JP2974981B2 - サテライトをベースとするテレコミュニケーションシステムのためのパワーコントロール方法及び装置 - Google Patents

サテライトをベースとするテレコミュニケーションシステムのためのパワーコントロール方法及び装置

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JP2974981B2 JP9147015A JP14701597A JP2974981B2 JP 2974981 B2 JP2974981 B2 JP 2974981B2 JP 9147015 A JP9147015 A JP 9147015A JP 14701597 A JP14701597 A JP 14701597A JP 2974981 B2 JP2974981 B2 JP 2974981B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に、サテライ
トをベースとするテレコミュニケーション技術に関す
る。より詳細には、本発明は、ユーザターミナルとのサ
ービスに所望の質を維持しながらサテライトのパワー
(電力)利用を最適化するためのパワーコントロール装
置に係る。
【0002】
【従来の技術】サテライトをベースとするテレコミュニ
ケーションシステムは、ユーザターミナル(移動及び固
定)と地球ステーションとの間にセルラーコミュニケー
ションリンクを与えるものが提案されている。地球ステ
ーションは、ユーザターミナルを、公衆地上移動ネット
ワーク(PLMN)、公衆交換電話回線、他の地球ステ
ーション及びサテライト等を介して遠隔の発信/着信通
話者に接続する。各ユーザターミナルは、対応する送り
及び戻りリンクに沿って指定の地球ステーションと通信
し、上記リンクは、ユーザターミナル及び地球ステーシ
ョンをその視野内に有するサテライトによってサポート
される。
【0003】各サテライトは、地球の有効到達領域即ち
足跡を定める少なくとも1つのアンテナを備えている。
サテライトのアンテナは、有効到達領域を多数のビーム
スポットに分割する。各ビームスポットには、少なくと
も1つの周波数サブバンドが指定され、これに沿ってコ
ミュニケーション信号がユーザターミナルと地球ステー
ションとの間で送り及び戻り方向に送られる。各サブバ
ンドは、複数のユーザターミナルからのコミュニケーシ
ョンをサポートする。ユーザターミナルには、関連サブ
バンド内の独特の送信チャンネル即ち「回路」が指定さ
れる。このチャンネル即ち「回路」は、対応するユーザ
ターミナルが、コミュニケーションデータ及び/又はコ
マンド情報の個別のフレーム又はパケットを含むRF信
号を送信及び受信するところの独特な経路を表す。チャ
ンネル即ち回路は、時分割多重アクセス(TDMA)、
周波数分割多重アクセス(FDMA)、コード分割多重
アクセス(CDMA)又はその組み合わせのようなシス
テムのコード化技術に基づいて種々の方法で定義するこ
とができる。
【0004】各地球ステーション、サテライト及びユー
ザターミナルの送信器は、意図された受信器が所望のサ
ービスの質でRF信号を受信するよう確保するに充分な
電力でRF信号を放射する。コミュニケーションリンク
のサービスの質は、RF信号の信号対雑音比(SNR)
に基づく。異なる形式のユーザターミナル(ポータブ
ル、固定、特殊、地理的指向、等)は、所望のサービス
の質を与えるのに必要とされる関連最小SNRレベルを
有している。従って、各サテライトは、意図されるユー
ザターミナルの形式に基づく所望のサービスの質を維持
するために変化する電力レベルで関連サブバンドにおい
てRF信号を送信しなければならない。
【0005】更に、サテライトは、関連サブバンドに対
するビームスポットの位置、サブバンドに指定されるユ
ーザターミナルの数、関連ビームスポット内のユーザタ
ーミナルの位置、ユーザターミナルとサテライトとの間
の障害物の量(雨、霧、雲、等)、ユーザターミナルま
での距離、等のシステムファクタを考慮するために、サ
ブバンド間及びサブバンドのチャンネル間でRF信号送
信電力レベルを変化させる。上記のシステムファクタ
は、連続的に変化し、従って、サテライトは、各ユーザ
ターミナルへの各サブバンドにおいてRF信号の送信電
力レベルを連続的に更新しなければならない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、各サテ
ライトは電源に制約がある。各サテライトは、この制約
のある電源に対して多数の電力需要をもつ。従って、送
信効率を最大にすることが望まれる。このため、サテラ
イトアンテナは、RF信号を送信するようにアンテナア
レーを駆動する非直線的増幅器と共に実施される。しか
しながら、非直線的増幅器を飽和状態へと著しく駆動す
ると、過剰な相互変調歪が生じると共に、増幅器の信頼
性が低減する。
【0007】各ユーザターミナルに所望の質のサービス
を維持しつつ、サテライトの送信器の動作電力レベルを
最適化するサテライトシステムが要望されている。
【0008】更に、提案されているサテライトシステム
は、地球ステーションにより放射されそして対応するサ
テライトにより受信される「有効な等方性放射パワー」
(EIPR)を満足にコントロールすることができな
い。上記のように、地球ステーションは、RF信号をコ
ミュニケーションチャンネルの送りリンクに沿って所望
のユーザターミナルへ通す。送りリンクにおいては、関
連サテライトが地球ステーションとのフィーダリンクを
経て各RF信号を受信する。次いで、サテライトは、こ
の受信したRF信号を、行先ユーザターミナルを含むビ
ームスポットのサブバンドにおいて再送信する。サテラ
イトは、所望の信号対雑音比(SNR)とサービスの質
をユーザターミナルに与えるに充分な電力レベルでRF
信号を送信しなければならない。地球ステーションにお
いて各チャンネルごとにサテライトの電力出力のコント
ロールを行えるサテライトシステムが要望されている。
【0009】各サテライトは、多数の地球ステーション
からの多数のフィーダリンクに沿ってRF信号を受信す
る。各地球ステーションは、サテライトから異なる距離
にそしてサテライトの視野内の異なる点に配置されてい
る。従って、異なる地球ステーションからのRF信号が
異なる電力レベルで受信される。受信したRF信号の電
力変動は、雲や雨等の信号障害物により更に変化する。
従って、雲に覆われた地球ステーションからのRF信号
は、雲に覆われない地球ステーションからのRF信号よ
りも弱くなる。地球ステーションとサテライトとの間に
は改良されたフィーダリンクが要望されている。
【0010】本発明は、従来技術で経験する上記欠点を
克服するための改良されたパワーコントロールサテライ
ト装置を提供する。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、対応す
る有効到達範囲のサテライトに対し地球ステーション間
で電力を最適に割り当てるサテライトベースのテレコミ
ュニケーションシステムのためのパワーコントロール装
置を提供する。
【0012】本発明の更に別の目的は、地球ステーショ
ン、サテライト及びユーザターミナルが連邦指令の電力
束密度範囲(PFD範囲)内で動作するように確保する
ことである。
【0013】本発明の更に別の目的は、地球ステーショ
ンとユーザターミナルとの間の送り及び戻りコミュニケ
ーションリンク内で質の調整できるサービスを提供する
ことである。
【0014】本発明のそれに伴う目的は、サテライトの
負荷、サテライトの視野内のユーザの位置、送りリンク
