JP2972906B2 - 光学ハウス - Google Patents

光学ハウス

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JP2972906B2
JP2972906B2 JP8052026A JP5202696A JP2972906B2 JP 2972906 B2 JP2972906 B2 JP 2972906B2 JP 8052026 A JP8052026 A JP 8052026A JP 5202696 A JP5202696 A JP 5202696A JP 2972906 B2 JP2972906 B2 JP 2972906B2
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  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、吸光分析装置など
に用いられる光学ハウスに関し、さらに詳しくは、組み
立て時の手間を軽減できると共に光学系の精度を改善で
きる光学ハウスに関する。
【0002】
【従来の技術】図6,図7は、従来の光学ハウスの一例
を示す斜視図である。この光学ハウス51は、タングス
テンランプTを保持するタングステンランプ保持部52
と、試料セル(図8のSC)を保持する試料セル保持部
53と、集光用凸レンズ(図4のG)を保持するレンズ
保持部54と、干渉フィルタ板(図4のF)を保持する
フィルタ保持部55と、フォトダイオードPを保持する
フォトダイオード保持部56とが一つの光軸に沿って形
成されたABS(Acrylonitrile Butadiene Styrene
copolymer)樹脂成形品である。57は、レンズ保持部
54とフィルタ保持部55に被せるカバーであり、AB
S樹脂成形品であり、ネジBをネジ孔BHに螺合するこ
とにより取り付けられる。なお、Tdはタングステンラ
ンプ胴部であり、Tbはタングステンランプ基部であ
る。また、Pdはフォトダイオード胴部であり、Pbは
フォトダイオード基部である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の光学ハウス
51は、比較的硬い(曲げ初期弾性率が約15000k
g/平方cm以上)樹脂であるABS樹脂製であったた
め、次のような問題点があった。 (1)樹脂が硬いので、タングステンランプ保持部52
の孔の内径をタングステンランプ基部Tbの外径よりや
や大きめにしないとタングステンランプTを入れられな
い。しかし、大きめにしておくと、位置精度が悪くな
る。樹脂が硬いので、フォトダイオード保持部56の孔
の内径をフォトダイオード胴部Pdの外径よりやや大き
めにしないとフォトダイオードPを入れられない。しか
し、大きめにしておくと、位置精度が悪くなる。 (2)カバー57がネジ止め式なので、着脱に手間がか
かる。嵌め込み式にすれば着脱が容易になるが、樹脂が
硬いので、嵌め込み式にすると破損しやすくなる。ま
た、破損しない強度を得ようとすると、肉厚が大きくな
るため、サイズも大きくなってしまう。 (3)集光用凸レンズがレンズ保持部54の壁面に接触
するが、樹脂が硬いので、集光用凸レンズの表面に傷が
つきやすい。また、干渉フィルタ板がフィルタ保持部5
5の壁面に接触するが、樹脂が硬いので、干渉フィルタ
板の干渉膜に傷がつきやすく、剥離しやすい。干渉フィ
ルタ板の干渉膜を守るため、干渉フィルタ板の周縁に保
護枠を嵌めればよいが、そうすると、肉厚が大きくなる
ため、サイズも大きくなってしまう。 (4)試料セルSCを出し入れする時に、試料セルSC
が試料セル保持部53の壁面53a,53bに接触する
と、樹脂が硬いので、試料セルSCの表面に傷がつきや
すい。そこで、本発明の目的は、位置精度を向上でき、
カバーを嵌め込み式にでき、レンズやフィルタに傷を付
