JP2968965B1 - シリンダー錠 - Google Patents
シリンダー錠Info
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Abstract
ー錠のキーチェンジ操作を通常の施錠・解錠の操作範囲
内において出来るようにすることが課題である。 【解決手段】 外筒2と、該外筒に回転自在に支承され
軸方向に沿ったキー溝を有する内筒5と、該キー溝に一
部が突出するように軸方向に摺動自在に配設されキーの
山カットによって所定の位置に揃えられる複数のタンブ
ラー7と、該タンブラーに摺接自在に嵌装されキーチェ
ンジ時以外の時では当該タンブラーと一体化されるキー
チェンジ用のカラー7aと、を少なくとも有するシリン
ダー錠1であって、前記内筒5を回転させて解錠状態に
した時に、前記カラー7aと前記タンブラー7の一体化
を解除させてキーチェンジ操作を可能にさせるキーチェ
ンジ手段9,10を設けて成るシリンダー錠1とするこ
とである。
Description
り、更に詳しくは、シリンダー錠のキーチェンジ操作を
通常の施錠・解錠の操作範囲内において出来るようにし
たシリンダー錠に関する。
るシリンダー錠20は、図15乃至図16に示すよう
に、外筒2に内装された内筒5に、軸方向に沿って設け
られたキー溝5cに直交して連通した複数のタンブラー
孔21に摺動自在に内装されたタンブラー7と、該タン
ブラー7に嵌装されたカラー7aと、タンブラー7をキ
ー溝方向に付勢するスプリング6とその止め板6aと、
前記タンブラー孔21に直交する方向に摺動自在な施錠
用のサイドバー22とキーチェンジ用サイドバー23
と、前記タンブラー7とカラー7aとを通常では一体化
させキーチェンジ操作時には係合解除させる固定化部材
の球体12と、前記サイドバー22,23をそれぞれ内
筒5の半径方向の外側へ付勢するスプリング13,14
と、外筒2の内周壁面に設けられ前記内筒5の回転を制
御するスプリングピン24と、から概ね構成されてい
る。
17に示すように、キー溝5cにスタンダードキー16
を差し込むと、タンブラー7及びカラー7aがキー山に
よって高さ・角度が揃えられて、孔7d(図16参照)
に施錠用サイドバー22の脚部22aが進入可能となる
解錠状態になり、内筒5を時計方向に90°回転させる
ことで、解錠されるものである。この際、前記スタンダ
ードキー16が、外筒2のスプリングピン24に当接し
て回転を阻止され、90°回転位置に位置制御される。
(Picking)対策等のためキーを変更しようとすると、
図16に示す外筒2の溝25に前記キーチェンジ用サイ
ドバー23を位置合わせさせるため、キーを90°以上
(例えば、157.5°)回転させるようにしている。
前記スプリングピン24に当接しないようにするための
通過溝26を有したチェンジ用キー16aを用意し、図
19に示すように、このキー16aにより内筒5を時計
方向に157.5°回転させる。これによって、図20
(イ)に示すように、サイドバー23が溝25に進入し
て内筒5の半径方向外側にスライドし、球体12はサイ
ドバー23の脚部23aによる規制が解除されて空隙2
8に移動可能となり、タンブラー7とカラー7aとの係
合が解除される。
操作し、新しいキー27をキー溝5cに差し込む。各タ
ンブラー7は、該キー27のキー山に対応し、サイドバ
ー22の脚部22aが係合して移動できないカラー7a
に対してスライド且つ回転するなどして、タンブラー7
とカラー7aとが新しいキー編成となる。そして、図2
0(ロ)に示すように、元の位置に戻すと、前記キー2
7による新しいキー編成されたシリンダー錠20となる
ものである。
ーチェンジ方法では、キーチェンジ用サイドバー23を