の信号対雑音比及びターミナルの形式に基づいてサービ
スの質を調整できるようにすることである。
【0015】本発明の更に別の目的は、サテライトの電
力使用が最大電力限界に接近したときにパワーコントロ
ール装置が最適な制御を維持するよう確保することであ
る。
【0016】本発明の更に別の目的は、サテライトの電
力負荷管理を最適化するためにビーム及び/又はサテラ
イト間のハンドオーバー動作を開始することである。
【0017】本発明の別の目的は、サテライト対ユーザ
送信器を駆動する増幅器が非直線的な動作範囲内の所望
の点で動作されて信号の歪を回避するように多数の地球
ステーション間にサテライトRF信号電力リソースを分
配する総合パワーコントロール装置を提供することであ
る。
【0018】本発明の更に別の目的は、ユーザターミナ
ル及び地球ステーションに所望の信号品質を維持するよ
うに個々のユーザターミナルへ及びそこから送信される
電力を調整する二方ユーザレベルの動的なパワーコント
ロール装置を提供することである。
【0019】本発明の別の目的は、地球ステーションの
送信電力(EIRP)及びサテライトの受信フィーダリ
ンク電力の自動レベルコントロールを行うことである。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は、好ましい実施形態を表す
サテライトベースのテレコミュニケーションシステムを
一般に示す図である。このシステムは、複数のユーザタ
ーミナル10を備え、これらは、有効到達範囲のサテラ
イト12を経て対応する地球ステーション16と通信す
る。各ユーザターミナルは、独特のコミュニケーション
チャンネルを経てその指定の地球ステーションと通信す
る。チャンネルは、地球ステーションからユーザターミ
ナルへの送りリンクと、ユーザターミナルから地球ステ
ーションへの戻りリンクとを含む。各送り及び戻りリン
クは、地球ステーション対サテライト区分と、ユーザタ
ーミナル対サテライト区分とに更に分割される。各チャ
ンネルは、中心搬送波周波数を有する予め指定されたサ
ブバンド内のRF信号を搬送する。各サテライトは、そ
の有効到達エリア(例えば、視野)を多数のビームスポ
ットに分割する。各ビームスポットは、1つ以上のサブ
バンドをサポートすることができる。従って、特定のチ
ャンネルの搬送波周波数は、ユーザターミナルをカバー
するビームスポットに依存する。図1は、このコミュニ
ケーションアーキテクチャーの実施形態を例示する。
【0021】図1に示されたように、サテライト30
は、その有効到達エリアを3つのビームスポットに分割
し、その境界は、破線32−35で定められる。ビーム
スポット36は、第1グループのユーザターミナルをカ
バーし、そしてビームスポット38は、第2グループの
ユーザターミナルをカバーする。ターミナル40及び4
2は、チャンネル44及び46に沿って地球ステーショ
ン28と各々通信する。チャンネル44は、送りリンク
48及び戻りリンク50を含む。サテライト30は、チ
ャンネル44及び46に沿って地球ステーション28に
RF信号を中継する。
【0022】サテライト31は、同様に、地球ステーシ
ョン29とユーザターミナル52との間の通信をサポー
トする多数のビームスポット48及び50を備えてい
る。ユーザターミナル52は、送りリンク58及び戻り
リンク60を含むチャンネル56に沿って通信する。チ
ャンネル62で示すように、地球ステーション28は、
サテライト31によりカバーされたユーザターミナル
(即ち、ターミナル54)とも通信する。地球ステーシ
ョン28は、チャンネル62を経てユーザターミナル6
54と通信する。
【0023】地球ステーション28及び29は、コミュ
ニケーションリンク22及び23を経てシステムオペレ
ーションセンター(SOC)20と通信する。このSO
C20は、以下に述べるように、サテライト30及び3
1の間に電力を分配するサテライト電力分配マネージャ
ー70を備えている。
【0024】地球ステーション28は、ベースバンドマ
ネージャー150を備え、これは、SOC20と通信
し、そして地球ステーション28に指定されたサブバン
ド内でサテライト30の電力出力を管理する。ベースバ
ンドマネージャー150は、複数のビームプロセッサ1
52と通信する。各ビームプロセッサは、サテライト3
0により放射された独特のビームに関連している。従っ
て、独特のビームプロセッサが、対応するビーム36及
び38内のコミュニケーションを管理する。各ビームプ
ロセッサ152は、以下に述べるように、対応するビー
ム内のチャンネル間に電力を再割り当てする。各ビーム
プロセッサ152は、複数のモデム154と通信する。
各モデム154は、チャンネルと独特に関連しており、
そしてその関連ユーザターミナルに対して所望の質のサ
ービス(即ち、信号対雑音比)を維持するように動作す
る。モデム154の出力は、合成されて、複合RF信号
としてアンテナ43を経てサテライト30へ送信され
る。
【0025】ユーザターミナル10は、ポータブルター
ミナル、セルラーターミナル、固定/静止ターミナル、
特殊ターミナル、地理的に特定のターミナル、等の異な
る形式のものである。
【0026】ユーザターミナルのサブセット74のみが
所与の時間にアクティブに通信できることを理解された
い。システムは、多数の「無線リソース」を各地球ステ
ーションに割り当てる。無線リソースは、地球ステーシ
ョンに指定されるチャンネル及び/又はサブバンドの数
を表す。従って、チャンネル又は無線リソースのグルー
プ76が地球ステーションに指定されるが、これらター
ミナルのサブセット74のみが無線リソースを用いてア
クティブに通信する。
【0027】例えば、システムは、ユーザターミナルを
地球ステーション28とのセット76で登録する。とい
うのは、これらターミナルは、その地球ステーションに
指定された有効到達範囲の所定の固定の地理的ゾーンに
配置されるからである。任意であるが、この登録は、地
球ステーション、SOC又は地球ステーションと通信す
る個別モジュールに記憶されたビジター位置レジスタに
記憶される。或いは、システムは、過去のシステム需要
により、1日の所与の時刻に地球ステーション28との
コミュニケーションリンクを確立するようそれまでに試
みたユーザターミナルの数を計算してもよい。これらの
計算に基づき、SOC20は、ビームスポット36に関
連されるグループ76として必要とされるチャンネルの
予想数を地球ステーション28に知らせる。任意である
が、CDMA又はTDMAコード化システムにおいて
は、SOC20は、各サブバンドどとに地球ステーショ
ンにより使用できるコードの数を与えてもよい。更に、
SOCは、ビームスポット38に対応するサブバンドに
沿って通信するグループ84に入ると予想されるユーザ
ターミナルの数を地球ステーション28に通知する。
【0028】ユーザターミナル10は、ポータブルター
ミナル、セルラーターミナル、固定/静止ターミナル、
特殊ターミナル、地理的に特定のターミナル、等の種々
の形式のものでよい。いかなる所与の時間にもユーザタ
ーミナルのサブセット74のみがアクティブに通信する
ことを理解されたい。従って、ユーザターミナル10の
グループ76が地球ステーション28に指定されるが、
これらのターミナルのサブセット74のみが所与の時間
に通信にアクティブに加わるだけである。
【0029】サテライト30は、地球ステーション28
により決定された電力需要レベルで(以下に述べる)チ
ャンネル44及び46の各送り送信リンクに沿ってRF
信号を放射する。
