JP2981188B2 - バーティカルスラブゲル内にサンプルを充填するための針誘導具 - Google Patents
バーティカルスラブゲル内にサンプルを充填するための針誘導具Info
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、バーティカルスラ
ブゲル電気泳動の分野に関する。特に本発明は、スラブ
ゲルの上端に沿ったウェルの使用及び該ウェル内へのサ
ンプルの充填に関連する問題に関する。
ブゲル電気泳動の分野に関する。特に本発明は、スラブ
ゲルの上端に沿ったウェルの使用及び該ウェル内へのサ
ンプルの充填に関連する問題に関する。
【０００２】
【従来の技術】バーティカルスラブゲル電気泳動は、生
物サンプル中での核酸配列決定並びに蛋白質及び他の種
のものの同定において、広く用いられかつ高い価値があ
る。これらの手順においてしばしば持ち上がる問題は、
ゲルの上端に沿って形成されたサンプルウェル内へのサ
ンプルの充填の難しさである。そのウェルは長さ及び幅
の両方が小さく、そのウェルを分離する透明なゲル材料
からそのウェルを視覚的に区別することは難しい。その
ウェル内にサンプルを入れるために一般に注射器が用い
られ、正確に配することができず、又は不安定な手先を
有する未熟な使用者は、ウェル自体の中よりむしろウェ
ルの一側面にゲル材料内に注射針を不注意で入れ、又は
ゲルの隔壁を破壊し得る。
物サンプル中での核酸配列決定並びに蛋白質及び他の種
のものの同定において、広く用いられかつ高い価値があ
る。これらの手順においてしばしば持ち上がる問題は、
ゲルの上端に沿って形成されたサンプルウェル内へのサ
ンプルの充填の難しさである。そのウェルは長さ及び幅
の両方が小さく、そのウェルを分離する透明なゲル材料
からそのウェルを視覚的に区別することは難しい。その
ウェル内にサンプルを入れるために一般に注射器が用い
られ、正確に配することができず、又は不安定な手先を
有する未熟な使用者は、ウェル自体の中よりむしろウェ
ルの一側面にゲル材料内に注射針を不注意で入れ、又は
ゲルの隔壁を破壊し得る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】いずれの場合において
も、ゲル中の隣接するサンプルレーン間の差異は不明瞭
であり、このことは実験が終了した時に使用者が正確に
ゲルを読み取ることを害するであろう。
も、ゲル中の隣接するサンプルレーン間の差異は不明瞭
であり、このことは実験が終了した時に使用者が正確に
ゲルを読み取ることを害するであろう。
【０００４】
【課題を解決するための手段】使用者が注射針をウェル
内に入れるのを補助するための針誘導具に関する本発明
は先の及び他の困難性に向けられる。本針誘導具は、そ
の表面から外側に広がり、ゲル壁の間隔に適合するよう
に配された隔壁と共に傾斜表面を含む。バーティカルス
ラブゲルは頻繁に、上部溶液チャンバーのための保持壁
として作用する２つのプレートの高い方のものと共に高
さの異なる平行なプレートにより支えられる。本発明の
好ましい実施形態における針誘導具は、針を壁内に入れ
る先細通路の１つの壁としてより高いプレートを用いる
ことにより、この特徴を利用する。本誘導具の更なる特
徴は、それが、ゲルを支持するのに用いられる平行プレ
ートの一方又は両方の上端に沿って安定に位置するよう
成形されていることである。本発明の特定の実施形態に
おいて本誘導具は２つの平行なプレート間の単一のゲル
に用いるために作製され、他の実施形態において本誘導
具は、共通上部緩衝液チャンバー及び共通低部緩衝液チ
ャンバーを有する２つのバーティカルスラブゲルに適合
するよう設計された電気泳動セル内で頻繁に行われるよ
うな一対のゲルに用いるために作製される。
内に入れるのを補助するための針誘導具に関する本発明
は先の及び他の困難性に向けられる。本針誘導具は、そ
の表面から外側に広がり、ゲル壁の間隔に適合するよう
に配された隔壁と共に傾斜表面を含む。バーティカルス
ラブゲルは頻繁に、上部溶液チャンバーのための保持壁
として作用する２つのプレートの高い方のものと共に高
さの異なる平行なプレートにより支えられる。本発明の
好ましい実施形態における針誘導具は、針を壁内に入れ
る先細通路の１つの壁としてより高いプレートを用いる
