JP2967969B2 - ギアの噛合せ検査方法 - Google Patents

ギアの噛合せ検査方法

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JP2967969B2
JP2967969B2 JP7204918A JP20491895A JP2967969B2 JP 2967969 B2 JP2967969 B2 JP 2967969B2 JP 7204918 A JP7204918 A JP 7204918A JP 20491895 A JP20491895 A JP 20491895A JP 2967969 B2 JP2967969 B2 JP 2967969B2
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  • Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は相互に噛合う一対
のギアの良否を判定するギアの噛合せ検査方法に係り、
特に一対のギアの回転に伴い発生する振動を検出して良
否を判定するギアの噛合せ検査方法に関する。
【0002】
【従来の技術】車両の性能が向上されるに伴い、車両が
発生する音の低減に対する要求も厳しくなってきてい
る。車両が発生する音、例えばATミッションのオイル
ポンプの駆動ギアと従動ギアを噛み合わせて回転させた
場合、駆動ギアまたは従動ギアの傷、打痕に起因する音
が発生する。
【0003】駆動ギアまたは従動ギアの傷、打痕に起因
する音は、ギア単体をチェックして良否を判定すること
が難しく、駆動ギアと従動ギアを噛み合わせた組合せで
行なうギアの噛合せ検査方法により、良否判定が行なわ
れている。
【0004】従来のギアの噛合せ検査方法には、(デム
ギアスピーダM/Cを用いて)人間が聴覚で判定する官
能検査方法、音圧測定方法、振動測定方法等が知られて
いる。
【0005】また、従来のギアの噛合せ検査方法では、
駆動ギアと従動ギアの噛合せをそれぞれのギア幅の中央
を合せ、ギア端面が当り易いようにした中央噛合と称す
る方法で実行されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】人間が聴覚で判定する
官能検査方法は検査要員に熟練度が必要とされ、良品と
不良品の境界近傍では、同じ音を聴いても検査要員によ
って良否の判定が異なってしまう課題がある。また、良
否の判定が周囲騒音の影響により異なるため、環境条件
を常に同一状態に保つことが必要とされる。
【0007】また、音圧測定方法は音圧計を用いてギア
の噛合せにより発生する音圧レベルを測定し、測定した
音圧レベルに応じてギアの良否を判定することができる
が、音圧計が周囲騒音を検出すると、音圧測定結果から
は良品のギアも不良品として判定してしまう課題があ
る。
【0008】振動測定方法はギアの噛合せによる振動を
検出するため、周囲騒音には影響されないが、ギアを回
転させるモータ等の駆動系が測定系に影響を及ぼす課題
がある。
【0009】また、ギアの傷や打痕が小さい(しかし、
発生する音は無視できない)場合には振動も小さく、測
定系および処理方法によっては良品と不良品のデータ値
に明らかな有意差がなく、良否判定が難しい場合があ
る。
【0010】例えば、振動を振動ピックアップ等で検出
し、電気信号に変化して平均値処理や実効値(RMS)
処理しても良品と不良品の区別ができない場合が多い。
【0011】また、駆動ギアおよび従動ギアをエンジン
やミッション内に組込んだ場合には、組付け条件や他の
部品の影響があり、噛合せ検査時のように正確な中央噛
合がなされず、中央噛合の噛合せ検査時には発生しない
ギア端面の傷や打痕に伴う振動が発生する場合がある。
【0012】この発明はこのような課題を解決するため
なされたもので、その目的は小さな傷や打痕がギアにあ
っても振動を検出することにより、確実に不良品を判定
可能なギアの噛合せ検査方法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
この発明に係るギアの噛合せ検査方法は、従動ギアのギ
ア半幅の一方を駆動ギアに噛合せて検査を実行するパタ
