JP2989192B2 - ゲル組成物 - Google Patents

ゲル組成物

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Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 産業上の利用分野 本発明は、ゲル組成物に関する。ゲル組成物は、吸水
するため湿気によって活性化され、水によるダメージか
ら要素を保護するために使用できる。組成物は、ゲル、
またはゲルを粘着性にして表面を被覆しかつ表面に接着
させるために添加された粘着付与剤を含有するゲルであ
ってよい。
ゲル組成物は、長時間にわたって通信ケーブルを保護
するため、スプライスおよびケーブル線用のハウジング
などの限定領域に導入できる。ゲルは、スプライスの使
用前または使用中にハウジングに導入できる。粘着性ゲ
ルは、ケーブル製造中にケーブル内側の隙間を充填し電
線を被覆するために使用できる。ゲルが電線を保護する
ことに加えて、組成物は、小さな直流電流を運ぶ電話ス
プライスなどの線のショートを修復もする。
従来の技術 電話線などの通信ケーブルは、プラスチックシース、
ペーパーラッピングまたは他の材料で絶縁された銅線な
どの多数の電線からできている。多くの電線から成るケ
ーブルは可撓性のケーブルカバー内に封入されている。
典型的には、電線はポリエチレンなどの熱可塑性樹脂の
薄層で被覆されている。電線は、加熱された熱可塑性樹
脂の入った容器中を通過して引き出され、電線が加熱さ
れた熱可塑性樹脂の中を通る際に、薄い被覆が付着し、
電線の冷却時に密着する。この工程は、電線の巻き付け
前に行う。巻き付け電線が一体にされケーブルを形成す
る場合に、石油ゲルなどの充填剤がケーブルカバー内に
添加され、隙間を充填する。
通信ケーブルのスプライスされた接続は、多数の個々
にスプライスされた電線を収容しうるケース型クロージ
ャーに収容される。ケーブルスプライスは、電線スプラ
イスを封入するハウジングによって保護されている。ハ
ウジングは典型的には加圧下に保持される。ハウジング
は地中または地上に据え付けられる。クロージャーは、
ハウジング内に漏れを生じさせ、これにより水に接近す
るダメージ条件にさらされる。
使用時に、ケーブル内の電線は、1つまたはそれ以上
の小直流電源に接続され、ついには電話装置、1つの末
端または地点における1つまたはそれ以上の電話送信器
および他の末端における1つまたはそれ以上の電話受信
器に達する必要な伝送電流を供給する。ハウジングは加
圧型クロージャーシステムであり、水の侵入を防止し、
スプライスを湿気から保護するために重要である。クロ
ージャーによって包囲されていないケーブルへのまたは
ケーブルスプライスへの湿気の侵入によって、電線の絶
縁が保持されない場合、湿気を通過して電線から電線へ
の導電性経路が生じる。これが生じると、電線はショー
トするかまたは混線が生じ、これにより、電話通信が中
断される。
ハウジング内のスプライス接続をさらに保護する1つ
の方法は、束に可撓性材料を巻き付け、ハウジング内に
固化する液状エポキシまたはウレタンをハウジング内に
注入することである。組成物をその場で混合しなければ
ならず、典型的には、ハウジング内での重力流動により
注入する。組成物は、ケーシングの内部を完全には充填
できず、空隙を残す。これら空隙またはチャンネルは、
ハウジング内に存在しケーブル内に電線束を形成する束
の末端において特に、水の通路を形成する。ハウジング
内でのスプライスの周囲の巻き付けによっても、漏斗効
果が生じて、水がケーブル周囲のクロージャーのいずれ
かの末端における亀裂を通過して、束の周囲の巻き付け
内に侵入する。
侵入水から保護する他の試みが、種々の特許明細書に
記載されている。例えば、アメリカ合衆国特許第3,347,
