JP2976887B2 - 受信特性評価方法および装置 - Google Patents

受信特性評価方法および装置

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JP2976887B2
JP2976887B2 JP8158246A JP15824696A JP2976887B2 JP 2976887 B2 JP2976887 B2 JP 2976887B2 JP 8158246 A JP8158246 A JP 8158246A JP 15824696 A JP15824696 A JP 15824696A JP 2976887 B2 JP2976887 B2 JP 2976887B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は受信特性評価方法お
よび装置に関し、特に高信頼性の要求される被測定物
(例えば海底中継器等)の受信特性評価方法および装置
に関する。
【0002】海底中継器等の受信特性を評価するために
は、高い誤り率から低い誤り率に亘って広範囲に誤り率
測定を行う必要がある。また、信頼性を保証するために
は、非常に低い誤り率(例えば10−13 程度)の測定
が必要となり、測定に長時間を要している。このため、
短い測定時間で受信特性を評価できる方法としてQ値を
用いた評価方法が注目されており、装置化が要望されて
いる。
【0003】
【従来の技術】従来の受信特性評価装置としては、例え
ば特開昭62−212584号公報が知られている。
【0004】この従来の受信特性評価装置は、搬送波に
付加する雑音レベルを段階的に変化させ、各搬送波対雑
音(C/N)点での1回の測定により誤り率特性を算出
し、受信特性を評価するもので、人手を不要とし、測定
の効率化を図ることを目的としたものである。
【0005】つぎに、この従来の受信特性評価装置につ
いて図面を参照して説明する。図2は従来の受信特性評
価装置の実施例を示すブロック図である。
【0006】この場合、送信側誤り率測定器25を単な
るパルス信号発生器として用い、パルス信号25aをP
CM変調装置26に印加する。PCM変調装置26の変
調信号26aに雑音付加器27により雑音を付加し、雑
音を付加した変調波27aを被測定物であるPCM復調
装置28に印加し、PCM復調装置28の出力28aの
エラー数またはエラーレートを受信側誤り率測定器29
で測定する。受信側誤り率測定器29からの出力値29
aを受けたコンピュータ30は、つぎに、制御信号30
aを雑音付加器27に送り、付加すべき雑音レベルを変
化させる。そして、コンピュータ30は、各C/N点に
対して受信側誤り率測定器29の出力するエラー数また
はエラーレートに対する出力値29aを、一定の直線を
示す近似値として算出し、これにより誤り率特性を算出
する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の受信特
性評価装置は、受信特性評価用に誤り率直線(あるいは
曲線)を作成する場合、被測定物への印加雑音レベルを
変化させ各値での誤り率を測定して作成するが、要求さ
れる誤り率が満たされるまで複数の点で測定するため、
測定に時間がかかる。また、高信頼性が要求される被測
定物の場合、誤り率が良くなるにつれて、この誤り率を
保証するためのデータを多く必要とすることから、1点
の測定時間が長くなり、より一層全体の測定時間に影響
を及ぼすという問題点がある。
【0008】本発明の目的は、測定精度を下げずに測定
時間を短縮可能な受信特性評価方法および装置を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の受信特性評価方
法は、ディジタルデータ信号を中継する被測定物の受信
特性を評価するための受信特性評価方法において、前記
被測定物に前記ディジタルデータ信号を入力し、前記被
測定物の出力の予測される論理値の高電位および低電位
の二値をしきい値電位の中央値としてそれぞれ含む二組
の複数のしきい値電位ごとに誤り率を測定し、前記高電
位および低電位の各しきい値電位に対する誤り率を用い
てそれぞれ直線近似して直線を表示する係数を算出し、
前記二組の係数を用いて前記高電位および低電位それぞ
れの平均電位と雑音標準偏差とを求め、前記平均電位と
雑音標準偏差とからQ値を算出するようにしている。
【0010】本発明の受信特性評価装置は、被測定物に
対し測定信号を入力する送信側誤り率測定器と、前記送
信側誤り率測定器の測定信号を入力した前記被測定物の
