JP2987344B2 - 燃料フィルタ - Google Patents

燃料フィルタ

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JP2987344B2
JP2987344B2 JP9120468A JP12046897A JP2987344B2 JP 2987344 B2 JP2987344 B2 JP 2987344B2 JP 9120468 A JP9120468 A JP 9120468A JP 12046897 A JP12046897 A JP 12046897A JP 2987344 B2 JP2987344 B2 JP 2987344B2
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tube
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    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B01D—SEPARATION
    • B01D27/00—Cartridge filters of the throw-away type
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    • B01D27/06—Cartridge filters of the throw-away type with cartridges made of a piece of unitary material, e.g. filter paper with corrugated, folded or wound material
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    • B01D27/00—Cartridge filters of the throw-away type
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    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B01D—SEPARATION
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    • B01D36/003—Filters in combination with devices for the removal of liquids
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    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M37/00—Apparatus or systems for feeding liquid fuel from storage containers to carburettors or fuel-injection apparatus; Arrangements for purifying liquid fuel specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines
    • F02M37/22—Arrangements for purifying liquid fuel specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines, e.g. arrangements in the feeding system
    • F02M37/32—Arrangements for purifying liquid fuel specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines, e.g. arrangements in the feeding system characterised by filters or filter arrangements
    • F02M37/42—Installation or removal of filters

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  • Filtration Of Liquid (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、全体として燃料フ
ィルタに関し、更に詳細には、濾過される燃料から水を
除去する燃料フィルタに関する。
【０００２】
【従来の技術】多くのディーゼルエンジンは、水分を実
質的に含まないディーゼル燃料を必要とする。大量の水
分を含むディーゼル燃料は、ディーゼルエンジンの性能
に悪影響を及ぼすばかりでなく、その信頼性を損なうと
ともに寿命を短くする。水分を含む燃料がもたらす悪影
響を回避するため、特殊な処理を施した濾過材を使用し
て水をディーゼル燃料から除去する燃料フィルタが開発
されている。これらの特殊な処理を施した濾過材は、非
常に効果的であり、燃料の流れからほぼ全ての自由水及
び最大９７％の乳化水を除去できる。このような水分離
燃料フィルタでは、燃料から分離された水は濾過材の表
面上側で合体し、重力によって下に少しづつ流れ、通常
は燃料フィルタのベースのサンプ領域に集められる。