【0030】各サブバンドは、TDMA、FDMA、C
DMA及びその組み合わせのような多数のコミュニケー
ション技術のいずれかに基づいて多数のコミュニケーシ
ョンチャンネルをサポートする。サブバンド内の全ての
チャンネルの送信電力レベルは、その関連サブバンドに
対しサテライトにおける電力需要を決定するように組み
合わされる。各地球ステーションは、個々のビームスポ
ットに指定され、そしてビームスポット内の各サブバン
ドに対する電力需要をコントロールするように動作す
る。例えば、サテライト30は、単一の地球ステーショ
ン28と協働し、従って、地球ステーション28は、サ
テライトに対する各ビームスポットの電力需要をコント
ロールする。しかしながら、多数の地球ステーション2
8及び32が単一のサテライト31と共に動作するとき
には、各地球ステーションがサテライト31に対するビ
ームスポットのサブセットに指定される。例えば、地球
ステーション28は、ビームスポット48において全て
のユーザターミナルが指定され、一方、地球ステーショ
ン29は、残りのビームスポット49及び50において
全てのユーザターミナルが指定される。従って、地球ス
テーション28は、ビームスポット48内においてサテ
ライト31により放射される電力をコントロールし、一
方、地球ステーション29は、残りのビームスポット内
においてサテライトにより放射される電力をコントロー
ルする。
【0031】システムオペレーションセンター(SO
C)20は、各サテライトにより使用するための入手電
力を分配する役目を果たす。システムオペレーションセ
ンター(SOC)20はサテライト電力分配マネージャ
ー70を備えている。このサテライト電力分配マネージ
ャー70は、各サテライトの全送信電力容量を決定し、
そしてサテライトの入手電力をサテライトと通信する多
数の地球ステーション間で分割する。サテライトの全入
手電力、及び地球ステーション当たりの配分は、データ
ベース72に記憶された各サテライトの予め指定された
値のような種々の仕方で決定することができる。任意で
あるが、電力分配マナージャー70は、サテライトに対
する地球ステーション間の電力配分を、所望の期間にわ
たるサテライトの過去の需要を表す経歴使用データに基
づいて経験的に計算することもできる。更に又、電力分
配マネージャー34は、各サテライトに入手できる全電
力を各地球ステーションからの電力フィードバック報告
に基づいて周期的に再計算することもできる。更に別
に、電力分配は、有効到達ゾーンに登録されたユーザタ
ーミナルの数に基づいてもよい。システムの全電力は、
サテライト及び/又は地球ステーションの間にユーザタ
ーミナル及び/又はサブバンドを再指定することにより
各サテライトを最適化し又はそれに等しく負荷をかける
ようにシフトされてもよい。
【0032】SOC20は、地球ステーションに指定さ
れたユーザターミナルに関連して使用されるサテライト
入手電力を各地球ステーション28及び29に通知す
る。例えば、SOC20は、地球ステーション28に指
定されたサテライト30のビーム/サブバンド間に50
0ワットを分配し、そして地球ステーション28に指定
されたサテライト31のビーム/サブバンド間に200
ワットを分配することを地球ステーション28に通知す
る。従って、地球ステーション28は、その地球ステー
ション28に指定されたサブバンド内に500ワットま
での送信電力を送るようにサテライト30に指令する。
同様に、地球ステーション28は、その地球ステーショ
ン28に指定されたビーム/サブバンド内に200ワッ
トまでの電力を送るようにサテライト31に指令する。
加えて、SOC20は、ビームスポットごとにサブバン
ド当たりに各サテライトにより送信できる最大電力限界
を各地球ステーションに通知する。この電力限界は、連
邦通信委員会で設定された電力束密度規定の要求事項を
越えないよう確保するためにSOC20により決定され
る。
【0033】サテライト電力割り当て及び規定限界をS
OC20から受け取ると、各地球ステーションは、その
後、サテライトにより各ユーザターミナルに送信される
RF信号の電力レベルを独立して制御する。以下に述べ
るように、地球ステーションのベースバンドマネージャ
ー150は、サブバンドの規定電力限界と、対応する地
球ステーションに指定されたサテライトの入手電力とを
越えることなく、予想されるチャンネル間にサテライト
送信電力を分配する。
【0034】動作全体にわたり、各地球ステーション
は、地球ステーション間の電力割り当てを更新するのに
使用される電力需要フィードバック情報をSOC20に
供給する。例えば、このフィードバック情報は、最低限
の信号品質をもつコミュニケーションリンクを維持する
ためにサテライトに必要とされる全電力を含む。このよ
うに、SOC20は、実際の及び必要なサテライト使用
電力を理想的な動作電力レベルに対して監視する。SO
C20は、負荷及び必要なサテライト送信器動作電力レ
ベルに関する地球ステーションからのフィードバック情
報に基づいて、各地球ステーションへのサテライト電力
割り当てを周期的に更新する。
【0035】任意であるが、サテライト送信器の動作レ
ベルを測定するために移動リンクテストモジュール24
が設けられてもよい。このテストモジュール24は、測
定値をSOC20に向けて通信する。それとは別に又は
それに加えて、サテライトと各関連する地球ステーショ
ンとの間に遠隔測定チャンネルが維持されてもよい。遠
隔測定チャンネルが使用されるときには、サテライトが
送信動作情報を地球ステーションへ遠隔測定送信し、次
いで、地球ステーションは、それをSOC20へ中継す
る。SOC20は、その遠隔測定されたサテライト動作
情報を用いて、電力分配を更新する。
【0036】各地球ステーションは、その現在の全サテ
ライト電力使用量をその割り当てられた電力に対して推
定する。各地球ステーションは、ビームごとのサブバン
ド当たりのサテライト電力使用量を推定し、そしてそれ
をSOC20により与えられた規定電力限界に対して制
御する。各地球ステーションは、各ユーザごとにユーザ
レベル電力コントロール及び動的なフェード限界調整を
実行する(以下に述べるように)。周期的に、地球ステ
ーションは、全サテライト電力使用量を、各関連するサ
テライトに対するビームごとのサブバンド当たりの電力
使用量と共に報告する。
【0037】図2及び3には、地球ステーション28が
詳細に示されている。この地球ステーションは、ベース
バンドマネージャー150と、複数のビームプロセッサ
152と、複数のモデム154とを備えている。各ビー
ムプロセッサは、サテライトにより放射された指定のビ
ームに関連して動作する。各ビームプロセッサは、関連
ビームのサブバンド間での電力の分配を管理する1つ以
上のサブバンド電力マネージャー156を備えている。
各サブバンド電力マネージャー156は、複数のモデム
154と通信する。各モデム154は、特定のユーザタ
ーミナルに指定された単一のチャンネルに関連して動作
する。各サブバンド電力マネージャー156は、1つの
対応するサブバンドにおけるチャンネルをサポートする
全てのモデム154と通信する。各モデム154は、該
モデム154に指定されたチャンネルに対応するサブバ
ンド内のサテライトにより放射される電力を制御する送
りリンク電力コントローラ160を備えている。各モデ
ム154は、指定のチャンネルに関連して地球ステーシ
ョンから送信され及び地球ステーションにより受信され
るRF信号を変調及び復調するための変調器162及び
復調器164を備えている。単一のサブバンドに対応す