内容の半径方向外側へスライドさせるのに、キーを90
°以上回転させる必要があるため、キーに通過溝を設け
る必要があり、外筒側にもスプリングピンや前記サイド
バー用の溝を設ける必要がある等、シリンダー錠の構造
が複雑となるばかりでなく、90°回転のキー操作範囲
内でキーチェンジできないので、このキーチェンジ方法
に対応していない錠箱に前記ピッキング対策されたシリ
ンダー錠を取り付けることができず、このキーチェンジ
方法に対応した錠箱に交換する必要があってコストが嵩
むことになるという課題がある。本発明に係るシリンダ
ー錠は、このような課題を解消するために提案されるも
のである。
錠の上記課題を解決するための要旨は、外筒と、該外筒
に回転自在に支承され軸方向に沿ったキー溝を有する内
筒と、該キー溝に一部が突出するように軸方向に摺動自
在に配設されキーの山カットによって所定の位置に揃え
られる複数のタンブラーと、該タンブラーに摺接自在に
嵌装されキーチェンジ時以外の時では当該タンブラーと
一体化されるキーチェンジ用のカラーと、を少なくとも
有するシリンダー錠であって、前記内筒を回転させて解
錠状態にした時に、前記カラーと前記タンブラーの一体
化を解除させてキーチェンジ操作を可能にさせるキーチ
ェンジ手段を設けて成ることである。
の半径方向へ摺動自在に配設されキーチェンジ時に前記
タンブラーとカラーとの一体化を解除させるキーチェン
ジ用のサイドバーと、該サイドバーをキーチェンジ時に
のみ内筒半径方向の外側への移動を許容して前記タンブ
ラーとカラーとの一体化を解除させるべく外筒に配設さ
れるチェンジカラーとからなること、:また、前記チェ
ンジカラーは、シリンダー錠の軸方向に沿って摺動自在
に配設され、かつ、弾性部材によってシリンダー錠前方
に常に付勢され、キーチェンジ時には、キーチェンジ用
のサイドバーが内筒半径方向の外側へ移動できる係合位
置まで、外部の押圧手段によってシリンダー錠後方に移
動されるものであること、:更に、前記チェンジカラー
の本体には、キーチェンジ用のサイドバーの先端部が進
入する凹部が所要個数設けられていること、を含むもの
である。
範囲内においてキーチェンジ操作が出来るようになり、
このシリンダー錠に交換する際には従前の錠箱をそのま
まにして交換することが出来る。また、キーチェンジ手
段が内筒に配設されるキーチェンジ用のサイドバーと外
筒に配設されるチェンジカラーとでなるので、シリンダ
ー錠全体の構造が簡易となり。更に、チェンジカラーが
外部の押圧手段によってシリンダー錠後方に移動される
ものなので、キーチェンジ操作時にはスタンダードキー
とともにキーアダプターを使用することで、キーチェン
ジができることになり、新しいキーと同じキーに通過溝
を設けた特殊キーをその都度、別途用意しなければなら
ない従来方法に比して、複数種類のキーに対して常に一
つのキーアダプターだけでキーチェンジ操作が出来るよ
うになる。
について図面を参照して説明する。なお、発明の理解容
易のため従来例に対応する部分には従来例と同一符号を
付けて説明する。
図2に示すように、円筒状の外筒2と、該外筒2に内装
されワッシャー3とリング4で抜け止めされると共に軸
方向に沿ったキー溝5cを有する内筒5と、該内筒5に
設けられ止め板6aに反力をとるスプリング6の付勢力
で常に前記キー溝5cへと進入しようとする複数個で千
鳥配設された円柱状のタンブラー7と、該タンブラー7
に嵌装された円筒状のカラー7aと、同じく前記内筒5
において前記タンブラー7に対して直交方向にスライド
自在に設けられる施錠用サイドバー8とキーチェンジ用
サイドバー9と、該キーチェンジ用サイドバー9のキー
チェンジのための内筒半径方向へのスライドを許容又は
阻止するためのチェンジカラー10と、で概ね構成され
ている。