ことにより、この特徴を利用する。本誘導具の更なる特
徴は、それが、ゲルを支持するのに用いられる平行プレ
ートの一方又は両方の上端に沿って安定に位置するよう
成形されていることである。本発明の特定の実施形態に
おいて本誘導具は２つの平行なプレート間の単一のゲル
に用いるために作製され、他の実施形態において本誘導
具は、共通上部緩衝液チャンバー及び共通低部緩衝液チ
ャンバーを有する２つのバーティカルスラブゲルに適合
するよう設計された電気泳動セル内で頻繁に行われるよ
うな一対のゲルに用いるために作製される。
【０００５】本発明のこれら及び他の特徴及び利点の詳
細は図面から明らかになるであろう。
細は図面から明らかになるであろう。
【０００６】
【発明の実施の形態】本発明は形状、大きさ及び他の特
徴の異なる種々の実施形態を許容するが、本発明の概念
は特定の実施例を詳細に考察することにより最もよく理
解されるだろう。図１及び図２は、その一方が他方より
高い２つの平行プレートから主になるゲルエンクロージ
ャー内に支持された個々のバーティカルスラブゲルのた
めの針誘導具を示す。図１の透視図は、針誘導具１１の
みを示し、図２の断面図は、エンクロージャーの高い方
のプレート１３及び低い方のプレート１４並びにゲル１
５を示すゲルエンクロージャー上に位置した針誘導具を
示す。これら２つの図を一緒に見て、本針誘導具は傾斜
表面１６並びに該傾斜表面を横切って、好ましくはそれ
に垂直に広がる一連の隔壁１７を含む。傾斜表面１６の
反対側には第２の傾斜表面１８がある。これによりそれ
ら２つの傾斜表面及び隔壁は頂部及び底部に一連の先細
開口通路を形成する。隔壁１７の間隔はウェルを分離す
るゲルバリアー１９の間隔にほぼ適合する。傾斜表面の
底、即ちそれらの最も小さな水平な間隙の間の間隔は２
つのゲル支持プレート１３，１４の間の間隔にほぼ等し
い。これによりウェル内に入れられるべきサンプルを含
む注射針は、その針をウェル下部に送る傾斜通路の１つ
の頂部における広い開口部内に挿入される。
徴の異なる種々の実施形態を許容するが、本発明の概念
は特定の実施例を詳細に考察することにより最もよく理
解されるだろう。図１及び図２は、その一方が他方より
高い２つの平行プレートから主になるゲルエンクロージ
ャー内に支持された個々のバーティカルスラブゲルのた
めの針誘導具を示す。図１の透視図は、針誘導具１１の
みを示し、図２の断面図は、エンクロージャーの高い方
のプレート１３及び低い方のプレート１４並びにゲル１
５を示すゲルエンクロージャー上に位置した針誘導具を
示す。これら２つの図を一緒に見て、本針誘導具は傾斜
表面１６並びに該傾斜表面を横切って、好ましくはそれ
に垂直に広がる一連の隔壁１７を含む。傾斜表面１６の
反対側には第２の傾斜表面１８がある。これによりそれ
ら２つの傾斜表面及び隔壁は頂部及び底部に一連の先細
開口通路を形成する。隔壁１７の間隔はウェルを分離す
るゲルバリアー１９の間隔にほぼ適合する。傾斜表面の
底、即ちそれらの最も小さな水平な間隙の間の間隔は２
つのゲル支持プレート１３，１４の間の間隔にほぼ等し
い。これによりウェル内に入れられるべきサンプルを含
む注射針は、その針をウェル下部に送る傾斜通路の１つ
の頂部における広い開口部内に挿入される。
【０００７】ゲルエンクロージャーの高い方のプレート
１３上に位置した針誘導具の側壁２４は、そのプレート
の頂部端上に支えられる逆ショルダー２５を形成するよ
うに成形される。隔壁は、同様に、プレートの頂部上に
引っかけるためのノッチ２６を有する。逆ショルダー及
びノッチは共に、ゲルの頂部上への針誘導具の正確な配
置を容易にし、誘導具の位置を変えることなく注射器が
挿入され得るような位置に針誘導具を固定する。
１３上に位置した針誘導具の側壁２４は、そのプレート
の頂部端上に支えられる逆ショルダー２５を形成するよ
うに成形される。隔壁は、同様に、プレートの頂部上に
引っかけるためのノッチ２６を有する。逆ショルダー及
びノッチは共に、ゲルの頂部上への針誘導具の正確な配
置を容易にし、誘導具の位置を変えることなく注射器が
挿入され得るような位置に針誘導具を固定する。
【０００８】図３，４及び５は、図２のそれに似たゲル
エンクロージャー内の２つのバーティカルスラブゲルに
用いるために設計された針誘導具３０を示す。図４に示
