JP2978114B2 - コイルの巻線方法 - Google Patents

コイルの巻線方法

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JP2978114B2 JP8119226A JP11922696A JP2978114B2 JP 2978114 B2 JP2978114 B2 JP 2978114B2 JP 8119226 A JP8119226 A JP 8119226A JP 11922696 A JP11922696 A JP 11922696A JP 2978114 B2 JP2978114 B2 JP 2978114B2
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  • Coils Of Transformers For General Uses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】イグニッションコイルや高圧
トランス等に用いられるコイルの巻線方法に関し、巻崩
れを有効に防止し得るものに関する。
【0002】
【従来の技術】イグニッションコイルや高圧トランス等
の高圧用コイル9は、例えば図6に示すような両端にフ
ランジ2、3を備えた円筒状のボビン1中央の巻回部4
に、線材5を複数の層(図では3層)を形成するように
巻回して製造される。
【0003】この場合、線材5の巻回を、各層毎に、巻
回部4の一方のフランジ2側の端部から他方のフランジ
3側の端部に至る全幅にわたって行い、そこから折り返
して順次上の層に巻き上げて行くようにしたならば、互
いに重なり合う上層と下層の線材5の間で電圧差が大き
くなってしまう箇所が生じてしまい、この2つの層の間
で耐圧不良やコロナ放電などが起こり、コイル不良の原
因になる。
【0004】これに対してボビン1に仕切りを設ける等
の方法で対処しようとするとコスト高の原因となってし
まうため、従来から、隣り合う層間で大きな電位差を生
じないようなコイルの巻線方法自体を工夫する提案がな
されている。このようなものとしては、例えば特公平2
−18572号、特開平6−112057号、特公平7
−15854号等がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このうち、特公平2ー
18572号の巻線方法は、線材を、ボビンの巻回部の
一方の端部から、ボビンと中心軸線を共有し巻回部の他
方の端部に頂部が向いた円錐面に沿って巻回することに
より、順次巻線層を形成して行くものであり、各巻線層
は巻き上げと巻き下げを交互に繰り返しながら、中心軸
に対して傾斜して隣り合うようになっている。
【0006】しかしながら、この方法によれば、線材を
巻き下げて行く層においては、上層の線材が下層の線材
の斜面を滑り落ちる可能性が高く、下層の線材の真上に
正確に上層の線材を巻き付けることが難しいため、巻き
崩れが生じやすいという問題点がある。
【0007】また、特開平6−112057号の巻線方
法は、上述の特公平2ー18572号の巻線方法の改良
案であり、巻き崩れを防止するため、巻回部の外周に線
材係止用の輪状突起を形成したものである。
【0008】しかしながら、このような輪状突起は、線
材の径に対して適切な間隔で設けられていない限り巻き
崩れを有効に防止することは出来ないので、異なる径の
線材を巻線するたびに、輪状突起を異なった間隔で設け
たボビンを用いなければならず、コスト高の原因となっ
てしまう。
【0009】さらに、特公平7−15854号の巻線方
法は、ボビンへの線材の巻始めの終端側に、所定の手順
によって上の段の巻線から所定のターン分(線材がボビ
ンを1回りするごとに1ターンと数える)の線材だけ露
出した階段状の勾配を形成しておき、この状態で各階段
に1ターンづつ巻回しながら、線材の巻き下げおよび巻
き上げを行い、巻回している段より下の段の巻線がaタ
ーン分多くなるようにすることで、巻き崩れを起こりに
くくしたものである。
【0010】しかしながら、この方法でも、階段状の傾
斜部に沿って線材を1ターンづつ巻き上げ、また巻き下
げして行くため、依然として巻き崩れを完全には防止で
きない。
【0011】本発明はこのような問題点に着目し、例え
ばイグニッションコイルや高圧トランス等として用いら
れるコイルの巻線方法に関し、層間短絡を有効に防止し
つつ、巻崩れが起こることのないコイルの巻線方法を提
供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、ボビンに線材
を複数層にわたって基端側から終端側へと巻回するコイ
ルの巻線方法において、下層の線材の間に形成された溝