974号は、疎水性ゼリーおよび膨潤媒体から成る、ケー
ブルの長さ方向に沿って軸方向に位置するプラグまたは
バリヤを有するケーブルを記載している。ケーブルに侵
入する湿気が媒体を膨潤させ、ケーブルの断面を充填
し、湿気の通過を防止する。ドイツ国特許第2,007,163
号はケーブル芯とジャケットとの間に、水にさらされた
場合に膨張する物質で被覆されたストリップ状キャリア
層の導入を記載している。種々の物質が適切な膨張物質
として示されており、デンプン誘導体、アルギン酸塩、
セルロース誘導体、ポリビニルアルコール、ポリビニル
ピロリドンおよびポリアクリルアミドが含まれる。フラ
ンス国特許第2,456,375号は、高分子量有機化合物、例
えば、シリコーングリース、プラスチゾルおよびポリエ
チレンワックスまたはポリプロピレンと、芳香族炭化水
素との混合物から成る「再充填」材料を有するケーブル
を記載している。
イギリス国特許第1,598,807号は、導体の束の間の空
間を充填する2種の材料を記載している。第1には、ポ
リアクリルアミドと炭酸カルシウムとの混合物である。
第2には、2種の材料の混合物であり、第1には、水と
の接触時に粘稠な塊へと急速に膨潤するものであり、第
2には、水との接触時に、第1成分が膨潤する粘稠物質
よりも高い粘度を有する物質に徐々に膨潤するものであ
る。後者として使用するのに適した物質の例は、ベント
ナイト、ベントーン、デンプン、架橋デキストリン、ポ
リビニルアルコール、メチルセルロース、セルロースア
セテートおよび他のセルロース誘導体である。イギリス
国特許第2,080,998号には、疎水性充填剤が被覆された
絶縁導体の束、スリーブ、金属スクリーン、および外シ
ースから成る通信ケーブルが記載されており、ポリブテ
ン、グリセロールまたは水溶性ワックスなどの粘稠剤に
分散し水に膨潤する粉末が、スリーブと金属スクリーン
の間に配置されている。種々のセルロース誘導体が好ま
しい水膨潤性粉末であると記載されている。
発明が解決しようとする課題 本発明の1つの目的は、通信ケーブルにおいて、水に
よるダメージからケーブル要素を良好に保護するゲル組
成物を提供することにある。
課題を解決するための手段 本発明は、ケーブル充填物であるか、電線被覆である
か、または侵入水から保護するように働くスプライスま
たは電線を包囲するクロージャーまたはハウジング内に
注入されるゲルであってよい、粘着付与剤を含有するま
たは含有しないゲル組成物に関する。ハウジングの製造
中またはハウジングが使用のために装着された後に、ゲ
ルをハウジングに導入できる。
1つの要旨によれば、本発明は、絶縁における欠陥又
は破損の湿分接触により生じるダメージから、直流を通
す通信および他のケーブルのワイヤを保護する組成物で
あって、 該組成物が (a)シリコーン、石油ゲル、高粘度エステル、グリコ
ール、ポリグリコール、オレフィンおよびフルオロカー
ボンからなる群から選択された誘電性ゲルマトリック
ス、 (b)炭化水素主鎖および炭化水素主鎖に結合したアニ
オン基を有する吸水性ポリマー、および (c)吸水性ポリマーと湿分との間の導管を与える親水
性物質 を含んでなり、吸水性ポリマーおよび親水性物質が誘電
性ゲルマトリックス中に分散されている組成物を提供す
る。
組成物は、ポリマー主鎖に結合した側鎖アニオン基を
有する主鎖として炭化水素鎖を有する吸水性ポリマーを
含んで成る。このポリマーを誘電性ゲルマトリックスと
混合する。多くの場合に、誘電性ゲルマトリックスは疎
水性であり、親水性物質の添加が、以下に説明するよう
に必要である。
ゲル組成物自体は、水に対する初期バリヤを与える。
水が侵入した場合に、吸水性ポリマーが活性化され、水
が吸収される。試験において、水をゲル組成物に隣接し
て配置した。微細粉末状物質が、ゲルマトリックスから