るモデム154内の変調器162により放出されたRF
信号は、加算器166において合成された後に、そのサ
ブバンドに対する合成RF信号を形成するように送信さ
れる。この複合RF信号は、基準トーン(以下に述べ
る)と共に送信される。
【0038】ベースバンドマネージャー150は、サテ
ライト電力マネージャー158及びビーム負荷マネージ
ャー161を備え、これらは、図5ないし7に示された
流れプロセスに基づいて動作して、地球ステーションに
指定されたユーザターミナルへサテライトにより送信さ
れるビーム間での電力の分配を制御する。
【0039】図4は、ベースバンドマネージャー150
とビームプロセッサ152との間の相互接続を詳細に示
す。サテライト電力マネージャー158は、SOCから
地球ステーションに対する全サテライト電力割り当てを
受け取る。サテライト電力マネージャー158は、関連
サテライトのビームごとに地球ステーションに指定され
るべき予想されるチャンネルの数も受け取る。サテライ
ト電力マネージャー158は、ビームプロセッサ152
からの各ビームに対しサブバンド当たりの所要電力と割
り当てられた全電力との間の差をフィードバックとして
受け取る。サテライト電力マネージャー158は、SO
Cからダウンロード可能なPFD限界を記憶するデータ
ベース153と通信する。PFD限界は、サテライトの
現在位置及び当該ビームに基づく地理的領域及び搬送波
周波数によりアクセスすることができる。
【0040】図5を参照すれば、サテライト電力マネー
ジャー158は、SOC20から全入手サテライト電力
を得る(ステップ170)。ステップ172において、
サテライト電力マネージャー158はサブバンドPFD
限界を得、そしてステップ174において、ビーム当た
りのチャンネル指定を得る(SOC20又はデータベー
スから)。ステップ176において、サテライト電力マ
ネージャーは、各サブバンドに割り当てられるべき電力
を決定する。
【0041】この決定は、特定のサブバンド内のチャン
ネルを要求すると予想される潜在的なユーザターミナル
の数に基づく。或いは又、この決定は、現在サブバンド
を含むビームのサテライト視野内の位置に基づいてもよ
い。或いは、更に、サブバンドの電力割り当てが過去の
使用需要に関するデータに基づいてもよい。例えば、本
発明の譲受人に譲渡された1996年5月1日出願の
「多登録位置レジスタを用いたサテライトベースのセル
ラーテレコミュニケーションシステム(SatelliteBased
Cellular Telecommunications System Utilizing A Mul
tiple Registration Location Register)」及び「地球
ステーション型のサブシステム(Earth Stationed Subsy
stem) 」と題する特許出願に開示された多数のプロセス
の1つに基づいてユーザターミナルが登録を行ってもよ
い。これら2つの特許出願は、参考としてここに援用す
る。ステップ178では、サブバンド電力割り当てが、
対応するサブバンド電力マネージャー158に通され
る。
【0042】ステップ180において、サテライト電力
マネージャー158は、サブバンド電力マネージャー1
56からサブバンドの所要電力とサブバンドの割り当て
電力との差のフィードバックを得る。ステップ182に
おいて、サテライト電力マネージャー158は、現在サ
テライトの全てのサブバンドに対する差のフィードバッ
クを合成し、そして全所要電力及び全割り当てサテライ
ト電力をSOCへ報告する。次いで、サテライト電力マ
ネージャー158は、所要のサブバンド電力と割り当て
られたサブバンド電力をビーム負荷マネージャー161
(図4)へ報告する。次いで、ステップ186(図6)
では、割り当てられたサブバンド電力が所要のサブバン
ド電力を越えるかどうか決定する。もしそうであれば、
制御はステップ190へと進み、サテライト電力マネー
ジャー158は、過剰なサブバンド電力の量を、付加的
な電力を必要とする他のサブバンドにより将来使用する
ために記録する。ステップ186に戻ると、割り当てら
れたサブバンド電力が所要の電力を越えない場合には、
サブバンドが付加的な電力を必要とする。従って、流れ
はステップ188へ進み、サテライト電力マネージャー
158は、付加的な電力を必要とする現在サブバンドに
再割り当てされ得る過剰電力を他のサブバンドが記録し
ているかどうか決定する。ステップ192において、こ
のような付加的な電力が存在する場合には、サテライト
電力マネージャー158は、過剰なサブバンドから必要
なサブバンドへ電力を再割り当てし、そしてサブバンド
当たりの新たな電力割り当てをサブバンド電力マネージ
ャー156へ通す。過剰な電力とは、サブバンドに割り
当てられた電力であって、現在使用中のユーザターミナ
ルに所望の質のサービスを達成するために必要とされな
い電力を表す。又、過剰電力報告は、ユーザターミナル
が、サテライト電力マネージャー158により割り当て
られた以上の電力を特定のビームから要求するときを指
示する。サテライト電力マネージャー158は、1つの
ビームがそれに割り当てられた以上の電力を必要とする
が、その隣接ビームがその全ての割り当て電力を必要と
しないときにそれらビーム間で電力を再割り当てするた
めに過剰電力報告を使用する。
【0043】地球ステーションに指定された全てのビー
ムに対する過剰電力報告が、付加的な電力が保たれるこ
とを指示するときには、任意であるが、サテライト電力
マネージャー158は、過剰な付加的電力をサブバンド
間に分配することができる。付加的電力の分配は、何ら
かの他の所望の機能に基づき均一であってもよいし、非
均一であってもよい。マネージャー158が全ての入手
電力をビームスポットに割り当てると、ベースバンドマ
ネージャー150は、必要な最小の全サテライト電力と
割り当てられた電力との差をSOC20に返送する。従
って、地球ステーション28に指定されたビームが、S
OC20により割り当てられた全電力の80%しか必要
としない場合には、ベースバンドマネージャー150
は、この情報をSOC20に返送する。任意であるが、
SOC20は、新たなサテライト電力割り当て量を出力
することにより、その不必要な20%を、異なる地球ス
テーションに指定されたサテライトに対するビームにシ
フトすることができる。
【0044】上記プロセスにより、ベースバンドマネー
ジャー150は、全サテライト電力割り当て、PFD限
界、及び各ビームプロセッサ152から記録された使用
量に基づいて、各ビームに対するサブバンド電力割り当
てを連続的に更新する。
【0045】図8には、ビームプロセッサ152が詳細
に示されている。このビームプロセッサ152は、サブ
バンド電力マネージャー156を備え、これは、信号対
雑音比(SNR)の計算モジュール157を含む。この
SNR計算モジュール157は、データベース155
(図2)にアクセスして、現在ユーザターミナルの所要
SNR値をユーザターミナルの形式に基づいて得る。ユ
ーザターミナルの形式はベースバンドマネージャー15
0によって与えられてもよいし、又はデータベース15
5に記憶されてもよい。データベース155から得たS
NR値は、ユーザターミナルにより所望されるサービス
の質を得るの必要な最小の所要SNR値を表す。SNR
計算モジュール157は、更に、現在ユーザターミナル
に指定されたモデムから送りリンクNSR変化を受け取
る。又、SNR計算モジュール157は、現在ユーザタ
ーミナルに関連した現在チャンネルの「フェード限界」
