JP2988453B2 - 電子機器の実装構造体 - Google Patents
電子機器の実装構造体Info
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- H01L2224/10—Bump connectors; Manufacturing methods related thereto
- H01L2224/15—Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process
- H01L2224/16—Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process of an individual bump connector
- H01L2224/161—Disposition
- H01L2224/16151—Disposition the bump connector connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive
- H01L2224/16221—Disposition the bump connector connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked
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- H01L2224/73—Means for bonding being of different types provided for in two or more of groups H01L2224/10, H01L2224/18, H01L2224/26, H01L2224/34, H01L2224/42, H01L2224/50, H01L2224/63, H01L2224/71
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- H01L2924/00—Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
- H01L2924/15—Details of package parts other than the semiconductor or other solid state devices to be connected
- H01L2924/151—Die mounting substrate
- H01L2924/153—Connection portion
- H01L2924/1531—Connection portion the connection portion being formed only on the surface of the substrate opposite to the die mounting surface
- H01L2924/15311—Connection portion the connection portion being formed only on the surface of the substrate opposite to the die mounting surface being a ball array, e.g. BGA
Landscapes
- Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
- Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子機器の実装構造
体に関し、特にフリップチップ型半導体パッケージに格
納した半導体集積回路を用いるサブノートパソコン等の
携帯用電子機器などの電子機器の実装構造体に関する。
体に関し、特にフリップチップ型半導体パッケージに格
納した半導体集積回路を用いるサブノートパソコン等の
携帯用電子機器などの電子機器の実装構造体に関する。
【0002】 〔発明の詳細な説明〕
【従来の技術】最近の電子機器の技術動向において、特
にサブノートパソコンで代表される携帯用電子機器で
は、超小型・薄型サイズの筐体に高速かつ高機能のマイ
クロプロセッサを搭載する動きが活発化し、しかもコス
ト的に優位な実装構造が望まれている。
にサブノートパソコンで代表される携帯用電子機器で
は、超小型・薄型サイズの筐体に高速かつ高機能のマイ
クロプロセッサを搭載する動きが活発化し、しかもコス
ト的に優位な実装構造が望まれている。
【0003】これらの要求に対し、プリント配線板表面
に低誘電率の絶縁体と導体からなる微細な薄膜多層配線
層を有し、この薄膜多層配線層上にはマイクロプロセッ
サを含む複数のフリップチップ型半導体パッケージに格
納した半導体集積回路(以下フリップチップ)を搭載す
る半導体パッケージ技術が開発されている。
に低誘電率の絶縁体と導体からなる微細な薄膜多層配線
層を有し、この薄膜多層配線層上にはマイクロプロセッ