離れて水の方向に移動するのが見られる。組成物は、初
期のゲルマトリックス境界から6インチ以内でこの移動
効果を示す。これは、吸水性ポリマーが水を探しあてた
ようにみえる。水が接触すると、ポリマーと水の混合物
に似たゲル状物質が形成される。疎水性物質から成るゲ
ルマトリックスにおいて親水性物質の添加は、この水へ
の移動効果を促進する。
本発明者は、電話線に存在するような少量の直流電流
にさらした場合に、側鎖アニオン基を有する吸水性ポリ
マーが、アノードとして働く電線(ワイヤ)に対するア
ニオン基を有するポリマーの親和(引き付け)を生じさ
せることを見い出した。露出電線に対するこのポリマー
の明白な親和によって、ポリマーに電線との電気化学的
会合が生じ、絶縁が広がり、それによって電線表面から
水が排除される。絶縁が形成され、電線を通過する電気
経路が、ショートの除去とともに形成される。ポリマー
は一般には顆粒状である。本発明は、直流電流に対して
かなり非導電性であり通信において使用できるゲルを形
成するポリマーと他の物質との混合物に関する。ゲルマ
トリックス混合物は、電線の絶縁を阻止または妨害しな
い。
ゲル組成物は、湿気ダメージからハウジング内に内容
物または要素を保護する役割を有する。第1に、侵入湿
気があれば、ゲル組成物は水をはじく。湿気の存在時に
ゲルの吸水性成分が活性化され、ゲルマトリックスから
移動し、吸収する。これは、多数の電線が非常に小さい
空隙を有するケーブルにおいて使用するのに特に有用で
ある。湿気が存在する場合に、組成物は小空隙に移動す
る。これによって、さらなる別の侵入水に対するプラグ
効果を生じさせる。この利点はどのような電流が存在し
ようと得られる。
例えば、低レベルの直流電流が流れるダメージを受け
た通信ケーブルスプライスにおいて、ポリマーは、前記
のように電線表面において蓄積することによってショー
トを修復する。ゲル組成物は、水の侵入を止め、電線に
電流を回復するためショートを修復する。ハウジングへ
の水の侵入時および小直流電流露出時に、マトリックス
中の絶縁性付与吸水性ポリマーは活性化して露出電線を
絶縁する。
ゲル組成物は、所望粘度、耐環境性、加圧下でのハウ
ジングへの導入に応じて、種々である。粘着付与剤のな
い状態におけるゲルの粘度範囲は、100℃における2セ
ンチストークスから40℃における90,000センチストーク
スである。粘度は、使用条件に応じて選択されるもので
あり、限定されるものではない。低粘度または高粘度ゲ
ルを使用できる。粘着付与剤を含有しないゲルにおい
て、最適貫入度計貫入測定値は、150〜425である。ゲル
は、使用前または使用中にハウジングまたはエンクロー
ジャーに導入できる。
ゲルの成分に依存して、修復プロセスは、数分〜2、
3時間程度でよく、通信が確実になるように電線を絶縁
できる。吸水は、しばしば、即座に生じるように始ま
る。典型的には、速く機能する組成物が好ましい。
従来技術のエポキシまたはウレタンで充填されたスプ
ライスハウジングへの再接近は、できたとしても、困難
なものであった。本発明の粘着付与剤のないゲルは、修
理が行えるように、スプライスから人為的に除去でき
る。ゲルは、従来技術のエポキシまたはウレタン包封剤
において以前はそうであったように捨てるのではなく、
再使用できる。
粘着付与剤を含有するゲルは、粘着性であり、ケーブ
ル製造中に使用するように設計される。本発明のケーブ
ル充填化合物は、使用中に生じるかもしれないショート
を修復するポリマーを含有する保護およびゲルの物理的
遮蔽を供給する。
好ましい態様の説明 吸水性ポリマーは、炭化水素主鎖、および炭化水素鎖
上の側鎖アニオン基を有する。アニオン性基は、カルボ
キシレート、スルフェート、ホスフェート、スルホネー
トまたは水にさらされた時に負に帯電する他のアニオン
性基であってよい。ポリマーの塩形態は、種々のイオン
