JP2974217B2 - 2―芳香族―3―ハロベンゾチアゼピン類 - Google Patents
2―芳香族―3―ハロベンゾチアゼピン類Info
- Publication number
- JP2974217B2 JP2974217B2 JP2307332A JP30733290A JP2974217B2 JP 2974217 B2 JP2974217 B2 JP 2974217B2 JP 2307332 A JP2307332 A JP 2307332A JP 30733290 A JP30733290 A JP 30733290A JP 2974217 B2 JP2974217 B2 JP 2974217B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- aromatic
- dihydro
- benzothiazepine
- halobenzothiazepine
- methoxyphenyl
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D281/00—Heterocyclic compounds containing rings of more than six members having one nitrogen atom and one sulfur atom as the only ring hetero atoms
- C07D281/02—Seven-membered rings
- C07D281/04—Seven-membered rings having the hetero atoms in positions 1 and 4
- C07D281/08—Seven-membered rings having the hetero atoms in positions 1 and 4 condensed with carbocyclic rings or ring systems
- C07D281/10—Seven-membered rings having the hetero atoms in positions 1 and 4 condensed with carbocyclic rings or ring systems condensed with one six-membered ring
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Nitrogen- Or Sulfur-Containing Heterocyclic Ring Compounds With Rings Of Six Or More Members (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Thiazole And Isothizaole Compounds (AREA)
- Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)
- Indole Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は薬剤として有用な3−ハロベンゾチアゼピン
類の製造に関する。
類の製造に関する。
有用な5−((置換アミノ)アルキル)−2−アリー
ル−3−ハロ−1,5−ベンゾチアゼピン−4(5H)−オ
ン及び5−複素環アルキル−2−アリール−3−ハロ−
1,5−ベンゾチアゼピン−4(5H)−オンは、出発物質
として2,3−ジヒドロ−2−アリール−1,5−ベンゾチア
ゼピン−4(5H)−オンを用い、ベンゾチアゼピン核
の、2及び3位置の間にエチレン性不飽和を、N−クロ
ロ又はN−ブロモコハク酸イミドで3−位置に塩素又は
臭素原子を導入することによって製造されることが知ら
れている。コラプチョ(Krapcho)等、米国特許3,895,0
06(1975年7月15日)、コラプチョ(Krapcho)等、米
国特許3,983,106(1976年9月28日)。また、コラプチ
ョ(Krapcho)等、米国特許3,075,967(1963年1月29
日)も参照。
ル−3−ハロ−1,5−ベンゾチアゼピン−4(5H)−オ
ン及び5−複素環アルキル−2−アリール−3−ハロ−
1,5−ベンゾチアゼピン−4(5H)−オンは、出発物質
として2,3−ジヒドロ−2−アリール−1,5−ベンゾチア
ゼピン−4(5H)−オンを用い、ベンゾチアゼピン核
の、2及び3位置の間にエチレン性不飽和を、N−クロ
ロ又はN−ブロモコハク酸イミドで3−位置に塩素又は
臭素原子を導入することによって製造されることが知ら
れている。コラプチョ(Krapcho)等、米国特許3,895,0
06(1975年7月15日)、コラプチョ(Krapcho)等、米
国特許3,983,106(1976年9月28日)。また、コラプチ