けず、試料セルの表面に傷を付けない光学ハウスを提供
することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】第1の観点では、本発明
は、発光素子保持部と、試料セル保持部と、レンズ保持
部と、フィルタ保持部と、受光素子保持部とが一つの光
軸に沿って形成された樹脂成形品の光学ハウスにおい
て、前記樹脂が、ショアー硬度20度以上,50度以下
であることを特徴とする光学ハウスを提供する。上記第
1の観点による光学ハウスでは、ショアー硬度20度以
上,50度以下という比較的柔らかい(曲げ初期弾性率
が約5000kg/平方cm以下)樹脂を用いた。この
ため、従来の問題点が解消される。すなわち、 (1)樹脂が柔らかいので、発光素子保持部の孔の内径
を発光素子の胴部の外径と略一致させても発光素子を入
れられる。このため、位置精度を向上することが出来
る。 樹脂が柔らかいので、受光素子保持部の孔の内径を受光
素子の胴部の外径と略一致させても受光素子を入れられ
る。このため、位置精度を向上することが出来る。 (2)樹脂が柔らかいので、カバーを嵌め込み式にして
も、破損しにくく、肉厚を大きくする必要もない。ま
た、嵌め込み式にすると、着脱に手間がかからなくな
る。 (3)集光用凸レンズがレンズ保持部の壁面に接触する
が、樹脂が柔らかいので、集光用凸レンズの表面に傷が
つきにくい。また、干渉フィルタ板がフィルタ保持部の
壁面に接触するが、樹脂が柔らかいので、干渉フィルタ
板の干渉膜に傷がつきにくく、剥離しにくい。従って、
干渉フィルタ板の干渉膜を守るために干渉フィルタ板の
周縁に保護枠を嵌める必要がなく、そうすると、肉厚が
大きくならないため、サイズがコンパクトになる。 (4)試料セルを出し入れする時に、試料セルが試料セ
ル保持部の壁面に接触するが、樹脂が柔らかいので、試
料セルの表面に傷がつきにくい。なお、取り扱いやすさ
の観点からショアー硬度40度以上,50度以下が特に
好ましい。
【0005】第2の観点では、本発明は、上記構成の光
学ハウスにおいて、前記発光素子保持部は、発光素子の
胴部を挿入しうるが基部は挿入できない内径を有する保
持孔であり、その保持孔の内壁には発光素子の胴部を弾
性変形により保持する凸条が形成されていることを特徴
とする光学ハウスを提供する。上記第2の観点による光
学ハウスでは、凸条の弾性力により発光素子の胴部が保
持孔に安定に保持される。また、発光素子の基部が保持
孔に入らずに止るから、発光素子を規定位置に正確に設
置することが出来る。
【0006】第3の観点では、本発明は、上記構成の光
学ハウスにおいて、前記受光素子保持部は、受光素子の
胴部を挿入しうるが基部は挿入できない内径を有する保
持孔であり、その保持孔の内壁には受光素子の胴部を弾
性変形により保持する凸条が形成されていることを特徴
とする光学ハウスを提供する。上記第3の観点による光
学ハウスでは、凸条の弾性力により受光素子の胴部が保
持孔に安定に保持される。また、受光素子の基部が保持
孔に入らずに止るから、受光素子を規定位置に正確に設
置することが出来る。
【0007】第4の観点では、本発明は、上記構成の光
学ハウスにおいて、前記試料セル保持部は、試料セル保
持面の光軸貫通部分やその近傍部分に凹みを有すること
を特徴とする光学ハウスを提供する。上記第4の観点に
よる光学ハウスでは、試料セル保持面の光軸貫通部分や
その近傍部分に凹みを有するから、常に試料セルとの間
に隙間が形成される。従って、試料セルが接触しないか
ら、試料セルに全く傷が付かない。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図に示す実施形態により本
発明をさらに詳細に説明する。なお、これにより本発明
が限定されるものではない。
【0009】図1,図2は、本発明の一実施形態の光学
ハウスを示す斜視図である。この光学ハウス1は、発光