【０００３】燃料から除去した水及び他の汚染物の処理
は、関連した重要な問題点である。水がフィルタのベー
スにあるサンプの容量を越えて溜まった場合には、水
は、最終的には、清浄燃料供給を汚染する。例えば、余
分な水は濾過材の水除去性能を損ない、燃料の流れによ
って取り出され、ディーゼルエンジンに向かって下流に
移送される。
【０００４】幾つかの燃料フィルタには、手動で開放す
ることによって水を排出できる豆コックがサンプのベー
スに設けられている。この水ドレン方法は、完全に満足
のいく方法ではない。先ず第１に、燃料フィルタの機能
を保持するためにオペレータが燃料フィルタの保守を定
期的に行わなければならない。更に、手動式豆コック
は、サンプが一杯になる前にオペレータが使用する場合
にしか有効でない。サンプが一杯になったときに水のド
レンを行うことをオペレータが忘れないようにする一つ
の手段は、フィルタのサンプ領域に挿入した電子式水分
検出プローブを使用することである。この検出プローブ
は、サンプ内の水が所定レベルに達したときに賦勢さ
れ、フィルタの保守を行う必要があることをオペレータ
に警告する警告灯又はブザーに接続されているのがよ
い。この方法は、信頼性に欠ける他の方法よりも好まし
いけれども、欠点がある。例えば、フィルタにセンサを
加えることによって、構造上の強度が低下し、フィルタ
の一体性が損なわれ、経路に漏れが生じることが考えら
れる。更に、センサ及び電子的接続装置を警報システム
に組み込むと、コストが上昇するばかりでなく、燃料濾
過システムが更に複雑になる。
【０００５】自動排出燃料／水セパレータの提供につい
ての解決策として、背部と背部とを向き合わせて垂直方
向に取り付けられた二つのフィルタを使用するデュアル
フィルタシステムが提案された。これらのシステムは、
過度に複雑であり、単一フィルタシステムにない作動上
の欠点がある。
【０００６】更に、水サンプが燃料フィルタの下に形成
されており、エンジンから延びる長い抽出チューブによ
って自動的にドレンを行うためにエンジンに連結され
た、単一フィルタシステムを使用することが提案され
た。この提案には、回して取り付ける種類の即ちスピン
オン式のフィルタアタッチメントのねじ山を備えたネッ
クから外方に突出した長い抽出チューブを有するフィル
タ取り付けヘッドが含まれる。スピンオンフィルタは、
フィルタが適切に取り付けられたとき、フィルタエレメ
ントを通して長い抽出チューブをフィルタの下にあるサ
ンプ領域に挿入できるようになっている。作動中、サン
プ領域内の水は、フィルタ内の燃料の圧力によって加圧
され、抽出チューブを通って流れ、最終的に燃料タンク
に戻される。この提案されたフィルタシステムにより、
ダブルフィルタシステムの問題点なしに、燃料から分離
された水を自動的に排出できる。しかしながら、この方
法には幾つかの欠点がある。水をフィルタの下にあるサ
ンプ領域から抽出するためには、抽出チューブをフィル
タ自体とほぼ同じ長さにする必要がある。これは、ねじ
山を備えた単一のスタッド上でフィルタを回す簡単な操
作を行うことによって、シール及び連結が全て「自動的
に」なされるスピンオンフィルタの考えの簡単さを思わ
ぬ程損なってしまう。その代わりに、長いチューブをフ
ィルタのベースのサンプに連結するために、非常に高度
の注意力を必要とする。更に、長い突出チューブは、ス
ピンオンフィルタの取り付けに必要な隙間をかなり大き
くする。このような隙間は、ぎっしり詰まったエンジン
ルーム等のぎっしり詰まった環境でフィルタが取り付け
られる場合には、利用できない。更に、チューブは、長
いため、フィルタの取り外し中及び設置中に誤って曲げ
てしまったり壊してしまったりすることがある。チュー
ブをフィルタ内にどれ程深く挿入したのかにより、設置
中、フィルタ及びチューブを注意深く整合させなければ
ならない。チューブが僅かに曲がっているといった理由
による僅かな不整合でさえ、フィルタ内のシールの一体
性を損ない、清浄燃料を汚れた燃料又は除去した水と混
合してしまう。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】以上に鑑み、本発明の
主な目的は、フィルタの下のサンプ内に集められた水を
自動的に排出できるスピンオン燃料フィルタを、その信
頼性及び設置の容易さを損なわずに提供することであ
る。
【０００８】これと関連した本発明の目的は、未濾過燃
料用連結部、濾過済燃料用連結部、及び水排出用連結部
が全てフィルタの上プレートに設けられた、通常のスピ
ンオン設置によって連結がなされる自動排出式スピンオ
ンフィルタを提供することである。
【０００９】本発明の別の関連した目的は、組み立てが
容易であり且つ安価に製造できる簡単で丈夫な構造を持
つ自動排出式スピンオンフィルタを提供することであ
る。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明のこれらの目的及
び他の目的によれば、水をフィルタの下のサンプから自
動的に排出するためのシールされた水通路を構成する組
み込み式の中央ドレンチューブを使用するスピンオン式
燃料フィルタが提供される。フィルタは、フィルタ取り
付けヘッドに取り付けられるように形成されている。フ
ィルタ取り付けヘッドは、フィルタをスピンオン連結
し、濾過済燃料を導出するためのねじ山を備えた中央ネ
ック、及び水をフィルタの外に導出するため、ねじ山を
備えた中央ネックの中心から突出したスタブチューブを
有する。フィルタは、円筒形キャニスタ内に封入されて