ョ(Krapcho)等、米国特許3,075,967(1963年1月29
日)も参照。
この技術はその及び他の2−アリール−3−ハロベン
ゾチアゼピン化合物に対する他の経路を欠いており、他
の経路を必要とする。
ゾチアゼピン化合物に対する他の経路を欠いており、他
の経路を必要とする。
ここに提供されるのは、2,3−ジヒドロ−2−芳香族
−3−ヒドロキシベンゾチアゼピンを2−芳香族−3−
ハロベンゾチアゼピンを製造するのに十分な条件下でハ
ロゲン化チオニルと接触させることからなる2−芳香族
−3−ハロベンゾチアゼピンを製造する方法である。
−3−ヒドロキシベンゾチアゼピンを2−芳香族−3−
ハロベンゾチアゼピンを製造するのに十分な条件下でハ
ロゲン化チオニルと接触させることからなる2−芳香族
−3−ハロベンゾチアゼピンを製造する方法である。
本発明は有用な薬剤又は中間体を提供する。これは単
純で効率的である。
純で効率的である。
2−芳香族−3−ハロベンゾチアゼピンはベンゾチア
ゼピン核の2位置に芳香族基を有し、ベンゾチアゼピン
核の2及び3位置の間にエチレン不飽和を有し、ベンゾ
チアゼピン核の3位置にハロ部分を有するベンゾチアゼ
ピン類であり、これらは任意の適当な塩も含む。好まし
くは2−芳香族−3−ハロベンゾチアゼピンは2−芳香
族−3−ハロ−1,5−ベンゾチアゼピン−4(5H)−オ
ン、即ち次の一般式 〔式中Aはアリール又は置換アリール基であり、 Qは水素(H)又はハロ部分であり、 RはH又は適当な有機の基であり、 Xはハロ部分である。〕によって表わされる化合物又
はその塩である。
ゼピン核の2位置に芳香族基を有し、ベンゾチアゼピン
核の2及び3位置の間にエチレン不飽和を有し、ベンゾ
チアゼピン核の3位置にハロ部分を有するベンゾチアゼ
ピン類であり、これらは任意の適当な塩も含む。好まし
くは2−芳香族−3−ハロベンゾチアゼピンは2−芳香
族−3−ハロ−1,5−ベンゾチアゼピン−4(5H)−オ
ン、即ち次の一般式 〔式中Aはアリール又は置換アリール基であり、 Qは水素(H)又はハロ部分であり、 RはH又は適当な有機の基であり、 Xはハロ部分である。〕によって表わされる化合物又
はその塩である。
Aに含まれる芳香族基は、本発明の方法の反応に対
し、一般的に不活性であるものである。適当なアリール
及び置換アリール基を含める芳香族の適当な例には、フ
ェニル及び適当に置換されたフェニル、例えばメトキシ
フェニルなどが含まれる。Qに対し含まれるハロ部分に
はフルオロ(F)及びクロロ(Cl)が含まれる。H又は
8−Clを含めたClのQ部分が望ましい。
し、一般的に不活性であるものである。適当なアリール
及び置換アリール基を含める芳香族の適当な例には、フ
ェニル及び適当に置換されたフェニル、例えばメトキシ
フェニルなどが含まれる。Qに対し含まれるハロ部分に
はフルオロ(F)及びクロロ(Cl)が含まれる。H又は
8−Clを含めたClのQ部分が望ましい。
Rに対する適当な有機の基は任意の一般的に不活性な
有機の基であって、本発明の方法の反応の間ベンゾチア
ゼピン核の複素環アミノ基に存在し得るものであるが、
又はベンゾチアゼピン核の2−及び3−位置間のエチレ
ン不飽和とベンゾチアゼピン3−位置に於ける及びハロ
部分との形成の後に取り付けられ得るものである。好ま
しくは、適当な有機の基は、ベンゾチアゼピン核の2及
び3位置の間のエチレン不飽和と、ベンゾチアゼピンの
3位置に於けるハロ部分の形成の後に取り付けられる。
そのような取り付けは、適当な有機ハライドの使用な
ど、この分野で知られているように、標準のN−アルキ
ル化方法によって行われ得る。
有機の基であって、本発明の方法の反応の間ベンゾチア
ゼピン核の複素環アミノ基に存在し得るものであるが、
又はベンゾチアゼピン核の2−及び3−位置間のエチレ
ン不飽和とベンゾチアゼピン3−位置に於ける及びハロ
部分との形成の後に取り付けられ得るものである。好ま
しくは、適当な有機の基は、ベンゾチアゼピン核の2及
び3位置の間のエチレン不飽和と、ベンゾチアゼピンの
3位置に於けるハロ部分の形成の後に取り付けられる。
そのような取り付けは、適当な有機ハライドの使用な
ど、この分野で知られているように、標準のN−アルキ
ル化方法によって行われ得る。
Xに対するハロ部分にはブロモ(Br)及び(Cl)が含
まれる。Br又はClが望ましい。
まれる。Br又はClが望ましい。
2−芳香族−3−ハロ−1,5−ベンゾチアゼピン−4
(5H)−オンを含めた、2−芳香族−3−ハロベンゾチ
アゼピンは塩であり得る。アルキルアミノ基を含有する
ようにアルキル化された生成物の適当な塩は酸付加塩を
含み、酸付加塩はベンゾチアゼピン核の2及び3位置の
間のエチレン不飽和とベンゾチアゼピン核の3位置に於
けるハロ部分の形成の後にこの分野で知られた方法で造
られ得る。製薬上受け入れられる塩が用いられる。
(5H)−オンを含めた、2−芳香族−3−ハロベンゾチ
