JP2985905B2 - 光複合ofケーブルの製造方法 - Google Patents

光複合ofケーブルの製造方法

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JP2985905B2 JP3171585A JP17158591A JP2985905B2 JP 2985905 B2 JP2985905 B2 JP 2985905B2 JP 3171585 A JP3171585 A JP 3171585A JP 17158591 A JP17158591 A JP 17158591A JP 2985905 B2 JP2985905 B2 JP 2985905B2
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/44Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
    • G02B6/4479Manufacturing methods of optical cables

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  • Communication Cables (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は特に長尺のOFケーブル
に光ケーブルを複合する光複合OFケーブルの製造方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術としては、特に確立された技
術はないが、鉛やアルミニウム等の金属被覆の内側に光
ケーブルを複合する方法としては、導体の集合時に撚線
の間隙部に、あるいは導体内部の油通路を形成するスパ
イラル内に複合する方法、又は紙巻時にケーブルコアの
外側に複合させる方法等が考えられ、金属被覆時には光
ケーブルは既に電力ケーブルと一体化された状態にあ
る。又金属被覆の外側に複合する方法としては、外装工
程で光ケーブルを撚合せて複合する方法が考えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述のような方法で、
金属被覆の内側に光ケーブルを複合させる場合OFケー
ブルは絶縁紙の中に含まれる水分を除去するために、金
属被覆の前にケーブルコアを100〜150℃の温度
で、1日〜2週間程度加熱乾燥する工程、及び場合によ
っては約100℃程度の高温の絶縁油を含浸する浸油工
程があり、光ケーブルに耐熱性の要求があり、このため
技術的な困難さや耐熱構造にする必要があり、コストア
ップになるという問題がある。
【0004】一方、金属被覆の外側に光ケーブルを複合
させる場合は、耐外傷性が劣るとか巻付け方式の場合は
ボビン巻等が一般的であり、設備上光ケーブルの単長が
制限され、長尺一連長製造のためには光ケーブルに接続
部が入ることになり信頼性の低下や接続部の開発に長期
間を要するというような問題があり、長尺の光複合OF
ケーブルの製造には有効な方法がなかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の問題点を
解消し、複合する光ケーブルの品質を劣化させることの
ない信頼性の高い光複合OFケーブルの製造方法を提供
するもので、その特徴は、ケーブルコアを乾燥浸油後、
浸油状態を保持したまま金属被覆機に送り出し金属被覆
と同時に金属被覆の内側に光ケーブルを複合することに
ある。
【0006】
【実施例】図1(イ)は本発明の製造方法の具体例の説
明図、図1(ロ)は(イ)図のX−X断面図である。図
面に示すように、大型の回転トレー2にケーブルコア1
を巻取った後加熱乾燥を行ない、しかる後、回転トレー
2内に絶縁油3を供給し、ケーブルコア1を絶縁油3で
ドブ漬して含浸浸油する。そして、含浸浸油されたケー
ブルコア1を、回転トレー2を矢印の方向に回転させな
がら、回転トレー2と被鉛機やアルミニウム押出機等の
金属被覆機5を大気に触れることなく連結する金属ガイ
ドパイプ4内に繰出し、金属被覆機5に送り込む。上記
金属ガイドパイプ4は耐真空性を有し、中には絶縁油
3′が充満されている。一方、ドラム7に巻かれている
光ケープル6は繰出し装置8によって前記ガイドパイプ
4内に繰出され、ガイドパイプ4内をケーブルコア1に
共に進み、金属被覆機5においてケーブルコア1に金属
被覆が施されると同時にその内側に光ケーブル6が複合
され、金属被覆OFケーブル9が得られる。なお、光ケ
ーブル6はドラム7巻きでなく、トレーに巻取っておい
てもよい。
【0007】図2はこのようにして製造された光複合O
Fケーブルの一例の横断面図である。11は導体、12
は導体内部に形成された油通路13は紙巻絶縁層で絶縁
油が含浸されている。14は鉛被、アルミニウム等の金
