JP2976826B2 - パイロットバーナ機構 - Google Patents

パイロットバーナ機構

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JP2976826B2 JP6250292A JP25029294A JP2976826B2 JP 2976826 B2 JP2976826 B2 JP 2976826B2 JP 6250292 A JP6250292 A JP 6250292A JP 25029294 A JP25029294 A JP 25029294A JP 2976826 B2 JP2976826 B2 JP 2976826B2
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  • Pre-Mixing And Non-Premixing Gas Burner (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加熱炉や熱処理炉等の
ような加熱設備に付設されて主バーナを着火させるパイ
ロットバーナ機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】代表的な従来のパイロットバーナ機構の
構成を、図8に示す。図8において、1はパイロットバ
ーナ機構、8はガスノズル、9は空気ノズル、17は点
火装置、13は空気とガスノズルチップである。また、
18は噴出管、19は火炎検知器、20は主バーナ部、
R3 は混合燃焼室である。
【0003】このような構成の従来のパイロットバーナ
機構1の動作を、次に説明する。ガスノズルチップ13
から噴出された燃料ガスは、混合燃焼室R3 の入口付近
で空気と混合される。この混合ガスは点火装置17で点
火されて燃焼し、フレームホルダ18を通して先端に火
炎が形成される。そして、フレームホルダ18の先端に
形成された火炎が、主バーナ部20から噴出する燃料ガ
スを着火して主バーナ部20を燃焼させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】主バーナ20の着火源
となるこの種のパイロットバーナ機構1は、主バーナ部
20を着火させる為の十分な火炎の形成と継続的で安定
したバーナの燃焼状態が必要である。このためにパイロ
ットバーナ機構1として具備すべき構造上の条件とし
て、次のようなことを挙げることができる。 燃料ガスと空気との混合が緻密で均一に行われて点
火が容易に行われる構成にする。 失火のない安定した燃焼を保持する保炎機構を有す
る構成にする。 燃料ガスと空気の流入及び燃料ガスの性状が一定条
件に確保できるプロセスシステムが組まれた構成にす
る。 燃焼状態を監視する監視システムを持ち、失火が発
生したときは速かに検知されて安全対策が施される安全
システムを備えた構成にする。
【0005】一般に、鉄鋼業界においては高炉・転炉・
コークス炉等で副次的に発生する副生ガスを、加熱炉や
熱処理炉等の主燃料ガスとして使用することが行われて
いる。副生ガスには高炉で副生される高炉ガス(通称…
Bガス)と転炉で得られる転炉ガス(LDガス)および
コークス炉で副生されるコークス炉ガス(Cガス)等が
ある。CガスとBガスの発生量は比較的安定している
が、転炉で副生されるLDガスは著しく変動する。した
がって、加熱炉・熱処理炉等では、燃料ガスの補給策と
してメタンを主成分とする都市ガス等が混入される。
【0006】補給策として混入される都市ガスの燃焼速
度は比較的遅く、35〜40cm/sec 程度である。ま
た、副生ガスから得られる混合ガスの燃焼速度は速く、
43〜47cm/sec になっている。一方、加熱炉や熱処
理炉では計量管理上の理由等から熱量と密度が異なる2
種類以上の燃料ガスで混合ガスを造る場合は、燃料ガス
の発熱量(H)と密度(ρ)の平方根の比〔H/ρ1/2
…Wobbe Index(W・I)〕を一定にするための混合
制御方法(W・I制御)が採用される。
【0007】W・I制御に基づいて発熱量を一定に制御
して副生ガスと都市ガス等を混合した燃料ガスを用いた
場合には、生成された混合ガスの燃焼速度は混合比率に
よって大幅に変動する。
【0008】これに対して、前述の図8に示されたパイ
ロットバーナ機構1は、燃料ガスの燃焼速度に特別な配
慮がなされなかった。このため、従来のパイロットバー
ナ機構1では、点火した火炎が不安定で、僅かな流量の
変動でも失火して継続的な燃焼が行われない等の問題点
があった。
【0009】本発明は、このような従来のパイロットバ
ーナ機構の問題点を解消するためになされたもので、広
範囲な燃焼速度をもつ燃料ガスに対して、常に安定した
火炎が形成されて継続的な燃焼が確保できるパイロット
バーナ機構を実現することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、燃料ガスと