ーン(X1)と、この検査結果が良と判定された場合に
のみ、従動ギアをトラバースさせてギア半幅の他方を駆
動ギアに噛合せて検査を実行するパターン(X2)と、
を備えたことを特徴とする。
【0014】また、この発明に係るギアの噛合せ検査方
法の各パターン(X1、X2)には、駆動ギアを時計方
向に回転させて検査を実行するパターン(Y1)と、こ
の検査結果が良と判定された場合にのみ、駆動ギアを反
時計方向に回転させて検査を実行するパターン(Y2)
とを備えたことを特徴とする。
【0015】さらに、各パターン(X1とX2、Y1と
Y2)を組合せた4通りの組合せパターン(X1/Y
1、X1/Y2、X2/Y1、X2/Y2)は、それぞ
れ以下のステップに従って一対のギアの良否を判定する
ことを特徴とする。 ステップ1:一対のギアを試験器にセットして噛み合わ
せる。 ステップ2:噛み合った一対のギアを所定の回転数で回
転させる。 ステップ3:ギアの回転に伴って発生する振動を振動セ
ンサで検出する。 ステップ4:振動センサが検出した振動を予め設定した
所定時間のフレーム毎に時間領域の電気信号で表示し、
振幅の最大値を求める。 ステップ5:時間領域の各フレーム毎の電気信号を高速
フーリエ変換(FFT)して周波数領域のパワースペク
トラムを求めた後、このパワースペクトラムを積分演算
したパワースペクトラム積分値を算出して表示する。 ステップ6:各フレームのパワースペクトラムのピーク
値のみを記憶し、各フレームのパワースペクトラム・ピ
ーク値を第1フレームのパワースペクトラムに順番に重
畳したピークホールド・パワースペクトラム値を得る。 ステップ7:ステップ6で得られたピークホールド・パ
ワースペクトラム値を所定周波数範囲で積分演算し、ピ
ークホールド積分値を求める。 ステップ8:ピークホールド加算回数Nを増加してピー
クホールド積分値の収束値を演算する。 ステップ9:ステップ8で演算したピークホールド積分
値の収束値と、予め設定した基準収束値とを比較してギ
アの良否を判定する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を添
付図面に基づいて説明する。図1および図2にギア噛合
せ試験器の構成図を示す。図1はこの発明に係るギアの
噛合せ検査方法を適用したギア噛合せ試験器の全体構成
図、図2はこの発明に係るギアの噛合せ検査方法を適用
したギア噛合せ試験器の構造図である。
【0017】図1および図2において、ギア噛合せ試験
器1は、防振構造を有するハウジング2、ハウジング2
の上面に配置される一対の駆動ギア3と従動ギア4、駆
動ギア3に噛み合う従動ギア4の位置を調整する調整器
5、モータ6、モータ6の回転力を駆動ギア3に伝達す
るプーリ7、プーリ8およびベルト9を備える。
【0018】一対の駆動ギア3および従動ギア4は、そ
れぞれハウジング2の上面に設けられたマンドレルクラ
ンプ14A、14Bにセットされ、従動ギア4は調整器
5を介して高さが調整されて駆動ギア3との噛合い位置
が調整される。
【0019】図2に示すように、従動ギア4の高さ調整
は、調整器5と連結された従動ギア支持体を上昇(実戦
表示)することにより、従動ギア4のギア幅の下側半幅
と駆動ギア3を噛合せる。
【0020】一方、調整器5と連結された従動ギア支持
体を下降(破線表示)することにより、従動ギア4のギ
ア幅の上側半幅と駆動ギア3を噛合せる。
【0021】駆動ギア3および従動ギア4は、それぞれ
駆動ギア支持体および従動ギア支持体に設けられたマン
ドレルクランプ14A、14Bで固定される。
【0022】このように、従動ギア4の下側半幅または
上側半幅を積極的に駆動ギア3と噛合せをすることによ
り、中央噛合いでは検出しにくいギア端面の傷や打痕を
検出することができる。
【0023】一対の駆動ギア3および従動ギア4がセッ
ティングされた後、モータ6が駆動され、モータ6の回
転力はプーリ7、ベルト9、プーリ8を介して駆動ギア
3を所定の回転数で回転することにより、駆動ギア3に
噛合わされた従動ギア4も所定の回転数で回転する。
【0024】モータ6の回転方向および回転数は、制御
装置13から供給されるモータ駆動信号SMで駆動さ
れ、時計方向または反時計方向の回転方向が設定され
