JP2979794B2 - 給湯機の漏電遮断器操作装置 - Google Patents

給湯機の漏電遮断器操作装置

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JP2979794B2
JP2979794B2 JP3315799A JP31579991A JP2979794B2 JP 2979794 B2 JP2979794 B2 JP 2979794B2 JP 3315799 A JP3315799 A JP 3315799A JP 31579991 A JP31579991 A JP 31579991A JP 2979794 B2 JP2979794 B2 JP 2979794B2
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、屋外設置用の給湯機な
どに使用する漏電遮断器の操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、屋外設置用の給湯機は安全性を向
上するために漏電遮断器を備えているものが主流であ
る。
【0003】従来の漏電遮断器には間接的に操作する操
作装置はなく、給湯機(図示せず)などに備えた漏電遮
断器の操作部は図2に示すような構成のものであった。
以下その構成について図面を参照しながら説明する。漏
電遮断器1は、給湯機の電源を操作するスイッチレバー
2および異常の有無を確認するテストボタン3を有し、
給湯機の外枠4の前面にその一部を突出して取り付け、
防水カバー5で覆われていた。図中6は防水カバー5を
開閉するための回転接続部である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、外枠4と防水カバー5間および回転接続部
6に隙間が生じるので湯水が侵入し、絶縁が劣化して誤
動作し、またスイッチレバー2やテストボタン3を操作
するときに感電の危険性がある。
【0005】本発明は上記従来の問題を解決するもの
で、漏電遮断器の誤動作を防止し、安全に操作できる漏
電遮断器の操作装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、外枠で覆われた給湯機内に収納され、給湯
機の電源を操作するスイッチレバー及び異常の有無を確
認するテストボタンを有する漏電遮断器と、前記スイッ
チレバーを間接的に作動するリセットレバーと、前記テ
ストボタンを間接的に押圧するテストレバーと、このテ
ストレバーを摺動させる操作杆と、前記リセットレバー
とテストレバーと操作杆とを保持し摺動する貫通穴を有
する保持部材を備え、リセットレバーと操作杆の操作部
は漏電遮断器より下方に位置させるとともに、前記リセ
ットレバーの押圧部はスイッチレバーが入の状態で外枠
内に収納され、切の状態で外枠下面より突出させるよう
にしたものである。
【0007】
【作用】上記した構成において、漏電遮断器の電源を入
れるときには、前記漏電遮断器より下方に配したリセッ
トレバーの操作部を操作することでリセットレバーを介
してスイッチレバーを作動して電源を入れ、異常を確認
するときには同様に、漏電遮断器より下方に設けた操作
杆を操作することでテストレバーを介してテストボタン
を動作させて漏電遮断器を間接的に操作できる。つま
り、漏電遮断器本体と操作部をリセットレバー及びテス
トレバーを介在させて隔離することで漏電遮断器を給湯
機の外枠で完全に防水することができ、誤動作を防止
し、安全な操作性を確保できる。また、リセットレバー
の押圧部を漏電遮断器の入切状態に応じて給湯機の外枠
内外に収納させたり、突出させたりする構成としている
ため、給湯機の電源の入切状態が一目瞭然に判別でき、
使い勝手の向上を図ることができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図1を参
照しながら説明する。なお、本実施例において、前述の
従来例に示したものと同一構成部品には同じ符号を付し
その説明は省略する。図に示すように、漏電遮断器1の
操作装置は、スイッチレバー2を作動するリセットレバ
ー7、テストボタン3を押圧するテストレバー8、テス
トレバー8を上下に摺動させる操作杆9、これらの部品
を保持する保持部材10等によって構成されている。リ
セットレバー7は、その端部にはスイッチレバー2が貫
通する穴11aと他端部には操作杆9が貫通する穴11
bと下端部には押圧操作するための略L字状の押圧部1
2とを有し、保持部材10に設けた貫通穴13aに摺動
自在に挿着されている。またテストレバー8の端面には
テストボタン3を押圧する傾斜面14aと他端面には操
作杆9に設けた斜面に対応した傾斜面14bとを有し、
保持部材10に設けた貫通穴13bに摺動自在に挿着さ
れている。さらに操作杆9は貫通穴13cに摺動自在に
挿着されている。
【0009】上記構成において、漏電遮断器1の電源を
入れるときには、リセットレバー7の押圧部12を押す
とスイッチレバー2が作動して電源が入り、漏電遮断器
1の異常を確認するときは、操作杆9を押すとテストレ
バー8が上方に押されて、傾斜面14aがテストボタン
3を押圧するように動作する。
【0010】このように実施例の漏電遮断器の操作装置
によれば、リセットレバー7を介してスイッチレバー2
を作動させ、操作杆9を介してテストボタン3を押圧
し、間接的に操作するようにしているので、漏電遮断器
1のスイッチレバー2およびテストボタン3がケース4
の全面に突出しなく、防水が完全にでき、漏電遮断器1
を間接的に操作できる。
【0011】
【発明の効果】上記実施例から明らかなように本発明の
給湯機の漏電遮断器操作装置は、漏電遮断器のスイッチ
レバーを作動するリセットレバーと、前記漏電遮断器の
テストボタンを押圧するテストレバーと、このテストレ
バーを摺動させる操作杆と、前記リセットレバーとテス
トレバーと操作杆とを保持し摺動する貫通穴を有する保
持部材を備えたことにより、漏電遮断器本体と操作部
をリセットレバー及びテストレバーを介在させて隔離
し、漏電遮断器を給湯機の外枠で完全に防水することが
でき、誤動作を防止し、安全な操作性を確保できる。
らに、給湯機の電源の入切状態が一目瞭然に判別でき、
使い勝手の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における漏電遮断器の操作装
置の断面側面図
【図2】従来の漏電遮断器の操作部の断面側面図
【符号の説明】
1 漏電遮断器 2 スイッチレバー 3 テストボタン 7 リセットレバー 8 テストレバー 9 操作杆 10 保持部材 13a、13b、13c 貫通穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01H 71/00 - 83/22

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外枠で覆われた給湯機内に収納され、給湯
    機の電源を操作するスイッチレバー及び異常の有無を確
    認するテストボタンを有する漏電遮断器と、前記スイッ
    チレバーを間接的に作動するリセットレバーと、前記テ
    ストボタンを間接的に押圧するテストレバーと、このテ
    ストレバーを摺動させる操作杆と、前記リセットレバー
    とテストレバーと操作杆とを保持し摺動する貫通穴を有
    する保持部材とを備え、リセットレバーと操作杆の操作
    部は漏電遮断器より下方に位置させるとともに、前記リ
    セットレバーの押圧部はスイッチレバーが入の状態で外
    枠内に収納され、切の状態で外枠下面より突出させるよ
    うにした給湯機の漏電遮断器操作装置。
JP3315799A 1991-11-29 1991-11-29 給湯機の漏電遮断器操作装置 Expired - Fee Related JP2979794B2 (ja)

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DE102007063636A1 (de) * 2007-03-01 2009-07-30 Siemens Aktiengesellschaft Fehlerstromschutzschalter, Differenzstromschutzschalter sowie Kombigerät aus Leitungsschutzschalter und Fehlerstromschutzschalter bzw. Differenzstromschutzschalter

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