JP2985615B2 - 充電回数計数機能付蓄電池装置 - Google Patents

充電回数計数機能付蓄電池装置

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JP2985615B2
JP2985615B2 JP5267860A JP26786093A JP2985615B2 JP 2985615 B2 JP2985615 B2 JP 2985615B2 JP 5267860 A JP5267860 A JP 5267860A JP 26786093 A JP26786093 A JP 26786093A JP 2985615 B2 JP2985615 B2 JP 2985615B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ニッケルカドミウム蓄
電池等と、充電が行われた回数をカウントするための充
電回数計数装置とを備えた充電回数計数機能付蓄電池装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】蓄電池は、充電により外部から供給され
た電荷を電気化学変化によって内部に蓄積することがで
きる。従って、この充電を行えば、蓄電池を繰り返し使
用し放電を行わせることができるようになる。ただし、
蓄電池の使用に伴いこのような充放電を何度も繰り返す
と、電極板が変質したり電解液が消耗し、またこれらを
含む全ての部品の老化現象等が発生するので、充電によ
って供給される電荷を効率よく蓄積することができなく
なると共に、蓄積可能な電荷量も減少し、しかも、この
変質,消耗及び老化等の現象が進行すると、十分な電荷
量を蓄積することが不可能となって蓄電池が電池寿命に
達する。
【0003】そこで、例えば充電時に蓄電池に流入する
充電電流を時間積分することにより、この蓄電池に蓄積
される電荷量である充電容量を算出しようとする場合に
は、充放電の繰り返し回数を示す充電回数に応じて、充
電電流の時間積分値に対する実際に蓄電池に蓄積された
充電容量の比を示す充電効率の低下を考慮する必要があ
る。また、この充電回数は、蓄電池が電池寿命に達した
かどうかの判断材料にも利用できる。従って、このよう
な蓄電池を備えた蓄電池装置には、充電回数をカウント
する充電回数計数装置を設けたものが従来からあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の充電
回数計数装置は、例えば蓄電池装置を充電器に装着した
ことを機械的に検出し、これによって充電回数を計数し
たり、蓄電池に流入する方向の充電電流が流れ始めたこ
とを検出すると、これによって充電回数を計数するもの
にすぎなかった。従って、蓄電池装置を充電器に装着す
るだけで実際には充電電流を流さないような無意味な操
作を繰り返したり、何らかの事情で一旦充電を開始し充
電電流を流し始めた後に短期間に充電を中止するような
操作を繰り返すと、実質的には充電が行われていないに
もかかわらず充電回数計数装置によるカウントのみが不
必要に行われるようになる。
【0005】また、充電電流が一定時間以上流れた場合
にのみ充電回数をカウントするようにしたとしても、こ
の一定時間の設定によっては、充電電流が極めて小さい
場合には、ほとんど充電容量が蓄積されていないにもか
かわらず充電回数がカウントされ、逆に充電電流が非常
に大きい場合には、充電容量が十分に蓄積されているに
もかかわらず充電回数がカウントされないことになるた
め、この充電回数を正確にカウントすることができな
い。
【0006】このため、従来の充電回数計数装置を備え
た蓄電池装置では、少し変則的な使い方をすると充電回
数が実際とは異なる回数を示すようになる場合があり、
この充電回数に応じた充電効率を考慮して計算した充電
容量に誤差が多くなったり、電池寿命の判断が信頼性の
ないものになるという問題があった。
【0007】本発明は、上記事情に鑑み、充電電流がこ
の充電電流に応じた時間以上流れた場合にのみ充電回数
をカウントすることにより正確な充電回数を得ることが
できる充電回数計数機能付蓄電池装置を提供することを
目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の充電回数計数機能付蓄電池装置は、充電
可能な蓄電池と、蓄電池に流入する充電電流を検出する
充電電流検出手段と、充電回数の判断のための初期値と
