JP2976074B2 - 吸水ポンプ用2軸式ガスタービン - Google Patents
吸水ポンプ用2軸式ガスタービンInfo
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- 239000007789 gas Substances 0.000 description 24
- 239000000567 combustion gas Substances 0.000 description 6
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- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 3
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
- Engine Equipment That Uses Special Cycles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、出力軸が吸水ポンプの回転軸に直結された
2軸式のガスタービンに関するものである。
2軸式のガスタービンに関するものである。
(従来の技術) 商用電源を用いずに吸水ポンプを駆動する場合、原動
機として一般にはディーゼルエンジンが用いられてい
る。
機として一般にはディーゼルエンジンが用いられてい
る。
ところで、吸水管のバルブが故障して閉弁しない事態
に陥ると、吸水ポンプの運転を停止したときに、水が逆
流して原動機が逆転し、軸受等を損傷する。
に陥ると、吸水ポンプの運転を停止したときに、水が逆
流して原動機が逆転し、軸受等を損傷する。
従来一般的には、原動機の出力軸と吸水ポンプの回転
軸との間の動力伝達機構に、油圧クラッチ等を介装して
いたため、問題は回避されていた。
軸との間の動力伝達機構に、油圧クラッチ等を介装して
いたため、問題は回避されていた。
(発明が解決しようとする課題) ガスタービンはディーゼルエンジンと比較して小型・
軽量で高出力であり、特に2軸式ガスタービンは吸水ポ
ンプを駆動するのに最適の出力特性を有している。吸水
ポンプの原動機としてこのような2軸式ガスタービンを
用いた場合、出力軸が逆転すると、オイルポンプが正常
に作動せずに潤滑油が供給されない状態でパワータービ
ン軸が高速回転するので、軸受の損傷が激しく、逆転対
策は不可欠である。
軽量で高出力であり、特に2軸式ガスタービンは吸水ポ
ンプを駆動するのに最適の出力特性を有している。吸水
ポンプの原動機としてこのような2軸式ガスタービンを
用いた場合、出力軸が逆転すると、オイルポンプが正常
に作動せずに潤滑油が供給されない状態でパワータービ
ン軸が高速回転するので、軸受の損傷が激しく、逆転対
策は不可欠である。
ところが従来のように原動機の出力軸と吸水ポンプの
回転軸との間の動力伝達機構に油圧クラッチを介装した
場合、伝達トルクが大きいことから油圧クラッチが大型
化し、コストが高価であると共に設置スペースを多く必
要とする。
回転軸との間の動力伝達機構に油圧クラッチを介装した
場合、伝達トルクが大きいことから油圧クラッチが大型
化し、コストが高価であると共に設置スペースを多く必
要とする。
また油圧クラッチを保守・点検の容易な場所に設置す
る余裕のない場合もあり、原動機側に逆転対策を施す要
請が強かった。
る余裕のない場合もあり、原動機側に逆転対策を施す要
請が強かった。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するため、本発明の吸水ポンプ用2軸
式ガスタービンは、パワータービン軸と前記パワーター
ビン軸から回転力が出力される出力軸が、減速装置を介
して連結されており、前記減速装置は中間軸と複数の歯
車を備えており、前記中間軸の出力軸側に設けた歯車が
前記出力軸に設けた歯車より大径であり、前記中間軸の
逆転を阻止する逆転防止装置を設けたものである。
式ガスタービンは、パワータービン軸と前記パワーター
ビン軸から回転力が出力される出力軸が、減速装置を介
して連結されており、前記減速装置は中間軸と複数の歯
車を備えており、前記中間軸の出力軸側に設けた歯車が
前記出力軸に設けた歯車より大径であり、前記中間軸の
逆転を阻止する逆転防止装置を設けたものである。
(作用) 水の逆流により吸水ポンプの回転軸を介して出力軸が
逆転しても、逆転防止装置により中間軸の逆転が阻止さ
れる。したがって高速回転のパワータービン軸は逆転し
