JP2972765B1 - 簡易型携帯電話システムの移動局側のキャリアセンス方法及びシステム - Google Patents
簡易型携帯電話システムの移動局側のキャリアセンス方法及びシステムInfo
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W48/00—Access restriction; Network selection; Access point selection
- H04W48/16—Discovering, processing access restriction or access information
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B7/00—Radio transmission systems, i.e. using radiation field
- H04B7/24—Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts
- H04B7/26—Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts at least one of which is mobile
- H04B7/2643—Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts at least one of which is mobile using time-division multiple access [TDMA]
-
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- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W74/00—Wireless channel access
- H04W74/08—Non-scheduled access, e.g. ALOHA
- H04W74/0808—Non-scheduled access, e.g. ALOHA using carrier sensing, e.g. carrier sense multiple access [CSMA]
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Abstract
【要約】
【課題】簡易型携帯電話システムにおいて、通信状態で
の電波干渉の発生を防止することを未然に防止する、キ
ャリアセンス方法及ぶシステムの提供。 【解決手段】基地局から通信用周波数及びスロットを指
定されてキャリアセンスする際に、移動局の受信スロッ
トのみでなく送信スロットも同時にキャリアセンスを行
う手段と、キャリアセンスレベルを固定でなく可変にす
る手段を有し、キャリアセンス時に受信スロットのみで
なく送信スロットのキャリアセンスを行う。
の電波干渉の発生を防止することを未然に防止する、キ
ャリアセンス方法及ぶシステムの提供。 【解決手段】基地局から通信用周波数及びスロットを指
定されてキャリアセンスする際に、移動局の受信スロッ
トのみでなく送信スロットも同時にキャリアセンスを行
う手段と、キャリアセンスレベルを固定でなく可変にす
る手段を有し、キャリアセンス時に受信スロットのみで
なく送信スロットのキャリアセンスを行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は簡易型携帯電話シス
テムにおける移動局のキャリアセンス方法及び方式に関
し、特に、非同期のTDMA(Time Division Multip
le Access;時分割多元アクセス)システムが混在する
自営システムのキャリアセンス方法及び方式に関する。
テムにおける移動局のキャリアセンス方法及び方式に関
し、特に、非同期のTDMA(Time Division Multip
le Access;時分割多元アクセス)システムが混在する
自営システムのキャリアセンス方法及び方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、TDMA方式の無線通信シス
テムにおいて、複数の基地局と移動局が同一周波数を用
いて無線通信を行う場合、各局は自局の電波と他局から
の電波との干渉を避けるために、通信を開始する前に、
他局から電波が出されているか否かをチェックするため
にキャリアセンスを行うようにしている。このキャリア
センスの結果、他局からの電波が検知されなければ、通
信を開始する。
テムにおいて、複数の基地局と移動局が同一周波数を用
いて無線通信を行う場合、各局は自局の電波と他局から
の電波との干渉を避けるために、通信を開始する前に、
他局から電波が出されているか否かをチェックするため
にキャリアセンスを行うようにしている。このキャリア
センスの結果、他局からの電波が検知されなければ、通
信を開始する。
【0003】簡易型携帯電話システムの場合、基地局が
使用予定通信用周波数及び受信スロットのキャリアセン
スを行い、使用予定通信用周波数及びスロットに、他局
からの電波が検出されなければ、未使用と判断し、該制
御用周波数及びスロット用いて、移動局に対して、通信
用周波数と通信用スロットを指定し、移動局は、基地局
から指定された通信用周波数及びスロットのキャリアセ
ンスを行い、他局からの電波が検出されなければ、通信
を開始するという方式が採用されている。
使用予定通信用周波数及び受信スロットのキャリアセン
スを行い、使用予定通信用周波数及びスロットに、他局
からの電波が検出されなければ、未使用と判断し、該制
御用周波数及びスロット用いて、移動局に対して、通信
用周波数と通信用スロットを指定し、移動局は、基地局
から指定された通信用周波数及びスロットのキャリアセ
ンスを行い、他局からの電波が検出されなければ、通信
を開始するという方式が採用されている。
【0004】簡易型携帯電話システムに関する標準規格
第1版RCR STD−28(平成5年12月20日策