も得る。この「フェード限界」は、ユーザターミナルの
受信電力レベルの迅速な変動を補償するためにユーザタ
ーミナルの最小の所要SNR値に加えられる所定のバイ
アス値を表す。これらの変動は、システムによりその通
常の電力制御ループを介して修正するには困難なほど著
しく急激なものである。従って、最小の急激な変動中に
電力レベルが許容最低値より決して下がらないように確
保するために、バイアス即ち「フェード限界」が最小の
SNR値に加えられる。ビームプロセッサは、サテライ
ト電力マネージャー158から受け取ったサブバンド電
力割り当て、ユーザターミナルの形式、及び関連するビ
ームスポット内の位置に基づいて各ユーザターミナルの
フェード限界を決定する。又、フェード限界は、現在ユ
ーザターミナルに対応するモデム154から報告される
送りリンクのSNRフィードバック統計情報に基づいて
決定されてもよい。又、フェード限界は、モデムの現在
電力使用量に基づいてもよい。SNR計算モジュール1
57は、所要SNR値、SNR変化及びフェード限界を
合成して、現在ユーザターミナルとの送りリンク(F
L)に対する新たな所要SNR値を発生する。この所要
FL SNR値は、モデムコントロールモジュール15
9へ供給される。
【0046】図9及び10は、サブバンド電力マネージ
ャー156により実行される処理シーケンスを示す。最
初に、モデムコントローラ159は、現在サブバンドに
対しサテライト電力マネージャー158からサブバンド
電力割り当てを得る(ステップ200)。ステップ20
2において、SNR計算モジュール157は、上記のよ
うに、所要のSNR値を計算する。モデムコントローラ
159は、現在サブバンド内の現在チャンネルに対応す
るモデム154に所望のSNR値を出力する。モデムコ
ントローラ159は、又、モデムにより越えられない電
力限界も出力する。モデム154は、ユーザターミナル
に所望のSNR値を確立するのに充分な電力を送りリン
クに放射するようにサテライトを駆動する。その後、モ
デムは、所望のSNR値を得るためにサテライトに必要
な電力レベルを返送する。モデムコントローラ159
は、現在サブバンドに対応する全てのモデムからフィー
ドバック情報を受け取り、そして現在サブバンド内の各
チャンネルに対して所望のSNR値を得るための現在サ
ブバンドの全所要電力を決定する。次いで、モデムコン
トローラ159は、現在サブバンドの割り当てられた電
力が、サブバンド内の各アクティブなチャンネルに対し
て所望のSNR値を得るのに必要な全電力を越えるか又
はそれより小さいかを決定する。モデムコントローラ1
59は、各ユーザターミナルに対して所望の送りリンク
(FL)SNR値を決定することによりこの過剰電力を
分配する。所望のFL−SNR値は、関連チャンネルの
送りリンクに対し各モデムにより維持されるべきSNR
レベルを表す。モデムコントローラ159は、関連ユー
ザターミナルの所望のFL−SNR値及び入手可能な過
剰電力に基づいて、現在モデルの所望のSNRレベルを
計算する(図9のステップ206)。モデムコントロー
ラ159は、所望のFL−SNR値を出力すると共に、
モデムが関連チャンネルのサテライト送信器を駆動する
ところの最大電力レベルを出力する。
【0047】以下に述べるように、各モデム154は、
ビームスポット運動及びユーザ運動の存在中で所望の受
信SNR値を維持するようにその関連チャンネルの出力
電力を連続的に調整する。その後、モデムは、サテライ
トにより現在チャンネルに放出された送りリンクのサテ
ライト出力電力レベルをモデムコントローラ159へ返
送する。ステップ208において、モデムコントローラ
159は、サブバンドに対し各モデムから返送されたF
Lの所要モデム電力レベルを合成して、全サブバンド電
力を決定する。モデムコントローラ159は、所要のF
Lサブバンド電力と、ベースバンドマネージャーにより
割り当てられた入手可能なFLサブバンド電力との差を
得て、その差の電力レベルをサテライト電力マネージャ
ー158へ返送する(ステップ210)。サブバンドの
電力の差は、ベースバンドマネージャーにより与えられ
る入手可能なサブバンド電力と、現在サブバンドに対し
てモデムからフィードバックにより決定された所要サブ
バンド電力との差を表す。
【0048】図10を参照すれば、サブバンドの電力差
がステップ210において計算されると、流れはステッ
プ212へ進み、コントローラ157は、割り当てられ
たサブバンド電力が所要のサブバンド電力を越えるかど
うか決定する。もしそうであれば、過剰な電力が所望の
やり方でモデム間に分配される(ステップ214)。更
に、この過剰電力は、サテライト電力マネージャー15
8へ報告される。上記したように、サテライト電力マネ
ージャー158は、現在サブバンドから過剰な電力を取
り去りそしてそれを別のサブバンド及び/又はビームに
割り当てることを決定する(図5及び6を参照)。ステ
ップ212の判断が否定である場合は、流れがステップ
216へ進み、所要のサブバンド電力が割り当てられた
サブバンド電力を越えるかどうか決定される。もしそう
であれば、モデムコントローラ159は、現在サブバン
ド内のユーザターミナルに対する所望のFL−SNR値
を減少し、その所望のFL−SNR値に関連した出力電
力レベルが割り当てられた電力レベルを越えないように
する。
【0049】任意であるが、各ユーザターミナルの所望
のFL−SNR値は、これを各ユーザターミナルの最小
の所要FL−SNR値よりもある比例量だけ大きく維持
するように、サブバンドにわたり非均一に減少すること
もできる。この過剰電力状態は、ステップ218におい
て、サテライト電力マネージャー158へ報告され、該
電力マネージャーは、その後、もし可能であれば、過剰
電力状態におけるサブバンドに付加的な電力を割り当て
る(図5及び6について上記したように)。更に、ステ
ップ220において、サブバンド負荷マネージャー16
3は、同じビーム内のユーザターミナルへの及びそこか
らの新たなコールを、過負荷電力状態で動作している現
在サブバンド以外の別のサブバンドへ向けるように指令
される。従って、サブバンド負荷マネージャー163
は、単一のサブバンドの過負荷を回避するように新たな
コールをサブバンド間で分配する。サブバンド負荷マネ
ージャー163は、サブバンド電力マネージャー156
から報告されるフィードバックに応答して独立して動作
してもよいし、或いはベースバンドマネージャー150
においてビーム負荷マネージャー161の直接的な制御
のもとで動作してもよい。
【0050】ステップ192(図6)において、ビーム
負荷マネージャー161は、現在ビーム内のどのサブバ
ンドが最小電力を使用するか決定し、それに応じて新た
なコールを向け直すようにサブバンド負荷マネージャー
163に指令する。次いで、ビーム負荷マネージャー1
61は、新たなチャンネルをこの過少電力サブバンドに
指定し、そしてチャンネル指定をサブバンド負荷マネー
ジャー163に中継する。次いで、サブバンド負荷マネ
ージャー163は、この指定情報を使用して、新たなユ
ーザターミナルとの新たなチャンネルを確立する。
【0051】任意であるが、ステップ222において、
サブバンド負荷マネージャー163内のハンドオーバー
プロセッサ165は、1つ以上のアクティブなチャンネ
ルを現在サブバンドから同じビームスポット内の異なる
サブバンドへハンドオーバーするように作動される。こ
のようにサブバンド間でチャンネルをハンドオーバーす
ることにより、ハンドオーバープロセッサ165は、サ
ブバンド間で負荷をシフトする。ハンドオーバープロセ