いる。キャニスタの開放端は連結プレートによって閉鎖
されている。連結プレートは、スピンオン連結を行うた
め、ねじ山を備えた中央ネックと螺合するねじ山を備え
た中央ボスを有し、濾過済燃料を通すための中央ポート
に連結される。キャニスタ内には、清浄燃料通路として
役立つ内部ボアを構成する円筒形フィルタエレメントが
支持されている。サンプは、フィルタエレメントとキャ
ニスタの閉鎖端との間に形成される。中央ドレンチュー
ブは、フィルタエレメントのボア内に支持されている
が、これは流体工学的に絶縁されており、連結プレート
のねじ山を備えた中央ボスと同軸に整合しており且つこ
のボスによって支持されている。中央ドレンチューブ
は、水サンプ内に突出したサンプ端及びねじ山を備えた
中央開口部と隣接して配置された出口端を有する。ドレ
ンチューブの出口端の内部にはガスケットが設けられて
おり、スタブチューブに連結するための水ポートを形成
する。内部ガスケットにより、スタブチューブを軸線方
向に挿入でき、これと密封係合できる。
【００１１】本発明の特長は、組み込み式の中央ドレン
チューブがフィルタの下のサンプをフィルタの頂部の近
くにある中央水ポートに連結することである。このよう
にして、未濾過燃料、濾過済燃料、及び水用の三つのポ
ートは、全て、フィルタの開放端と同心にこの開放端と
隣接して配置されており、これらの三つのポートは、フ
ィルタを通常の通りにスピンオン連結することによっ
て、取り付けヘッドの対応する流体導管に連結される。
かくして、本発明のフィルタは、従来のスピンオンフィ
ルタと同様に容易に且つ確実に設置できる。更に、ドレ
ンチューブの出口端がフィルタの開放端の近くにあるた
め、水をサンプから除去するためにドレンチューブと共
に水抽出通路を形成するために、取り付けヘッドに必要
な抽出チューブは非常に短い。これにより、フィルタの
設置に必要な隙間が小さくなる。
【００１２】本発明のこれらの及び他の目的及び利点
は、添付図面を参照して以下の詳細な説明を読むことに
よって更に明らかになるであろう。
【００１３】本発明は、種々の変更及び変形例の構造が
可能であるけれども、本発明の例示の特定の実施例を添
付図面に示し、以下に詳細に説明する。しかしながら、
本発明を開示の特定の形態に限定しようという意図はな
く、それどころか、本発明は、特許請求の範囲に定義し
た本発明の精神及び範囲内の全ての変更及び変形例の構
造及び等価物を全て網羅しようとするものであるという
ことは理解すべきである。
【００１４】
【発明の実施の形態】本発明を例示の目的で添付図面に
水を燃料から分離するためのフィルタシステムと関連し
て示す。このシステムは、燃料／水セパレータとして知
られている。図１は、回して取り付ける種類のフィルタ
即ちスピンオンフィルタ２０をフィルタ取り付けヘッド
１１に取り付けたフィルタシステムを示す。本発明の重
要な特徴によれば、スピンオンフィルタ２０は、フィル
タの下にある水サンプ３６をフィルタの上のサンプポー
トに連結する密封された水通路を形成する組み込み式中
央ドレンチューブ６０を有する。この特徴により、フィ
ルタの三つのポート、即ち未濾過燃料用ポート、清浄燃
料用ポート、及び燃料から除去した水用のポートは、全
て、開放端２２と隣接して配置されており、フィルタ２
０を回して取り付けヘッド１１に取り付けたとき、三つ
のポートと取り付けヘッド１１の燃料通路及び水通路の
夫々との連結部が形成される。
【００１５】更に詳細には、フィルタ取り付けヘッド１
１は、スピンオン連結を行うためのねじ山を備えた中央
ネック１４を有する。未濾過燃料導管１２は、未濾過燃
料をフィルタ２０に供給する。清浄な濾過済燃料は、ね
じ山を備えたネック１４の孔１５及び清浄燃料出口導管
１７を介してフィルタから導出される。取り付けヘッド
には、ねじ山を備えた中央ネック１４の中央から突出し
たスタブチューブ１６が更に設けられている。以下に詳
細に説明するように、スタブチューブ１６は、水をフィ
ルタの外に導出するための水通路を構成するため、ドレ
ンチューブ６０に連結されている。スタブチューブ１６
は、好ましくは、燃料戻し管路を介して燃料タンクに連
結されており、そのため、燃料から除去した水は、最終
的には燃料タンクに戻される。燃料タンクでは、水は、
添加剤と結合させるといった方法で処理できる。
【００１６】フィルタ２０は、従来のスピンオンフィル
タと同様に円筒形のキャニスタ２１内に入っている。キ
ャニスタは、好ましくは、金属製絞り成形ハウジングで
ある。キャニスタは、取り付けヘッド１１と流体連通す
るための開放端２２及び閉鎖端２３を有する。開放端２
２は、ねじ山を備えた中央ボス２８を持つ連結プレート
２６によって閉鎖されている。ねじ山を備えた中央ボス
２８は、スピンオンフィルタ連結用のねじ山を備えた中
央ネック１４と適合した大きさのねじ山を有する。更
に、ねじ山を備えた中央ボスは、フィルタの中央燃料出
口ポート２９にも流体連結できる。図示の実施例では、
連結プレート２６を所定位置に固定するため、連結プレ
ート２６に溶接された継ぎ合わせ蓋３２を使用すること
によって、キャニスタ２１を連結プレートに機械的に抱
え継ぎする。キャニスタの円筒形の縁部及び継ぎ合わせ
蓋３２の円筒形の縁部を互いに及び連結プレート２６の
肩部上に巻き、要素を互いに固定的に係止する。継ぎ合
わせ蓋３２は、好ましくはニトリルゴム製のガスケット
リング３４を支持し、捕捉している。ガスケットリング
３４は、ねじ山を備えた中央ネック１４にフィルタをス