定)には、基地局と移動局の通信用スロットのキャリア
センス方式に関しては、受信予定スロットのみ行う機能
とキャリアセンスレベルとしては固定の受信電界レベル
が規定されている。
第1版RCR STD−28(平成5年12月20日策
定)には、基地局と移動局の通信用スロットのキャリア
センス方式に関しては、受信予定スロットのみ行う機能
とキャリアセンスレベルとしては固定の受信電界レベル
が規定されている。
【0005】図9は、従来の移動局の通信チャネル接続
時の状態遷移を示す流れ図である。図6は、移動局と基
地局との間の通信チャネル接続シーケンスを示すシーケ
ンス図である。移動局がオフフック時、通信チャネル
(CH)・スロット割り当て要求信号61(図6参照)
を基地局に送出し(図9の80)、基地局が使用予定通
信用周波数及び受信スロットのキャリアセンスを行い、
使用予定通信用周波数及びスロットに、他局からの電波
が検出されなければ、未使用と判断し、該制御用周波数
及びスロット用いて、移動局に対して、通信用周波数と
通信用スロットを指定し、移動局では通信チャネル(C
H)・スロット割り当て信号62(図6参照)を受信し
た場合、指定された通信周波数・スロットの受信スロッ
トのキャリアセンス動作を行ない(図9の82、8
4)、電界レベルが規定レベル以上の場合、通信チャネ
ル割り当て要求信号を基地局に送出し(図9の83)、
該当通信用周波数とスロットが未使用(電界レベルが規
定レベル未満)であれば、基地局に対して、指定された
通信用周波数と通信用送信スロットを使用して、同期信
号63(図6参照)を送信し(図9の85)、同期信号
受信待ちとなり、基地局からの同期信号64(図6参
照)を受信した後に、通信状態に移行する。
時の状態遷移を示す流れ図である。図6は、移動局と基
地局との間の通信チャネル接続シーケンスを示すシーケ
ンス図である。移動局がオフフック時、通信チャネル
(CH)・スロット割り当て要求信号61(図6参照)
を基地局に送出し(図9の80)、基地局が使用予定通
信用周波数及び受信スロットのキャリアセンスを行い、
使用予定通信用周波数及びスロットに、他局からの電波
が検出されなければ、未使用と判断し、該制御用周波数
及びスロット用いて、移動局に対して、通信用周波数と
通信用スロットを指定し、移動局では通信チャネル(C
H)・スロット割り当て信号62(図6参照)を受信し
た場合、指定された通信周波数・スロットの受信スロッ
トのキャリアセンス動作を行ない(図9の82、8
4)、電界レベルが規定レベル以上の場合、通信チャネ
ル割り当て要求信号を基地局に送出し(図9の83)、
該当通信用周波数とスロットが未使用(電界レベルが規
定レベル未満)であれば、基地局に対して、指定された
通信用周波数と通信用送信スロットを使用して、同期信
号63(図6参照)を送信し(図9の85)、同期信号
受信待ちとなり、基地局からの同期信号64(図6参
照)を受信した後に、通信状態に移行する。
【0006】従来の移動局のキャリアセンス動作の一例
を以下に概説しておく。図3を参照すると、移動局
(A)34は基地局(A)30から指定された通信用周
波数の受信スロットのみのキャリアセンス動作を行うた
め、移動局(A)34では、基地局(B)31と移動局
(B)35が通信中であることを検出することができ
ず、基地局(B)31と移動局(B)35の通信中の通
信用周波数と同一周波数で移動局(A)34と基地局
(A)30は通信を開始することになる。このため、基
地局(A)30と移動局(A)34の通信中の通信用周
波数と基地局(B)31と移動局(B)35の通信用周
波数が同一のため、移動局(B)35が移動局(A)3
4の近傍に移動してきた場合に、移動局(A)34の通
信中の受信スロット12に移動局(B)35の通信中の
送信スロットが重なり電波干渉が発生する。
を以下に概説しておく。図3を参照すると、移動局
(A)34は基地局(A)30から指定された通信用周
波数の受信スロットのみのキャリアセンス動作を行うた
め、移動局(A)34では、基地局(B)31と移動局
(B)35が通信中であることを検出することができ
ず、基地局(B)31と移動局(B)35の通信中の通
信用周波数と同一周波数で移動局(A)34と基地局
(A)30は通信を開始することになる。このため、基
地局(A)30と移動局(A)34の通信中の通信用周
波数と基地局(B)31と移動局(B)35の通信用周
波数が同一のため、移動局(B)35が移動局(A)3
4の近傍に移動してきた場合に、移動局(A)34の通
信中の受信スロット12に移動局(B)35の通信中の
送信スロットが重なり電波干渉が発生する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
の簡易型携帯電話システムのキャリアセンス方式におい
ては、自基地局と自移動局の各局で通信予定受信スロッ
トのみのキャリアセンスを行い通信開始するため、通信
開始直後は、他の移動局からの電波との干渉を受ける可
能性は低い。しかしながら、実際に、自移動局の送信ス
ロットを他移動局が既に使用しており、他移動局と自基
地局の距離が離れているために、自基地局の受信スロッ
トのキャリアセンス時にキャリアなしと判定した場合に
は、通信開始後、他移動局が自移動局の近傍に移動して
きた場合、または、自移動局が他移動局近傍に移動した
場合に、電波干渉が発生する場合がある。
の簡易型携帯電話システムのキャリアセンス方式におい
ては、自基地局と自移動局の各局で通信予定受信スロッ
トのみのキャリアセンスを行い通信開始するため、通信
開始直後は、他の移動局からの電波との干渉を受ける可
能性は低い。しかしながら、実際に、自移動局の送信ス
ロットを他移動局が既に使用しており、他移動局と自基
地局の距離が離れているために、自基地局の受信スロッ
トのキャリアセンス時にキャリアなしと判定した場合に
は、通信開始後、他移動局が自移動局の近傍に移動して
きた場合、または、自移動局が他移動局近傍に移動した
場合に、電波干渉が発生する場合がある。
【0008】また、移動局のキャリアセンス時のキャリ