サを含む複数のフリップチップ型半導体パッケージに格
納した半導体集積回路(以下フリップチップ)を搭載す
る半導体パッケージ技術が開発されている。
【0004】この種の従来の電子機器の実装構造体を断
面図で示す図6を参照すると、この従来の電子機器の実
装構造体は、裏面に配線パッドを有し表面に薄膜多層配
線層2を形成したプリント配線板1と、薄膜多層配線層
2上に金属バンプ4を介して接合することにより搭載し
た複数のフリップチップ3と、表面及び裏面に配線パッ
ドを有するマザーボード10と、プリント配線板1の裏
面側の配線パッドとマザーボード10の表面側の配線パ
ッドとを接合する金属バンプ20と、フリップチップ3
裏面側に貼り付けた熱伝導性シート11と、筐体上部の
アルミ板21と、アルミ板21と接合されさらに熱伝導
性シート11の上部に貼り付けられた高熱伝導性の放熱
板12とを備える。
面図で示す図6を参照すると、この従来の電子機器の実
装構造体は、裏面に配線パッドを有し表面に薄膜多層配
線層2を形成したプリント配線板1と、薄膜多層配線層
2上に金属バンプ4を介して接合することにより搭載し
た複数のフリップチップ3と、表面及び裏面に配線パッ
ドを有するマザーボード10と、プリント配線板1の裏
面側の配線パッドとマザーボード10の表面側の配線パ
ッドとを接合する金属バンプ20と、フリップチップ3
裏面側に貼り付けた熱伝導性シート11と、筐体上部の
アルミ板21と、アルミ板21と接合されさらに熱伝導
性シート11の上部に貼り付けられた高熱伝導性の放熱
板12とを備える。
【0005】次に、図6を参照して、従来の電子機器の
実装構造体の動作について説明すると、まず、半導体パ
ッケージをマザーボード10へ接続する方法として、プ
リント配線板1の裏面側の配線パッドと、マザーボード
10の表面側の配線パッドとを金属バンプ20を介し接
合する公知のBGA(Ball Grid Arra
y)方式を採用している。
実装構造体の動作について説明すると、まず、半導体パ
ッケージをマザーボード10へ接続する方法として、プ
リント配線板1の裏面側の配線パッドと、マザーボード
10の表面側の配線パッドとを金属バンプ20を介し接
合する公知のBGA(Ball Grid Arra
y)方式を採用している。
【0006】また、複数個のフリップチップ3を高密度
に搭載する最近の実装技術においては、単位面積当たり
の発熱密度の上昇による熱の問題があるため、この従来
の実装構造の放熱構造は、図に示すように、フリップチ
ップ3の裏面側に熱伝導性シート11を貼り付け、さら
にこの熱伝導性シート11上に筐体上部のアルミ板21
と接合された高熱伝導性の放熱板12を搭載した構造を
とっている。
に搭載する最近の実装技術においては、単位面積当たり
の発熱密度の上昇による熱の問題があるため、この従来
の実装構造の放熱構造は、図に示すように、フリップチ
ップ3の裏面側に熱伝導性シート11を貼り付け、さら
にこの熱伝導性シート11上に筐体上部のアルミ板21
と接合された高熱伝導性の放熱板12を搭載した構造を
とっている。
【0007】さらに、図示していないが、放熱構造とし
ては、図示した放熱板12の他にもフリップチップ裏面
に直接接合した放熱フィンやマイクロファンあるいはヒ
ートパイプなどを搭載する例が報告されている。
ては、図示した放熱板12の他にもフリップチップ裏面
に直接接合した放熱フィンやマイクロファンあるいはヒ
ートパイプなどを搭載する例が報告されている。
【0008】上述した従来の電子機器の実装構造体で
は、薄膜多層配線層2とフリップチップ3とを接合する
金属バンプ4に対し応力が集中する構造上の問題があ
る。
は、薄膜多層配線層2とフリップチップ3とを接合する
金属バンプ4に対し応力が集中する構造上の問題があ
る。
【0009】上述のように、フリップチップ3の素子面
側の電極パッドが金属バンプ4で薄膜多層配線層2の配
線パッドとリジッドに接合され、さらにプリント配線板
1の下面の接続パッドが金属バンプ20によりマザーボ
ード10の接続パッドとリジッドに接合されている。
側の電極パッドが金属バンプ4で薄膜多層配線層2の配
線パッドとリジッドに接合され、さらにプリント配線板
1の下面の接続パッドが金属バンプ20によりマザーボ
ード10の接続パッドとリジッドに接合されている。
【0010】一方、フリップチップ3の裏面側は放熱板
12がリジッドに接合されていることから、この構造で
は金属バンプ4の接合部に対して、熱的・機械的応力が
集中し過剰なストレスがかかり易い。
12がリジッドに接合されていることから、この構造で
は金属バンプ4の接合部に対して、熱的・機械的応力が
集中し過剰なストレスがかかり易い。
【0011】また、筐体上部のアルミ板21に熱拡散す
る構造となっているので、図に示す筐体上部アルミ板上
にはキーボード15が備えられていることからキーボー
ド表面温度が上昇する。
る構造となっているので、図に示す筐体上部アルミ板上
にはキーボード15が備えられていることからキーボー