ピンオン連結した後、外部環境から燃料が通らないよう
にシールする。
【００１７】水及び燃料中に浮遊した粒子を除去するた
め、フィルタは、キャニスタ内に支持された円筒形フィ
ルタエレメント４０を有する。ばね５０は、耐蝕性のた
め、好ましくは電気亜鉛メッキされているが、濾過材を
キャニスタから離間するプラスチック製絶縁体を含むの
がよく、フィルタエレメントの下支持プレート４４とキ
ャニスタの底２３との間に配置されている。フィルタエ
レメント４０の外周及びキャニスタ２１は、未濾過燃料
を取り付けヘッド１１から受け入れるための外周チャン
バ３８を形成する。燃料はフィルタエレメント４０を通
過し、濾過済燃料通路を形成する中央ボア４８に移動す
る。フィルタエレメントは、このエレメントに接着等で
固定された上キャップ４２及び下キャップ４４によって
支持されており且つ補剛されている。燃料から除去され
た水は、下キャップ４４とキャニスタの閉鎖端２３との
間に形成されたサンプ３６に集められる。
【００１８】好ましい実施例では、フィルタエレメント
４０で使用した濾過材４１は、遊離水及び乳化水の両方
を選択的に寄せつけないように特殊処理したセルロース
製プリーツ濾過材である。図１では、上キャップ４２及
び下キャップ４４は、両方とも、打ち抜きスチール製で
ある。第７図は、好ましくは成形プラスチック製の下キ
ャップ１４４を示す。所望であれば、上キャップ４２及
び下キャップ４４の両方をナイロン製のプラスチック材
料で成形できる。本実施例では、フィルタエレメント４
０は、濾過材を半径方向に支持するためのパンチメタル
製内支持チューブ４９を更に有する。
【００１９】未濾過燃料を取り付けヘッド１１から外周
チャンバ３８に入れるため、連結プレート２６には外周
ポート２７が設けられている。このポートは、本実施例
では、ねじ山を備えた中央ボス２８の周りに配置された
複数の入口開口部を含む。かくして、外周がガスケット
３４によって包囲されており且つ内周がねじ山を備えた
ネック１４によって包囲された円筒形燃料入口通路が取
り付けヘッドとフィルタとの間に形成される。フィルタ
エレメントの中央ボア４８内の清浄な濾過済燃料は、連
結プレート２６と隣接した中央ポート２９を介して取り
付けヘッド１１及びその清浄燃料出口ポート１７に導出
される。かくして、スピンオンフィルタで一般的に行わ
れているように、未濾過燃料用連結部及び清浄燃料用連
結部は、フィルタ２０の開放端２２と隣接して位置決め
されており、フィルタを取り付けヘッド１１にスピンオ
ン取り付けすると完成する。
【００２０】本発明の重要な特徴によれば、サンプ３６
内の水を排出するため、組み込み式の中央ドレンチュー
ブ６０が設けられている。フィルタエレメントの中央ボ
ア４８内に支持されているけれども、このボアから流体
工学的に絶縁された中央ドレンチューブ６０は、サンプ
３６をフィルタの開放端近くのサンプポートに連結す
る。中央ドレンチューブ６０は、サンプ３６内の水を抜
くため、下キャップ４４のガスケットでシールされた中
央孔４５を通ってサンプ３６内に突出した小径のサンプ
端６４を有する。サンプ端の反対側は出口端６２であ
り、これは、ねじ山を備えた中央ボス２８と同軸に整合
しており、水抜き用スタブチューブ１６に連結するため
のポート６３を形成する。
【００２１】ドレンチューブ６０を使用することの利点
は、サンプポート６３を未濾過燃料用外周ポート２７及
び清浄燃料用中央ポート２９と同様にフィルタの開放端
２２と隣接して配置できるということである。同心に配
置されており且つ開放端と隣接したこれらの三つのポー
トは、フィルタを取り付けヘッド１１にスピンオン取り
付けしたとき、取り付けヘッド１１の夫々の流体導管に
連結される。かくして、本発明の自動排出フィルタは、
従来のスピンオンフィルタと同様に容易に設置できる。
更に、サンプポート６３が開放端に近いため、スタブチ
ューブ１６を短くできる。これは、フィルタを設置する
のに必要な隙間を小さくするばかりでなく、フィルタの
取り外し中及び取り付け中にスタブチューブ１６が曲が
り難くする。出口端６２をスタブチューブ１６に適切に
連結するため、出口端には、出口端に挿入したときにス
タブチューブと密封をなして係合する内部ガスケット手
段が設けられている。フィルタのスピンオン連結を容易
にするため、内部ガスケット手段により、スタブチュー
ブ１６は、フィルタの設置中、出口端６２内で軸線方向
に移動でき且つ回転でき、中央ポートを通過する清浄燃
料からドレンチューブ６０内の水を離しておくためのシ
ールを形勢し且つこれを完成する。本実施例では、内部
ガスケット手段は、ドレンチューブの出口端に捕捉され
たＯ−リング７４を含む。図４の拡大断面図で最もよく
わかるように、Ｏ−リング７４は、出口端６２内に同軸
に配置されており、ドレンチューブ６０の内周の環状リ
ップ７６とドレンチューブの開放端にプレス嵌めされた
保持リング７５との間に捕捉されている。この構成は、
Ｏ−リング７４を捕捉するための環状チャンネルを形成
し、これによって、フィルタの設置中にＯ−リングガス
ケットを移動させることなくスタブチューブを挿入で
き、Ｏ−リングガスケットをフィルタから外すことなく
フィルタを取り外すことができる。内部ガスケット手段
のこの実施例の分解斜視図を、図５に示す。
【００２２】本実施例では、ドレンチューブ６０の出口
端６２は、図１及び図２に示すように、上キャップ４２
の中央孔４３と係合する拡大部分を有する。この拡大部
分は、円筒形フランジ７０を有する。このフランジは、