アセンスレベルが自基地局からの制御用信号の受信レベ
ルとは無関係に一定であるため、キャリアセンス時に、
自基地局からの制御信号受信電界レベル以上の干渉波を
検出した場合であっても、該当スロットは未使用と判断
して、通信を開始することになり、この場合、通信開始
直後から電波干渉が発生することにある。
アセンスレベルが自基地局からの制御用信号の受信レベ
ルとは無関係に一定であるため、キャリアセンス時に、
自基地局からの制御信号受信電界レベル以上の干渉波を
検出した場合であっても、該当スロットは未使用と判断
して、通信を開始することになり、この場合、通信開始
直後から電波干渉が発生することにある。
【0009】したがって、本発明は、上記問題点に鑑み
てなされたものであって、その目的は、簡易型携帯電話
システムにおいて、通信状態での電波干渉の発生を防止
することを未然に防止する、キャリアセンス方法及ぶシ
ステムを提供することにある。
てなされたものであって、その目的は、簡易型携帯電話
システムにおいて、通信状態での電波干渉の発生を防止
することを未然に防止する、キャリアセンス方法及ぶシ
ステムを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する本
発明は、簡易型携帯電話システムの移動局において、基
地局から通信用周波数及びスロットを指定されてキャリ
アセンスする際に、移動局の受信スロットだけでなく、
送信スロットもキャリアセンスを行う手段と、を備えた
ものである。また、本発明においては、さらにキャリア
センスレベルを固定でなく可変にする手段を備える。
発明は、簡易型携帯電話システムの移動局において、基
地局から通信用周波数及びスロットを指定されてキャリ
アセンスする際に、移動局の受信スロットだけでなく、
送信スロットもキャリアセンスを行う手段と、を備えた
ものである。また、本発明においては、さらにキャリア
センスレベルを固定でなく可変にする手段を備える。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について説明
する。本発明の実施の形態において、簡易型携帯電話シ
ステムの移動局は、基地局から通信用周波数及びスロッ
トを指定されてキャリアセンスする際に、移動局の受信
スロットのみでなく送信スロットも同時にキャリアセン
スを行う手段を備える。
する。本発明の実施の形態において、簡易型携帯電話シ
ステムの移動局は、基地局から通信用周波数及びスロッ
トを指定されてキャリアセンスする際に、移動局の受信
スロットのみでなく送信スロットも同時にキャリアセン
スを行う手段を備える。
【0012】また、本発明の実施の形態においては、移
動局におけるキャリアセンスにおいて、キャリアセンス
レベルを固定でなく可変にする機能を備えた構成として
もよい。
動局におけるキャリアセンスにおいて、キャリアセンス
レベルを固定でなく可変にする機能を備えた構成として
もよい。
【0013】キャリアセンス時に受信スロットのみでな
く送信スロットのキャリアセンスを行い、自移動局近傍
ですでに使用されている他移動局の通信用キャリアの使
用を防ぎ、通信状態での電波干渉を発生させない。
く送信スロットのキャリアセンスを行い、自移動局近傍
ですでに使用されている他移動局の通信用キャリアの使
用を防ぎ、通信状態での電波干渉を発生させない。
【0014】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して以下
に説明する。図2は、本発明の一実施例における簡易型
携帯電話システムの移動局の構成を示すブロック図であ
る。図2を参照すると、本発明の一実施例の移動局は、
アンテナ部21、送信部22、ベ−スバンド処理部2
3、制御部24、ユ−ザインタフェ−ス部25、受信部
26、送信スロットキャリアセンス回路27、及び、受
信スロットキャリアセンス回路28を備えて構成されて
いる。このうち、送信スロットキャリアセンス回路27
は、本発明の一実施例の特徴を構成する要素であり、他
の要素は、公知のものを用いることができる。
に説明する。図2は、本発明の一実施例における簡易型
携帯電話システムの移動局の構成を示すブロック図であ
る。図2を参照すると、本発明の一実施例の移動局は、
アンテナ部21、送信部22、ベ−スバンド処理部2
3、制御部24、ユ−ザインタフェ−ス部25、受信部
26、送信スロットキャリアセンス回路27、及び、受
信スロットキャリアセンス回路28を備えて構成されて
いる。このうち、送信スロットキャリアセンス回路27
は、本発明の一実施例の特徴を構成する要素であり、他
の要素は、公知のものを用いることができる。
【0015】図3は、本発明の一実施例を説明するため
の図であり、簡易型携帯電話システムのシステム構成を
示す図である。図3を参照すると、基地局(B)31と
移動局(B)35が通信中に移動局(A)34が基地局
(A)30と通信開始しようとしている。移動局(A)
34は基地局(B)31のサ−ビスエリア内のため基地
局(B)31の電波は受信可能であるが、移動局(B)
35からの電波は受信することができない。
の図であり、簡易型携帯電話システムのシステム構成を
示す図である。図3を参照すると、基地局(B)31と
移動局(B)35が通信中に移動局(A)34が基地局
(A)30と通信開始しようとしている。移動局(A)
34は基地局(B)31のサ−ビスエリア内のため基地
局(B)31の電波は受信可能であるが、移動局(B)
35からの電波は受信することができない。
【0016】図4は、TDMA(Time Division Mult
iple Access)−TDD(Time Division Duplex)方
式の簡易型携帯電話システムにおけるスロット構成を示
す図である。図4に示すように、5msec間に4つの
送信スロット(T1〜T4)と、4つの受信スロット
(R1〜R4)を配置し、使用する送信スロットの4タ
イム後を受信スロットとして必ず使用し、送信スロット
と受信スロットは同一の無線周波数を使用する。