ド表面温度が上昇する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の電子機
器の実装構造体は、フリップチップの素子面側の電極パ
ッドが金属バンプで薄膜多層配線層の配線パッドとリジ
ッドに接合され、さらにプリント配線板の下面の接続パ
ッドが金属バンプによりマザーボードの接続パッドとリ
ジッドに接合され、さらに、フリップチップの裏面側に
放熱板がリジッドに接合されていることから、上記薄膜
多層配線層とフリップチップとを接合する金属バンプに
対し応力が集中し、信頼性低下の要因となるという欠点
があった。
器の実装構造体は、フリップチップの素子面側の電極パ
ッドが金属バンプで薄膜多層配線層の配線パッドとリジ
ッドに接合され、さらにプリント配線板の下面の接続パ
ッドが金属バンプによりマザーボードの接続パッドとリ
ジッドに接合され、さらに、フリップチップの裏面側に
放熱板がリジッドに接合されていることから、上記薄膜
多層配線層とフリップチップとを接合する金属バンプに
対し応力が集中し、信頼性低下の要因となるという欠点
があった。
【0013】また、筐体上部のアルミ板に熱拡散する構
造となっているので、このアルミ板上に設けたキーボー
ドの表面温度が上昇するという欠点があった。
造となっているので、このアルミ板上に設けたキーボー
ドの表面温度が上昇するという欠点があった。
【0014】本発明の目的は、上記欠点を解決し、携帯
用電子機器などの超薄型サイズにも適用可能で、特定の
接合箇所への応力集中を防止するとともに優れた放熱性
能により信頼性低下の要因を除去した電子機器の実装構
造体を提供することにある。
用電子機器などの超薄型サイズにも適用可能で、特定の
接合箇所への応力集中を防止するとともに優れた放熱性
能により信頼性低下の要因を除去した電子機器の実装構
造体を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の電子機器の実装
構造体は、内部回路として表面に形成した低誘電率の絶
縁体と導体からなる薄膜多層配線層上に金属バンプを介
して接合することによりフリップチップ型半導体パッケ
ージに格納した半導体集積回路(以下フリップチップ)
を複数個搭載したプリント配線板と、前記プリント配線
板の前記内部回路と外部回路とのインタフエース用のマ
ザーボードと、前記内部回路の発生熱を放熱する放熱板
と備える電子機器の実装構造体において、前記プリント
配線板が、前記内部回路の接続用の接続スルーホール
と、一端を所定の形状に形成し他端を前記接続スルーホ
ールに嵌着した入出力ピンとを備え、 前記マザーボード
が、前記インタフエース用の配線に接続する配線用スル
ーホールと、前記配線用スルーホールに嵌合する接続端
子とこの接続端子と柔軟なリード線で接続し前記入出力
ピンの前記一端に嵌合する接続用金具とを有し前記マザ
ーボードの下面に接合するソケットとを備え、前記マザ
ーボードを実装対象電子機器の筐体上部に配置し前記プ
リント配線板の前記内部回路を前記リード線を介して機
械的に柔軟な状態で電気的に接続し、前記フリップチッ
プが前記プリント配線板の下側になるよう前記プリント
配線板ごと倒置し、前記フリップチップをこのフリップ
チップ裏面側に貼り付けた熱伝導性シートを介して前記
筐体下部の金属板と一体化された高熱伝導性の前記放熱
板に直接接合することを特徴とするものである。
構造体は、内部回路として表面に形成した低誘電率の絶
縁体と導体からなる薄膜多層配線層上に金属バンプを介
して接合することによりフリップチップ型半導体パッケ
ージに格納した半導体集積回路(以下フリップチップ)
を複数個搭載したプリント配線板と、前記プリント配線
板の前記内部回路と外部回路とのインタフエース用のマ
ザーボードと、前記内部回路の発生熱を放熱する放熱板
と備える電子機器の実装構造体において、前記プリント
配線板が、前記内部回路の接続用の接続スルーホール
と、一端を所定の形状に形成し他端を前記接続スルーホ
ールに嵌着した入出力ピンとを備え、 前記マザーボード
が、前記インタフエース用の配線に接続する配線用スル
ーホールと、前記配線用スルーホールに嵌合する接続端
子とこの接続端子と柔軟なリード線で接続し前記入出力
ピンの前記一端に嵌合する接続用金具とを有し前記マザ
ーボードの下面に接合するソケットとを備え、前記マザ
ーボードを実装対象電子機器の筐体上部に配置し前記プ
リント配線板の前記内部回路を前記リード線を介して機
械的に柔軟な状態で電気的に接続し、前記フリップチッ
プが前記プリント配線板の下側になるよう前記プリント
配線板ごと倒置し、前記フリップチップをこのフリップ
チップ裏面側に貼り付けた熱伝導性シートを介して前記
筐体下部の金属板と一体化された高熱伝導性の前記放熱
板に直接接合することを特徴とするものである。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図6
と共通の構成要素には共通の参照文字/数字を付して同
様に断面図で示す図1を参照すると、この図に示す本実
