JP2987576B2 - 消化性潰瘍治療用の植物薬剤、その製造法と用途 - Google Patents

消化性潰瘍治療用の植物薬剤、その製造法と用途

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、Indigofer
a arrectaの抽出物よりなる消化性潰瘍状態管
理用の薬剤組成物に関し、この抽出物の製造法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】消化性潰瘍は、粘膜上皮が酸またはペプ
シンに曝露された部位に発生する胃または十二指腸の粘
膜の良性の損傷として定義されている。社会に流布して
いるのは胃腸の問題である。この疾患の発生は、わがま
ま、不適切な習慣、不安およびストレスと関連がある。
特に上腹部において、極度の疼痛として一般に現れる消
化性潰瘍の症状軽減に対して、多大なエネルギーと資金
が費やされている。数百年の間、制酸剤とH2受容体の
アンタゴニストによる胃散分泌の中和は、消化性潰瘍の
疼痛からの唯一の救済法であった。これらの薬剤は一般
には高価である。従って、社回に及ぼす消化性潰瘍疾患
の社会−経済的影響は想像されるだけである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の前提において、
消化性潰瘍状態の治療のための適切な緩和および/また
は治療の薬剤を薬用植物から見いだす努力がなされてい
る。
【0004】包括的に、人口の約10%は、生涯のある
時期に重篤な消化性潰瘍を発症すると評価されている。
この損傷は、あらゆる年齢で起こり、両性に悪い影響を
及ぼす。
【0005】政府は、毎年、少なくとも500万の人々
が進行性の消化性潰瘍を患っていると評価し、アメリカ
合衆国だけでも、一年に、約350,000ないし50
0.000の新しい症例が診断されている。合衆国で
は、激しい症状のために、毎年、600,000以上の
患者が入院加療を受けている。これらの症例の約3分の
1には、腸閉塞、胃腸上部の出血ならびに穿孔を含む重
篤な合併症が発生している。さらに、毎年、合衆国にお
ける6,000人以上の死亡は、潰瘍障害が直接の原因
となっている。その上、消化性潰瘍状態は、毎年、その
他の11,000人の死亡者における間接的に寄与する
因子として深い関係で結び付けられている。
【0006】ナイジェリアにおいては、一般的な消化性
潰瘍状態が、年齢が21歳ないし51歳の人々を苦しめ
ている。十二指腸潰瘍は中年に最大の影響を及ぼしてい
るが、胃潰瘍は加齢と共に発症頻度が増加する。消化性
潰瘍は、酸性の消化液分泌の攻撃的作用と粘膜を保護す
る防御力との間の不均衡を反映している。胃潰瘍は、低
下した防御機構から由来し、十二指腸潰瘍は、増加した
酸性の消化液分泌の破壊的な作用の結果である。
【0007】
【課題を解決するための手段】十二指腸潰瘍は、胃粘膜
が多量の酸を分泌する場合に起こる。十二指腸潰瘍を有
する患者が正常レベルの酸分泌をしている場合もある
が、平均して、これらの患者は高酸症である。胃散は2
相を有している、すなわち; (1) 体腔壁細胞のコリン作動性の直接刺激が洞から
ガストリン放出を誘導する頭部の相(迷走神経に媒介さ
れる)、および (2) 食物が胃に入る時、洞粘膜から比較的多くのガ
ストリンの放出を起こす強力でない洞の相。
【0008】十二指腸潰瘍を有する患者が体腔壁細胞の
量を増加する証拠は、実験的データが親細胞過形成が獲
得されることを示すとしても、特有な疾病素質を示唆す
る。
【0009】胃潰瘍は胃粘膜抵抗の低下から起こる。防
御効果のうちで主たるものは粘液質の分泌である。年齢
と共に胃潰瘍の頻度が増加するのは、粘液保護層の分泌
に対する漸進性の不能と一致する。慢性胃炎は胃潰瘍の
頻繁な付随物であり、損傷した粘液分泌と関連があり、
そして年齢にも関係がある。実験動物において、蛋白枯
渇、ビタミン欠乏症および一般的な栄養障害は胃潰瘍へ
の感受性を増加することが示されている。
【0010】現在、細菌のHelicobactor