燃焼用空気とを混合燃焼室に噴出する円板状の多孔板
と、混合燃焼室の側壁に設けられ一端が燃焼用空気の噴
出口の付近に開口し他端が外気に連通した保炎管と、混
合燃焼室の出口に設けられた絞り部とを備えて混合燃焼
室で燃料ガスと燃焼用空気とを混合して燃焼させるパイ
ロットバーナ機構であって、多孔板に、軸心に設けられ
た単一の中心孔および中心孔を囲む同一半径上にリング
状に設けられた複数の中間孔からなる燃焼用空気の噴出
孔と、燃焼用空気の噴出孔を囲む同一半径上に設けられ
た複数の外側孔からなる燃料ガスの噴出孔とを設けたパ
イロットバーナ機構を構成したものである。
【0011】
【作用】燃料ガスと燃焼用空気は、それぞれ供給管から
ガス室と空気室を通して導入される。ガス室に導入され
た燃料ガスは多孔板に設けられた6個の外側孔から、混
合燃焼室の内壁面に沿って噴出される。また、空気室に
導入された空気は、1個の中心孔とそれを同一半径上に
囲む12個の中間孔から混合燃焼室中心部に向けて噴射
される。噴出した燃料ガスの噴流は、運動エネルギーの
差により空気の噴流側に吸引される。
【0012】特に、12個の中間孔から噴出する空気の
噴流により、所謂ゆる“霧吹き”の原理により外側の6
個の外側孔から吹き出された燃料ガスを巻き込んで混合
燃焼室の入口で緻密かつ均一に混合させる。混合燃焼室
の混合気体は、イグネッション・トーチにより点火され
る。点火により混合燃焼室内は、大気圧に近似した正圧
状態になる。
【0013】正圧状態になった混合燃焼室内で燃焼した
一部の火炎は保炎管内部の開口から吸込まれて、外部に
露出した保炎管の先端に炎が形成されて点火が確認され
る。このようにして、点火されたパイロットバーナの火
炎により、主バーナ機構のガスノズルが着火されるよう
になっている。
【0014】副生ガスに都市ガスを混合したMガスを燃
料ガスに用いると、混合比率に応じて燃焼速度の変動範
囲が拡大される。この場合の燃料ガスの燃焼速度の変動
に際して保炎管からの噴出火炎の容量は、内部圧と大気
圧の差に対応して変動し失火の原因とされる内部圧変動
が抑制されて安定燃焼継続が可能になる。また、多孔板
を利用した空気による燃料ガスの吸引・混合型の燃焼構
造にしたので、燃料ガスと空気の混合は緩慢になるが開
口面積が絞られた噴出管により噴出火炎の流速増加に基
づく直進性と長炎化が図られてパイロットバーナとして
の機能が向上することになる。
【0015】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の実施例を、図面を用いて説
明する。図1は本発明の実施例の構成説明図、図2は図
1のX−X断面図、図3は図1の多孔板の平面図であ
る。本発明実施例の構成は前述の従来装置と類似してい
るが、共通部分に異なる名称を用いていて一部構成も相
違するのでやや詳しく説明する。
【0016】図1において、1はパイロットバーナ機
構、2はパイロットバーナ機構1の本体である。本体2
は、不銹鋼のような金属で作られている。3は本体2の
外管、4は内管、5と6は外管3と内管4に形成された
フランジである。内管4は先端に小径部7を形成した2
段構造に作られ、小径部7を外管3に嵌入させてフラン
ジ5と6により外管3に結合されている。
【0017】8と9は外管3と内管4の半径方向に設け
られた2つの供給管、11と12は供給管8と9に設け
られたリミッテングオリフィスである。供給管8は燃料
ガスのガス源に接続され、供給管9からは燃焼用空気が
供給される。13は内管4の先端に設けられた多孔板、
14は外管3を貫通して半径方向に取り付けられた保炎
管、15,16は点火プラグ17の取付部、18は断面
積を狭めた先端の噴出管である。R1 は空気が導入され
る空気室、R2 は環状のガス室、R3 は噴出管18で先
端側が絞られた混合燃焼室である。
【0018】多孔板13の外周は、外管3に嵌合されて
いる。この多孔板13は図3に拡大して示されているよ
うに、真中にやや大きい1つの中心孔13aと、この中
心孔13aの回りで直径2mmの12個の中間孔13bお
よび最外周の同径で6個の外側孔13cが設けられてい
る。そして、中心孔13aと中間孔13bが空気室R1
に対向し、外側孔13cがガス室R2 に対応している。
特に、中心孔13aは次に説明する火炎検知器の監視孔
に兼用され、その孔径は混合燃焼室R3 の内部の監視領
域に最適なほぼ6mmに選定されている。
【0019】また、保炎管14は多孔板13に近接して
外側孔13c等の噴出に支障のない位置に設けられ、内
部側の先端は中間孔13bの付近に開口し他端は外部露
出して大気に開放されている。19は例えばウルトラビ
ジョンと呼ばれる光学系を利用した火炎検知器で、内管
4の軸心O−Oに光軸を一致させて左側の太径部内に配
置されている。Aは燃焼用の空気、Gは燃料ガス、Mは