施の形態の電子機器の実装構造体は、従来と共通である
が倒立して配置され薄膜多層配線層2上に金属バンプ4
を介して接合することにより搭載した複数のフリップチ
ップ3と、フリップチップ3の裏面側に貼り付けた熱伝
導性シート11と熱伝導性シート11の下部に貼り付け
られた高熱伝導性の放熱板12とに加えて、従来に対し
倒立して配置され配線接続用の複数の外部入出力ピン5
を挿入するスルーホール16を有し表面に従来と共通の
薄膜多層配線層2を形成したプリント配線板1Aと、リ
ード線8を備え入出力ピン5の各々に嵌合し電気的/機
械的接続を行うU字型接続金具6と、U字型接続金具6
のリード線8とマザーボード10Aとの電気的接続を行
う接続端子9を備えるソケット7と、筐体最上部に配置
され接続端子9が嵌合する配線用のスルーホールを有す
るマザーボード10Aと、上面に放熱板12を接合した
筐体下部のアルミ板14とを備える。
と共通の構成要素には共通の参照文字/数字を付して同
様に断面図で示す図1を参照すると、この図に示す本実
施の形態の電子機器の実装構造体は、従来と共通である
が倒立して配置され薄膜多層配線層2上に金属バンプ4
を介して接合することにより搭載した複数のフリップチ
ップ3と、フリップチップ3の裏面側に貼り付けた熱伝
導性シート11と熱伝導性シート11の下部に貼り付け
られた高熱伝導性の放熱板12とに加えて、従来に対し
倒立して配置され配線接続用の複数の外部入出力ピン5
を挿入するスルーホール16を有し表面に従来と共通の
薄膜多層配線層2を形成したプリント配線板1Aと、リ
ード線8を備え入出力ピン5の各々に嵌合し電気的/機
械的接続を行うU字型接続金具6と、U字型接続金具6
のリード線8とマザーボード10Aとの電気的接続を行
う接続端子9を備えるソケット7と、筐体最上部に配置
され接続端子9が嵌合する配線用のスルーホールを有す
るマザーボード10Aと、上面に放熱板12を接合した
筐体下部のアルミ板14とを備える。
【0017】次に、図1を参照して本実施の形態の機能
動作について説明すると、まず、フリップチップ3から
発生する熱を効率よく放熱するため放熱板12をベース
として最下部に配置した実装構造を採用した。図示のよ
うに、フリップチップ3の裏面側が下側となるよう半導
体パッケージを上下反転し、さらに半導体パッケージの
外部入出力ピン5側を後述する応力緩和の接続手段をと
ることで、フリップチップ3の裏面側に伝熱面積が大き
く、しかも高熱伝導率でコスト的に安価な銅板からなる
大型の放熱板12を接合することができるので、以下に
述べるように、放熱比率80%以上もの熱を放熱するた
めの実装構造が実現可能となる。
動作について説明すると、まず、フリップチップ3から
発生する熱を効率よく放熱するため放熱板12をベース
として最下部に配置した実装構造を採用した。図示のよ
うに、フリップチップ3の裏面側が下側となるよう半導
体パッケージを上下反転し、さらに半導体パッケージの
外部入出力ピン5側を後述する応力緩和の接続手段をと
ることで、フリップチップ3の裏面側に伝熱面積が大き
く、しかも高熱伝導率でコスト的に安価な銅板からなる
大型の放熱板12を接合することができるので、以下に
述べるように、放熱比率80%以上もの熱を放熱するた
めの実装構造が実現可能となる。
【0018】この放熱構造の決定に関し、上述の従来の
実装構造において、フリップチップ3の裏面側にアルミ
ニウムや銅等の材質や伝熱面積に関係するサイズなどを
変えた数種類の放熱板を接合して比較した結果、総発熱
量のうち放熱比率約40%〜最大80%以上もの熱が放
熱板を通過することが明らかになった。他の放熱経路で
は、金属バンプ4からプリント配線板1への放熱比率は
15%程度、フリップチップ3のサイドから周辺空気中
への放熱比率は5%程度であった。したがって、フリッ
プチップ3の裏面から放熱する実装構造を最適化すれば
圧倒的な放熱効果を得ることがわかった。
実装構造において、フリップチップ3の裏面側にアルミ
ニウムや銅等の材質や伝熱面積に関係するサイズなどを
変えた数種類の放熱板を接合して比較した結果、総発熱
量のうち放熱比率約40%〜最大80%以上もの熱が放
熱板を通過することが明らかになった。他の放熱経路で
は、金属バンプ4からプリント配線板1への放熱比率は
15%程度、フリップチップ3のサイドから周辺空気中
への放熱比率は5%程度であった。したがって、フリッ
プチップ3の裏面から放熱する実装構造を最適化すれば
圧倒的な放熱効果を得ることがわかった。
【0019】さらに、従来の実装構造のように、マザー
ボード10がベースとなる実装構造では、本実施の形態
のような大型かつ必然的に大重量の放熱板12を搭載す
るとフリップチップ3の金属バンプ4の接合部に対し重
力による負荷がかかり、信頼性低下要因となる。しあた
がって、本実施の形態のように放熱板12を最下部に配
置することによりかかる信頼性低下要因は除去される。
ボード10がベースとなる実装構造では、本実施の形態
のような大型かつ必然的に大重量の放熱板12を搭載す