pyloriが十二指腸潰瘍の原因であり得る証拠が増
加しつつある。良性の胃潰瘍とHelicobacto
rpyloriを結び付ける証拠は、十二指腸潰瘍より
も説得力が乏しい。しかしながら、現在の合意は、非ス
テロイド系抗炎症剤(NSAID)の使用に起因しない
胃潰瘍の70%の病因に、微生物が重要であるらしいこ
とである。
【0011】消化性潰瘍によって起きる症候は、非常に
多様である;ある潰瘍は外見上で無症候である。悪心と
嘔吐は、十二指腸または胃の潰瘍のいずれによっても起
こるが、特に後者によって起こる。最も終始一貫してい
る症状は、炎症、激痛または穿孔として様々に記述され
る上腹部の疼痛である。典型的には、十二指腸潰瘍の疼
痛は、最後の食事の2または3時間後に最も激しくな
り、それが食物または制酸剤によって和らげられるまで
持続する。この理由で、疼痛は真夜中に再発し、それを
除くのに一杯のミルクまたは制酸剤を要する。このよう
な症状の疼痛は数週間または数か月間継続し、普通に
は、規律正しい食事規制と治療によって和らげられるだ
けである。再発は無分別な食事またはストレスによって
誘発されることが多く、非常に速いのが普通で、時には
劇的であり、出血または穿孔を示す。通常、消化性潰瘍
からの死亡は、出血または穿孔に起因する。加えて、死
亡または潰瘍が出血または穿孔を起こす患者の高い割合
には、警告の徴候がない。
【0012】この発明の第一の観点により、Indig
ofera arrecta(マメ科)、好適にはIn
digofera arrecta植物の葉の抽出物よ
りなり、その抽出物は適切な溶媒を用いて作られる消化
性潰瘍状態管理用の薬剤組成物が提供される。
【0013】溶媒は、好適には水、より好適には熱水で
ある。
【0014】溶媒抽出物は使用前に好適に凍結乾燥され
る。
【0015】この発明の薬剤組成物は、経口投与のため
の賦形剤として、炭酸マグネシウム、一般に重炭酸マグ
ネシウム、澱粉、例えばトウモロコシ澱粉、タルクおよ
びステアリン酸マグネシウムの組合せを含むことができ
る。好ましい実施態様において、この発明の薬剤組成物
は抽出物の約8重量部ないし約12重量部、炭酸マグネ
シウムの約170重量部ないし約180重量部、澱粉の
約100重量部ないし約120重量部、およびタルクと
ステアリン酸マグネシウムの混合物の約4重量部ないし
約6重量部を含んでいる。
【0016】この発明の薬剤組成物は、好適には、組成
物の全重量の約2.6重量%ないし約4.3重量%の抽
出物を含む。
【0017】この発明の薬剤組成物は、好適には、カプ
セルとして製剤される。
【0018】この発明の第二の観点により、以下の工程
よりなるIndigofera arrectaの抽出
物の製造法が提供される; (i) Indigofera arrecta植物原
料を粉末にする;そして (ii) 粉末を適切な溶媒を用いる抽出工程にかけ
る。
【0019】この発明の方法は、以下の追加的な工程を
含むことができる; (iii) 溶媒抽出物を凍結乾燥する。
【0020】この発明の薬剤組成物は、消化性潰瘍状態
の管理に特に有用である。
【0021】
【実施例】この発明により、ヒトにおける消化性潰瘍の
治療および管理のための薬剤組成物が提供される。この
組成物を、Indigofera arrecta植物
の粉末にした葉から、有効な消化性潰瘍を阻害する化学
物質を抽出することによって製した。この発明の好適な
実施態様において、粉末にした葉は熱水による抽出工程
を受け、粉末にした葉を、数時間、熱水と接触させた。
抽出物を賦形剤担体物質と組合せ、経口投与用にカプセ
ルに入れる混和物を製した。抽出物の約2.6ないし約
4.3重量%を好適に含む混和物は、消化性潰瘍で悩ん
でいるヒトの患者に好適に経口投与される。
【0022】抽出物の製造には、Indigofera
arrecta植物の葉を乾燥し、乳鉢と乳棒または
ボールミルを用いて粉砕して微細な粉末とした。次い
で、細かく粉砕した原料500グラムを水3リットル中