属被覆で、内周面に形成された溝15部には光ファイバ
ケーブル6が収納されている。上記溝15は金属被覆機
5の成形工具の形状により容易に形成することが出来
る。なお図2では光ケーブル6を金属被覆14の内周面
に形成した溝15内に収納した構造を示しているが、溝
15内に収納することなく、ケーブルコア1の外周面と
金属被覆14の内周面の界面に位置させてもよい。
【0008】図3は本発明の製造方法における大型の回
転トレー2の使用方法の説明図である。図3(イ)は導
体上に絶縁紙を巻付けた紙巻コアの巻取時の状態図で、
回転トレー2の上蓋21を吊り上げ、紙巻されたケーブ
ルコア1を、回転トレー2を矢印の方向に回転させなが
ら回転トレー2内に巻取る。(工程1) その後、図3(ロ)のように上蓋21を降ろし、締付ボ
ルト23で密閉した後、回転トレー2内を配管22を通
じて真空引きしながら、回転トレー2に蒸気等の加熱源
を接続し、回転トレー2自体を真空加熱容器にして、か
つケーブル導体も通電加熱して、ケーブルコア1を所定
の時間、加熱乾燥する。(工程2)
【0009】ついで、真空引きを行ないながら、絶縁油
供給装置24から絶縁油3を回転トレー2内に供給し、
ケーブルコア1に絶縁油3を含浸する。この時、油面は
ケーブルコア1より上部に位置させ、上蓋21を開いた
時にケーブルコア1が大気に触れないようにすることが
肝要である。(工程3) ケーブルコア1への浸油終了後、金属被覆を施すとき
は、締付ボルト23を外して上蓋21を吊り上げ、金属
ガイドパイプ4の一端を金属被覆機に連結し、パイプ内
を真空引きし、内部を絶縁油3′で満たした後、他端を
回転トレー2の絶縁油3内に入れる。この状態で回転ト
レー2を矢印の方向へ回転させば、ケーブルコア1は金
属ガイドパイプ4内に繰り出され、大気に触れることな
く金属被覆機へ送り込まれ、金属被覆が施される。(工
程4)
【0010】本発明は上記の工程4で光ケーブルを複合
するもので、図1に示すように、回転トレー2とは別置
した大型ドラム7又はトレーに巻かれた光ケーブル6を
ケーブルコア1の線速に合せながら、金属ガイドパイプ
4の中に挿入し、ケーブルコア1に沿わせて複合するも
のである。光ケーブル6の繰出し制御は、許容曲げ径が
確保出来るように、カテナリーコントロールしながら操
出装置8を運転すればよく、又光ケーブル6の引取力
は、通常は金属被覆機5の押出力で十分に引取ることが
出来、金属被覆後はケーブルコア1と共に、引取機なし
で引張られる。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光複合O
Fケーブルの製造方法によれば、次に列記するような効
果を奏するものである。 (1)ケーブルコアの乾燥浸油工程後に光ケーブルを複
合するので、光ケーブルが乾燥浸油工程での高温にさら
されることがなく、熱により劣化する等の品質面での心
配がない。 (2)金属被覆の内側に光ケーブルを複合するので、耐
外傷性にすぐれている。 (3)ケーブルコアはドラム
巻きではなく、大型の回転トレーに巻取り、光ケーブル
は別置した大型ドラム又はトレーに巻取り、同時に金属
被覆機に供給されるので、コアのもつれ等がなく数10
kmの長尺光複合OFケーブルの製造が可能である。 (4)ケーブルコアは大型の回転トレーの中で乾燥浸油
後、金属被覆されるが、金属ガイドパイプにより回転ト
レーと金属被覆機が連結され、金属ガイドパイプ内は絶
縁油で充満され、かつ、トレー内油面も絶えずケーブル
コアより上部に保たれるので、ケーブルコアは絶えず油
中にあり、大気に触れることがないので、従来の真空被
鉛方式で製造したOFケーブルと同等の良品質のOFケ
ーブルが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(イ)は本発明の製造方法の具体例の説明
図、図1(ロ)は(イ)図のX−X断面図である。
【図2】本発明の製造方法で得られた光複合OFケーブ
ルの一例の横断面図である。
【図3】図3の(イ)〜(ニ)は本発明の製造方法にお
ける回転トレーの使用方法の説明図で、(イ)は紙巻ケ
ーブルコアの巻取時、(ロ)は真空、加熱乾燥時、
(ハ)は浸油時、(ニ)は金属被覆時のそれぞれの状態
図である。
【符号の説明】
1 ケーブルコア 2 回転トレー 3 絶縁油 4 金属ガイドパイプ 5 金属被覆機 6 光ケ
ーブル 7 ドラム 8 繰出装置 9 金属被覆ケーブル

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーブルコアを乾燥浸油後、浸油状態を
    保持したまま金属被覆機に送り出し、金属被覆と同時に
    金属被覆の内側に光ケーブルを複合することを特徴とす
    る光複合OFケーブルの製造方法。
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