JP2988395B2 - 溝切盤 - Google Patents
溝切盤Info
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- JP2988395B2 JP2988395B2 JP8265137A JP26513796A JP2988395B2 JP 2988395 B2 JP2988395 B2 JP 2988395B2 JP 8265137 A JP8265137 A JP 8265137A JP 26513796 A JP26513796 A JP 26513796A JP 2988395 B2 JP2988395 B2 JP 2988395B2
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- JP
- Japan
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- cutter
- groove
- cutters
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- cutting material
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- Dovetailed Work, And Nailing Machines And Stapling Machines For Wood (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のカッタによ
り切削材を溝加工する溝切盤に関するものである。
り切削材を溝加工する溝切盤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般建築に用いられる溝の幅、2列溝間
の間隔は、用途により種々の寸法がある。従来の溝切盤
は、カッタ軸が1軸のため、必要な溝幅に対応した幅の
カッタを準備していた。最近ではカッタの取付傾きを変
えて溝幅を変更する自在カッタがあるが、切削面の仕上
げはあまり良くなく、溝の底面が円弧状になることから
用途が限られていた。
の間隔は、用途により種々の寸法がある。従来の溝切盤
は、カッタ軸が1軸のため、必要な溝幅に対応した幅の
カッタを準備していた。最近ではカッタの取付傾きを変
えて溝幅を変更する自在カッタがあるが、切削面の仕上
げはあまり良くなく、溝の底面が円弧状になることから
用途が限られていた。
【0003】2列以上の溝を同時に加工する場合、カッ
タとカッタの間に挿入する間座を溝と溝の間隔に対応し
た間座に交換していた。また、同時加工する溝分のカッ
タをカッタ軸に取付けるためカッタ軸が長くなる。この
とき、カッタ軸は強度上問題のないように軸径が携帯用
の溝切りに比べ太くなっている。
タとカッタの間に挿入する間座を溝と溝の間隔に対応し
た間座に交換していた。また、同時加工する溝分のカッ
タをカッタ軸に取付けるためカッタ軸が長くなる。この
とき、カッタ軸は強度上問題のないように軸径が携帯用
の溝切りに比べ太くなっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の溝切盤には次の
問題があった。 (1)切削材へ加工する溝幅を変える場合、カッタを一旦
本体から取外し、その溝幅に対応した幅のカッタに交換
しなければならず、作業性が悪かった。 (2) 溝と溝との間隔を変更する際、カッタとカッタの
間に挿入する間座を交換しなければならず、作業前に時
間を要していた。 (3) 自在カッタを使用しても、溝幅を変更する際は、
上記と同様に自在カッタを一旦本体から取外して調整す
る必要があり、作業性が悪かった。 (4) 作業者は携帯用と比較して高価なカッタを切削材
に加工する溝幅に応じて多種類準備する必要があり、カ
ッタ購入に高額な出費をしなければならなかった。 (5) カッタ幅及び溝深さが大きくなるほど切削負荷が
大きくなるため、モートルは、これらカッタで切削でき
るように出力の大きなモートルを使用しなければならな
かった。
問題があった。 (1)切削材へ加工する溝幅を変える場合、カッタを一旦
本体から取外し、その溝幅に対応した幅のカッタに交換
しなければならず、作業性が悪かった。 (2) 溝と溝との間隔を変更する際、カッタとカッタの
間に挿入する間座を交換しなければならず、作業前に時
間を要していた。 (3) 自在カッタを使用しても、溝幅を変更する際は、
上記と同様に自在カッタを一旦本体から取外して調整す
る必要があり、作業性が悪かった。 (4) 作業者は携帯用と比較して高価なカッタを切削材
に加工する溝幅に応じて多種類準備する必要があり、カ
ッタ購入に高額な出費をしなければならなかった。 (5) カッタ幅及び溝深さが大きくなるほど切削負荷が
大きくなるため、モートルは、これらカッタで切削でき
るように出力の大きなモートルを使用しなければならな
かった。
【0005】本発明の目的は、上記した従来の欠点をな
