JP2978739B2 - 建設機械のパイロット圧制御回路 - Google Patents

建設機械のパイロット圧制御回路

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    • E02F9/20Drives; Control devices
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  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油圧ショベル、ロ
ーダまたはバックホーなどの、車両に作業機を備えた建
設機械における、作業機干渉防止機能およびシフトパタ
ーン変更機能を有するパイロット圧制御回路に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図2に示されるように、油圧ショベル
は、下部走行体11に上部旋回体12が旋回可能に設けら
れ、この上部旋回体12の一側にオペレータを防護するキ
ャブ13が設けられ、上部旋回体12のほぼ中央部にフロン
ト作業機14が設けられている。
【0003】超小旋回油圧ショベルのフロント作業機14
は、上部旋回体12に横軸20によりブーム21が取付けら
れ、このブーム21に縦軸22によりオフセットブーム23の
一端が取付けられ、このオフセットブーム23の他端に縦
軸24によりブーム先端部材25が取付けられ、このブーム
先端部材25に横軸26によりスティック27が取付けられ、
このスティック27の先端に横軸28によりバケット29が取
付けられている。
【0004】ブーム21はブームシリンダ21a により上下
方向に回動され、オフセットブーム23はオフセットシリ
ンダ23a により左右方向に回動され、スティック27はブ
ーム先端部材25に取付けられたスティックシリンダ27a
により上下方向に回動され、バケット29はバケットシリ
ンダ29a によりリンケージ29b を介して上下方向に回動
される。
【0005】図3は、この超小旋回油圧ショベルのフロ
ント作業機14および旋回系を駆動するための油圧回路を
示し、パイロットポンプ31の吐出ラインに直接または干
渉防止弁としての電磁比例弁32,33,34を介して左コン
トロールレバー35、右コントロールレバー36および別個
のレバーにより操作される操作弁(以下、この操作弁を
リモコン弁という)41,42,43,44,45を設置する。
【0006】リモコン弁41,42,43,44は4ウェイシフ
トパターンチェンジバルブ47を介して間接的に、またオ
フセット用のリモコン弁45は直接的に、コントロールバ
ルブブロックの中に設けられた複数のコントロールバル
ブ48のパイロット圧作用部に接続する。
【0007】前記4ウェイシフトパターンチェンジバル
ブ47は、油圧ショベルの製造メーカ各社によって異なる
複数のリモコン弁41,42,43,44と複数のコントロール
バルブ48との対応関係を調整するためのものである。
【0008】コントロールバルブ48は、リモコン弁41,
42,43,44,45から供給されるパイロット圧によりそれ
ぞれ制御される対応数のスプールを内蔵し、図示されな
い主油圧ポンプからブームシリンダ21a 、オフセットシ
リンダ23a 、スティックシリンダ27a 、バケットシリン
ダ29a および上部旋回体12を旋回する旋回モータに供給
される作動油の方向および流量を制御する。
【0009】前記4ウェイシフトパターンチェンジバル
ブ47は、入口側のポートAは右コントロールレバー36の
引込側の弁に、ポートBは右コントロールレバー36の左
側の弁に、ポートCは右コントロールレバー36の押出側
の弁に、ポートDは右コントロールレバー36の右側の弁
に、ポートEは左コントロールレバー35の押出側の弁
に、ポートFは左コントロールレバー35の右側の弁に、
ポートGは左コントロールレバー35の引込側の弁に、ポ
ートHは左コントロールレバー35の左側の弁にそれぞれ
連通する。
【0010】また、この4ウェイシフトパターンチェン
ジバルブ47の出口側のポート1はブーム用コントロール
バルブのブーム上昇側ポートに、ポート2はバケット用