ない。
逆転しても、逆転防止装置により中間軸の逆転が阻止さ
れる。したがって高速回転のパワータービン軸は逆転し
ない。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を第1図〜第3図に基づいて
説明する。
説明する。
第2図は本発明の一実施例における吸水ポンプ用2軸
式ガスタービンの概略縦断正面図で、潤滑油を貯溜する
オイルパンを兼用した台床1上には、空気を吸入して高
温・高圧の燃焼ガスを発生するガス発生機2と、ガス発
生機2で発生した燃焼ガスから回転動力を取出す出力タ
ービン3と、出力タービン3で取出した回転動力を所定
の回転数に減速する減速装置4とが左側から右側にこの
順に配置されている。ガス発生機2の左側の側面には各
種補機類の軸受や歯車等を収容する補機ギヤボックス5
が取付けられている。
式ガスタービンの概略縦断正面図で、潤滑油を貯溜する
オイルパンを兼用した台床1上には、空気を吸入して高
温・高圧の燃焼ガスを発生するガス発生機2と、ガス発
生機2で発生した燃焼ガスから回転動力を取出す出力タ
ービン3と、出力タービン3で取出した回転動力を所定
の回転数に減速する減速装置4とが左側から右側にこの
順に配置されている。ガス発生機2の左側の側面には各
種補機類の軸受や歯車等を収容する補機ギヤボックス5
が取付けられている。
ガス発生機2は、空気を圧縮する遠心圧縮機のロータ
部分を構成するインペラ7や、圧縮された空気と燃料と
を混合して燃焼させることにより高温・高圧の燃焼ガス
を作出する燃焼器8や、燃焼ガスにより回転駆動されて
インペラ7を回転させる高圧タービンロータ9や、高圧
タービンロータ9の下流側に位置して高圧タービンロー
タ9と同様の動作をする低圧タービンロータ10等を備え
ている。出力タービン3は、低圧タービンロータ10の下
流側に位置して燃焼ガスにより回転駆動されるパワータ
ービンロータ12や、パワータービンロータ12を駆動した
後の燃焼ガスすなわち排気ガスを渦を発生させずに減速
させる排気ディフューザ13や、排気ガスを放出する排気
ダクト14や、パワータービンロータ12と一体に回転する
パワータービン軸15等を備えている。減速装置4は、パ
ワータービン軸15の回転動力を所定の回転速度に減速さ
せて出力軸17に伝達するための、中間軸18や複数の歯車
19〜22等を備えている。
部分を構成するインペラ7や、圧縮された空気と燃料と
を混合して燃焼させることにより高温・高圧の燃焼ガス
を作出する燃焼器8や、燃焼ガスにより回転駆動されて
インペラ7を回転させる高圧タービンロータ9や、高圧
タービンロータ9の下流側に位置して高圧タービンロー
タ9と同様の動作をする低圧タービンロータ10等を備え
ている。出力タービン3は、低圧タービンロータ10の下
流側に位置して燃焼ガスにより回転駆動されるパワータ
ービンロータ12や、パワータービンロータ12を駆動した
後の燃焼ガスすなわち排気ガスを渦を発生させずに減速
させる排気ディフューザ13や、排気ガスを放出する排気
ダクト14や、パワータービンロータ12と一体に回転する
パワータービン軸15等を備えている。減速装置4は、パ
ワータービン軸15の回転動力を所定の回転速度に減速さ
せて出力軸17に伝達するための、中間軸18や複数の歯車
19〜22等を備えている。
パワータービン軸15は、一端部(第2図では左端部)
を玉軸受24により、また他端部(第2図では右端部)を
1対のころ軸受25a,25bにより、各々軸芯回りに回動自
在に支持されている。中間軸18は1対のころ軸受26a,26
bにより軸芯回りに回動自在に支持されており、出力軸1
7は1対のころ軸受27a,27bにより軸芯回りに回動自在に
支持されている。歯車19はパワータービン軸15の他端部
外周に嵌合固定されて、中間軸18の一端部外周に嵌合固
定された歯車20に噛合している。歯車21は中間軸18の他
端部外周に設けられており、出力軸17の一端に固定され
た歯車22に噛合している。中間軸18の他端部には中間軸
18の逆転を阻止する逆転防止装置30が取付けられてい
る。
を玉軸受24により、また他端部(第2図では右端部)を
1対のころ軸受25a,25bにより、各々軸芯回りに回動自
在に支持されている。中間軸18は1対のころ軸受26a,26
bにより軸芯回りに回動自在に支持されており、出力軸1
7は1対のころ軸受27a,27bにより軸芯回りに回動自在に
支持されている。歯車19はパワータービン軸15の他端部