くし、カッタを交換せずに所望の溝幅、複数列の溝加工
及び深溝加工等を容易に行うとともに、小形、軽量かつ
安価な溝切盤を提供することである。
くし、カッタを交換せずに所望の溝幅、複数列の溝加工
及び深溝加工等を容易に行うとともに、小形、軽量かつ
安価な溝切盤を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、テーブル上
面から突出する複数のカッタを、互いに接触しないよう
にテーブルの送材路に沿って前後に離して設け、少なく
とも1個のカッタを送材方向と直交する方向に移動させ
る手段を設け、前記送材路に沿って切削材を送って複数
のカッタで1つのカッタ幅以上の溝幅を加工できるよう
にすることで達成される。
面から突出する複数のカッタを、互いに接触しないよう
にテーブルの送材路に沿って前後に離して設け、少なく
とも1個のカッタを送材方向と直交する方向に移動させ
る手段を設け、前記送材路に沿って切削材を送って複数
のカッタで1つのカッタ幅以上の溝幅を加工できるよう
にすることで達成される。
【0007】又は、テーブル上面から突出する複数のカ
ッタを、互いに接触しないようにテ ーブルの送材路に沿
って前後に離して設け、少なくとも1個のカッタのテー
ブル上面から突出する高さを調整する手段を設け、前記
送材路に沿って切削材を送って複数のカッタで1つのカ
ッタ切削可能高さ以上の溝の深さを加工できるようにす
ることで達成される。
ッタを、互いに接触しないようにテ ーブルの送材路に沿
って前後に離して設け、少なくとも1個のカッタのテー
ブル上面から突出する高さを調整する手段を設け、前記
送材路に沿って切削材を送って複数のカッタで1つのカ
ッタ切削可能高さ以上の溝の深さを加工できるようにす
ることで達成される。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を図1〜図6を
用いて説明する。図1は本発明の実施形態を示す本体正
面図、図2は図1の一部断面側面図、図3は図2のA−
A線断面図、図4は複合による溝加工時の説明図、図5
は2列溝加工時の説明図、図6は深溝加工時の説明図で
ある。
用いて説明する。図1は本発明の実施形態を示す本体正
面図、図2は図1の一部断面側面図、図3は図2のA−
A線断面図、図4は複合による溝加工時の説明図、図5
は2列溝加工時の説明図、図6は深溝加工時の説明図で
ある。
【0009】図において、ベース1上にテーブル2を設
け、テーブル2の上面と対向した位置に切削材3を送材
する送材装置となる送材ローラ4を有するヘッド5を設
けている。テーブル2とヘッド5との間で切削材3の送
材路Dを形成している。テーブル2に昇降用ハンドル7
で回転するフィードスクリュー8が嵌合し、フィードス
クリュー8にヘッド5を支持することで、ヘッド5はテ
ーブル2に立設したコラム6,6を案内に昇降自在とな
る。
け、テーブル2の上面と対向した位置に切削材3を送材
する送材装置となる送材ローラ4を有するヘッド5を設
けている。テーブル2とヘッド5との間で切削材3の送
材路Dを形成している。テーブル2に昇降用ハンドル7
で回転するフィードスクリュー8が嵌合し、フィードス
クリュー8にヘッド5を支持することで、ヘッド5はテ
ーブル2に立設したコラム6,6を案内に昇降自在とな
る。
【0010】テーブル2の上面中央部に開口部2aを形
成しており、開口部2aの切削材3の送材方向(図1に
おいて矢印B方向)に沿ってスライドテーブル11,ス
ライドテーブル12が設けられている。スライドテーブ
ル11にカッタ9、スライドテーブル12にカッタ10
を設け、カッタ9,10は図示しないモートルにより回
転駆動される。これにより、切削材3を一方向(図1の
矢印B方向)へ送材する位置にカッタ9とカッタ10が
前後に並んで位置し、カッタ9とカッタ10は互いに接
触しない位置まで離れて設けられている。
成しており、開口部2aの切削材3の送材方向(図1に
おいて矢印B方向)に沿ってスライドテーブル11,ス
ライドテーブル12が設けられている。スライドテーブ
ル11にカッタ9、スライドテーブル12にカッタ10
を設け、カッタ9,10は図示しないモートルにより回
転駆動される。これにより、切削材3を一方向(図1の
矢印B方向)へ送材する位置にカッタ9とカッタ10が
前後に並んで位置し、カッタ9とカッタ10は互いに接
触しない位置まで離れて設けられている。
【0011】次に、カッタ9,10を送材方向と直交す
る方向に移動させる手段について説明する。テーブル2
内には切削材3の送材方向と直交する方向(図2におい
て矢印C方向)に延びたスライドパイプ13及びスライ
ドパイプ14を設け、スライドパイプ13にはスライド
テーブル11、スライドパイプ14にはスライドテーブ
ル12を支持している。テーブル2前側部にはハンドル
15及びハンドル16が備えられ、ハンドル15のねじ
部はスライドテーブル11の下部、ハンドル16のねじ
部はスライドテーブル12の下部にそれぞれねじ嵌合し
