JP2982104B2 - 電気接続箱 - Google Patents

電気接続箱

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JP2982104B2 JP6133230A JP13323094A JP2982104B2 JP 2982104 B2 JP2982104 B2 JP 2982104B2 JP 6133230 A JP6133230 A JP 6133230A JP 13323094 A JP13323094 A JP 13323094A JP 2982104 B2 JP2982104 B2 JP 2982104B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気接続箱に係り、さ
らに詳しくは、主に自動車に搭載されて、所要の各電装
品をそれぞれに内装すると共に、電源部を含め、対応す
る各部の電気系統を取り纏めて接続するために用いられ
る電気接続箱の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8には、従来例によるこの種の電気接
続箱の概要構成を示す。
【0003】即ち、同図8に示す装置構成において、従
来の電気接続箱は、主要な構成部材として、電気絶縁性
樹脂材料によって成形されたロアケース51とアッパー
ケース61とを有し、前記ロアケース51内には、各電
装品を組み込む空間部52を含んで、各装着保持部5
3,各ナット保持部54,及び各仕切り片部55等がそ
れぞれに形成され、且つこれらの各部に対しては、配線
回路を形成する配線板バスバー組立体(Assembly)71
が組み込まれると共に、負荷電流検出装置72を装着す
るための負荷電流検出装置装着部(以下、検出装置装着
部という)56が形成される。
【0004】また、前記負荷電流検出装置72に対して
は、負荷電流検出バスバー73,電源回路バスバー74
がそれぞれに付設されており、該負荷電流検出装置72
を押止保持するための電源回路端子のネジ止め機能を有
する負荷電流検出装置収納カバー部(以下、検出装置収
納カバー部という)57が設けられ、且つ該検出装置収
納カバー部57は、止めナット58aを保持するナット
保持部58を有している。
【0005】さらに、前記アッパーケース61上には、
各電装品75を接続させる各端子接続部62が設けら
れ、且つ前記検出装置装着部56に対応する位置に前記
負荷電流検出装置72を押止した検出装置収納カバー部
57を周囲から区分する負荷電流検出装置覆いカバー部
(以下、検出装置覆いカバー部という)63が設けられ
ており、本アッパーケース61は、前記ロアケース51
内に組み込んだ状態で、前記各端子接続部62が前記配
線板バスバー組立体71によって接続されると共に、前
記ロアケース51に下方からロアカバー51aが被嵌さ
れ、前記アッパーケース61に上方からアッパーカバー
61aが被嵌される。
【0006】次に、前記構成による従来の電気接続箱の
組み付け手順を図9ないし図13に示す。
【0007】ここでは、前記構成によるロアケース51
の装着保持部53に配線板バスバー組立体71を組み込
むと共に、検出装置装着部56内に負荷電流検出バスバ
ー73を介装してなる負荷電流検出装置72を実装させ
た状態が、図9に示す通りである。
【0008】また、前記図9の状態で、先ず、図10に
示されているように、前記装着された負荷電流検出装置
72の上面部を含む検出装置装着部56の上面部に検出
装置収納カバー部57を載置させ、引続いて、図11に
示す通り、電源回路バスバー74を用い、該電源回路バ
スバー74の一端(下端)側接続部74aを前記ロアケ
ース51の選択されたナット保持部54の止めナット5
4aに止めネジ(図示せず)で止着させ、且つその他端
(上端)側接続部74bを前記検出装置収納カバー部5
7のナット保持部58に突き当てて保持するが、この状
態にあって、該検出装置収納カバー部57の表面部57
aには、次の工程での電源回路端子59の導入に必要な
水平方向の有効長さAが与えられている。
【0009】次いで、前記図11の状態のまま、図12
に示すように、アッパーケース61を被嵌させた後に、
前記検出装置収納カバー部57の表面部57a,ひいて
は、前記電源回路バスバー74の他端(上端)側接続部
74b上に、外部側から電源ケーブル59の電源回路端
子59aを導入して、該電源回路端子59a及び接続部
74bの両者を端子ネジ60により、前記ナット保持部
58内の止めナット58aに止着させ、その後、図13
に示す通り、前記ロアケース51に下方からロアカバー
51aを被嵌させ、また、前記アッパーケース61に上
方からアッパーカバー61aを被嵌させて全体の組み上
げを完了するのである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の電気接続箱の構成においては、負荷電流検出装置7
2を押止し、且つ外部から導入される電源回路端子59
aをネジ止め接続する検出装置収納カバー部57が、水
平面で単純にレイアウトされて独立した単一部材に形成
されると同時に、その表面部57aに対して該電源回路
端子59aの導入、ならびにネジ止め止着に必要な水平
方向に長い有効長さAを必要としていたために、次のよ
うな実質的に好ましくない課題を生じていた。
【0011】(a) 前記検出装置収納カバー部57の表面
部57aにおける有効長さAを水平面内で確保している
ので、該当部分の長さ,ひいては面積を現状より短縮す
ることが不可能であり、この結果、装置の空間スペース
を有効に活用できなくなると共に、バスバーによる配線
形態にも制約を受け、さらには、装置全体の小型化も妨
げられることになる。
【0012】(b) 同様に、前記表面部57aが水平面に
設定されていることから、該当部内に生ずる結露水,外
部から浸入する雨水等の水捌けができず、このために漏
電,短絡事故等を生じ易いほか、水平面に導入される前
記電源回路端子59aの電源ケーブル59が、比較的小
さい空間スペース内で不自然に屈曲され易くて、その耐
用寿命が短くなる。
【0013】(c) 加えて、前記検出装置収納カバー部5
7を別部材として単独に設けているから、成形用金型の
個数が増えて、装置全体のコストアップを招くという不
都合もある。
【0014】本発明は、このような従来の課題や欠点を
解消するためになされたもので、その目的とするところ
は、装置の空間スペースを有効に活用できるようにする
と共に、且つ結露水,雨水の排水を容易に行ない得て、
漏電,短絡事故等の発生を回避し、併せて、製造コスト
についても低減可能にした電気接続箱を提供することで
ある。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記課題を実現するため
に、本発明に係る電気接続箱は、電源回路端子のネジ止
め機能を有して電源回路バスバーに接続される負荷電流
検出装置収納カバー部を設け、ロアケースに形成される
負荷電流検出装置装着部内に負荷電流検出装置を装着さ
せると共に、前記負荷電流検出装置収納カバー部によ
り、前記負荷電流検出装置を押止保持させる構成の電気
接続箱において、前記負荷電流検出装置収納カバー部の
電源回路端子を導入する表面部を前記ロアケースの外側
に向って傾斜した傾斜面に形成させたことを特徴とする
ものである。
【0016】
【0017】さらに、本発明は、前記各構成において、
前記ロアケースに対し、折曲自在なヒンジ部を介して前
記負荷電流検出装置収納カバー部を一体化形成させたこ
とを特徴とするものである。
【0018】
【作用】本発明の電気接続箱においては、負荷電流検出
装置収納カバー部の電源回路端子を導入する表面部を所
要角度の傾斜面に形成させたので、水平面内での相対的
な長さを十分に確保できることになり、この結果、より
少ない空間スペース内で該電源回路端子の導入が可能に
なる。
【0019】また、傾斜面をロアケースの外側に向って
傾斜させるときは、負荷電流検出装置収納カバー部内に
生ずる結露水,外部から浸入する雨水等の水捌けがよ
く、一方では、電源ケーブルを自然な状態で導入し得
る。
【0020】さらに、ロアケースに対して、折曲自在な
ヒンジ部を介して負荷電流検出装置収納カバー部を一体
化形成させるときは、これらの各部構成を1個の金型に
よって形成し得る。
【0021】
【実施例】以下、本発明に係る電気接続箱の実施例につ
き、図1ないし図7に基づいて詳細に説明する。
【0022】図1は、本発明の一実施例を適用した電気
接続箱の概要構成を模式的に示す分解斜視図、図2は、
同実施例における主要部の構成を拡大して示す分解斜視
図であり、また、図3ないし図7は、同電気接続箱の組
み上げ手順を順次に示すそれぞれに断面図である。
【0023】即ち、これらの図1,図2の各図に示す装
置構成においても、本実施例による電気接続箱は、主要
な構成部材として、電気絶縁性樹脂材料によって成形さ
れたロアケース11とアッパーケース21とをそれぞれ
に有している。
【0024】前記ロアケース11内には、各種の電装品
を組み込むための空間部12を含んで、各装着保持部1
3,止めナット14aを保持する各ナット保持部14,
及びそれぞれの各仕切り片部15等が形成されており、
これらの各部に対しては、別に設けられて配線回路を形
成する配線板バスバー組立体41が組み込まれる。
【0025】そして、本実施例の場合には、特に、前記
装着保持部13の一部として、図示しない電源部に接続
されて負荷電流の検出に用いられる負荷電流検出装置4
2を装着するための検出装置装着部(負荷電流検出装置
装着部)16が所定箇所に区分して形成されると共に、
該負荷電流検出装置42に対しては、負荷電流検出バス
バー43,電源回路バスバー44がそれぞれに付設さ
れ、且つ前記検出装置装着部16を区分する一方の外壁
17の端部17aには、折曲自在なヒンジ部18を介し
て一連に成形された検出装置収納カバー部(負荷電流検
出装置収納カバー部),ここでは、後述する電源回路端
子46aのネジ止め機能を有して、前記電源回路バスバ
ー44に接続される検出装置収納カバー部31が外側へ
突出するように設けられている。
【0026】ここで、前記検出装置収納カバー部31に
ついては、後述する図3ないし図7によっても明らかな
ように、成形されたままの状態,ひいては、組み上げ以
前の状態で、前記外壁17の端部17aからヒンジ部1
8を介して外側へ直角に延長された表面部32と、前記
ヒンジ部18における折曲時の許容誤差を見込んで所要
角度に傾斜された傾斜面部33とを有して形成され、且
つ前記表面部32側にあっては、ナット保持部34,所
要各部にあっては、仕切り板35がそれぞれ形成されて
おり、該ヒンジ部18を中心に折り返して組み上げた状
態では、前記負荷電流検出装置42の上面部を含む検出
装置装着部16の上面部に対して、前記傾斜面部33が
水平に当接され、この結果、該折り返しによって反転さ
れた前記表面部32側が、前記傾斜面部33に与えられ
た傾斜角度対応に前記ロアケース11の外側へ向けて傾
斜されることになる。
【0027】一方、前記アッパーケース21上には、前
記負荷電流検出装置42を除いた所要の各種電装品,例
えば、RLY,F/L,FUSE等の各電装品45を端
子接続させる各端子接続部22が設けられ、且つ前記検
出装置装着部16に対応する位置に、前記装着される負
荷電流検出装置42に対する検出装置収納カバー部31
を周囲から区分する検出装置覆いカバー部(負荷電流検
出装置覆いカバー部)23が設けられており、本アッパ
ーケース21は、前記ロアケース11内に組み込んだ状
態で、それぞれの各端子接続部22が前記配線板バスバ
ー組立体41の該当箇所に所期通り接続されると共に、
ここでは、該ロアケース11に対して下方からロアカバ
ー11aが被嵌され、また、該アッパーケース21に対
して上方からアッパーカバー21aが被嵌されるのであ
る。
【0028】次に、前記図3ないし図7を参照して、前
記ロアケース11の検出装置装着部16に対する前記負
荷電流検出装置42の組み込み装着と、該組み込まれた
負荷電流検出装置42を押止し、且つ電源部に接続させ
るための前記検出装置収納カバー部31の組み上げ手順
について述べる。
【0029】前記のように形成されたロアケース11の
所要箇所に対し、前記配線板バスバー組立体41を組み
込むと共に、その検出装置装着部16内に対し、前記負
荷電流検出バスバー43を介装した負荷電流検出装置4
2を実装させた状態が、図3に示す通りであり、この状
態では、前記検出装置収納カバー部31が、前記検出装
置装着部16の外壁17の端部17aからヒンジ部18
を介し外側に突出されたままで維持されている。
【0030】本実施例構成では、前記図3の状態におい
て、先ず、前記ヒンジ部18を中心にして前記検出装置
収納カバー部31を内側,つまりは、前記ロアケース1
1側へ折り返して反転させることにより、図4に示され
ているように、前記装着された負荷電流検出装置42の
上面部を含む検出装置装着部16の上面部に傾斜面部3
3が当接されるもので、この状態では、先にも述べたよ
うに、該ロアケース11の表面部32側が、傾斜面部3
3に与えられている傾斜角度に対応して外側に傾斜され
ることになり、また、この時点で、前記ナット保持部3
4内に止めナット36を挿入して保持させる。
【0031】引続き、前記図4の状態で、図5に示され
ているように、前記電源回路バスバー44を用い、該電
源回路バスバー44の一端(下端)側接続部44aを、
前記ロアケース11の選択されたナット保持部14の止
めナット14aに取付けビス(図示せず)で止着させる
と共に、且つその他端(上端)側における前記傾斜面部
33の傾斜角度に倣って傾斜された接続部44bを、前
工程で折り返された前記検出装置収納カバー部31の表
面部32側にあるナット保持部34に対応して突き当て
ることにより、該検出装置収納カバー部31の折り返し
態様が維持される。
【0032】次いで、前記図5の状態において、図6に
示すように、前記アッパーケース21を被嵌させてか
ら、前記した如く検出装置収納カバー部31の傾斜され
ている表面部32に対し、その傾斜角度対応に外部側か
ら導入される電源ケーブル46の電源回路端子46aを
前記電源回路バスバー44の他端側接続部44bに重ね
た上で端子ネジ37によって止着させ、その後、図7に
示す如く、前記ロアケース11に対しては、下方からロ
アカバー11aを被嵌止着させ、また、前記アッパーケ
ース21に対しては、上方からアッパーカバー11aを
被嵌止着させて全体の組み上げを完了するのである。
【0033】従って、本実施例構成の場合、前記図5の
組み上げ工程において、前記検出装置収納カバー部31
を折り返し維持した状態では、該検出装置収納カバー部
31における表面部32のヒンジ折り返し部からの長さ
Aが、与えられている傾斜角度に対応して相対的に短く
された水平方向長さB(B<A)となるために、先に述
べた従来の場合とは全く異なって、外部からの電源ケー
ブル46の電源回路端子46aの導入と、その端子ネジ
37によるネジ止めに必要とされる長さを短く設定し得
ること,つまり、これを換言すると、前記所要長さAを
十分に保持した上で、しかも、その相対的な水平方向長
さB(B<A)を短く設定し得ることから、該当部分の
必要幅,ひいては、同該当部分における装置の空間スペ
ースを容易に小さく設定できるもので、この結果、該空
間スペースの節減が装置全体の小型化に役立つ。
【0034】そして、通常では、外部に向かって開放せ
ざるを得ない前記電源回路端子46aを含む電源ケーブ
ル46の導入部,ひいては、前記検出装置収納カバー部
31の表面部32に関し、このように外側へ向かう傾斜
を与えてあるために、内部で生ずる惧れのある結露水,
ないしは、外部から浸入する惧れのある雨水等の水捌け
が良好になされることになって、この種の電気接続箱に
おける漏電,短絡事故等の発生を未然に防止できるので
あり、しかも、これに加えて該電源回路端子46aを含
む電源ケーブル46を外側の斜め下方から導入している
ために、従来のような水平方向の場合に比較して該電源
ケーブル46を無理に屈曲させなくてよく、その耐用寿
命を延長し得るのである。
【0035】また、前記ロアケース11に対し、折曲自
在なヒンジ部18を介して前記検出装置収納カバー部3
1を一体化成形させるので、従来の場合とは異なって、
これらの各部を樹脂成形させるための成形金型が1個で
済み、且つその金型形状についても、比較的簡単な構成
のものでよく、この結果、装置全体のコストダウンが可
能であり、併せて、このようにロアケース11と検出装
置収納カバー部31とが一体化成形された構成において
は、組み上げ時の該ロアケース11に対する検出装置収
納カバー部31の位置決めが極めて簡単且つ容易になる
ほか、該1つの構成部品としての前記検出装置収納カバ
ー部31が紛失したりせず、全体の部品管理も容易にな
る。
【0036】なお、前記実施例の構成においては、検出
装置収納カバー部31を組み付け時点で、その表面部3
2が所定角度で傾斜されるようにし、且つ検出装置収納
カバー部31をロアケース11に一体化成形させるよう
にしているが、必要に応じては、該検出装置収納カバー
部31における表面部32の傾斜付与と、ロアケース1
1に対する一体化成形とを各別に実施することによって
も、十分な作用効果が得られる。
【0037】
【発明の効果】以上、実施例によって詳述したように、
この発明によれば、ロアケースに形成される負荷電流検
出装置装着部内に負荷電流検出装置を装着させると共
に、電源回路端子のネジ止め機能を有して電源回路ブス
バーに接続される負荷電流検出装置収納カバー部を用
い、負荷電流検出装置を押止保持させる構成の電気接続
箱において、負荷電流検出装置収納カバー部の電源回路
端子を導入する表面部を所要角度の傾斜面に形成させた
ので、少ない空間スペース内で該電源回路端子の導入が
可能になって装置全体の小型化を図り得るという利点を
有しており、また、負荷電流検出装置収納カバー部の表
面部にロアケースの外側に向かう傾斜を与えるときは、
内部で生ずる結露水,ないしは、外部から浸入する雨水
等の水捌けが良好になって漏電,短絡事故の発生を容易
に防止でき、併せて、電源回路端子を斜め方向から導入
できるために、電源ケーブルを無理に屈曲させなくて済
み、さらには、ロアケースに対し、折曲自在なヒンジ部
を介して負荷電流検出装置収納カバー部を一体化形成さ
せるときは、これらの各部構成を1個の金型によって形
成できることから、装置全体のコストダウンが可能であ
るほか、組み上げ時のロアケースに対する負荷電流検出
装置収納カバー部の位置決めが極めて簡単且つ容易にな
る等の優れた特長がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を適用した電気接続箱の概要
構成を模式的に示す分解斜視図である。
【図2】図1の実施例における主要部の構成を拡大して
示す分解斜視図である。
【図3】図1の実施例に示す電気接続箱の組み上げ手順
における第1の組み上げ工程を示す断面図である。
【図4】同実施例による第2の組み上げ工程を示す断面
図である。
【図5】同実施例による第3の組み上げ工程を示す断面
図である。
【図6】同実施例による第4の組み上げ工程を示す断面
図である。
【図7】同実施例による第5の組み上げ工程を示す断面
図である。
【図8】従来例による電気接続箱の概要構成を模式的に
示す分解斜視図である。
【図9】図3の従来例に示す電気接続箱の組み上げ手順
における第1の組み上げ工程を示す断面図である。
【図10】同従来例による第2の組み上げ工程を示す断
面図である。
【図11】同従来例による第3の組み上げ工程を示す断
面図である。
【図12】同従来例による第4の組み上げ工程を示す断
面図である。
【図13】同従来例による第5の組み上げ工程を示す断
面図である。
【符号の説明】
11 ロアケース 11a ロアカバー 12 空間部 13 装着保持部 14 ナット保持部 14a 止めナット 15 仕切り板 16 検出装置装着部(負荷電流検出装置装着部) 17 外壁 17a 外壁の端部 18 ヒンジ部 21 アッパーケース 21a アッパーカバー 22 端子接続部 23 検出装置覆いカバー部(負荷電流検出装置覆いカ
バー部) 31 検出装置収納カバー部(負荷電流検出装置収納カ
バー部) 32 検出装置収納カバー部の表面部 33 検出装置収納カバー部の傾斜面部 34 ナット保持部 35 仕切り板 36 止めナット 37 端子ネジ 41 配線板バスバーASSY 42 負荷電流検出装置 43 負荷電流検出バスバー 44 電源回路バスバー 44a 電源回路バスバーの一端(下端)側接続部 44b 電源回路バスバーの他端(上端)側接続部 45 電装品 46 電源ケーブル 46a 電源ケーブルの電源回路端子

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源回路端子のネジ止め機能を有して電
    源回路バスバーに接続される負荷電流検出装置収納カバ
    ー部を設け、ロアケースに形成される負荷電流検出装置
    装着部内に負荷電流検出装置を装着させると共に、前記
    負荷電流検出装置収納カバー部により、前記負荷電流検
    出装置を押止保持させる構成の電気接続箱において、 前記負荷電流検出装置収納カバー部の電源回路端子を導
    入する表面部を前記ロアケースの外側に向って傾斜した
    傾斜面に形成させたことを特徴とする電気接続箱。
  2. 【請求項2】 前記ロアケースに対し、折曲自在な前記
    ヒンジ部を介して前記負荷電流検出装置収納カバー部を
    一体化形成させたことを特徴とする請求項1に記載の電
    気接続箱。
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US6461171B2 (en) 2000-03-30 2002-10-08 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Electric connector box for a vehicle
DE10114114B4 (de) * 2000-03-30 2005-09-08 Honda Giken Kogyo K.K. Elektrischer Anschlusskasten für ein Fahrzeug

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