外周に嵌合固定されて、中間軸18の一端部外周に嵌合固
定された歯車20に噛合している。歯車21は中間軸18の他
端部外周に設けられており、出力軸17の一端に固定され
た歯車22に噛合している。中間軸18の他端部には中間軸
18の逆転を阻止する逆転防止装置30が取付けられてい
る。
第1図は本発明の一実施例における吸水ポンプ用2軸
式ガスタービンの要部拡大横断平面図で、逆転防止装置
30は、中間軸18の他端部に同芯状に一体に突設された突
出部18aの外周にキー嵌合する内輪32と、1対の玉軸受3
3a,33bを介して内輪32の外周に相対回動自在に遊嵌する
外輪34と、内輪32と外輪34との間に介装されたパッケー
ジタイプのワンウエイクラッチ35とにより構成されてい
る。外輪34は複数のボルト36によりブラケット37に取付
けられており、ブラケット37は複数のボルト38によりギ
アボックス本体39に取付けられている。外輪34には複数
のボルト40aによりカバー体40bが取付けられている。
式ガスタービンの要部拡大横断平面図で、逆転防止装置
30は、中間軸18の他端部に同芯状に一体に突設された突
出部18aの外周にキー嵌合する内輪32と、1対の玉軸受3
3a,33bを介して内輪32の外周に相対回動自在に遊嵌する
外輪34と、内輪32と外輪34との間に介装されたパッケー
ジタイプのワンウエイクラッチ35とにより構成されてい
る。外輪34は複数のボルト36によりブラケット37に取付
けられており、ブラケット37は複数のボルト38によりギ
アボックス本体39に取付けられている。外輪34には複数
のボルト40aによりカバー体40bが取付けられている。
第3図は本発明の一実施例における吸水ポンプ用2軸
式ガスタービンを採用した揚水設備の概略構成図で、2
軸式ガスタービン41の出力軸17はトルクメータ42を介し
て傘歯車減速機43の入力側の軸44に連結されており、傘
歯車減速機43の出力側の軸45は連結軸46を介して吸水ポ
ンプ47の回転軸48に連結されている。吸水ポンプ47の吐
出側には吐水管49の一端が接続されており、吐水管49の
他端は例えば処理用の水槽(図示せず)等に接続されて
いる。吸水ポンプ47は揚水場の槽内に配置されている。
吸水ポンプ47の回転軸48は吐水管49の鉛直部を貫通して
いる。なお図示していないが、吐水管49の適所には開閉
弁が設置されている。
式ガスタービンを採用した揚水設備の概略構成図で、2
軸式ガスタービン41の出力軸17はトルクメータ42を介し
て傘歯車減速機43の入力側の軸44に連結されており、傘
歯車減速機43の出力側の軸45は連結軸46を介して吸水ポ
ンプ47の回転軸48に連結されている。吸水ポンプ47の吐
出側には吐水管49の一端が接続されており、吐水管49の
他端は例えば処理用の水槽(図示せず)等に接続されて
いる。吸水ポンプ47は揚水場の槽内に配置されている。
吸水ポンプ47の回転軸48は吐水管49の鉛直部を貫通して
いる。なお図示していないが、吐水管49の適所には開閉
弁が設置されている。
次に動作を説明する。2軸式ガスタービン41の運転時
には、パワータービンロータ12と一体に回転するパワー
タービン軸15の回動力が歯車19,20を介して中間軸18に
伝達され、さらに歯車21,22を介して出力軸17に伝達さ
れ、さらに傘歯車減速機43と連結軸46とを介して回転軸
48に伝達されて吸水ポンプ47が駆動される。このとき中
間軸18は正転方向に回動するので、逆転防止装置30は中
間軸18の回動を阻止しない。
には、パワータービンロータ12と一体に回転するパワー
タービン軸15の回動力が歯車19,20を介して中間軸18に
伝達され、さらに歯車21,22を介して出力軸17に伝達さ
れ、さらに傘歯車減速機43と連結軸46とを介して回転軸
48に伝達されて吸水ポンプ47が駆動される。このとき中
間軸18は正転方向に回動するので、逆転防止装置30は中
間軸18の回動を阻止しない。
吐水管49の開閉弁が故障して閉弁しなくなると、2軸
式ガスタービン41の運転を停止したときに、吐水管49内
を水が逆流し、吸水ポンプ47の回転軸48に逆転方向のト
ルクが加わる。このトルクは連結軸46と傘歯車減速機43
とを介して2軸式ガスタービン41の出力軸17に伝達さ
れ、さらに歯車22と歯車21とを介して中間軸18に伝達さ
れる。これにより中間軸18が逆転しようとするが、逆転
防止装置30のワンウエイクラッチ35により中間軸18の逆
転は強固に阻止される。したがってパワータービン軸15
は逆回転せず、玉軸受24やころ軸受25a,25bが損傷する