出力信号と送信側誤り率測定器からの同期信号を入力す
る受信側誤り率測定器と、前記受信側誤り率測定器の誤
り率測定の基準となるスレショルド電圧の変更回数を予
め記憶しておく測定回数記憶部と、スレショルド電圧を
微細に変更して測定する測定領域の数として「2」を予
め記憶しておく領域数記憶部と、スレショルド電圧の測
定領域を示す数をカウントする第一カウンタと、スレシ
ョルド電圧を微細に変更した変更回数をカウントする第
二カウンタと、前記第一カウンタの値が増加したとき前
記第二カウンタの値を消去するカウンタ消去部と、前記
第一カウンタの値が「1」の場合に測定するスレショル
ド電圧を前記測定回数記憶部の記憶する変更回数分記憶
する第一スレショルド電圧表と、前記第二カウンタの値
が「2」の場合に測定するスレショルド電圧を前記測定
回数記憶部の記憶する変更回数分記憶する第二スレショ
ルド電圧表と、誤り率の測定動作ごとに前記第一カウン
タの値および前記第二カウンタの値を入力しこれら2つ
の値に対応して定まるスレショルド電圧の値を前記第一
スレショルド電圧表および前記第二スレショルド電圧表
のいずれか一方から読み出すスレショルド電圧読出部
と、前記スレショルド電圧読出部が読み出した値をスレ
ショルド電圧の変更値として前記受信側誤り率測定器に
指示するスレショルド電圧変更部と、前記スレショルド
電圧変更部が指示終了後前記受信側誤り率測定器に誤り
率測定を指示する誤り率測定指示部と、前記誤り率測定
指示部が指示終了後前記受信側誤り率測定器から測定し
た誤り率を受信する誤り率測定結果受信部と、前記第一
カウンタの値が「1」の場合にスレショルド電圧対誤り
率を記憶する第一データ保存部と、前記第一カウンタの
値が「2」の場合にスレショルド電圧対誤り率を記憶す
る第二データ保存部と、前記スレショルド電圧変更部が
指示した値と前記誤り率測定結果受信部の受信結果を前
記第一カウンタの値が「1」のとき前記第一データ保存
部に書き込みを行い同様に前記第一カウンタの値が
「2」のとき前記第二データ保存部にデータを書き込む
データ書込部と、前記データ書込部の書き込み後前記第
二カウンタの値と前記測定回数記憶部の値とを比較し前
記第二カウンタの値が前記測定回数記憶部の示す値に満
たないとき前記第二カウンタに制御を戻す第一比較部
と、前記第一比較部の比較結果が一致のとき前記第一カ
ウンタの値と前記領域数記憶部の値とを比較し前記第一
カウンタの値と前記領域数記憶部の示す値とが一致しな
いとき前記第一カウンタに制御を戻す第二比較部と、前
記第二比較部の比較結果が一致だった場合前記第一デー
タ保存部のデータを直線近似する第一近似部と、前記第
一近似部が近似終了後前記第二データ保存部のデータを
直線近似する第二近似部と、前記第一近似部および前記
第二近似部が算出した近似式の各係数から平均スペース
レベルと平均マークレベルとスペース雑音標準偏差とマ
ーク雑音標準偏差とを算出する変数算出部と、前記変数
算出部の計算結果を用いてQ値を算出するQ値算出部と
を含む構成である。
【0011】本発明の受信特性評価方法および装置は、
被測定物が光海底中継器であってもよい。
【0012】[作用]本発明の受信特性評価方法および
装置は、被測定物に基準のレベルのディジタルデータ信
号を入力し、出力するディジタルデータ信号の「アイパ
ターン」を示す論理値“1”および論理値“0”のそれ
ぞれについて、入力信号に同期して予め定める複数のス
レショルド電圧で検出し、このときの誤り率を記録す
る。被測定物の特性が安定していれば、誤り率100%
と誤り率0%を示すスレショルド電圧が、非常に接近し
て表示されることになる。通常は、誤り率100%と誤
り率0%を示すスレショルド電圧の間に、複数のスレシ
ョルド電圧が設定され、誤り率100%と誤り率0%と
の間の誤り率が算出される。この場合、各スレショルド
電圧ごとの誤り率の算出に使用するデータとしては、各
測定電位ごとに従来の測定ほどの時間を掛けずに測定し
たものでも、直線近似を算出できれば十分であり、直線
近似の各係数から、平均スペースレベルと平均マークレ
ベルとスペース雑音標準偏差とマーク雑音標準偏差とを
算出し、この計算結果を用いてQ値を算出することで、
短時間の測定でも受信特性評価の精度を上げることが可
能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0014】図1は本発明の実施の形態を示すブロック
図である。
【0015】本発明の受信特性評価装置は、被測定物に
対し測定信号1aを入力する送信側誤り率測定器1と、