iple Access)−TDD(Time Division Duplex)方
式の簡易型携帯電話システムにおけるスロット構成を示
す図である。図4に示すように、5msec間に4つの
送信スロット(T1〜T4)と、4つの受信スロット
(R1〜R4)を配置し、使用する送信スロットの4タ
イム後を受信スロットとして必ず使用し、送信スロット
と受信スロットは同一の無線周波数を使用する。
【0017】さらに、図4を参照すると、各スロット
は、ランプビット部41、プリアンブル部42、同期ワ
−ド部43、基地局番号部44、移動局番号部45、情
報チャネル部46、ガ−ドビット部47から構成され
る。
は、ランプビット部41、プリアンブル部42、同期ワ
−ド部43、基地局番号部44、移動局番号部45、情
報チャネル部46、ガ−ドビット部47から構成され
る。
【0018】図1は、本発明の一実施例を説明するため
のスロット構成の一例を示す図であり、本発明のキャリ
アセンスシステムを適用することで、電波干渉の発生を
未然に防ぐことが可能とされている、基地局(A)30
と基地局(B)31(図3参照)のタイムスロットの関
係の一例として、基地局(B)31と移動局(B)35
の通信中のタイムスロットと、基地局(A)30と移動
局(A)34とが通信を開始しようとするタイムスロッ
トとの関係を示したものである。
のスロット構成の一例を示す図であり、本発明のキャリ
アセンスシステムを適用することで、電波干渉の発生を
未然に防ぐことが可能とされている、基地局(A)30
と基地局(B)31(図3参照)のタイムスロットの関
係の一例として、基地局(B)31と移動局(B)35
の通信中のタイムスロットと、基地局(A)30と移動
局(A)34とが通信を開始しようとするタイムスロッ
トとの関係を示したものである。
【0019】図1を参照すると、基地局(B)31の通
信中、送信スロット(T3)17と移動局(A)34が
通信開始しようとしている通信予定送信スロット15と
が重なっている。移動局(A)34が通信開始しようと
している周波数とスロットは、基地局(A)30が指定
するが、基地局(A)30において、通信予定受信スロ
ット14のキャリアセンスを行った結果、基地局(A)
30では基地局(B)31の通信中送信スロット17の
電波を受信することができないため、通信用周波数及び
スロットとして、移動局(A)34に指定する。
信中、送信スロット(T3)17と移動局(A)34が
通信開始しようとしている通信予定送信スロット15と
が重なっている。移動局(A)34が通信開始しようと
している周波数とスロットは、基地局(A)30が指定
するが、基地局(A)30において、通信予定受信スロ
ット14のキャリアセンスを行った結果、基地局(A)
30では基地局(B)31の通信中送信スロット17の
電波を受信することができないため、通信用周波数及び
スロットとして、移動局(A)34に指定する。
【0020】図6は、本発明の一実施例における、通信
チャネル接続シーケンスを示す図である。また図7は、
本発明の一実施例における、移動局の通信チャネル接続
時の状態遷移を示す流れ図である。図1、図3、図6及
び図7を参照して、移動局(A)34の動作について以
下に説明する。
チャネル接続シーケンスを示す図である。また図7は、
本発明の一実施例における、移動局の通信チャネル接続
時の状態遷移を示す流れ図である。図1、図3、図6及
び図7を参照して、移動局(A)34の動作について以
下に説明する。
【0021】移動局(A)34のオフフック操作60に
より、移動局(A)34は、基地局(A)30に、通信
チャネル(CH)割り当て要求信号61を、上り制御用
スロット13にて送信し(図7の70)、通信チャネル
(CH)・スロット割り当て信号の受信待ち状態となる
(図7の71)。
より、移動局(A)34は、基地局(A)30に、通信
チャネル(CH)割り当て要求信号61を、上り制御用
スロット13にて送信し(図7の70)、通信チャネル
(CH)・スロット割り当て信号の受信待ち状態となる
(図7の71)。
【0022】基地局(A)30では、移動局(A)34
からの通信CH・スロット割り当て要求信号61を受信
した時、任意の通信用周波数の受信スロットのキャリア
センス動作を行い、キャリアセンス結果 、未使用と判
断した場合に、通信CH・スロット割り当て信号62に
より、下り制御用スロット10にて、移動局(A)34
に送信し、通信用周波数及びスロットを指定する。
からの通信CH・スロット割り当て要求信号61を受信
した時、任意の通信用周波数の受信スロットのキャリア
センス動作を行い、キャリアセンス結果 、未使用と判
断した場合に、通信CH・スロット割り当て信号62に
より、下り制御用スロット10にて、移動局(A)34
に送信し、通信用周波数及びスロットを指定する。
【0023】図1に示す例では、通信用スロットとし
て、第3スロット、通信用周波数として、基地局(B)
31と移動局(B)35が通信中の周波数と同一周波数
を指定している。
て、第3スロット、通信用周波数として、基地局(B)
31と移動局(B)35が通信中の周波数と同一周波数
を指定している。
【0024】移動局(A)34では、基地局(A)30
から通信CH・スロット割り当て信号62を受信した場
合、指定された通信用周波数と通信用スロットのキャリ
アセンス動作を行う(図7の72)。図1に示す例で
は、移動局(A)34は、指定された通信用スロットで
ある第3スロットの受信スロット12と、第3スロット
の送信スロット15のキャリアセンス動作を、それぞ
れ、受信スロットキャリアセンス回路28と送信スロッ
トキャリアセンス回路27で行う。
から通信CH・スロット割り当て信号62を受信した場
合、指定された通信用周波数と通信用スロットのキャリ
アセンス動作を行う(図7の72)。図1に示す例で
は、移動局(A)34は、指定された通信用スロットで
ある第3スロットの受信スロット12と、第3スロット
の送信スロット15のキャリアセンス動作を、それぞ
れ、受信スロットキャリアセンス回路28と送信スロッ
トキャリアセンス回路27で行う。