ッサ165は、サブバンド電力マネージャー156及び
/又はビーム負荷マネージャー161により制御され
る。サブバンド電力マネージャー156により制御され
る場合には、ハンドオーバープロセッサ165は、ステ
ップ222(図10)において、ハンドオーバーを行う
命令を受け取る。ハンドオーバープロセッサ165がビ
ーム負荷マネージャー161により制御される場合に
は、ベースバンドマネージャー150により行われるサ
ブバンド電力再割り当てプロセスの一部分としてハンド
オーバー命令がステップ192(図10)において送信
される。
【0052】上記プロセスにより、各ビームプロセッサ
152は、関連ビーム内の各サブバンドに対して割り当
てられた全電力をサテライト電力マネージャー158か
ら受け取る。ビームプロセッサ152は、アクティブな
ユーザターミナルへの各送りリンクに対する現在電力出
力レベルを、その送りリンクの信号対雑音比の変化と共
に各モデム154から受け取る。信号対雑音比の変化
は、ユーザターミナルに受け取られたSNR値及びモデ
ム154に指定された所望のSNR値の統計学的な差を
表す。ビームプロセッサ152は、アクティブなコミュ
ニケーションリンクにおいてモデム154によりサービ
スされるユーザターミナルの形式を各モデム154から
受け取る。
【0053】ビームプロセッサ152は、ユーザターミ
ナルに受け取られるべき所望のFL−SNR値を、各モ
デム154に関連する最大サテライト電力出力と共に出
力する。ビームプロセッサ152は、現在ビームプロセ
ッサに関連したビーム内の各サブバンドに対し入手可能
なサブバンド電力と所要のサブバンド電力との間の差を
サテライト電力マネージャー158へ返送する。ビーム
プロセッサ152は、データベース155にアクセスし
て、ユーザターミナルの各形式に対する所要のFL−S
NR値と、他の所望のSNR統計情報、例えば、高い変
動、低い変動等を得ることができる。SNR値のデータ
ベースは、ビームプロセッサが新たなビームに指定され
るたびにベースバンドマネージャーからダウンロードす
ることができる。従って、データベース155の内容
は、サテライトの視野内の現在ビームの位置の関数とな
る。
【0054】図7は、現在のベースバンドマネージャー
(地球ステーション)に指定された全てのビームの全て
のサブバンドの全需要がこれらのビームに対するサテラ
イト電力割り当てを越えると決定したときに(ステップ
194)サテライト電力マネージャー158がたどる処
理シーケンスを示している。ステップ196では、サテ
ライト電力マネージャー158は、現在地球ステーショ
ンに関連した全てのビームに対するサブバンド電力割り
当てを減少する。この減少は、各サブバンドに対する所
定の固定のスレッシュホールド値に基づいて行われる。
或いは又、この電力の減少は、サブバンドをより均一に
減少するために各サブバンドに割り当てられた全電力の
所定の又は計算された割合に基づいて行われてもよい。
ステップ198では、サテライト電力マネージャー15
8は、電力需要が、現在地球ステーションに対応するビ
ームの割り当てられた電力を越えたことをSOCに通知
する。上記したように、SOCは、サテライト及びビー
ムに更に均一に負荷をかけるために地球ステーション間
の電力割り当てを再分配することができる。任意である
が、SOCは、過負荷位置で動作しているサテライトか
ら負荷の低い状態で動作しているサテライトへ負荷をシ
フトするように、ユーザターミナル及び/又はサブバン
ド及び/又はビームを重畳するサテライト間に再指定し
てもよい。
【0055】次いで、ユーザターミナル10及び地球ス
テーション20に所望の信号品質を各々確保するために
チャンネルの送りリンクFL(図11)及び戻りリンク
RL(図12)に関連して使用される電力制御ループに
ついて説明する。
【0056】図11には、地球ステーション28とユー
ザターミナル10が示されている。中間のサテライトは
図示されていないが、地球ステーション28とユーザタ
ーミナル10との間のコミュニケーションリンクは、そ
れに関連する有効到達範囲のサテライトを通過すること
を理解されたい。地球ステーション28は送信器11を
備え、これは、送りリンクFLに沿ってユーザターミナ
ル10の受信器2へRF信号を送信する。受信器2は、
到来するRF信号を信号プロセッサ4へ通し、該プロセ
ッサは、受信した信号の質(例えば、SNR)を決定す
る。信号プロセッサ4は、受信したRF信号に対応する
信号対雑音比(SNR)を出力する。このSNR値は、
マルチプレクサ6において、出て行くトラフィック信号
と合成され、この信号は、送信器8へ通されてRF戻り
リンクRLを経て地球ステーション28へ送信される。
地球ステーション28の受信器9は、戻りリンクRLを
経てRF信号を受信する。RF信号はモデム154へ通
され、該モデムはRF信号を復調すると共に、トラフィ
ック情報からSNR値をデマルチプレクスする。モデム
154は、受信したSNR値を所望のSNR値(対応す
るビームプロセッサ152から送られた)と比較する。
この比較に基づき、モデム154は、送信器11に送ら
れる電力レベルを増加又は減少する。以下に述べるよう
に、電力レベル設定は、関連する送りリンクに沿ったそ
の後のRF信号の出力送信電力を増加又は減少するよう
にサテライトに指令する。
【0057】図11の電力レベル制御ループは、地球ス
テーションと各アクティブなユーザターミナルとの間の
コミュニケーション全体にわたって連続的に繰り返さ
れ、ユーザターミナル10の受信SNR値が、地球ステ
ーション28で決定された所望のSNR値に実質的に対
応するよう確保するに充分なレベルにサテライトの出力
電力を維持する。任意であるが、信号プロセッサ4は、
これら多数の受信SNR値の平均値を得るように多数の
到来するRF信号に基づいて受信SNR値を計算するよ
う変更されてもよい。多数の到来するサンプルに対し受
信SNR値を平均化することにより、プロセッサ4は、
出力電力レベルの不必要な急激な短時間の変化を回避す
ることができる。
【0058】図12を参照し、地球ステーション28の
受信器9が所望の信号品質を受け取るよう確保するため
に戻りリンクRLに関連して電力レベル制御ループを説
明する。ユーザターミナル10で始めると、RF信号
は、送信器8により戻りリンクRLに沿って出力され、
受信器9に受け取られる。SNRテストモジュール13
は、受信器9に到来するRF信号の信号対雑音比をテス
トする。受信したSNR値は、所望のSNR値と比較さ
れ、それらの差を用いて、ユーザターミナル10に通さ
れるべき新たな電力設定コマンドが決定される。新たな
電力設定コマンドは、サテライトがこのようなRF信号
を充分な質で受け取るよう確保するために送信器8が戻
りリンクRLに沿ってRF信号を放射しなければならな
いところの電力レベルを識別する。電力設定コマンド
は、マルチプレクサ7において出て行くトラフィック信
号と合成され、そして送信器11へ通される。送信器
は、電力設定コマンドを含むRF信号を送りリンクFL
に沿ってターミナル10へ出力する。デマルチプレクサ
3は、電力レベルコマンドをトラフィック信号から分離
しそして電力レベルコマンドを送信器8へ通す。送信器
8は、受け取ったレベルコマンドに基づいてその出力電
力を更新する。以上のループにより、戻りリンクの電力
は所望のレベルに維持される。
【0059】図13を参照し、全ての関連ユーザターミ
ナルへの送りリンクにおいてサテライト送信器の電力出
力レベルを自動的に制御するのに用いられるプロセスに