送信側誤り率測定器1の測定信号1a入力した被測定物
の出力信号1bと送信側誤り率測定器1からの同期信号
1cを入力する受信側誤り率測定器2と、受信側誤り率
測定器2の誤り率測定の基準となるスレショルド電圧の
変更回数を予め記憶しておく測定回数記憶部3と、スレ
ショルド電圧を微細に変更して測定する測定領域の数と
して「2」を予め記憶しておく領域数記憶部4と、スレ
ショルド電圧の測定領域を示す数をカウントするカウン
タ5と、スレショルド電圧を微細に変更した変更回数を
カウントするカウンタ6と、カウンタ5の値が「1」増
加したときカウンタ6の値を消去するカウンタ消去部7
と、カウンタ5の値が「1」の場合に測定するスレショ
ルド電圧を測定回数記憶部3の記憶する変更回数分記憶
するスレショルド電圧表8と、カウンタ5の値が「2」
の場合に測定するスレショルド電圧を測定回数記憶部3
の記憶する変更回数分記憶するスレショルド電圧表9
と、誤り率の測定動作ごとにカウンタ5の値およびカウ
ンタ6の値を入力しこれら2つの値に対応して定まるス
レショルド電圧の値をスレショルド電圧表8およびスレ
ショルド電圧表9のいずれか一方から読み出すスレショ
ルド電圧読出部10と、スレショルド電圧読出部10が
読み出した値をスレショルド電圧の変更値として受信側
誤り率測定器2に指示するスレショルド電圧変更部11
と、スレショルド電圧変更部11が指示終了後受信側誤
り率測定器2に誤り率測定を指示する誤り率測定指示部
12と、誤り率測定指示部12が指示終了後受信側誤り
率測定器2から測定した誤り率を受信する誤り率測定結
果受信部13と、カウンタ5の値が「1」の場合にスレ
ショルド電圧対誤り率を記憶するデータ保存部14と、
カウンタ5の値が「2」の場合にスレショルド電圧対誤
り率を記憶するデータ保存部15と、スレショルド電圧
変更部11が指示した値と誤り率測定結果受信部13の
受信結果をカウンタ5の値が「1」のときデータ保存部
14に書き込みを行い同様にカウンタ5の値が「2」の
ときデータ保存部15にデータを書き込むデータ書込部
16と、データ書込部16の書き込み後カウンタ6の値
と測定回数記憶部3の値とを比較し、カウンタ6の値が
測定回数記憶部3の示す値に満たないときカウンタ6に
制御を戻す比較部17と、比較部17の比較結果が一致
のときカウンタ5の値と領域数記憶部4の値とを比較
し、カウンタ5の値と領域数記憶部4の示す値とが一致
しないときカウンタ5に制御を戻す比較部18と、比較
部18の比較結果が一致だった場合データ保存部14の
データを直線近似する近似部19と、近似部19が近似
終了後データ保存部15のデータを直線近似する近似部
20と、近似部19および近似部20が算出した近似式
の各係数から、平均スペースレベルと平均マークレベル
とスペース雑音標準偏差とマーク雑音標準偏差とを算出
する変数算出部21と、変数算出部21の計算結果を用
いてQ値を算出するQ値算出部22とを含んで構成され
る。
【0016】次に動作について説明する。
【0017】図3は送信側誤り率測定器の出信号及び被
測定物の出力信号のアイパターンの一例を示す説明図で
ある。
【0018】送信側誤り率測定器1は、測定信号1aを
連続で出力し被測定物に入力する。受信側誤り率測定器
2は、被測定物からの出力信号1bを受信し誤り率を測
定する。また、送信側誤り率測定器1と受信側誤り率測
定器2とは、同期信号1cによって同期している。
【0019】図4はアイパターンとスレショルド電圧の
初期設定箇所との関係を説明する説明図である。以下の
説明には、主に図1の名称と符号とを用い、適宜図3お
よび図4を引用する。
【0020】特性評価に先立ち、予め図4に示すマーク
レベル(データ1レベル)23での誤り率がエラーフリ
ーから全エラーになるスレショルド電圧をスレショルド
電圧表8に書き込む。スペースレベル(データ0レベ
ル)24についても同様にスレショルド電圧を同数スレ
ショルド電圧表9に書き込む。また、スレショルド電圧
表8及び9に書き込んだ各電圧数を測定回数記憶部3に
も書き込んでおく。同時に、領域数記憶部4には「2」
を書き込んでおく。
【0021】特性評価を開始すると、まず、カウンタ5
を「1」増加する(カウンタ値1)。つぎにカウンタ消
去部7でカウンタ6をクリア後、改めてカウンタ6を
「1」増加する(カウンタ値1)。続いてスレショルド
電圧読出部10でカウンタ5の値を参照してカウンタ値
が「1」の時はスレショルド電圧表8から、カウンタ値
が「2」の時はスレショルド電圧表9から、予め書き込
まれているカウンタ6の示す番地に記憶されているスレ