【0025】図5は、移動局(A)34におけるキャリ
アセンスポントを説明するための図である。移動局
(A)34では、基地局(A)30から指定されたスロ
ットを、キャリアセンス対象スロット50とする。キャ
リアセンスポイントとしては、スロット前端51、スロ
ット中央52、スロット後端53の3ポイントの受信電
界測定を行う。
アセンスポントを説明するための図である。移動局
(A)34では、基地局(A)30から指定されたスロ
ットを、キャリアセンス対象スロット50とする。キャ
リアセンスポイントとしては、スロット前端51、スロ
ット中央52、スロット後端53の3ポイントの受信電
界測定を行う。
【0026】移動局(A)34では、受信スロットキャ
リアセンス回路28と送信スロットキャリアセンス回路
27で、受信スロット12と送信スロット15のキャリ
アセンス動作を行い、送信スロット15のキャリアセン
ス時に、基地局(B)31が送信する通信中下りスロッ
ト17の受信が可能であり、受信電界レベルが規定レベ
ル以上となるため、該当無線周波数の該当スロットは使
用中と判断し(図7の74)、再度、通信CH割り当て
要求信号を上り制御用スロット13にて送信する(図7
の73)。
リアセンス回路28と送信スロットキャリアセンス回路
27で、受信スロット12と送信スロット15のキャリ
アセンス動作を行い、送信スロット15のキャリアセン
ス時に、基地局(B)31が送信する通信中下りスロッ
ト17の受信が可能であり、受信電界レベルが規定レベ
ル以上となるため、該当無線周波数の該当スロットは使
用中と判断し(図7の74)、再度、通信CH割り当て
要求信号を上り制御用スロット13にて送信する(図7
の73)。
【0027】移動局(A)34からの通信CH割り当て
要求信号を受け、基地局(A)30では、再度キャリア
センス動作を行い(図7の72)、先に指定した通信用
周波数とは別の通信用周波数を移動局(A)34に割り
当てる。
要求信号を受け、基地局(A)30では、再度キャリア
センス動作を行い(図7の72)、先に指定した通信用
周波数とは別の通信用周波数を移動局(A)34に割り
当てる。
【0028】移動局(A)34では、基地局(A)30
から通信CH・スロット割り当て信号の受信を受信し
て、再度キャリアセンス動作を行い、該当通信用周波数
とスロットが未使用であることを確認し、基地局(A)
30に対して、指定された通信用周波数と通信用送信ス
ロットを使用して、同期信号63を送信し、同期信号受
信待ちとなる(図7の76)。
から通信CH・スロット割り当て信号の受信を受信し
て、再度キャリアセンス動作を行い、該当通信用周波数
とスロットが未使用であることを確認し、基地局(A)
30に対して、指定された通信用周波数と通信用送信ス
ロットを使用して、同期信号63を送信し、同期信号受
信待ちとなる(図7の76)。
【0029】移動局(A)34では、通信用周波数の通
信用受信スロットで同期信号64の受信確認後に、通信
状態となる。
信用受信スロットで同期信号64の受信確認後に、通信
状態となる。
【0030】以上の動作により、基地局(A)30と移
動局(A)34の通信中の通信用周波数と基地局(B)
31と移動局(B)35の通信用周波数が異なるため
に、通信開始後、移動局(B)35が移動局(A)34
の近傍に移動してきた場合にも電波干渉が発生すること
はない。
動局(A)34の通信中の通信用周波数と基地局(B)
31と移動局(B)35の通信用周波数が異なるため
に、通信開始後、移動局(B)35が移動局(A)34
の近傍に移動してきた場合にも電波干渉が発生すること
はない。
【0031】ここで、比較例として、図1、図3、及び
図9を参照して、従来の移動局におけるキャリアセンス
動作について説明しておくと、基地局(A)30から指
定された通信用周波数の受信スロット12のみのキャリ
アセンス動作(図9の82)を行うため、移動局(A)
34では基地局(B)31と移動局(B)35が通信中
であることを検出することができず、基地局(B)31
と移動局(B)35の通信中の通信用周波数と同一周波
数で移動局(A)34と基地局(A)30は通信を開始
することになる。このため、基地局(A)30と移動局
(A)34の通信中の通信用周波数と基地局(B)31
と移動局(B)35の通信用周波数が同一のため、移動
局(B)35が移動局(A)34の近傍に移動してきた
場合に、移動局(A)34の通信中の受信スロット12
に移動局(B)35の通信中の送信スロット18が重な
り、電波干渉が発生する。
図9を参照して、従来の移動局におけるキャリアセンス
動作について説明しておくと、基地局(A)30から指
定された通信用周波数の受信スロット12のみのキャリ
アセンス動作(図9の82)を行うため、移動局(A)
34では基地局(B)31と移動局(B)35が通信中
であることを検出することができず、基地局(B)31
と移動局(B)35の通信中の通信用周波数と同一周波
数で移動局(A)34と基地局(A)30は通信を開始
することになる。このため、基地局(A)30と移動局
(A)34の通信中の通信用周波数と基地局(B)31
と移動局(B)35の通信用周波数が同一のため、移動
局(B)35が移動局(A)34の近傍に移動してきた
場合に、移動局(A)34の通信中の受信スロット12
に移動局(B)35の通信中の送信スロット18が重な
り、電波干渉が発生する。
【0032】次に本発明の他の実施例について説明す
る。図8は、本発明の第2の実施例におけるキャリアセ
ンス結果の判定方法を説明するための流れ図である。図
1、図3、図6、図7及び図8を参照して、本発明の第
2の実施例における移動局(A)34の動作について以
下に説明する。
る。図8は、本発明の第2の実施例におけるキャリアセ
ンス結果の判定方法を説明するための流れ図である。図
1、図3、図6、図7及び図8を参照して、本発明の第
2の実施例における移動局(A)34の動作について以
下に説明する。
【0033】移動局(A)34のオフフック操作(図7
の70)により、基地局(A)30に、通信CH割り当
