JP2980789B2 - パターン寸法測定装置及びその方法 - Google Patents

パターン寸法測定装置及びその方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビームを照射して得ら
れた濃淡画像に対する画像処理方法及びパターン寸法測
定方法、並びにパターン寸法測定装置に関し、特に、超
LSI製造工程の微細パターンの寸法測定等において、
測定パターンが円形状及び楕円形状の何れの場合であっ
ても直径、長径、及び短径を高精度に自動測定し、測定
パターンが円形状であるか楕円形状であるかの形状判定
も自動的に認識し、パターンの寸法測定における測定精
度の向上と走査性の向上を図ったパターン寸法測定装置
及びその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】超LSI等の微細パターンの寸法測定方
法としては、従来、電子ビームを用いたパターン認識、
パターン測定が用いられてきた。
【0003】この際、試料に対する照射ダメージの低減
及びチャージアップの防止を目的に鏡筒パラメータを低
加速電圧(1[kV]以下)で低ビーム電流(10[p
A]以下)に設定している。また、得られる二次電子画
像のS/N比を向上させるために、フレーム積算処理或
いは空間フィルタリング処理率の画像処理を行ってい
る。更に、このようにして得られた二次電子画像を基
に、様々な寸法測定アルゴリズム(例えば、しきい値
法、直線近似法、最大傾斜法等)を用いてパターン寸法
測定を行っている。
【0004】超LSI製造工程において、ライン形状の
パターンであれば、この従来の測定方法でも測定再現性
を0.01[μm]以下の精度で測定可能である。しか
しながら、デザインルールの微細化に伴い、設計データ
上では正方形または長方形のパターンであっても、リソ
グラフィ工程においては円または楕円形状に加工されて
いるのが現状である。このように円または楕円形状のパ
ターン寸法を測定する場合、円形状であればその直径を
測定し、一方楕円形状であればその長径寸法或いは短径
寸法を測定する。
【0005】このような形状のパターン寸法を測定する
場合の問題点として、以下の点がある。
【0006】先ず、直径の判定として、直径方向の何ラ
イン分かのプロファイルデータを抽出して各ライン毎に
寸法判定を行い、その最大値を直径と認識しているのが
一般的な方法である。ライン形状では何ライン分かのプ
ロファイルデータを平均化処理することが可能であるた
め、再現性良く測定できているが、円形状では各ライン
毎に寸法測定する必要があるため、各ラインのデータの
平均化処理を十分に行えず、寸法値のばらつきが無視で
きない。そのため、最大値が直径に対応するかどうかが
実際上の問題となる。
【0007】また楕円形状の場合、長径方向または短径
方向をビームの走査方向に一致させる必要がある。パタ
ーンが十分大きければ方向を一致させることは可能であ
るが、微細パターンでは一致させるのが極めて困難な場
合が多い。そこで、長径寸法を短く、或いは短径寸法を
長く誤測定する可能性が高くなり、円形状の場合と同様
に、各ラインデータの平均化処理ができなくなり、測定
ばらつきが無視できないものとなる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
パターン寸法測定装置及びその方法では、(1) 測定パタ
ーンが円形状の場合、各ライン毎に寸法測定する必要が
あり、各ラインのデータの平均化処理を十分に行えない
ために寸法値のばらつきを無視することができない、
(2) 測定パターンが楕円形状の場合、長径方向または短
径方向をビームの走査方向に一致させる必要があり、微
細パターンでは方向を一致させるのが極めて困難な場合
が多く、長径寸法を短く、或いは短径寸法を長く誤測定
する可能性が高くなり、円形状の場合と同様に、各ライ
ンデータの平均化処理ができなくなり、測定ばらつきが
無視できない、という問題があった。
【0009】本発明は、上記問題点を解決するもので、