アゼピンは塩であり得る。アルキルアミノ基を含有する
ようにアルキル化された生成物の適当な塩は酸付加塩を
含み、酸付加塩はベンゾチアゼピン核の2及び3位置の
間のエチレン不飽和とベンゾチアゼピン核の3位置に於
けるハロ部分の形成の後にこの分野で知られた方法で造
られ得る。製薬上受け入れられる塩が用いられる。
2,3−ジヒドロ−2−芳香族−3−ヒドロキシベンゾ
チアゼピンはベンゾチアゼピン核の2位置に於いて芳香
族基を有し、ベンゾチアゼピン核の2及び3位置に関
し、それらの各々のH部分が完全に飽和しており、ベン
ゾチアゼピン核の3位置にヒドロキシ(OH)部分を有す
るベンゾチアゼピンである。これらは既知の方法又はこ
れに類似の方法で得ることが出来る。好ましくは2,3−
ジヒドロ−2−芳香族−3−ヒドロキシベンゾチアゼピ
ンは、シス−2,3−ジヒドロ−2−芳香族−3−ヒドロ
キシ−1,5−ベンゾチアゼピン−4(5H)−オン、即ち
一般式 〔式中A及びRは式Iで上に定義の通り〕によって表わ
される化合物である。これらも知られた方法又はそれに
類似の方法で得ることが出来るか又は製造できる。例え
ば米国特許540類サブクラス491に分類された特許を参
照。
チアゼピンはベンゾチアゼピン核の2位置に於いて芳香
族基を有し、ベンゾチアゼピン核の2及び3位置に関
し、それらの各々のH部分が完全に飽和しており、ベン
ゾチアゼピン核の3位置にヒドロキシ(OH)部分を有す
るベンゾチアゼピンである。これらは既知の方法又はこ
れに類似の方法で得ることが出来る。好ましくは2,3−
ジヒドロ−2−芳香族−3−ヒドロキシベンゾチアゼピ
ンは、シス−2,3−ジヒドロ−2−芳香族−3−ヒドロ
キシ−1,5−ベンゾチアゼピン−4(5H)−オン、即ち
一般式 〔式中A及びRは式Iで上に定義の通り〕によって表わ
される化合物である。これらも知られた方法又はそれに
類似の方法で得ることが出来るか又は製造できる。例え
ば米国特許540類サブクラス491に分類された特許を参
照。
チオニルライドは、次の一般式 SOX2 (III) 〔式中Xは上の様に独立に各々の場合ハロである〕によ
って表わされる化合物である。好ましくはチオニルハラ
イドのハロ部分の両方が同じものである。適当な例には
臭化チオニル及び塩化チオニルが含まれる。チオニルハ
ライドは知られた方法又はこれと類似の方法で得られる
か製造できる。
って表わされる化合物である。好ましくはチオニルハラ
イドのハロ部分の両方が同じものである。適当な例には
臭化チオニル及び塩化チオニルが含まれる。チオニルハ
ライドは知られた方法又はこれと類似の方法で得られる
か製造できる。
本発明の実施に於いて2,3−ジヒドロ−2−芳香族−
3−ヒドロキシベンゾチアゼピンはハロゲン化チオニル
と接触される。一般に条件は2−芳香族−3−ハロベン
ゾチアゼピンを製造するのに十分なものである。
3−ヒドロキシベンゾチアゼピンはハロゲン化チオニル
と接触される。一般に条件は2−芳香族−3−ハロベン
ゾチアゼピンを製造するのに十分なものである。
2,3−ジヒドロ−2−芳香族−3−ヒドロキシベンゾ
チアゼピン及びチオニルハライドは無希釈で接触でき
る。別の方法としてこれらは適当な希釈剤の存在下で接
触できる。何れのばあいにも、混合物が一般に生じる。
チアゼピン及びチオニルハライドは無希釈で接触でき
る。別の方法としてこれらは適当な希釈剤の存在下で接
触できる。何れのばあいにも、混合物が一般に生じる。
2,3−ジヒドロ−2−芳香族−3−ヒドロキシベンゾ
チアゼピンとハロゲン化チオニルの量は変化し得る。典
型的にはチオニルハライドはモル過剰で使用される。そ
れでも、2,3−ジヒドロ−2−芳香族−3−ヒドロキシ
ベンゾチアゼピンのハロゲン化チオニルに対するモル比
は約1:2〜1:20である。
チアゼピンとハロゲン化チオニルの量は変化し得る。典
型的にはチオニルハライドはモル過剰で使用される。そ
れでも、2,3−ジヒドロ−2−芳香族−3−ヒドロキシ
ベンゾチアゼピンのハロゲン化チオニルに対するモル比
は約1:2〜1:20である。
混合物は加熱するのが有利である。加熱は還流条件下
で実施される。
で実施される。
接触の時間は任意の加熱が変化し得るものを含む。時
間は約30分から20時間である。不活性の雰囲気を使用で
きる。適当な不活性雰囲気にはアルゴン、ヘリウム、窒
素ガスが含まれる。
間は約30分から20時間である。不活性の雰囲気を使用で
きる。適当な不活性雰囲気にはアルゴン、ヘリウム、窒
素ガスが含まれる。
生成物の2−芳香族−3−ハロベンゾチアゼピンは単
離され、既知の方法で回収され得る。好ましくは生成物
は固体であり、適当な単離及び回収方法がこのことを心
に留めて用いられる。
離され、既知の方法で回収され得る。好ましくは生成物
は固体であり、適当な単離及び回収方法がこのことを心
に留めて用いられる。
生成物の収率はすばらしい。好ましくは収率は理論値