前述の副生ガスに都市ガス等を混合させた混合ガス(M
ガス)である。
【0020】パイロットバーナ機構1の装着状態が、図
4の2点鎖線で示されている。図4において、20は主
バーナ機構である。21は主バーナ機構20のバーナボ
デイ、22は1次エアノズル、23はガスノズル、24
は1次エアパイプ、25はガスパイプ、26はバーナタ
イルセット、27はアシストエアパイプ、28はパイプ
ホルダ、29はエアバタフライ弁、31はサイトホール
である。パイロットバーナ機構1は、主バーナ機構20
に傾斜して装着されている。
【0021】上述のような構成の本発明実施例の動作
を、図5を併用して次に説明する。ただし、図5のパイ
ロットバーナ機構1では、1個の点火プラグ17を設け
た場合が示されている。燃料ガスGと燃焼用空気Aは、
それぞれ供給管8と9を通してガス室R2 と空気室R1
に導入される。このときの燃料ガスGと燃焼用空気Aの
導入流量は、リミッティングオリィス11,12の前後
の差圧△Pから検出される。ガス室R2と空気室R1 に
導入された燃料ガスGと燃焼用の空気Aは、多孔板13
から混合燃焼室R3 に噴出する。
【0022】燃料ガスGは多孔板13に60°の角間隔
で設けられた6個の外側孔13cから、混合燃焼室R3
の内壁面に沿って噴出される。また、空気室R2 に導入
された空気Aは、1個の中心孔13aとそれを同一半径
上に囲む12個の中間孔13cから混合燃焼室R3 の中
心部に向けて噴射される。噴出した燃料ガスGと空気A
の噴流は、〔密度(ρ)×流速(v)2 〕で表される運
動エネルギーの差により空気Aの噴流側に吸引される。
【0023】特に、12個の中間孔13bから噴出する
空気Aの噴流により、所謂ゆるエジェクター(ejector)
の原理により矢印で示したように外側の6個の外側孔1
3cから吹き出された燃料ガスGを巻き込んで混合燃焼
室R3 の上流側で緻密かつ均一に混合させる。混合燃焼
室R3 の混合気体は、イグネッション・トーチからなる
点火プラグ17により点火される。点火により混合燃焼
室R3 内は、大気圧に近似した正圧状態になる。
【0024】正圧状態になった混合燃焼室R3 内で燃焼
した一部の火炎は保炎管14の内部の開口から吸込まれ
て、外部に露出した保炎管14の先端に図示のようなロ
ーソク火状の炎が形成されて点火が確認される。このよ
うにして、点火されたパイロットバーナ1の噴出火炎に
より、図4に示された主バーナ機構20のガスノズル2
3が着火されるようになっている。
【0025】前述の点火混合燃焼室R3 内部の燃焼状態
は本体2の後方の火炎検知器19により、適正な孔径に
作られた多孔板13の中心孔13aを通して正確に検知
される。万一、混合燃焼室R3 内の圧力変動や外乱等に
より失火が発生すると、火炎検知器19が失火を速かに
検知する。そして、主バーナ機構20の燃焼を遮断する
等の安全対策が実行される。また、本発明実施例に副生
ガスを用いてW・I制御したときの混合ガスの混合比率
と燃焼速度の測定値との関係が、次表に示されている。
【0026】
【表1】
【0027】右から3列目の数値は、前述したW・Iで
ある。下2欄のケース3と4は補給用の都市ガス等を混
入した混合ガスMを用いた場合で、共に燃焼速度が28
と30cm/sec に低下している。全ケース1乃至4にお
いて、W・Iの値が2560の一定値に制御される。し
かしながら、燃焼速度は、28〜46cm/sec の広い範
囲に亘って変動することが示されている。このような場
合の燃料ガスGの燃焼速度の変動に際して本発明の保炎
管14からの噴出火炎の容量は、内部圧と大気圧の差に
対応して変動する。この結果、失火の原因とされる内部
圧変動が抑制されて、安定した燃焼の継続が可能にな
る。
【0028】因みに、本発明実施例の実験結果を示せ
ば、図6の(a) と(b) で示す通りである。図6の(a) は
燃焼速度が45cm/sec で、(b) は28cm/sec のとき
の安定燃焼域が斜線枠で示されている。各図はいずれも
縦軸が空気Aの供給量で、横軸が燃料ガスGの供給量で
ある。本発明の実験・研究結果によれば、図示のように
燃焼速度の変動に対して広範囲の安定燃焼域が確保され
ている。対応する燃焼速度における従来装置の安定領域
を示す図7の(a),(b) と比較して、本発明の斜線域が著
しく拡大されていることが両図の比較から明らかであ
る。
【0029】また、多孔板13を利用した空気Aによる
燃料ガスGの吸引・混合型の燃焼構造でAとGの混合は
緩慢になるが、開口面積が絞られた噴出管18により噴
出火炎の流速増加に基づく直進性と長炎化が図られてパ
イロットバーナとしての機能が一層向上することにな
る。
【0030】この外、本発明実施例では従来装置に対し
て原理的には、燃料ガスGおよび空気Aの噴出用の多孔
板13と混合燃焼室R3 内に保炎管14を設けると共
に、先端に開口面積の狭い噴出管18を設けた構成が採