て要求信号61(図6参照)を、上り制御用スロット1
3(図1参照)にて送信する。
の70)により、基地局(A)30に、通信CH割り当
て要求信号61(図6参照)を、上り制御用スロット1
3(図1参照)にて送信する。
【0034】移動局(A)34では、通信CH・スロッ
ト割り当て信号の受信待ち状態となる(図7の71)。
ト割り当て信号の受信待ち状態となる(図7の71)。
【0035】基地局(A)30では、移動局(A)34
からの通信CH・スロット割り当て要求信号61を受信
した時、任意の通信用周波数の受信スロットのキャリア
センスを行い、未使用と判断した場合に通信CH・スロ
ット割り当て信号62(図6参照)により、下り制御用
スロット10(図1参照)にて移動局(A)34に通信
用周波数とスロットを指定する。
からの通信CH・スロット割り当て要求信号61を受信
した時、任意の通信用周波数の受信スロットのキャリア
センスを行い、未使用と判断した場合に通信CH・スロ
ット割り当て信号62(図6参照)により、下り制御用
スロット10(図1参照)にて移動局(A)34に通信
用周波数とスロットを指定する。
【0036】移動局(A)34では、基地局(A)30
から下り制御用スロット10(図1参照)で受信した通
信CH・スロット割り当て信号62(図6参照)の受信
電界レベルを記憶する(図8の90)。
から下り制御用スロット10(図1参照)で受信した通
信CH・スロット割り当て信号62(図6参照)の受信
電界レベルを記憶する(図8の90)。
【0037】移動局(A)34では、基地局(A)30
に指定された通信用周波数と通信用スロットのキャリア
センス動作を行う(図7の72)。
に指定された通信用周波数と通信用スロットのキャリア
センス動作を行う(図7の72)。
【0038】図5に、移動局(A)34のキャリアセン
スポントを示す。移動局(A)34では、基地局(A)
30から指定されたスロットをキャリアセンス対象スロ
ット50とする。キャリアセンスポイントとしては、ス
ロット前端51、スロット中央52、スロット後端53
の3ポイントの電界測定を行う。
スポントを示す。移動局(A)34では、基地局(A)
30から指定されたスロットをキャリアセンス対象スロ
ット50とする。キャリアセンスポイントとしては、ス
ロット前端51、スロット中央52、スロット後端53
の3ポイントの電界測定を行う。
【0039】移動局(A)34では、キャリアセンス結
果判定基準の受信電界値を標準規格第1版RCR ST
D−28(平成5年12月20日策定)に従い、通常
は、26dBuVとするが、本発明では基地局(A)3
0から下り制御用スロット10で受信した通信CH・ス
ロット割り当て信号62の受信電界レベルが26dBu
Vを上回った場合には、キャリアセンス規定レベルを2
6dBuVとする(図8の92)。
果判定基準の受信電界値を標準規格第1版RCR ST
D−28(平成5年12月20日策定)に従い、通常
は、26dBuVとするが、本発明では基地局(A)3
0から下り制御用スロット10で受信した通信CH・ス
ロット割り当て信号62の受信電界レベルが26dBu
Vを上回った場合には、キャリアセンス規定レベルを2
6dBuVとする(図8の92)。
【0040】基地局(A)30から制御用スロットで受
信した通信CH・スロット割り当て信号62の受信電界
レベルが26dBuVを下回った場合には、キャリアセ
ンス規定レベルを、基地局(A)30から下り制御スロ
ット10で受信した通信CH・スロット割り当て信号6
2の受信電界レベルとする。
信した通信CH・スロット割り当て信号62の受信電界
レベルが26dBuVを下回った場合には、キャリアセ
ンス規定レベルを、基地局(A)30から下り制御スロ
ット10で受信した通信CH・スロット割り当て信号6
2の受信電界レベルとする。
【0041】上記のような制御により、以上より、移動
局(A)34では、基地局(A)30の下り制御用スロ
ット10で受信した制御信号の受信電界値よりも高い干
渉波があった場合には、干渉波の電界レベルが標準規格
第1版RCR STD−28(平成5年12月20日策
定)で定められた26dBuV以下であっても、同周波
数で通信状態に入った時に電波干渉が発生する可能性が
高いことを判別することで、電波干渉の発生を未然に防
ぐことができる。
局(A)34では、基地局(A)30の下り制御用スロ
ット10で受信した制御信号の受信電界値よりも高い干
渉波があった場合には、干渉波の電界レベルが標準規格
第1版RCR STD−28(平成5年12月20日策
定)で定められた26dBuV以下であっても、同周波
数で通信状態に入った時に電波干渉が発生する可能性が
高いことを判別することで、電波干渉の発生を未然に防
ぐことができる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の簡易型携
帯電話システムのキャリアセンスシステムによれば、自
移動局の送信スロットを他移動局がすでに使用していた
場合に、自移動局の通信開始後、他移動局が自移動局の
近傍に移動してきた場合または自移動局が他移動局近傍
に移動した場合に発生する電波干渉を未然に防ぐことが
できる、という効果を奏する。
帯電話システムのキャリアセンスシステムによれば、自
移動局の送信スロットを他移動局がすでに使用していた
場合に、自移動局の通信開始後、他移動局が自移動局の
近傍に移動してきた場合または自移動局が他移動局近傍
に移動した場合に発生する電波干渉を未然に防ぐことが
できる、という効果を奏する。
【0043】また、本発明によれば、キャリアセンス判
定規定値を可変にすることにより、通信開始以前に電波
干渉の発生する可能性のある通信周波数での通信開始を
未然に防ぐことができる、という効果を奏する。
定規定値を可変にすることにより、通信開始以前に電波
干渉の発生する可能性のある通信周波数での通信開始を
未然に防ぐことができる、という効果を奏する。
【図1】本発明の一実施例において、簡易型携帯電話シ
ステムの電波干渉が発生する場合のスロット構成を示す
図である。
