JP2980314B2 - 電話交換システムの不正呼防止装置および不正呼防止方法 - Google Patents

電話交換システムの不正呼防止装置および不正呼防止方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電話交換システム
の不正呼防止装置および不正呼防止方法に関し、特に国
際通信電話回線等で着信側で課金する交換機を有する場
合に有効な電話交換システムの不正呼防止装置および不
正呼防止方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、国際電話においては、自国の
発信交換局では課金を課さずに、自国では電話料金を支
払わなくすみ、他国で登録しているクレジットカード番
号を電話機でダイヤル入力することによりフリーダイヤ
ル的なサービスを指定して、他国の着信交換局で課金カ
ウントがなされ、そこから支払いを行うことができると
いうインターナショナル・フリーホーン・サービスの内
のクレジットサービスが利用されている。このようなシ
ステムに対して、フリーホーンサービスの信号系の抜け
道を探し出して、課金システムをくぐり抜けて課金され
ないようにして無料の電話を掛けようとするような、ク
レジットサービスを不正に利用する不正呼が横行してい
る。
【0003】この種の不正呼防止策としては、従来、シ
ーケンス上の異常(イリーガル)信号を検出し、切断す
る方法がとられているが、交換機間のライン信号受信特
性の微妙な差により、異常信号を認知できない場合があ
り、完全な方法がなく不正呼を増加させる傾向があっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これまでの電話交換シ
ステムにおいては、国際電気通信連合の通信規格ITU
一T勧告に合致したライン信号受信機能を有する交換機
システムにおいて、異常信号を完全に検出することは困
難になっていた。
【0005】また、本不正呼の着信国際局側での防止策
として、発信国際局からのCLF信号を受けて、その応
答信号としてのリリース・ガード(RLG:release gua
rd)の送信時間を一定時間以上に長くする方法がある
が、すべての着信国際局にその対策が入っていなければ
完全ではなく、発信国際局側での完全な防止策が必要に
なるという間題があった。
【0006】そのため、このような電話交換機システム
においては、発信国際局に不正発呼側の電話機からの不
正な信号を検出する手投が設けられていないため、不正
発呼側の電話機からの不正信号が着信する着信国際局に
送られてしまい、セキュリテイの確保ができなくなると
いう間題があった。
【0007】本発明の目的は、不正な国際電話を防止す
る電話機交換システムの不正呼防止装置およぴ不正呼防
止方法を提供することにある。
【0008】また本発明は、不正呼の防止により電話機
交換システムの性能を向上させることにより、システム
のセキュリティを向上させることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の電話交換システ
ムの不正呼防止装置および不正呼防止方法は、不正発呼
側の電話機からの不正な信号を検出した場合に、直ちに
呼を切断するものである。より具体的には、国際通信規
格ITU−TのN0.5の信号方式の不正な信号を検出
する検出手段と、不正な信号を検出した場合に呼を切断
する切断手段とを備えたものである。
【0010】また、本発明は、フリーホンサービス可能
な通信交換システムは、フリーホンサービスの電話番号
を発呼する発呼側電話機と、前記電話番号を受け付ける
発呼側交換局と、前記発呼側交換局とコンペルド方式で
監視信号の送受を行い課金処理を行う着信側交換局と、
前記着信側交換局に接続され前記発呼側電話機と交信す
る着信側電話機と、前記発呼側交換局と前記着信側交換
局との間にて前記発呼側電話機からの不正信号を監視・
検出する監視装置と、を備え、前記監視装置が前記不正
信号を検出した場合には、前記発呼側交換局により、前
記発呼側交換局と前記着信側交換局との通信路を切断す
ることを特徴とする。
【0011】発信国際局では、発呼電話機からの不正な
信号の有無を監視する監視手段により不正信号を監視し