その目的は、測定パターンが円形状及び楕円形状何れの
場合においても直径、長径、及び短径を高精度に自動測
定し、測定パターンが円形状であるか楕円形状であるか
の形状判定を自動的に認識し、パターンの寸法測定にお
ける測定精度の向上と走査性の向上を図ったパターン寸
法測定装置及び方法を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の特徴のパターン寸法測定装置は、図1に示
す如く、濃淡画像データを空間フィルタリング処理する
フィルタリング処理手段1と、前記空間フィルタリング
処理後の画像データをヒストグラム処理するヒストグラ
ム処理手段3と、前記ヒストグラム処理結果を基にパタ
ーン位置に対応したピークを検出すると同時に、しきい
値を求めるピーク検出手段5と、前記しきい値を基に前
記空間フィルタリング処理後の画像データを3値化処理
する3値化処理手段7と、前記3値化処理後の画像デー
タを基にパターン底部の面積及び周囲長を求める第1の
演算手段9と、前記パターン底部の面積及び周囲長を基
に各パターンの径を求める第2の演算手段11と、前記
パターン径を基に当該パターンが円形状か楕円形状かを
自動的に判断し、円形状であれば前記面積値を基に該円
の直径を算出し、楕円形状であれば前記面積値及び周囲
長を基に該楕円の半長径及び半短径を算出するパターン
形状認識手段13とを具備することである。
【0011】また、本発明の特徴のパターン寸法測定方
法は、図2に示す如く、濃淡画像データを空間フィルタ
リング処理する第1の工程S2と、前記空間フィルタリ
ング処理後の画像データをヒストグラム処理する第2の
工程S3と、前記ヒストグラム処理の結果を基にパター
ン位置に対応したピークを検出すると同時に、しきい値
を求める第3の工程S3と、前記しきい値を基に前記空
間フィルタリング処理後の画像データを3値化処理する
第4の工程S4と、前記3値化処理後の画像データを基
にパターン底部の面積及び周囲長を求める第5の工程S
5と、前記パターン底部の面積及び周囲長を基に各パタ
ーンの径を求める第6の工程S6と、前記パターン径を
基に当該パターンが円形状か楕円形状かを自動的に判断
し、円形状であれば前記面積値を基に該円の直径を算出
し、楕円形状であれば前記面積値及び周囲長を基に該楕
円の半長径及び半短径を算出する第7の工程S7,S
8,及びS9とを具備することである。
【0012】
【作用】本発明の特徴のパターン寸法測定装置及びその
方法では、図2に示す如く、先ず濃淡画像をパターン寸
法測定装置に入力すると、第1の工程S2で、フィルタ
リング処理手段1により濃淡画像データを空間フィルタ
リング処理し、第2の工程S3で、ヒストグラム処理手
段3により空間フィルタリング処理後の画像データをヒ
ストグラム処理し、第3の工程S3で、ピーク検出手段
5によりヒストグラム結果を基にパターン位置に対応し
たピークを検出すると同時に、しきい値を求める。
【0013】次に第4の工程S4では、3値化処理手段
7によりしきい値を基に空間フィルタリング処理後の画
像データを3値化処理し、第5の工程S5で、第1の演
算手段9により3値化処理後の画像データを基にパター
ン底部の面積S及び周囲長Lを求め、第6の工程S6
で、第2の演算手段11によりパターン底部の面積S及
び周囲長Lを基に各パターンの径dを求める。
【0014】更に第7の工程S7,S8,及びS9で
は、パターン形状認識手段13により、パターン径を基
に当該パターンが円形状か楕円形状かを自動的に判断
し、円形状であれば面積値を基に該円の直径を算出し、
楕円形状であれば面積値及び周囲長を基に該楕円の半長
径及び半短径を算出するようにしている。
【0015】つまり、パターン底部の面積S=πd
2 、並びに周囲長L=2πd2 として、今、半径d1
及びd2 の差が一定値以内であれば、該測定パターンは
円形状であると認識して、直径dを次式から求める。
【0016】 d=2×(S/π)1/2 (1) 一方、パターン底部の面積S=πd12 、並びに周囲長