る。なお、モータ6は耐震構造を有する支持体でハウジ
ング2に固定され、モータ6の回転に伴う振動が測定系
に混入することを防止する。
【0025】モータ6の時計方向または反時計方向の回
転は、プーリ7、ベルト9、プーリ8を介して駆動ギア
3に伝達され、駆動ギア3をそれぞれ時計方向または反
時計方向に回転させる。
【0026】このように、ギア噛合せ試験のパターン
は、従動ギア4のギア幅の下側半幅と駆動ギア3を噛合
せるパターン(X1)と従動ギア4のギア幅の上側半幅
と駆動ギア3を噛合せるパターン(X2)の2種が存在
する。
【0027】また、2種の噛合せパターンのそれぞれ
に、駆動ギア3が時計方向に回転するパターン(Y1)
と駆動ギア3が反時計方向に回転するパターン(Y2)
の2種の回転パターンを組合せた4種の組合せパターン
の全てについて噛合せ試験を実施し、4種の全ての組合
せパターンが良品判定された場合にのみ良品と判定し、
4種の組合せパターンの内に1つでも不良判定がなされ
た場合には不良と判定する。
【0028】なお、4種の組合せパターンは、下側半幅
噛合せで時計方向回転の(X1/Y1)組合せパター
ン、下側半幅噛合せで反時計方向回転の(X1/Y2)
組合せパターン、上側半幅噛合せで時計方向回転の(X
2/Y1)組合せパターン、および上側半幅噛合せで反
時計方向回転の(X2/Y2)組合せパターンとする。
【0029】また、図1において、ギア噛合せ試験器1
は、一対の駆動ギア3と従動ギア4が回転することによ
り発生する振動を検出する振動センサ10、振動センサ
10が検出した電気的な振動信号VO1を増幅するチャー
ジ増幅器11、チャージ増幅器11の出力信号VO2を高
速フーリエ変換(FFT)して信号処理するFFTアナ
ライザ12、モータ6、調整器5およびFFTアナライ
ザ12の動作を制御する制御装置13を備える。
【0030】一対の駆動ギア3および従動ギア4の振動
に伴って発生する振動は、例えばハウジング2の所定の
位置に配置した振動センサ10で検出し、アナログの電
気信号に変換された時間領域の振動信号VO1が振動セン
サ10からチャージ増幅器11に供給される。なお、振
動センサ10の配置箇所はハウジング2に限らず、振動
を大きく検出できる位置であればよい。
【0031】チャージ増幅器11で増幅された振動信号
O1の出力信号VO2はFFTアナライザ12に供給さ
れ、まず時間領域の出力信号VO2の所定時間のフレーム
毎の最大値が検出される。
【0032】図3に振動の所定時間フレーム毎の時間領
域信号波形図を示す。図3において、各フレームF1
Nは、例えばそれぞれ0.2秒に設定し、各フレーム
1〜FNの最大値を求める。この最大値は、定常的に混
入するノイズが存在しなければ、一対の駆動ギア3およ
び従動ギア4の傷や打痕に対応するので、後に述べる振
幅積分値と併せてギアの良品、不良品の判定に用いる。
【0033】出力信号VO2はFFTアナライザ12でフ
ーリエ変換され、所定時間フレーム毎の出力信号VO2
対応した周波数領域のパワースペクトラムを求め、この
パワースペクトラムを積分演算した積分値波形が表示さ
れる。
【0034】図4に図3の各フレームに対応した周波数
領域のパワースペクトラム積分値波形図を示す。図4に
おいて、1フレ−ム(F1)から任意のNフレーム
(FN)までのパワースペクトラム積分値波形と、F1
Nまでのパワースペクトラム積分値の加算平均値波形
をフレームFNAとして表示する。
【0035】また、FFTアナライザ12は、所定時間
フレームに対応した周波数領域の各フレーム(F1
N)毎にパワースペクトラムのピーク値のみを記憶
し、第1フレーム(F1)のパワースペクトラムに記憶
してあるピーク値をFNフレームまで順番に重畳してい
き、最終的にFNPフレームのピークホールド・パワース
ペクトラム波形が表示される。
【0036】図5に各フレームのパワースペクトラム・
ピーク値を第1フレームのパワースペクトラムに順番に
重畳したピークホールド・パワースペクトラム波形図を
示す。図5において、フレームが増加するにつれてパワ
ースペクトラムのピーク値が増加していくので、フレー
ムを増加することによって振動の大小を充分な有意差を
持って検出することができる。特に、任意のフレームF