ている。この監視手段の監視結果により、不正な信号を
検出した場合に、呼を切断する切断手段により、直ちに
呼を切断する。これにより、不正呼の防止により電話機
交換システムの性能を向上させることができるだけでな
く、システムのセキュリティを向上させることができ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の電話交換システムの不正
呼防止装置および不正呼防止方法の実施例について、図
面を参照して詳細に説明する。
【0013】図1は本発明の実施例の電話交換システム
の不正呼防止装置を説明する説明図である。
【0014】図1を参照すると、国際電信電話交換シス
テムにおいて、NO.5の信号方式の不正発呼者によ
る、あたかもCLF(clear forward)と間違うような
不正信号を監視する監視装置5を時分割スイッチ1に収
容する。この不正信号は、着信交換局のある国で購入し
たクレジットカードにより、発信交換局のある国の電話
機からこのクレジットカードの番号を入力することによ
り、そのクレジットカードから課金料金を領収するとい
うサービスシステムで、この着信国で取り扱っているク
レジットカードなどの番号を利用して、クレジットサー
ビスを不正に受けるための信号をいう。入りトランク2
は、国内回線を収容し、出トランク3が国際回線を収容
する。規格NO.5信号方式の信号装置4は、インバン
ドのライン信号の送受信を行う装置であり、時分割スイ
ッチ1と出トランク3の間に収容する。
【0015】ここで、国際通信規格ITU−TのN0.
5の信号方式は、標準化されたNO.1〜NO.7とR
1,R2の内の一つで、米国・英国間の海底ケーブル
(TAT−1)に使用されていた信号方式をベースに、
大陸間海底ケーブルや衛星回線に用いられているもので
ある。最近のデジタル方式においても、信号のデジタル
処理技術を応用した信号器が開発されて採用されてい
る。
【0016】また、NO.5信号方式は、回線対応信号
方式の一種で、両方向運用及び多段中継が可能である。
接続手順は、回線対応に設けられた監視信号装置による
監視信号の送受及び選択信号の転送によって行われる。
監視信号は、2400Hzと2600Hzの帯域内2周波からなり、
単独或いは組み合わせ、送出順序及び方向により10種
類の信号を形成することができる。選択信号は、2 out
of 6の多周波方式で、周波数は700Hzから1700Hzの間を2
00Hz間隔で使用し、電話番号を含めるレジスタ信号とし
て電話機から出力する。
【0017】また、NO.5信号方式では、監視信号は
相手局との確認形式で応答するコンベルト方式をとって
いる。また、各確認信号は、信号として確認するため、
認知時間が設けられており、認知時間としては、捕捉・
準備完了信号をほぼ40ms、この信号を除いた多の全ての
確認信号をほぼ125msである。
【0018】ここで、NO.5信号方式による正規のア
クセス手順について、図2を参照しつつ説明する。発呼
者側電話機10からフックオフすると共に、フリーホー
ンサービスのクレジットカードの800+XXX(XXXは着信電
話番号である)の番号を発信すると(T1)、発信国際
局200は着信国際局300に監視信号のSZ(f1)
を発信し(T2)、着信国際局300は確認信号として
PTS(f2)を発信国際局200に返送する(T
3)。発信国際局200はレジスタとしてXXXの番号を
含めた制御信号を着信国際局300に送信する(T
4)。着信国際局300はそのクレジットカードの電話
番号に該当する着信者側電話機40を呼出し、着信者側
電話機40からの応答が有れば、着信国際局300は発
信国際局200にANS(f1)を転送する。発信国際
局200は、確認のためのACK(f1)を転送する。
この後、発呼者側電話機10と着信者側電話機40とは
通話が可能となり、通話を開始する。その時、着信国際
局300は通話料として課金を開始する。その後、発呼
者側電話機10がフックオンされると、発信国際局20
0はそのフックオフを通知するため着信国際局300に
CLF(f1+f2)を送信する。着信国際局300は
その確認のため発信国際局200にRLG(f1+f
2)を送信すると共に、通話料の課金を停止し、通信パ