して予め設定した時間を、充電電流検出手段が検出した
充電電流に基づいて、この充電電流が大きくなるほど短
い時間とする所定の変換手順に従って変換し、この変換
した時間を充電計数時間として算出する充電計数時間算
出手段と、充電回数を記録する充電回数記録手段と、充
電計数時間算出手段が充電計数時間を算出する基礎とし
た充電電流にほぼ一致する値以上の充電電流を充電電流
検出手段が連続して検出し続けた時間が当該充電計数時
間を超えた場合に、充電回数記録手段に記録された充電
回数を1回分だけカウントアップする充電回数更新手段
とを備えたことを特徴としている。
【0009】請求項2の充電回数計数機能付蓄電池装置
は、充電可能な蓄電池と、蓄電池に流入する充電電流を
検出する充電電流検出手段と、充電電流検出手段が検出
した充電電流を時間積分して充電容量を求める充電容量
算出手段と、充電回数を記録する充電回数記録手段と、
充電容量算出手段が算出した充電容量が所定容量値を超
えた場合に、充電回数記録手段に記録された充電回数を
1回分だけカウントアップする充電回数更新手段とを備
えたことを特徴としている。
【0010】
【作用】本発明の充電回数計数機能付蓄電池装置に装備
される充電可能な蓄電池としては、ニッケルカドミウム
蓄電池等の全ての2次電池が含まれる。
【0011】充電電流検出手段は、例えば抵抗値の極め
て低い抵抗器を蓄電池に直列に接続しておき、この蓄電
池に流入する方向の電流による抵抗器での電圧降下を測
定することにより充電電流を検出することができる。
【0012】請求項1の充電計数時間算出手段は、例え
ば充電電流が0Aのときに予想される充電計数時間を初
期値として予め設定し、上記充電電流検出手段が検出し
た充電電流に基づいて、充電電流が大きくなるほどこの
初期値よりも短い時間となるような所定の変換手順に従
って充電計数時間を算出する。ただし、充電開始当初で
電流がまだ不安定な時の充電電流に基づいて充電計数時
間を求めてもあまり意味がないことが多いので、充電計
数時間の基礎となる充電電流は、通常は十分に安定して
からのものを使用する。蓄電池の充電は、通常は定電流
により行うので、充電が開始されれば充電電流は速やか
に上昇して所定の一定値となる。また、定電圧充電の場
合にも、充電電流は、一旦安定して流れ出せば短時間に
大きく変動するようなことはない。
【0013】上記充電計数時間算出手段が実行する変換
手順は、充電電流をパラメータとして所定の計算を行う
手順の他、例えば予め各充電電流の値ごとに設定された
充電計数時間の値のテーブルを参照して当該充電電流に
対応する充電計数時間を求める手順等であってもよく、
本来の演算処理以外の方法によって充電計数時間を算出
することができる。また、この変換手順は、任意の2種
類の充電電流に対して、大きな充電電流の方が小さい充
電電流よりも長い充電計数時間が得られようなことがあ
ってはならないが、局所的には大小の充電電流に対して
同じ値の充電計数時間が得られる場合があってもよい。
【0014】充電回数記録手段は、例えば工場出荷時に
0回又は1回の充電回数を記録しておき、充電が行われ
るたびにこれを1回分ずつカウントアップした値に更新
することにより、随時そのときまでの充電回数を読み出
すことができるようにしたものである。従って、この充
電回数記録手段は、数値を記録し、かつ、この数値が書
き換え可能なものでなければならない。また、この充電
回数は、蓄電池装置の寿命が尽きるまで更新を継続しな
がら維持する必要があるので、蓄電池の過放電時等にも
確実に値が保持されるように、不揮発性の記録が可能な
ものが望ましい。この結果、充電回数記録手段として
は、通常はEEPROM[Electrically Erasable Progr
ammable Read-Only Memory] 等のような書き換え可能な
不揮発性半導体記憶装置が用いられる。
【0015】充電回数更新手段は、充電が開始されてか
ら充電が完了するまでの一連の処理の間に1回だけ、充
電回数記録手段に記録された充電回数をカウントアップ
して更新するものである。また、充電回数のカウントを
行う条件としては、請求項1の場合、充電計数時間算出
手段が充電計数時間を算出する基礎とした充電電流にほ
ぼ一致する値以上の充電電流を充電電流検出手段が連続
して検出し続けた時間が当該充電計数時間を超えた場合
に限る。即ち、充電電流が大きい場合には、この充電電
