 7/70

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 缶胴と缶蓋の周囲の2重巻締め部の内側
    周面に沿って転動する大径円錐部およびこれと一体で前
    記2重巻締め部の頂部に沿って転動する小径円部を備え
    たガイド輪と、このガイド輪と略直角に配置され前記2
    重巻締め部の外側周面を転動しながら当該2重巻締め部
    を切断する切断刃を備えた切断輪と、この2重巻締め部
    外側の切断輪と前記2重巻締め部内側の前記ガイド輪と
    で挾圧して当該切断輪を2重巻締め部に切り込ませる挾
    圧機構とで転動切断機構を構成し、この転動切断機構を
    装置本体に着脱可能に取り付ける一方、この装置本体に
    回転駆動源からの駆動力が伝達される回転体と、その側
    面に回転中心を挾んで設けられた2本のピンと、前記ガ
    イド輪の回転軸の端部に取り付けられこの2本のピンの
    間に挾まれて駆動力が伝達される伝達アームとで構成し
    自動缶切を行う動力入力機構および回転伝達機構を設け
    たことを特徴とする動力式缶切治具。
  2. 【請求項2】 前記ガイド輪の回転軸と平行で転動方向
    後方で缶蓋上を摺動し前記切断輪を水平面に対して前方
    に傾斜した状態に保持する上部支持部を前記装置本体に
    設けるとともに、この装置本体の側部に缶胴外側周面上
    を摺動する側部支持部を設けたことを特徴とする請求項
    1記載の動力式缶切治具。
  3. 【請求項3】 前記挾圧機構に前記2重巻締め部の厚さ
    変動を吸収する緩衝部材を設けたことを特徴とする請求
    項1または2記載の動力式缶切治具。
  4. 【請求項4】 前記回転軸への前記ガイド輪の取付位置
    を前記2重巻締め部の厚さに対応して調整可能に構成し
    たことを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の動
    力式缶切治具。
  5. 【請求項5】 前記動力入力機構からの回転駆動力の回
    転方向を、前記缶蓋上方から見て反時計方向としかつ前
    記ガイド輪が切断方向に転動するよう構成したことを特
    徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の動力式缶切治
    具。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112441539A (zh) * 2020-11-23 2021-03-05 王燕华 一种易拉罐自动开盖装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN112441539A (zh) * 2020-11-23 2021-03-05 王燕华 一种易拉罐自动开盖装置

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