Nまでのピーク値を重畳したピークホールド・パワース
ペクトラムは、一対のギア(駆動ギア3および従動ギア
4)に傷や打痕があって発生する振動が大きな場合に
は、振動量に対応した大きな値を示す。
【0037】図6に周波数領域のパワースペクトラム積
分平均値(KA)とピークホールド・パワースペクトラ
ム値(KP)特性図を示す。この2種類の特性は、一対
のギア(駆動3および従動ギア4)から発生される振動
が同じであっても、振動信号VO1の信号処理によってギ
アの良品と不良品との有意差が大きく異なることを示
す。
【0038】図6において、(a)図はパワースペクト
ラム積分値の加算平均値KA、(b)図はピークホール
ド・パワースペクトラム値(ピークホールド値)KP
示す。(a)図の加算平均値KAでは、例えばギア良品
を示す加算平均値KANと、ギア不良品を示す加算平均値
A1、KA2との有意差は小さく、特にギア不良品を示す
加算平均値KA1はギア良品と判定されてしまうケースが
ある。
【0039】(b)図のピークホールド値KPでは、例
えばギア良品を示すピークホールド値KPNと、ギア不良
品を示すピークホールド値KP1、KP2との有意差は大き
く、良品と不良品の判定が確実にできる。
【0040】続いて、FFTアナライザ12は、図5の
フレームFNまでのピーク値を重畳したピークホールド
・パワースペクトラムを所定の周波数範囲(例えば、3
70Hz〜2KHz)で積分した振動積分値Kを演算
し、ピークホールド加算回数Nを充分に増加して振動積
分値Kの収束値を求め、この収束値でギアの良品と不良
品を判定する。
【0041】図7にピークホールド加算回数(N)に対
応したピークホールド値の振動積分値(K)の収束特性
図を示す。図7において、(a)図にギア不良品の振動
積分値(K)の収束特性、(b)図にギア良品の振動積
分値(K)の収束特性を示す。
【0042】(a)図において、ギア不良品の振動積分
値KのH1特性〜H5特性は、同じ一対のギアをそれぞ
れピークホールド加算回数Nを1回から20回までの演
算処理を5回繰返したものであり、ピークホールド加算
回数Nが1〜10回近傍まではばらつきがあるが、15
回以上では一定の振動積分値KO2に収束する。
【0043】一方、(b)図において、ギア良品の振動
積分値KのG1特性〜G5特性は、5回ともピークホー
ルド加算回数Nによる特性のばらつきはほとんどなく、
ピークホールド加算回数Nが15回以上では演算処理5
回の繰返しに対して一定の振動積分値KO1に収束する。
【0044】このように、ギア良品の振幅積分値Kの収
束値KO1およびギア不良品の収束値KO2は、ピークホー
ルド加算回数Nを15回以上(例えば、20回)に設定
すれば、1回の演算処理で良否判定に採用することがで
きる。
【0045】なお、ギア良品の振幅積分値Kの収束値
は、予め良品とみなされるギアの収束値KO1を基準値と
して設定しておき、検査対象となる一対のギアの振幅積
分値Kの収束値KONと基準値KO1と比較し、収束値KON
が基準値KO1の上限値(KO1+ΔK)を超える(KON
O1+ΔK)場合には不良品として判定する。
【0046】一方、検査対象の一対のギアの振幅積分値
Kの収束値KONが基準値KO1の許容範囲(KO1±ΔK)
にある(KO1−ΔK≦KON≦KO1+ΔK)場合には良品
として判定する。
【0047】なお、基準値KO1の設定はギアの振動音を
聴覚で判定する官能検査方法で決定してもよい。
【0048】検査対象となる一対のギアの不良判定は、
4種の組合せパターンの検査のうち1つでも不良と判定
されると検査を中止するが、良品判定は1つの組合せパ
ターンが良品と判定された場合には、次の組合せパター
ンについて振幅積分値の収束値を検出して良品判定する
までの工程を繰返し、続いて3番目、4番目の組合せパ
ターンについても同様の工程を繰返して4つの組合せパ
ターン全てが良品と判定された場合にのみ検査を終了す
る。
【0049】ギアの良品または不良品の判定結果は、F
FTアナライザ12から出力される振動検出データDO
に基づいて図示しない可聴表示器(ブザー等)または可
視表示器に表示するよう構成する。
【0050】図1に示す制御装置13は、ギア噛合せ試