流が流れ始めてから比較的短い時間の経過後に充電回数
をカウントし、充電電流が小さい場合には、この充電電
流が流れ始めてから十分に長い時間が経過してからカウ
ントを行うことになる。また、充電電流検出手段による
検出時間が充電計数時間を一旦超えれば、充電電流が十
分に小さい値以下となり一度充電が完了するまで再度の
カウントは行われない。
【0016】従って、請求項1の充電回数計数機能付蓄
電池装置によれば、充電電流の大小にかかわらず、充電
が開始されてからある程度以上の十分な充電容量が蓄積
されるまでは充電回数のカウントを行わないので、充電
電流が供給されても実質的な充電が行われなかったよう
な場合に誤ってカウントを行うのを防止することができ
る。そして、これにより計数する充電回数を正確なもの
とすることができるので、例えばこの充電回数に応じた
充電効率を考慮して充電容量を算出する場合の誤差を低
減することができるようになる。また、この充電回数に
基づく電池寿命の判断も信頼性の高いものとすることが
できる。
【0017】請求項2の充電容量算出手段は、充電電流
を時間積分することにより、充電によって蓄電池に貯え
られた充電容量を求めるものである。なお、この際、充
電電流や充電回数に応じて変化する充電効率を考慮し
て、充電電流の値にこれらによる充電効率を乗算したも
のを時間積分するようにしてもよい。また、充電電流検
出手段がサンプリングによって充電電流の検出を行う場
合には、このサンプリングによって得た各充電電流にサ
ンプリング周期を乗じた値を順次積算することにより時
間積分を行うことができる。
【0018】請求項2の場合に充電回数更新手段が充電
回数のカウントを行うのは、充電容量算出手段が算出し
た充電容量が所定容量値を超えた場合に限る。即ち、こ
こでも、充電電流が大きい場合には、この充電電流が流
れ始めてから比較的短い時間の経過後に充電回数をカウ
ントし、充電電流が小さい場合には、この充電電流が流
れ始めてから十分に長い時間が経過してからカウントを
行うことになる。しかも、請求項2の場合には、充電電
流が一定せず常に変動している場合にも、充電が行われ
たと認められる十分な充電容量が蓄積されたことにより
カウントを行うことができる。なお、充電容量が所定容
量値を一旦超えれば、充電電流が十分に小さい値以下と
なり一度充電が完了するまで再度のカウントは行われな
い。
【0019】従って、請求項2の充電回数計数機能付蓄
電池装置の場合にも、充電電流の大小にかかわらず、充
電が開始されから所定値以上の充電容量が蓄積されるま
では充電回数のカウントを行わないので、充電電流が供
給されたにもかかわらず実質的な充電が行われなかった
ような場合に誤ってカウントを行うのを防止することが
できる。
【0020】
【実施例】以下、図面を参照しながら、本発明の実施例
を詳述する。
【0021】図1乃至図6は本発明の一実施例を示すも
のであって、図1は図2に示す充電回数計数処理の動作
を示すフローチャート、図2はマイクロコンピュータの
割り込みルーチンの動作を示すフローチャート、図3は
蓄電池装置の構成を示すブロック図、図4は充電回数と
充電計数時間との関係を示す図、図5はLEDアレイの
構成を示す正面図、図6は充電回数表示時のLEDアレ
イの各点灯状態を示す説明図である。
【0022】本実施例の蓄電池装置は、1チップマイク
ロコンピュータによって充電回数計数装置の演算制御部
を構成した場合について説明する。
【0023】この蓄電池装置は、図3に示すように、ニ
ッケルカドミウム蓄電池1と共にマイクロコンピュータ
基板2をケース内に収納したものである。ニッケルカド
ミウム蓄電池1は、正極が蓄電池装置の正極端子3に接
続されると共に、負極がシャント抵抗4を介して負極端
子5に接続されている。そして、蓄電池装置の充放電
は、これら正極端子3と負極端子5を通じて行われる。
シャント抵抗4は、抵抗値が数mΩ程度の極めて低抵抗
の抵抗器であり、ここに流れる電流の大きさを検出する
ための検流器の役割を果たすものである。また、この蓄
電池装置内には、サーモスタット6とサーミスタ7がニ
ッケルカドミウム蓄電池1の近傍に配置され、それぞれ
の導通状態や抵抗値を外部端子から読み出せるようにな
っている。サーモスタット6は、温度が所定値以上に上
昇すると遮断されるので、この導通状態を外部から読み
出すことによりニッケルカドミウム蓄電池1の充電末期
を検出することができる。サーミスタ7は、ニッケルカ