とともに使用でき、限定されるものではないが、アルカ
リ金属、例えば、リチウム、ナトリウム、カリウム、あ
るいはアルカリ土類金属、例えば、マグネシウム、カル
シウム、ストロンチウム、バリウム、亜鉛またはアルミ
ニウムであってよい。使用する塩は、炭化水素ポリマー
に結合したアニオン性基の価数に依存する。前記アニオ
ン性基を有する炭化水素ポリマーの例は、ポリマー、例
えば、ポリプロペノエート、ポリアクリル酸およびポリ
アクリルアミドのデンプングラフトコポリマーの塩を包
含する。また、それぞれの炭化水素主鎖に結合した適切
なアニオン性基を有するアクリレート、アクリルアミ
ド、メタクリレート、メタクリルアミド、アクリロニト
リル、メタクリロニトリル、トリおよび/またはテトラ
エチレングリコール、ジアクリレートのポリマーを本発
明において使用してよい。
典型的には、アノードとして働く電線は、銅である。
しかし、アルミニウム、ニッケル、コバルト、クロムま
たは鉄のような他のアノード物質からできている電線
は、電話通信を担うのに必要な小電圧を有するアノード
として働いてよい。
本発明のポリマーは典型的には固形である。ポリマー
は乾燥を必要とするスプライスまたはケーブル上に散在
するように使用される。ハウジング内の保護絶縁剤が侵
入水の悪影響を防止する必要がある。乾燥顆粒は、影響
を受けたスプライスとは容易に接触しない。ゲルマトリ
ックスは、スプライスに接触するポリマーの分散剤を供
給する。
吸水性ポリマーは、スプライスの周囲のハウジング内
に注入された炭化水素を有する種々のゲルマトリックス
およびゲルの中に分散できる。分散されたポリマーを含
有するゲルは、ゲルおよび電線またはスプライスとの接
触を可能にする限定領域において使用できる。
ゲルであるかまたはゲルを形成するように濃くできる
多くの組成物を使用できる。ゲルマトリックスは、小さ
な直流電流に対してかなり非導電性であるべきである。
マトリックスはゲル中にアニオン性炭化水素ポリマーを
非常に均一に分散させる。ゲルの粘度は、限定系への組
成物の導入のために使用した方法、および組成物を使用
する温度および他の条件に応じて変えられる。
疎水性であるゲルは、ポリマーを被覆する傾向を有
し、保護すべき必要のある電線からポリマーを本質的に
隔てる。少量の親水性物質を疎水性ゲルに添加できる。
ゲルはポリマーのキャリヤである。親水性物質はポリマ
ーと湿気との間の導管を提供する。
本発明の組成物において使用するゲルは、シリコー
ン、石油ゲル、高粘度エステル、グリコール、ポリグリ
コール、オレフィンおよびフルオロカーボンを包含す
る。所望粘度を達成するために化合物とともに増粘剤を
使用してよい。ゲルおよびグリース用の代表的な増粘剤
は、熱分解法シリカ、ベントナイトおよびヘクトライト
などの親有機性クレー、金属ステアレートなどの石鹸、
並びに尿素である。
加えて、グリースにおいて使用されている腐食防止剤
は、ポリマーゲルの吸水性または絶縁特性に全く影響し
ないことがわかった。酸はポリマーの効果を中和するの
で、防錆剤は、慎重に選択する必要がある。中性のバリ
ウムジノニルナフタレンスルホネートは、本発明の性質
に影響しない。それは、ゲル組成物の1つを解ゲルする
わずかな傾向を有する。液状の銅チアゾール誘導体であ
る銅不動態化剤を悪影響なく使用できる。
要すれば、ゲルマトリックスを染料で着色してよい。
染料の量は、所望の色の深さに依存する。オートメート
(Automate)グリーン染料は、少量でゲルマトリックス
を充分に着色する。
以下に、アニオン性基を有する吸水性ポリマーととも
に使用できるゲルを製造するために濃厚になるゲルと組
成物の種々の組み合わせた実施例を示す。使用ポリマー
は、特に、ナトリウム2−プロペノエートおよびポリア
クリル酸およびポリアクリルアミドのデンプングラフト
コポリマーの塩を包含する前記のいずれかのポリマーで
あってよい。以下の実施例は、本出願の範囲を限定する
ものではなく、本発明を実施するのに使用できる種々の
異なった化合物の例を示すものである。
実施例1 ポリイソブチレン20重量部、ポリアルファオレフィン
4.5重量部およびポリアルキレングリコール1重量部を
使用して液状混合物を調製した。ポリアルキレングリコ
ールは、エチレンオキシド75%とプロピレンオキシド25
%を有するランダムコポリマーであり、平均分子量は1
2,000〜15,000、ヒドロキシル価は5〜10mgKOH/gであっ
た。ポリイソブチレンのASTM D−45粘度は38℃において
210〜227であり、ASTM D−567粘度インデックスは95で
あり、分子量は750〜約1200であった。使用ポリアルフ
ァオレフィンはモービル(Mobil)により製造された長
鎖ポリアルファオレフィンSHF−61であり、ASTM D−445
粘度は38℃において30.5であり、ASTM D−2270粘度イン
デックスは132であった。SHF−61モービル製品に例示さ
れるような使用できるポリアルファオレフィンは、典型
的には分子量200〜800の炭化水素である。SHF−61は1
−デセンのオリゴマーである。ポリアルファオレフィン
の満足な粘度範囲は、100℃における2センチストーク
スから100℃における100センチストークスである。
液状混合物12重量部を熱分解法シリカ1重量部と混合
し、ゲルマトリックスを製造した。ゲルマトリックスの
誘電定数は3よりも小さかった。生成ゲルマトリックス
2重量部と吸水性炭化水素ポリマー(ナトリウム2−ポ
リプロペノエート)1重量部を混合した。
12Vの電池を1対のスプライス電線に接続し、水をス
プライスされた領域に導入し、ショートさせた。次い
で、スプライス領域を実施例1の組成物で充填した。15
秒間のうちに水の吸収が始まった。ショートは修復さ
れ、ケーブル対は導電した。
実施例2 ポリアルキレングリコールの重量比を1%から10%へ
増加して実施例1と同様の組成を使用した。ゲルマトリ
ックス組成物の4重量%の量のポリアルキレングリコー
ルを用いて実施例1を繰り返した。4%ポリアルキレン
グリコールを有する組成物は、実施例1と同様に機能し
た。
実施例3 実施例1のゲルマトリックス成分を同様の割合で混合
した。吸水性ポリマーであるナトリウム2−ポリプロペ
ノエートを、最終混合物重量比10重量%でゲルマトリッ
クスと混合した。本実施例では、前記実施例1と実質的
に同様の手順を行い、試験した。
実施例4 実施例1のゲルマトリックス成分を同様の割合で混合
した。ポリマー、特にナトリウム2−ポリプロペノエー
トを、最終混合物の20重量%の量で、ゲルマトリックス
に添加した。
ナトリウム2−ポリプロペノエートが、ゲルマトリッ
クスとともに少なくとも10%から少なくとも33%までの
範囲で使用でき、良好な性能を示すことがわかった。
実施例5 ポリアルキレングリコールに代えてイソプロピルアル
コールを使用して、実施例1のゲルマトリックスを製造
した。この代用は、ポリアルキレングリコールから他の
親水性物質への代用であった。
イソプロピルアルコールはゲルマトリックスの5重量
%であった。ゲルマトリックスを、ポリマーの2−ポリ
プロペノエートに対して2:1の比で混合した。吸水の応
答時間は非常に早く、10秒以内に吸水が生じた。
実施例6 ポリアルキレングリコールを2−エチルヘキサノール
に代えて、実施例1のマトリックス製造を繰り返した。
2−エチルヘキサノールはゲルマトリックスの5重量%
であった。ゲルマトリックスをポリマーと2:1の比で混
合した。吸水はゆっくりであったが、ショートは20分後
に修復した。
実施例7 ポリアルキレングリコールに代えてエチレングリコー
ルを使用して、実施例1に記載されたゲルマトリックス
を同様の手順で調製した。エチレングリコールはゲルマ
トリックスの5重量%であった。ゲルを33重量%のポリ
マーと混合した。応答時間が遅く、吸水が1分後に始ま
った。
実施例8 ポリアルキレングリコールに代えてヘキシレングリコ
ール5重量%を使用して、実施例1に記載されたゲルマ
トリックスを製造した。ゲルを33重量%のポリマーと混
合した。吸水の応答時間は、即座であり、導電性の復元
は約20分であった。
実施例9 末端ヒドロキシル基を有し、約900の分子量を有する
ポリプロピレン5重量%に代える以外は実施例1に記載
されたゲルマトリックスを製造した。ゲルを33重量%ポ
リマーと混合した。吸水応答時間は即座であった。
実施例10 ポリアルキレングリコールに代えて、ゲルマトリック
スの5重量%がエチレンオキシドとプロピレンオキシド
の50/50混合物で置換したポリグリコールから成るポリ
グリコールを使用して、実施例1のゲルマトリックスを
製造した。本実施例の組成物は、ゲルマトリックスを33
重量%の吸水性ポリマーと混合すると、吸水に対する即
座な応答を示した。
実施例11 ポリアルキレングリコールに代えてオレイン酸を使用
し、実施例1のゲル組成物を製造した。オレイン酸はゲ
ル組成物の5重量%であった。次いで、ゲルを33重量%
の前記吸水性ポリマーと混合した。オレイン酸組成物
は、吸水を始めるのにより長い時間を要した。実施例1
に記載された試験において、電流は40分後に復元され
た。
実施例12 ポリアルキレングリコールをタル油脂肪酸に代えて、
実施例1のゲル製造を行った。タル油脂肪酸は、ゲルマ
トリックスの5重量%であった。次いで、ゲルを、前記
吸水性ポリマー33重量%と混合した。
オレイン酸およびタル油脂肪酸の効果を、ゲル中に親
水性成分がない組成物と比較した。ポリアルキレン成分
のない実施例1のゲルマトリックスを製造した。オレイ
ン酸およびタル油脂肪酸は、吸水の応答時間を約1/2に
短縮した。親水性添加剤がない場合、化合物が吸水を開
始するのに少なくとも2分かかった。
実施例13 ポリアルキレングリコールに代えて界面活性剤を使用
して、ゲルマトリックスを製造した。使用界面活性剤
は、ソルビタンモノ−9−オクタデセノエート ポリオ
キシ−1,2−エタンジイル誘導体であるスパン(SPAN、
登録商標)80およびトゥイーン(TWEEN、登録商標)80
であった。界面活性剤によりゲルマトリックスの5重量
%を置換した。界面活性剤は、ゲルのコンシステンシー
をある程度変化させた。スパン(登録商標)80は初めに
は吸水を防止した。トゥイーン(登録商標)80は、ポリ
マーを添加したゲルマトリックスにおいて即座の吸水を
示さなかった。
実施例14 実施例1のポリアルキレングリコールを他の界面活性
剤に代えた。界面活性剤は、2,4,7,9−テトラメチル−
5−デシン−4,7−ジオールであった。界面活性剤はゲ
ルマトリックスの5重量%であった。次いで、ゲルマト
リックスを33重量%の炭化水素ポリマーと混合し、最終
生成物を得た。最終混合物は良好な吸水性を示した。ポ
リアルキレングリコールに代えて同様の界面活性剤を1
重量%でゲルマトリックスにおいて使用した。界面活性
剤量の減少は、吸水に対する応答時間を即時から10〜20
秒へと遅くした。
実施例15 実施例1のゲルマトリックスのポリアルキレングリコ
ール成分を種々の分子量を有する2−ポリプロピレンオ
キシドポリエーテルに代えた。2種のポリエーテルはそ
れぞれ1000および2000の平均分子量を有した。これら
は、ポリアルキレングリコールに代えて、ゲルマトリッ
クスに対して5重量%で使用した。吸水性は、低い方の
分子量の化合物の場合にはほぼ即時であり、高い方の分
子量の化合物の場合には僅かに遅かった。
実施例16 実施例1に記載されたゲルマトリックスのゲル成分に