ついて説明する。図13は、地球ステーション302−
306により送りフィーダリンク308−312に沿っ
て送信されたRF信号を受信するサテライト300を示
している。各地球ステーション302−306は、アン
テナサブシステム316と通信するベースバンドサブシ
ステム314を備えている。このベースバンドサブシス
テム314は、地球ステーション302に指定された全
てのユーザターミナルに対し、トラフィックチャンネル
320に沿ってコミュニケーションデータ、コマンド情
報等を含むRF信号を受信するマルチプレクサ318を
備えている。このマルチプレクサ318は、トラフィッ
クチャンネル320に沿ったRF信号をトーン発生器3
22により発生される基準トーンと合成する。コミュニ
ケーション信号及び基準トーンは、ライン324に沿っ
て、自動利得制御器326を経てアンテナサブシステム
へ送られる。
【0060】自動利得制御器326は、アンテナ328
によりフィーダリンク308に沿って送信される総出力
電力を調整するように制御される。送りリンク308に
沿って送信されるRF信号は、フィーダリンク330に
受け取られ、そして自動利得制御器332に通される。
自動利得制御器(AGC)332の利得は、RF信号に
埋め込まれた基準トーンのレベルを作用させて、所望レ
ベルのAGC出力を得るように調整される。AGC33
2の利得を調整することにより、多数のフィーダリンク
の各々からの基準トーンを同じ電力レベルに駆動する一
方、個々のユーザ電力と基準トーンとの間の関係を維持
する。このように、多数のフィーダリンク間の伝播ロス
の差が、RF信号を合成する前に補償される。三方合成
器336は、フィーダリンク330、338及び340
に各々受け取られたRF信号を合成し、そしてサテライ
トの有効到達領域を定めるアンテナ342からそれを出
力する。次いで、図14及び15を参照し、好ましい実
施形態により自動レベル制御をいかに行うかを説明す
る。
【0061】図14は、マルチプレクサ318により発
生された例示的なRF信号350を示している。このR
F信号350は、多数のサブバンド352、354及び
356に対するコミュニケーションデータを含む。複合
信号350は、トーン発生器322により発生されたト
ーン358も含む。基準トーン358は、規定の電力出
力レベルに対応する振幅を有する。例えば、トーン35
8は、サテライト300により最終的に送信される2ワ
ットの送信電力に対応する。複合RF信号350は、ア
ンテナサブシステム316に通され、アンテナ328か
ら送信される。
【0062】送信中に、RF信号は、雲や雨等の障害物
に通される。このような障害物は、各サブバンド352
−356内の信号の大きさ及び基準トーン358の大き
さを変更し得る。図14の受信した合成信号360は、
フィーダリンク330に受け取られた信号を表す。この
受け取られた合成信号360は、サブバンド信号352
−356及び基準トーン358を含む。サブバンド信号
及び基準トーンの大きさは、増加されるが、サブバンド
信号352−356と基準トーン358との間の相対的
な振幅は、不変である。フィルタ334は、所定の出力
電力レベル(例えば、2ワット)に関連した所定の振幅
に対応する振幅で受信基準トーン368を出力するまで
AGC332の利得を調整する。その後、AGC332
は、調整された複合RF信号370(図14)を出力す
るように制御される。AGC332により調整されたと
きに、RF信号370は、マルチプレクサ318によっ
て出力された元の基準トーン358に大きさが等しい基
準トーン378を含む。更に、サブバンド372−37
6のRF信号の振幅は、元のサブバンド信号352−3
56の振幅に等しい。
【0063】従って、対応する送信電力レベルに予め指
定された基準トーンを合成することにより、地球ステー
ションは、地球ステーションから送信されるトラフィッ
ク信号とトーンとの間に所望の関係を有する複合RF信
号をフィーダリンクを経てサテライトが受信するよう確
保することができる。アンテナ342から送信されるそ
の後の信号は、振幅が、サブバンド信号372−376
と基準トーン378との間の関係により確立された振幅
に対応する。従って、基準トーン358に対しモデムに
おいてサブバンド信号352−356の振幅を調整する
ことにより、地球ステーションは、アンテナ342にお
いて各サブバンド内に発生される送信電力を制御するこ
とができる。
【0064】図15は、本発明の好ましい実施形態によ
る自動レベル制御プロセスの第2の例を示す。図15
は、元の複合RF信号380と、受信した複合RF信号
390と、調整された複合RF信号400とを示してい
る。元の及び調整された複合信号380及び400は、
振幅の等しいサブバンド信号382−384及び402
−404を含んでいる。基準トーン386及び406も
振幅が等しい。この振幅関係は、たとえ受信した複合R
F信号390が、元の意図された信号とは実質的に振幅
の異なるサブバンド信号及び基準トーン392、394
及び396を含んでいるとしても、維持される。
【0065】調整された複合RF信号270及び300
は、三方合成器236で合成され、そして対応するサブ
バンドに沿って意図されたターミナルへと送信される。
【0066】本発明の上記の好ましい実施形態によれ
ば、SOC20は、全サテライト電力を割り当てそして
それを各地球ステーションに供給する。地球ステーショ
ン内では、ベースバンドマネージャーがサテライトの全
割り当て電力をビーム及びサブバンドの間で細分化す
る。ビームプロセッサは、サブバンドの電力割り当てを
受け取ると、各サブバンドに関連したモデムのセットを
制御し、送りリンクの所要のSNR値を得る。モデム
は、アンテナサブシステムからフィーダリンクを経てサ
テライトへ送信されたRF信号の出力電力を調整する。
モデムは、各送信されたRF信号内でサブバンド電力レ
ベルと基準トーンとの間に所望の関係を維持する。サテ
ライトは、各フィーダリンクに関連したAGCを各受信
RF信号内の基準トーンに基づいて調整し、到来するR
F信号の利得を適切に調整する。サテライトは、次い
で、多数のフィーダリンクからの調整されたRF信号を
合成器において合成し、そして複合RF信号をアンテナ
からサテライトの有効到達領域全体にわたり各ビームス
ポット内の所定電力の対応するサブバンドで送信する。
モデムは、信号に質に対してフィードバックを受け取
り、そして複合RF信号350内のRF信号の振幅を調
整することによりサテライトの出力電力を調整する。ビ
ームプロセッサ、ベースバンドマネージャー及びSOC
は、各ビームに割り当てられる電力をモデムからのフィ
ードバックに基づいて調整する。
【0067】任意であるが、サテライト30から送信さ
れたテストRF信号を受信するために、テストモジュー
ル24を地球ステーションの近くに設けることができ
る。テストモジュール24は、基準トーンに対する全フ
ィーダリンク電力をサテライト30からの戻り信号に基
づいて測定する。
【0068】任意であるが、ベースバンドマネージャー
及びビームプロセッサは、将来予想されるチャンネルに
対して最初に保存された電力を、追加電力を必要とする
アクティブなチャンネルへと再分布し、許容最小限のS
NR値を得るように協働することができる。例えば、特
定のサブバンドが20個のチャンネルを含むと予想され
る場合には、ベースバンドマネージャー及びビームプロ
セッサは、20個のチャンネルがアクティブになった場
合にそれらにサービスするに充分な電力を保存する。し
かしながら、処理中に5個のチャンネルがアクティブで