の左側に施錠用サイドバー8の先端部の三角形状の尖塔
部8bが落とし込まれる同形状の溝2aが、シリンダー
軸方向に沿って所要長さに亘って刻設されている。ま
た、下側にチェンジカラー10用の溝2bが当該チェン
ジカラー10の本体部10aの長さよりも所要スライド
分を確保した長さにして軸方向に沿って刻設されてい
る。
うに、細長い長方体の本体部10aと、該本体部10a
の上面に設けられた、例えば、5個の凹部10bと、本
体部10aの前部から周方向に湾曲して延設されたガイ
ド部10cと、該ガイド部10cの後方側壁面の途中に
穿設されたバネ孔10dとで構成されている。
前記ガイド部10cを収納する周溝2cが設けられると
ともに、図2に示すように、前記チェンジカラー10が
シリンダー錠1の後方に所定量スライドされるために必
要な溝巾が確保されている。
に対応した外筒2の周溝2cの位置に孔が設けられ、こ
こにスプリング11が設けられる。該スプリング11の
付勢力により、前記チェンジカラー10がシリンダー錠
1の前方に常にスライドされるようになっている。な
お、このチェンジカラー10は、図2に示すように、内
筒5の前方のフランジ部で抜け止めされるものである。
うに、先端部7bが所定の角度で尖塔状に形成され、後
端部には鍔部7cが設けられ、中央の本体は円柱状に形
成されている。該本体の表面には、2個の略半円球状の
窪部7fが軸方向に揃えて列設されている。
のカラー7aの周壁面には、直径方向にサイドバー用孔
7dと、タンブラー7とカラー7aとを一体化させる固
定化部材である球体12を挿入するための固定化部材用
の孔7eとが、貫通させて設けられている。
体12を挿入してタンブラー7の窪部7fに係合させ、
当該孔7eから前記球体12が抜け出さないようにする
ことで、タンブラー7とカラー7aとが一体化されて、
同時にスライド及び回転するものである。前記窪部7f
が2個あるのは、後述のキーチェンジ操作において、カ
ラー7aをタンブラー7の軸方向にスライドさせてキー
の山の高さに応じて前記サイドバー用孔7dの高さ位置
を変更させるためである。
うに、全体に細長い矩形状のバー本体8aと、三角形状
の尖塔部8bと、バー本体8aの後方に突設された2種
類の長さの脚部8c,8dと、図2において示すように
バー本体8aの後端面に2カ所に穿設されたバネ用孔8
eと、から形成されている。前記尖塔部8bの左側部分
はその一部が切り欠かれて切欠き部8fとなっており、
図2に示すように、前記チェンジカラー10のガイド部
10cが当該切欠き部8fによって尖塔部8bに当接し
ないようにされている。そして、この施錠用サイドバー
8は、内筒5側に設けられたバネ孔5aに嵌装されたス
プリング13によって、内筒5の半径方向の外側に常に
付勢されている。
に示すように、全体的に細長いバー本体9aに5カ所の
三角形状の尖塔部9bと、バー本体9aの後端面から突
設された長さの異なる2種の脚部9c,9dと、図2に
示すように、バー本体9aの後端面に2カ所に穿設され
たバネ用孔9eと、から形成されている。そして、内筒
5側に設けられたバネ孔5bに嵌装されたスプリング1
4によって、内筒5の半径方向の外側に常に付勢されて
いる。
体15aと、該本体15aの先端から突設された突起1
5bとからなる。この突起15bをシリンダー錠1のキ
ー溝5cに差し込むことで、前記チェンジカラー10を
後方に所定量押し込んで、凹部10bにキーチェンジ用
サイドバー9の尖塔部9bが落ち込むことが出来るよう
にスライドさせるものである。
ーチェンジ操作についてその手順を説明する。図8乃至
図9に示すように、シリンダー錠1のキー溝5cからス
タンダードキーが抜かれた施錠状態において、各タンブ
ラー7はスプリング6の付勢力により下方向に押し下げ