ドミウム蓄電池1の温度に応じて抵抗値が変化するの
で、この抵抗値を外部から読み出すことにより、充電完
了の時期等を検出するのに利用することができる。
【0024】マイクロコンピュータ基板2は、マイクロ
コンピュータ2aとその周辺回路を実装した回路基板で
ある。マイクロコンピュータ2aは、アナログ信号を入
力してAD変換を行うアナログポートAD1 〜AD3 を
備えている。そして、第1のアナログポートAD1 に
は、上記ニッケルカドミウム蓄電池1の端子電圧が端子
電圧入力回路2bを介して入力され、第2のアナログポ
ートAD2 には、上記シャント抵抗4の充電電流による
電圧降下が充電電流入力回路2cを介して入力され、第
3のアナログポートAD3 には、このシャント抵抗4の
放電電流による電圧降下が放電電流入力回路2dを介し
て入力されるようになっている。端子電圧入力回路2b
は、ニッケルカドミウム蓄電池1の端子電圧を抵抗分圧
によりAD変換可能な電圧範囲に変換して第1のアナロ
グポートAD1 に送るインターフェイス回路である。ま
た、充電電流入力回路2cと放電電流入力回路2dは、
オペアンプ(演算増幅器)に負帰還を施すことにより所
定の利得を得るようにした反転増幅器と非反転増幅器で
あり、充電電流と放電電流に対応する電圧降下をそれぞ
れAD変換可能な電圧範囲に変換して第2と第3のアナ
ログポートAD2 ,AD3 に送るインターフェイス回路
である。ただし、充電電流入力回路2cは、シャント抵
抗4に充電電流が流れた場合に正となる電圧を出力し、
放電電流入力回路2dは、シャント抵抗4に放電電流が
流れた場合に正となる電圧を出力するようになってい
て、それぞれ負電圧は0Aの電流値として取り扱われる
ので、第2と第3のアナログポートAD2 ,AD3 に
は、充電電流と放電電流とが区別して入力される。この
結果、これらのアナログポートAD1 〜AD3 には、そ
れぞれニッケルカドミウム蓄電池1の端子電圧,充電電
流及び放電電流の各値が入力され内部でディジタル信号
に変換されることになる。なお、第1のアナログポート
AD1 に入力される端子電圧の値には、実際にはシャン
ト抵抗4の電圧降下も含まれることになるが、この電圧
降下はほとんど無視できる。
【0025】このマイクロコンピュータ2aは、ディジ
タル入出力を行うIOポートD0 〜D10を備えている。
IOポートD0 〜D3 には、外部記憶装置であるEEP
ROM2eが接続されている。EEPROM2eは、電
気的な書き込みが可能な不揮発性の半導体記憶装置であ
るEEPROM[Electrically Erasable Programmable
Read-Only Memory] からなり、このIOポートD0 〜D
3 を介してEEPROM2eに対してデータの読み書き
を行うことができるようになっている。このEEPRO
M2eには、予め定格電池容量や定格セル数等の当該蓄
電池装置に固有の電池情報が書き込まれ記憶されると共
に、充電回数等の動的な電池情報も随時書き込み更新さ
れて記憶されている。IOポートD4 〜D8 には、5個
のLED[Light Emitting Diode]を備えたLEDアレイ
2fが接続され、各IOポートD4 〜D8 に対応するL
EDを任意に点灯させることができるようになってい
る。IOポートD9 には、蓄電池装置の外部端子である
通信端子9が接続され、この通信端子9を介して充電器
等と通信を行うことができるようになっている。IOポ
ートD10には、蓄電池装置表面に操作部が設けられた操
作スイッチ8が接続され、この操作スイッチ8の操作を
読み込むことができるようになっている。
【0026】上記マイクロコンピュータ2aは、ニッケ
ルカドミウム蓄電池1から電源回路2gを介して定電圧
電源の供給を受けるようになっている。また、このマイ
クロコンピュータ2a内部のAD変換回路やEEPRO
M2e及びLEDアレイ2fも図示しない電源回路を介
してニッケルカドミウム蓄電池1から電源の供給を受け
るようになっている。ただし、これらAD変換回路等の
電源は、マイクロコンピュータ2aによって必要時にの
み供給が行われるように制御され、無駄な電力を消費し
ないようになっている。
【0027】上記構成の蓄電池装置の充電回数計数装置
の動作を図1及び図2のフローチャートに基づいて説明
する。
【0028】マイクロコンピュータ2aは、内部のPR