に浸漬し、沸騰する水浴上で約4時間加熱した。次に、
結果として生成した混合物を濾紙を用いて濾過し、濾液
を約800mlの容量まで減圧下に濃縮した。その後、
フィン−アクアリオバク(Finn−Aqua Lyo
vac)凍結乾燥機を用いて、濃縮物を48時間凍結乾
燥して、最初の粉末にした葉の原料から抽出した活性な
薬剤原料を含む乾燥粉末を得た。抽出した物質の典型的
な収率は、粉砕した葉の粗原料の最初の重量に基づいて
約14ないし15%であった。すなわち、出発のバッチ
が約500グラムの場合、収量は約70ないし75グラ
ムであった。
【0023】粉砕した葉の粗原料の植物化学スクリーニ
ングは、揮発性油、サポニン、タンニンおよび樹脂の存
在を示した。しかしながら、凍結乾燥した抽出物中には
タンニンとサポニンだけが存在することが判った。グリ
コシド、アントラキノン、アルカロイド、加水分解され
るタンニンおよび樹脂は、凍結乾燥された抽出物には見
られなかった。凍結乾燥した抽出物は、揮発性油の約
0.02ないし0.04重量%とタンニンの約7ないし
9重量%を含んでいた。
【0024】Indigofera arrecta
物は、科学的調査のための可能な候補として最初に選ば
れ、凍結乾燥された抽出物を用いて、消化性潰瘍状態に
関連していることが知られている細菌に対する有効性が
評価された。Ps.aeruginosaE.col
S.aureusおよびB.subtilisに対
する、Indigofera arrecta抽出物の
最低阻止濃度および最低殺菌濃度は、寒天希釈法を用い
て決定した。Indigofera arrecta
出物は、テストした普通に遭遇する微生物のすべてに強
力な抗菌力を示した。最低阻止濃度は、Ps.aeru
ginosaに0.5mg/ml;E.coliに1m
g/ml;S.aureusに1mg/ml;そして
B.subtilisに1mg/mlであった。最低殺
菌濃度は、Ps.aeruginosaに1mg/ml
そして他の3種の細菌に2mg/mlであった。
【0025】Indigofera arrecta
葉の凍結乾燥した抽出物は、標準法を用い、マウスにお
ける腹腔内経路によって急性毒性試験を行なった。顕著
な副作用は見られなかった。LD50は腹腔内投与で2
45±28mg/kgと決定された。
【0026】消化性潰瘍疾患の標的系は消化管である。
多くの抗潰瘍剤、特に受容体系と相互に作用する抗潰瘍
剤は、胃腸の生理機構および潰瘍誘発物質に対する生理
反応に影響を及ぼす。この前提に基づいて、Indig
ofera arrectaの葉の凍結乾燥された熱水
抽出物の作用およびアセチルコリン(Ach)とヒスタ
ミンとの相互作用を、平滑筋と骨格筋の両方で検討し
た。この結果は、Indigofera arrect
の葉の抽出物が消化管の平滑筋を弛緩する何らかの鎮
痙性の素因を含んでいることを指示する。
【0027】予備試験において、マウスで実験的な胃潰
瘍を誘発するアスピリンモデルを用い、この発明の主題
をなすIndigofera arrectaの葉の抽
出物の抗潰瘍作用を評価した。表1に示すように、In
digofera arrectaの葉の抽出物はアス
ピリン誘発性潰瘍に顕著な効果を有していた。この効果
は、潰瘍の平均指数によって示されるように、抽出物の
用量につれて増加した。
【表1】
【0028】小腸通過時間を遅くする薬剤は潰瘍患者に
有益な影響を及ぼす。マウスの小腸通過に及ぼすInd
igofera arrecta抽出物の影響を、活性
炭食餌法を用いて試験した。表2の結果は、マウスにお
ける抽出物の腹腔内投与が小腸の通過を低減することを
示している。しかしながら、この阻害は用量依存性であ
るとは思われなかった。
【表2】
【0029】この発明のIndigofera arr
ecta抽出物は炎症を誘発する傾向は殆どなかった。
実際、試験期間中、炎症を誘発する1時間前に腹腔内に
投与(200mg/kg)した。他方、この用量での
ndigofera arrecta抽出物は強力な抗
炎症活性を示さなかった。しかしながら、卵アルブミン