コントロールバルブのバケット掘削側ポートに、ポート
3はブーム用コントロールバルブのブーム下降側ポート
に、ポート4はバケット用コントロールバルブのバケッ
ト排土側ポートに、ポート5は旋回用コントロールバル
ブの右旋回側ポートに、ポート6はスティック用コント
ロールバルブのスティック掘削側ポートに、ポート7は
旋回用コントロールバルブの左旋回側ポートに、ポート
8はスティック用コントロールバルブのスティック排土
側ポートにそれぞれ連通する。
【0011】したがって、4ウェイシフトパターンチェ
ンジバルブ47を、最下部の第1パターン、上から2段目
の第2パターン、3段目の第3パターンおよび最上部の
第4パターンにそれぞれパターンチェンジしたときの、
リモコン弁41〜45と制御対象との関係は、次の表1のよ
うになる。
【0012】
【表1】 この超小旋回油圧ショベル等においては、狭い作業範囲
でフロント作業機(バケット、スティック、オフセット
ブームおよびブーム)を動かすため、周囲の構造物等に
フロント作業機が衝突しないよう、注意する必要があ
る。
【0013】これを解決するフロント干渉防止装置とし
て、前記リモコン弁42,44,45の一次圧ライン(ポンプ
側)に前記電磁比例弁32,33,34を設け、また、フロン
ト作業機の各部材の関節部にポテンショメータ(図示せ
ず)を設置し、各部材位置をこのポテンショメータで読
取って、予め設定された作業範囲をフロント作業機が超
えようとすると、電磁比例弁32,33,34に作動信号を送
り、その電磁比例弁32,33,34によって作業機のリモコ
ン弁42,44,45の一次圧を減少あるいは0に制御し、フ
ロント作業機の部材スピードを低減あるいは停止する。
【0014】ここで、干渉防止制御の対象となる従来の
干渉防止可能部材は、表1に●で示されるように、基本
パターンである第1パターンではスティック27、オフセ
ットブーム23およびブーム21の三つである。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】従来は、4ウェイシフ
トパターンチェンジバルブ47を搭載した油圧ショベル等
の建設機械に前記電磁比例弁32,33,34などのフロント
干渉防止装置を共に設けることは問題があり、実際には
図3に示された回路は使用されていない。
【0016】すなわち、前記4ウェイシフトパターンチ
ェンジバルブ47を搭載した建設機械に前記フロント干渉
防止装置を設けると、このフロント干渉防止装置が機能
しない場合がある。
【0017】例えば、4ウェイシフトパターンチェンジ
バルブ47を第1パターンから第2パターンへ切替える
と、表1に示されるようにリモコン弁41,42により制御
される対象が旋回系とスティックとで逆になる。
【0018】このため、第1パターンでは電磁比例弁32
によりリモコン弁42の一次圧を制御することにより、ス
ティック27の干渉防止制御を確保できるので、第2パタ
ーンでも同様にスティック27の干渉防止を行っているつ
もりであったが、実際は旋回系に対して干渉防止制御が
働き、スティック27に対する干渉防止制御は行われず、
スティック27と周囲の障害物との干渉が発生し得るもの
である。
【0019】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、作業機の干渉防止機能を持った建設機械にシフト
パターンチェンジバルブを搭載した場合であっても、干
渉防止機能を損なわないようにしたパイロット圧制御回
路を提供することを目的とするものである。
【0020】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載された発
明は、建設機械の作業機に供給される作動液を制御する
ための複数のコントロールバルブと、これらのコントロ
ールバルブにパイロット圧を供給する複数のパイロット
圧供給ライン中に設けられた複数の操作弁とを備えた建
設機械のパイロット圧制御回路において、複数の操作弁
のうち一部のパイロット圧供給ラインに設けられ作業機
と周囲障害物との干渉時にパイロット圧を制限して干渉
を防止する干渉防止弁と、複数の操作弁と複数のコント
ロールバルブとの間に設けられ各操作弁と各コントロー