用されている。したがって、図5と図8に示されている
ように、構成部品の構造上の共通点が認められる。よっ
て、本発明実施例によれば、従来装置との互換性のある
パイロットバーナを実現できる利点もある。
【0031】なお、上述の本発明の実施例では本体を内
外の2つの管体をフランジで連結した場合を例示して説
明したが、フランジ以外の結合構造を適用してもよい。
また、燃料ガスの供給管や点火プラグ或いは火炎検知器
等に就いても、その構造や形状は必ずしも実施例に限定
するものではない。
【0032】
【発明の効果】この発明は、燃料ガスと燃焼用空気とを
混合燃焼室に噴出する円板状の多孔板と、混合燃焼室の
側壁に設けられ一端が燃焼用空気の噴出口の付近に開口
し他端が外気に連通した保炎管と、混合燃焼室の出口に
設けられた絞り部とを備えて混合燃焼室で燃料ガスと燃
焼用空気とを混合して燃焼させるパイロットバーナ機構
であって、多孔板に、軸心に設けられた単一の中心孔お
よび中心孔を囲む同一半径上にリング状に設けられた複
数の中間孔からなる燃焼用空気の噴出孔と、燃焼用空気
の噴出孔を囲む同一半径上に設けられた複数の外側孔か
らなる燃料ガスの噴出孔とを設けたパイロットバーナ機
構を構成した。
【0033】この結果、燃料ガスの燃焼速度の変動に際
して保炎管からの噴出火炎の容量は、内部圧と大気圧の
差に対応して変動し失火の原因とされる内部圧変動が抑
制されて安定な燃焼の継続が可能になる。また、多孔板
を利用した空気による燃料ガスの吸引・混合型の燃焼構
造にしたので、燃料ガスと空気の混合は緩慢になるが開
口面積が絞られた噴出管により噴出火炎の流速増加に基
づく直進性と長炎化が図られてパイロットバーナとして
の機能が向上することになる。さらに、従来装置と構成
部品の構造上に共通点が認められて従来装置との互換性
があり、保炎管や多孔板等の一部を改造するだけで上述
のような安定に燃焼状態を保持できる優れたパイロット
バーナが実現される。
【0034】よって、本発明によれば、広範囲な燃焼速
度をもつ燃料ガスに対して、常に安定した火炎が形成さ
れて継続的な燃焼が確保できるパイロットバーナ機構を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の構成説明図である。
【図2】図1のX−X断面図である。
【図3】図1の多孔板の平面図である。
【図4】本発明の実施例の適用例を示す説明図である。
【図5】この発明の実施例の動作説明図である。
【図6】この発明の実施例の特性説明図である。
【図7】従来のパイロットバーナ機構の特性説明図であ
る。
【図8】従来のパイロットバーナ機構の構成を示す原理
的説明図である。
【符号の説明】
1 パイロットバーナ機構 2 本体 3 外管 4 内管 5 フランジ 6 フランジ 7 小径部 8 供給管 9 供給管 11 リミッティングオリフィス 12 リミッティングオリフィス 13 多孔板 13a 中心孔 13b 中間孔 13c 外側孔 14 保炎管 15 取付部 16 取付部 17 点火プラグ 18 噴出管 19 火炎検知器 A 空気 G 燃料ガス M 混合ガス R1 空気室 R2 ガス室 R3 混合燃焼室
フロントページの続き (72)発明者 外堀 昭徳 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日本鋼管株式会社内 (72)発明者 藤井 良基 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日本鋼管株式会社内 (56)参考文献 実開 昭63−116754(JP,U) 実開 平3−30059(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F23Q 9/00 F23D 14/22 F23D 14/26

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料ガスと燃焼用空気とを混合燃焼室に
    噴出する円板状の多孔板と、前記混合燃焼室の側壁に設
    けられ一端が前記燃焼用空気の噴出口の付近に開口し他
    端が外気に連通した保炎管と、前記混合燃焼室の出口に
    設けられた絞り部とを備えて前記混合燃焼室で燃料ガス
    と燃焼用空気とを混合して燃焼させるパイロットバーナ
    機構であって、 前記多孔板に、軸心に設けられた単一の中心孔および該
    中心孔を囲む同一半径上にリング状に設けられた複数の
    中間孔からなる前記燃焼用空気の噴出孔と、該燃焼用空
    気の噴出孔を囲む同一半径上に設けられた複数の外側孔
    からなる前記燃料ガスの噴出孔とを設けた ことを特徴と
    するパイロットバーナ機構。
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