ねじ山を備えた中央ボス２８に関し、ドレンチューブが
自動的に中心決めされるようにするため、連結プレート
２６のねじ山を備えた中央ボス２８の周りに嵌まる。こ
の構成により、フィルタのスピンオン設置中、ねじ山を
備えた中央ネック１４の中央にあるスタブチューブ１６
は、出口端に適切に挿入される。拡大部分は、更に、上
キャップの中央孔４３と係合し、フィルタ要素４０をキ
ャニスタ２１の中央に置く肩部６８を含む。この肩部
は、更に、チューブ６０をフィルタ要素４０に関して長
手方向に積極的に配置する。このようにして、フィルタ
２０の内部の全ての構成要素は自動的に中央に置かれ、
フィルタの組み立てを容易にするのに寄与する。好まし
くは、ドレンチューブの材料はアルミニウムであるのが
よいが、好ましくはナイロンであり、好ましくは打ち抜
きスチールである上キャップ４２の材料は、未濾過燃料
がドレンチューブと上キャップとの間の円筒形の接続部
を通って漏れないようにする適当なシールを提供する。
所望であれば、中央チューブの肩部と上キャップ上のそ
の座との間に追加のガスケットを位置決めできる。
【００２３】フィルタエレメント４０の中央ボア４８内
の清浄燃料が連結プレート２６と隣接した中央ポート２
９に流入し、次いで燃料出口ポート１７に流入できるよ
うにするため、出口端６２の拡大部分には燃料出口孔６
５が設けられており、これらの孔は、捕捉されたＯ−リ
ング７４とフランジ７０との間に配置されている。上文
中に説明した要素の組み立て関係は、連結プレート２６
に向かってフィルタエレメントを押圧するばね手段によ
って維持され、フランジ７０は、連結プレートと上キャ
ップとの間に捕捉される。本発明では、ばね手段は、下
キャップ４４とキャニスタの閉鎖端２３との間に配置さ
れたコイルばね５０である。ばね５０は、好ましくは、
耐蝕性を与えるため、電気亜鉛メッキしてある。かくし
て、ばね５０は下キャップ４４に荷重を上方に加え、こ
の荷重は、濾過材を通して上キャップに作用し、中央チ
ューブの肩部６７に荷重を上方に加え、フランジ７０の
上リムを連結プレート２６に押し付ける。この際、フラ
ンジ７０は、フィルタの中央に関し、ドレンチューブの
同心性を確保する。フランジ７０のリムと連結プレート
２６の下側との間の接触だけでは燃料チャンバの入口と
出口との間にシールを維持する上で不十分であるため、
これらの要素間にガスケットを介在させる。しかしなが
ら、特にナイロン製ドレンチューブを使用した場合、及
び燃料／水セパレータを圧力側で使用した場合には、ガ
スケットを追加する必要はないように思われる。
【００２４】サンプ内の水が中央ボア４８内に漏れない
ようにするため、ガスケットがドレンチューブのサンプ
端６４と下キャップ４４の中央孔４５との間に配置され
ている。本実施例では、ガスケットは、グロメット５２
として示してある。このグロメットは、その軸線方向部
分を係止するために下キャップと係合するためのストッ
プリング部分５３を有する。グロメットのバレル部分５
４は、ストップリング部分５３から下キャップの中央孔
４５を通って延びており、ドレンチューブのサンプ端と
密封係合する所定の大きさの軸線方向孔を有する。詰ま
らないようにするため、サンプ端６４には軸線方向スロ
ット７２が設けられている。これらのスロットは、図３
に最もよく示してある。スロット７２が存在するため、
固形の異物がサンプからの水流を完全に遮ることはほと
んど起こらない。
【００２５】かくして、上文中に詳細に説明したフィル
タをエンジンに設置しようとする場合、フィルタアッセ
ンブリを取り付けヘッドの近くに位置決めするだけでよ
い。スタブチューブ１６は、ドレンチューブの上端のサ
ンプ連結部に部分的に挿入される。捕捉されたＯ−リン
グ７４は、スタブチューブ１６の軸線方向挿入力に抵抗
し、一部が進入することを許可する。次いで、フィルタ
を回転させ、連結プレート２６のねじ山を、ねじ山を備
えた連結部１４と係合させる。ガスケット３４が取り付
けヘッドと係合するまでフィルタを回す。この時点で、
フィルタに対する三つの連結部、即ち、燃料用入口連結
部、清浄な濾過済燃料用出口連結部、及びサンプ用連結
部が全て自動的に形成され、これらは全て互いからシー
ルされて隔離される。
【００２６】作動にあたっては、フィルタエレメント４
０によって燃料から分離された水は、濾過材の表面上で
合体し、重力によって引き出され、サンプ３６に集めら
れる。大気圧の燃料タンクに続く燃料管路にスタブチュ
ーブが連結されているため、中央ドレンチューブ６０に
亘って圧力差が存在する。この圧力差は、サンプ内の水
を中央ドレンチューブ６０及びスタブチューブ１６が形
成する水通路を通してフィルタの外に連続的に且つ自動
的に追い出す作用をなす。サンプ内に自由水がない場合
には、燃料はタンクに戻される。水がサンプ内に集めら
れる速度が比較的低いため、過剰量の燃料がリサイクル
されないように、ドレンチューブを通るサンプからの流
れを制限するのが望ましい。図示の実施例では、ヘッド
１１の水出口導管１９のオリフィス１８を使用してサン
プからの流量を制限する。
【００２７】ドレンチューブの変形例を図６の拡大断面
図に示す。この実施例では、ドレンチューブ１６０は、
図１に示すドレンチューブ６０と同様であるが、スタブ
チューブ１６（図１参照）を受け入れるための内部ガス
ケット手段は、グロメット１０１を含むように示してあ
る。グロメット１０１は、出口端１６２の内周に設けら
れた環状リップ１７６上に着座したストップリング部分
１０２、及びドレンチューブ１６０の孔内に延びるバレ