られており、各タンブラー7の先端部7bがキーの抜き
操作により所定の角度方向に揃えられている。そして、
各タンブラー7のカラー7aにおけるサイドバー用孔7
dが、図8に示すように、様々な高さ・角度(タンブラ
ー7の周方向の角度)になっているので、施錠用サイド
バー8の脚部脚部8c,8dが前記サイドバー用孔7d
に進入出来なくなっている。
ー8の尖塔部8bが外筒2の溝2aに落とし込まれて係
合している。よって、キー溝5cにスタンダードキー以
外の不正なキーを差し込んで内筒5を回転させようとし
ても、施錠用サイドバー8は前記溝2aに係合していて
且つカラー7aのサイドバー用孔7dに該施錠用サイド
バー8の脚部8c,8dが進入できないので、右方向
(タンブラー7に向かって)スライドすることが出来な
いことから、内筒5は回転しないのである。
説明すると、図10に示すように、前記キー溝5cにス
タンダードキー16を差し込む。すると、そのスタンダ
ードキー16の山カットによりタンブラー7が所定位置
に押し上げられ、かつ、タンブラー7の軸心周りに所要
量回転されて、各タンブラー7とともにカラー7aのサ
イドバー用孔7dが全て、その高さ及び向きが揃えられ
る。但し、スタンダードキー16をキー溝5cに差し込
んだだけで、スプリング13によって施錠用サイドバー
8が内筒の半径方向外側に付勢されているので、その脚
部8c,8dが前記サイドバー用孔7dに進入可能な状
態になる。
90°、スタンダードキー16を回す。このキー操作の
過程で、前記施錠用サイドバー8は、その尖塔部8bが
溝2aから抜け出される際に、前記脚部8c,8dがカ
ラー7aのサイドバー用孔7dに進入可能な状態になっ
ているので、溝2aの傾斜面によってタンブラー7方向
(内筒5の半径方向内側)にスライドさせられる。よっ
て、前記尖塔部8bの先端面が前記溝2aから抜け出る
ことで、外筒2の内周壁面に沿って尖塔部8bの先端面
が摺接しながら、内筒5が時計方向に回転される。
ダードキー16によって回転し、爪17(図10参照)
によって時計方向に90°回転した位置で停止する。ま
た、この解錠状態では、キーチェンジ用サイドバー9
は、その先端の各尖塔部9bがチェンジカラー10に当
接した状態になるが、凹部10bの位置と対応していな
いので、落とし込まれることが無い。よって、当該キー
チェンジ用サイドバー9の脚部9c,9dの端面で蓋さ
れて、球体12がカラー7aの7eから抜け出せないの
で、タンブラー7とカラー7aとは一体化されたままで
ある。前記スタンダードキー16を反時計方向に90°
戻すと図10に示す状態になり、キー16を抜くと図8
に示す施錠状態になる。こうして、通常の解錠・施錠の
操作が、図8乃至図11に示すように、行われる。
操作について説明すると、図12に示すように、前記ス
タンダードキー16に、図7において示したキーアダプ
ター15を装着して、両者をシリンダー錠1のキー溝5
cに差し込む。前記スタンダードキー16によって、各
タンブラー7のサイドバー用孔7dにおいて全て高さ及
び向きが揃えられる。
5bによって、スプリング11(図1及び図3参照)の
付勢力に抗してチェンジカラー10をスライド方向(後
方)に所定量押し込む。これによって、チェンジカラー
10の本体10aにおける5個の各凹部10bの位置
が、キーチェンジ位置にスライドされるものである。
ター15を時計方向に90°回転させる。その状態が図
13に示すキー編成可能状態である。かかる状態におい
て、前記チェンジカラー10がスライドされた状態に維
持されていて、キーチェンジ用サイドバー9は、その5
カ所の尖塔部9bと前記5個の凹部10bとの位置が合
っているので、スプリング14の付勢力で該尖塔部9b
が凹部10bに落とし込まれ、下方向にスライドする。