ことはない。このとき、中間軸18が回転しないので、出
力軸17と吸水ポンプ47の回転軸48も回転しない。
式ガスタービン41の運転を停止したときに、吐水管49内
を水が逆流し、吸水ポンプ47の回転軸48に逆転方向のト
ルクが加わる。このトルクは連結軸46と傘歯車減速機43
とを介して2軸式ガスタービン41の出力軸17に伝達さ
れ、さらに歯車22と歯車21とを介して中間軸18に伝達さ
れる。これにより中間軸18が逆転しようとするが、逆転
防止装置30のワンウエイクラッチ35により中間軸18の逆
転は強固に阻止される。したがってパワータービン軸15
は逆回転せず、玉軸受24やころ軸受25a,25bが損傷する
ことはない。このとき、中間軸18が回転しないので、出
力軸17と吸水ポンプ47の回転軸48も回転しない。
なお、1対の軸受28a,28bにより軸芯周りに回動自在
に支持されたアイドラー歯車29は出力軸17の回転方向を
切替えるためのもので、アイドラー歯車29を用いずに歯
車21と歯車22とが噛合するようにすると、2軸式ガスタ
ービン41の運転時に出力軸17はパワータービン軸15と同
方向に回転する。中間軸18の設置位置を若干ずらせて、
歯車21が歯車22に噛合せずアイドラー歯車29に噛合する
ようにすると、中間軸18の回動力がアイドラー歯車29を
介して出力軸17に伝達されるので、2軸式ガスタービン
41の運転時に出力軸17はパワータービン軸15と逆方向に
回転する。
に支持されたアイドラー歯車29は出力軸17の回転方向を
切替えるためのもので、アイドラー歯車29を用いずに歯
車21と歯車22とが噛合するようにすると、2軸式ガスタ
ービン41の運転時に出力軸17はパワータービン軸15と同
方向に回転する。中間軸18の設置位置を若干ずらせて、
歯車21が歯車22に噛合せずアイドラー歯車29に噛合する
ようにすると、中間軸18の回動力がアイドラー歯車29を
介して出力軸17に伝達されるので、2軸式ガスタービン
41の運転時に出力軸17はパワータービン軸15と逆方向に
回転する。
このように、逆転防止装置30により中間軸18の逆転を
阻止するように構成したので、経済的にパワータービン
軸15の逆転を防止でき、出力軸17と吸水ポンプ47の回転
軸48とを支障なく直結できる。すなわち逆転防止装置30
によりパワータービン軸15の逆転を直接阻止しようとす
ると、パワータービン軸15は高速回転であるので逆転防
止装置30の玉軸受33a,33bもそれに耐え得る特殊なもの
を用いる必要があり、コストが高価になる。しかもパワ
ータービン軸15の周囲には逆転防止装置30を設置するス
ペースがない。また逆転防止装置30により出力軸17の逆
転を阻止しようとすると、出力軸17は低速でトルクが大
きいので逆転防止装置30が大型化してコストが高価にな
る。
阻止するように構成したので、経済的にパワータービン
軸15の逆転を防止でき、出力軸17と吸水ポンプ47の回転
軸48とを支障なく直結できる。すなわち逆転防止装置30
によりパワータービン軸15の逆転を直接阻止しようとす
ると、パワータービン軸15は高速回転であるので逆転防
止装置30の玉軸受33a,33bもそれに耐え得る特殊なもの
を用いる必要があり、コストが高価になる。しかもパワ
ータービン軸15の周囲には逆転防止装置30を設置するス
ペースがない。また逆転防止装置30により出力軸17の逆
転を阻止しようとすると、出力軸17は低速でトルクが大
きいので逆転防止装置30が大型化してコストが高価にな
る。
(別の実施例) 上記実施例においては、逆転防止装置30としてワンウ
ェイクラッチ35を利用したが、本発明はこのような構成
に限定されるものではなく、逆転防止装置30として例え
ばバンド式のブレーキを利用してもよい。
ェイクラッチ35を利用したが、本発明はこのような構成
に限定されるものではなく、逆転防止装置30として例え
ばバンド式のブレーキを利用してもよい。
(発明の効果) 以上説明したように本発明によれば、逆転防止装置に
より中間軸の逆転を阻止するように構成したので、経済
的にパワータービン軸の逆転を防止でき、出力軸と吸水
ポンプの回転軸とを支障なく直結できる。すなわち逆転
防止装置によりパワータービン軸の逆転を直接阻止しよ
うとすると、パワータービン軸は高速回転であるので逆
転防止装置の軸受等もそれに耐え得る特殊なものを用い
る必要があり、コストが高価になる。しかもパワーター
ビン軸の周囲には逆転防止装置を設置するスペースがな