加えて、他のゲルを使用した。分子量2000〜10000のシ
リコーン基を有するポリジメチルシロキサンを炭化水素
ポリマー33重量%と混合した。シリコーンは絶縁効果お
よび吸水性を遅らせる。ポリマーとシリコーンを混合す
る試験において、短くした電線対の修復は数分間ではな
く数時間の程度であった。シリコーンは、即時の修復が
必要でない場合に、使用できる。
実施例17 吸水性炭化水素ポリマーを、熱分解法シリカなどの増
粘剤、ポリアルキレングリコールと混合した。分子量範
囲は100〜90000であってよく、種々のアルキル置換基を
有し得る。炭化水素ポリマーは、10%ないし少なくとも
33%の比で添加される。増粘後の好ましい粘度は、40℃
において100〜90000センチストークスである。
実施例18 炭化水素ポリマーを、パラフィン系脂肪族、ナフテン
系または混合系の石油系炭化水素からのゲルと混合し
た。平均分子量は200〜1000であり、粘度は40℃におい
て5〜500センチストークスである。石油系炭化水素
は、スプライスの電線を腐食する不純物を含んではなら
ない。
実施例19 ポリマーと混合するゲルマトリックスとしてフルオロ
カーボンゲルをも使用した。NYEフルオロエーテルグリ
ース3834(完全フッ素化グリース)をゲルマトリックス
として使用した。フルオロエーテルグリースの粘度は、
210゜Fで26センチストークス、100゜Fで270センチスト
ークスであった。NYEフルオロエーテル7gをナトリウム
2−ポリプロペノエート3gおよび熱分解法シリカ増粘剤
0.5gと混合した。吸水およびショート修復は遅かった
が、有効であった。
実施例20 実施例19に記載したフルオロカーボンマトリックスお
よびポリマー9.5gを実施例1に記載したポリアルキレン
グリコール0.5gと混合した。フルオロカーボンゲルマト
リックスにポリアルキレングリコールを添加することに
よって、即時の吸水およびそれに応じたショートの早い
修復が生じた。
実施例21 ポリエステルをゲルマトリックスとして使用した。ポ
リエステルの分子量範囲は300〜800であり、粘度は40℃
で25〜100センチストークスである。ポリエステルは10
〜30%のポリマーと混合できる。使用したポリエステル
は、トリメチロールプロパンエステル、ペンタエリスリ
トールおよびトリアリルメリテートであった。
吸水は1分以内に生じ、導電性は20分後に回復した。
実施例22 ポリイソブチレン20重量部、ポリアルファオレフィン
4.5重量部およびポリアルキレングリコール1重量部を
使用して液状混合物を調製した。ポリアルキレングリコ
ールは、エチレンオキシド75%とプロピレンオキシド25
%を有するランダムコポリマーであり、平均分子量は1
2,000〜15,000、ヒドロキシル価は5〜10mgKOH/gであっ
た。ポリイソブチレンのASTM− D−445粘度は38℃にお
いて210〜227であり、ASTM D−567粘度インデックスは9
5であり、分子量は750〜約1200であった。使用ポリアル
ファオレフィンはモービルにより製造された長鎖ポリア
ルファオレフィンSHF−61であった。ポリアルファオレ
フィンのASTM D−445粘度は38℃において30.5であり、A
STM D−2270粘度インデックスは132であった。SHF−61
モービル製品に例示されるような使用できるポリアルフ
ァオレフィンは、典型的には分子量200〜800の炭化水素
である。SHF−61は1−デセンのオリゴマーである。ポ
リアルファオレフィンの満足な粘度範囲は、100℃にお
ける2センチストークスないし100℃における100センチ
ストークスである。
液状混合物12重量部を熱分解法シリカ増粘剤1重量部
と混合し、ゲルマトリックスを製造した。ゲルマトリッ
クスの誘電定数は3よりも小さかった。生成ゲルマトリ