験器1の動作順序を制御するシーケンサ、動作を制御す
るコントローラ等を備え、シーケンサの手順に従って調
整器5に調整信号SAを供給して従動ギア4の高さ位置
を、従動ギア4のギア幅の下側半幅と駆動ギア3が噛合
うよう設定(パターンX1)したり、従動ギア4のギア
幅の上側半幅と駆動ギア3が噛合うよう設定(パターン
X2)する。
【0051】また、制御装置13は、シーケンサの手順
に従ってモータ駆動信号SMをモータ6に供給してモー
タ6の始動、停止を制御したり、モータ6の回転数や回
転方向を制御する。モータの回転方向は、時計方向(パ
ターンY1)または反時計方向(パターンY2)に設定
する。
【0052】シーケンサは、従動ギア4のギア幅の下側
半幅と駆動ギア3の噛合せ(パターンX1)と駆動ギア
3の時計方向回転(パターンY1)または駆動ギア3の
反時計方向回転(パターンY2)との組合せパターン
(X1/Y1とX1/Y2)、および従動ギア4のギア
幅の上側半幅と駆動ギア3の噛合せ(パターンX2)と
駆動ギア3の時計方向回転(パターンY1)または駆動
ギア3の反時計方向回転(パターンY2)との組合せパ
ターン(X2/Y1とX2/Y2)の4つの組合せパタ
ーンを予め設定した任意の順序で繰返し検査をするため
の指令を発生する。
【0053】また、制御装置13は、FFTアナライザ
12に複数の制御信号SFを提供し、時間領域信号波形
の表示、周波数領域のパワースペクトラム積分値の演算
および波形の表示、ピークホールド値の振動積分値の演
算等を制御する。
【0054】このように、この発明に係るギアの噛合せ
検査方法を適用し、一対のギアを噛合せるパターンと駆
動ギアの回転パターンとを組合せた4つの組合せパター
ンについて発生する振動を、それぞれの組合せパターン
におけるピークホールドスペクトラムの振動積分値で検
出し、さらに振動積分値の収束値を求め、良否判定を繰
返すことによってギアに生じる小さな傷や打痕を高感
度、かつ高精度に検出することができる。
【0055】次に、この発明に係るギアの噛合せ検査方
法の実行フローについて説明する。まず、組合せパター
ンの実行フローについて説明し、続いて、各組合せパタ
ーンの細部実行フローについて説明する。図8にこの発
明に係るギアの噛合せ検査方法の組合せパターンの実行
フロー図、図9にこの発明に係るギアの噛合せ検査方法
の要部実行フロー図を示す。なお、図8では(X1/Y
1)組合せパターン→(X1/Y2)組合せパターン→
(X2/Y1)組合せパターン→(X2/Y2)組合せ
パターンの実行順序で検査を行なう場合の実行フローに
ついて説明するが、組合せパターンの実行順序は任意に
設定することもできる。
【0056】図8において、ステップS1では、従動ギ
ア4の下側ギア半幅と駆動ギア3の噛合せ(X1パター
ン)と駆動ギア3を時計方向に回転(Y1パターン)し
た組合せパターン(X1/Y1パターン)で、振動を検
出して振動積分値の収束値KONを求める一連の検査を実
行する。
【0057】次に、ステップS2において、振動積分値
の収束値KONと基準値KO1とを比較し、収束値KONが基
準値KO1を超えるか否かの良否判定を行ない、X1/Y
1パターンが良品と判定された場合にはステップS3に
移行して2番目の組合せパターン(X1/Y2パター
ン)の検査フローを実行する。一方、不良品と判定され
た場合にはステップS10に移行し、不良品の判定を行
なって検査を終了する。
【0058】ステップS3では、従動ギア4の下側ギア
半幅と駆動ギア3の噛合せ(X1パターン)と駆動ギア
3を反時計方向に回転(Y2パターン)した組合せパタ
ーン(X1/Y2パターン)で、再度振動を検出して振
動積分値の収束値KONを求めるまでの一連の検査を実行
する。
【0059】続いて、ステップS4ではステップS2と
同様に、X1/Y2パターンの良否判定を行ない、良品
の場合にはステップS5に移行する。一方、不良品と判
定された場合にはステップS10を介して検査を終了す
る。
【0060】以降についても、従動ギア4の上側ギア半
幅と駆動ギア3の噛合せ(X2パターン)と駆動ギア3
を時計方向に回転(Y1パターン)した組合せパターン
(X2/Y1パターン)で、振動を検出して振動積分値