すように、外側の高い方のプレート３１，３２及び内側
の短い方のプレート３３，３４を有する２つのエンクロ
ージャーは互いに向かい合うように配置される。図３，
４及び５を一緒に見ると、針誘導具３０は、一連の横切
る隔壁３９，４０により各々中断された２つの傾斜表面
３７，３８を含む。両方の傾斜表面は外側に向いてお
り、２つの一連の隔壁は各々、誘導具の中心から離れ
て、反対方向に外側に広がっている。これにより各々の
通路は傾斜表面の１つ、２つの隣接する隔壁、及びゲル
エンクロージャーの高い方のプレートにより規定され、
ここでその通路は注射針を下のゲルのウェルの１つに導
く。これにより誘導具は、ゲルエンクロージャーの高い
方のプレートによりかわりに供される通路の第４の側面
を完成するための反対側の傾斜表面を欠くことにより図
１及び２のそれから異なる。しかしながらその通路はそ
の一方の傾斜表面によりなお先細になる。
エンクロージャー内の２つのバーティカルスラブゲルに
用いるために設計された針誘導具３０を示す。図４に示
すように、外側の高い方のプレート３１，３２及び内側
の短い方のプレート３３，３４を有する２つのエンクロ
ージャーは互いに向かい合うように配置される。図３，
４及び５を一緒に見ると、針誘導具３０は、一連の横切
る隔壁３９，４０により各々中断された２つの傾斜表面
３７，３８を含む。両方の傾斜表面は外側に向いてお
り、２つの一連の隔壁は各々、誘導具の中心から離れ
て、反対方向に外側に広がっている。これにより各々の
通路は傾斜表面の１つ、２つの隣接する隔壁、及びゲル
エンクロージャーの高い方のプレートにより規定され、
ここでその通路は注射針を下のゲルのウェルの１つに導
く。これにより誘導具は、ゲルエンクロージャーの高い
方のプレートによりかわりに供される通路の第４の側面
を完成するための反対側の傾斜表面を欠くことにより図
１及び２のそれから異なる。しかしながらその通路はそ
の一方の傾斜表面によりなお先細になる。
【０００９】隔壁３９，４０は、誘導具が２つの高い方
のプレート３１，３２の間に適合し、２つの短い方のプ
レート３３，３４の頂部端上に支えられることを許容す
るように誘導具の両側から十分に離れて広がっている。
その適合は、ゲルエンクロージャーのプレート間の間隙
を有する正確な配置において誘導具の底部開口部４１，
４２を維持するためになお十分に近くにある針誘導具の
容易な挿入及び除去を許容するのに十分にゆるんでい
る。
のプレート３１，３２の間に適合し、２つの短い方のプ
レート３３，３４の頂部端上に支えられることを許容す
るように誘導具の両側から十分に離れて広がっている。
その適合は、ゲルエンクロージャーのプレート間の間隙
を有する正確な配置において誘導具の底部開口部４１，
４２を維持するためになお十分に近くにある針誘導具の
容易な挿入及び除去を許容するのに十分にゆるんでい
る。
【００１０】図３，４及び５に示される針誘導具の更な
る特徴は、針誘導具に沿って縦に広がる取っ手４５、並
びに中心部の内側リブ４６及び誘導具の両端４７，４８
である。そのリブは、誘導具への構造的支持並びに短い
方のゲルエンクロージャープレート上に誘導具に支えら
れるための更なる接触表面を供する。取っ手の下には、
使用者が取っ手を握るのを容易にする通路４９，５０，
５１，５２がある。
る特徴は、針誘導具に沿って縦に広がる取っ手４５、並
びに中心部の内側リブ４６及び誘導具の両端４７，４８
である。そのリブは、誘導具への構造的支持並びに短い
方のゲルエンクロージャープレート上に誘導具に支えら
れるための更なる接触表面を供する。取っ手の下には、
使用者が取っ手を握るのを容易にする通路４９，５０，
５１，５２がある。
【００１１】これらの図に示される針誘導具は、いずれ
の慣用のバーティカル電気泳動ゲルエンクロージャーと
も一緒に用いられ得る。例えば、全て Bio-Rad Laborat
ories, Inc., Hercules, California, USAから利用でき
るMulti-Cell及び2-D Cellモデルを含むPROTEAN II xi
Cell, 並びに Mini-PROTEAN II電気泳動システムであ
る。誘導具は種々の他の商業的供給元のいずれからのゲ
ルエンクロージャーにも同様に役立つ。各々の場合、誘