の脚部9c,9dも下方向にスライドすることになり、
それによりできた空間に固定化部材である球体12がカ
ラー7aの孔7eから抜け出すことが出来るようにな
る。この結果、該カラー7aとタンブラー7との係合関
係が解除されることになり、施錠用サイドバー8の脚部
8c,8dがカラー7aのサイドバー用孔7dに入り込
んで係合している関係で左右方向に移動できないカラー
7aに対して、タンブラー7は左右方向に移動できて、
且つ、タンブラー7の軸心周りに回動自在になる。
アダプター15とをキー溝5cから引き抜く。そして、
図14(イ)に示すように、代わりに新しいキー18を
キー溝に差し込む(キーアダプター15は不要であ
る。)。このキー18の山カットに合わせて前記各タン
ブラー7がそれぞれ新しい高さ・角度に編成される。な
お、チャンジカラー10は、凹部10bと尖塔部9bと
が係合しているので、シリンダー錠1の前方にスライド
することはない。
キー18を反時計方向に90°回して元に戻す。この過
程において、前記キーチェンジ用サイドバー9は、内筒
5の回転により尖塔部9bが凹部10bから抜けだし内
筒5の内周壁面に摺接するようになる。
ンブラー7方向に向かってスライドし、球体12をカラ
ー7aの孔7e内に強制的に押し込む。球体12はタン
ブラー7の窪部7fに入り込んで係合する。これによ
り、カラー7aとタンブラー7とが一体化されることに
なる。こうして、タンブラー7とカラー7aは、新しい
キー18の山カットに対応して新編成された状態に維持
される。
け出したことで、キーチェンジ用サイドバー9とチェン
ジカラー10との係合関係が解除されるので、チェンジ
カラー10の前後方向の移動が可能となる。よって、ス
プリング11の付勢力によって、チェンジカラー10は
外筒2の前方に向かってスライドされて、元の位置に戻
る。
サイドバー8は、その尖塔部8bが内筒5の内周壁面に
摺接していた状態から溝2aにスプリング13の付勢力
で落とし込まれる。よって、施錠用サイドバー8は内筒
5の半径方向外側にスライドし、その脚部8c,8dの
端部がカラー7aのサイドバー用孔7dから抜け出す。
この結果、タンブラー7及びカラー7aが一体となって
上下方向に移動可能な状態となり、解錠状態となる。
すことができる。前記タンブラー7とカラー7aは、キ
ー18の抜き操作により、各タンブラー7の先端角度方
向が揃えられて、カラー7aのサイドバー用孔7dが様
々な高さ・角度を向いて前記脚部8c,8dがサイドバ
ー用孔7dに入り込めなくなって施錠状態となる。
おいては、キーチェンジ用の切り欠き溝付きの特殊キー
を使用することなく、前記キーアダプター15を使用し
てスタンダードキーと共に解錠方向に内筒を回転させる
だけでキーチェンジ操作が可能となる。
ンダー錠は、通常の解錠操作範囲内においてキーチェン
ジができるので、このシリンダー錠に交換する際には従
前の錠箱をそのままにして、ピッキング対策に優れたシ
リンダー錠に低コスト、且つ、容易に交換出来るという
優れた効果を奏するものである。
るキーチェンジ用のサイドバーと外筒に配設されるチェ
ンジカラーとでなるので、シリンダー錠全体の構造が簡
易となり。更に、チェンジカラーが外部の押圧手段によ
ってシリンダー錠後方に移動されるものなので、キーチ
ェンジ操作時にはスタンダードキーとともにキーアダプ
ターを使用することで、キーチェンジができることにな
り、新しいキーと同じキーに通過溝を設けた特殊キーを
その都度、別途用意しなければならず手間の掛かる従来
方法に比して、常にキーアダプターをスタンダードキー
に併用するだけで複数種類の新しいキーに対応してキー
チェンジが容易に出来るという優れた効果を奏するもの
である。
断面図である。