OM[Programmable Read-Only Memory] に格納されたプ
ログラムに従ってCPU[Central Processing Unit] が
各ポートAD1 〜AD3 及びD0 〜D10の入出力を行う
ことにより制御動作を行う。また、このマイクロコンピ
ュータ2aは、内部にタイマ割り込み機能を備え、タイ
マに設定された時間間隔ごとにハードウエア割り込みに
よってプログラムの割り込みルーチンを呼び出すことが
できるようになっている。そして、充電回数計数装置
は、この割り込みルーチンによって実現される。
【0029】この割り込みルーチンは、制御が待機状態
にある場合には、電力消費を抑制するために比較的長い
タイマ時間T1 間隔で呼び出されるように設定されてい
る。そして、この割り込みルーチンが呼び出されると、
図2に示すように、まず最初のステップ(以下「S」と
いう)において、アナログポートAD2 に入力された充
電電流の値をAD変換することにより検出を行う(S
1)。次に、充電状態の設定が行われているかどうかを
調べ(S2)、充電状態が設定されていない場合には、
検出した充電電流の値が充電開始電流Imin 以上かどう
かの判断を行う(S3)。そして、充電開始電流Imin
に満たないと判定された場合には、制御が通常の待機状
態かその他の状態にあり、かつ、充電も開始されていな
いことを示すので、直ちに割り込みルーチンを終了す
る。
【0030】ここで、蓄電池装置の充電が開始される
と、その後最初に呼び出された割り込みルーチンの上記
S3の処理において充電電流が充電開始電流Imin 以上
になったと判定されるので、まず自身のタイマ割り込み
の時間をタイマ時間T1 よりも短いタイマ時間T2 間隔
に設定すると共に(S4)、充電状態の設定を行い(S
5)、制御を待機状態から充電状態に移行させる。そし
て、そのときの充電回数に基づいて内部のPROMから
充電効率を読み出すと共に(S6)、検出した充電電流
の値にこの充電効率とタイマ割り込みの時間間隔である
タイマ時間T2 とを乗算することにより充電容量を算出
する(S7)。充電回数は、上記のようにEEPROM
2eに記憶されていて、工場出荷時に0回に初期化さ
れ、蓄電池装置の使用に伴い、後に説明するようにこの
割り込みルーチンによって充電が行われるたびに1回ず
つインクリメントされて更新されるようになっている。
従って、S6の処理では、充電効率を読み出す前に、こ
の充電回数をEEPROM2eから読み出す必要があ
る。ただし、各充電期間中にはこの充電回数をそれぞれ
固定した値として取り扱うことができるので、最初にE
EPROM2eから読み出した充電回数を一旦内部のR
AMに記憶させておき、以降はこのRAMの充電回数を
参照するようにして、EEPROM2eからの読み出し
処理を省略することもできる。なお、この充電状態でタ
イマ割り込みの時間を待機状態のタイマ時間T1 間隔よ
りも短いタイマ時間T2 間隔に設定するのは、充電電流
に基づき充電容量を精密に検出するためであり、これに
より、充電電流が不安定な場合や著しく変化する場合に
も対応することができる。
【0031】ニッケルカドミウム蓄電池1は、使用に伴
い充電回数が増加すると、充電電流によって供給される
電荷を効率よく内部に蓄積することができなくなり充電
効率が低下する。そこで、本実施例では、S6の処理に
より、充電回数がある程度以下の場合にはニッケルカド
ミウム蓄電池1も新しくほとんど充電効率が低下しない
ため、この間の充電効率を1.0とし、それ以降充電回
数が増加するほど小さい値の充電効率を得るようにして
いる。また、この際、充電回数の所定ステップごとに充
電効率の値を内部のPROMに書き込んでおき、S6の
処理では、そのときの充電回数に対応する充電効率をこ
のROMテーブルから読み出すようにして、処理時間の
軽減を図っている。
【0032】S7の処理では、充電電流と充電効率とタ
イマ割り込みの時間間隔との積から充電容量を算出する
ので、この充電容量を積算すれば、充電電流と充電効率
との積を時間積分したことになる。なお、ここでタイマ
割り込みの時間間隔のタイマ時間T2 は、充電状態にお
いては定数値となるので、上記PROMに記憶させる充
電効率を予めこのタイマ時間T2 が乗算された値にして
おくことにより、演算処理をさらに簡素化することがで
きる。
【0033】上記のようにして充電容量が算出される
と、充電回数計数処理を行うと共に(S8)、RAMに