ありそして残りがインアクティブである場合には、ビー
ムプロセッサ及びベースバンドマネージャーは、保存さ
れた電力のある割合を、追加電力を必要とする他のビー
ム及び/又はサブバンドに再割り当てする。ベースバン
ドマネージャー及びビームプロセッサは、20個の予想
されるチャンネルから所定の最小数の付加的なアクティ
ブなチャンネルをサポートするように入手可能な電力を
最初に分割する。
【0069】本発明の特定の実施形態を以上に説明した
が、本発明はこれらに限定されるものではなく、当業者
であれば、上記技術に鑑み、種々の変更が明らかとなろ
う。それ故、本発明の精神及び範囲内に入るこれらの変
更は全て特許請求の範囲内に包含されるものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施形態によるサテライトベ
ースのテレコミュニケーションシステムを示すブロック
図である。
【図2】本発明の好ましい実施形態の地球ステーション
のブロック図である。
【図3】本発明の好ましい実施形態の地球ステーション
のブロック図である。
【図4】本発明の好ましい実施形態によるベースバンド
マネージャー及びビームプロセッサの詳細なブロック図
である。
【図5】本発明の好ましい実施形態のサテライト電力マ
ネージャーがたどる処理シーケンスを示す図である。
【図6】本発明の好ましい実施形態のサテライト電力マ
ネージャーがたどる処理シーケンスを示す図である。
【図7】本発明の好ましい実施形態のサテライト電力マ
ネージャーがたどる処理シーケンスを示す図である。
【図8】本発明の好ましい実施形態のビームプロセッサ
の詳細なブロック図である。
【図9】本発明の好ましい実施形態により図8のビーム
プロセッサにより行われる処理シーケンスを示す図であ
る。
【図10】本発明の好ましい実施形態により図8のビー
ムプロセッサにより行われる処理シーケンスを示す図で
ある。
【図11】本発明の好ましい実施形態による地球ステー
ションとユーザターミナルとの間の送りリンクパワーコ
ントロールループを示す図である。
【図12】本発明の好ましい実施形態による戻りリンク
パワーコントロールループを示す図である。
【図13】本発明の好ましい実施形態による自動レベル
コントローラの図である。
【図14】本発明の好ましい実施形態による図13の自
動レベルコントローラに関連して送信される例示的RF
信号を示す図である。
【図15】本発明の好ましい実施形態による図13の自
動レベルコントローラに関連して送信される例示的RF
信号を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 スコット エイ スティーヴンス アメリカ合衆国 カリフォルニア州 90266 マンハッタン ビーチ オーク アベニュー 1900 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04B 7/14 - 7/22

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つの地球ステーションと少
    なくとも1つのユーザターミナルとの間のサテライトを
    通る複数のチャンネル間でサテライトの送信電力を分配
    するためのサテライトをベースとするテレコミュニケー
    ションシステムのパワーコントロール装置において、 少なくとも1つのコミュニケーションチャンネルをもつ
    サテライトにより使用するための全サテライト入手電力
    を指定するオペレーションセンターを備え、上記チャン
    ネルは、サテライトにより放射される所定ビームの所定
    のサブバンドにあり、 サテライトにより放射されるビームのサブバンドにおい
    て通信チャンネル間の上記全入手電力の分配を制御する
    ための地球ステーションを更に備え、この地球ステーシ
    ョンは、サブバンド電力割り当てを与えるためにサブバ
    ンド間で上記全入手電力を分割するベースバンドマネー
    ジャーと、上記コミュニケーションチャンネルに沿って
    サテライトにより維持されるべき所望の信号品質を決定
    するビームプロセッサとを含み、該ビームプロセッサ
    は、上記サブバンド電力割り当てに基づいて上記所望の
    信号品質を調整することを特徴とする装置。
  2. 【請求項2】 上記地球ステーションは、更に、対応す
    る数のコミュニケーションチャンネルに対して指定され
    た複数のモデムを備え、このモデムは、上記ビームプロ
    セッサによって決定された上記所望の信号品質を維持す
    るように、サテライトが上記コミュニケーションチャン
    ネルの送りリンクに沿ってRF信号を放射するサテライ
    ト送信電力レベルを調整する請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 上記ベースバンドマネージャーは、上記
    ビームプロセッサから報告される全サテライト電力割り
    当て、PFD限界、及び所要の電力レベルに基づいて、
    各ビームごとにサブバンド電力割り当てを決定する請求
    項1に記載の装置。
  4. 【請求項4】 上記ビームプロセッサは、サブバンド電
    力割り当てに基づいてビーム内の各ユーザターミナルに
    対するフェード限界を決定する請求項1に記載の装置。
  5. 【請求項5】 上記ビームプロセッサは、ユーザターミ
    ナルの形式と、サテライトの視野内のユーザターミナル
    の位置とに基づいてフェード限界を決定する請求項1に
    記載の装置。
  6. 【請求項6】 上記ビームプロセッサは、現在ユーザタ
    ーミナルに対応するモデムから上記ビームプロセッサに
    報告される信号対雑音比情報に基づいてフェード限界を
    決定する請求項1に記載の装置。
  7. 【請求項7】 上記ベースバンドマネージャーは、追加
    電力を必要とする第1のサブバンドへ電力をシフトする
    と共に、過剰電力を含む第2サブバンドから電力をシフ
    トするように第1と第2のサブバンド間で電力を再割り
    当てする請求項1に記載の装置。
  8. 【請求項8】 上記ビームプロセッサは、上記所望の信
    号対雑音比を得るに充分な電力が上記サブバンドに割り
    当てられなかったことを対応モデムが指示するときに、
    対応サブバンドに対する所望の信号対雑音比を減少する
    請求項1に記載の装置。
  9. 【請求項9】 上記ビームプロセッサは、各サブバンド
    のサブバンド電力需要を上記ベースバンドマネージャー
    に報告する請求項1に記載の装置。
  10. 【請求項10】 上記オペレーションセンターは、共通
    のサテライトの全電力容量を共通のサテライトのビーム
    を用いて地球ステーション間で分割する請求項1に記載
    の装置。
  11. 【請求項11】 上記オペレーションセンターは、ビー
    ムごとのサブバンド当たりの電力限界を上記地球ステー
    ションに与える請求項1に記載の装置。
  12. 【請求項12】 上記オペレーションセンターは、上記
    地球ステーションからのフィードバック電力要求情報に
    基づいて共通のサテライトのビームを用いて地球ステー
    ション間に共通のサテライトの全電力容量を再割り当て
    する請求項1に記載の装置。
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