ダイオードLを保持する発光ダイオード保持部2と、試
料セル(図3のC)を保持する試料セル保持部3と、集
光用凸レンズ(図4のG)を保持するレンズ保持部4
と、干渉フィルタ板(図4のF)を保持するフィルタ保
持部5と、フォトダイオードPを保持するフォトダイオ
ード保持部6とが一つの光軸に沿って形成されたオレフ
ィン系熱可塑性エラストマー(商品名ミラストマー:三
井石油化学社製)成形品である。前記オレフィン系熱可
塑性エラストマーは、ショアー硬度20度以上,50度
以下という比較的柔らかい(曲げ初期弾性率が約500
0kg/平方cm以下)樹脂である。
【0010】7は、レンズ保持部4とフィルタ保持部5
に被せるカバーであり、上記と同じオレフィン系熱可塑
性エラストマー成形品であり、ツメ7tをツメ孔thに
嵌合することにより取り付けられる。前記カバー7は、
嵌め込み式であり、着脱に手間がかからない。樹脂が柔
らかいので、前記カバー7を嵌め込み式にしても、破損
しにくい。従って、肉厚を大きくする必要がないため、
サイズをコンパクトに出来る。
【0011】前記発光ダイオード保持部2は、発光ダイ
オード胴部Ldを挿入しうるが発光ダイオード基部Lb
は挿入できない内径を有する保持孔であり、その保持孔
の内壁には発光ダイオード胴部Ldを弾性変形により保
持する凸条2Jが形成されている。前記凸条2Jの弾性
力により発光ダイオード胴部Ldが保持孔に安定に保持
される。また、発光ダイオード基部Lbが保持孔に入ら
ずに止るから、発光ダイオードLを規定位置に正確に設
置することが出来る。
【0012】前記フォトダイオード保持部6は、フォト
ダイオード胴部Pdを挿入しうるがフォトダイオード基
部Pbは挿入できない内径を有する保持孔であり、その
保持孔の内壁にはフォトダイオード胴部Pdを弾性変形
により保持する凸条6Jが形成されている。前記凸条6
Jの弾性力によりフォトダイオード胴部Pdが保持孔に
安定に保持される。また、フォトダイオード基部Pbが
保持孔に入らずに止るから、フォトダイオードPを規定
位置に正確に設置することが出来る。
【0013】前記試料セル保持部3は、試料セル保持面
の光軸貫通部分やその近傍部分に凹み3c,3dを有し
ている。前記凹み3c,3dを有するから、常に試料セ
ルCとの間に隙間が形成される。従って、試料セルCが
接触しないから、試料セルCに全く傷が付かない。
【0014】図3は、試料セルCの斜視図である。この
試料セルCは、円筒上部Caと、四角筒下部Cbからな
っている。従来の試料セル(図8のSC)と異なり、円
筒上部Caを有している理由は、水密性の観点からであ
る。これについては後述する。
【0015】図4は、上記光学ハウス1および試料セル
Cを用いた携帯型残留塩素測定装置100を示す断面図
である。また、図5は、携帯型残留塩素測定装置100
の外観図である。この携帯型残留塩素測定装置100に
おいて、前記光学ハウス1は、その底面に形成された突
起9を回路基板101の係止孔に嵌め込むことにより、
回路基板101に取り付けられている。光学ハウス1の
樹脂が柔らかいため、この取り付けも容易に行うことが
出来る。
【0016】発光ダイオードLは、波長420nm〜4
80nmで相対発光強度が0.6以上の青色発光ダイオ
ードであり、その胴部6dを光学ハウス1の受光素子保
持部6の保持孔に保持されると共にその基部6bを保持
孔の入口に当接し、且つ、リードを回路基板101のパ
ターンに半田付けされている。干渉フィルタ板Fは、波
長420nm〜480nmの光を選択的に透過させるフ
ィルタである。
【0017】前記試料セルCは、樹脂製の上部ケース1
02の試料水注水口103に、Oリング104の弾性力
により保持されている。図3に示したように試料セルC
が円筒上部Caを有している理由は、試料セルCをOリ
ング104内に嵌め易くして、組立て工数を減らすため