ックス2重量部を吸水性ポリマー1重量部と混合した。
この混合物に高粘度ポリイソブチレンを加え、ゲルマト
リックスの約0.125〜約1重量%になるようにした。高
粘度ポリイソブチレンの分子量は約1200〜2300、ASTM D
−445は97.8℃で3000〜5000であった。
12Vの電池を一対のスプライス電線に接続し、水をス
プライスされた領域に導入し、ショートを生じさせた。
次いで、スプライス領域を実施例1の組成物で充填し
た。60秒間で水の吸収が始まった。ショートは修復さ
れ、ケーブル対は導電した。
実施例23 高粘度ポリイソブチレンに代えて粘着付与剤ポリメチ
ルメタクリレート(PMM)を使用し、実施例22と同様の
組成物を使用した。ポリメチルメタクリレートは吸水性
ポリマーの1つとして使用できた。しかし、石油系オイ
ルなどの希釈剤と混合した場合に、PMMは粘着付与剤と
して働いた。典型的な配合は、分子量2000〜5000を有す
るPMMの、1−デセンのポリアルファオレフィンオリゴ
マーとの6%溶液(例えば、ローム・アンド・ハースの
アクリロイド(Acriloid))である。この溶液は、実施
例22のゲルマトリックスおよびポリマー混合物に0.125
〜1重量%の範囲で添加され、粘着性組成物を与える。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−196410(JP,A) 特開 昭57−196409(JP,A) 特開 昭57−196411(JP,A) 特開 昭57−190065(JP,A) 特開 昭58−8777(JP,A) 米国特許3347974(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C08L 1/00 - 101/14

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁における欠陥又は破損の湿分接触によ
    り生じるダメ−ジから、直流を通す通信および他のケ−
    ブルのワイヤを保護する組成物であって、 該組成物が (a)シリコ−ン、石油ゲル、高粘度エステル、グリコ
    −ル、ポリグリコ−ル、オレフィンおよびフルオロカ−
    ボンからなる群から選択された誘電性ゲルマトリック
    ス、 (b)炭化水素主鎖および炭化水素主鎖に結合したアニ
    オン基を有する吸水性ポリマー、および (c)吸水性ポリマーと湿分との間の導管を与える親水
    性物質 を含んでなり、吸水性ポリマーおよび親水性物質が誘電
    性ゲルマトリックス中に分散されている組成物。
  2. 【請求項2】絶縁における欠陥又は破損の湿分接触によ
    り生じるダメージから、直流を通す通信および他のケー
    ブルのワイヤを保護する組成物であって、 該組成物が (a)シリコーン、石油ゲル、高粘度エステル、グリコ
    ール、ポリグリコール、オレフィンおよびフルオロカー
    ボンからなる群から選択された誘電性ゲルマトリック
    ス、 (b)炭化水素主鎖および炭化水素主鎖に結合したアニ
    オン基を有する吸水性ポリマー、および (c)吸水性ポリマーと湿分との間の導管を与える親水
    性物質 を含んでなり、 吸水性ポリマーおよび親水性物質が誘電性ゲルマトリッ
    クス中に分散されており、 吸水性ポリマーの該アニオン基が、水の存在によって生
    じるショート状態にあるワイヤからの直流にさらされる
    場合に、ワイヤ表面に引き付けられて該表面上に蓄積
    し、蓄積したポリマーがワイヤを再絶縁し、これによ
    り、ワイヤから水を排除し、ショートを消滅し、ワイヤ
    を通過する電流の流れを回復する組成物。
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