部に沿って線材を巻回して線材層を連続して積み上げる
ことにより下層から上層にコイルを巻き上げ、一層おき
に少ないターン数の層を形成して、この少ないターン数
の層のすぐ下層に、この少ないターン数の層の巻線の進
行側となるように、上面にコイルが巻回されていない段
部を形成する基端側のブロックを形成し、下層の線材の
間に形成された溝部に沿って線材を巻回することにより
直前のブロックの段部の上部に線材を上層から下層へと
巻下ろして行く巻下ろしのブロックと、下層の線材の間
に形成された溝部に沿って線材を巻回して線材層を連続
して積み上げることにより直前のブロックの段部に線材
を下層から上層へと巻き上げて行くとともに巻線の進行
側に新たな段部を形成する巻き上げのブロックとを交互
に形成し、線材の巻き終わりにおいては下層の線材の間
に形成された溝部に沿って線材を巻回することにより
層の線材の上部を覆い段部を形成することはない終端側
のブロックを形成する。
【0013】
【0014】
【作用】本発明では、隣り合う各ブロックは、所定のタ
ーン数の段部において重なり合って、巻き上げまたは巻
き下ろしがなされるので、各層の線材はこの段部に支持
されるようにして巻線され、巻き崩れが生じる恐れが大
幅に減少する。
【0015】また、巻線に際して、各線材はすぐ下層の
線材の間に形成される溝部の上に案内されつつ巻回され
るので、線材のずれが生じにくく、巻き崩れの恐れが一
層効果的に防止できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて、本発
明の実施の形態について説明する。
【0017】図6に示すように、線材5は、両端にフラ
ンジ2およびフランジ3を備えたボビン1の巻回部4に
巻線され、コイル9を形成する。
【0018】この巻線の様子を図1に断面図として示
す。これに示すように、円形断面で図示した線材5は、
一方のフランジ2の端面7から、他方のフランジ3の端
面8に至るまで、巻回部4の外周に順次巻回されて行
く。このとき、線材5は所定の手順にしたがって所定の
形状のブロックを形成しつつ巻回されるのであるが、以
下、この各ブロックの形状および巻回手順について説明
する。
【0019】なお、線材断面には、その断面がどのブロ
ックに属するものであるかをアルファベットで示してあ
る。また、線材5の断面を結ぶ実線は線材5が巻回部4
外周に巻回されながら進行して行く道筋を示している。
【0020】図2は、コイル9の基端側のブロックであ
るブロックa部分を取り出して示した図である。これに
示されるように、線材5は、まず、フランジ2の端面7
と、図2には示さないが図の右方向のフランジ3の端面
8の間に、フランジ2からフランジ3の方向(図の右方
向)に向かって進行しながら、所定のターン数x1だけ
(図では13ターン)、巻回部4の外周に沿って巻回さ
れ、ブロックaの第1層を形成する。
【0021】続いて、この状態から巻線の進行方向を折
り返して、第1層とは逆にフランジ2方向(図の左方
向)に向かって巻線を進行して行き、ブロックbの第2
層を形成する。このとき、線材5は、第1層の上面に隣
り合う線材5の間のくぼみ部分として形作られる溝部1
0に沿って(案内されて)、順次巻回して行くようにす
る。このため、この第2層のターン数x2はx1−1ター
ン(図では12ターン)となる。
【0022】なお、これ以降も線材5を巻回するときに
は、ひとつ下の層の線材5により形成される溝部10に
沿って巻回して行くようにする。
【0023】第3層は、この状態から再び巻線の進行方
向を折り返して、再びフランジ2側からフランジ3方向
(図の右方向)に向かって、第2層の溝部10に沿い、
所定のターン数x3だけ巻回される。このとき、この第
3層の各線材5は第1層の各線材の真上に来ることとな
るが、この第3層は第1層の巻終わり位置よりも所定の
ターン数s(図では5ターン)だけフランジ2側にずら
した位置までで巻終わりとされるため、結局、第3層の
ターン数x3は、第1層のターン数x1よりも所定のター
ン数yだけ少ないx1−sターン(図では8ターン)と
なる。これにより、ブロックaの第2層のフランジ3側
(図の右側)、すなわち引き続きブロックbが巻線され
る側には、第3層との間のsターン分の段差である段部
11が形成される。
【0024】第4層は、再び巻回方向を折り返し、第3
層の溝部10に沿って、再びフランジ2方向(図の左方
向)に向かって、第3層よりも1ターン少ないx4ター
ン(図では7ターン)巻回される。
【0025】この第4層の溝部10には、再びフランジ
2側からフランジ3方向に折り返して、第5層が巻回さ
れる。この第5層のターン数x5は、第1層と第3層の
ときと同様に、第3層の巻終わり位置よりも所定のsタ