るとフリップチップ3の金属バンプ4の接合部に対し重
力による負荷がかかり、信頼性低下要因となる。しあた
がって、本実施の形態のように放熱板12を最下部に配
置することによりかかる信頼性低下要因は除去される。
【0020】また、筐体下部のアルミ板に放熱する構造
のためキーボード表面温度上昇を抑えることができる。
のためキーボード表面温度上昇を抑えることができる。
【0021】次に、熱・機械応力緩和のため、半導体パ
ッケージ(フリップチップ3)を上下反転した実装方
法、及びリード線を用いたプリント配線板1とマザーボ
ード10A間の電気的接続方法を採用した。
ッケージ(フリップチップ3)を上下反転した実装方
法、及びリード線を用いたプリント配線板1とマザーボ
ード10A間の電気的接続方法を採用した。
【0022】まず、前者の半導体パッケージの上下反転
実装方法では、フリップチップ3を上下反転して下側の
放熱板と接続するので、従来のような放熱板の重力によ
るフリップチップ3の接合部などへの負荷を全く受ける
ことはない。
実装方法では、フリップチップ3を上下反転して下側の
放熱板と接続するので、従来のような放熱板の重力によ
るフリップチップ3の接合部などへの負荷を全く受ける
ことはない。
【0023】次に、後者のリード線を用いた接続方法
は、従来の金属バンプ20を用いたBGA方式と異な
り、極細なリード線8を用い機械的な自由度をもたせて
接続する方法としたことにより、金属バンプ4に対する
過剰なストレスが緩和され、従来構造に比べ数段信頼性
が向上する。
は、従来の金属バンプ20を用いたBGA方式と異な
り、極細なリード線8を用い機械的な自由度をもたせて
接続する方法としたことにより、金属バンプ4に対する
過剰なストレスが緩和され、従来構造に比べ数段信頼性
が向上する。
【0024】次に、プリント配線板1下面に接続される
外部入出力ピン5の構成とその接続方法を外部入出力ピ
ン5がプリント配線板1から分離した状態と接合した状
態をそれぞれ模式的に断面図で示す図2(A),(B)
を参照すると、外部入出力ピン5は、先端の球状部50
と、プリント配線板1内に設けられた外部入出力用のス
ルーホール16に電気的に接続するための挿入部52
と、挿入位置を調整するためのストッパー51とを備え
る。
外部入出力ピン5の構成とその接続方法を外部入出力ピ
ン5がプリント配線板1から分離した状態と接合した状
態をそれぞれ模式的に断面図で示す図2(A),(B)
を参照すると、外部入出力ピン5は、先端の球状部50
と、プリント配線板1内に設けられた外部入出力用のス
ルーホール16に電気的に接続するための挿入部52
と、挿入位置を調整するためのストッパー51とを備え
る。
【0025】本実施の形態の例では、プリント配線板1
のサイズが50×50mm、外部入出力ピン数が約30
0ピン、外部入出力ピン配列が2.54mm格子のエリ
ア配列になっている。最近、この様なパッケージ仕様で
は従来の技術で説明したBGA方式による接続が良く用
いられているが、本実施の形態のピン挿入方式は、プリ
ント配線基板1内のスルーホール16のメッキ仕上がり
寸法を外部入出力ピン挿入部52の外径より50ミクロ
ンほど大きく仕上げ、図に示すように機械的押圧により
全てのピンを一括接合すると同時にストッパー51によ
り位置調整する。その後、スルーホール16の平坦性や
薄膜多層配線層2との接続信頼性を高めるために導電性
樹脂53を充填しておく。
のサイズが50×50mm、外部入出力ピン数が約30
0ピン、外部入出力ピン配列が2.54mm格子のエリ
ア配列になっている。最近、この様なパッケージ仕様で
は従来の技術で説明したBGA方式による接続が良く用
いられているが、本実施の形態のピン挿入方式は、プリ
ント配線基板1内のスルーホール16のメッキ仕上がり
寸法を外部入出力ピン挿入部52の外径より50ミクロ
ンほど大きく仕上げ、図に示すように機械的押圧により
全てのピンを一括接合すると同時にストッパー51によ
り位置調整する。その後、スルーホール16の平坦性や
薄膜多層配線層2との接続信頼性を高めるために導電性
樹脂53を充填しておく。
【0026】以上のことから、従来のBGA方式のよう
な金属バンプ形成や接続関連装置が不要となることや、
簡単に一括接合できるので短時間の組立が可能となるな
どコスト的に非常に優位な実装方式といえる。
な金属バンプ形成や接続関連装置が不要となることや、
簡単に一括接合できるので短時間の組立が可能となるな
どコスト的に非常に優位な実装方式といえる。
【0027】次に、上下反転された半導体パッケージ
(フリップチップ3)がマザーボード10Aと接続され
た状態を拡大して模式的に断面図で示す図3を参照し
て、まず、図の最上部に示すマザーボード10A内のス
ルーホール40に接続端子9を介して接続されたソケッ
ト7の構成について説明すると、このソケット7は、接
続端子9と、U字型接続金具6と、接続端子とU字型接
続金具を電気的に接続するためのリード線8と、プラス
チック製のケース71とから構成される。