ステムの電波干渉が発生する場合のスロット構成を示す
図である。
【図2】本発明の一実施例の移動局の構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図3】簡易型携帯電話システムの電波干渉が発生する
場合のシステム構成を示す図である。
場合のシステム構成を示す図である。
【図4】簡易型携帯電話システムのスロット構成を示す
図である。
図である。
【図5】簡易型携帯電話システムのキャリアセンスポイ
ントを示す図である。
ントを示す図である。
【図6】簡易型携帯電話システムの通信チャネル接続シ
−ケンスを示す図である。
−ケンスを示す図である。
【図7】本発明の一実施例における移動局の通信チャネ
ル接続シ−ケンスを示す図である。
ル接続シ−ケンスを示す図である。
【図8】本発明の一実施例の移動局のキャリアセンス結
果判定方法を示す図である。
果判定方法を示す図である。
【図9】従来の移動局の通信チャネル接続シ−ケンスを
示す図である。
示す図である。
10 自基地局(A)の下り制御用スロット 11 自基地局(A)の下り通信予定スロット 12 自移動局(A)の下り通信予定スロット 13 自基地局(A)の上り制御用スロット 14 自基地局(A)の上り通信予定スロット 15 自移動局(A)の上り通信予定スロット 16 他基地局(B)の上り通信中スロット 17 他基地局(B)の下り通信中スロット 18 他移動局(B)の上り通信中スロット 19 他移動局(B)の下り通信中スロット 20 本発明の移動局 21 アンテナ部 22 送信部 23 ベ−スバンド処理部 24 制御部 25 ユ−ザインタフェ−ス部 26 受信部 27 送信スロットキャリアセンス回路 28 受信スロットキャリアセンス回路 30 自基地局(A) 31 他基地局(B) 32 自基地局(A)のサ−ビスエリア 33 他基地局(B)のサ−ビスエリア 34 自移動局(A) 34 他移動局(B) 41 過渡応答用ランプビット部 42 プリアンブル部 43 同期ワ−ド部 44 基地局番号部 45 移動局番号部 46 情報チャネル部 47 ガ−ドビット部 50 キャリアセンス対象スロット 51 キャリアセンスポイントスロット前端 52 キャリアセンスポイントスロット中央 53 キャリアセンスポイントスロット後端 54 キャリアセンススロット(受信) 55 キャリアセンススロット(送信) 60 移動局のオフフック動作 61 通信CH・スロット割り当て要求信号 62 通信CH・スロット割り当て信号 63 上り同期信号 64 下り同期信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04B 7/24 - 7/26 H04Q 7/00 - 7/38
Claims (9)
- 【請求項1】TDMA(Time Division Multiple Ac
cess)−TDD(Time DivisionDuplex)方式を用いて
無線接続を行うために、基地局が、使用予定通信用周波
数及び受信スロットのキャリアセンスを行い、該当通信
用周波数及びスロットが未使用の時に、制御用周波数及
びスロット用いて、移動局に対して、通信用周波数と通
信用スロットを指定し、前記移動局では、前記基地局か
ら指定された通信用周波数及びスロットのキャリアセン
スを行い、未使用の時に、通信を開始する簡易型携帯電
話システムにおいて、 前記移動局が、前記基地局から指定された通信用周波数
及びスロットをキャリアセンスする際に、前記移動局の
受信用スロットに加えて、送信用スロットのキャリアセ
ンスを行う手段を備えた、ことを特徴とする簡易型携帯
電話システム。 - 【請求項2】前記移動局がキャリアセンスを行う際に、
未使用と判定するための受信電界レベルを、受信用スロ
ットと送信用スロットとで異なるようにしたことを特徴
とする請求項1記載の簡易型携帯電話システム。 - 【請求項3】前記移動局が、キャリアセンスを行う際
に、未使用と判定するための受信電界レベルを、前記基
地局からの制御用周波数及びスロットの受信電界レベル
に応じて可変させる手段を備えたことを特徴とする請求
項1記載の簡易型携帯電話システム。 - 【請求項4】TDMA(Time Division Multiple Ac
cess)−TDD(Time DivisionDuplex)方式を用いて
無線接続を行うために、基地局が、使用予定通信用周波
数及び受信スロットのキャリアセンスを行い、該当通信
用周波数及びスロットが未使用の時に、制御用周波数及
びスロット用いて、移動局に対して、通信用周波数と通
信用スロットを指定し、前記移動局では、前記基地局か
ら指定された通信用周波数及びスロットのキャリアセン
スを行い、未使用の時に、通信を開始する、簡易型携帯
電話システムにおける移動局側のキャリアセンス方法に
おいて、 前記移動局側で、前記基地局から指定された通信用周波
数及びスロットをキャリアセンスするに際して、前記移
動局の受信用スロットに加えて、送信用スロットのキャ
リアセンスを行う、ことを特徴とする簡易型携帯電話シ
ステムの移動局側のキャリアセンス方法。 - 【請求項5】前記移動局がキャリアセンスを行う際に、
未使用と判定するための受信電界レベルを、受信用スロ
ットと送信用スロットとで異なるようにしたことを特徴
とする請求項4記載の簡易型携帯電話システムの移動局
側のキャリアセンス方法。 - 【請求項6】前記移動局が、キャリアセンスを行う際
に、未使用と判定するための受信電界レベルを、前記基
地局からの制御用周波数及びスロットの受信電界レベル
に応じて可変させることを特徴とする請求項4記載の簡
易型携帯電話システムの移動局側のキャリアセンス方
法。 - 【請求項7】基地局から指定された通信用周波数及びス
ロットのキャリアセンスを行い、未使用の時に通信を開
始する、簡易型携帯電話システムの移動局が、 前記基地局から指定された通信用周波数及びスロットに
ついて、前記移動局の受信スロットのキャリアセンスを
行なう他、送信スロットについても同時にキャリアセン
スを行う手段を備えたことを特徴とする移動局。 - 【請求項8】前記移動局が、キャリアセンスを行なうに