スを開放する。
【0019】上記、正規の通信システムの手順に対し
て、不正信号監視装置5は、図3に示す不正CLF信号
(f1+f2)を監視する。この不正CLF信号(f1
+f2)は、具体的には(2,400Hz+2,600Hz)の周波数
から成る信号である。また、監視装置5に規定されてい
る動作限界は、動作周波数f1が2,400+100か
ら−150Hz、f2が2,600+150から−10
0Hzであり、この範囲以外の信号を受け付けない。ま
た、動作限界として、動作レベルが−28〜−2デシベ
ルdBm0(このdBm0は、アナログ値の0dBmを
デジタル値で示した値である)、2周波間のレベル差が
5dB以内、および認知時間が100ms以上であり、
この数値以外は受け付けない。
【0020】尚、この不正呼防止装置5は、N0.5信
号方式の回線数、例えば米国で当該フリーホーンサービ
スを通称している800番サービスのトラヒック量に見
合った数量を設備すればよく、全ての国際回線毎に設け
る必要はない。
【0021】信号装置4は、信号受信部4Aと、信号送
信部4B、システム呼処理ソフトウェアとにより構成さ
れ、監視装置5において不正信号が検出されると、シス
テム呼処理ソフトウェアからの処理信号により呼が切断
される。したがって、例えば、クレジットカードの電話
番号に対して不正なCLF信号(f1+f2)を発呼者
側電話機10から発信した場合に規定の周波数範囲以外
の周波数(f1+f2)であれば、もともと信号装置4
の信号送信部4Bが着信国際局300に送信するものな
ので、監視装置5の検出部5Aで不正信号と判断・検出
する。また、検出部5AでNO.5信号方式のf1,f
2の信号周波数、f1,f2の信号レベル差、f1,f
2の信号レベルの絶対値、f1,f2の信号送出の持続
時間等も規定値に入らなかった場合には不正信号として
検出する。このように不正信号として検出部5Aで検出
された場合には、信号装置4の処理により、呼が切断さ
れる。又は、通話状態が発生した後に、両者の通話を切
断する。このため、このようなフリーホーンサービスの
カードを使用しても、国際電話が使用できなくなる。
【0022】なお、クレジットカード番号が正規であっ
ても、発呼者側電話機10に挿入されたクレジットカー
ドが機構的にその使用を拒絶したり、又はクレジットカ
ードの記録磁気情報部の記録情報を変造した場合にカー
ドを使用して国際電話をしようとしたならば電気的に拒
絶したりすることは事前に不正使用を防止できる。
【0023】次に、本発明の実施例の電話機交換システ
ムの不正呼防止装置の動作を説明する。規格N0.5信
号方式による信号装置4は、呼処理ソフトウェア4A,
4Bの制御により、ライン信号の送受信を行う。ライン
信号送信時は、規格N0.5信号方式の信号装置4内の
送信器用処理ソフトウエア4Bから出トランク3方向に
ライン信号を送信する。ライン信号受信時は、出トラン
ク3から、規格N0.5信号方式の信号装置4内の受信
器処理ソフトウエア4Aにライン信号を受信して、例え
ば時分割スイッチ1に送出し、入りトランク2を介し
て、例えば公衆回線の国際通信用端末装置の一種のクレ
ジットカード挿入口を有する発呼者側電話機10に送出
する。
【0024】次に、図3のシーケンス図により、不正呼
の発生時における動作を説明する。このときには、不正
発呼側の電話機100は、他国ヘ「800番サービス」
をダイヤルする(T1)。発信国際局200は「800
番サービス」なので、非課金によって着信国際局300
との接続を完了する。即ち、セイジング信号SZ(f
1)を時刻T2に、その返送信号PTS(f1)を時刻
T3に、次にレジスタ信号として着信者側電話機400
の電話番号XXXと制御信号とを時刻T4に、その後電話
番号XXXを呼び出して着信者側電話機400をフックオ
フさせ、レジスタ信号に対する応答信号ANS(f1)
を、その応答としてACK(f1)を時刻T5に、それ
ぞれ規定の手順に従って送受信を繰り返して接続を完了
する。
【0025】次に、不正発呼者は加入者回線から不正な
CLF信号(f1+f2)を送信する(T6)。ここで
例えば発信国際局200をこの不正なCLF信号(f1
+f2)が通過したとする。着信国際局300は不正C