す、図1におけるA−A線に沿った断面図である。
の斜視図である。
ーとカラーとを一体化させた正面図(イ)と、カラーの
断面図(ロ)と、固定化部材である球体で一体化させた
状態の説明図(ハ)である。
る際に使用するキーアダプターの斜視図である。
施錠状態の縦断面図である。
B−B線に沿った断面図である。
キーを挿入した解錠準備状態の縦断面図である。
断面図である。
ターを使用してチェンジキーを後方に押し込んだキーチ
ェンジ準備状態の縦断面図である。
ターとともに内筒を回転させて解錠状態及びキー編成可
能状態にして、新しいキーを差し込んだ状態の横断面図
(イ)と、同C−C線に沿った断面図である。
能状態において新しいのキーを差し込んだ状態の横断面
図(イ)、更に、反時計方向に回転させて元の状態に戻
し、新しいキー編成に設定した状態の横断面図である。
とこれに直交方向の縦断面図(ロ)である。
断面図である。
の抜き差し位置と90°回転させた状態を示す各説明図
(イ)、(ロ)である。
用のキーをキー溝に差し込んだ状態の縦断面図である。
とスプリングピンとの位置関係を示す説明図である。
チェンジ時の状態の横断面図(イ)、キーチェンジして
元に戻して新キー編成設定状態の横断面図である。
c 周溝、5 内筒、5a バネ孔、6 スプリング、
6a 止め板、7 タンブラー、7a カラー、7b
先端部、7c 鍔部、7d サイドバー用孔、7f 窪
部、7e 固定化部材用の孔、8 施錠用サイドバー、
8a バー本体、8b 尖塔部、8c,8d 脚部、8
e バネ用孔、8f 切欠き部、9 キーチェンジ用サ
イドバー、9a バー本体、9b 尖塔部、9c,9d
脚部、9e バネ用孔、10 チェンジカラー、10
a 本体部、10b 凹部、10c ガイド部、10d
バネ孔、11 スプリング、12 球体、13 スプ
リング、14 スプリング、15 キーアダプター、1
5b 突起、16 スタンダードキー、18 新しいキ
ー。
Claims (4)
- 【請求項1】外筒と、該外筒に回転自在に支承され軸方
向に沿ったキー溝を有する内筒と、該キー溝に一部が突
出するように軸方向に摺動自在に配設されキーの山カッ
トによって所定の位置に揃えられる複数のタンブラー
と、該タンブラーに摺接自在に嵌装されキーチェンジ時
以外の時では当該タンブラーと一体化されるキーチェン
ジ用のカラーと、を少なくとも有するシリンダー錠であ
って、 前記内筒を回転させて解錠状態にした時に、前記カラー
と前記タンブラーの一体化を解除させてキーチェンジ操
作を可能にさせるキーチェンジ手段を設けて成ること、
を特徴とするシリンダー錠。 - 【請求項2】キーチェンジ手段は、内筒においてその半
径方向へ摺動自在に配設されキーチェンジ時に前記タン
ブラーとカラーとの一体化を解除させるキーチェンジ用
のサイドバーと、該サイドバーをキーチェンジ時にのみ
内筒半径方向の外側への移動を許容して前記タンブラー
とカラーとの一体化を解除させるべく外筒に配設される
チェンジカラーとからなること、 を特徴とする請求項1に記載のシリンダー錠。 - 【請求項3】チェンジカラーは、シリンダー錠の軸方向
に沿って摺動自在に配設され、かつ、弾性部材によって
シリンダー錠前方に常に付勢され、キーチェンジ時に
は、キーチェンジ用のサイドバーが内筒半径方向の外側
へ移動できる係合位置まで、外部の押圧手段によってシ
リンダー錠後方に移動されるものであること、 を特徴とする請求項2に記載のシリンダー錠。 - 【請求項4】チェンジカラーの本体には、キーチェンジ
用のサイドバーの先端部が進入する凹部が所要個数設け
られていること、 を特徴とする請求項2または3に記載のシリンダー錠。
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