ている。スライドテーブル11はハンドル15を回転す
ることによりスライドパイプ13を案内に矢印C方向に
移動する。スライドテーブル12も同じくハンドル16
を回転することによりスライドパイプ14を案内に矢印
C方向に移動する。このハンドル15,16の回転に伴
い、カッタ9,10もスライドテーブル11,12とと
もに移動することになる。
る方向に移動させる手段について説明する。テーブル2
内には切削材3の送材方向と直交する方向(図2におい
て矢印C方向)に延びたスライドパイプ13及びスライ
ドパイプ14を設け、スライドパイプ13にはスライド
テーブル11、スライドパイプ14にはスライドテーブ
ル12を支持している。テーブル2前側部にはハンドル
15及びハンドル16が備えられ、ハンドル15のねじ
部はスライドテーブル11の下部、ハンドル16のねじ
部はスライドテーブル12の下部にそれぞれねじ嵌合し
ている。スライドテーブル11はハンドル15を回転す
ることによりスライドパイプ13を案内に矢印C方向に
移動する。スライドテーブル12も同じくハンドル16
を回転することによりスライドパイプ14を案内に矢印
C方向に移動する。このハンドル15,16の回転に伴
い、カッタ9,10もスライドテーブル11,12とと
もに移動することになる。
【0012】次に、カッタ9,10がスライドテーブル
11,12上面から突出する高さを調整する手段につい
て説明する。スライドテーブル11内にはカッタ9を回
転自在に支持するカッタハウジング17がスライドパイ
プ13の一方に回転自在に支持されている。カッタハウ
ジング17に設けられた円弧ラック18にウォーム19
がかみ合い、ウォーム19の一端にはスライドテーブル
11に支持されたノブ20が設けられている。ノブ20
を回転すると、ウォーム19、円弧ラック18を介して
カッタハウジング17は上下方向に回動し、これに伴
い、カッタ9も上下動し、テーブル2上面から突出する
カッタ9の突出量を調節する。なお、カッタ10も前記
カッタ9と同様の構成でテーブル2上面から突出する高
さを調節することができる。また、テーブル2上には切
削材3の送材を案内するガイド21が設けられている。
11,12上面から突出する高さを調整する手段につい
て説明する。スライドテーブル11内にはカッタ9を回
転自在に支持するカッタハウジング17がスライドパイ
プ13の一方に回転自在に支持されている。カッタハウ
ジング17に設けられた円弧ラック18にウォーム19
がかみ合い、ウォーム19の一端にはスライドテーブル
11に支持されたノブ20が設けられている。ノブ20
を回転すると、ウォーム19、円弧ラック18を介して
カッタハウジング17は上下方向に回動し、これに伴
い、カッタ9も上下動し、テーブル2上面から突出する
カッタ9の突出量を調節する。なお、カッタ10も前記
カッタ9と同様の構成でテーブル2上面から突出する高
さを調節することができる。また、テーブル2上には切
削材3の送材を案内するガイド21が設けられている。
【0013】上記構成において、図5のように、カッタ
9で切削材3の1列目の溝3a、カッタ10で2列目の
溝3bを溝加工する場合、まず、各ノブ20を回転さ
せ、テーブル2上面に対するカッタ9,10の突出位置
を調整する。次に、ハンドル15で1列目の溝3aの位
置にカッタ9を移動させ、ハンドル16で2列目の溝3
bの位置にカッタ10を移動させる。溝3aと溝3bと
の間隔は、前記したようにカッタ9,10の位置をハン
ドル15,16で移動するだけで容易に変えることがで
きる。送材路Dの送入口Eから切削材3をガイド21の
側面に当接させながら挿入する。切削材3は送材ローラ
4でカッタ9,10に向けて送材され、まず、カッタ9
で1列目の溝3aを加工し、次に、カッタ10で2列目
の溝3bを加工する。加工後、送出口Fから切削材3が
排出される。
9で切削材3の1列目の溝3a、カッタ10で2列目の
溝3bを溝加工する場合、まず、各ノブ20を回転さ
せ、テーブル2上面に対するカッタ9,10の突出位置
を調整する。次に、ハンドル15で1列目の溝3aの位
置にカッタ9を移動させ、ハンドル16で2列目の溝3
bの位置にカッタ10を移動させる。溝3aと溝3bと
の間隔は、前記したようにカッタ9,10の位置をハン
ドル15,16で移動するだけで容易に変えることがで
きる。送材路Dの送入口Eから切削材3をガイド21の
側面に当接させながら挿入する。切削材3は送材ローラ
4でカッタ9,10に向けて送材され、まず、カッタ9
で1列目の溝3aを加工し、次に、カッタ10で2列目
の溝3bを加工する。加工後、送出口Fから切削材3が
排出される。
【0014】図4のように、1個のカッタ幅以上の幅広
の溝3cを加工する場合について説明する。テーブル2
上面に対するカッタ9,10の突出位置を所望の溝3c
の深さに合わせたあと、カッタ9で溝3cの左側、カッ
タ10で溝3cの右側を切削するとした場合、ハンドル
15でカッタ9の左側面9aを溝3cの左端に合わせ、
ハンドル16でカッタ10の右側面を溝3cの右端に合
わせる。これにより、図4から見てカッタ9、カッタ1
0は一部が互いに重なりあうように設定されている。こ
の状態でカッタ9,10及び送材ローラ4を回転駆動さ
せ、送材路Dの送入口Eから切削材3をガイド21の側
面に当接させながら挿入する。まず、カッタ9が溝3c
の左端からカッタ9の幅の分を溝加工し、さらに切削材
3が送材されると、カッタ10が切り残した溝3cを溝
加工する。このように、カッタ9,10により1度の送
材で2回溝加工し、1つの溝3cを形成することで、カ
ッタ9の幅から最大でカッタ9の幅+カッタ10の幅の
の間で溝幅を調整できる。また、切削材3の溝3cの変
更は、カッタ9、10を取り外すことなく、切削材3の
溝3cに応じてカッタ9,10の位置をハンドル15,
16で移動するだけで容易にできる。
の溝3cを加工する場合について説明する。テーブル2
上面に対するカッタ9,10の突出位置を所望の溝3c
の深さに合わせたあと、カッタ9で溝3cの左側、カッ
タ10で溝3cの右側を切削するとした場合、ハンドル
15でカッタ9の左側面9aを溝3cの左端に合わせ、
ハンドル16でカッタ10の右側面を溝3cの右端に合
わせる。これにより、図4から見てカッタ9、カッタ1
0は一部が互いに重なりあうように設定されている。こ
の状態でカッタ9,10及び送材ローラ4を回転駆動さ
せ、送材路Dの送入口Eから切削材3をガイド21の側
面に当接させながら挿入する。まず、カッタ9が溝3c
の左端からカッタ9の幅の分を溝加工し、さらに切削材
3が送材されると、カッタ10が切り残した溝3cを溝
加工する。このように、カッタ9,10により1度の送
材で2回溝加工し、1つの溝3cを形成することで、カ
ッタ9の幅から最大でカッタ9の幅+カッタ10の幅の
の間で溝幅を調整できる。また、切削材3の溝3cの変
更は、カッタ9、10を取り外すことなく、切削材3の
溝3cに応じてカッタ9,10の位置をハンドル15,
16で移動するだけで容易にできる。
【0015】図6のように、深溝3dを加工する場合、
図6から見てカッタ9,10の位置を同一に設定し、カ
ッタ10側のノブ20を操作し、カッタ10をカッタ9
よりもテーブル2面から突出させる。溝加工時はまずカ
ッタ9で半分程度の深さまで溝3dを加工し、残りの深
さをカッタ10で加工する。
図6から見てカッタ9,10の位置を同一に設定し、カ
ッタ10側のノブ20を操作し、カッタ10をカッタ9
よりもテーブル2面から突出させる。溝加工時はまずカ
ッタ9で半分程度の深さまで溝3dを加工し、残りの深
さをカッタ10で加工する。
【0016】これにより、カッタ幅以上の幅の溝3c、
深溝3dを加工する場合、カッタ1個当りの切削負荷が
少なくなり、比較的出力の小さいモートルを使用でき
る。
深溝3dを加工する場合、カッタ1個当りの切削負荷が
少なくなり、比較的出力の小さいモートルを使用でき
る。
【0017】本実施形態では、2つのカッタ9,10を
使用した場合を例に説明したが、3個以上のカッタを送
材方向に沿って前後に離して配設すれば、3列以上の溝
加工、より大きな幅の溝及びより深い溝を切削すること
ができる。
使用した場合を例に説明したが、3個以上のカッタを送
材方向に沿って前後に離して配設すれば、3列以上の溝
加工、より大きな幅の溝及びより深い溝を切削すること
ができる。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、テーブル上面から突出
する複数のカッタを、互いに接触しないようにテーブル
の送材路に沿って前後に離して設け、少なくとも1個の
カッタを送材方向と直交する方向に移動させる手段を設
け、前記送材路に沿って切削材を送って複数のカッタで
1つのカッタ幅以上の溝幅を加工できるようにすること
により、切削材の溝幅の変更及び複数列間の溝間隔の設
定は、カッタを取り外すことなく、少なくとも1つのカ
ッタを移動させるだけで容易に1つのカッタ幅から複数
のカッタを幅を合わせた溝幅の間で溝幅を調整すること
ができる。よって、少ない種類のカッタで所望の溝幅を
加工に応じた加工ができるので、多種類のカッタを必要
とせず、カッタ購入の出費も軽減できる。
する複数のカッタを、互いに接触しないようにテーブル
の送材路に沿って前後に離して設け、少なくとも1個の
カッタを送材方向と直交する方向に移動させる手段を設
け、前記送材路に沿って切削材を送って複数のカッタで
1つのカッタ幅以上の溝幅を加工できるようにすること
により、切削材の溝幅の変更及び複数列間の溝間隔の設
定は、カッタを取り外すことなく、少なくとも1つのカ
ッタを移動させるだけで容易に1つのカッタ幅から複数
のカッタを幅を合わせた溝幅の間で溝幅を調整すること
ができる。よって、少ない種類のカッタで所望の溝幅を
加工に応じた加工ができるので、多種類のカッタを必要
とせず、カッタ購入の出費も軽減できる。
【0019】また、請求項2の効果として、テーブル上
面から突出する複数のカッタを、互いに接触しないよう
にテーブルの送材路に沿って前後に離して設け、少なく
とも1個のカッタのテーブル上面から突出する高さを調
整する手段を設け、前記送材路に沿って切削材を送って
複数のカッタで1つのカッタ切削可能高さ以上の溝の深
さを加工できるようにすることにより、切削材の深溝の
設定は、カッタを取り外すことなく、少なくとも1つの
カッタの高さを調整させるだけで容易に溝の深さを調整
することができる。
面から突出する複数のカッタを、互いに接触しないよう
にテーブルの送材路に沿って前後に離して設け、少なく
とも1個のカッタのテーブル上面から突出する高さを調
整する手段を設け、前記送材路に沿って切削材を送って
複数のカッタで1つのカッタ切削可能高さ以上の溝の深
さを加工できるようにすることにより、切削材の深溝の
設定は、カッタを取り外すことなく、少なくとも1つの
カッタの高さを調整させるだけで容易に溝の深さを調整
することができる。
【図1】本発明の実施形態を示す本体正面図である。
【図2】図1の一部断面側面図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】複合による溝加工時の説明図である。
【図5】2列溝加工時の説明図である。
【図6】深溝加工時の説明図である。
2はテーブル、3は切削材、9,10はカッタ、11,
12はスライドテーブル、13,14はスライドパイ
プ、15,16はハンドル、17はカッタハウジング、
18は円弧ラック、19はウォーム、20はノブであ
る。
12はスライドテーブル、13,14はスライドパイ
プ、15,16はハンドル、17はカッタハウジング、
18は円弧ラック、19はウォーム、20はノブであ
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 テーブル上面から突出する複数のカッタ
を、互いに接触しないようにテーブルの送材路に沿って
前後に離して設け、少なくとも1個のカッタを送材方向
と直交する方向に移動させる手段を設け、前記送材路に
沿って切削材を送って複数のカッタで1つのカッタ幅以
上の溝幅を加工できるようにしたことを特徴とする溝切
盤。 - 【請求項2】 テーブル上面から突出する複数のカッタ
を、互いに接触しないようにテーブルの送材路に沿って
前後に離して設け、少なくとも1個のカッタのテーブル
上面から突出する高さを調整する手段を設け、前記送材
路に沿って切削材を送って複数のカッタで1つのカッタ
切削可能高さ以上の溝の深さを加工できるようにしたこ
とを特徴とする溝切盤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8265137A JP2988395B2 (ja) | 1996-09-13 | 1996-09-13 | 溝切盤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8265137A JP2988395B2 (ja) | 1996-09-13 | 1996-09-13 | 溝切盤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09117904A JPH09117904A (ja) | 1997-05-06 |
JP2988395B2 true JP2988395B2 (ja) | 1999-12-13 |
Family
ID=17413146
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8265137A Expired - Fee Related JP2988395B2 (ja) | 1996-09-13 | 1996-09-13 | 溝切盤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2988395B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50111098U (ja) * | 1974-02-20 | 1975-09-10 | ||
JPS59172Y2 (ja) * | 1980-10-06 | 1984-01-06 | ナショナル住宅産業株式会社 | 長尺材の溝加工装置 |
JPH0321932U (ja) * | 1989-07-07 | 1991-03-06 |
-
1996
- 1996-09-13 JP JP8265137A patent/JP2988395B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09117904A (ja) | 1997-05-06 |
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Date | Code | Title | Description |
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