ショルド電圧値10aを読み出す。このスレショルド電
圧読出部10が読み出したスレショルド電圧値10a
を、スレショルド電圧変更部11が受信側誤り率測定器
2に測定器制御信号2aとして設定する。設定完了後、
誤り率測定指示部12が受信側誤り率測定器2に同様に
測定器制御信号2aとして誤り率測定を指示する。指示
後、受信側誤り率測定器2が送信する測定結果を測定器
制御信号2aを通じて誤り率測定結果受信部13で受け
取る。受信した結果は、データ書込部16でカウンタ5
の値(5a)を参照してカウンタ値が「1」の時はデー
タ保存部14に、カウンタ値が「2」の時はデータ保存
部15に、スレショルド電圧(10b)対誤り率をデー
タ16aとして書き込む。書き込み後、カウンタ6の値
(6a)と測定回数記憶部3の値とを比較し、カウンタ
6の値(6a)<測定回数記憶部3の値、であるとき、
カウンタ6の値を「1」増加させ以下同様に繰り返す。
カウンタ6値(6a)=測定回数記憶部3値の時、カウ
ンタ5の値と領域数記憶部4の値を比較し、カウンタ5
の値(5a)<領域数記憶部4の値、であるとき、カウ
ンタ5を「1」増加させ以下同様に繰り返す。カウンタ
5の値(5a)=領域数記憶部4の値、であるとき、近
似部19にてデータ保存部14のデータ14aを直線近
似(y=a1x+b1)し、係数a1,b1を算出す
る。同様に、近似部20にてデータ保存部15のデータ
15aを直線近似(y=a2x+b2)し、係数a2,
b2を算出する。続いて、変数算出部21が各係数から
なる近似結果19a,20aを用いて平均スペースレベ
ルμ0、平均マークレベルμ1、スペース雑音標準偏差
σ0、マーク雑音標準偏差σ1を計算する。この結果を
用いてQ値算出部22にてQ値(Q値:電圧あるいは電
流単位による受信部のSN(信号/雑音比)を求める。
この場合のQ値計算方法は、次の式による。Q[dB]=(μ1−μ0)/(σ1−σ0) なお、説明は、カウンタ5の値が「1」の場合のスレシ
ョルド電圧の測定回数と、カウンタ5の値が「2」の場
合の測定回数とを測定回数記憶部3の記憶する回数にし
て同一としたが、別途測定回数記憶部を増加し、それぞ
れ別の回数として測定することも可能である。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、被測定
物にディジタルデータ信号を入力し、被測定物の出力の
予測される論理値の高電位および低電位の二値をしきい
値電位の中央値としてそれぞれ含む二組の複数のしきい
値電位ごとに誤り率を測定し、この高電位および低電位
の各しきい値電位に対する誤り率を用いてそれぞれ直線
近似して直線を表示する係数を算出し、二組の係数を用
いて高電位および低電位それぞれの平均電位と雑音標準
偏差とを求め、平均電位と雑音標準偏差とからQ値を算
出するようにしているので、測定精度を下げずに測定時
間を短縮可能とする効果が有る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すブロック図である。
【図2】従来の受信特性評価装置の実施例を示すブロッ
ク図である。
【図3】送信側誤り率測定器の出信号及び被測定物の出
力信号のアイパターンの一例を示す説明図である。
【図4】アイパターンとスレショルド電圧の初期設定箇
所との関係を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 送信側誤り率測定器 1a 測定信号 1b 出力信号 1c 同期信号 2 受信側誤り率測定器 2a 測定器制御信号 3 測定回数記憶部 4 領域記憶部 5,6 カウンタ 5a カウンタ5の値 6a カウンタ6の値 7 カウンタ消去部 8,9 スレショルド電圧表 10 スレショルド電圧読みだし部 10a,10b スレショルド電圧値 11 スレショルド電圧変更部 12 誤り率測定指示部 13 誤り率測定結果受信部 14,15 データ保存部 14a,15a,16a データ 16 データ書込部 17,18 比較部 19,20 近似部 19a,20a 近似結果 21 変数算出部 22 Q値算出部 23 マークレベル位置 24 スペースレベル位置

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタルデータ信号を中継する被測定
    物の受信特性を評価するための受信特性評価方法におい
    て、前記被測定物に前記ディジタルデータ信号を入力
    し、前記被測定物の出力の予測される論理値の高電位お