投与の80分後に、有意な(p<0.05)抗炎症活性
が見られた。
【0030】この発明のIndigofera arr
ecta抽出物の鎮痛効果を、熱疼痛(50.2±1℃
のホットプレート)および化学物質による疼痛(身悶え
を誘導する酢酸)で試験した。二つのモデルで、Ind
igofera arrecta抽出物は疼痛閾値の増
加に効果がなかった。
【0031】この発明のIndigofera arr
ecta抽出物の分泌抑制活性も試験した。この試験
は、幽門を結紮した(シェイ)ラットで行なった。水を
自由に与えながら48時間絶食させた後、ペントバルビ
トン麻酔下に幽門を結紮した。6時間のラットの幽門結
紮は、胃の分泌量の蓄積を起こし、胃散の排出量を増加
した。表3に示すように、この発明のIndigofe
ra arrecta抽出物は、基底の胃分泌容量およ
び酸性を有意に減少した。この発明のIndigofe
ra arrecta抽出物で処置された動物では、潰
瘍の数と重篤度が顕著に減少した。加えて、抽出物の効
果は用量依存性であることが決定された。
【表3】
【0032】この発明のIndigofera arr
ecta植物の葉の抽出物は規格化され、世界保健機関
(WHO)のガイドラインにより、カプセルの投与形態
に製剤された。これらのガイドラインは、植物由来の製
品(例えば、薬草製剤)が安全であり効力を示す場合、
それは次に規格化され、臨床試験に適した用量で調剤さ
れることを明らかに勧告している。一般に容認された方
法により、本発明のIndigofera arrec
ta植物の葉の抽出物の適切な1日当りの用量は、2回
に分けて経口で投与される約3mg/体重kgである。
【0033】この発明のIndigofera arr
ectaの葉の抽出物のための臨床試験を、試験志願者
により開始した。症状発現の疼痛、悪心および嘔吐の臨
床パラメーター、ならびに腎と肝の血液学像と機能を評
価した。今までに得られたデータは、腎、肝および血液
化学に関して検出される悪影響なしに、消化性潰瘍に対
するIndigofera arrecta植物の葉の
抽出物の有効性を示した。これらのパラメーターの記録
された値は正常の範囲内であった。平均して、試験群に
おける被検者の約80%は、試験プログラムに参加して
以来、疼痛の症状発現からの軽減を経験した。
【0034】今日までになされた試験の結果として、こ
の発明のIndigofera arrecta植物の
葉の抽出物を用いた、消化性潰瘍状態管理用のヒトへの
経口投与に適切で有効な製剤は、抽出物自体の約8重量
部ないし約12重量部、重炭酸マグネシウムの約170
重量部ないし約180重量部、乾燥トウモロコシ澱粉の
約100重量部ないし約120重量部、そしてタルクと
ステアリン酸マグネシウムの混合物の約4重量部ないし
約6重量部を含むと定められている。この製剤は、凍結
乾燥された粘着性固体の抽出物の約200mgを、メタ
ノールの約20ないし25mlに吸収させることによっ
て製した。この混合物を水浴上で濃縮して濃厚な液状物
を得た。吸収剤として重炭酸マグネシウムの約3ないし
4グラムを加え、その後、混合物が均質な物質になるよ
うに磨砕した。次いで、乾燥トウモロコシ澱粉の約2な
いし2.4グラムを加えて均一な混合物を形成するため
に再び磨砕した。続いて、タルク/ステアリン酸マグネ
シウム混合物の約8ないし12mgを加えて、再び、こ
の塊状物を均一になるまで混合した。さらに、この物質
をカプセルに充填し、各カプセルが均一な混合物の約2
82ないし306mgを含むようにした。この発明の
ndigofera arrecta植物の葉の抽出物
の1日当りの用量は、2個の別々のカプセルとして、好
適には、1カプセルを朝食時の朝そして他の1カプセル