ル部分１０３を有する。グロメット１０１の軸線方向孔
１０４は、スタブチューブ１６と密封係合するような大
きさになっている。ドレンチューブの内側に設けられた
薄い環状の突出リップ１０６は、グロメットに設けられ
たスロット１０７と係合し、フィルタを取り付けヘッド
から取り外すときにグロメットが抜けないようにする。
バレル部分１０３の端部には、スタブチューブとの水密
密封係合状態を更に確実にするため、環状リップ１０５
が設けられている。
【００２８】次に、図７乃至図１０を参照すると、これ
らの図には、本発明の現在の好ましい実施例が示してあ
る。この実施例は、図１の実施例の作動上及び機能上の
特徴を備えているが、ドレンチューブの構造が更に簡単
であり、及びサンプ及びフィルタの上にあるサンプポー
トの両方をシールするための好ましい手段を提供する上
で好ましい。詳細に述べると、図１に示す実施例と同様
に、ドレンチューブ２６０は、サンプ３６内に延びる小
径のサンプ端２６４、及び拡大部分を備えた出口端２６
２を有する。拡大部分は、円筒形フランジ２７０及びこ
のフランジの下の六つの半径方向リブ２８１によって支
持された環状押縁２６７、及びこれらのリブ２８１間に
配置された三つのスポーク部材２８２を含む。円筒形フ
ランジ２７０は、ドレンチューブ２６０を自動的に中心
決めするため、ねじ山を備えた中央ボス２８と係合し、
リブ２８１は、フィルタエレメント４０と同軸に整合す
るため、上キャップ４２の中央孔４３と係合する。中央
ボア４８内の清浄燃料は、スポーク２８２間に配置され
た三つの大きなスロット２６５を通過し、中央ポート２
９に入る。清浄燃料をフィルタ内の未濾過燃料から流体
工学的に絶縁するため、フランジ２７０のリムが連結プ
レート２６と密封接触部を形成し、環状押縁２６７が上
キャップ４２と係合して別の密封接触部を形成する。必
要であれば、別々のガスケットを使用するのがよい。
【００２９】本実施例では、スタブチューブ１６（図１
参照）を受け入れるためのサンプポートをフィルタの上
に形成する内部ガスケット手段は、保持体２８５で出口
端２６２に捕捉されたＯ−リング２７４である。図８の
分解斜視図で最もよくわかるように、保持体２８５は、
スタブチューブ１６よりも僅かに大きな直径を持つ中央
孔２８８を備えた中央ボス２８６を有する。保持体は、
軸線方向に延びる三つのスナップ嵌めタブ２８７を更に
有する。出口端２６２にＯ−リングを捕捉するため、先
ず最初に、出口端（図９参照）近くでドレンチューブに
設けられた環状リップ２７６上にＯ−リング２７４を着
座させ、スポーク部材２８２のスロット２８４にスナッ
プ嵌めタブ２８７を挿入することによって保持体２８５
を設置する。保持体２８５が所定位置に設置されたと
き、スナップ嵌めタブ２８７はドレンチューブの外周に
設けられた環状肩部２９１と係止係合し、環状リップ２
７６と保持体の環状ボス２８６との間に形成された環状
溝にＯ−リングを捕捉する。この実施例では、好ましく
は、ドレンチューブ及び保持体の両方がナイロン製であ
り、好ましくは、射出成形ナイロン製である。
【００３０】フィルタエレメントの中央ボア４８からサ
ンプ３６をシールするため、ドレンチューブ２６０のサ
ンプ端２６４とフィルタエレメントの下キャップ１４４
の中央孔１４５との間にＯ−リング２９４を配置する。
図１０の拡大断面図で最もよくわかるように、下プレー
ト１４４は、中央孔１４５を取り囲む中央ボス１４６を
有する。Ｏ−リング２９４は、サンプ端２６４と中央ボ
ス１４６との間に配置され且つこれらの間で圧縮され、
チューブのサンプ端に設けられた環状肩部２９２と係合
する。これによって、フィルタの組み立て中にサンプ端
を孔１４５に挿入したときにＯ−リングが上方に動かな
いようにする。上文中に記載したように、下キャップ１
４４は、好ましくは成形ナイロン製であり、Ｏ−リング
２９４によってドレンチューブのサンプ端と密封係合し
ている。しかしながら、特にコスト削減を行う場合に
は、下プレート１４４を、上述の実施例におけるよう
に、打ち抜きスチールで形成することもできる。
【００３１】本発明は、従来のスピンオンフィルタの作
動の簡単さを維持する、自動排出スピンオンフィルタを
提供するということは理解されよう。フィルタの上に設
けられた従来の入口ポート及び出口ポートに加え、フィ
ルタの内部ボア内に支持されており且つ中央ボアから流
体工学的に絶縁された中央ドレンチューブがフィルタの
ベースのサンプ通路をフィルタの上のサンプポートに連
結する。フィルタ取り付け部には短いスタブチューブが
設けられ、スピンオン組み立て中、サンプポートを形成
する弾性ガスケットにスピンオンチューブが挿入され
る。この際、フィルタは、回転させるだけでエンジンマ
ウントと密封係合し、入口連結部、出口連結部、及びサ
ンプ連結部を完成する。
【図面の簡単な説明】
【図１】取り付けヘッドに設置された、本発明の例示の
燃料フィルタの断面図である。
【図２】図１のフィルタで使用した中央ドレンチューブ
の正面図である。
【図３】図２の３−３線に沿ったドレンチューブの底面
図である。
【図４】取り付けヘッドに設けられたスタブチューブを
受け入れるためにチューブ出口に設けられたガスケット
を示す、図２のドレンチューブの部分断面図である。
【図５】図１のドレンチューブ及びガスケットの分解斜
視図である。
【図６】取り付けヘッドに設けられたスタブチューブを
受け入れるための出口端にグロメットが配置された、変
形例のドレンチューブを示す断面図である。