記憶されている充電電流の値と積算電池容量の更新を行
う(S9)。S8の充電回数計数処理は、蓄電池装置に
充電が行われた回数をカウントし、EEPROM2eに
記憶された充電回数を更新する処理である。ただし、充
電開始直後にはまだ実際の充電回数のカウントは行わな
い。即ち、この充電回数計数処理は、図1に示すよう
に、まず後に説明するカウント済フラグが設定されてい
るかどうかを調べ(S21)、当初はカウント済フラグ
が設定されていないため、次に上記S1で検出した充電
電流IT と前回検出した充電電流IL との差の絶対値が
所定電流変位ΔIより小さいかどうかを判断する(S2
2)。充電電流IL は、RAMに記憶されている前回の
割り込みルーチンで検出された充電電流の値である。従
って、充電開始当初のまだ充電電流が上昇途上で安定し
ていないときには、このS22の処理で充電電流IT と
充電電流IL との差の絶対値が所定電流変位ΔIより大
きいと判定される。すると、充電時間カウンタのカウン
ト値を0の値にリセットして(S23)からS8の充電
回数計数処理を終了する。図2のS9における充電電流
の値の更新は、RAMに記憶されS8の処理で参照した
前回の充電電流の値を今回検出した値に書き換える処理
である。また、積算電池容量の更新は、まずRAMから
読み出した先の積算電池容量に今回算出した上記充電容
量を加算し、この加算結果を新たな積算電池容量として
RAMに書き込む処理である。
【0034】一旦充電が開始されると、以降に呼び出さ
れる割り込みルーチンでは、上記S2の処理において充
電状態が設定されていると判定される。そして、この場
合にも、引き続いて、検出した充電電流の値が充電開始
電流Imin 以上かどうかの判断を行い(S10)、充電
開始電流Imin 以上であると判定された場合には、上記
S6〜S9の処理を実行してRAMの充電電流の値と積
算電池容量の更新等を行った後に割り込みルーチンを終
了する。また、この充電の開始に伴って充電電流が所定
の定電流に安定すると、S8の充電回数計数処理におい
て、図1に示すように、S22の処理により今回の充電
電流IT と前回の充電電流IL との差の絶対値が所定電
流変位ΔIより小さいと判定される。すると、充電時間
カウンタがカウントを行うと共に(S24)、充電電流
IT に基づいて内部PROMから充電計数時間を読み出
し(S25)、充電時間カウンタのカウント値がこの充
電計数時間を超えたどうかの判断を行う(S26)。充
電時間カウンタは、先のS23の処理でリセットされた
ものである。また、この充電時間カウンタの1回分のカ
ウント値はタイマ割り込み時間のタイマ時間T2 に対応
する。
【0035】ニッケルカドミウム蓄電池1にある程度の
大きさの充電容量を蓄積するには、充電電流Iが大きい
場合には短時間で済むが、充電電流Iが小さい場合には
長い時間が必要となる。そこで、本実施例では、充電回
数をカウントするのに最低限必要な充電計数時間TC を
充電電流Iの一次式で近似し、式TC =TC0−kIを計
算することにより求める。ここでTC0は、充電電流Iが
0Aのときの仮想的な充電計数時間の初期値である。ま
た、kは、正の定数である。従って、この充電電流と充
電計数時間との関係は、図4に示すような右下がりの直
線で表され、充電電流が大きくなるほど、充電計数時間
が徐々に短縮されることになる。S25の処理では、充
電電流の値に基づいてこの式TC =TC0−kIの計算を
行うことにより充電計数時間を算出することもできる。
しかしながら、このような演算はマイクロコンピュータ
2aに無駄な負担をかけることになるため、ここでは、
予め内部のPROMに記憶させておいた充電計数時間を
読み出すROMテーブル方式を用いている。即ち、充電
電流を適当な範囲ごとに分類し、各範囲を代表する充電
電流に対する充電計数時間を予め計算してそれぞれPR
OMに書き込んでおくことにより、S25の処理では、
検出した充電電流に対応するこのPROMの充電計数時
間を読み出すだけで済むようにしている。
【0036】上記のように読み出された充電計数時間
は、S26において充電時間カウンタのカウント値と比
較され、今回の充電である程度の充電容量が蓄積された
かどうかの判断が行われる。そして、カウント値が充電
計数時間に達していないと判断された場合には、直ちに
S8の充電回数計数処理を終了する。しかし、充電が進
行し、S26の処理においてカウント値が充電計数時間