L=2πd2 とした時の半径d1 とd2 の差が一定値以
上異なれば、該測定パターンは楕円形状であると認識し
て、 S=πab L=2πa−2πae2 /4−2πae4 ×3/64−2πae6 ×5/2 56 ここで、a:半長径,b:半短径,e:離心率 (2) が成立し、この(2)式から長径(2a)及び短径(2
b)を求める。
【0017】これにより、測定パターンが円形状である
か楕円形状であるかの識別を自動的に行うことが可能と
なり、更に測定パターンが楕円形状の場合、電子ビーム
の走査方向と長径または短径方向とを一致させる必要が
なく、結果としてパターンの寸法測定における測定精度
の向上と走査性の向上を図ることができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明に係る実施例を図面に基づいて
説明する。
【0019】図1に本発明の一実施例に係るパターン寸
法測定装置の構成図を示す。
【0020】本実施例のパターン寸法測定装置は、入力
された濃淡画像データを空間フィルタリング処理するフ
ィルタリング処理手段1と、空間フィルタリング処理後
の画像データをヒストグラム処理するヒストグラム処理
手段3と、ヒストグラム処理結果を基にパターン位置に
対応したピークを検出すると同時に、しきい値を求める
ピーク検出手段5と、しきい値を基に空間フィルタリン
グ処理後の画像データを3値化処理する3値化処理手段
7と、3値化処理後の画像データを基にパターン底部の
面積及び周囲長を求める第1の演算手段9と、パターン
底部の面積及び周囲長を基に各パターンの径を求める第
2の演算手段11と、パターン径を基に当該パターンが
円形状か楕円形状かを自動的に判断し、円形状であれば
前記面積値を基に該円の直径を算出し、楕円形状であれ
ば面積値及び周囲長を基に該楕円の半長径及び半短径を
算出するパターン形状認識手段13とから構成されてい
る。
【0021】図2に本実施例によるパターン寸法測定方
法の処理手順を示す。
【0022】先ず、ステップS1で濃淡画像データをパ
ターン寸法測定装置内のフレームメモリ(図示せず)に
入力する。この濃淡画像は、例えば256階調の多値画
像である。この濃淡画像データに対して、フィルタリン
グ処理手段1により空間フィルタリング処理する(ステ
ップS2)。これは後述のヒストグラム処理及び3値化
処理を安定に実行するためのものであり、フィルタマト
リックスには3×3或いは5×5のマトリックスを採用
する。
【0023】ステップS3では、ヒストグラム処理手段
3により空間フィルタリング処理後の画像データに対し
てヒストグラム処理を行い、観察画像の中でパターン表
面部、パターンチーパ部、及びパターン底部に対応した
濃淡値の傾向を調べる。更にステップS3では、ピーク
検出手段5によりヒストグラム処理の結果を基にパター
ン位置に対応したピークを検出すると同時にしきい値を
求める。つまり、ヒストグラムの中から各パターンの境
界(極小値)に対応する濃淡値を検出して、3値化処理
のためのしきい値とし、ステップS4において、3値化
処理手段7により、このしきい値を基にして空間フィル
タリング処理後の画像データを3値化処理するのであ
る。
【0024】次にステップS5では、第1の演算手段9
により3値化処理後の画像データから、パターンテーパ
部とパターン底部の境界を認識し、パターン底部の面積
及び周囲長の画素数s及びlを求める。更に、この観察
条件から1画素のピクセルサイズp[μm/pix]を
換算して、パターン底部の面積S及び周囲長Lを S=p×s[μm2 ], L=p×l[μm] (3) から求める。
【0025】またステップS6では、第2の演算手段1
1によりパターン底部の面積S及び周囲長Lを基に各測
定パターンの半径(d1 ;d2 )を次式からそれぞれ求
める。
【0026】 S=πd12 , L=2πd2 (4) 更に、ステップS7では、パターン形状認識手段13に
より、パターン半径(d1 ;d2 )を基に当該測定パタ
ーンが円形状か楕円形状かを自動的に判断し、円形状で