い。また逆転防止装置により出力軸の逆転を阻止しよう
とすると、出力軸は低速でトルクが大きいので逆転防止
装置が大型化してコストが高価になる。本発明はこれら
の問題を一挙に解決したものである。
より中間軸の逆転を阻止するように構成したので、経済
的にパワータービン軸の逆転を防止でき、出力軸と吸水
ポンプの回転軸とを支障なく直結できる。すなわち逆転
防止装置によりパワータービン軸の逆転を直接阻止しよ
うとすると、パワータービン軸は高速回転であるので逆
転防止装置の軸受等もそれに耐え得る特殊なものを用い
る必要があり、コストが高価になる。しかもパワーター
ビン軸の周囲には逆転防止装置を設置するスペースがな
い。また逆転防止装置により出力軸の逆転を阻止しよう
とすると、出力軸は低速でトルクが大きいので逆転防止
装置が大型化してコストが高価になる。本発明はこれら
の問題を一挙に解決したものである。
第1図は本発明の一実施例における吸水ポンプ用2軸式
ガスタービンの要部拡大横断平面図、第2図は同吸水ポ
ンプ用2軸式ガスタービンの概略縦断正面図、第3図は
同吸水ポンプ用2軸式ガスタービンを採用した揚水設備
の概略構成図である。 4……減速装置、15……パワータービン軸、17……出力
軸、18……中間軸、19〜22……歯車、47……吸水ポン
プ、48……回転軸
ガスタービンの要部拡大横断平面図、第2図は同吸水ポ
ンプ用2軸式ガスタービンの概略縦断正面図、第3図は
同吸水ポンプ用2軸式ガスタービンを採用した揚水設備
の概略構成図である。 4……減速装置、15……パワータービン軸、17……出力
軸、18……中間軸、19〜22……歯車、47……吸水ポン
プ、48……回転軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F02C 7/36 F02C 3/10 F01D 15/08
Claims (1)
- 【請求項1】パワータービン軸と前記パワータービン軸
から回転力が出力される出力軸が、減速装置を介して連
結されており、前記減速装置は中間軸と複数の歯車を備
えており、前記中間軸の出力軸側に設けた歯車が前記出
力軸に設けた歯車より大径であり、前記中間軸の逆転を
阻止する逆転防止装置を設けたことを特徴とする吸水ポ
ンプ用2軸式ガスタービン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1303949A JP2976074B2 (ja) | 1989-11-22 | 1989-11-22 | 吸水ポンプ用2軸式ガスタービン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1303949A JP2976074B2 (ja) | 1989-11-22 | 1989-11-22 | 吸水ポンプ用2軸式ガスタービン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03164534A JPH03164534A (ja) | 1991-07-16 |
JP2976074B2 true JP2976074B2 (ja) | 1999-11-10 |
Family
ID=17927233
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1303949A Expired - Fee Related JP2976074B2 (ja) | 1989-11-22 | 1989-11-22 | 吸水ポンプ用2軸式ガスタービン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2976074B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2905414B1 (fr) * | 2006-08-29 | 2013-03-01 | Snecma | Dispositif d'entrainement du rotor d'un equipement auxiliaire d'un turbomoteur. |
-
1989
- 1989-11-22 JP JP1303949A patent/JP2976074B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03164534A (ja) | 1991-07-16 |
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