    よび低電位の二値をしきい値電位の中央値としてそれぞ
    れ含む二組の複数のしきい値電位ごとに誤り率を測定
    し、前記高電位および低電位の各しきい値電位に対する
    誤り率を用いてそれぞれ直線近似して直線を表示する係
    数を算出し、前記二組の係数を用いて前記高電位および
    低電位それぞれの平均電位と雑音標準偏差とを求め、前
    記平均電位と雑音標準偏差とからQ値を算出することを
    特徴とする受信特性評価方法。
  2. 【請求項2】 被測定物に対し測定信号を入力する送信
    側誤り率測定器と、前記送信側誤り率測定器の測定信号
    を入力した前記被測定物の出力信号と送信側誤り率測定
    器からの同期信号を入力する受信側誤り率測定器と、前
    記受信側誤り率測定器の誤り率測定の基準となるスレシ
    ョルド電圧の変更回数を予め記憶しておく測定回数記憶
    部と、スレショルド電圧を微細に変更して測定する測定
    領域の数として「2」を予め記憶しておく領域数記憶部
    と、スレショルド電圧の測定領域を示す数をカウントす
    る第一カウンタと、スレショルド電圧を微細に変更した
    変更回数をカウントする第二カウンタと、前記第一カウ
    ンタの値が増加したとき前記第二カウンタの値を消去す
    るカウンタ消去部と、前記第一カウンタの値が「1」の
    場合に測定するスレショルド電圧を前記測定回数記憶部
    の記憶する変更回数分記憶する第一スレショルド電圧表
    と、前記第二カウンタの値が「2」の場合に測定するス
    レショルド電圧を前記測定回数記憶部の記憶する変更回
    数分記憶する第二スレショルド電圧表と、誤り率の測定
    動作ごとに前記第一カウンタの値および前記第二カウン
    タの値を入力しこれら2つの値に対応して定まるスレシ
    ョルド電圧の値を前記第一スレショルド電圧表および前
    記第二スレショルド電圧表のいずれか一方から読み出す
    スレショルド電圧読出部と、前記スレショルド電圧読出
    部が読み出した値をスレショルド電圧の変更値として前
    記受信側誤り率測定器に指示するスレショルド電圧変更
    部と、前記スレショルド電圧変更部が指示終了後前記受
    信側誤り率測定器に誤り率測定を指示する誤り率測定指
    示部と、前記誤り率測定指示部が指示終了後前記受信側
    誤り率測定器から測定した誤り率を受信する誤り率測定
    結果受信部と、前記第一カウンタの値が「1」の場合に
    スレショルド電圧対誤り率を記憶する第一データ保存部
    と、前記第一カウンタの値が「2」の場合にスレショル
    ド電圧対誤り率を記憶する第二データ保存部と、前記ス
    レショルド電圧変更部が指示した値と前記誤り率測定結
    果受信部の受信結果を前記第一カウンタの値が「1」の
    とき前記第一データ保存部に書き込みを行い同様に前記
    第一カウンタの値が「2」のとき前記第二データ保存部
    にデータを書き込むデータ書込部と、前記データ書込部
    の書き込み後前記第二カウンタの値と前記測定回数記憶
    部の値とを比較し前記第二カウンタの値が前記測定回数
    記憶部の示す値に満たないとき前記第二カウンタに制御
    を戻す第一比較部と、前記第一比較部の比較結果が一致
    のとき前記第一カウンタの値と前記領域数記憶部の値と
    を比較し前記第一カウンタの値と前記領域数記憶部の示
    す値とが一致しないとき前記第一カウンタに制御を戻す
    第二比較部と、前記第二比較部の比較結果が一致だった
    場合前記第一データ保存部のデータを直線近似する第一
    近似部と、前記第一近似部が近似終了後前記第二データ
    保存部のデータを直線近似する第二近似部と、前記第一
    近似部および前記第二近似部が算出した近似式の各係数
    から平均スペースレベルと平均マークレベルとスペース
    雑音標準偏差とマーク雑音標準偏差とを算出する変数算
    出部と、前記変数算出部の計算結果を用いてQ値を算出
    するQ値算出部とを含むことを特徴とする受信特性評価
    装置。
  3. 【請求項3】 被測定物が光海底中継器であることを特
    徴とする請求項1記載の受信特性評価方法。
  4. 【請求項4】 被測定物が光海底中継器であることを特
    徴とする請求項2記載の受信特性評価装置。
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