である。試料セルCがOリング104に当接することに
より水密になるため、試料セルCに試料水Wを注水する
時に誤って試料水Wがケースの内部に侵入し、回路基板
101に損傷を与えることが防止される。試料水注水口
103の周縁103aには、ごくわずかの面取(糸面
取)が付けられている。これは、試料セルCから試料水
Wを捨てるとき、水切りを良くするためである。
【0018】前記回路基板101は、CPUチップを含
む電子回路と、数字表示器105と、押ボタン106
r,106z(106zは106rの陰になっている)
と、電池ホルダ107とを搭載しており、上部ケース1
02にネジ止されている。前記数字表示器105に表示
された数字は、上部ケース102に貼着されたアクリル
樹脂108を透して、外部から見ることが出来る。前記
押ボタン106r,106zは、上部ケース102に貼
着された可撓フィルム109r,109zを介して、外
部から押すことが出来る。前記電池ホルダ107は、単
5電池を4本直列接続で保持するものである。
【0019】前記上部ケース102には、角形シールリ
ング110を挟んで、樹脂製の下部ケース111が取り
付けられている。この取り付け方法は、下部ケース11
1の長手方向の一端でツメ112を掛け、下部ケース1
11の長手方向の他端でネジ113で止める。ネジ止が
1ヵ所だけなので、取り付け/取り外しは容易である。
前記ネジ113を螺合すると、ネジ113の基部がOリ
ング114と当接し、水密になる。そこで、上部ケース
102に下部ケース111を取り付けた状態では、ケー
ス内が完全に防水されることになる。これにより、例え
ばプールや濾過池の水質検査をする時に携帯型残留塩素
測定装置100が水をかぶっても、水が入らないため、
水によるダメージを受けたりすることがなくなる。ま
た、水に比べて比容積が大きいので、誤ってプールや濾
過池に落としても、底に沈んでしまったりすることがな
い。従って、安心して水際に携帯して使用することが出
来るようになる。
【0020】前記ネジ113の基部とネジ部の間には、
溝115が設けてある。これにより、下部ケース111
を取り外すためにネジ113を弛めた時に、溝115に
Oリング114が嵌まり、ネジ113が抜け落ちること
を防止できる。従って、この点でも、安心して水際で使
用することが出来る。
【0021】下部ケース111には、シリカゲルなどが
入った乾燥剤ケース116が弾性的に保持されている。
これにより、低温の試料水Wを試料セルCに入れた時に
ケース内部側の試料セルCの面に結露することを防止で
き、測定を好適に行えるようになる。
【0022】携帯型残留塩素測定装置100において、
例えば電池Bを新しい電池と古い電池を混在させて取付
けた場合、電池から水素ガスが発生し、ケース内部の圧
力が高くなる。ところが、上部ケース102と下部ケー
ス111とは、長手方向の両端部でのみ固定されている
ため、内部の圧力が高くなったときは、中央部が膨れる
ように変形しうる。すると、中央部で上部ケース102
と下部ケース111の間に隙間が生じるため、内部のガ
スが外部へ出る。これにより、水素ガス発生による破裂
が防止される。
【0023】前記下部ケース111の一方の端部は、係
止用のツメ112の成形上の都合から厚肉になってい
る。そこで、この部分に貫通孔117を穿設し、吊下げ
紐を通せるようにしている。
【0024】次に、上記携帯型残留塩素測定装置100
の使用方法を説明する。 (1)ビーカーに試料水を採取する。水道水の残留塩素
を測定する場合、水道の蛇口からビーカーに水を入れ
る。 (2)試料セルCに試料水Wを満たす。 (3)可撓フィルム109zを介して押ボタン106z
(ZEROボタン)を押す。これにより、残留塩素
“0”の吸光度Ioが測定される。 (4)試料セルCから試料水Wを捨てる。 (5)試料セルCにオルトトリジン法の発色試薬を0.