LF信号(f1+f2)を受信するので、リリース・ガ
ードRLG(f1+f2)を送り(T7)、出トランク
3及び入りトランク2をアイドルにする。発信国際局2
00はリリース・ガードRLG(fl+f2)を信号装
置4によって認知できた場合には、異常信号の受信とな
り、不正呼として切断するが、認知できなかった場合は
無視する。
【0026】本実施例のNO.5信号方式は、応答転送
方式のコンペルド方式を採用しており、不正発呼側の電
話機100は不正CLF信号の時間的長さを短く調整す
ることにより、これに応答するリリース・ガードRLG
の長さを発信国際局200で認知不可能な長さに短くし
て応答される。従って、発信国際局200では、f1+
f2の信号を検出できない場合が発生する。
【0027】次に、不正発呼側の電話機100は、加入
者回線から不正なセイジングSZ(seizing)信号(f
1)を送信する(T8)。着信国際局300は、入り、
出トランクがアイドル状態なので、セイジングSZ信号
(fl)を受け取り、返送PTS(proceed to send)
(f2)信号を返す(T9)。発信国際局200は返送
PTS(f2)信号をクリアバックCB(clear back)
信号(f2)として認知したときは、許可ACK(ackn
owledgement)(f1)を着信国際局300へ返すが、
認知できなかった場合は無視する。
【0028】なお、通話中のバックワード方向のf2
は、クリアバックCBとして定義されているが、不正発
呼側の電話機100は、セイジングSZの時間的長さを
短く調整することにより、PTSの長さを発信国際局2
00でCBとして認知不可能な長さに短くすることがで
きる。また着信国際局200は、許可ACK信号(f
1)を受信したとき、異常信号が受信可能となり、不正
呼として切断するが、受信しなかった場合は無視する。
【0029】次に、不正発呼側の電話機100は、加入
者回線から不正なレジスタ信号を送信する(T10)。
着信国際局300は応答ANS(answer)信号(f1)
を返すが(T11)、発信国際局200を無視する。な
お、通話中のバックワード方向のflは未定義であり、
NO.5信号方式には規定されていない。
【0030】次に、不正発呼側の加入者回線から不正な
許可ACK(f1)信号を返し(T12)、不正通話が
可能になる。このときには、周波数f1=2400H
z、周波数f2=2600Hzであり、国内からの入り
呼が800番サービス要求呼であり、出回線にNO5信
号方式の回線を選択した場合、交換ソフトウェアは時分
割スイッチ1によって、不正信号監視装置5を国内から
国際方向の通話路に多重接続する。
【0031】不正発呼側の電話機100が通話中に、加
入者回線から不正CLF信号を送ってくると、信号監視
装置5は、不正発呼側電話機100からの不正な信号C
LFを検出部5Aにおいて検出し、信号処理装置4の呼
処理手段からの指示により、直ちに呼を切断する。
【0032】次に、上記実施例の他の実施例についで図
4を参照して説明する。図4は他の実施例の構成を説明
する説明図である。
【0033】図4を参照すると、この電話交換システム
には、N0.5信号方式の不正信号監視装置5を時分割
スイッチ1と出トランク3との間に収容する。入りトラ
ンク2は、国内回線を収容し、出トランク3が国際回線
を収容する。NO.5信号方式の信号装置4は、インバ
ンドのライン信号の送受信を行う装置であり、時分割ス
イッチ1と出トランク3との間に収容する。
【0034】また不正信号監視装置5は、周波数f1+
f2(2,400Hz+2,600Hz)を監視する装置であり、周知
のN0.5信号受信装置よりもITU−T勧告の範囲で
認知時間を最小にし、感度、帯域を最大に設定したもの
である。
【0035】本他の実施例は、先の実施例と異なるの
は、不正信号監視装置5をNO.5信号装置4に設置す
るところであり、不正信号監視装置5の数量が増える
と、不正信号を見逃す確率は極めて小さくなり、より完
全な不正呼防正が可能となる作用効果が得られることで
ある。即ち、フリーホーンサービスにより国際電話をか
けようとする場合に、正規の通信通話の場合には、監視
装置5による不正信号の検出はあり得ないが、図3に示