を超えたと判断された場合には、充電回数のカウントを
行う(S27)。充電回数は、上記のようにEEPRO
M2eに記憶されていて、工場出荷時には0回に初期化
されている。そして、S27の処理では、この充電回数
をEEPROM2eから読み出すと共に、読み出した値
をインクリメントして再びEEPROM2eに書き戻す
ことによりカウントを行う。充電回数のカウントが終了
すると、後処理として、上記カウント済フラグを設定す
る(S28)。従って、一度充電回数のカウントが行わ
れると、図2のS10の処理が充電開始電流Imin 以上
の充電電流を検出し続けている限り、S8の充電回数計
数処理は、図1のS21の処理でこのカウント済フラグ
が設定されていると判定するので、以降カウントを繰り
返すことはない。
【0037】なお、充電電流が一時的に安定しても、充
電時間カウンタのカウント値が充電計数時間に達する前
に再び大きく変化した場合には、S8の充電回数計数処
理において、S22の処理により今回の充電電流IT と
前回の充電電流IL との差の絶対値が所定電流変位ΔI
より大きいと判定されS23の処理で充電時間カウンタ
がリセットされるので、その後充電電流が安定してから
新しい充電計数時間に基づいて再度充電時間のカウント
をやりなおすことになる。
【0038】上記充電作業は、作業者が蓄電池装置を充
電器から外したり、充電器が−ΔV充電方式等によって
自動的に満充電を検出した場合に完了する。充電が完了
すると、充電電流が供給されなくなるため、その後最初
に呼び出される割り込みルーチンでの図2に示すS10
の処理において、この充電電流が充電開始電流Imin未
満になったと判定されるので、タイマ割り込みの時間を
タイマ時間T1 間隔に戻すと共に(S11)、充電状態
とカウント済フラグの解除を行い(S12,S13)、
RAMの充電電流の値を0Aに更新して(S14)から
割り込みルーチンを終了する。そして、これにより制御
が充電状態から最初の待機状態に戻る。ただし、この充
電状態が設定されている期間が短い場合や比較的長い期
間であっても小さな充電電流しか流れなかった場合に
は、上記S8の処理において充電時間カウンタのカウン
ト値が充電計数時間に達せずEEPROM2eに記憶さ
れた充電回数の更新が行われないまま待機状態に戻るこ
とになる。従って、何らかの事情で十分な充電が行われ
なかった場合には充電回数のカウントを行わないので、
このような操作が繰り返されたとしても、実質的な充電
回数との間に誤差が生じるようなおそれはほとんどな
い。
【0039】RAMに記憶される積算電池容量は、例え
ばニッケルカドミウム蓄電池1が完全放電状態となって
いる蓄電池装置の製造直後に0mAm秒の値に設定し、
以降、充電時には上記充電容量を加算すると共に、放電
時には本実施例では説明していない方法によって算出し
た放電容量を減算する積算処理を繰り返す。従って、こ
の積算電池容量によって、ニッケルカドミウム蓄電池1
にそのとき実際に貯えられている電池容量を随時表すこ
とができる。
【0040】上記LEDアレイ2fの5個のLED1 〜
LED5 は、図5に示すように、発光部を縦に並べて蓄
電池装置の表面に配置されている。そして、このLED
アレイ2fは、充電時に充電に伴って増加する積算電池
容量を随時表示させ充電の進捗状況を知らせると共に、
待機状態の際に操作スイッチ8が操作されたときの充電
回数や残存容量の表示等にも利用される。本実施例では
説明しない残存容量は、待機状態で操作スイッチ8を1
回押すことにより所定時間表示される。また、この残存
容量の表示中にもう一度操作スイッチ8を所定時間以上
押し続けると、その後に充電回数を表示するようにな
る。この充電回数の表示は、図6に示すように、各LE
D1 〜LED4 の点灯状態によって100回ごとの充電
回数を示すようにしたものである。例えば充電回数が6
00〜700回の場合には、図示のように3個のLED
1 〜LED3 を点灯させて700回の充電回数を示すよ
うにする。また、この際、蓄電池装置の寿命が尽きたと
判断された場合には、最上段のLED5 も同時に点灯す
る。なお、充電回数が所定回数を超えた場合や、−ΔV
充電方式等によって満充電を検出し自動的に充電を完了
したときの上記積算電池容量が定格電池容量よりも遥か
に小さい値となった場合等に蓄電池装置の寿命が尽きた
と判断する。
【0041】以上説明したように、本実施例の蓄電池装