の少なくとも約50又は少なくとも約60%である。
の少なくとも約50又は少なくとも約60%である。
次のものは本発明を更に説明する。
実施例 窒素ブラケット下で、2.0gのdl−シス−2−(4−メ
トキシフェニル)−2,3−ジヒドロ−3−ヒドロキシ−
1,5−ベンゾチアゼピン−4(5H)−オン(6.8mモル)
の試料を20mlの塩化チオニル(27.6mモル)と希釈なし
でおよそ2時間還流した。次に50mlのヘキサンと約20ml
のエーテルを加え、固体生成物を瀘去した。固体を真空
下で乾燥し、1.4gの2−(4−メトキシフェニル)−3
−クロロ−1,5−ベンゾチアゼピン−4(5H)−オンを
得た。(理論値の66%収率)。
トキシフェニル)−2,3−ジヒドロ−3−ヒドロキシ−
1,5−ベンゾチアゼピン−4(5H)−オン(6.8mモル)
の試料を20mlの塩化チオニル(27.6mモル)と希釈なし
でおよそ2時間還流した。次に50mlのヘキサンと約20ml
のエーテルを加え、固体生成物を瀘去した。固体を真空
下で乾燥し、1.4gの2−(4−メトキシフェニル)−3
−クロロ−1,5−ベンゾチアゼピン−4(5H)−オンを
得た。(理論値の66%収率)。
結論 本発明はこのように提供される。本発明の精神の範囲
内で当業者によって数多くの適合化及び修正が為される
ことができ、本発明の範囲は前記の特許請求の範囲に特
定的に指摘されている。
内で当業者によって数多くの適合化及び修正が為される
ことができ、本発明の範囲は前記の特許請求の範囲に特
定的に指摘されている。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C07D 281/00 - 281/18 CA(STN) REGISTRY(STN)
Claims (8)
- 【請求項1】2,3−ジヒドロ−2−芳香族−3−ヒドロ
キシベンゾチアゼピンを2−芳香族−3−ハロベンゾチ
アゼピンを製造するのに十分な条件下で、ハロゲン化チ
オニルと接触させることからなる、2−芳香族−3−ハ
ロベンゾチアゼピンを製造する方法。 - 【請求項2】2−芳香族−3−ハロベンゾチアゼピン
が、2−芳香族−3−ハロ−1,5−ベンゾチアゼピン−
4(5H)−オン、即ち次の一般式 〔式中Aはアリール又は置換アリール基であり、 Qは水素(H)又はハロ部分であり、 RはH又は適当な有機の基であり、 Xはハロ部分である。〕によって表わされる化合物又は
その塩であり、 2,3−ジヒドロ−2−芳香族−3−ヒドロキシベンゾチ
アゼピンが、シス2,3−ジヒドロ−2−芳香族−3−ヒ
ドロキシ−1,5−ベンゾチアゼピン−4(5H)−オン、
即ち 式 〔式中A、Q及びRは上に式Iで定義の通りである。〕
によって表わされる化合物であり、 ハロゲン化チオニルが式 SOX2 〔式中Xは独立に各々の場合上のハロである。〕 によって表わされる化合物である、 請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】Aがフェニル又は置換フェニルであり、 QがH又はClであり、 RがHであり、 XがBrであり、 接触が実質的に希釈なしで実施される、 請求項2に記載の方法。
- 【請求項4】Aがフェニル又は置換フェニルであり、 QがH又はClであり、 RがHであり、 XがClであり、 接触が実質的に希釈なしで実施される、 請求項2に記載の方法。
- 【請求項5】少なくとも理論量の50%で2−芳香族−3
−ハロベンゾチアゼピンを生じる請求項1、2、3又は
4に記載の方法。 - 【請求項6】理論量の少なくとも60%で2−芳香族−3
−ハロベンゾチアゼピンを生じる請求項5に記載の方
法。 - 【請求項7】dl−シス−2−(4−メトキシフェニル)
−2,3−ジヒドロ−3−ヒドロキシ−1,5−ベンゾチアゼ
ピン−4(5H)−オン及び塩化チオニルを接触させて混
合物を生じ、混合物を還流させ、理論量の少なくとも60
%の収率で2−(4−メトキシフェニル)−3−クロロ
−1,5−ベンゾチアゼピン−4(5H)−オンを回収する
ことからなる2−(4−メトキシフェニル)−3−クロ
ロ−1,5−ベンゾチアゼピン−4(5H)−オンを製造す
る方法。 - 【請求項8】理論量の少なくとも66%で2−(4−メト
キシフェニル)−3−クロロ−1,5−ベンゾチアゼピン
−4(5H)−オンを生じる請求項7に記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US438,303 | 1989-11-20 | ||
US07/438,303 US4983733A (en) | 1989-11-20 | 1989-11-20 | Process for preparing 2-aromatic-3-halobenzothiazepines |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03178970A JPH03178970A (ja) | 1991-08-02 |