した複数種類の不正信号を発呼側電話機から発せられた
場合には、たとえその不正信号の持続時間を短くしたと
しても、その不正信号を検出する確率は極めて大きくな
り、不正な無料通話を防止できる。
【0036】以上に説明した実施例および他の実施例に
よれば、クレジットカードなどを利用して不正があると
きには、不正な信号の有無を監視する監視手段により監
視することができる。この監視手投の監視結果により、
不正な信号を検出した場合に、呼を切断する切断手段に
より、直ちに呼を切断する。これにより、不正呼の防止
により電話機交換システムの性能を向上させることがで
きるだけでなく、システムのセキュリティを向上させる
ことができる。
【0037】上記実施例では、特に電話回線について説
明したが、近年のデータ通信においても、本発明を適用
でき、マルチメディアとしての音声や、映像、データの
混在通信であっても、上述の不正信号を検出できるの
で、本発明を適用できる。さらに、上記説明では、国際
通信規格NO.5信号方式について説明したが、本規格
に限らず、他の通信規格の特性に応じた不正信号監視装
置を用いて、本発明を適用できる。
【0038】
【発明の効果】以上に説明したように本発明の電話交換
システムの不正呼防止装置および不正呼防止方法は、発
信局で不正加人者からの不正信号を監視しているため、
不正呼を発信する国際局が単独で不正信号を防止するこ
とができ、不正呼の防止により、電話機交換システムの
性能を向上させることでき、またシステムのセキュリテ
ィを向上させることができるなどの効果を奏することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電話交換システムの不正呼防止装置お
よび不正呼防止方法の一実施の例の構成を説明する説明
図であるc
【図2】図1の正規の着呼応答による動作シーケンスの
例である。
【図3】図1の不正呼防止装置の不正呼の動作シーケン
スの例である。
【図4】本発明の他の実施例の構成を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
l 時分割スイッチ 2 人りトランク 3 出トランク 4 信号装置 5 不正信号監視装置 10 正規の発呼側の電話機 40 正規の着信側の電話機 100 不正発呼側の電話機 200 発信国際局 300 着信国際局 400 不正着呼側の電話機 T1 800番十ダイヤル T2 SZ信号 T3 返送信号 T4 応答信号 T5 許可信号 T6 トランクをアイドル T7 不正SZ信号 T8 送信信号 T9 不正レジスタ T10 応答信号 T11 不正許可信号

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 国際通信規格ITU−TのNO.5の信
    号方式によるフリーホーン・サービスのクレジットカー
    ドを用いて電話をする電話交換システムの不正呼防止装
    置において、 前記クレジットカードシステムに対応したCLF(clea
    r forward)と間違うような不正信号を監視する監視手
    段と、 この監視手段により前記不正信号を監視・検出したと
    き、呼を切断する切断手段と、を備えたことを特徴とす
    る電話交換システムの不正呼防止装置。
  2. 【請求項2】 国際通信規格ITU−TのNO.5の信
    号方式によるフリーホーン・サービスのクレジットカー
    ドを用いて電話をする電話交換システムの不正呼防止装
    置において、 前記クレジットカードシステムに応じたCLF(clear
    forward)と間違うような不正信号を監視する監視手段
    と、 発呼をする側からの前記クレジットカードに対応した不
    正信号を検出する検出手段と、 この検出手段により前記不正信号を検出したとき、呼を
    切断する切断手段と、 を備えたことを特徴とする電話交換システムの不正呼防
    止装置。
  3. 【請求項3】 クレジットカードを用いて電話をする電
    話交換システムの不正呼防止装置において、 前記クレジットカードシステムに応じた不正信号を監視
    する監視手段と、 発呼をする側からの前記クレジットカードに対応した不