導具の寸法は、その誘導具が用いられるべき特定のゲル
エンクロージャーに適合される。先に記載されるよう
に、高さの等しくないプレートを有するゲルエンクロー
ジャーのために設計された電気泳動セルは、一般に、高
い方のプレートを上部緩衝液のための保持ウェルとして
用いる。図４に示される配置において、上部緩衝液は、
２つの対向する壁のための２つの高いプレート３１，３
２の浅い容器内に保持される。ゲルエンクロージャーの
間にしばしば冷却剤チャンバーが取り付けられ、その冷
却剤チャンバーの上部表面が上部緩衝液容器の床として
作用する。
の慣用のバーティカル電気泳動ゲルエンクロージャーと
も一緒に用いられ得る。例えば、全て Bio-Rad Laborat
ories, Inc., Hercules, California, USAから利用でき
るMulti-Cell及び2-D Cellモデルを含むPROTEAN II xi
Cell, 並びに Mini-PROTEAN II電気泳動システムであ
る。誘導具は種々の他の商業的供給元のいずれからのゲ
ルエンクロージャーにも同様に役立つ。各々の場合、誘
導具の寸法は、その誘導具が用いられるべき特定のゲル
エンクロージャーに適合される。先に記載されるよう
に、高さの等しくないプレートを有するゲルエンクロー
ジャーのために設計された電気泳動セルは、一般に、高
い方のプレートを上部緩衝液のための保持ウェルとして
用いる。図４に示される配置において、上部緩衝液は、
２つの対向する壁のための２つの高いプレート３１，３
２の浅い容器内に保持される。ゲルエンクロージャーの
間にしばしば冷却剤チャンバーが取り付けられ、その冷
却剤チャンバーの上部表面が上部緩衝液容器の床として
作用する。
【００１２】典型的な実施において、ゲルは、プレート
の開口上部端に沿って支えられるその業界において“コ
ム (comb) ”又は“テンプレート (template) ”として
呼ばれる壁形成用挿入物と共に２つのプレート間に重合
される。ここで、そのコムの歯は、その歯の下及びその
間にゲルが形成されるようにプレート間の空間内に広が
っている。ゲルがセットされた後、コムが除去されてゲ
ルの頂部端に沿ってウェルの列が残される。コムを除去
した後、本発明の針誘導具を挿入し、皮下注射器又は他
の適切な注入装置でウェル内にサンプルを充填する。次
に針誘導具を除去し、そのゲルエンクロージャーを、電
気泳動を行うのに必要な電気回路構成要素を供するため
の電気泳動セルの他の構成物に連結する。針誘導具の使
用を除く全てのこれらの手順は電気泳動における当業者
に公知である。市販の典型的な電気泳動システムは歯の
数及び幅において種々であるコムの選択と共に供給され
る。針誘導具も同様に、種々の幅のコムの歯に対応する
種々の隔壁間隔で製造され得る。
の開口上部端に沿って支えられるその業界において“コ
ム (comb) ”又は“テンプレート (template) ”として
呼ばれる壁形成用挿入物と共に２つのプレート間に重合
される。ここで、そのコムの歯は、その歯の下及びその
間にゲルが形成されるようにプレート間の空間内に広が
っている。ゲルがセットされた後、コムが除去されてゲ
ルの頂部端に沿ってウェルの列が残される。コムを除去
した後、本発明の針誘導具を挿入し、皮下注射器又は他
の適切な注入装置でウェル内にサンプルを充填する。次
に針誘導具を除去し、そのゲルエンクロージャーを、電
気泳動を行うのに必要な電気回路構成要素を供するため
の電気泳動セルの他の構成物に連結する。針誘導具の使
用を除く全てのこれらの手順は電気泳動における当業者
に公知である。市販の典型的な電気泳動システムは歯の
数及び幅において種々であるコムの選択と共に供給され
る。針誘導具も同様に、種々の幅のコムの歯に対応する
種々の隔壁間隔で製造され得る。
【００１３】先の記載は主に詳説の目的のために供され
る。これらの針誘導具の構造及びそれらの使用方法が本
発明の要旨及び範囲を離れることなく種々の方法で更に
改良され、又は置換され得ることは当業者に直ちに明ら
かであろう。例えば、針誘導具は等しい高さのプレート
からなるゲルエンクロージャーでの使用のために成形さ
れ得る。このような誘導具は、図２に示されるようなプ
レートの一方にのみ引っかかるよりむしろ両方のプレー
トの頂部上及びその外側の下に支えられるよう成形され
得、又は図４に示されるような２つの短いプレートの上
端上及び２つの高い方のプレートの間に支えられるよう
成形され得る。他のバリエーションは直ちに明らかであ
る。
る。これらの針誘導具の構造及びそれらの使用方法が本
発明の要旨及び範囲を離れることなく種々の方法で更に
改良され、又は置換され得ることは当業者に直ちに明ら
かであろう。例えば、針誘導具は等しい高さのプレート
からなるゲルエンクロージャーでの使用のために成形さ
れ得る。このような誘導具は、図２に示されるようなプ
レートの一方にのみ引っかかるよりむしろ両方のプレー
トの頂部上及びその外側の下に支えられるよう成形され
得、又は図４に示されるような２つの短いプレートの上
端上及び２つの高い方のプレートの間に支えられるよう
成形され得る。他のバリエーションは直ちに明らかであ
る。
【図１】異なる高さの２つのプレートの間に保持された
個々のスラブゲルに用いるために設計された本発明によ
る針誘導具の透視図である。
個々のスラブゲルに用いるために設計された本発明によ
る針誘導具の透視図である。
【図２】図１の線２−２に沿った図１の針誘導具の断面
図である。
図である。
【図３】異なる高さの２つのプレートの間に両方が保持
された一対のスラブゲルに用いるために設計された本発
明による第２の針誘導具の頂面図である。
された一対のスラブゲルに用いるために設計された本発
明による第２の針誘導具の頂面図である。
【図４】図３の線３−３を横切る図３の針誘導具の断面
図である。
図である。
【図５】図３及び４の針誘導具の側面図である。
１１，３０…針誘導具 １２…ゲルエンクロージャー １３，１４，３１，３２，３３，３４…プレート １５…ゲル １６，１８，３７，３８…傾斜表面 １７，３９，４０…隔壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平１−262457（ＪＰ，Ａ) 実開 平２−72969（ＪＰ，Ｕ) 米国特許4431506（ＵＳ，Ａ) 米国特許3779082（ＵＳ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) C12M 1/42 G01N 27/447
Claims (6)
- 【請求項１】 平行な垂直のプレートにより規定される
ゲルエンクロージャー内に保持されたスラブ形状の電気
泳動ゲルの上部端に沿ってウェル内にサンプルを入れる
ための針誘導具であって、該針誘導具が、 傾斜表面と、 前記ウェルに対応する通路を規定するように前記傾斜表
面を横切って広がる複数の隔壁と、 前記平行なプレートの１つに向かって下方に傾斜する前
記傾斜表面及び前記ウェルと連絡する前記通路と共に、
前記エンクロージャー上に前記針誘導具を安定に支える
ための手段と、を含むことを特徴とする針誘導具。 - 【請求項２】 前記平行な垂直のプレートが、等しくな
い高さのものであり、それにより高いプレート及び短い
プレートを規定し、そして前記針誘導具を安定に支える
ための手段が、前記高いプレートに向かって下方に傾斜
する位置において前記傾斜表面を保持するための手段を
含むことを特徴とする請求項１に記載の針誘導具。 - 【請求項３】 前記針誘導具を安定に支えるための手段
が、前記高いプレートの上部端上に前記針誘導具を支え
るための手段を含むことを特徴とする請求項２に記載の
針誘導具。 - 【請求項４】 前記高いプレートの上部端上に前記針誘
導具を支えるための手段が、前記高いプレートの上部端
上に支えるための延長された逆ショルダーを含むことを
特徴とする請求項３に記載の針誘導具。 - 【請求項５】 前記ゲルエンクロージャーが２つの対の
垂直なプレートを含み、ここでその各々の対が平行で異
なる高さであり、それにより高いプレート及び短いプレ
ートを規定し、該２つの短いプレートが互いに向かい合
っている請求項１に記載の針誘導具であって、該針誘導
具が、 前記誘導具の向かい合う側面上の、両方とも外側に面す
る２つの前記傾斜表面と、 その１列が前記傾斜表面の各々から外側に広がっている
２列の隔壁と、を含むことを特徴とする針誘導具。 - 【請求項６】 前記針誘導具を安定に支えるための手段
が、前記２つの短いプレートの上部端上に前記針誘導具
を支えるための手段を含むことを特徴とする請求項５に
記載の針誘導具。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US08/650678 | 1996-05-20 | ||
| US08/650,678 US5656145A (en) | 1996-05-20 | 1996-05-20 | Needle guide for loading samples into a vertical slab gel |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1057048A JPH1057048A (ja) | 1998-03-03 |
| JP2981188B2 true JP2981188B2 (ja) | 1999-11-22 |
Family
ID=24609848
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9129563A Expired - Fee Related JP2981188B2 (ja) | 1996-05-20 | 1997-05-20 | バーティカルスラブゲル内にサンプルを充填するための針誘導具 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5656145A (ja) |
| EP (1) | EP0809102A1 (ja) |
| JP (1) | JP2981188B2 (ja) |
| CA (1) | CA2205340C (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002048765A (ja) * | 2000-08-03 | 2002-02-15 | Masabumi Youda | 水平面型ゲル電気泳動装置用試料導入装置、水平面型ゲル電気泳動システム、その試料導入方法およびその試料採取方法 |
Families Citing this family (17)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7824532B2 (en) * | 1995-04-26 | 2010-11-02 | Life Technologies Corporation | Apparatus and method for electrophoresis |
| US5843295A (en) * | 1996-12-19 | 1998-12-01 | Pharmacia Biotech | Gel electrophoresis well-forming and loading-guide comb |
| WO1999013987A1 (en) * | 1997-09-16 | 1999-03-25 | Life Technologies, Inc. | Gel loading adapter |
| US5993628A (en) | 1998-04-17 | 1999-11-30 | The Perkin-Elmer Corporation | Electrophoresis method and apparatus for separating bio-organic molecules |
| US6162342A (en) | 1999-02-12 | 2000-12-19 | Bio-Rad Laboratories, Inc. | Rapid assembly casting system for slab gels |
| US6635419B1 (en) * | 1999-02-16 | 2003-10-21 | Applera Corporation | Polynucleotide sequencing method |
| US6537434B1 (en) | 2000-07-21 | 2003-03-25 | Large Scale Proteomics Corporation | First dimension electrophoresis separation method and apparatus |
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