【図７】自動排出式スピンオンフィルタの現在の好まし
い実施例を示す断面図である。
【図８】図７に示すドレンチューブの分解斜視図であ
る。
【図９】図７のドレンチューブの出口端及び好ましい内
部チューブガスケットを示す拡大部分断面図である。
【図１０】フィルタエレメントの下キャップのガスケッ
トが設けられた孔を通って突出した、図７に示すドレン
チューブのサンプ端を示す拡大部分断面図である。
【符号の説明】
１１ フィルタ取り付けヘッド １２ 未濾過燃料導管 １４ 中央ネック １５ 孔 １６ スタブチューブ １７ 清浄燃料出口導管 ２０ スピンオンフィルタ ２１ キャニスタ ２２ 開放端 ３６ 水サンプ ６０ 中央ドレンチューブ
フロントページの続き (73)特許権者 593020201 4400 Ｅａｓｔ Ｈｉｇｈｗａｙ 30, Ｋｅａｒｎｅｙ，Ｎｅｂｒａｓｋａ 68848−6010，ＵＳＡ (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B01D 27/08 B01D 35/02 F02M 37/22

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 フィルタ取り付けヘッド（１１）に設置
    されるような形状の燃料フィルタ（２０）であって、前
    記フィルタ取り付けヘッド（１１）は、フィルタをスピ
    ンオン連結するための所与のねじ径を持つねじ山を備え
    たネック（１４）と、前記ねじ山を備えたネック（１
    ４）の中央から突出した所与の直径の短いスタブチュー
    ブ（１６）とを有する、前記燃料フィルタ（２０）にお
    いて、 閉鎖端（２３）と開放端（２２）とを有するキャニスタ
    （２１）と、 前記キャニスタ（２１）の前記開放端（２２）を閉鎖す
    るための連結プレート（２６）であって、前記連結プレ
    ート（２６）は、フィルタをスピンオン連結するための
    前記所与のねじ径を有するねじ山を備えた中央ボス（２
    ８）を有し、かつ、濾過された燃料を通過させるための
    燃料出口ポート（２９）に流体的な連結をなす、前記連
    結プレート（２６）と、 前記キャニスタ（２１）内に支持され、未濾過燃料を受
    け入れるための外周チャンバ（３８）を形成し、かつ、
    濾過された燃料のための内部ボア（４８）を有する、円
    筒形フィルタエレメント（４０）と、 燃料から除去された水を集めるために、前記フィルタエ
    レメント（４０）と前記キャニスタ（２１）の前記閉鎖
    端（２３）との間に位置する、サンプ（３６）と、 前記フィルタエレメントの内部ボア（４８）から流体的
    に絶縁された状態で、前記フィルタエレメント（４０）
    の内側に支持されたドレンチューブ（６０又は２６０）
    であって、前記ドレンチューブ（６０又は２６０）は、
    前記サンプ（３６）内に突出したサンプ端（６４又は２
    ６４）と、前記ねじ山を備えた中央ボス（２８）に隣接
    し且つ前記中央ボス（２８）と同軸の出口端（６２又は
    ２６２）を有する、前記ドレンチューブ（６０又は２６
    ０）と、 前記連結プレート（２６）付近にサンプポート（６３）
    を形成するように、前記ドレンチューブ（６０又は２６
    ０）の前記出口端（６２又は２６２）の内側にガスケッ
    トを施すための内部ガスケット手段であって、前記内部
    ガスケット手段は、前記所与の直径のスタブチューブ
    （１６）を軸線方向に挿入でき且つこれと密封係合する
    のに適当な大きさを有する、前記内部ガスケット手段
    と、 を有することを特徴とする、燃料フィルタ。
  2. 【請求項２】 前記内部ガスケット手段は前記ドレンチ
    ューブ（６０又は２６０）の前記出口端の内部環状溝の
    内部に捕捉されたＯ−リングを有する、請求項１に記載
    の燃料フィルタ（２０）。
  3. 【請求項３】 前記Ｏ−リング（７４又は２７４）は、
    前記スタブチューブ（１６）の挿入時又は取外し時に前
    記Ｏ−リング（７４又は２７４）に作用する軸線方向ス
    ラストに抵抗するため、内部環状リップと、前記内部環
    状リップと協働して円筒形スロットを形成する保持体と
    の間で、前記出口端（６２又は２６２）に捕捉され、前
    記保持体は、前記Ｏ−リング（７４又は２７４）を捕捉
    するために前記出口端（６２又は２６２）に挿入される
    中央ボスと、前記ドレンチューブ（６０又は２６０）の
    外周に係止するための側タブとを有する、請求項２に記
    載の燃料フィルタ（２０）。
  4. 【請求項４】 前記保持体は、前記ドレンチューブ（６
    ０）の孔に嵌合する外周を有する円筒形部材（７５）で
    あり、前記円筒形部材（７５）は前記円筒形スロットを
    形成するための重合リップ（７６）を有する、請求項３
    に記載の燃料フィルタ（２０）。
  5. 【請求項５】 前記保持体は、前記Ｏ−リング（２７
    ４）を捕捉するため、前記出口端（２６２）に挿入する
    ための中央ボス（２８６）と、前記ドレンチューブ（２
    ６０）の外周と係合するための側タブ（２８７）とを有
    する、スナップ嵌め部材（２８５）である、請求項３に
    記載の燃料フィルタ（２０）。
  6. 【請求項６】 前記フィルタエレメント（４０）は上キ
    ャップと下キャップとを有し、前記ドレンチューブ（６
