JP2975598B1 - ルアー - Google Patents
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- JP2975598B1 JP2975598B1 JP29208198A JP29208198A JP2975598B1 JP 2975598 B1 JP2975598 B1 JP 2975598B1 JP 29208198 A JP29208198 A JP 29208198A JP 29208198 A JP29208198 A JP 29208198A JP 2975598 B1 JP2975598 B1 JP 2975598B1
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Abstract
【要約】
【課題】 本発明は、様々な動作を機敏に起こさせるこ
とができる、更に、短時間で設定深度まで確実に潜行さ
せることができるルアーを提供することを課題とする。 【解決手段】 水流抵抗板3が設けられたルアーに於い
て、前記水流抵抗板3が、連結部7を介してルアー本体
2に連結されており、該連結部7が、水流抵抗板3の最
大横幅部W1の1/3以下の長さの最小横幅部W2を有
するように形成されていることを解決手段とする。
とができる、更に、短時間で設定深度まで確実に潜行さ
せることができるルアーを提供することを課題とする。 【解決手段】 水流抵抗板3が設けられたルアーに於い
て、前記水流抵抗板3が、連結部7を介してルアー本体
2に連結されており、該連結部7が、水流抵抗板3の最
大横幅部W1の1/3以下の長さの最小横幅部W2を有
するように形成されていることを解決手段とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水流抵抗板が設け
られているルアーに関する。
られているルアーに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
図6に示すように、魚やエビ等に似た形状に形成された
ルアー本体12の先端部に、帯板状の水流抵抗板14
(所謂リップ)が突設されたルアー11が知られてい
る。かかるルアー11は、ルアー本体12の先端に設け
られたリング等のミチ糸締結部15にミチ糸を締結して
リーリングすることにより、水流抵抗板14が水流を受
け、ルアー11を潜行させたり、或いは左右に揺動させ
たりして自然な動きを演出させることができる。
図6に示すように、魚やエビ等に似た形状に形成された
ルアー本体12の先端部に、帯板状の水流抵抗板14
(所謂リップ)が突設されたルアー11が知られてい
る。かかるルアー11は、ルアー本体12の先端に設け
られたリング等のミチ糸締結部15にミチ糸を締結して
リーリングすることにより、水流抵抗板14が水流を受
け、ルアー11を潜行させたり、或いは左右に揺動させ
たりして自然な動きを演出させることができる。
【0003】しかしながら、近年の釣り人口の増加に起
因して対象魚の学習が進み、上記のようなルアーの定常
的な動きのみでは対象魚がルアーを疑似であることに気
付き、喰いが悪くなってきたという現象が見られる。
因して対象魚の学習が進み、上記のようなルアーの定常
的な動きのみでは対象魚がルアーを疑似であることに気
付き、喰いが悪くなってきたという現象が見られる。
【0004】そこで、潜行や左右揺動の動き(定常的な
動作)のみならず、遊泳中のルアーを停止させる、或い
は釣竿を小刻みに振動させることによりルアーに不規則
な予測できない動き(非定常的な動作)を起こすことが
できるルアーが要求されている。
動作)のみならず、遊泳中のルアーを停止させる、或い
は釣竿を小刻みに振動させることによりルアーに不規則
な予測できない動き(非定常的な動作)を起こすことが
できるルアーが要求されている。
【0005】しかしながら、上記従来の抵抗板付きのル
アー11にあっては、水流抵抗板14に受けた水流の切
れが悪く、非定常的な動作を機敏に起こさせることがで
きないという問題点があった。
アー11にあっては、水流抵抗板14に受けた水流の切
れが悪く、非定常的な動作を機敏に起こさせることがで
きないという問題点があった。
【0006】さらに、設定した水深まで潜行しなかった
り、或いは、設定した水深までに到達しても該到達に要
する時間が長いという問題点があった。
り、或いは、設定した水深までに到達しても該到達に要
する時間が長いという問題点があった。
【0007】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
ので、様々な動作を機敏に起こさせることができるルア
ーを提供することを課題とする。さらに、設定深度まで
確実に潜行させることができ、しかも、到達所要時間の
短いルアーを提供することを課題とする。
ので、様々な動作を機敏に起こさせることができるルア
ーを提供することを課題とする。さらに、設定深度まで
確実に潜行させることができ、しかも、到達所要時間の
短いルアーを提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するためになされたもので、その課題を解決するため
の手段としては、水流抵抗板3が設けられたルアーに於
いて、前記水流抵抗板3が、連結部7を介してルアー本
体2に連結されており、該連結部7が、水流抵抗板3の
最大横幅部W1の1/3以下の長さの最小横幅部W2を
有するように形成されていると共に、前記連結部7の形
状が、上方側から下方側に次第に拡がる 横断面形状を有
することにある。
決するためになされたもので、その課題を解決するため
の手段としては、水流抵抗板3が設けられたルアーに於
いて、前記水流抵抗板3が、連結部7を介してルアー本
体2に連結されており、該連結部7が、水流抵抗板3の
最大横幅部W1の1/3以下の長さの最小横幅部W2を
有するように形成されていると共に、前記連結部7の形
状が、上方側から下方側に次第に拡がる 横断面形状を有
することにある。
【0009】従来のルアー11は、図6に示すように、
水流抵抗板14とルアー本体12との連結部(水流抵抗
板14の後端部)が、水流抵抗板14の最大横幅の長さ
の1/2程度であり、水流抵抗板14に受けた水流が、
前記連結部(水流抵抗板14の後端部)に当たり、水切
れが悪い。一方、本発明に係るルアーによれば、連結部
7が、水流抵抗板3の最大横幅部W1の1/3以下の長
さの最小横幅部W2を有するので、従来のルアー11に
比べて連結部7の横幅の割合が小さく、従って、水流抵
抗板3に受けた水流が、後方側へ流れていった際に、連
結部7に当たる量が少なくなり水切れがよい。
水流抵抗板14とルアー本体12との連結部(水流抵抗
板14の後端部)が、水流抵抗板14の最大横幅の長さ
の1/2程度であり、水流抵抗板14に受けた水流が、
前記連結部(水流抵抗板14の後端部)に当たり、水切
れが悪い。一方、本発明に係るルアーによれば、連結部
7が、水流抵抗板3の最大横幅部W1の1/3以下の長
さの最小横幅部W2を有するので、従来のルアー11に
比べて連結部7の横幅の割合が小さく、従って、水流抵
抗板3に受けた水流が、後方側へ流れていった際に、連
結部7に当たる量が少なくなり水切れがよい。
【0010】特に、前記連結部7の形状が、上方側から
下方側に次第に拡がる横断面形状を有する(換言すれ
ば、前記連結部7の側面部7aが、上方側から下方側に
次第に拡がる傾斜面を有する)ように形成されているの
で、水流抵抗板3の上面部3aに受けた水流は、該連結
部7の傾斜面に沿って整流されてルアー本体2の下方側
に流れ、更に水切れがよく好ましい。
下方側に次第に拡がる横断面形状を有する(換言すれ
ば、前記連結部7の側面部7aが、上方側から下方側に
次第に拡がる傾斜面を有する)ように形成されているの
で、水流抵抗板3の上面部3aに受けた水流は、該連結
部7の傾斜面に沿って整流されてルアー本体2の下方側
に流れ、更に水切れがよく好ましい。
【0011】さらに、前記連結部7が、水流抵抗板3の
最大横幅部W1の1/4以下の長さの最小横幅部W2を
有するように形成されていることは、連結部7が更に細
い横幅部を有するので、更に水切れがよく好ましい。
最大横幅部W1の1/4以下の長さの最小横幅部W2を
有するように形成されていることは、連結部7が更に細
い横幅部を有するので、更に水切れがよく好ましい。
【0012】また、前記連結部7が、水流抵抗板3の最
大横幅部W1の1/3〜1/5の長さ、更に好ましく
は、1/4〜1/5の長さの最小横幅部W2を有するよ
うに形成される場合には、該連結部7を公知な材料(例
えば、ABS等の合成樹脂)のみで構成することがで
き、比較的安価に製造できるので好ましい。
大横幅部W1の1/3〜1/5の長さ、更に好ましく
は、1/4〜1/5の長さの最小横幅部W2を有するよ
うに形成される場合には、該連結部7を公知な材料(例
えば、ABS等の合成樹脂)のみで構成することがで
き、比較的安価に製造できるので好ましい。
【0013】さらに、請求項2記載の手段は、水流抵抗
板3が設けられたルアーに於いて、前記水流抵抗板3
が、連結部7を介してルアー本体2に連結されており、
前記連結部7の形状が、上方側から下方側に次第に拡が
る横断面形状を有することにある。
板3が設けられたルアーに於いて、前記水流抵抗板3
が、連結部7を介してルアー本体2に連結されており、
前記連結部7の形状が、上方側から下方側に次第に拡が
る横断面形状を有することにある。
【0014】上記構成からなるルアーは、水流抵抗板3
を連結する連結部7の形状が、上方側から下方側に次第
に拡がる横断面形状を有する(換言すれば、連結部7の
側面部7aが、上方側から下方側に次第に拡がる傾斜面
を有する)ので、水流抵抗板3の上面部3aに受けた水
流は、該連結部7の傾斜面に沿って整流されてルアー本
体2の下方側に流れる。従って、水流抵抗板3に受けた
水流の水切れがよい。
を連結する連結部7の形状が、上方側から下方側に次第
に拡がる横断面形状を有する(換言すれば、連結部7の
側面部7aが、上方側から下方側に次第に拡がる傾斜面
を有する)ので、水流抵抗板3の上面部3aに受けた水
流は、該連結部7の傾斜面に沿って整流されてルアー本
体2の下方側に流れる。従って、水流抵抗板3に受けた
水流の水切れがよい。
【0015】さらに、前記連結部7の形状が、上方側か
ら下方側に次第に拡がる対称的な横断面形状であること
は好ましく、具体的には、前記連結部7の横断面形状
が、上面側に頂点を有する二等辺三角形状などが例示で
きる。尚、前記水流抵抗板3は、連結部7を介してルア
ー本体2に着脱可能に設けてもよい。
ら下方側に次第に拡がる対称的な横断面形状であること
は好ましく、具体的には、前記連結部7の横断面形状
が、上面側に頂点を有する二等辺三角形状などが例示で
きる。尚、前記水流抵抗板3は、連結部7を介してルア
ー本体2に着脱可能に設けてもよい。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るルアーについ
て適宜図面を参照しつつ説明する。図1に於いて、1
は、ルアー本体2に水流抵抗板3が設けられたルアーを
示す。ルアー本体2は、全体が所定形状(例えば、小
魚、虫等に似せた疑似形状であって先端部が尖状に形成
された形状)に形成されており、その所定位置(例え
ば、中央下方側及び後端側)には、釣針(図示せず)の
取付けられる環5が設けられている。ルアー本体2は、
ABS樹脂等の合成樹脂により構成されているが、その
他、木や軽金属等の公知の材料により構成されていても
よい(尚、後述する水流抵抗板3及び連結部7について
も、公知の材料により構成されている)。
て適宜図面を参照しつつ説明する。図1に於いて、1
は、ルアー本体2に水流抵抗板3が設けられたルアーを
示す。ルアー本体2は、全体が所定形状(例えば、小
魚、虫等に似せた疑似形状であって先端部が尖状に形成
された形状)に形成されており、その所定位置(例え
ば、中央下方側及び後端側)には、釣針(図示せず)の
取付けられる環5が設けられている。ルアー本体2は、
ABS樹脂等の合成樹脂により構成されているが、その
他、木や軽金属等の公知の材料により構成されていても
よい(尚、後述する水流抵抗板3及び連結部7について
も、公知の材料により構成されている)。
【0017】ルアー本体2の先端側には、連結部7を介
して水流抵抗板3が設けられている。水流抵抗板3は、
例えば、先端部及び後端部が尖状で、且つ中央部が幅広
の形状(平面紡錘状)に形成されている。尚、6は、水
流抵抗板3の上面部3aの中央付近に突設されたリング
等のミチ糸締結部を示す。
して水流抵抗板3が設けられている。水流抵抗板3は、
例えば、先端部及び後端部が尖状で、且つ中央部が幅広
の形状(平面紡錘状)に形成されている。尚、6は、水
流抵抗板3の上面部3aの中央付近に突設されたリング
等のミチ糸締結部を示す。
【0018】連結部7は、その後端部がルアー本体2の
先端部下方に、且つその先端部が水流抵抗板3の後端部
下方にそれぞれ固定されており、ルアー本体2と水流抵
抗板3とを連結している。尚、連結部7は、ルアー本体
2と水流抵抗板3に一体的に成形されている。連結部7
の最小横幅部W2は、水流抵抗板3の最大横幅部W1の
長さの1/4程度に形成されている。
先端部下方に、且つその先端部が水流抵抗板3の後端部
下方にそれぞれ固定されており、ルアー本体2と水流抵
抗板3とを連結している。尚、連結部7は、ルアー本体
2と水流抵抗板3に一体的に成形されている。連結部7
の最小横幅部W2は、水流抵抗板3の最大横幅部W1の
長さの1/4程度に形成されている。
【0019】ここで、前記連結部7は、水流抵抗板3を
ルアー本体2に連結する働きのみならず、水流抵抗板3
の上面3aに受けた水流をルアー本体2の下方側に円滑
に流す働きを有するため、その最小横幅部W2はできる
だけ細い方が好ましい。具体的には、連結部7は、その
最小横幅部W2が、水流抵抗板3の最大横幅部W1の1
/3以下、更に好ましくは、水流抵抗板3の最大横幅部
W1の1/4以下に形成されていることが好ましい。
ルアー本体2に連結する働きのみならず、水流抵抗板3
の上面3aに受けた水流をルアー本体2の下方側に円滑
に流す働きを有するため、その最小横幅部W2はできる
だけ細い方が好ましい。具体的には、連結部7は、その
最小横幅部W2が、水流抵抗板3の最大横幅部W1の1
/3以下、更に好ましくは、水流抵抗板3の最大横幅部
W1の1/4以下に形成されていることが好ましい。
【0020】一方、連結部7の最小横幅部W2の下限
は、遊泳時に折れ曲がらない程度の幅を有すればよく、
連結部7を構成する材料等(材料によって強度が異なる
ため)によって適宜選択すればよい。例えば、ルアーの
構成材料として一般に用いられているABS樹脂等の合
成樹脂によって構成した場合には、連結部7の最小横幅
部W2は、水流抵抗板3の最大横幅部W1の1/5以上
に形成すれば、遊泳中に折れ曲がらないので好ましい。
但し、連結部7を合成樹脂で成型した場合であっても、
例えば、該樹脂内に補強材(例えば、鋼線等)を埋設し
て補強することにより、最小横幅部W2を水流抵抗板3
の最大横幅部W1の1/5未満に形成することもでき
る。要は、連結部7の最小横幅部W2は、上述のよう
に、遊泳時に折れ曲がらない程度の幅を有すればよい。
は、遊泳時に折れ曲がらない程度の幅を有すればよく、
連結部7を構成する材料等(材料によって強度が異なる
ため)によって適宜選択すればよい。例えば、ルアーの
構成材料として一般に用いられているABS樹脂等の合
成樹脂によって構成した場合には、連結部7の最小横幅
部W2は、水流抵抗板3の最大横幅部W1の1/5以上
に形成すれば、遊泳中に折れ曲がらないので好ましい。
但し、連結部7を合成樹脂で成型した場合であっても、
例えば、該樹脂内に補強材(例えば、鋼線等)を埋設し
て補強することにより、最小横幅部W2を水流抵抗板3
の最大横幅部W1の1/5未満に形成することもでき
る。要は、連結部7の最小横幅部W2は、上述のよう
に、遊泳時に折れ曲がらない程度の幅を有すればよい。
【0021】また、連結部7の外形は、その両方の側面
部7a,7aが、図4に示すように、上方側から下方側
に次第に外側に拡がる傾斜面に形成されており、該傾斜
面は、対称的に形成されている。すなわち、連結部7の
横断面形状が、上方側から下方側に次第に外側に拡がる
対照的な形状に形成されている。かかる傾斜面が形成さ
れた連結部7の具体的な形状としては、図4に示すよう
に、例えば、その横断面形状が、上面側に頂点を有する
二等辺三角形状(又は正三角形状)が例示される。
部7a,7aが、図4に示すように、上方側から下方側
に次第に外側に拡がる傾斜面に形成されており、該傾斜
面は、対称的に形成されている。すなわち、連結部7の
横断面形状が、上方側から下方側に次第に外側に拡がる
対照的な形状に形成されている。かかる傾斜面が形成さ
れた連結部7の具体的な形状としては、図4に示すよう
に、例えば、その横断面形状が、上面側に頂点を有する
二等辺三角形状(又は正三角形状)が例示される。
【0022】上記構成からなるルアーは、水流抵抗板3
とルアー本体2とを連結する連結部7が、水流抵抗板3
の1/4に形成されているので、従来のルアーに比べ
て、水流抵抗板3に受けた水流が、連結部7に当たる量
が少なく、水切れがよい(図1参照)。従って、ルアー
の機敏な動作を起こさせることができる。さらに、水切
れがよいことから、設定深度まで確実に潜行させること
ができ、且つかかる到達に要する時間も短くなる。
とルアー本体2とを連結する連結部7が、水流抵抗板3
の1/4に形成されているので、従来のルアーに比べ
て、水流抵抗板3に受けた水流が、連結部7に当たる量
が少なく、水切れがよい(図1参照)。従って、ルアー
の機敏な動作を起こさせることができる。さらに、水切
れがよいことから、設定深度まで確実に潜行させること
ができ、且つかかる到達に要する時間も短くなる。
【0023】加えて、本発明のルアーは、従来のルアー
に比べて連結部7を細く形成したので、従来に比べて弾
力性があり、従って、例えば、リーリングを止めた際、
ルアー本体2の揺動を連結部7が若干吸収し、ルアー本
体2の慣性を抑制することができ、よって、使用者の期
待通りに遊泳中のルアーをブレることなく確実に停止さ
せることができ、停止性能の向上を図ることができる。
に比べて連結部7を細く形成したので、従来に比べて弾
力性があり、従って、例えば、リーリングを止めた際、
ルアー本体2の揺動を連結部7が若干吸収し、ルアー本
体2の慣性を抑制することができ、よって、使用者の期
待通りに遊泳中のルアーをブレることなく確実に停止さ
せることができ、停止性能の向上を図ることができる。
【0024】さらに、連結部7の側面部7aが、上方側
から下方側に次第に拡がる傾斜面として形成されている
ので、水流抵抗板3の上面部3aに受けた水流は、該連
結部7の傾斜面に沿って整流されてルアー本体2の下方
側に流れる(図1及び図2参照)。従って、水流抵抗板
3に受けた水流の水切れがよく、上記の効果を奏する。
から下方側に次第に拡がる傾斜面として形成されている
ので、水流抵抗板3の上面部3aに受けた水流は、該連
結部7の傾斜面に沿って整流されてルアー本体2の下方
側に流れる(図1及び図2参照)。従って、水流抵抗板
3に受けた水流の水切れがよく、上記の効果を奏する。
【0025】尚、上記実施形態に於いて、連結部7の側
面部7a,7aは、対称的な傾斜面に形成されている
が、必ずしも対称的な傾斜面に形成されていなければな
らないわけではない。
面部7a,7aは、対称的な傾斜面に形成されている
が、必ずしも対称的な傾斜面に形成されていなければな
らないわけではない。
【0026】さらに、上記実施形態に於いて、連結部7
の側面部7aは、直線状の傾斜面を例示しているが、例
えば、図5(イ)に示すように、円弧状(又は逆円弧
状)の傾斜面に形成されていてもよい。尚、上記実施形
態に於いては、連結部7の側面部7aの全面が傾斜面に
形成されているが、連結部7の側面部7aの一部の面が
傾斜面に形成されていてもよい。一部の面であっても整
流作用を奏するからである。
の側面部7aは、直線状の傾斜面を例示しているが、例
えば、図5(イ)に示すように、円弧状(又は逆円弧
状)の傾斜面に形成されていてもよい。尚、上記実施形
態に於いては、連結部7の側面部7aの全面が傾斜面に
形成されているが、連結部7の側面部7aの一部の面が
傾斜面に形成されていてもよい。一部の面であっても整
流作用を奏するからである。
【0027】また、上記実施形態に於いて、連結部7の
断面形状は、二等辺三角形状に形成されているが、例え
ば、三角形状、半円状、図5(ロ)に示すような台形状
等の形状に形成されていてもよい。
断面形状は、二等辺三角形状に形成されているが、例え
ば、三角形状、半円状、図5(ロ)に示すような台形状
等の形状に形成されていてもよい。
【0028】さらに、上記実施形態に於いて、連結部
7、水流抵抗板3及びルアー本体2は一体的に形成され
ているが、必ずしもこれら全てが一体的に形成されてい
る構成に限定されず、例えば、連結部7、水流抵抗板3
及びルアー本体2がそれぞれ別体で形成され、且つそれ
ら各部材が接着剤等の固定手段を用いて固定されていて
もよい。また、連結部7及び水流抵抗板3が一体的に形
成され、且つ該連結部7がルアー本体2に接着剤等の固
定手段を用いて固定されていてもよく、又、連結部7及
びルアー本体2が一体的に形成され、且つ該連結部7が
水流抵抗板3に接着剤等の固定手段を用いて固定されて
いてもよい。加えて、上記固定手段として、ねじ止めや
凹凸嵌合等の着脱可能な固定手段を用いれば、使用者が
必要に応じて水流抵抗板3等を交換できるという利点が
ある。
7、水流抵抗板3及びルアー本体2は一体的に形成され
ているが、必ずしもこれら全てが一体的に形成されてい
る構成に限定されず、例えば、連結部7、水流抵抗板3
及びルアー本体2がそれぞれ別体で形成され、且つそれ
ら各部材が接着剤等の固定手段を用いて固定されていて
もよい。また、連結部7及び水流抵抗板3が一体的に形
成され、且つ該連結部7がルアー本体2に接着剤等の固
定手段を用いて固定されていてもよく、又、連結部7及
びルアー本体2が一体的に形成され、且つ該連結部7が
水流抵抗板3に接着剤等の固定手段を用いて固定されて
いてもよい。加えて、上記固定手段として、ねじ止めや
凹凸嵌合等の着脱可能な固定手段を用いれば、使用者が
必要に応じて水流抵抗板3等を交換できるという利点が
ある。
【0029】さらに、上記実施形態に於いて、水流抵抗
板3は、平面紡錘状に形成されているが、必ずしも水流
抵抗板3はかかる形状に限定されず、その他適宜の形状
に形成することができる。
板3は、平面紡錘状に形成されているが、必ずしも水流
抵抗板3はかかる形状に限定されず、その他適宜の形状
に形成することができる。
【0030】
【発明の効果】以上のように、本発明に係るルアーは、
連結部が、水流抵抗板の最大横幅部の1/3以下(又は
1/4以下)の長さの最小横幅部を有するように形成さ
れているので、水切れがよく、従って、様々な動作を機
敏に起こさせることができ、しかも、設定深度まで確実
に且つ短時間で潜行させることができるという顕著な効
果を奏するに至った。また、従来のルアーに比べて相対
的に連結部が細くなるため、ルアーの停止性能の向上が
期待される。
連結部が、水流抵抗板の最大横幅部の1/3以下(又は
1/4以下)の長さの最小横幅部を有するように形成さ
れているので、水切れがよく、従って、様々な動作を機
敏に起こさせることができ、しかも、設定深度まで確実
に且つ短時間で潜行させることができるという顕著な効
果を奏するに至った。また、従来のルアーに比べて相対
的に連結部が細くなるため、ルアーの停止性能の向上が
期待される。
【0031】特に、前記連結部7の形状が、上方側から
下方側に次第に拡がる横断面形状を有するように形成さ
れているので、前記最小横幅部の作用と相乗効果を発揮
して、より水切れがよくなるという利点を有する。
下方側に次第に拡がる横断面形状を有するように形成さ
れているので、前記最小横幅部の作用と相乗効果を発揮
して、より水切れがよくなるという利点を有する。
【0032】さらに、請求項2記載のルアーによれば、
水流は、連結部に沿って整流されてルアー本体の下方側
に流れるため、水切れがよく、従って、様々な動作を機
敏に起こさせることができ、しかも、設定深度まで確実
に且つ短時間で潜行させることができるという顕著な効
果を奏する。
水流は、連結部に沿って整流されてルアー本体の下方側
に流れるため、水切れがよく、従って、様々な動作を機
敏に起こさせることができ、しかも、設定深度まで確実
に且つ短時間で潜行させることができるという顕著な効
果を奏する。
【図1】本発明に係るルアーの一実施形態を示す側面
図。尚、一点鎖線の太矢印で水の流れを示す。
図。尚、一点鎖線の太矢印で水の流れを示す。
【図2】同平面図。尚、一点鎖線の太矢印で水の流れを
示す。
示す。
【図3】同底面図。
【図4】図2のA−A線断面図。
【図5】(イ)、(ロ)共に、本発明に係るルアーの連
結部の他実施形態を示す断面図。
結部の他実施形態を示す断面図。
【図6】従来の水流抵抗板付きのルアーを示す平面図。
2…ルアー本体、3…水流抵抗板、7…連結部、7a…
連結部の側面部、W1…水流抵抗板の最大横幅部、W2
…連結部の最小横幅部
連結部の側面部、W1…水流抵抗板の最大横幅部、W2
…連結部の最小横幅部
Claims (4)
- 【請求項1】 水流抵抗板(3)が設けられたルアーに
於いて、前記水流抵抗板(3)が、連結部(7)を介し
てルアー本体(2)に連結されており、該連結部(7)
が、水流抵抗板(3)の最大横幅部(W1)の1/3以
下の長さの最小横幅部(W2)を有するように形成され
ていると共に、前記連結部(7)の形状が、上方側から
下方側に次第に拡がる横断面形状を有することを特徴と
するルアー。 - 【請求項2】 水流抵抗板(3)が設けられたルアーに
於いて、前記水流抵抗板(3)が、連結部(7)を介し
てルアー本体(2)に連結されており、前記連結部
(7)が、上方側から下方側に次第に拡がる横断面形状
を有することを特徴とするルアー。 - 【請求項3】 前記連結部(7)の形状が、上方側から
下方側に次第に拡がる対称的な横断面形状を有する請求
項1又は2記載のルアー。 - 【請求項4】 前記連結部(7)の横断面形状が、上面
側に頂点を有する二等辺三角形状である請求項1〜3の
何れかに記載のルアー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29208198A JP2975598B1 (ja) | 1998-10-14 | 1998-10-14 | ルアー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29208198A JP2975598B1 (ja) | 1998-10-14 | 1998-10-14 | ルアー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2975598B1 true JP2975598B1 (ja) | 1999-11-10 |
JP2000116282A JP2000116282A (ja) | 2000-04-25 |
Family
ID=17777306
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29208198A Expired - Fee Related JP2975598B1 (ja) | 1998-10-14 | 1998-10-14 | ルアー |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2975598B1 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007049971A (ja) * | 2005-08-19 | 2007-03-01 | Marukiyuu Kk | ルアー |
-
1998
- 1998-10-14 JP JP29208198A patent/JP2975598B1/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000116282A (ja) | 2000-04-25 |
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