ーン(図では5ターン)分だけ少ないターン数(図では
3ターン)となるので、第4層のフランジ3側(図の右
側)に、sターン分の段部11が形成される。
【0026】ここで、再び巻回方向を折り返し、ターン
数x6=x5−1(図では2ターン)の第6層が、第5層
の溝部に沿って巻回される。
【0027】さて、このような巻線手順が繰り返され、
所定のターン数tの巻上がり層(第n層)に達したとこ
ろで(図ではt=2、n=6であり、第6層が巻上がり
層となる)、ブロックaの巻線が完了する。なお、この
場合、巻上がり層は偶数層(したがってn=偶数)とな
るようにすることにより、ブロックbの巻線がフランジ
2の端面7に沿った地点から、巻き上がり層の上面の段
部11に沿って開始されるようにする。なお、コイルの
特性に応じて、各層のターン数x、段部のターン数s、
巻上がり層のターン数tは自由に設定できる。
【0028】つぎに、図3に示すように、巻下ろしのブ
ロックであるブロックbの巻線が行われるが、これは、
まず、ブロックaの巻上がり位置から線材を折り返し、
ブロックaの巻上がり層(第n層、図では第6層)上面
の段部11の各溝部10に線材5を沿わせながら、フラ
ンジ3方向(図の右方向)に進行する。以降、順次フラ
ンジ2側からフランジ3側へと(図の右側へと)、ブロ
ックaの段部11の各溝部10に沿って順次巻線を進行
して、線材5を巻き下ろして行く。
【0029】したがって、ブロックbの各層は、ブロッ
クaの奇数層の横に連なる形となり、そのターン数はブ
ロックaの段部の溝部10の数と等しいs−1ターン
(図では4ターン)となる。この結果、ブロックaはブ
ロックbによって、段部11の部分を底上げされた形と
なり、ブロックbの上面には新たに段部12が形成され
る。ただし、ブロックbの最上層の上面は段部12に含
まれないとする。
【0030】このようにしてブロックbが完成したら、
図4に示すように、そのままフランジ3方向(図の右方
向)に巻線を進行しつつ、所定のターン数y1(図では
10ターン)からなるブロックcの第1層を形成する。
このブロックcは巻き上げのブロックとなる。
【0031】この第1層の上に折り返して、フランジ2
方向(図の左方向)に進行しつつ第2層が形成される
が、この第2層は、ブロックaの端部のコイルとで形成
される溝部10を含めてs−1条(図では4条)の溝部
10を持つブロックbの段部12のひとつを覆って、ブ
ロックaの第2層にまで達するようにするので、そのタ
ーン数y2はy1+s−1(図では14ターン)となる。
【0032】さらに、この第2層の上に折り返して、フ
ランジ3方向(図の右方向)に進行しつつ第3層が形成
されるが、この第3層は、第2層のフランジ3側の端部
にターン数pの段部13を形成するように、第2層より
もpターン(図では4ターン)少ないターン数y3=y2
−p(図では10ターン)で巻終えられる。
【0033】第4層は、ブロックcの第3層およびこれ
と連なるブロックbの一つの段部12の各溝部10に、
フランジ2方向に進行しつつ、ターン数y4=y3+s−
1(図では14ターン)だけ巻回され、形成される。
【0034】この第4層の上層の第5層は、第2層の上
層の第3層と同様に、ターン数y5=y4−p(図では1
0ターン)だけ巻回され、第4層のフランジ3側端部に
pターン(図では4ターン)の段部13を形成する。ま
た、この第5層およびこれと連なるブロックbのひとつ
の段部12の上には、y6=y5+s−1ターン(図では
14ターン)の第6層が形成される。
【0035】以上の手順が巻上がり層(第n層、図では
n=6)まで繰り返されることにより、ブロックcが完
成し、ブロックcのフランジ3側の端部には、ブロック
aの場合と同様に各偶数層部分において、pターン分の
段部13が形成される。
【0036】なお、図の実施形態のようにターン数s−
1=p(図では4ターン)とした場合には、奇数層はタ
ーン数y、偶数層はターン数y+s−1(=y+p)と
なるように順次巻線が行われ、巻上がり層(第n層、図
ではn=6)まででブロックcを完成すると考えてもよ
い。
【0037】さて巻下ろしのブロックであるブロックd
は、このブロックcの巻上がり地点から折り返して、巻
上がり層(第n層)上面の段部13の溝部10に沿って
巻回されて行き、続いてブロックbのときと同様に、ブ
ロックcの各段部13の各溝部10に順次巻回して行き
ながら形成される。これにより、ブロックcはブロック
dによって、段部13部分を底上げされた形となり、ブ
ロックdのフランジ3側(図の右側)には新たに段部1
4が形成される。なお、ブロックdの最上層の上面は段
部14と考えない。
【0038】このブロックc、ブロックdの巻線手順