JP2974217B2 true JP2974217B2 (ja) | 1999-11-10 |
Family
ID=23740107
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2307332A Expired - Fee Related JP2974217B2 (ja) | 1989-11-20 | 1990-11-15 | 2―芳香族―3―ハロベンゾチアゼピン類 |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4983733A (ja) |
EP (1) | EP0430012B1 (ja) |
JP (1) | JP2974217B2 (ja) |
AT (1) | ATE122345T1 (ja) |
AU (1) | AU629427B2 (ja) |
CA (1) | CA2030076C (ja) |
DE (1) | DE69019311T2 (ja) |
DK (1) | DK0430012T3 (ja) |
ES (1) | ES2074514T3 (ja) |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL283341A (ja) * | 1961-09-18 | |||
US3895006A (en) * | 1974-04-19 | 1975-07-15 | Squibb & Sons Inc | 5-(Substituted amino)alkyl)-2-aryl-3-halo-1,5-benzothiazepin-4(5H)-ones |
US3983106A (en) * | 1975-07-03 | 1976-09-28 | E. R. Squibb & Sons, Inc. | 5-Heterocyclicalkyl-2-aryl-3-halo 1,5-benzothiazepin-4(5H)-ones |
ES2069003T3 (es) * | 1989-04-28 | 1995-05-01 | Tanabe Seiyaku Co | Procedimiento para preparar derivados de 1,5-benzotiazepina. |
JPH085869B2 (ja) * | 1990-03-08 | 1996-01-24 | 田辺製薬株式会社 | 1,5−ベンゾチアゼピン誘導体の製法 |
-
1989
- 1989-11-20 US US07/438,303 patent/US4983733A/en not_active Expired - Fee Related
-
1990
- 1990-11-14 AU AU66648/90A patent/AU629427B2/en not_active Ceased
- 1990-11-15 CA CA002030076A patent/CA2030076C/en not_active Expired - Fee Related
- 1990-11-15 JP JP2307332A patent/JP2974217B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1990-11-19 ES ES90122078T patent/ES2074514T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1990-11-19 AT AT90122078T patent/ATE122345T1/de not_active IP Right Cessation
- 1990-11-19 DE DE69019311T patent/DE69019311T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1990-11-19 EP EP90122078A patent/EP0430012B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1990-11-19 DK DK90122078.0T patent/DK0430012T3/da active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0430012A3 (en) | 1991-10-16 |
CA2030076C (en) | 2000-09-12 |
DK0430012T3 (da) | 1995-07-10 |
EP0430012A2 (en) | 1991-06-05 |
EP0430012B1 (en) | 1995-05-10 |
DE69019311T2 (de) | 1995-09-21 |