置の充電回数計数装置によれば、ニッケルカドミウム蓄
電池1に実際に十分な充電容量以上の充電が行われた回
数をカウントして充電回数を得ることができるので、こ
の充電回数に応じた充電効率を考慮して誤差の少ない充
電容量を算出することにより正確な積算電池容量を得る
ことができるようになり、蓄電池装置の充電の進捗状況
や放電時の残存容量等を的確に示すことができるように
なる。また、この充電回数が所定数を超えた場合にニッ
ケルカドミウム蓄電池1の寿命が尽きたとする判断も信
頼性の高いものとすることができるようになる。
【0042】なお、上記実施例では、充電電流がいつま
でも所定電流変位ΔIの範囲内に安定しない場合には、
上記のようにS23の処理によって充電時間カウンタが
繰り返しリセットされるので、充電回数のカウントを行
うことができなくなる。従って、この実施例では、安定
した定電流の充電電流を供給する充電器が使用されるこ
とが前提となる。ただし、上記S8の充電回数計数処理
において、制御が充電状態に移行してからS7の処理で
算出した充電容量を積算し、この充電容量の積算値が所
定値以上になったときに充電回数のカウントを行うよう
にすれば、充電電流の変動が大きい充電器を使用した場
合にも適切な充電回数のカウントを行うことができるよ
うになる。
【0043】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の充電回数計数機能付蓄電池装置によれば、実際に十分
な充電容量以上の充電が行われた場合にのみ充電回数の
カウントを行うので、正確な充電回数を得ることができ
るようになるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すものであって、図2に
示す充電回数計数処理の動作を示すフローチャートであ
る。
【図2】本発明の一実施例を示すものであって、マイク
ロコンピュータの割り込みルーチンの動作を示すフロー
チャートである。
【図3】本発明の一実施例を示すものであって、蓄電池
装置の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の一実施例を示すものであって、充電回
数と充電計数時間との関係を示す図である。
【図5】本発明の一実施例を示すものであって、LED
アレイの構成を示す正面図である。
【図6】本発明の一実施例を示すものであって、充電回
数表示時のLEDアレイの各点灯状態を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 ニッケルカドミウム蓄電池 2 マイクロコンピュータ基板 2a マイクロコンピュータ 2c 充電電流入力回路 2e EEPROM 4 シャント抵抗

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 充電可能な蓄電池と、 蓄電池に流入する充電電流を検出する充電電流検出手段
    と、 充電回数の判断のための初期値として予め設定した時間
    を、充電電流検出手段が検出した充電電流に基づいて、
    この充電電流が大きくなるほど短い時間とする所定の変
    換手順に従って変換し、この変換した時間を充電計数時
    間として算出する充電計数時間算出手段と、 充電回数を記録する充電回数記録手段と、 充電計数時間算出手段が充電計数時間を算出する基礎と
    した充電電流にほぼ一致する値以上の充電電流を充電電
    流検出手段が連続して検出し続けた時間が当該充電計数
    時間を超えた場合に、充電回数記録手段に記録された充
    電回数を1回分だけカウントアップする充電回数更新手
    段とを備えたことを特徴とする充電回数計数機能付蓄電
    池装置。
  2. 【請求項2】充電可能な蓄電池と、 蓄電池に流入する充電電流を検出する充電電流検出手段
    と、 充電電流検出手段が検出した充電電流を時間積分して充
    電容量を求める充電容量算出手段と、 充電回数を記録する充電回数記録手段と、 充電容量算出手段が算出した充電容量が所定容量値を超
    えた場合に、充電回数記録手段に記録された充電回数を
    1回分だけカウントアップする充電回数更新手段とを備
    えたことを特徴とする充電回数計数機能付蓄電池装置。
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