あればステップS8で面積値Sを基に該円の直径dを算
出し、楕円形状であればステップS9で面積値S及び周
囲長Lを基に該楕円の半長径2a及び半短径2bを算出
する。
【0027】つまり、半径d1 及びd2 の差が一定値δ
以内であれば、測定パターンは円形状であると判定し
て、円の直径dを(1)式から求める。一方、半径d1
及びd2 の差が一定値δ以上であれば、測定パターンは
楕円形状であると判定して、(2)式から長径2a及び
短径2bを求める。尚、上述の(2)式から長径2a及
び短径2bを求める時、離心率eの初期値としてパター
ンデータの長辺と短辺との比を与え、例えばニュートン
・ラプソン法(Newton-Raphson method )、或いはベイ
リー法(Bailey method )を用いればよい。
【0028】本実施例によるパターン寸法測定方法の各
処理における処理経過を図3及び図4に示す。図中、試
料はトレンチレジスト穴パターンで、観察SEM(走査
形電子顕微鏡)の条件は、加速電圧0.8[kV]、ビ
ーム電流3[pA]、並びに観察倍率×50kである。
【0029】図3(1)は本実施例のパターン寸法測定
装置に入力される原画像(濃淡画像)、図3(2)は入
力画像に対して空間フィルタリング処理を行った画像で
ある。
【0030】また、図4(1)は空間フィルタリング処
理画像に対してヒストグラム処理を行った結果であり、
濃淡値の最も低いピークがパターン底部に対応し、中間
の急峻なピークがパターンの表面部とトレンチテーパ部
に対応し、濃淡値の最も高いピークがレジストテーパ部
に対応している。このヒストグラムの結果からしきい値
としてth1及びth2を検出する。
【0031】更に、図4(2)はこのしきい値th1及
びth2を基に空間フィルタリング処理画像を3値化処
理した結果である。図4(2)からパターン底部の面積
S及び周囲長Lを求める。この例では、S=0.711
5[μm2 ]、L=3.0396[μm]となり、その
結果、パターン半径(d1 ;d2 )はそれぞれd1 =
0.476[μm]、d2 =0.484[μm]である
ため、測定パターンは円形状と判定される。
【0032】以上のように本実施例のパターン寸法測定
装置によれば、円形状及び楕円形状何れの場合において
も直径、長径、及び短径を高精度に自動測定可能である
のみならず、測定パターンが円形状であるか楕円形状で
あるかの形状判定も自動的に認識可能である。更に、測
定パターンが楕円形状の場合、電子ビームの走査方向と
長径または短径方向とを一致させる必要がないために、
方向のばらつきに起因した測定ばらつきが皆無となり、
結果として、パターンの寸法測定における測定精度の向
上と走査性の向上を図ることが可能となる。
【0033】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、第1の工
程で、フィルタリング処理手段により濃淡画像データを
空間フィルタリング処理し、第2の工程で、ヒストグラ
ム処理手段により前記空間フィルタリング処理後の画像
データをヒストグラム処理し、第3の工程で、ピーク検
出手段により前記ヒストグラム結果を基にパターン位置
に対応したピークを検出すると同時にしきい値を求め、
第4の工程では、3値化処理手段により前記しきい値を
基に前記空間フィルタリング処理後の画像データを3値
化処理し、第5の工程で、第1の演算手段により前記3
値化処理後の画像データを基にパターン底部の面積及び
周囲長を求め、第6の工程で、第2の演算手段により前
記パターン底部の面積及び周囲長を基に各パターンの径
を求め、更に第7の工程では、パターン形状認識手段に
より、前記パターン径を基に当該パターンが円形状か楕
円形状かを自動的に判断し、円形状であれば前記面積値
を基に該円の直径を算出し、楕円形状であれば前記面積
値及び周囲長を基に該楕円の半長径及び半短径を算出す
ることとしたので、測定パターンが円形状であるか楕円
形状であるかの識別を自動的に行うことが可能となり、
更に測定パターンが楕円形状の場合、電子ビームの走査