(フリップチップ3)がマザーボード10Aと接続され
た状態を拡大して模式的に断面図で示す図3を参照し
て、まず、図の最上部に示すマザーボード10A内のス
ルーホール40に接続端子9を介して接続されたソケッ
ト7の構成について説明すると、このソケット7は、接
続端子9と、U字型接続金具6と、接続端子とU字型接
続金具を電気的に接続するためのリード線8と、プラス
チック製のケース71とから構成される。
【0028】ケース71は、接続端子を固着するための
溝72と、リード線8を一時的に収納するための溝73
と、U字型接続金具6を一時的に収納するための溝74
とを設ける。
溝72と、リード線8を一時的に収納するための溝73
と、U字型接続金具6を一時的に収納するための溝74
とを設ける。
【0029】接続端子9は、前述したように配列ピッチ
2.54mmと比較的広く一般的な挿入タイプの金属合
金製のピンを用いている。また、ケースの溝72に固着
するためのソケット固着部91を有する。なお、マザー
ボード10の実装密度を大きくする場合には、表面実装
タイプの接続端子を用いることが効果的となる。
2.54mmと比較的広く一般的な挿入タイプの金属合
金製のピンを用いている。また、ケースの溝72に固着
するためのソケット固着部91を有する。なお、マザー
ボード10の実装密度を大きくする場合には、表面実装
タイプの接続端子を用いることが効果的となる。
【0030】次に、U字型接続金具6の構造を示す図4
(A)参照すると、このU字型接続金具6は、薄板をL
字型に曲げ加工し、L字板先端部60を外部入出力ピン
5先端の球状部50の外径より大きくなるように逆曲げ
加工しておき、割溝61ができるように4枚のL字型の
薄板をベース板62に組み込むことで、バネ効果を利用
して外部入出力ピン5の球状部50を電気的に確実に接
続するように包み込むことが可能となる。
(A)参照すると、このU字型接続金具6は、薄板をL
字型に曲げ加工し、L字板先端部60を外部入出力ピン
5先端の球状部50の外径より大きくなるように逆曲げ
加工しておき、割溝61ができるように4枚のL字型の
薄板をベース板62に組み込むことで、バネ効果を利用
して外部入出力ピン5の球状部50を電気的に確実に接
続するように包み込むことが可能となる。
【0031】次に、接続端子9とU字型接続金具6とを
電気的に接続しているリード線8の接続方法及び組立方
法を示す図4(B)を参照すると、リード線8は可能な
限り短く線径は極細ほど望ましい。リード線8の接続方
法は、接続端子9のリード線接続部92をかしめ固定
し、一方のU字型接続金具6のリード線接続部63もか
しめ固定して組み立てたのち、接続端子9をソケット7
の溝72に挿入して固着するととともにリード線8を溝
73に収納し、最後にU字型接続金具6がフリッップチ
ップ3の上下反転時に落下しないよう収納しておく。
電気的に接続しているリード線8の接続方法及び組立方
法を示す図4(B)を参照すると、リード線8は可能な
限り短く線径は極細ほど望ましい。リード線8の接続方
法は、接続端子9のリード線接続部92をかしめ固定
し、一方のU字型接続金具6のリード線接続部63もか
しめ固定して組み立てたのち、接続端子9をソケット7
の溝72に挿入して固着するととともにリード線8を溝
73に収納し、最後にU字型接続金具6がフリッップチ
ップ3の上下反転時に落下しないよう収納しておく。
【0032】マザーボード10Aへのフリップチップ3
の接続は、フリップチップ3の裏面側が下側になるよう
上下反転したのち、U字型接続金具6に対し、外部入出
力ピン5の先端の球状部30を位置合わせして機械的押
圧で一括接合して組み立てる。
の接続は、フリップチップ3の裏面側が下側になるよう
上下反転したのち、U字型接続金具6に対し、外部入出
力ピン5の先端の球状部30を位置合わせして機械的押
圧で一括接合して組み立てる。
【0033】次に、マザーボード10Aと接続された半
導体パッケージ(フリップチップ3)と放熱板12との
最終的な接続状態を拡大して模式的に断面図で示す図5
を参照すると、まず、前述した図3に示す状態では既に
フリップチップ3裏面側に粘着性の熱伝導性シート11
が貼り付けられており、この状態から図に示すように半
導体パッケージ全体を下方向に移動させると同時にU字
型接続金具6がソケット7から離脱する。さらに、一時
的に収納されていたリード線8も任意の長さ分だけ下方
向に伸び、フリップチップ3裏面側が放熱板12表面と
接触するところで接合する。なお、この接続した状態で
のリード線8は図に示すように機械的自由度をもたせて
おくことが応力緩和に対して非常に重要となる。
導体パッケージ(フリップチップ3)と放熱板12との
最終的な接続状態を拡大して模式的に断面図で示す図5
を参照すると、まず、前述した図3に示す状態では既に
フリップチップ3裏面側に粘着性の熱伝導性シート11
が貼り付けられており、この状態から図に示すように半
導体パッケージ全体を下方向に移動させると同時にU字
型接続金具6がソケット7から離脱する。さらに、一時
的に収納されていたリード線8も任意の長さ分だけ下方
向に伸び、フリップチップ3裏面側が放熱板12表面と
接触するところで接合する。なお、この接続した状態で
のリード線8は図に示すように機械的自由度をもたせて
おくことが応力緩和に対して非常に重要となる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電子機器
の実装構造体は、プリント配線板が、内部回路の接続ス
ルーホールと、一端を所定の形状に形成し他端を上記接
続スルーホールに嵌着した入出力ピンとを備え、マザー
ボードが、インタフエース用の配線用スルーホールと、
この配線用スルーホールに嵌合する接続端子とこの接続
端子と柔軟なリード線で接続し上記入出力ピンの一端に
嵌合する接続用金具とを有しマザーボードの下面に接合
するソケットとを備え、マザーボードを実装対象電子機
器の筐体上部に配置してプリント配線板の内部回路とリ
ード線を介して機械的に柔軟な状態で電気的に接続し、
フリップチップが上記プリント配線板の下側になるよう
上記プリント配線板ごと倒置し、フリップチップを筐体
下部の金属板と一体化された高熱伝導性の放熱板に直接
接合するので、サブノートパソコンなど携帯機器の超薄
型・小型化の要求に対応するために、熱やストレスの問
題を解決し低コストで信頼性の高い極めて優れた効果が
期待できる。
の実装構造体は、プリント配線板が、内部回路の接続ス
ルーホールと、一端を所定の形状に形成し他端を上記接
続スルーホールに嵌着した入出力ピンとを備え、マザー
ボードが、インタフエース用の配線用スルーホールと、
この配線用スルーホールに嵌合する接続端子とこの接続
端子と柔軟なリード線で接続し上記入出力ピンの一端に
嵌合する接続用金具とを有しマザーボードの下面に接合
するソケットとを備え、マザーボードを実装対象電子機
器の筐体上部に配置してプリント配線板の内部回路とリ
ード線を介して機械的に柔軟な状態で電気的に接続し、
フリップチップが上記プリント配線板の下側になるよう
上記プリント配線板ごと倒置し、フリップチップを筐体
下部の金属板と一体化された高熱伝導性の放熱板に直接
接合するので、サブノートパソコンなど携帯機器の超薄
型・小型化の要求に対応するために、熱やストレスの問
題を解決し低コストで信頼性の高い極めて優れた効果が
期待できる。
【0035】まず、半導体パッケージを上下反転してフ
リップチップ裏面側を直接高熱伝導性の放熱体に接合し
ているので、多量の発熱を熱伝導で効率的に放熱できる
という効果がある。
リップチップ裏面側を直接高熱伝導性の放熱体に接合し
ているので、多量の発熱を熱伝導で効率的に放熱できる
という効果がある。
【0036】また、筐体下部のアルミ板から筐体全体に
効率よく熱を逃がすので、キーボード表面などの温度上
昇を抑えることができるという効果がある。
効率よく熱を逃がすので、キーボード表面などの温度上
昇を抑えることができるという効果がある。
【0037】また、半導体パッケージとマザーボード間
をリード線によって電気的に機械的自由度をもたせて接
続することにより、フリップチップ接合部の金属バンプ
に対するストレスを緩和し、歪みや破断の問題を解決す
るという効果がある。
をリード線によって電気的に機械的自由度をもたせて接
続することにより、フリップチップ接合部の金属バンプ
に対するストレスを緩和し、歪みや破断の問題を解決す
るという効果がある。
【0038】さらに、BGA方式のような金属バンプ形
成や接続関連装置が不要となることや押し圧による一括
接合方式であり組立時間の短縮など低コスト化が可能で
あるという効果がある。
成や接続関連装置が不要となることや押し圧による一括
接合方式であり組立時間の短縮など低コスト化が可能で
あるという効果がある。
【図1】本発明の電子機器の実装構造体の第1の実施の
形態を示す断面図である。
形態を示す断面図である。
【図2】図1の外部入出力ピンの構成と接続方法を示す
断面図である。
断面図である。
【図3】本実施の形態の電子機器の接続方法の詳細を示
す断面図である。
す断面図である。
【図4】図3のU字型接続金具の構成と接続方法を示す
断面図である。
断面図である。
【図5】本実施の形態の電子機器の接続方法の最終的な
接続状態を示す断面図である。
接続状態を示す断面図である。
【図6】従来の電子機器の実装構造体の一例を示す断面
図である。ブロック図である。
図である。ブロック図である。
1,1A プリント配線板 2 薄膜多層配線層 3 フリップチップ 4,20 金属バンプ 5 外部入出力ピン 6 U字型接続金具 7 ソケット 8 リード線 9 接続端子 10,10A マザーボード 11 熱伝導性シート 12 放熱板 14,21 アルミ板 15 キーボード 16,40 スルーホール 50 球状部 51 ストッパー 52 挿入部 53 導電性樹脂 60 L字型先端 61 割り溝 62 ベース板 63,92 リード線接続部 71 ケース 72,73,74 溝 91 ソケット固着部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−236648(JP,A) 特開 平4−298100(JP,A) 実開 平5−38981(JP,U) 実開 平6−52163(JP,U) 実開 昭57−124155(JP,U) 実開 平6−44196(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H05K 7/20 H01L 23/40
Claims (3)
- 【請求項1】 内部回路として表面に形成した低誘電率
の絶縁体と導体からなる薄膜多層配線層上に金属バンプ
を介して接合することによりフリップチップ型半導体パ
ッケージに格納した半導体集積回路(以下フリップチッ
プ)を複数個搭載したプリント配線板と、前記プリント
配線板の前記内部回路と外部回路とのインタフエース用
のマザーボードと、前記内部回路の発生熱を放熱する放
熱板と備える電子機器の実装構造体において、前記プリント配線板が、前記内部回路の接続用の接続ス
ルーホールと、一端を所定の形状に形成し他端を前記接
続スルーホールに嵌着した入出力ピンとを備え、 前記マザーボードが、前記インタフエース用の配線に接
続する配線用スルーホールと、前記配線用スルーホール
に嵌合する接続端子とこの接続端子と柔軟なリード線で
接続し前記入出力ピンの前記一端に嵌合する接続用金具
とを有し前記マザーボードの下面に接合するソケットと
を備え、 前記マザーボードを実装対象電子機器の筐体上部に配置
し前記プリント配線板の前記内部回路を前記リード線を
介して機械的に柔軟な状態で電気的に接続し、 前記フリップチップが前記プリント配線板の下側になる
よう前記プリント配線板ごと倒置し、前記フリップチッ
プをこのフリップチップ裏面側に貼り付けた熱伝導性シ
ートを介して前記筐体下部の金属板と一体化された高熱
伝導性の前記放熱板に直接接合することを特徴とする電
子機器の実装構造体。 - 【請求項2】 前記入出力ピンの一端を球状形に形成
し、他端を前記プリント配線板に設けたスルーホールに
機械的押圧して一括して挿入して接合するように棒状に
形成し前記球状形部との境界部に前記プリント配線板の
厚さ方向の予め定めた位置で固定するようにストッパー
を設け、 前記接続用金具が、薄板をL字型に曲げ加工した4枚の
L字板先端部を前記入出力ピンの前記球状形の外径より
大きくなるように逆曲げ加工し割溝ができるようにベー
ス板に接合して成る ことを特徴とする請求項1記載の電
子機器の実装構造体。 - 【請求項3】 前記接続端子が、一端に前記マザーボー
ドの前記配線用スルーホールに嵌合するよう尖端を有し
他端に前記リード線を接続した棒状のピンでありことを
特徴とする請求項1記載の電子機器の実装構造体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26557997A JP2988453B2 (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 電子機器の実装構造体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26557997A JP2988453B2 (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 電子機器の実装構造体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11112173A JPH11112173A (ja) | 1999-04-23 |
JP2988453B2 true JP2988453B2 (ja) | 1999-12-13 |
Family
ID=17419091
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26557997A Expired - Fee Related JP2988453B2 (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 電子機器の実装構造体 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2988453B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4978054B2 (ja) * | 2006-05-02 | 2012-07-18 | ソニー株式会社 | 半導体装置及びその製造方法並びに回路基板装置 |
-
1997
- 1997-09-30 JP JP26557997A patent/JP2988453B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11112173A (ja) | 1999-04-23 |
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