    ０又は２６０）の前記サンプ端（６４又は２６４）は、
    前記下キャップ（４４又は１４４）のガスケットを備え
    た中央孔（４５又は１４５）を通って、前記サンプ（３
    ６）内に延びている、請求項３に記載の燃料フィルタ
    （２０）。
  7. 【請求項７】 前記ドレンチューブ（６０又は２６０）
    の前記出口端（６２又は２６２）は拡大部分を有し、前
    記拡大部分は、前記フィルタエレメント（４９）の前記
    上キャップ（４２）の中央孔と係合するための半径方向
    に延びる肩部（６７又は２６７）と、前記ドレンチュー
    ブ（６０又は２６０）を自動的に中心決めするため、前
    記連結プレート（２６）の前記ねじ山を備えた中央ボス
    （２８）と係合する軸線方向に延びる円筒形フランジ
    （７０又は２７０）とを有する、請求項６に記載の燃料
    フィルタ（２０）。
  8. 【請求項８】 前記出口端（６２又は２６２）の前記拡
    大部分は、清浄燃料を前記フィルタエレメント（４０）
    の前記内部ボア（４８）から前記燃料出口ポート（２
    ９）に通すため、前記内部ガスケット手段と前記円筒形
    フランジとの間に配置された通路を有する、請求項７に
    記載の燃料フィルタ（２０）。
  9. 【請求項９】 前記円筒形フランジ（７０又は２７０）
    を前記連結プレート（２６）と前記上キャップ（４２）
    との間に捕捉するため、前記フィルタエレメント（４
    ０）に前記連結プレート（２６）に向かって荷重を加え
    るためのばね手段（５０）を有する、請求項７に記載の
    燃料フィルタ（２０）。
  10. 【請求項１０】 前記ドレンチューブ（６０又は２６
    ０）は射出成形ナイロンである、請求項１に記載の燃料
    フィルタ（２０）。
  11. 【請求項１１】 前記連結プレート（２６）は未濾過燃
    料を前記外周チャンバ（３８）に供給するための外周ポ
    ート（２７）を有する、請求項１に記載の燃料フィルタ
    （２０）。
  12. 【請求項１２】 前記フィルタ取り付けヘッド（１１）
    に取り付けられた燃料フィルタ（２０）であって、前記
    フィルタ取り付けヘッド（１１）は、未濾過燃料導管
    （１２）と、濾過済燃料を通すために前記ねじ山を備え
    たネック（１４）に形成された孔（１５）とを有し、前
    記フィルタ取り付けヘッド（１１）の前記スタブチュー
    ブ（１６）は水を通すことが可能であり、前記フィルタ
    （２０）は、前記外周チャンバ（３８）を前記未濾過燃
    料導管（１２）に流体的に連結するための外周ポート
    （２７）を有し、前記燃料出口ポート（２９）は、前記
    内部ボア（４８）を前記ねじ山を備えた中央ネック（１
    ４）の孔（１５）に流体的に連結し、前記サンプポート
    （６３）は、水を前記サンプ（３６）から排出するた
    め、前記スタブチューブ（１６）に流体的に連結され、
    前記三つのポート（２７、２９、及び６３）は、前記フ
    ィルタ（２０）を前記ねじ山を備えたネック（１４）に
    スピンオン式に取り付けたときに前記取り付けヘッド
    （１１）に連結されるように、前記連結プレート（２
    ６）の近くに位置決めされている、請求項１に記載の燃
    料フィルタ（２０）。
  13. 【請求項１３】 前記サンプポート（６３）は、前記ド
    レンチューブ（６０又は２６０）の出口端（６２又は２
    ６２）を有し、前記出口端（６２又は２６２）は、前記
    フィルタ（２０）を前記取り付けヘッド（１１）にスピ
    ンオン式に取り付けたときに前記スタブチューブ（１
    ６）を密封状態で受け入れるように、内部ガスケット手
    段を有する、請求項１２に記載の燃料フィルタ（２
    ０）。
  14. 【請求項１４】 前記内部ガスケット手段は、前記出口
    端（６２又は２６２）の内部環状溝に捕捉されたＯ−リ
    ング（７４又は２７４）である、請求項１３に記載の燃
    料フィルタ（２０）。
  15. 【請求項１５】 前記ドレンチューブ（６０又は２６
    ０）は、前記ドレンチューブ（６０又は２６０）を自動
    的に中心決めするように、前記連結プレート（２６）の
    前記ねじ山を備えた中央ボス（２８）に支持された拡大
    円筒形フランジ（７０又は２７０）と、前記フィルタエ
    レメント（４０）の上端キャップ（４２）と係合する円
    筒形肩部（６７又は２６７）と、濾過済燃料を前記内部
    ボア（４８）から前記燃料出口ポート（２９）まで通す
    ための前記拡大フランジ（７０又は２７０）を通る通路
    とを有する、請求項１４に記載の燃料フィルタ（２
    ０）。
  16. 【請求項１６】 前記円筒形フィルタエレメント（４
    ０）は、前記中央ドレンチューブ（６０又は２６０）を
    支持するための上端キャップ（４２）と、下端キャップ
    （４４又は１４４）とを有し、前記下端キャップ（４４
    又は１４４）は、前記サンプポート（３６）と前記内部
    ボア（４８）との間に流体的な絶縁状態を形成するため
    のガスケット手段を有する、請求項１４に記載の燃料フ
    ィルタ（２０）。
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