    正信号を検出する検出手段と、 この検出手段により前記不正信号を検出したとき、呼を
    切断する切断手段と、 を備え、 前記検出手段の前記不正信号を監視する前記監
    視手段が、前記不正信号を時間毎に監視する時分割スイ
    ッチ手段に収容されることを特徴とする電話交換システ
    ムの不正呼防止装置。
  4. 【請求項4】 クレジットカードを用いて電話をする電
    話交換システムの不正呼防止装置において、 前記クレジットカードシステムに応じた不正信号を監視
    する監視手段と、 発呼をする側からの前記クレジットカードに対応した不
    正信号を検出する検出手段と、 前記監視手段が不正発呼側の電話機が通話中に加入者回
    線から不正信号を送出すると、前記不正発呼側の電話機
    からの不正な信号を検出し、呼処理をする呼処理手段
    と、 この呼処理手段からの指示により、直ちに呼を切断する
    信号処理手段と、 を備えた電話交換システムの不正呼防止装置。
  5. 【請求項5】 国際通信規格ITU−TのNO.5の信
    号方式によるフリーホーン・サービスのクレジットカー
    ドを用いて電話をする電話交換システムの不正呼防止装
    置において、 発呼をする側からの前記クレジットカードに対応した
    LF(clear forward)と間違うような不正信号を検出
    するステップと、 前記不正信号を検出したとき、呼を切断するステップ
    と、 前記クレジットカードシステムに応じた不正信号を監視
    するステップと、 を含むことを特徴とする電話交換システムの不正呼防止
    方法。
  6. 【請求項6】 クレジットカードを用いて電話をする電
    話交換システムの不正呼防止装置において、 前記クレジットカードシステムに応じた不正信号を監視
    するステップと、 発呼をする側からの前記クレジットカードシステムに対
    応した不正信号を検出するステップと、 不正発呼側の電話が通話中に加入者回線から不正信号を
    送出すると、前記不正発呼側の電話からの不正な信号で
    あるとして呼処理をするステップと、 この呼処理により、直ちに呼を切断するステップと、 を含む電話交換システムの不正呼防止方法。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の
    電話交換システムの不正呼防止装置において、 前記不正信号は、国際電気通信連合の通信規格ITU−
    T勧告のNO.5信号方式の監視信号f1,f2の組合
    せ信号であることを特徴とする電話交換システムの不正
    呼防止装置。
  8. 【請求項8】 請求項4又は5に記載の電話交換システ
    ムの不正呼防止方法において、前記不正信号は、国際電
    気通信連合の通信規格ITU−T勧告のNO.5信号方
    式の監視信号f1,f2の組合せ信号であることを特徴
    とする電話交換システムの不正呼防止方法。
  9. 【請求項9】 フリーホンサービス可能な通信交換シス
    テムにおいて、 フリーホンサービスの電話番号を発呼する発呼側電話機
    と、 前記電話番号を受け付ける発呼側交換局と、 前記発呼側交換局とコンペルド方式で監視信号の送受を
    行い課金処理を行う着信側交換局と、 前記着信側交換局に接続され前記発呼側電話機と交信す
    る着信側電話機と、前記発呼側交換局と前記着信側交換
    局との間にて前記発呼側電話機からのCLF(clear fo
    rward)と間違うような不正信号を監視・検出する監視
    装置と、を備え、 前記監視装置が前記不正信号を検出した場合には、前記
    発呼側交換局により、前記発呼側交換局と前記着信側交
    換局との通信路を切断することを特徴とする通信交換シ
    ステム。
JP9231479A 1996-08-27 1997-08-27 電話交換システムの不正呼防止装置および不正呼防止方法 Expired - Fee Related JP2980314B2 (ja)

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