JP2980864B2 - 連結ピンによる接合構造 - Google Patents

連結ピンによる接合構造

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JP2980864B2
JP2980864B2 JP9121780A JP12178097A JP2980864B2 JP 2980864 B2 JP2980864 B2 JP 2980864B2 JP 9121780 A JP9121780 A JP 9121780A JP 12178097 A JP12178097 A JP 12178097A JP 2980864 B2 JP2980864 B2 JP 2980864B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】 本発明は、隣接して配置さ
れる擁壁ブロックや暗渠ブロックなどの接合に使用され
る連結ピンによる接合構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 特公平7−122271号公報に開示
されたように、円錐台形状の二つの半体部が同軸上で逆
向きに接合された連結ピンを使用し、連結対象の一方の
部材に設けた円錐台形状のピン受孔に一方の半体部を嵌
め入れ、連結対象の他方の部材に設けた円錐台形状のピ
ン受孔に他方の半体部を嵌め入れることによって、隣接
する二つの部材を接合する接合構造は、既に知られてい
る。
【0003】しかしながら、この接合構造では、半体部
の先端部直径とピン受孔の内底部直径は同等に設定され
ているため、半体部をピン受孔に嵌め入れただけでは、
連結ピンの外側面はピン受孔の内側面に単に接触してい
るだけであり、両者間には結合力は何ら働いていない。
そのため、一方の部材のピン受孔に連結ピンの半体部を
挿入した後、他方の部材のピン受孔に連結ピンの他方の
半体部を嵌め合わせるまでの間に、一定以上の振動衝撃
が付与されると、連結ピンが浮き上がってピン受孔から
脱落する恐れがある。一方の部材の垂直面にピン受孔が
設けられ、ピン受孔が横向きに開口している場合には、
ピン受孔に挿入された連結ピンは更に不安定であり、他
方の部材を接合するまで作業員が指で連結ピンを仮押え
しなければならないこともある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 したがって本発明の
目的は、連結ピンがピン受孔内に安定に保持されている
ため、振動衝撃による連結ピンの脱落がなく、作業員が
指で仮押えする必要もない、連結ピンによる接合構造を
提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】 以下、添付図面中の参
照符号を用いて説明すると、本発明の要旨は、円錐台形
状の二つの半体部2,3が同軸上で逆向きに接合された
連結ピン1を使用し、連結対象の一方の部材4に設けた
円錐台形状のピン受孔6に一方の半体部2を嵌め入れ、
連結対象の他方の部材5に設けた円錐台形状のピン受孔
7に他方の半体部3を嵌め入れて二つの部材4,5を接
合する接合構造において、一方または両方の半体部2,
3に軸方向に沿ったスリット8,9を設け、半体部2,
3の先端部直径D1 をピン受孔6,7の内底部直径D2
よりも大きく設定したことである。半体部2,3をピン
受孔6,7に嵌め入れるとき、嵌め入れがある段階まで
進行した時から、ピン受孔6,7の内側面が半体部2,
3の外側面を押圧するため、前記スリット8,9が全部
または一部閉じられることになる。そのため、ピン受孔
6,7の内側面と半体部2,3の外側面の間には連結ピ
ン1の固有の弾性による抗力が作用することになり、こ
れによる摩擦力によって連結ピン1は部材4,5に安定
に結合保持される。
【0006】
【発明の実施の形態】 連結ピン1は機械的強度と耐候
性などの物理的および化学的諸特性に優れたプラスチッ
ク材料で作製されており、図1から図5に示した実施例
では、一方の半体部2だけにスリット8が設けられ、ス
リット8は十文字状に二つ設けられている。図6と図7
に示した実施例では、両方の半体部2,3にスリット
8,9が設けられ、半体部2,3の先端部直径はピン受
孔6,7の内底部直径よりも大きく設定されている。
【0007】接合される二つの部材4,5は例えば擁壁
ブロックであり、連結ピン1は上下に積み上げた擁壁ブ
ロック間の位置決め手段、または左右に隣接する擁壁ブ
ロック間の位置決め手段としても機能する。
【0008】
【発明の効果】 以上のように本発明の連結ピンによる
接合構造では、一方または両方の半体部2,3に軸方向
に沿ったスリット8,9を設け、半体部2,3の先端部
直径D1 をピン受孔6,7の内底部直径D2 よりも大き
く設定したので、ピン受孔6,7の内側面が半体部2,
3の外側面を押圧してスリット8,9が閉じられること
によって、ピン受孔6,7の内側面と半体部2,3の外
側面の間に十分に大きな摩擦力が働き、連結ピン1が部
材4,5に安定に結合保持される。そのため、振動衝撃
による連結ピン1の脱落の恐れがなく、また、作業員が
指で連結ピン1を仮押えする必要もなく、部材4,5の
接合作業が能率良く的確に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る接合構造に使用され
る連結ピンの正面図である。
【図2】 図1の連結ピンの右側面図である。
【図3】 図1の連結ピンの斜視図である。
【図4】 図1の連結ピンを一方の部材のピン受孔に嵌
め入れた状態を示す縦断面図である。
【図5】 図1の連結ピンによって二つの部材が接合さ
れた状態を示す縦断面図である。
【図6】 本発明の別の実施例に係る接合構造に使用さ
れる連結ピンの斜視図である。
【図7】 図6の連結ピンによって二つの部材が接合さ
れた状態を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 連結ピン 2 連結ピンの半体部 3 連結ピンの半体部 4 接合対象の部材 5 接合対象の部材 6 部材のピン受孔 7 部材のピン受孔 8 半体部のスリット 9 半体部のスリット

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円錐台形状の二つの半体部2,3が同軸
    上で逆向きに接合された連結ピン1を使用し、連結対象
    の一方の部材4に設けた円錐台形状のピン受孔6に一方
    の半体部2を嵌め入れ、連結対象の他方の部材5に設け
    た円錐台形状のピン受孔7に他方の半体部3を嵌め入れ
    て二つの部材4,5を接合する接合構造において、一方
    または両方の半体部2,3に軸方向に沿ったスリット
    8,9を設け、半体部2,3の先端部直径D1 をピン受
    孔6,7の内底部直径D2 よりも大きく設定し、半体部
    2,3をピン受孔6,7に嵌め入れるとき、ピン受孔
    6,7の内側面で半体部2,3の外側面を押圧してスリ
    ット8,9を閉じるようにした連結ピンによる接合構
    造。
JP9121780A 1997-04-24 1997-04-24 連結ピンによる接合構造 Expired - Fee Related JP2980864B2 (ja)

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