ルバルブとの対応関係を変更するシフトパターンチェン
ジバルブと、このシフトパターンチェンジバルブによる
シフトパターン変更により入れ替わった干渉防止の必要
のある制御対象に対応する操作弁を干渉防止弁に連通切
替するとともに干渉防止の必要のない制御対象に対応す
る操作弁を干渉防止弁の設けられていないパイロット圧
供給ラインに連通切替する干渉防止用切替弁とを具備し
た構成である。
【0021】そして、シフトパターンチェンジバルブの
シフトパターン変更により入れ替わった干渉防止の必要
のある制御対象に対応する操作弁を干渉防止用切替弁に
より干渉防止弁に連通切替するとともに、干渉防止の必
要のない制御対象に対応する操作弁を干渉防止用切替弁
により干渉防止弁の設けられていないパイロット圧供給
ラインに連通切替する。
【0022】請求項2に記載された発明は、請求項1記
載の建設機械のパイロット圧制御回路において、干渉防
止用切替弁をパイロット操作形とし、シフトパターンチ
ェンジバルブにシフトパターン変更位置でパイロット圧
発生源を干渉防止用切替弁のパイロット圧作用部に連通
するパイロット通路を内蔵させた構成である。
【0023】そして、シフトパターンチェンジバルブの
シフトパターン変更に連動させて、パイロット圧発生源
のパイロット圧をシフトパターンチェンジバルブ内蔵の
パイロット通路を経て干渉防止用切替弁のパイロット圧
作用部に供給し、干渉防止用切替弁を自動的に切替え
る。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
および図2を参照しながら説明する。なお、図3に示さ
れたものと同様の部分は同一符号を付して、重複説明す
ることもあるが、説明を省略する場合もある。
【0025】パイロットポンプ31から複数のコントロー
ルバルブ48にパイロット圧を供給する複数のパイロット
圧供給ライン中に複数の操作弁(以下、操作弁をリモコ
ン弁という)41,42,43,44,45を介在させる。これら
のリモコン弁41〜45よりポンプ側のパイロット圧供給ラ
インを一次圧ライン、コントロールバルブ側のパイロッ
ト圧供給ラインを二次圧ラインとする。
【0026】これらの複数のリモコン弁41,42,43,44
と複数のコントロールバルブ48との間に、各リモコン弁
41,42,43,44と各コントロールバルブ48との対応関係
を変更する4ウェイシフトパターンチェンジバルブ47を
設ける。
【0027】前記リモコン弁41〜45のうち、4ウェイシ
フトパターンチェンジバルブ47の基本パターン(第1パ
ターン)においてブーム21、オフセットブーム23および
スティック27を制御するためのリモコン弁42,44,45の
一次圧ライン(パイロットポンプ31側)に、フロント作
業機14と周囲障害物とが干渉するおそれのあるときにパ
イロット圧を制限して干渉を防止する干渉防止弁として
の電磁比例弁32,33,34を設ける。
【0028】左コントロールレバー35のリモコン弁41,
42に対する一次圧ライン51,52間および一次圧ライン5
3,54間に干渉防止用切替弁55を設ける。
【0029】この干渉防止用切替弁55は、パイロット操
作形とし、パイロット圧作用部55aにパイロット圧油の
供給を受けてスプールを切替作動するとともに、パイロ
ット圧油のないときはリターンスプリング55b によりス
プールを復帰させる。
【0030】右コントロールレバー36のリモコン弁43,
44およびオフセットブーム用のリモコン弁45の一次圧ラ
イン56,57,58は、従来と同様のままにしておく。
【0031】4ウェイシフトパターンチェンジバルブ47
は、第2パターン位置にパイロット通路61を内蔵してい
る。このパイロット通路61は、第2パターン位置にシフ
トパターンを変更した際に、パイロット圧発生源として
のパイロットポンプ31a をパイロットライン63に連通
し、さらに干渉防止用切替弁55のパイロット圧作用部55
a に連通する。
【0032】また、4ウェイシフトパターンチェンジバ
ルブ47の内部に、第1パターン位置、第3パターン位置
および第4パターン位置にてパイロットライン63に連通
する戻し通路64をそれぞれ設け、これらの位置にて戻し
通路64を外部のドレンライン65を経てタンク66に連通す
る。
【0033】次に、この図1に示された実施形態の作用
を説明する。
【0034】4ウェイシフトパターンチェンジバルブ47
のシフトパターンを第1パターンから第2パターンに変
更すると、この変更動作に連動して、パイロットポンプ
31aで発生したパイロット圧がパイロット通路61および
パイロットライン63を経て干渉防止用切替弁55のパイロ
ット圧作用部55a に供給され、干渉防止用切替弁55を自
動的に上室へ切替えることができる。
【0035】この切替により、干渉防止用切替弁55は、
干渉防止の必要のある制御対象(スティックシリンダ27
a )に対応するリモコン弁41の一次圧ライン52を電磁比
例弁32の設けられた一次圧ライン53に連通切替するとと
もに、干渉防止の必要のない制御対象(旋回モータ)に
対応するリモコン弁42の一次圧ライン54を電磁比例弁32
の設けられていない一次圧ライン51に連通切替する。
【0036】このようにして、スティックおよび旋回系
を制御するパイロット一次圧ライン51,52間および53,
54間に干渉防止用切替弁55を追加し、4ウェイシフトパ
ターンチェンジバルブ27の切替と連動させることによ
り、第1パターン(基本パターン)から第2パターンに
切替えたときに、自動的にスティックと旋回系のパイロ
ット一次圧を切替え、本来、作業者が意図するスティッ
クについてフロント干渉防止装置を機能させるようにす
る。
【0037】以上のように、干渉防止用切替弁55の一つ
を追加するのみで、第1乃至第4の全パターンに対応で
きる。これを表1に示すとともに、以下にまとめる。
【0038】 第1パターン時は、左コントロールレ
バー35のリモコン弁42でスティック27を、右コントロー
ルレバー36のリモコン弁44でブーム21を、それぞれ干渉
防止可能に制御する。
【0039】 第2パターン時は、表1に○印で示す
ように左コントロールレバー35のリモコン弁41でスティ
ック27を、右コントロールレバー36のリモコン弁44でブ
ーム21を、それぞれ干渉防止可能に制御する。
【0040】 第3パターン時は、左コントロールレ
バー35のリモコン弁42でブーム21を、右コントロールレ
バー36のリモコン弁44でスティック27を、それぞれ干渉
防止可能に制御する。
【0041】 第4パターン時は、左コントロールレ
バー35のリモコン弁42でブーム21を、右コントロールレ
バー36のリモコン弁44でスティック27を、それぞれ干渉
防止可能に制御する。
【0042】なお、ブーム21の上下、スティック27のイ
ン・アウトの判別は、コントロールバルブ48に入力され
る各パイロット2次圧ラインに装着されたプレッシャス
イッチPSによって行う。また、オフセットブーム23の制
御は、4ウェイシフトパターンチェンジバルブ47と関係
なく、リモコン弁45のみにより行なう。
【0043】次に、図には示されていない実施の形態を
説明する。
【0044】図1に示された一実施形態では干渉防止用
切替弁55を油圧パイロット切替弁としたが、請求項1に
記載された発明は、この干渉防止用切替弁55を油圧パイ
ロット切替弁に限定するものではなく、切替方式は油圧
式、電気式または機械式のいずれでも良い。
【0045】そして、干渉防止用切替弁55を電気式また
は機械式とした場合は、この干渉防止用切替弁55を切替
えるための信号圧を4ウェイシフトパターンチェンジバ
ルブ47に内蔵されたパイロット通路61は、必要ない。
【0046】すなわち、請求項1に記載された発明は、
手動切替式または電磁切替式などの干渉防止用切替弁を
含み、例えば、干渉防止用切替弁55を電磁弁とした場合
は、4ウェイシフトパターンチェンジバルブ47の第2パ
ターン位置をリミットスイッチ等の電気的センサにより
検出して干渉防止用切替弁55を電気的に切替えるように
すると良い。
【0047】さらに、本発明は、シフトパターンチェン
ジバルブ47のパターンを4ウェイに限定するものではな
く、必要に応じて増減することは言うまでもない。
【0048】また、図示された一実施形態では、パイロ
ット圧供給ラインのうち、リモコン弁41〜44の一次圧ラ
インに干渉防止弁としての電磁比例弁32〜34および干渉
防止用切替弁55を設けているので、これらを二次側ライ
ンに設けるよりもコスト的にはるかに有利であるが、技
術的には、リモコン弁41〜44の二次側ラインに電磁比例
弁32〜34および干渉防止用切替弁55を設けることも可能
である。
【0049】最後に、本発明は、油圧ショベルに適用を
限定されるものではなく、例えばローダ、バックホーな
どのように、車両に作業機を備えた建設機械が、電磁比
例弁32〜34などの作業機干渉防止機能およびシフトパタ
ーンチェンジバルブ47をパイロット圧制御回路に有する
場合は、その回路にも適用することができる。
【0050】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、干渉防止
用切替弁を一つ追加するのみの、低コストで簡単な小変
更により、シフトパターンチェンジバルブ搭載の建設機
械にも作業機の動作を制限する干渉防止弁を適用するこ
とができる。
【0051】請求項2記載の発明によれば、シフトパタ
ーンチェンジバルブ自体にそのシフトパターン変更動作
と連動して、干渉防止用切替弁へ切替用のパイロット信
号圧を供給するパイロット通路を内蔵させたから、自動
切替により誤作動を確実に防止でき、特定パターン位置
での特定部材の干渉防止を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の建設機械のパイロット圧制御回路を実
施する際の一形態を示す油圧回路図である。
【図2】超小旋回油圧ショベルの正面図である。
【図3】従来のパイロット圧制御回路を示す油圧回路図
である。
【符号の説明】
14 作業機 31a パイロット圧発生源としてのパイロットポンプ 32〜34 干渉防止弁としての電磁比例弁 41〜45 操作弁としてのリモコン弁 47 シフトパターンチェンジバルブ 48 コントロールバルブ 55 干渉防止用切替弁 61 パイロット通路
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−17452(JP,A) 実開 平3−21469(JP,U) 実開 平3−18265(JP,U) 実開 平2−6767(JP,U) 実開 昭59−140375(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E02F 3/43 F15B 11/16 F15B 13/06

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建設機械の作業機に供給される作動液を
    制御するための複数のコントロールバルブと、これらの
    コントロールバルブにパイロット圧を供給する複数のパ
    イロット圧供給ライン中に設けられた複数の操作弁とを
    備えた建設機械のパイロット圧制御回路において、 複数の操作弁のうち一部のパイロット圧供給ラインに設
    けられ作業機と周囲障害物との干渉時にパイロット圧を
    制限して干渉を防止する干渉防止弁と、 複数の操作弁と複数のコントロールバルブとの間に設け
    られ各操作弁と各コントロールバルブとの対応関係を変
    更するシフトパターンチェンジバルブと、 このシフトパターンチェンジバルブによるシフトパター
    ン変更により入れ替わった干渉防止の必要のある制御対
    象に対応する操作弁を干渉防止弁に連通切替するととも
    に干渉防止の必要のない制御対象に対応する操作弁を干
    渉防止弁の設けられていないパイロット圧供給ラインに
    連通切替する干渉防止用切替弁とを具備したことを特徴
    とする建設機械のパイロット圧制御回路。
  2. 【請求項2】 干渉防止用切替弁をパイロット操作形と
    し、シフトパターンチェンジバルブにシフトパターン変
    更位置でパイロット圧発生源を干渉防止用切替弁のパイ
    ロット圧作用部に連通するパイロット通路を内蔵させた
    ことを特徴とする請求項1記載の建設機械のパイロット
    圧制御回路。
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