際して、未使用と判定するためのキャリアセンス規定レ
ベルを可変に設定する手段を備えたことを特徴とする請
求項7記載の移動局。 - 【請求項9】前記移動局が、前記基地局から下り制御用
スロットで受信した通信チャネル・スロット割り当て信
号の受信電界レベルが所定の基準値を上回った場合に
は、前記キャリアセンス規定レベルを前記所定の基準値
に設定し、一方、下回った場合には前記キャリアセンス
規定レベルを、前記基地局から下り制御スロットで受信
した前記通信チャネル・スロット割り当て信号の前記受
信電界レベルに設定するように制御する手段を備えたこ
とを特徴とする請求項7記載の移動局。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10330364A JP2972765B1 (ja) | 1998-11-20 | 1998-11-20 | 簡易型携帯電話システムの移動局側のキャリアセンス方法及びシステム |
CNB991277902A CN1135742C (zh) | 1998-11-20 | 1999-11-20 | 用来读出在个人手持电话系统中移动台侧的载波的系统和方法 |
GB9927593A GB2346044B (en) | 1998-11-20 | 1999-11-22 | System and method for sensing carrier on mobile station side in personal handyphone system |
US10/779,971 US20040160935A1 (en) | 1998-11-20 | 2004-02-17 | System and method for sensing carrier on mobile station side in personal handyphone system |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10330364A JP2972765B1 (ja) | 1998-11-20 | 1998-11-20 | 簡易型携帯電話システムの移動局側のキャリアセンス方法及びシステム |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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Family
ID=18231791
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP4902309B2 (ja) | 2006-10-13 | 2012-03-21 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | ステアリング装置 |
ES2284415B1 (es) * | 2007-05-16 | 2008-08-01 | Centre De Transferencia De Tecnologia S.L. (Ctt) | "procedimiento de comunicacion inalambrica bidireccional y sistema, terminal y usos correspondientes. |
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GB2232326A (en) * | 1989-05-26 | 1990-12-05 | Philips Electronic Associated | Data transmission over a tdm duplex frequency channel |
JP3149099B2 (ja) * | 1994-01-21 | 2001-03-26 | 日本電信電話株式会社 | 無線チャネル割当方法 |
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US5802046A (en) * | 1995-06-05 | 1998-09-01 | Omnipoint Corporation | Efficient time division duplex communication system with interleaved format and timing adjustment control |
US5745484A (en) * | 1995-06-05 | 1998-04-28 | Omnipoint Corporation | Efficient communication system using time division multiplexing and timing adjustment control |
FI113223B (fi) * | 1995-10-23 | 2004-03-15 | Nokia Corp | Menetelmä, laite ja televerkko törmäysten välttämiseksi radioliikenteessä |
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JP3031306B2 (ja) * | 1997-07-31 | 2000-04-10 | 日本電気株式会社 | 移動無線装置 |
US6219346B1 (en) * | 1997-12-02 | 2001-04-17 | At&T Corp. | Packet switching architecture in cellular radio |
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- 2004-02-17 US US10/779,971 patent/US20040160935A1/en not_active Abandoned
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