方向と長径または短径方向とを一致させる必要がなく、
結果として、パターンの寸法測定における測定精度の向
上と走査性の向上を図り得るパターン寸法測定装置及び
方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図(一実施例に係るパターン
寸法測定装置の構成図)である。
【図2】本発明の実施例のパターン寸法測定装置による
パターン寸法測定方法の処理手順を説明するフローチャ
ートである。
【図3】図3(1)は本実施例のパターン寸法測定装置
に入力される原画像(濃淡画像)、図3(2)は入力画
像に対して空間フィルタリング処理を行った画像をそれ
ぞれ説明する図である。
【図4】図4(1)は空間フィルタリング処理画像に対
してヒストグラム処理を行った結果、図4(2)はしき
い値を基に空間フィルタリング処理画像を3値化処理し
た結果をそれぞれ説明する図である。
【符号の説明】
1 フィルタリング処理手段 3 ヒストグラム処理手段 5 ピーク検出手段 7 3値化処理手段 9 第1の演算手段 11 第2の演算手段 13 パターン形状認識手段 th1,th2 しきい値 S1〜S9 処理ステップ(工程)
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01B 11/00 - 11/30 102 G06T 1/00 - 9/20

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 濃淡画像データを空間フィルタリング処
    理するフィルタリング処理手段と、 前記空間フィルタリング処理後の画像データをヒストグ
    ラム処理するヒストグラム処理手段と、 前記ヒストグラム処理結果を基にパターン位置に対応し
    たピークを検出すると同時に、しきい値を求めるピーク
    検出手段と、 前記しきい値を基に前記空間フィルタリング処理後の画
    像データを3値化処理する3値化処理手段と、 前記3値化処理後の画像データを基にパターン底部の面
    積及び周囲長を求める第1の演算手段と、 前記パターン底部の面積及び周囲長を基に各パターンの
    径を求める第2の演算手段と、 前記パターン径を基に当該パターンが円形状か楕円形状
    かを自動的に判断し、円形状であれば前記面積値を基に
    当該円の直径を算出し、楕円形状であれば前記面積値及
    び周囲長を基に当該楕円の半長径及び半短径を算出する
    パターン形状認識手段とを有することを特徴とするパタ
    ーン寸法測定装置。
  2. 【請求項2】 前記パターン形状認識手段は、前記パタ
    ーン底部の面積より求められる第1の径の値と周囲長か
    ら求められる第2の径の値の差を用いて、前記パターン
    が円形状か楕円形状かを判断することを特徴とする、請
    求項1に記載のパターン寸法測定装置。
  3. 【請求項3】 濃淡画像データを空間フィルタリング処
    理する第1の工程と、 前記空間フィルタリング処理後の画像データをヒストグ
    ラム処理する第2の工程と、 前記ヒストグラム処理結果を基にパターン位置に対応し
    たピークを検出すると同時に、しきい値を求める第3の
    工程と、 前記しきい値を基に前記空間フィルタリング処理後の画
    像データを3値化処理する第4の工程と、 前記3値化処理後の画像データを基にパターン底部の面
    積及び周囲長を求める第5の工程と、 前記パターン底部の面積及び周囲長を基に各パターンの
    径を求める第6の工程と、 前記パターン径を基に当該パターンが円形状か楕円形状
    かを自動的に判断し、円形状であれば前記面積値を基に
    当該円の直径を算出し、楕円形状であれば前記面積値及
    び周囲長を基に当該楕円の半長径及び半短径を算出する
    第7の工程とからなることを特徴とするパターン寸法測
    定方法。
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