を就寝前の夜に経口で投与される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 チャールズ オー・エヌ・ワンベベ ナイジェリア国、アブジヤ、マイタマ、 アソドライブ、18 (72)発明者 ドガラ エス・フュルネン ナイジェリア国、カデュナ ステイト、 ヴィア クオイ ファイ、ビハインド バプティスト チャーチ (72)発明者 カルニュス シンギュ ガマニエル ナイジェリア国、アブジヤ、オールド アプロフィム ライフ キャンプ、ハウ ス 10 (72)発明者 ピー・アカー ナイジェリア国、エンシュカ、ユニバー シティ オブ ナイジェリア、オディム ストリート シーオーナンバー 41 (72)発明者 エイチ・シッツ ナイジェリア国、アブジヤ、ウーズ ゾ ーン 3、 ルクル ストリート、ブロ ック 9、フラット 11 (72)発明者 アモス サムソン ナイジェリア国、アブジヤ、ウーズ ゾ ーン 3、 ルクル ストリート、ブロ ック 9、フラット 6 (72)発明者 フローレンス チデュメ ナイジェリア国、アブジヤ、ピー・エ ム・ビー 21 ナショナル インスティ テュート フオア ファーマシューティ カル リサーチ アンド デベロップメ ント、デパートメント オブ フューマ コロジー アンド トキシコロジー (56)参考文献 Chemical Abstract s,vol.119,要約番号113340 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61K 35/78 A61K 9/48 CA(STN)

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Indigfera arrecta
    の抽出物よりなり、その抽出物は適切な溶媒を用いて作
    られる、消化性潰瘍治療用の薬剤組成物。
  2. 【請求項2】 Indigfera arrecta
    植物の葉の抽出物よりなる、請求項1に記載の薬剤組成
    物。
  3. 【請求項3】 溶媒は熱水である、請求項1または2
    に記載の薬剤組成物。
  4. 【請求項4】 溶媒抽出物は凍結乾燥される、請求項
    1ないし3のいずれか一つに記載の薬剤組成物。
  5. 【請求項5】 経口投与のための賦形剤として炭酸マ
    グネシウム、澱粉、タルクおよびステアリン酸マグネシ
    ウムよりなる、請求項1ないし4のいずれか一つに記載
    の薬剤組成物。
  6. 【請求項6】 組成物は、抽出物の約8重量部ないし
    約12重量部、炭酸マグネシウムの約170重量部ない
    し約180重量部、澱粉の約100重量部ないし約12
    0重量部、およびタルクとステアリン酸マグネシウムの
    混合物の約4重量部ないし約6重量部を含む、請求項5
    に記載の薬剤組成物。
  7. 【請求項7】 抽出組成物の約2.6重量%ないし約
    4.3重量%を含む、請求項1ないし5のいずれか一つ
    に記載の薬剤組成物。
  8. 【請求項8】 以下の工程よりなる請求項1の薬剤組
    成物の製造法: (i) Indigfera arrecta原料を粉
    末にする;そして (ii) 粉末を適切な溶媒を用いる抽出工程にかけ
    る。
  9. 【請求項9】 工程(ii)における水は熱水であ
    る、請求項8記載の方法。
  10. 【請求項10】 溶媒抽出物を凍結乾燥する工程(ii
    i)を含む、請求項8または9のいずれかに記載の方
    法。
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Chemical Abstracts,vol.119,要約番号113340

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WO2019142799A1 (ja) 2018-01-18 2019-07-25 学校法人慶應義塾 潰瘍性大腸炎治療カプセル剤
KR20200118813A (ko) 2018-01-18 2020-10-16 각고호우징 게이오기주크 궤양성 대장염 치료 캡슐제

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