1cc入れる。 (6)試料セルCに試料水Wを1.9cc入れる。 (7)可撓フィルム109rを介して押ボタン106r
(READボタン)を押す。これにより、吸光度Ixが
測定される。そして、この吸光度Ixと前記残留塩素
“0”の吸光度Ioとにより、試料水W中の残留塩素量
が計算され、数字表示器105に表示される。 (8)前記数字表示器105に表示された数字を、アク
リル樹脂108を透して、読み取る。以上により、試料
水W中の残留塩素量を知ることが出来る。
【0025】
【発明の効果】本発明の光学ハウスによれば、ショアー
硬度20度以上,50度以下という比較的柔らかい(曲
げ初期弾性率が約5000kg/平方cm以下)樹脂を
用いた成形品としたから、次の効果が得られる。 (1)発光素子保持部の孔の内径を発光素子の胴部の外
径と略一致させても発光素子を入れられるため、位置精
度を向上することが出来る。また、受光素子保持部の孔
の内径を受光素子の胴部の外径と略一致させても受光素
子を入れられるため、位置精度を向上することが出来
る。 (2)破損しにくく、肉厚を大きくする必要もないた
め、カバーを嵌め込み式にできる。嵌め込み式にする
と、着脱に手間がかからなくなる。 (3)集光用凸レンズの表面に傷がつきにくい。また、
干渉フィルタ板の干渉膜に傷がつきにくく、剥離しにく
い。従って、干渉フィルタ板の周縁に保護枠を嵌める必
要がなく、サイズをコンパクトにできる。 (4)試料セルの表面に傷がつきにくい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の光学ハウスの受光素子側
から見た斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態の光学ハウスの発光素子側
から見た斜視図である。
【図3】本発明の一実施形態の光学ハウス用の試料セル
の斜視図である。
【図4】携帯型残留塩素測定装置の断面図である。
【図5】携帯型残留塩素測定装置の外観図である。
【図6】従来の光学ハウスの一例の受光素子側から見た
斜視図である。
【図7】従来の光学ハウスの一例の発光素子側から見た
斜視図である。
【図8】従来の光学ハウス用の試料セルの斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 光学ハウス 2 発光ダイオード保持部 2J 凸条 3 試料セル保持部 3c,3d 凹み 4 レンズ保持部 5 フィルタ保持部 6 受光素子保持部 6J 凸条 7 カバー L 発光ダイオード G レンズ F フィルタ P フォトダイオード C 試料セル 100 携帯型残留塩素測定装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 大輔 東京都世田谷区桜丘5−48−16 水道機 工(株)世田谷事業所内 (56)参考文献 特開 平6−27018(JP,A) 実開 昭52−135882(JP,U) 実開 平4−110958(JP,U) 実開 昭61−26146(JP,U) 実開 平5−64759(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01N 21/00 - 21/74 G01N 35/00 - 37/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光素子保持部と、試料セル保持部と、
    レンズ保持部と、フィルタ保持部と、受光素子保持部と
    が一つの光軸に沿って形成された樹脂成形品の光学ハウ
    スにおいて、 前記樹脂が、ショアー硬度20度以上,50度以下であ
    ることを特徴とする光学ハウス。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の光学ハウスにおいて、
    前記発光素子保持部は、発光素子の胴部を挿入しうるが
    基部は挿入できない内径を有する保持孔であり、その保
    持孔の内壁には発光素子の胴部を弾性変形により保持す
    る凸条が形成されていることを特徴とする光学ハウス。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の光学ハ
    ウスにおいて、前記受光素子保持部は、受光素子の胴部
    を挿入しうるが基部は挿入できない内径を有する保持孔
    であり、その保持孔の内壁には受光素子の胴部を弾性変
    形により保持する凸条が形成されていることを特徴とす
    る光学ハウス。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれかに記載
    の光学ハウスにおいて、前記試料セル保持部は、試料セ
    ル保持面の光軸貫通部分やその近傍部分に凹みを有する
    ことを特徴とする光学ハウス。
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