は、巻線が進行して線材5がフランジ3の端面8に到達
するまで、巻き上げのブロックであるブロックc1、ブ
ロックc2、…、ブロックcαと、巻き下ろしのブロッ
クであるブロックd1、ブロックd2、…、ブロックc
αとを交互に形成しながら、所定のα回繰り返される。
なお、図ではα=1であり、図5に示すように、巻線は
ブロックd1の端部においてフランジ3の端面8に到達
するようになっている。
【0039】巻線がフランジ3の端面8に達したら、図
5の空白の線材5断面で示したように、前のブロック
(図ではd1ブロック)の段部14の溝部10をすべて
埋め、かつ各層の巻線が端面8に達するように、巻線を
進行して終端側のブロックを形成し、最上層まで巻き上
がったところで、総ての巻線作業が完成する。なお、最
上層は第n+1層(図では7層)であり、この結果、コ
イル9はn+1層のコイルとなる。
【0040】本発明の巻線方法は以上のようになされる
ので、つぎのように作用する。
【0041】まず、隣り合う各ブロックは、ボビン軸に
平行なs−1またはpターン(例えば図1〜図5のよう
に4ターン)の段部11において重なり合うようにされ
るので、線材5の巻き上げや巻下ろしに際して、各線材
5がこの段部11に支持されるようにして巻線され、巻
き崩れが生じる恐れが大幅に減少する。
【0042】さらに、巻線に際して、各線材5はひとつ
下層の溝部10に案内されつつ巻回されるので、線材5
のずれが生じにくく、巻き崩れの恐れが一層効果的に防
止できる。
【0043】なお、ブロック数を大きくするほど、隣り
合うブロック間の電位差は小さくなり、また、各ブロッ
クの段部11、12、13、14のターン数が小さく、
各ブロックのフランジ3側の端部の階段状傾斜が垂直に
近くなるほど、隣り合うブロック間の電位差は小さくな
るので、コイルの特性を考慮して、層間短絡防止と巻き
崩れとのバランスで、適切な幅(ターン数)のブロック
を、また適切な幅(ターン数)の段部11、12、1
3、14を、それぞれ選択することができる。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、隣り合う各ブロック
は、所定のターン数の段部において重なり合って、巻き
上げまたは巻き下ろしがなされるので、各層の線材はこ
の段部に支持されるようにして巻線され、巻き崩れが生
じる恐れが大幅に減少する。
【0045】また、巻線に際して、各線材はすぐ下層の
線材の間に形成される溝部の上に案内されつつ巻回され
るので、線材のずれが生じにくく、巻き崩れの恐れが一
層効果的に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す断面図である。
【図2】同じくブロックaを示す断面図である。
【図3】同じくブロックbを示す断面図である。
【図4】同じくブロックcおよびブロックdを示す断面
図である。
【図5】同じく巻き終わりのブロックを示す図である。
【図6】コイルがボビンに巻線される様子を示した斜視
図である。
【符号の説明】
1 ボビン 2 フランジ 3 フランジ 4 巻回部 5 線材 9 コイル 10 溝部 11 段部 12 段部 13 段部 14 段部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボビンに線材を複数層にわたって基端側か
    ら終端側へと巻回するコイルの巻線方法において、下層の線材の間に形成された溝部に沿って線材を巻回し
    て線材層を連続して積み上げることにより 下層から上層
    にコイルを巻き上げ、一層おきに少ないターン数の層を
    形成して、この少ないターン数の層のすぐ下層に、この
    少ないターン数の層の巻線の進行側となるように、上面
    にコイルが巻回されていない段部を形成する基端側のブ
    ロックを形成し、下層の線材の間に形成された溝部に沿って線材を巻回す
    ることにより 直前のブロックの段部の上部に線材を上層
    から下層へと巻下ろして行く巻下ろしのブロックと、
    層の線材の間に形成された溝部に沿って線材を巻回して
    線材層を連続して積み上げることにより直前のブロック
    の段部に線材を下層から上層へと巻き上げて行くととも
    に巻線の進行側に新たな段部を形成する巻き上げのブロ
    ックとを交互に形成し、 線材の巻き終わりにおいては下層の線材の間に形成され
    た溝部に沿って線材を巻回することにより下層の線材の
    上部を覆い段部を形成することはない終端側のブロック
    を形成することを特徴とするコイルの巻線方法。
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