JP2980891B1 - 糸鋸機 - Google Patents

糸鋸機

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Abstract

【要約】 【課題】 大きなサイズの被加工材であっても容易に切
削作業が可能な糸鋸機とする。 【解決手段】 アーム1を本体23より分離する。アー
ム1の下部に鋸刃上部取り付け手段および鋸刃緊張手段
を設ける。アーム1の上部に、上方に位置する梁2A等
のアーム取り付け用部材2に固定する固定手段3を設
け、アーム1を固定手段3により上方より吊り下げ可能
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は糸鋸刃を上下運動
し、工作テーブル上で被加工板を手送りし曲線に沿って
ひく糸鋸機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の糸鋸機は図7に示す様に、機台A
の後方又は側方にアームBが設けられ、該アームBは機
台Aの取り付け箇所より起立し、その先端が屈曲して工
作テーブルCの上方に位置し、アームの先端に鋸刃上部
取り付け手段D、鋸刃緊張手段Eが設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成を有す
る糸鋸機では、機台から工作テーブルの後方又は側方に
アームの基部付近が立上った状態で存在するため、被加
工材の大きさは工作テーブル上よりアームの基部付近ま
での奥行き(ふところ)内のサイズのものに限られ、欄
間等のようにそれ以上の大きなサイズの被加工材の切削
作業は被加工材がアームの基部付近に支えて不可能であ
った。
【0004】上記点より本発明は、大きなサイズの被加
工材であっても容易に切削作業を可能とした糸鋸機を提
供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明糸鋸機は、機台より分離したアームが工作テーブ
ルの上方で本体とは無縁に位置するアーム取り付け用部
材に、アームの上部に設けた固定手段により吊り下げ可
能とされ、前記アームは上下方向に延長し、アームの下
部に鋸刃上部取り付け手段および鋸刃緊張手段が設けら
れていることを特徴とするものである。
【0006】又、アームは上下方向に伸縮可能となって
いるものである。又、鋸刃上部取り付け手段は上下調節
可能となっているものである。
【0007】更に、本発明はアームに鋸刃の位置決めガ
イド部材が設けられると共に、工作テーブル上に前記鋸
刃の位置決めガイド部材の先端が合致する印が設けられ
ているものである。
【0008】上記構成を有する本発明は、アームが機台
より分離されて、アームはその上部に設けた固定手段に
より上方の天井、梁等の上方に位置する本体と無縁のア
ーム取り付け用部材に止着され、上方より吊り下げて使
用するため、工作テーブルの上に大きいサイズの被加工
材を載せて切削作業をしても被加工材がアームに支える
ことがなく効率よく作業ができる。
【0009】又、アームは上下方向に伸縮可能となって
いるため、本体を載置する作業台の高さ、或いはアーム
取り付け用部材の高さ位置により最適の位置に調節でき
る。
【0010】又、鋸刃上部取り付け手段が上下調節可能
となっているため被加工材の厚さや鋸刃の長さに応じて
微調整が可能となる。又、アームを吊り下げた後、位置
決めガイド部材の先端に工作テーブル上に設けた印を合
致すれば、鋸刃は工作テーブルの鋸刃挿通孔に垂直な状
態で挿通され、鋸刃の上部と下部が正確に取り付けられ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に基づき説明する。図1は本発明糸鋸機の一実施の形
態を示す正面図、図2は同上の側面図、図3は同上の本
体の一実施の形態を示す平面図、図4は同上のアームの
一実施の形態を示す部分斜視図、図5及び図6は同上の
部分図、図7は従来の糸鋸機の斜視図である。
【0012】而して、図中1は断面が四角形の上下方向
に長い内パイプ1A、および該内パイプ1Aと嵌合し内
パイプ1Aの外周を上下方向に摺動する外パイプ1Bよ
り成るアームであり、内パイプ1Aの上部に作業所内の
上方の梁2A等のアーム取り付け用部材2に挾着する固
定手段3が設けられている。
【0013】固定手段3は内パイプ1Aの上端面にU字
形片3Aが左右に取り付けられ、この両U字形片3Aの
一方の立ち上がり壁の外側より先端に押圧体3Bを設け
た締め付け螺子3Cが夫々螺入し、押圧体3BとU字形
片3Aの他方の立ち上がり壁の内側で梁2A等のアーム
取り付け用部材2を挾着し、アーム取り付け用部材2に
内パイプ1Aを固定する。
【0014】又、固定手段3は図4に示す様に内パイプ
1Aの上端面にボルト孔3Dを穿設した取り付け板3E
を設けて天井板2B等のアーム取り付け用部材2に螺子
止め3Fしてもよい。又、アーム取り付け用部材2は上
方位置に専用の横材等を設けて取り付けてもよい。
【0015】4は内パイプ1Aの上下方向に、一定間隔
をおいて穿設したボルト挿通孔である。5は外パイプ1
Bの上部に設けたボルト挿通孔であり、このボルト挿通
孔5を内パイプ1Aの最適の長さ位置のボルト挿通孔4
に合わせボルト6およびナット7で止着することによ
り、内パイプ1Aに外パイプ1Bを長さ調節可能に連結
する。
【0016】又、外パイプ1Bの正面の下部に下部支持
杆8が突設されると共に、下部支持杆8と間隔をおいて
その上方に上部支持杆9が下部支持杆8と平行して突設
されている。下部支持杆8の基端は90°上方に屈曲8
Aし、屈曲部8Aに上下方向に長孔10が穿設され上下
方向に移動調節可能に外パイプ1Bの正面にボルト止め
11されている。
【0017】12は下部支持杆8の先方に上下方向に摺
動自在に挿通された上部摺動軸であり、この上部摺動軸
12は下部の挾着溝(図示せず)に鋸刃13の上部が嵌
入し、螺子14で鋸刃13を止着した鋸刃上部取り付け
手段を構成している。15は上部摺動軸12の外周で上
部摺動軸12の螺子14部と下部支持杆8の間に介在さ
れた復帰用スプリングである。
【0018】16は上部摺動軸12の上端部に設けた押
下げノブ取り付け座であり、この押下げノブ取り付け座
16上にプラスチック等の材料より成る押下げノブ17
が取り付けられている。18は押下げノブ取り付け座1
6の側部に設けた垂直に起立した取り付け杆であり、こ
の取り付け杆18の上端と前記上部支持杆9の先端の間
に、鋸刃13の上部を取り付けた前記上部摺動軸12を
上方へ付勢し、鋸刃13を常に緊張するスプリング19
を張設した鋸刃緊張手段が構成されている。鋸刃緊張手
段はスプリング19の他ゴム等の弾力材でもよい。
【0019】20は押下げノブ取り付け座16の下面に
設けた突棒であり、その先端は前記下部支持杆8を貫通
し、上部摺動軸12の断面が円形の場合に上部摺動軸1
2が円周方向に回動し、鋸刃13の向きが変わるのを防
止するためのものである。従って、上部摺動軸12の断
面が角形の場合は不要である。
【0020】21は下部支持杆8の上部摺動軸12の挿
通箇所に近接した箇所に上下方向に貫通された鋸刃の位
置決めガイド部材である先端が先鋭なガイド棒であり、
上下方向に摺動自在に下部支持杆8の側方より螺子止め
22されている。
【0021】23はアーム1の下方でアーム1と分離
し、作業台24上に載置された機台であり、機台23の
上部に設けたケース30上に支持板53が立設され、こ
の支持板53に工作テーブル25の下面に設けたブラケ
ット54がボルト及びナット50で左右に傾斜可能に止
着され、工作テーブル25は傾斜調節可能となっている
(図5)。工作テーブル25に鋸刃挿通孔26および鋸
刃挿通孔26に近接して凹部27が設けられている。
【0022】鋸刃挿通孔26の中心と凹部27の中心の
間隔は、前記上部摺動軸12の中心とガイド棒21の中
心と同一距離であり、鋸刃13の取り付けに際しガイド
棒21を下降し、その先端が凹部27に合致すれば、そ
の位置で鋸刃13を鋸刃挿通孔26に正確に案内でき
る。位置決めを終えればガイド棒21は上方へ上げてお
く。又、切削時にガイド棒21を取り外し、図6に示す
様に鋸刃13の背部を押えるローラー51を先端に有す
る鋸刃押えガイド52を取り付け使用すると鋸刃13が
緊張して折れにくく、鉄板、真鍮板、プラスチック等の
切削も可能である。
【0023】28は鋸刃13の下部を上部の挾着溝(図
示せず)に嵌入し、螺子29で止着された上下方向に摺
動する下部摺動軸であり、下部摺動軸28の上部はケー
ス30より上方に突出し、下部摺動軸28の下部はケー
ス30内のクランク機構31に連結し、クランク機構3
1により下部摺動軸28が上下に摺動することで鋸刃1
3を往復動する。尚、図中32は下部摺動軸28の下部
に巻着した復帰用スプリングである。
【0024】33は駆動モーターであり、駆動モーター
33の軸先端にプーリー34が設けられると共に、前記
クランク機構31の回転軸35にプーリー36が設けら
れ、プーリー34とプーリー36間に設けたベルト37
により駆動モーター33の駆動力を回転軸35に伝達し
ている。
【0025】尚、図中38は前記アーム1の左右に設け
た横揺れを防止する補助杆であり、補助杆38は上部補
助杆38Aおよび下部補助杆38Bより成り、下部補助
杆38Bは断面が薄い四角形状のパイプに形成され、こ
の下部補助杆38Bの上部より板状の上部補助杆38A
が摺動自在に嵌入され、上部補助杆38Aの上端はブラ
ケット39により天井板2B等に螺止め40し、下部補
助杆38Bの下端は前記アーム1の外パイプ1Bの両側
下部に斜上方に向け設けたブラケット41に螺止め42
する。
【0026】そして、上部補助杆38Aの長手方向にボ
ルト挿通孔43が一定間隔をおいて穿設され、このボル
ト挿通孔43に下部補助杆38Bよりボルト44を挿通
し、ナット45で止着することにより、上部補助杆38
Aと下部補助杆38Bを長さ調節可能に連結している。
【0027】
【発明の効果】本発明に依れば、アームが機台より分離
されて上方より吊り下げられているため、工作テーブル
上に大きなサイズの被加工材を載せても従来の様に、ア
ームに被加工材が支えることがないので切削可能であ
り、又切削時の作業能率も格段に向上する。又、アーム
は上下方向に伸縮するため、作業台の高さやアーム取り
付け用部材の高さ位置により最適の位置に調節できると
共に、鋸刃上部取り付け手段が上下調節可能なため被加
工材の厚さや鋸刃の長さに応じて微調整が可能となる。
又、糸鋸機の設置に際し、アーム側の鋸刃の位置決めガ
イド部材の先端に工作テーブル上に設けた印を合致すれ
ば、鋸刃の上部と下部が正確に取り付けられ非常に設置
が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明糸鋸機の一実施の形態を示す正面図であ
る。
【図2】本発明糸鋸機の一実施の形態を示す側面図であ
る。
【図3】本発明糸鋸機の本体の一実施の形態を示す平面
図である。
【図4】本発明糸鋸機のアームの一実施の形態を示す部
分斜視図である。
【図5】本発明糸鋸機の部分図である。
【図6】本発明糸鋸機の部分図である。
【図7】従来の糸鋸機の斜視図である。
【符号の説明】
1 アーム 1A 内パイプ 1B 外パイプ 2 アーム取り付け用部材 3 固定手段 4 ボルト挿通孔 5 ボルト挿通孔 6 ボルト 7 ナット 8 下部支持杆 9 上部支持杆 10 長孔 11 ボルト止め 12 上部摺動軸 13 鋸刃 14 螺子 15 復帰用スプリング 16 押下げノブ取り付け座 17 押下げノブ 18 取り付け杆 19 スプリング 21 ガイド棒 22 螺子止め 23 機台 25 工作テーブル 26 鋸刃挿通孔 27 凹部 28 下部摺動軸 29 螺子 31 クランク機構 32 駆動モーター

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機台より分離したアームが工作テーブル
    の上方で本体とは無縁に位置するアーム取り付け用部材
    に、アームの上部に設けた固定手段により吊り下げ可能
    とされ、前記アームは上下方向に延長し、アームの下部
    に鋸刃上部取り付け手段および鋸刃緊張手段が設けられ
    ていることを特徴とする糸鋸機。
  2. 【請求項2】 アームは上下方向に伸縮可能となってい
    る請求項1記載の糸鋸機。
  3. 【請求項3】 鋸刃上部取り付け手段は上下調節可能と
    なっている請求項1又は2記載の糸鋸機。
  4. 【請求項4】 アームに鋸刃の位置決めガイド部材が設
    けられると共に、本体の工作テーブル上に前記鋸刃の位
    置決めガイド部材の先端が合致する印が設けられている
    ことを特徴とする請求項1、2又は3記載の糸鋸機。
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