AU6664890A (en) | 1991-05-23 |
JPH03178970A (ja) | 1991-08-02 |
CA2030076A1 (en) | 1991-05-21 |
US4983733A (en) | 1991-01-08 |
ATE122345T1 (de) | 1995-05-15 |
DE69019311D1 (de) | 1995-06-14 |
ES2074514T3 (es) | 1995-09-16 |
AU629427B2 (en) | 1992-10-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0161794B1 (en) | Preparing clindamycin and analogues thereof | |
JPH0688991B2 (ja) | チアゼピン化合物の製造法 | |
EP1462447A3 (en) | Method for the preparation of pure citalopram | |
US5616703A (en) | Separation of cephalosporin isomers | |
JP2974217B2 (ja) | 2―芳香族―3―ハロベンゾチアゼピン類 | |
JP4538114B2 (ja) | 4−フェニル−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンの誘導体の新規の製造方法及び用いられる中間体 | |
US6881845B2 (en) | Process for preparing (±)trans-4-p-fluorophenyl-3-hydroxymethyl-1-methylpiperidine | |
JP2007511477A (ja) | シタロプラムの製造方法 | |
JP2848165B2 (ja) | 非対称ジヒドロピリジン誘導体の製造法 | |
JP3101841B2 (ja) | ホスホン酸での環化によるベンゾチアゼピンの製造法 | |
JPH09110832A (ja) | 4−アシルアミノ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジンの製造方法 | |
KR900002342B1 (ko) | Ym-09730 부분 입체 이성질체 a의 우선성 광학 이성질체의 신규 제조 방법 | |
EP0409044B1 (en) | A process for the optical resolution of dropropizine | |
KR940011461B1 (ko) | 1,5-벤조티아제핀 유도체의 제조 방법 | |
US20040132992A1 (en) | Process for the selective preparation of 3-(z) propenyl-cephem compound | |
US4189444A (en) | Process for the preparation of N,N'-disubstituted 2-naphthaleneethanimidamide and intermediates used therein | |
US4727149A (en) | Preparation of nitriles of fused ring pyridine derivatives | |
JP4234206B2 (ja) | テトラヒドロピリジン誘導体を調製する方法 | |
JPS6344742B2 (ja) | ||
EP0169603B1 (en) | Preparation of n-substituted-3-cyano azetidine derivatives | |
US20020062026A1 (en) | Method for preparing N-methyleneglycinates | |
JP2003517029A (ja) | トリフルオロメチルアセトフェノンの製造方法 | |
US4545934A (en) | Process for the producton of 4-substituted acetoacetic acid derivatives | |
EP0179487A1 (en) | 2-Phenylpropionic acid esters, method for optical resolution thereof and optically active substance thereof | |
HU195485B (en) | Process for producing aromatic carboxylic acid derivatives and -carboxamide derivatives |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |