JP2967747B2 - バーチャルパスプロテクション管理装置 - Google Patents

バーチャルパスプロテクション管理装置

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JP2967747B2
JP2967747B2 JP9049512A JP4951297A JP2967747B2 JP 2967747 B2 JP2967747 B2 JP 2967747B2 JP 9049512 A JP9049512 A JP 9049512A JP 4951297 A JP4951297 A JP 4951297A JP 2967747 B2 JP2967747 B2 JP 2967747B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はATM網の高信頼性
を図るためにバーチャルパスの故障時の高速復旧を実現
するバーチャルパスプロテクションを管理するバーチャ
ルパスプロテクション管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のバーチャルパス(以下、VP)プ
ロテクション管理装置として、例えば、文献「1995
年電子情報通信学会通信ソサイエティ大会B−550
ATMVPプロテクションの管理オブジェクトの一考
察」がある。この文献では、VPリンク(以下、VP
L)を切替える通信ノードにVPプロテクション管理装
置を設け、VPLの接続関係をITU−T M.310
0で規定されるTMN(Telecommunicat
ion Management Network)に基
づいた管理を行なう。
【0003】図24を参照すると、従来のVPプロテク
ション管理装置1001は管理エージェント部1002
と、接続管理部1003と、切替え処理部1004とを
備える。
【0004】管理エージェント部1002は、マネージ
ャからVPLの切替の要求を受信する。
【0005】接続管理部1003は、通常使用するVP
L(以下、現用VPL)の識別子と、障害時などにその
現用VPLの替わりに使用するVPL(以下、予備VP
L)の識別子と、それぞれのVPLと接続されているV
PLの識別子を管理する。
【0006】切替え処理部1004はVPLの障害検出
と切替を行なう。
【0007】図25、26を参照して説明する。図25
において、A,B,C,Dは通信ノードであり、a,
b,c,dはリンクである。
【0008】図25(1)は通常の状態を示す。通信ノ
ードA,D間にVPコネクション(以下、VPC)VP
1が設定されている。この場合、通信ノードA,DはV
PCVP1を終端する通信ノードであり、通信ノード
B,CはVPC VP1を中継する通信ノードである。
ここでは、通信ノードB,C間においてVPプロテクシ
ョンを適用し、VPプロテクション管理装置1001を
通信ノードB,Cに配置する。
【0009】通常状態における通信ノードB,CのVP
プロテクション管理装置1001が保持するVPC V
P1に関するデータをそれぞれ図26(1),(2)に
示す。ここで、VPLの識別子はVPLが設定されてい
るリンクの識別子とVPLのVPIの組合せを用いる。
例えばリンクの識別子がaで、VPIが100ならばa
−100と示す。データの左側の識別子が、現用VPL
または予備VPLの識別子を示し、右側の識別子が現用
VPLまたは予備VPLと接続するVPLの識別子を示
す。図26(1)では、現用VPL b−111がVP
L a−11と接続していることを示す。”NULL”
は接続されていないことを示すので予備VPL c−2
11は他のVPLと接続されていない。
【0010】切替え処理部1004が、VPLの障害を
検出した場合を説明する。切替え処理部1004は、現
用VPL b−111の障害を検出すると、接続管理部
1003が保持するデータより現用VPL b−111
に対応する予備VPL c−211を検索し、現用VP
L b−111を予備VPL c−211に切替える。
接続管理部1003は、現用VPL b−111と、予
備VPL c−211の接続先のVPLの識別子を入れ
換える。データを変更後、管理エージェント部1002
にデータの変更を通知する。
【0011】図25(2)は現用VPL b−111に
障害がおき、予備VPL c−211に切替えた状態で
ある。このとき通信ノードB,Cの接続管理部1003
が保持するデータをそれぞれ図26(3)(4)に示
す。図26(3)(4)では接続先VPLの識別子が現
用VPLと予備VPLの間で入れ替わっている。
【0012】次に、ITU−T M.3100にて規定
されるTMNに基づいた管理を行なう場合を説明する。
TMNに基づいた管理を行なう場合、管理情報は管理オ
ブジェクト(以下MO)インスタンスで示す。VPLの
接続関係や現用VPLと予備VPLの関係はMOインス
タンスの属性や包含関係によって示される。TMNに基
づいた管理を行なうために、接続管理部1003が保持
するデータをMOインスタンスを用いて表す。MOイン
スタンスの関係モデルを管理情報モデルといい、VPプ
ロテクションの管理情報モデルの従来技術として前述し
た文献「1995年電子情報通信学会通信ソサイエティ
大会B−550 ATMVPプロテクションの管理オブ
ジェクトの一考察」がある。同文献において、atmC
onnectionProtection(atmCP
r)MOは現用と予備を示し、reliableRes
ourcePointer属性は現用系の場合はvpC
TPBidirectional(VP CTP)を指
し、予備系の場合はNULLを指す。図27に接続管理
部1003が保持するデータをMOインスタンスを用い
て表したときの管理情報モデルを示す。矩形および楕円
はMOインスタンスを示し、入れ子構造は包含関係を示
す。矢印はMOインスタンスの属性値が矢印によって指
されるMOインスタンスの識別子であることを示す。
【0013】VPL b−111,VPL c−211
はそれぞれVP CTP MO1003,MO1004
で表し、VPL a−11はVP CTP MO100
5で表す。現用と予備をそれぞれatmCPr MO1
001,MO1002が示し、組であることはatmC
PG MO1006がatmCPr MO1001,M
O1002を包含していることで示される。さらに、a
tmCPG MO1006はatmPtFMO1007
に包含される。
【0014】また、VPプロテクションの種類として、
文献「1995年電子情報通信学会通信ソサイエティ大
会SB−6−1ATM網における統合型VPセルフヒー
リング方式の検討」に示されるVPセルフヒーリング方
式(VP−SH方式)のように、あらかじめ、予備VP
Lの容量は0で、経路だけを設定し、切替えるときに予
備VPLの容量を確保する。そして、その容量を他の複
数の予備VPLと共有する方式がある。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】従来のVPプロテクシ
ョン管理装置は、VPLを切替え、かつ、そのVPLが
構成するVPCを終端しない通信ノードに設けられ、切
替えるVPLと、そのVPLと接続されるVPLの接続
関係を保持する。そのため、切替用のVPLが構成する
VPCを終端する通信ノードに従来のVPプロテクショ
ン管理装置を設け、VPプロテクションを管理する場
合、現用VPLの接続先VPLの識別子と、予備VPL
の接続先VPLの識別子がどちらも”NULL”とな
り、どちらに切替えているのかわからない。これは、従
来のVPプロテクション管理装置が、VPCを終端する
通信ノードにおけるVPLの切替を想定せず、図26に
示されているように接続するVPLの識別子の情報のみ
を保持しているためであり、VPCを終端する通信ノー
ドでは接続先VPLがVPC終端側に存在しないため、
現用VPLおよび予備VPLの両接続先が図26で示さ
れる情報のみでは識別できないためである。
【0016】また、TMNに基づいて管理するために管
理情報モデルで表す場合を考える。
【0017】VPCが終端されず、他のVPLに接続す
る場合には、現用系のatmCPrMOのreliab
leResourcePointerはVP CTPを
指すため、VPプロテクションを管理情報モデルで表す
ことができる。しかし、VPCを終端する場合、VP
CTPがないため、VPを終端する通信ノードでVPL
を切替えるVPプロテクションを管理情報モデルで表す
ことができない。
【0018】以上のことから、切替用VPLが構成する
VPCを終端する通信ノードにVPプロテクション管理
装置を設け、VPプロテクションを管理することができ
ないという問題点がある。
【0019】第2の問題点は、N本の現用VPLに対し
て1本の予備VPLを用意する1:Nのプロテクション
を管理できないことである。その理由は、従来の管理シ
ステムが、1本の現用VPLに対して1本の予備VPL
を用意する1:1のプロテクションを管理対象としてい
るためである。
【0020】第3の問題点は、予備VPLが容量を共有
するVPプロテクションを管理することができないこと
である。従来のVPプロテクション管理装置は、予備V
PLが共有する容量の管理情報を保持していないためで
ある。また、予備VPLを中継する通信ノードにおい
て、予備VPLの容量管理が必要となるが、従来のVP
プロテクション管理装置はVPを切替える通信ノードの
みに設けられるためである。
【0021】従って、本発明の目的は、切替用のVPL
が構成するVPCを終端する通信ノードにおいてVPL
を切替える1:1のVPプロテクションを管理できるV
Pプロテクション管理装置を提供することにある。
【0022】本発明の他の目的は、1:NのVPプロテ
クションを管理できるVPプロテクション管理装置を提
供することにある。
【0023】本発明の他の目的は、予備VPLが容量を
共有するVPプロテクションを管理できる管理装置を提
供することにある。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明の第1のVPプロ
テクション管理装置は、VPCを終端する通信ノードで
VPLを切替える1:1のVPプロテクションを管理す
ることができる。
【0025】より具体的には、現用VPLと予備VPL
のそれぞれに対して、各VPLが構成するVPCが自通
信ノードで終端されるか否かを示す項目と、自通信ノー
ドでVPCが終端されずに、現用VPLまたは予備VP
Lが、他のVPLと接続される場合の、接続される他の
VPLの識別子と、自通信ノードでVPCが終端される
場合のVPCの識別子を保持し、切替え状態を管理する
接続管理部を有する。
【0026】本発明の第2のVPプロテクション管理装
置は、VPCを終端する通信ノードでVPLを切替える
1:NのVPプロテクションを管理することができる。
【0027】より具体的には、予備VPLと、その予備
VPLを共有する現用VPLのそれぞれに対して、各V
PLが構成するVPCが自通信ノードで終端されるか否
かを示す項目と、自通信ノードで終端されずに、他のV
PLと接続される場合の、接続される他のVPLの識別
子と、自通信ノードでVPCが終端される場合の、VP
Cの識別子を保持し、切替え状態を管理する接続管理部
を有する。
【0028】本発明に関連するVPプロテクション管理
装置は、容量を共有するVPプロテクションの予備VP
Lを中継する通信ノードにおいて、容量を共有する予備
VPLの容量を管理することができる。
【0029】より具体的には、リンクの容量のうち、そ
のリンクに設定されている容量を共有する予備VPLに
割り当てられる容量と、前記容量のうち、現在、予備V
PLに割り当てていない容量と、前記容量を共有する予
備VPLの識別子と、予備VPLが切替時に必要とする
容量と、予備VPLへの容量割当状態を保持する容量管
理部を有する。
【0030】本発明の第3のVPプロテクション管理装
置は、予備VPLの容量を共有する1:NのVPプロテ
クションを管理することができる。
【0031】より具体的には、予備VPLのそれぞれに
対して、容量を共有するものか否かを示す項目を保持す
る接続管理部と、リンクの容量のうち、そのリンクに設
定されている容量を共有する予備VPLに割り当てられ
る容量と、前記容量のうち、現在、予備VPLに割り当
てられていない容量と、前記容量を共有する予備VPL
の識別子と、予備VPLが切替時に必要とする容量と、
予備VPLの容量割当状態を保持する容量管理部を有す
る。
【0032】
【発明の実施の形態】[第1の実施の形態] 本発明の第1の実施の形態について図面を参照して説明
する。図1を参照すると、本発明の第1の実施の形態
は、VPプロテクション管理装置101が管理エージェ
ント部102と、接続管理部103と、切替え処理部1
04とを備える。
【0033】管理エージェント部102は、マネージャ
からVPLの切替えや状態の取得要求を受信する。
【0034】接続管理部103は、予備VPLに関する
データと、それに対応する現用VPLに関するデータを
組にして管理する。現用VPLと予備VPLに関するデ
ータの構成は同一であり、その構成はVPLの識別子
と、VPLが構成するVPCが終端されているか否かを
示す終端識別子と、VPCが終端されないときのVPL
と接続されるVPLの識別子と、VPCが終端されると
きのVPCの識別子から構成される。データの組を予備
VPLの数だけ保持する。
【0035】切替え処理部104はVPLの障害の検出
と切替を行なう。
【0036】次に、本発明の第1の実施の形態の動作に
ついて図2,3を参照して説明する。切替え対象のVP
Lに障害が発生した場合の動作について説明する。切替
え処理部104がVPLの障害を検出すると(ステップ
S101)、接続管理部103が保持しているデータよ
り現用VPLに対応する予備VPLを検索し(ステップ
S102)、現用VPLと予備VPLを切替える(ステ
ップS103)。接続管理部103は、切替えた現用V
PLと予備VPLのデータの終端識別子からVPLが構
成するVPCが終端されるか否かを判定する。VPCが
終端されない場合は、それらの接続先VPLの識別子を
入れ換え、終端される場合は、それらが構成するVPC
の識別子を入れ換える(ステップ104)。次に、管理
エージェント部102に変更を通知する(ステップ10
5)。
【0037】次に、マネージャから管理エージェント部
102に切替え要求を送る場合の動作について説明す
る。管理エージェント部102がマネージャから現用V
PLと予備VPLの切替要求を受けると(ステップS2
01)、接続管理部103は、切替え要求のあった現用
VPLと予備VPLのデータを検索し(ステップS20
2)、切替え処理部104が、該当する現用VPLと予
備VPLを切替える(ステップS203)。次に、接続
管理部103が、該当する現用VPLと予備VPLが構
成するVPCが終端されるか否かを終端識別子によって
判定する。VPCが終端されない場合は、接続先VPL
の識別子を入れ換え、終端されている場合は、VPCの
識別子を入れ換える(ステップS204)。次に、管理
エージェント部102に完了を通知する(ステップS2
05)。
【0038】[第1の実施の形態の第1の実施例] 次に、本発明の第1の実施の形態の動作の第1の実施例
を詳細に説明する。図4、5を参照して説明する。図4
において、A,B,C,Dは通信ノードであり、a,
b,c,d,eはリンクである。図4(1)は通常の状
態を示す。通信ノードA,D間にVPC VP1が設定
されている。また、通信ノードB,C間にVPC VP
2が設定されている。これらのVPC VP1、VP2
の現用VPLをそれぞれリンクb,eに設定し、予備V
PLをリンクcに設定する。VPプロテクションの切替
を行なう通信ノードB,Cに本発明のVPプロテクショ
ン管理装置101は設けられる。
【0039】通常状態における通信ノードBのVPプロ
テクション管理装置101の接続管理部103が保持す
るデータを図5(1)に示す。ここで、VPLの識別子
はVPLが設定されているリンクの識別子とVPLのV
PIの組合せを用いる。データは1つの現用VPLと、
1つの予備VPLに関するデータの組合せから構成され
る。現用VPLおよび予備VPLに関するデータの項目
はVPLの識別子、そのVPLの終端識別子、そのVP
Lと接続するVPLの識別子またはそのVPLが構成す
るVPCの識別子から構成される。ここでは終端識別子
が“False”の場合は、次項目はVPLの識別子を
示し、終端識別子が“True”の場合は、次項目はV
PCの識別子を示す。
【0040】図5は2組のデータを示し、上の組は、V
PC VP1の現用VPL b−111とVPC VP
1の予備VPL c−211に関するデータを示す。下
の組は、VPC VP2の現用VPL e−112とV
PC VP2の予備VPLc−212に関するデータを
示す。現用VPL b−111によって構成されるVP
C VP1は通信ノードBで終端されないため、終端識
別子は“False”となり、次項目はVPL b−1
11と接続されるVPLの識別子を示す。現用VPL
b−111に対応する予備VPL c−211終端識別
子も“False”となり、次項目は他のVPLと接続
されていないため“NULL”となる。現用VPL e
−112によって構成されるVPC VP2は通信ノー
ドBで終端されるため、終端識別子は“True”とな
り、次項目はVPL e−112によって構成されるV
PC の識別子を示す。現用VPL e−112に対応
する予備VPL c−212の終端識別子も“Tru
e”となり、次項目は他のVPLと接続されていないた
め“NULL”となる。
【0041】切替え処理部104が、VPLの障害を検
出した場合を説明する。切替え処理部104は、現用V
PL b−111の障害を検出すると、接続管理部10
3が保持するデータより現用VPL b−111に対応
する予備VPL c−211を検索し、現用VPL b
−111を予備VPL c−211に切替える。接続管
理部103は、現用VPL b−111と、予備VPL
c−211の“VPLまたはVPC”の値を入れ換え
る。次に、管理エージェント部102 にデータの変更
を通知する。
【0042】図4(2)は現用VPL b−111に障
害がおき、予備VPL c−211に切替えた状態であ
る。このとき通信ノードBの接続管理部103が保持す
るデータを図5(2)に示す。
【0043】次に、マネージャからの制御によって切替
える場合を説明する。管理エージェント部102がマネ
ージャから現用VPL e−112から予備VPL c
−212への切替え要求を受信すると、接続管理部10
3はVPL e−112,c−212の組を検索し、切
替え処理部104が現用VPL e−112を予備VP
L c−212に切替える。次に、接続管理部103は
現用VPL e−112と予備VPL c−212の
“VPLまたはVPC”の値を入れ換える。次に、管理
エージェント部102にデータの変更完了を通知する。
【0044】図4(3)は現用VPL e−112を予
備VPL c−212に切替えた状態である。このとき
通信ノードBのVPプロテクション管理装置101の接
続管理部103が保持するデータを図5(3)に示す。
【0045】[第1の実施の形態の第2の実施例] 次に本発明の第1の実施の形態における動作の第2の実
施例としてTMNに基づいて管理する場合を説明する。
接続管理部103は本発明の実施の形態における動作の
第1の実施例で示したデータの替わりにMOのデータを
保持する。上記第1の実施例で示したデータをMOデー
タに変換する。ここでは図5(1)のデータを、MOデ
ータに変換する。そのときの管理情報モデルを図6
(1)に示す。
【0046】はじめに、VPL、VPCをそれぞれMO
インスタンスのVP CTP、vpTTPBidire
ctional(VP TTP)で表す。例えば、VP
Lb−111はVP CTP MO106に、VPL
a−11はVP CTPMO105に、VPCVP2は
VP TTP MO108にする。他に、VPLc−2
11,c−212はそれぞれVP CTP MO10
7,MO110とする。
【0047】次に、接続関係にあるVP CTP,VP
TTPのupstreamConnectivity
Pointer,downstreamConnect
ivity−Pointer属性の属性値が、互いのイ
ンスタンスの識別子を指し示すように設定する。
【0048】例えば、VPL b−111とVPL a
−11が接続関係にあるため、VPCTP MO106
のupstreamConnectivityPoin
ter,downstreamConnectivit
yPointer属性の属性値をVP CTP MO1
05の識別子に設定し、VP CTP MO105のu
pstreamConnectivityPointe
r,downstreamConnectivityP
ointer属性の属性値をVP CTPMO106の
識別子に設定する。VP CTP MO107のように
接続関係にあるインスタンスがない場合はNULLを設
定する。
【0049】次に、現用VPLと予備VPLの数だけa
tmCPrインスタンスを用意し、unreliabl
eResourcePointer属性の属性値を現用
VPLまたは予備VPLを表すVP CTPの識別子に
設定する。atmCPrのreliableResou
rcePointer属性の属性値は接続関係にあるV
P CTPまたはVP TTPの識別子に設定する。接
続関係にあるインスタンスがない場合はNULLを設定
する。unreliableResourcePoin
ter属性およびreliableResourceP
ointer属性によって指されたVP CTP,VP
TTPのcrossConnectionObjec
tPointer属性をatmCPrの識別子に設定す
る。
【0050】atmCPr MO101の場合、unr
eliableResourcePointer属性の
属性値がVP CTP MO106となり、relia
bleResourcePointer属性の属性値が
VP CTP MO105となる。VP CTP MO
106,MO105のcrossConnection
ObjectPointer属性の属性値がatmCP
r MO101となる。
【0051】次に、組となる現用VPLと予備VPLの
VP CTPを指し示すatmCPrをatmCPGで
包含する。
【0052】現用VPL b−111と予備VPL c
−211が組となるため、atmCPr MO101と
atmCPr MO102をatmCPG MO121
で包含する。
【0053】次に全てのatmCPGをatmProt
ectionFabric(atmPtF)で包含す
る。図6ではatmCPG MO121,MO122を
atmPtF MO131で包含する。
【0054】上記第1の実施例1と同様に現用VPL
b−111を予備VPL c−211に切替える。この
とき接続管理部103が保持するMOデータは第1の実
施例の図5(2)のデータを変換したものである。その
ときの管理情報モデルを図6(2)に示す。切替えによ
ってVP CTP MO105,MO106,MO10
7のupstreamConnectivityPoi
nter,downstreamConnectivi
tyPointer属性の属性値が変わる。
【0055】[第1の実施の形態の効果] 本発明の第1の実施の形態の効果について説明する。本
発明の実施の形態は、接続管理部103が現用VPLと
それに対応する予備VPLのそれぞれに対して、終端識
別子と、終端されないときの接続先VPLの識別子と、
終端されるときのVPCの識別子の項目を保持し、切替
えの対象となるVPLが構成するVPCが終端されない
場合と、終端される場合の両方を管理することができる
ため、切替えるVPLが構成するVPCが終端されるか
否かに関わらず、1:1のVPプロテクションの切替を
行なう通信ノードに配置することができる。
【0056】[第2の実施の形態] 次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。図
7を参照すると、本発明の第2の実施の形態は、接続管
理部203が、予備VPLに関するデータと、それを共
有するN本の現用VPLに関するデータを組にして管理
する。現用VPLと予備VPLに関するデータの構成は
同一であり、その構成はVPLの識別子と、VPLが構
成するVPCが終端されているか否かを示す終端識別子
と、VPCが終端されないときのVPLと接続されるV
PLの識別子と、VPCが終端されるときのVPCの識
別子から構成される。データの組を予備VPLの数だけ
保持する。以上の点で第1の実施の形態と異なる。
【0057】次に、本発明の第2の実施の形態の動作に
ついて図8,9を参照して説明する。第1の実施の形態
では、現用VPLから予備VPLへの切替え要求が生じ
た場合、必ず切替えを行なった。しかし、第2の実施の
形態では、現用VPLから予備VPLへの切替え要求が
生じ(ステップS401,S501)、該当する組のデ
ータを検索し(ステップS402,S502)、次に、
予備VPLの終端識別子を確認する(ステップS40
3,S503)。終端識別子が無効な値であれば、現用
VPLを予備VPLに切替える(ステップS404,S
504)。次に、現用VPLの終端識別子の値を予備V
PLの終端識別子にコピーする。さらに、終端されない
場合は接続先のVPLの識別子を入れ換える。終端され
る場合は、VPCの識別子を入れ換える(ステップS4
05,S505)。次に、管理エージェント部202に
変更を通知する(ステップS406,S506)。
【0058】予備VPLの終端識別子が有効な値であれ
ば、すでに他の現用VPLが予備VPLに切替えている
ため、切替えを中止し、管理エージェント部202に失
敗を通知する(ステップS407,S507)。
【0059】[第2の実施の形態の第1の実施例] 次に、本発明の他の実施の形態の動作の第1の実施例を
詳細に説明する。図10、11を参照して説明する。図
10において、A,B,C,Dは通信ノードであり、
a,b,c,d,eはリンクである。図10(1)は通
常の状態を示す。通信ノードA,D間にVPC VP1
が設定されている。また、通信ノードB,C間にVPC
VP2が設定されている。VPC VP1,VP2の
現用VPLはそれぞれリンクb,eに設定し、予備VP
Lはリンクcに設定する。VPプロテクション管理装置
201は切替を行なう通信ノードB,Dに設ける。
【0060】通常の状態における通信ノードBのVPプ
ロテクション管理装置201の接続管理部203が保持
するデータを図11(1)に示す。第1の実施の形態の
第1の実施例と次の点が異なる。データの組が1つの予
備VPLと、それを共有するN個の現用VPLに関する
データから構成される。また、予備VPLの終端識別子
の値は現用VPLに切替えていない場合は、“NUL
L”となる。図11(1)は上からVPC VP1の現
用VPL b−111、VPC VP2の現用VPL
e−112、現用VPL b−111と現用VPL e
−112が共有する予備VPL c−211に関するデ
ータを示す。
【0061】切替え処理部204が障害を検出した場合
を説明する。切替え処理部204が、現用VPL b−
111の障害を検出すると、接続管理部203が保持す
るデータより、現用VPL b−111と組となる予備
VPL c−211の終端識別子が“NULL”か否か
を確認する。“NULL”でない場合は、管理エージェ
ント部202に失敗を通知する。“NULL”の場合
は、切替え処理部204が現用VPL b−111と予
備VPL c−211を切替える。次に、接続管理部2
03は現用VPL b−111の終端識別子の値を予備
VPL c−211の終端識別子にコピーする。そして
現用VPL b−111と予備VPL c−211の、
“VPLまたはVPC”の値を入れ換える。次に、管理
エージェント部202にデータの変更を通知する。図1
0(2)は現用VPL b−111に障害がおき、予備
VPL c−211に切替えた状態である。このとき通
信ノードBの接続管理部203が保持するデータを図1
1(2)に示す。
【0062】次に、管理エージェント部202がマネー
ジャからの制御によって現用VPLを予備VPLに切替
える場合を説明する。管理エージェント部202がマネ
ージャから、現用VPL e−112から予備VPL
c−212への切替え要求を受信する。接続管理部20
3はVPL e−112,c−212のデータを検索
し、予備VPL c−212の終端識別子が“NUL
L”か否かを確認する。“NULL”でない場合は、切
替え失敗を管理エージェント部202に通知する。“N
ULL”の場合は、切替え処理部204が現用VPL
e−112を予備リンクc−212に切替える。次に、
接続管理部203が、現用VPL e−112の終端識
別子の値を、予備VPL c−212の終端識別子にコ
ピーする。次に、現用VPL e−112と予備VPL
c−212の“VPLまたはVPC”の値を入れ換え
る。次に、管理エージェント部202にデータの変更完
了を通知する。図10(3)は現用VPL e−112
を予備VPL c−211に切替えた状態である。この
とき通信ノードBのVPプロテクション管理装置201
の接続管理部203が保持するデータを図11(3)に
示す。
【0063】[第2の実施の形態の第2の実施例] 次に本発明の第2の実施の形態における動作の第2の実
施例としてTMNに基づいて管理する場合を説明する。
接続管理部103は第2の実施の形態の第1の実施例で
示したデータの替わりにMOのデータを保持する。上記
第1の実施例で示したデータをMOデータに変換する。
はじめに図11(1)のデータを、MOデータに変換す
る。そのときの管理情報モデルを図12(1)に示す。
【0064】はじめに、VPL、VPCをそれぞれVP
CTP、VP TTPで表す。
【0065】例えば、VPL b−111はVP CT
P MO206に、VPL c−211はVP CTP
MO207に、VPL a−11はVP CTP M
O205に、VPC VP2はVP TTP MO20
8にする。
【0066】次に、接続関係にあるVP CTP,VP
TTPのupstreamConnectivity
Pointer,downstreamConnect
ivityPointer属性の属性値が互いのインス
タンスの識別子を指し示すように、設定する。
【0067】例えば、VPL b−111とVPL a
−11が接続関係にあるため、VPCTP MO206
のupstreamConnectivityPoin
ter,downstreamConnectivit
yPointer属性の属性値をVP CTP MO2
05の識別子に設定し、VP CTP MO205のu
pstreamConnectivityPointe
r,downstreamConnectivityP
ointer属性の属性値をVP CTPMO206の
識別子に設定する。VP CTP MO207のように
接続関係にあるインスタンスがない場合はNULLを設
定する。
【0068】次に、現用VPLと予備VPLの数だけa
tmCPrインスタンスを用意し、unreliabl
eResourcePointer属性の属性値を現用
VPLまたは予備VPLを表すVP CTPの識別子に
設定する。atmCPrのreliableResou
rcePointer属性の属性値は接続関係にあるV
P CTPまたはVP TTPの識別子に設定する。接
続関係にあるインスタンスがない場合はNULLを設定
する。unreliableResourcePoin
ter属性およびreliableResourceP
ointer属性によって指されたVP CTP,VP
TTPのcrossConnectionObjec
tPointer属性をatmCPrの識別子に設定す
る。
【0069】atmCPr MO201の場合、unr
eliableResourcePointer属性の
属性値がVP CTP MO206となり、relia
bleResourcePointer属性の属性値が
VP CTP MO205となる。VP CTP MO
206,MO205のcrossConnection
ObjectPointer属性の属性値がatmCP
r MO201となる。
【0070】次に、予備VPLのVP CTPを指し示
すatmCPrとその予備VPLを共有する現用VPL
を指し示すatmCPrとをatmCPGで包含する。
【0071】例えば、予備VPL c−211のVP
CTP MO207を指し示すatmCPr MO20
2と、予備VPL c−211を共有する現用VPL
b−111,e−112のVP CTPをそれぞれ指し
示すatmCPr MO201,MO203をatmC
PG MO221で包含する。
【0072】次に全てのatmCPGをatmProt
ectionFabric(atmPtF)で包含す
る。図12(1)ではatmCPG MO221がat
mPtF MO231に包含される。
【0073】上記第1の実施例と同様に現用VPL b
−111を予備VPL c−211に切替える。このと
き接続管理部203が保持するMOデータは上記第1の
実施例の図11(2)のデータを変換したものである。
その場合の管理情報モデルを図12(2)に示す。切替
えによってVP CTP MO205,MO206,M
O207のupstreamConnectivity
Pointer,downstreamConnect
ivityPointer属性の属性値が変わる。
【0074】[第2の実施の形態の効果] 本発明の第2の実施の形態の効果について説明する。本
発明の第2の実施の形態は、接続管理部203が予備V
PLとそれを共有するN本の現用VPLのそれぞれに対
して、終端識別子と、終端されないときの接続先VPL
の識別子と、終端されるときのVPCの識別子の項目を
保持し、切替えの対象となるVPLが構成するVPCが
終端されない場合と、終端される場合の両方を管理する
ことができるため、切替えるVPLが構成するVPCが
終端されるか否かに関わらず、1:NのVPプロテクシ
ョンの切替を行なう通信ノードに配置することができ
る。
【0075】[本発明に関連する実施の形態] 次に、本発明に関連する実施の形態について説明する。
図13を参照すると、本発明に関連する実施の形態は、
管理エージェント部302と、容量管理部303と、容
量変更部304とを備える。
【0076】管理エージェント部302は、マネージャ
からVPLの容量変更得要求を受信する。
【0077】容量管理部303は、リンクごとにリンク
の容量のうち、そのリンクを使用し、容量を共有する予
備VPLが使用可能な容量(総共有容量)と、総共有容
量のうち、現在、予備VPLに割り当てていない容量
(残余共有容量)と、そのリンクを使用し、容量を共有
するすべての予備VPL(自通信ノードにて切替える予
備VPLと、他通信ノードにて切替を行ない、自通信ノ
ードで中継する予備VPL)の識別子と、その予備VP
Lに切替える場合に必要となるVPLの必要容量と、予
備VPLの容量割当状態を保持する。
【0078】容量変更部304は、VPL容量の変更要
求の検出と変更を行なう。
【0079】次に、本発明に関連する実施の形態の動作
について説明する。他通信ノードの切替えによって、容
量変更部304が自通信ノードが中継している予備VP
Lの容量変更要求を検出した場合、または、マネージャ
より管理エージェント部302がVPLの容量変更要求
を受信した場合について説明する。
【0080】容量管理部303は変更要求があったVP
Lが登録されているリンクのデータを検索する(ステッ
プS601)。検索したリンクデータからVPLの必要
容量を検索し(ステップS602)、残余共有容量以下
か否かを判定する(ステップS603)。残余共有容量
以下でなければ容量変更を中止し、管理エージェント部
302に失敗を通知する(ステップS607)。必要容
量が残余共有容量以下の場合、容量変更部304が、該
当するVPLの容量を変更し(ステップS604)、容
量管理部303が、残余共有容量の値を必要容量だけ引
いた値に変更し、該当するVPLの容量割当状態を“割
当中”に変更する(ステップS605)。次に、管理エ
ージェント部302に容量変更を通知する(ステップS
606)。
【0081】[本発明に関連する実施の形態の第1の実
施例] 次に本発明に関連する実施の形態の動作の第1の実施例
を詳細に説明する。図15,16を参照して説明する。
図15において、A,B,C,Dは通信ノードであり、
a,b,c,d,eはリンクである。図15(1)は通
常の状態を示す。通信ノードA,D間にVPC VP1
が設定されている。また、通信ノードB,D間にVPC
VP2が設定されている。これらのVPC VP1,
VP2の現用VPLはそれぞれリンクb,cに設定さ
れ、予備VPLはリンクd,eに設定される。VPプロ
テクション管理装置301は予備VPLを中継する通信
ノードCに設ける。
【0082】通常の状態における通信ノードCのVPプ
ロテクション管理装置301の容量管理部303が保持
するデータを図16(1)に示す。
【0083】次に、通信ノードCにおいて、容量変更部
304が外部から容量変更の要求を検出した場合を説明
する。ここでは、VPL d−211と、VPL e−
211の容量変更の要求を受信したとする。容量管理部
303は、はじめにVPLd−211の容量変更から処
理する。リンクdのデータを検索し、VPL d−21
1の必要容量を検索する。検索した必要容量と残余共有
容量を比較し、必要容量が残余共有容量以下のため、容
量変更部304がVPL d−211の容量を0から4
0に変更し、容量管理部303は残余共有容量を100
から60に変更し、VPL d−211の容量割当状態
をFalseからTrueに変更し、管理エージェント
部302に変更を通知する。同様にVPL e−211
の容量変更も処理する。容量管理部303が変更した後
のデータを図16(2)に示す。
【0084】[本発明に関連する実施の形態の第2の実
施例] 次に本発明に関連する実施の形態における動作の第2の
実施例としてTMNに基づいて管理する場合を説明す
る。接続管理部303は本発明に関連する実施の形態の
第1の実施例で示したデータの替わりにMOのデータを
保持する。上記第1の実施例で示したデータをMOデー
タに変換する。ここでは図16(1)のデータをMOデ
ータに変換する。このときの管理情報モデルを図17に
示す。
【0085】はじめに、VPLをVP CTPで表す。
【0086】例えば、VPL d−211はVP CT
P MO301に、VPL e−211はVP CTP
MO302にする。
【0087】リンクをtcAdaptorTTPBid
irectional(tcTTP)インスタンスで表
し、そのリンクに設定されるVPL のVP CTPを
包含する。
【0088】ここでは、リンクd,eをそれぞれtcT
TP MO311,312で表す。
【0089】容量管理を表すMOはないため、新たにb
andwidthControl(bandCon)を
定義する。bandConはリンク毎に作成され、tc
TTPに包含される。また、bandConは総共有容
量の属性と、残余共有容量の属性と、VPLのリストの
属性をもつ。総共有容量の属性の属性値と、残余共有容
量の属性の属性値はデータの値がそのまま設定される。
VPLのリストの属性の属性値は、予備VPLに関する
データがそのまま設定され、予備VPLの識別子、必要
容量、割当状態から構成される。
【0090】ここでは、リンクd,eの容量管理をそれ
ぞれbandCon MO341,MO342で表し、
tcTTP MO311,MO312に包含する。
【0091】上記第1の実施例と同様にVPL d−2
11の容量とVPL e−211の容量を変更する。こ
の場合、bandCon MO341,MO342の残
余共有容量属性と予備VPLに関するリスト属性の割当
状態を示す項目が変わる。
【0092】[本発明に関連する実施の形態の効果]本発明に関連する 実施の形態の効果について説明する。
本発明に関連する実施の形態は、容量を共有する予備V
PLの容量を容量管理部303が管理するため、容量を
共有する予備VPLを中継する通信ノードに配置し、容
量を共有する予備VPLの容量を管理することができ
る。
【0093】[第の実施の形態] 次に、本発明の第の実施の形態について説明する。図
18を参照すると、本発明の第の実施の形態は、VP
プロテクション管理部401が管理エージェント部40
2と、接続管理部403と、切替え処理部404と、容
量管理部405と、容量変更部406とを備える。
【0094】管理エージェント部402は、マネージャ
からVPLの切替え要求と、VPLの容量変更要求を受
信する。
【0095】接続管理部403は、予備VPLに関する
データと、それを共有するN本の現用VPLに関するデ
ータを組にして管理する。現用VPLと予備VPLに関
するデータの構成は、そのVPLの識別子と、VPLが
構成するVPCが終端されているか否かを示す終端識別
子と、VPCが終端されないときのVPLと接続される
VPLの識別子と、VPCが終端されるときのVPCの
識別子から構成される。更に、予備VPLに関するデー
タには容量を共有するか否かを示す項目が含まれる。デ
ータの組を予備VPLの数だけ保持する。
【0096】切替え処理部404はVPLの障害の検出
と切替を行なう。
【0097】容量管理部405は、リンクごとにそのリ
ンクの容量のうち、そのリンクを使用し、容量を共有す
る予備VPLが使用可能な容量(総共有容量)と、総共
有容量のうち、現在、容量を共有する予備VPLに割り
当てていない容量(残余共有容量)と、そのリンクを使
用し、容量を共有するすべての予備VPL(自通信ノー
ドで切替える予備VPLと、他通信ノードで切替を行な
い、自通信ノードで中継する予備VPL)の識別子と、
予備VPLに切替える場合に必要とする予備VPLの必
要容量と、予備VPLの容量割当状態を保持する。
【0098】容量変更部406は、VPL容量の変更要
求の検出と変更を行なう。
【0099】次に、本発明の第3の実施の形態の動作に
ついて図19,20を参照して説明する。切替え処理部
404が、自通信ノードで切替を行なう現用VPLの障
害を検出した場合(ステップS701)、またはマネー
ジャより管理エージェント部402に切替要求が送信さ
れた場合(ステップS801)について説明する。この
場合、接続管理部403が現用VPLと同じ組の予備V
PLの終端識別子を確認する(ステップS703,S8
03)。終端識別子が有効な値であれば、すでに他の現
用VPLが予備VPLに切替えているため、切替えは中
止し、管理エージェント部402に失敗を通知する(ス
テップS715,S815)。終端識別子が無効な値で
あれば、予備VPLの容量方式を確認する(ステップS
704,S804)。容量方式が“共有”でなければ、
現用VPLを予備VPLに切替える(ステップS71
1,S811)。そして、現用VPLの終端識別子の値
を予備VPLの終端識別子にコピーする。さらに、VP
Cが終端されない場合は、接続されるVPLの識別子の
値を入れ換える。VPCが終端される場合は、VPCの
識別子の値を入れ換える(ステップS712,S81
2)。次に、管理エージェント部402に変更または完
了を通知する(ステップS713,S813)。
【0100】容量方式が“共有”の場合、予備VPLの
識別子から予備VPLが設定されているリンクを確定
し、容量管理部405の該当するリンクのデータを検索
する(ステップS705,S805)。検索したデータ
から予備VPLの必要容量を検索し(ステップS70
6,S806)、残余共有容量以下か否かを判定する
(ステップS707,S807)。残余共有容量以下で
なければ、接続管理部403に容量確保の失敗を通知す
る(ステップS714,S814)。通知を受けると、
切替を中止し、管理エージェント部402に失敗を通知
する(ステップS715,S815)。必要容量が残余
共有容量以下の場合、容量変更部406が該当する予備
VPLの容量を変更し(ステップS708,S80
8)、容量管理部405が残余共有容量の値を予備VP
Lの必要容量だけ引いた値に変更し、予備VPLに必要
容量が割り当てられているか否かを示す項目を“割り当
てられている”に変更する(ステップS709,S80
9)。次に、接続管理部403に、容量確保の成功を通
知する(ステップS710,S810)。通知を受ける
と、切替え処理部404が現用VPLと予備VPLの切
替を行ない(ステップS711,S811)、現用VP
Lの終端識別子の値を予備VPLの終端識別子にコピー
する。次に、VPCが終端されない場合は、接続先のV
PLの識別子の値を入れ換える。VPCが終端される場
合は、VPCの識別子の値を入れ換える(ステップS7
12,S812)。次に、管理エージェント部402に
変更または完了を通知する(ステップS713,S81
3)。
【0101】他通信ノードの切替えによって、容量変更
部406が自通信ノードが中継している予備VPLの容
量変更要求を検出した場合と、マネージャより管理エー
ジェント部402がVPLの容量変更要求を受信した場
合の動作は本発明に関連する実施の形態と同一である。
【0102】[第の実施の形態の第1の実施例] 次に、本発明の第の実施の形態の動作の第1の実施例
を詳細に説明する。図15,21,22を参照して説明
する。図15の説明は省略する。VPプロテクション管
理装置401は切替を行なう通信ノードB,Dに設け
る。
【0103】通常の状態における通信ノードBのVPプ
ロテクション管理装置401の接続管理部403が保持
するデータを図21(1)に示す。また、容量管理部4
05が保持するデータを図21(2)に示す。接続管理
部403が保持するデータは第2の発明の実施の形態の
第1の実施例と次の点が異なる。予備VPLに関するデ
ータの項目に容量方式が追加されている。容量方式が
“共有”の場合、その予備VPLは容量を共有すること
を示す。
【0104】容量管理部405が保持するデータは、リ
ンクごとに分けられ、リンクの識別子と、総共有容量
と、残余共有容量と、そのリンクに設定されている容量
を共有する予備VPLに関するデータから構成される。
容量を共有する予備VPLに関するデータは、VPLの
識別子と、必要容量と、容量の割当状態から構成され
る。
【0105】切替え処理部404が現用VPLの障害を
検出した場合を説明する。切替え処理部404は、現用
VPL b−111の障害を検出すると、接続管理部4
03が保持するデータより、現用VPL b−111に
対応する予備VPL d−211の終端識別子が“NU
LL”か否かを確認する。“NULL”でない場合は、
管理エージェント部402に失敗を通知する。“NUL
L”の場合は、予備VPLの容量が“共有”であるか否
かを確認する。予備VPLの容量が“共有”でなけれ
ば、切替え処理部404が現用VPL b−111と予
備VPL d−211の切替を行なう。これ以降の動作
は第2の実施の形態の第1の実施例と同じため、省略す
る。
【0106】予備VPLの容量が“共有”の場合、予備
VPL d−211が設定されているリンクの識別子が
dであるため、容量管理部405が保持するデータよ
り、リンクdに関するデータを検索する。そのデータか
らVPL d−211の必要容量を検索する。ここで
は、必要容量は40である。検索した必要容量と残余共
有容量を比較する。必要容量が残余共有容量以下のた
め、容量変更部406がVPL d−211の容量を0
から40に変更し、容量管理部405は残余共有容量を
100から60に変更し、VPL d−211の容量割
当状態をFalseからTrueに変更し、接続管理部
403に容量変更が成功したことを通知する。接続管理
部403が成功の通知を受けると、切替え処理部404
が現用VPLb−111を予備VPL d−211に切
替る。これ以降の動作は第2の実施の形態の第1の実施
例と同じため、省略する。切替後の接続管理部403が
保持するデータを図22(1)に示す。また容量管理部
405が保持するデータを図22(2)に示す。
【0107】[第の実施の形態の第2の実施例] 次に本発明の第の実施の形態における動作の第2の実
施例としてTMNに基管理する場合を説明する。
【0108】接続管理部403と容量管理部405は第
の実施の形態の第1の実施例で示したデータの替わり
にMOのデータを保持する。上記第1の実施例で示した
データをMOデータに変換する。ここでは、はじめに図
21(1)のデータをMOデータに変換し、次に図21
(2)のデータを、MOデータに変換する。両データの
管理情報モデルを図23(1)に示す。
【0109】図21(1)のデータをMOデータに変換
する方法を示す。はじめに、VPL、VPCをそれぞれ
VP CTP、VP TTPで表す。
【0110】例えば、VPL b−111はVP CT
P MO406に、VPL c−211はVP CTP
MO407に、VPL a−11はVP CTP M
O405に、VPC VP2はVP TTP MO40
8にする。
【0111】次に、接続関係にあるVP CTP,VP
TTPのupstreamConnectivity
Pointer,downstreamConnect
ivityPointer属性の属性値が互いのインス
タンスの識別子を指し示すように、設定する。
【0112】例えば、VPL b−111とVPL a
−11が接続関係にあるため、VPCTP MO406
のupstreamConnectivityPoin
ter,downstreamConnectivit
yPointer属性の属性値をVP CTP MO4
05の識別子に設定し、VP CTP MO405のu
pstreamConnectivityPointe
r,downstreamConnectivityP
ointer属性の属性値をVP CTPMO406の
識別子に設定する。VP CTP MO407のように
接続関係にあるインスタンスがない場合はNULLを設
定する。
【0113】リンクをtcTTPインスタンスで表し、
そのリンクに設定されるVPLのVP CTPを包含す
る。
【0114】ここでは、リンクa,b,c,eをそれぞ
れtcTTP MO411,MO413,MO414,
MO415で表す。VPL a−11はリンクaに設定
されるため、VP CTP MO405をtcTTP
MO411に包含する。他のVP CTPも同様であ
る。
【0115】次に、現用VPLと予備VPLの数だけa
tmCPrを用意し、unreliableResou
rcePointer属性の属性値を現用VPLまたは
予備VPLを表すVP CTPの識別子に設定する。a
tmCPrが予備VPLを表すVP CTPを指し示す
場合、atmCPrに予備VPLを指すatmCPrに
予備VPLの容量方式が“共有”か否かを示す属性を追
加する。atmCPrのreliableResour
cePointer属性の属性値は接続関係にあるVP
CTPまたはVP TTPの識別子に設定する。接続
関係にあるインスタンスがない場合はNULLを設定す
る。unreliableResourcePoint
er属性およびreliableResourcePo
inter属性によって指されたVP CTP,VP
TTPのcrossConnectionObject
Pointer属性をatmCPrに設定する。
【0116】atmCPr MO401の場合、unr
eliableResourcePointer属性の
属性値がVP CTP MO406となり、relia
bleResourcePointer属性の属性値が
VP CTP MO405となる。VP CTP MO
406,MO405 のcrossConnectio
nObjectPointer属性がatmCPr M
O401となる。atmCPr MO402に予備VP
Lの容量方式が“共有”であることを示す属性を追加す
る。
【0117】次に、予備VPLのVP CTPを指し示
すatmCPrとその予備VPLを共有する現用VPL
を指し示すatmCPrとをatmCPGで包含する。
【0118】例えば、予備VPL c−211のVP
CTP MO407を指し示すatmCPr MO40
2と、予備VPL c−211を共有する現用VPL
b−111,e−112のVP CTPをそれぞれ指し
示すatmCPr MO401,MO403をatmC
PG MO421で包含する。
【0119】次に全てのatmCPGをatmProt
ectionFabric(atmPtF)で包含す
る。図23ではatmCPG MO421がatmPt
F MO431に包含される。
【0120】図21(2)のデータを、MO データに
変換する方法を示す。図21(2)のデータに存在し、
図21(1)のデータに存在しないVPLをVP CT
Pで表し、tcTTPに包含する。次に、容量管理をb
andConで表し、tcTTPに包含する。ここで
は、図21(2)がリンクdのデータを示すため、リン
クdの容量管理をbandCon MO441で示し、
tcTTP MO414に包含する。
【0121】上記第1の実施例と同様に現用VPL b
−111を予備VPL d−211に切替える。このと
き接続管理部403と容量管理部405が保持するMO
データの管理情報モデルを図23(2)に示す。切替え
によってVP CTP MO405,MO406,MO
407のupstreamConnectivityP
ointer,downstreamConnecti
vityPointer属性の属性値が変わる。さら
に、予備VPLの容量方式が“共有”の場合は、ban
dCon MO441の残余共有容量属性が変わり、予
備VPLに関するリスト属性の割当状態を示す項目の値
がFalseからTrueに変わる。
【0122】[第の実施の形態の効果] 本発明の第の実施の形態の効果について説明する。本
発明の第の実施の形態は、容量を共有する予備VPL
の容量を容量管理部405が管理するため、現用VPL
と予備VPLを切替える通信ノードに配置し、予備VP
Lが容量を共有する1:NのVPプロテクションを管理
することができる。
【0123】
【発明の効果】第1の効果として、接続管理部が管理す
るVPLのデータに切替用のVPLが構成するVPCが
自通信ノードにおいて終端されるか否かの情報を含める
ことにより、自通信ノードで終端されるVPCを構成す
るVPLを切替える1:1のVPプロテクションと、自
通信ノードで終端されないVPCを構成するVPLを切
替える1:1のVPプロテクションの両方を管理するこ
とができるという効果がある。
【0124】第2の効果として、接続管理部が管理する
VPLのデータを1つの予備VPLと複数の現用VPL
に関するデータに変更することにより、1:NのVPプ
ロテクションを管理できるという効果がある。
【0125】第3の効果として、予備VPLが共有する
容量を管理する容量管理部を備え、接続管理部が管理す
る予備VPLのデータに容量の状態に関する情報を含め
ることにより、予備VPLの容量を共有するVPプロテ
クション方式と容量を共有しないVPプロテクション方
式を同時に管理できるという効果がある。
【0126】第4の効果として、容量管理部を用いて、
機能を予備VPLが共有する容量の管理に限定すること
により、VPLの切替を行なわないノードに設けるVP
プロテクション管理装置の実装する量を削減できるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態によるVPプロテク
ション管理装置の構成を示すブロック図である。
【図2】切替え処理部がVPLの障害を検出した時の処
理の流れを示すフローチャートである。
【図3】管理エージェント部がマネージャからのVPL
切替え要求を受信した時の処理の流れを示すフローチャ
ートである。
【図4】VPプロテクションの構成を示す図である。
【図5】図1における接続管理部が保持する管理データ
の例を示す図である。
【図6】図1における接続管理部が保持する管理データ
の例を変換した管理情報モデルを示す図である。
【図7】本発明の第2実施の形態によるVPプロテクシ
ョン管理装置の構成を示すブロック図である。
【図8】切替え処理部がVPLの障害を検出した時の処
理の流れを示すフローチャートである。
【図9】管理エージェント部がマネージャからのVPL
切替え要求を受信した時の処理の流れを示すフローチャ
ートである。
【図10】VPプロテクションの構成を示す図である。
【図11】図7における接続管理部が保持する管理デー
タの例を示す図である。
【図12】図7における接続管理部が保持する管理デー
タの例を変換した管理情報モデルを示す図である。
【図13】本発明に関連する実施の形態によるVPプロ
テクション管理装置の構成を示すブロック図である。
【図14】VPLの容量変更の処理の流れを示すフロー
チャートである。
【図15】VPプロテクションの構成を示す図である。
【図16】図13における容量管理部が保持する管理デ
ータの例を示す図である。
【図17】図13における容量管理部が保持する管理デ
ータの例を変換した管理情報モデルを示す図である。
【図18】本発明の第の実施の形態によるVPプロテ
クション管理装置の構成を示すブロック図である。
【図19】切替え処理部がVPLの障害を検出した時の
処理の流れを示すフローチャートである。
【図20】管理エージェント部がマネージャからのVP
L切替え要求を受信した時の処理の流れを示すフローチ
ャートである。
【図21】(1)は図18における接続管理部が保持す
る管理データの例を示す図である。 (2)は図18における容量管理部が保持する管理デー
タの例を示す図である。
【図22】(1)は図18における接続管理部が保持す
る管理データの例を示す図である。 (2)は図18における容量管理部が保持する管理デー
タの例を示す図である。
【図23】(1)は図18における接続管理部が保持す
る管理データの例を変換した管理情報モデルを示す図で
ある。 (2)は図18における容量管理部が保持する管理デー
タの例を変換した管理情報モデルを示す図である。
【図24】従来のVPプロテクション管理装置の構成を
示すブロック図である。
【図25】VPプロテクションの構成を示す図である。
【図26】図24における接続管理部が保持する管理デ
ータの例を示す図である。
【図27】図24における接続管理部が保持する管理デ
ータの例を変換した管理情報モデルを示す図である。
【符号の説明】
101,201,203,204 VPプロテクション
管理装置 102,202,302,402 管理エージェント部 103,203,403 接続管理部 104,204,404 切替え処理部 303,405 容量管理部 304,406 容量変更部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−37783(JP,A) 特開 平5−235983(JP,A) 特開 平4−35252(JP,A) 特開 平9−214517(JP,A) 特開 平8−340335(JP,A) 特開 平7−312603(JP,A) 95信学ソサエティB550 95信学ソサエティSB6−1 96信学ソサエティB768 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04L 12/28

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】現用のバーチャルパスリンクに関する第1
    の情報と予備用のバーチャルパスリンクに関する第2の
    情報をペアにして管理し、前記第1及び第2の情報は、
    切替えの対象となるバーチャルパスリンクが構成するバ
    ーチャルパスコネクションが、切替を行なう通信ノード
    で終端される場合には、切替えの対象となるバーチャル
    パスリンクと、当該バーチャルパスリンクが構成するバ
    ーチャルパスコネクションの対応関係を保持し、切替え
    の対象となるバーチャルパスリンクが構成するバーチャ
    ルパスコネクションが前記通信ノードで終端されずに、
    他のバーチャルパスリンクと接続される場合には、切替
    えの対象となるバーチャルパスリンクと、当該バーチャ
    ルパスリンクと接続されるバーチャルパスリンクの接続
    関係を保持する接続管理部と、 切替の対象となるバーチャルパスリンクの障害の検出
    と、バーチャルパスリンクの切替を行なう切替え処理部
    と、 マネージャからのバーチャルパスの切替要求を受信する
    管理エージェント部とを備え、 前記切替え処理部がバーチャルパスリンクの障害を検出
    した場合、または、前記管理エージェント部がマネージ
    ャから切替要求を受信した場合に、前記切替え処理部が
    バーチャルパスリンクの切替を行ない、切替を行なうバ
    ーチャルパスリンクが構成するバーチャルパスコネクシ
    ョンが自通信ノードにて終端される場合は、接続管理部
    が現用バーチャルパス、予備用バーチャルパスとバーチ
    ャルパスコネクションとの対応関係を変更し、バーチャ
    ルパスコネクションが自通信ノードにて終端されない場
    合は、前記接続管理部が現用バーチャルパス、予備用バ
    ーチャルパスと接続先のバーチャルパスとの対応関係を
    変更し、管理エージェント部に通知することを特徴とす
    るバーチャルパスプロテクション管理装置。
  2. 【請求項2】予備用のバーチャルパスリンクに関する第
    1の情報と当該予備用バーチャルパスリンクを共有する
    複数の現用バーチャルパスリンクに関する第2の情報を
    1つの組として管理し、前記第1及び第2の情報は、切
    替えの対象となるバーチャルパスリンクが構成するバー
    チャルパスコネクションが、切替を行なう通信ノードで
    終端される場合には、バーチャルパスリンクと、当該バ
    ーチャルパスリンクが構成するバーチャルパスコネクシ
    ョンの対応関係を保持し、切替の対象となるバーチャル
    パスリンクが構成するバーチャルパスコネクションが前
    記通信ノードで終端されずに他のバーチャルパスリンク
    と接続される場合には、バーチャルパスリンクと、当該
    バーチャルパスリンクと接続されるバーチャルパスリン
    クとの対応関係を保持し、切替えによって情報を変更す
    る接続管理部を備え、 切替の対象となるバーチャルパスリンクの障害の検出
    と、バーチャルパスリンクの切替を行なう切替え処理部
    と、 マネージャからのバーチャルパスの切替要求を受信する
    管理エージェント部とを備え、 前記切替え処理部が、バーチャルパスリンクの障害を検
    出した場合、または、管理エージェント部がマネージャ
    から切替要求を受信した場合に、他の現用のバーチャル
    パスリンクが予備用のバーチャルパスリンクに切替えて
    いない予備使用可能状態にある場合は、前記切替え処理
    部がバーチャルパスリンクの切替を行ない、前記予備使
    用可能状態であり、切替を行なうバーチャルパスリンク
    が構成するバーチャルパスコネクションが自通信ノード
    にて終端される場合は、前記接続管理部が現用バーチャ
    ルパス、予備用バーチャルパスとそれぞれが構成するバ
    ーチャルパスコネクションとの対応関係を変更し、前記
    予備使用可能状態の場合であり、バーチャルパスコネク
    ションが自通信ノードにて終端されない場合は、前記接
    続管理部が現用バーチャルパス、予備用バーチャルパス
    とそれぞれの接続先のバーチャルパスとの対応関係を変
    更し、管理エージェント部に完了を通知し、前記予備使
    用可能状態とは異なり、他の現用のバーチャルパスリン
    クが予備用のバーチャルパスリンクに切替えている場合
    は、管理エージェント部に失敗を通知することを特徴と
    するバーチャルパスプロテクション管理装置。
  3. 【請求項3】リンク容量のうち、当該リンクに設定され
    ていて容量を共有する予備用バーチャルパスリンクに割
    当可能な容量と、前記割当可能な容量のうち、予備用バ
    ーチャルパスリンクに割り当てていない容量と、前記割
    当可能な容量を共有する予備用バーチャルパスリンクが
    それぞれ切替時に必要な容量と、容量の割当状態に関す
    る情報を保持し、前記予備用バーチャルパスリンクの容
    量に変更があった場合に情報を変更する容量管理部と、
    バーチャルパスリンクの容量変更要求の検出と、バーチ
    ャルパスリンクの容量の変更を行なう容量変更部と、 予備用のバーチャルパスリンクに関する第1の情報と当
    該予備用バーチャルパスリンクを共有する複数の現用バ
    ーチャルパスリンクに関する第2の情報を1つの組とし
    て管理し、前記第1及び第2の情報は、切替えの対象と
    なるバーチャルパスリンクが構成するバーチャルパスコ
    ネクションが切替を行なう通信ノードで終端される場合
    には、切替えの対象となるバーチャルパスリンクと、当
    該バーチャルパスリンクが構成するバーチャルパスコネ
    クションの対応関係を保持し、前記通信ノードで終端さ
    れずに他のバーチャルパスリンクと接続される場合に
    は、切替えの対象となるバーチャルパスリンクと、当該
    バーチャルパスリンクと接続されるバーチャルパスリン
    クの対応関係を保持し、予備用バーチャルパスリンクに
    関する情報には、さらに容量に関する情報を含み、切替
    えによって情報を変更する接続管理部と、 切替の対象となるバーチャルパスリンクの障害の検出
    と、バーチャルパスリンクの切替を行なう切替え処理部
    と、 マネージャからの要求を受信する管理エージェント部と
    を備え、 前記切替え処理部が障害を検出した場合、または前記管
    理エージェント部がマネージャから切替要求を受信した
    場合に、他の現用バーチャルパスリンクが予備用バーチ
    ャルパスリンクに切替えている場合は、管理エージェン
    トに失敗を通知し、他の現用バーチャルパスリンクが予
    備用バーチャルパスリンクに切替えておらず、かつ予備
    用バーチャルパスリンクが容量を共有しない場合は、前
    記切替え部がバーチャルパスリンクの切替を行ない、前
    記接続管理部が、保持する情報を変更し、管理エージェ
    ント部に完了を通知し、他の現用バーチャルパスリンク
    が予備用バーチャルパスリンクに切替えておらず、かつ
    予備用バーチャルパスが容量を共有し、予備用バーチャ
    ルパスリンクが必要な容量を割り当てられない場合、管
    理エージェント部に失敗を通知し、予備用バーチャルパ
    スが容量を共有し、予備用バーチャルパスリンクが必要
    な容量を割り当てられる場合、前記容量変更部が予備用
    バーチャルパスリンクの容量および予備用バーチャルパ
    スリンクの容量割当状態とバーチャルパスリンクに割り
    当てていない容量を変更し、前記切替え部がバーチャル
    パスリンクの切替を行ない、前記接続管理部が保持する
    情報を変更し、前記管理エージェント部に完了を通知す
    ることを特徴とするバーチャルパスプロテクション管理
    装置。
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Non-Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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95信学ソサエティB550
95信学ソサエティSB6−1
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