の収束値KONを求める一連の検査を実行し、良否判定を
するフロー(ステップS5、ステップS6)、および従
動ギア4の上側ギア半幅と駆動ギア3の噛合せ(X2パ
ターン)と駆動ギア3を反時計方向に回転(Y2パター
ン)した組合せパターン(X2/Y2パターン)で検査
を実行し、良否を判定するフロー(ステップS7、ステ
ップS8)を実行して最終の組合せパターン(X2/Y
2パターン)が良品判定されるとステップS9で、この
検査対象となった一対のギアは良品と判定されて検査が
終了する。
【0061】次に、各組合せパターンのギアの噛合せ検
査方法の要部実行フローについて説明する。図9におい
て、4つの各組合せパターン(X1/Y1、X1/Y
2、X2/Y1、X2/Y2)は、検査の順序によって
ステップP1〜P12の一部を含まない場合や同一ステ
ップでも状態が異なる場合があるが、基本的にはステッ
プP1〜ステップP8までのフローを共通に実行する。
【0062】最初の組合せパターン(X1/Y1パター
ン)は、ステップP1で駆動3および従動ギア4をそれ
ぞれマンドレルクランプ14A、14Bにセットする点
が、他の3つの組合せパターンと異なる。
【0063】最初の組合せパターン(X1/Y1パター
ン)の検査フローにおいて、ステップP1では、検査対
象となる一対の駆動ギア3と従動ギア4をギア噛合せ試
験器1のマンドレルクランプ14A、14Bにそれぞれ
セットし、シーケンサの制御に基づいて調整器5が従動
ギア4の高さを調整して従動ギア4の下側ギア半幅と駆
動ギア3の噛合せる。(X1パターン)
【0064】次に、ステップP2では、シーケンサの制
御に基づいてモータ6を駆動してプーリ7、ベルト9お
よびプーリ8を介して駆動ギア3を所定回転数で時計方
向に回転させる。(Y1パターン) 続いて、ステップP3で、一対のギア(駆動ギア3およ
び従動ギア4)の時計方向回転により発生する振動を振
動センサ10で検出する。
【0065】ステップP4において、振動センサ10で
検出された振動は、電気的な振動信号VO1に変換されて
チャージ増幅器11を介し、FFTアナライザ12で所
定時間を1フレームとする複数フレームからなる時間領
域の振幅波形で表示され、振幅最大値が検出される。
【0066】次に、ステップP5では、ステップP4の
複数フレームからなる時間領域の振幅波形が高速フーリ
エ変換(FFT)され、時間領域の各フレームに対応し
た周波数領域のパワースペクトラムが演算され、さらに
パワースペクトラムの積分値が演算される。
【0067】続いて、ステップP6において、各フレー
ムのパワースペクトラム最大値が検出されて記憶され、
第1フレームのパワースペクトラムに第2フレーム以降
のパワースペクトラム最大値を重畳したピークホールド
・パワースペクトラム値が演算される。
【0068】さらに、ステップP7では、ピークホール
ド・パワースペクトラム値を所定周波数範囲で積分した
振幅積分値が演算され、ピークホールド加算回数を複数
回繰り返して振幅積分値の収束値KO2が算出される。
【0069】ステップP8では、振幅積分値の収束値K
O2と、予め設定された良品に対応した収束値の基準値K
O1とが比較され、収束値KO2が基準値KO1を超える(K
O2>KO1)場合にはステップP9に移行して不良品と判
定され、一方、収束値KO2が基準値KO1以下(KO2≦K
O1)の場合にはX1/Y1パターンは良品と判定され、
駆動ギア3が一旦停止(図示せず)された後にステップ
P2移行して2番目の組合せパターン(X1/Y2パタ
ーン)に設定される。
【0070】ステップP9でX1/Y1パターンが不良
品と判定されると、ステップP11でギアの回転を停止
させ、ステップP12でギアを外して検査を終了する。
【0071】ステップP2に移行して2番目の組合せパ
ターン(X1/Y2パターン)に設定のため、シーケン
サの制御に基づいてモータ6を駆動してプーリ7、ベル
ト9およびプーリ8を介して駆動ギア3を所定回転数で
反時計方向に回転させ(Y2パターン)、X1/Y2パ
ターンでステップP3〜ステップP8の検査フローを繰
返す。
【0072】ステップP8でX1/Y2パターンが良品
と判定された場合には、駆動ギア3が一旦停止(図示せ
ず)された後にステップP1を介してステップP2に移
行して3番目の組合せパターン(X2/Y1パターン)
に設定される。
【0073】一方、ステップP8でX1/Y2パターン
が不良品と判定された場合には、X1/Y1パターンが
不良品の場合と同様にステップP9〜ステップP12を
介して検を査終了する。
【0074】シーケンサの制御に基づいて調整器5およ
びモータ6を駆動し、3番目の組合せパターン(X2/
Y1パターン)を設定し、2番目の組合せパターン(X
1/Y2パターン)と同様な検査フローが実行される。
【0075】4番目の組合せパターン(X2/Y2パタ
ーン)では、ステップP3〜ステップP8が実行された
後、ステップP8でX2/Y2パターンが良品判定され
ると、ステップP10で1番目から4番目までの全ての
組合せパターンが良品と判定され、ステップP11でギ
アの回転を停止させ、ステップP12でギアを外して検
査を終了する。
【0076】このように、この発明に係るギアの組合せ
検査方法は、4つの組合せパターンの全てについて順番
に噛合せ検査を行ない、検査対象のギアの良品または不
良品を判定することが可能となり、ギア端面に小さな傷
や打痕があっても正確に検出することができる。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係るギ
アの噛合せ検査方法は、従動ギアのギア半幅の一方を駆
動ギアに噛合せて検査を実行するパターン(X1)と、
この検査結果が良と判定された場合にのみ、従動ギアを
トラバースさせてギア半幅の他方を駆動ギアに噛合せて
検査を実行するパターン(X2)と、を備え、中央噛合
では検出しにくいギア端面の小さな傷や打痕を正確に検
出できるので、ギアの良品または不良品の選別を精度よ
く実行することができる。
【0078】また、この発明に係るギアの噛合せ検査方
法の各パターン(X1、X2)には、駆動ギアを時計方
向に回転させて検査を実行するパターン(Y1)と、こ
の検査結果が良と判定された場合にのみ、駆動ギアを反
時計方向に回転させて検査を実行するパターン(Y2)
とを備え、従動ギアをトラバースさせて上下ギア半幅を
駆動ギアに噛合せるとともに、駆動ギアを時計方向およ
び反時計方向に回転させる4つの組合せパターン(X1
/Y1、X1/Y2、X2/Y1、X2/Y2)につい
て検査を実行するので、中央噛合では検出しにくいギア
端面の小さな傷や打痕を正確に検出できるので、ギアの
良品または不良品の選別をより精度よく実行することが
できる。
【0079】さらに、各パターン(X1とX2、Y1と
Y2)を組合せた4通りの組合せパターン(X1/Y
1、X1/Y2、X2/Y1、X2/Y2)は、それぞ
れ以下のステップに従って一対のギアの良否を判定する
ので、小さな傷や打痕を振幅積分値の収束値として高感
度に検出することができる。 ステップ1:一対のギアを試験器にセットして噛み合わ
せる。 ステップ2:噛み合った一対のギアを所定の回転数で回
転させる。 ステップ3:ギアの回転に伴って発生する振動を振動セ
ンサで検出する。 ステップ4:振動センサが検出した振動を予め設定した
所定時間のフレーム毎に時間領域の電気信号で表示し、
振幅の最大値を求める。 ステップ5:時間領域の各フレーム毎の電気信号を高速
フーリエ変換(FFT)して周波数領域のパワースペク
トラムを求めた後、このパワースペクトラムを積分演算
したパワースペクトラム積分値を算出して表示する。 ステップ6:各フレームのパワースペクトラムのピーク
値のみを記憶し、各フレームのパワースペクトラム・ピ
ーク値を第1フレームのパワースペクトラムに順番に重
畳したピークホールド・パワースペクトラム値を得る。 ステップ7:ステップ6で得られたピークホールド・パ
ワースペクトラム値を所定周波数範囲で積分演算し、ピ
ークホールド積分値を求める。 ステップ8:ピークホールド加算回数Nを増加してピー
クホールド積分値の収束値を演算する。 ステップ9:ステップ8で演算したピークホールド積分
値の収束値と、予め設定した基準収束値とを比較してギ
アの良否を判定する。
【0080】よって、ギアの傷や打痕を高感度で精度よ
く検出し、良品もしくは不良品を判定するギアの噛合せ
検査方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るギアの噛合せ検査方法を適用し
たギア噛合せ試験器の全体構成図
【図2】この発明に係るギアの噛合せ検査方法を適用し
たギア噛合せ試験器の構造図
【図3】振動の所定時間フレーム毎の時間領域信号波形
【図4】図3の各フレームに対応した周波数領域のパワ
ースペクトラム積分値波形図
【図5】各フレームのパワースペクトラム・ピーク値を
第1フレームのパワースペクトラムに順番に重畳したピ
ークホールド・パワースペクトラム波形図
【図6】周波数領域のパワースペクトラム積分平均値
(KA)とピークホールド・パワースペクトラム値
(KP)特性図
【図7】ピークホールド加算回数(N)に対応したピー
クホールド値の振動積分値(K)の収束特性図
【図8】この発明に係るギアの噛合せ検査方法の組合せ
パターンの実行フロー図
【図9】この発明に係るギアの噛合せ検査方法の要部実
行フロー図
【符号の説明】
1…ギア噛合せ試験器、2…ハウジング、3…駆動ギ
ア、4…従動ギア、5…調整器、6…モータ、7,8…
プーリ、9…ベルト、10…振動センサ、11…チャー
ジ増幅器、12…FFTアナライザ、13…制御装置、
O…振動検出データ、K,KO1,KO2…振動積分値、
A…パワースペクトラム積分平均値、KP…ピークホー
ルド・パワースペクトラム値、VO1…振動信号。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動ギアと従動ギアからなる一対のギア
    を噛合せて回転させ、前記一対のギアから発生する振動
    を検出して良否を判定するギアの噛合せ検査方法におい
    て、 前記従動ギアのギア半幅の一方を前記駆動ギアに噛合せ
    て検査を実行するパターン(X1)と、この検査結果が
    良と判定された場合にのみ、前記従動ギアをトラバース
    させてギア半幅の他方を前記駆動ギアに噛合せて検査を
    実行するパターン(X2)と、を備えたことを特徴とす
    るギアの噛合せ検査方法。
  2. 【請求項2】 前記各パターン(X1、X2)には、前
    記駆動ギアを時計方向に回転させて検査を実行するパタ
    ーン(Y1)と、この検査結果が良と判定された場合に
    のみ、前記駆動ギアを反時計方向に回転させて検査を実
    行するパターン(Y2)と、を備えたことを特徴とする
    請求項1記載のギアの噛合せ検査方法。
  3. 【請求項3】 前記各パターンを組合せた4通りの組合
    せパターンは、それぞれ以下のステップに従って前記一
    対のギアの良否を判定することを特徴とする請求項2記
    載のギアの噛合せ検査方法。 ステップ1:一対のギアを試験器にセットして噛み合わ
    せる。 ステップ2:噛み合った一対のギアを所定の回転数で回
    転させる。 ステップ3:ギアの回転に伴って発生する振動を振動セ
    ンサで検出する。 ステップ4:振動センサが検出した振動を予め設定した
    所定時間のフレーム毎に時間領域の電気信号で表示し、
    振幅の最大値を求める。 ステップ5:時間領域の各フレーム毎の電気信号を高速
    フーリエ変換(FFT)して周波数領域のパワースペク
    トラムを求めた後、このパワースペクトラムを積分演算
    したパワースペクトラム積分値を算出して表示する。 ステップ6:各フレームのパワースペクトラムのピーク
    値のみを記憶し、各フレームのパワースペクトラム・ピ
    ーク値を第1フレームのパワースペクトラムに順番に重
    畳したピークホールド・パワースペクトラム値を得る。 ステップ7:ステップ6で得られたピークホールド・パ
    ワースペクトラム値を所定周波数範囲で積分演算し、ピ
    ークホールド積分値を求める。 ステップ8:ピークホールド加算回数Nを増加してピー
    クホールド積分値の収束値を演算する。 ステップ9:ステップ8で演算したピークホールド積分
    値の収束値と、予め設定した基準収束値とを比較してギ
    アの良否を判定する。
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