JP2966980B2 - シートベルトプレテンショナー - Google Patents

シートベルトプレテンショナー

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JP2966980B2
JP2966980B2 JP3216697A JP21669791A JP2966980B2 JP 2966980 B2 JP2966980 B2 JP 2966980B2 JP 3216697 A JP3216697 A JP 3216697A JP 21669791 A JP21669791 A JP 21669791A JP 2966980 B2 JP2966980 B2 JP 2966980B2
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    • B60R22/34Belt retractors, e.g. reels
    • B60R22/46Reels with means to tension the belt in an emergency by forced winding up
    • B60R22/4619Transmission of tensioning power by cable, e.g. using a clutch on reel side
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    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/33Arrangements for non-electric triggering of inflation
    • B60R2021/335Connections between collision detecting means and inflators using pyrothechnic transmission lines

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Automotive Seat Belt Assembly (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシートベルトプレテンシ
ョナーに関し、更に詳細にのべると、車両衝突の際にシ
ートベルトのたるみを取る乗員拘束装置、特にプレテン
ショナーに関するものである。
【0002】
【従来技術】米国特許第4,178,016号は爆薬の
点火によって作動される車両シートベルトプレテンショ
ナーを開示している。この爆薬はこの爆薬に接続された
導線(ヒューズ)によって点火される。
【0003】米国特許第4,549,704号は、又、
シートベルトプレテンショナーを開示している。このシ
ートベルトはシートベルトリトラクターのスプールに巻
きつけられている。このプレテンショナーはリトラクタ
ースプールのためのシャフトの軸方向延長部に取付けら
れたテンションロールを備えている。このテンションロ
ールの周りにはケーブルが何回か巻きつけられている。
テンションロールはシートベルトの引込みおよび引出し
中ケーブルに摩擦係合することなくケーブル巻回体内に
回転することができる。ケーブルの自由端は駆動装置に
取付けられている。この駆動装置はテンションロールか
ら離れる方向に移動可能である。移動時、ケーブルのル
ープはテンションロール上で縮小される。駆動装置が更
に移動すると、テンションロールを回転し、次いでシー
トベルトスプールをベルト引込み方向に回転する。テン
ションロール上のケーブルのループ(巻き)数はシート
ベルトを乗員に対して引張るのに充分であってシートベ
ルトウェブの任意のゆるみをなくす。
【0004】米国特許第4,789,185号はシート
ベルトプレテンショナーのための駆動装置を起動するガ
ス発生器を開示している。このガス発生器は爆発推進薬
を充填するハウジングを備えている。米国特許第4,5
49,704号に開示された如く、ピストンがプレテン
ショナー巻取装置の自由端に接続されている。点火時、
爆発推進薬は高圧ガスを発生し、この高圧ガスはピスト
ンに作用してプレテンショナーを起動しシートベルトス
プールをベルト引込み方向に回転する。
【0005】シートベルトプレテンション装置を開示す
る他の特許は米国特許第4,750,686、同第4,
573,322および同第4,750,685号であ
る。
【0006】米国特許第4,706,990号は車両の
乗員エアバッグ拘束装置のためのガス発生器の起動を行
う爆発系列を開示している。この爆発系列は衝撃センサ
から受けた点火励振を伝達することができるヒューズを
備えている。このヒューズは効き目の緩やかな導爆ヒュ
ーズ(線)(MDF)又は薄層の爆発ライン(線)(T
LX)にすることができる。このヒューズは発火材料
(爆発材料)を収容し且つ高い伝搬速度、例えば、1分
間当り6,000〜21,000フィートの速度を有す
る。このヒューズは点火材料を点火する。この米国特許
は、又、適当な点火材料、HAVELITE(ハベライ
ト)(マコーミック・セルファ・アソシェーツの商標)
およびITLX(マイテレックス)(エクスプロッシブ
・テクノロジーINCの商標)を開示している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来技術では車両衝突の如き緊急時に迅速に作動、即ち
ガス圧の発生を迅速に行うことができない欠点があっ
た。
【0008】本発明の目的は上述の従来技術の欠点を改
善したシートベルトプレテンショナーを提供することに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明に係るシートベルトのプレテンショナーは
高圧ガスによって移動可能な駆動部材と、この駆動部材
の移動に応じて巻取りスプールを回転させる回転手段
と、高圧ガスを発生する線状の点火材料と、を備えてい
る。
【0010】回転手段は駆動部材の移動に応答して巻取
りスプールを回転する。従って、駆動部材が移動する
と、巻取りスプールをベルト引込み方向に回転してベル
トを車両の乗員に対して引張ってベルトのゆるみをなく
す。線状の点火材料は点火時、駆動部材を移動させるガ
スを発生する。この点火材料は脆性のシースとこのシー
ス内に配置された少なくとも一つのガス発火(爆発)コ
ードとを有する。
【0011】好ましい実施例において、回転手段はシー
トベルトリトラクタのスプールの軸方向延長部に取付け
られたリールを備えている。可撓性のコネクタは、一端
が駆動部材に接続されている。この可撓性のコネクタは
リールの周りに緩く巻きつけられている。駆動部材が移
動すると、可撓性コネクタのループ(巻回体)をリール
上に巻きつける。駆動部材を更に移動すると、リールを
ベルト引込み方向に回転する。
【0012】好ましくは、プレテンショナーは、細長い
加熱用のヒューズを備え、このヒューズの一端は線状の
点火材料の一端に隣接して連結されて点火材料を点火す
る。このヒューズは細長いチューブを有し且つこのチュ
ーブに沿って爆発衝撃波を伝搬する。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。
【0014】図1には本発明を自動車に適用した場合の
シートベルトリトラクタ12が示してある。このシート
ベルトリトラクタ12は、長手方向の中心軸線を有する
スプール14を有する。シートベルトウェブ16がこの
スプール14の周りに巻きつけられている。このスプー
ルは、スプール14の長手方向軸線の周りにベルト引込
み方向又はベルト引出し方向に回転するようにシートベ
ルトリトラクタのハウジング18の中回転自在に支持さ
れている。巻取りばね(図示せず)がハウジングカバー
20内に収容され、このばねは、公知のように、スプー
ル14をベルト引込み方向に回転するように付勢する。
【0015】ロック爪22がハウジング18に枢着され
ている。ラチェットホイール24がスプール14に取付
けられている。慣性部材26が車両の衝突の如き緊急
時、ロック爪22をラチェットホイール24に係合せし
める。これは、スプール14がベルト引出し方向に回転
しないようにする。
【0016】ベルトプレテンショナー30がハウジング
18に取付られている。このベルトプレテンショナー3
0は衝突の如き緊急時にスプール14をベルト引込み方
向に回転してベルトウェブを乗員に対して締付けるよう
に働く。即ち、このプレテンショナー30は、車輌の衝
突の如き緊急時に、点火手段によって点火させてガスを
発生するガス発生手段と、このガス発生手段によって発
生したガスによって駆動される駆動部材と、この駆動部
材の移動に応じてベルトウェブを巻きつけているスプー
ルをベルト引込み方向に回転してベルトウェブを乗員に
対して締付ける回転手段とを備えているものである。
【0017】上述の点火手段等は以下に述べられる。
【0018】このプレテンショナー30の回転手段は円
筒状のテンションロール32、即ちリール(図3参照)
を備え、このリールはゴム化面の如き外方円筒摩擦面3
3を有する。このリール32はスプール14の軸方向延
長部34に取付けられている(図1参照)。このリール
32はハウジング36内に収容されている。このハウジ
ングは一方の隅40に開口38を有する。このハウジン
グ36は、又、内方のわん曲部材42を有し、このわん
曲部材は摩擦面33から間隔をあけて配置され且つリー
ルの周りに部分的に延びている。わん曲部材42はリー
ル32との間でこのリールの周りに延びる円弧状の溝4
4を形成している。
【0019】回転手段は、又、リールに巻きつけられる
可撓性のコネクタ46を有し、このコネクタはワイヤケ
ーブル46の形態であり且つ閉口38を貫通している。
このコネクタは初めに、リール32の接線方向に延び、
次いで、リールの周りに何回か巻きつけられている。こ
の巻回体は、一部、わん曲部材42によって溝44内に
閉じ込まれる。コネクタ46は、リール32の周りに巻
きつけられた後、このリールから接線方向に延びてハウ
ジング36の壁48の内面の周りに支柱50,52によ
って案内されている。これら支柱はハウジング36の2
つの異なる隅に隣接して配置されている。このコネクタ
は、その端部54がハウジング36の壁48にガイドプ
レート5およびピン58によって取外可能に取付けら
れている。
【0020】プレテンショナー30の部品を組立てるた
めにコネクタ46は開口38の中に導入されてリール3
2の周りに何回か巻き付けられている。例えば、コネク
タ46はリールの周りに三回巻かれている。このコネク
タ46は、次いで、支柱50,52の周りに案内されて
端部54がピン58によって固定されている。図3のプ
レテンショナーの部品の組立てにおいて、コネクタ46
の巻回がリールの周りに緩く行われるように注意するこ
とが必要である。従って、リール32はコネクタ46か
ら干渉されることなくシートベルト16の引込み、引出
し時に自由に回転することができる(図1参照)。
【0021】図2を参照すると、プレテンショナー30
は、又、L状の中空鋳造部材60を備えている。この鋳
造部材はハウジング36にフランジ62によって固定さ
れている。管状部材即ち細長いスリーブ64が鋳造部材
60の第1脚66の開放端(図2参照)に着座されてこ
の開放端から軸方向に延びている。駆動部材即ちピスト
ン68がスリーブ64内を長手方向に移動可能である。
このピストン68(図2)は、鋳造部材の端部66の環
状の半径方向に延びる内面72に対して着座されて鋳造
部材60と共に圧力室74を部分的に形成する。このピ
ストン68は端部54の反対側でコネクタ46の端部7
0に固定されている(図3参照)。このコネクタ46は
開口76を通して鋳造部材60に入り、圧力室74を貫
通してピストン68に固定されている。
【0022】ガス発生手段は線状の点火材料86を含
む。鋳造部材の第2脚80の自由端は内方プラグ82と
外方プラグ84とを収容している。内方プラグ82は圧
力室74を部分的に形成し且つ線状の点火材料86の一
部を支持している。この点火材料は圧力室の中に延びて
いる。外方プラグ84は、内方プラグ82が点火手段、
即ち、ある長さの細長いヒューズ88を支持した後、鋳
造部材の端部80の中に挿入される。線状の点火材料の
夫々の隣接する端部90,92はチューブ94によって
連結され互いに保持され、このチューブは外方プラグ8
4の一端に形成された凹孔96の中に着座される。尚、
ヒューズ88は点火材料86を発火させるための加熱型
ヒューズである。
【0023】図4を参照すると、線状の点火材料86は
脆性シース98を有し、このシースはポリプロピレン又
密度の材料から作られている。一つ又はそれ以上の
点火可能な発火コード100がこのシース98の中に配
置されている。各コードはファイバーグラスの撚(よ
り)線即ちストランド、金属ストランド又はポリマース
トランドの如き一本又はそれ以上のストランド102か
ら成っている。このストランド102は粉末の点火材料
104で被覆され、この点火材料は高燃焼熱をもつ金属
燃料と酸化剤とバインダーとから成る。適当な燃料の例
はアルミニウム、チタニウム、マグネシウム、50/5
0マグネシウム・アルミニウム合金、非結晶質のボロ
ン、70/30ジルコニウム・ニッケル合金およびカル
シウムシリケイトである。適当な酸化剤の例はカリウム
過塩素酸塩、アンモニウム過塩素酸塩、硝酸塩、クロム
酸塩、ポリクロム酸塩およびアルキ又はアルカリ金属の
過塩素酸塩、アンモニア又は有機体の過塩素酸塩であ
る。シース98は、又、その内側にコーテイング106
を有することができ、このコーテイングは発火コード1
00の点火粉末材料104と同じ材料にすることができ
る。細長いガス溝108がシース内を長手方向に延びて
点火材料104,106の点火を支持する。
【0024】発火コード100が点火手段、即ち、ヒュ
ーズ88によって点火されたときこの点火反応は材料1
04,106に沿って伝わる。シース98が脆性である
のでこの脆性シースは点火反応のために粉砕してガスを
圧力室74の中に逃がす。このガスは、又、線状の点火
材料86の開放端110を通して圧力室74の中に逃げ
る(図2参照)。線状の点火材料86の点火の伝搬速度
は1分間当り約800〜1,500フィートである。こ
の線状の点火材料についての更に詳細は米国特許第4,
220,087号を参照されたい。この線状の点火材料
は商標ITLXの下にエクスプロッシブ・テクノロジー
INC.によって販売されている。図2の実施例におい
て、この線状の点火材料86は、好ましくは約110ミ
リメータの長さを有する。しかし、50〜250ミリメ
ータの長さにすることができる。脆性シースを有する線
状の点火材料86の利点は、車輌衝突の際にピストン6
8を移動するガス圧をきわめて迅速に発生させることが
できることである。
【0025】図に示された実施例ではヒューズ88は
TLXとして知られた薄層の爆発ライン(線)である。
TLXの詳細は米国特許第3,590,739号に開示
されている。このヒューズ88は細長い中空のチューブ
を備え、このチューブはその内面に発火(爆発)材料の
コーティングを有する。この爆発材料は、点火時、チュ
ーブに沿ってガス衝撃波を伝達する。このチューブは高
温プラスチック材料から作られ、この材料は破裂するこ
となく衝撃波に隣接して半径方向に拡大し且つ高温に耐
えることができる。適当なこのような材料はKYNAR
およびHALAR(E.I.Dupont・Nemou
rs(デュポン・ネモア)&Coの商標である。TLX
の伝搬速度は1秒間に約5,000〜6,000フィー
トの範囲ある。
【0026】他の適当なヒューズ材料はNONEL(ニ
トロノーベル(Nitro Nobel)ABの商標)である。N
ONELはポリビニールクロライド又は線状の低密度ポ
リエチレンから作られた外方チューブを有する。NON
ELの点火速度は1秒間に約6,000フィートであ
る。
【0027】更に他の適当なヒューズ材料はBLAST
MASTER(Atlas Powder(アトラスパウダー)C
o.の商標)である。この製品は内部に配置されたフイ
ラメントをもつ小径のチューブを有する。このフイラメ
ントはアンモニア過塩素酸塩およびアルミニウムパウダ
ーで被覆された不活性ストランドから作られるのが好ま
しい。BLASTMASTERの点火速度は約5,00
0フィート/秒である。
【0028】脆性シース86を、ヒユーズ88の端部9
2に対向する端部90で保持する保持手段、即ちチュー
ブ94はヒユーズ88と点火材料86との端部を整列し
て保持するのに十分な強さを有する任意の堅い材料にす
ることができる。この保持手段は、発火コードの点火時
に脆性シースから高圧ガスが放出されるように脆性シー
スを保持すると共に、ヒユーズ88も又この保持手段に
よって保持されている。この材料は、例えば、ポリマー
材料又は金属材料である。一つの適当なポリマー材料は
TYGON(Norton Company(ノートンカンパニー)の
商標)のビニール合成物である。好ましくはヒューズ8
8と線状の点火材料86とは連結チューブ94内に適当
な接着剤によって取付けられる。
【0029】以下、作動についてのべる。車輌衝突時、
適当なセンサ(図示せず)からの信号がヒューズ88
(図2)を点火する。次いで、このヒューズ88は線状
の点火材料86を点火する。この点火材料が点火する
と、鋳造部材60の圧力室74内に高圧が発生してピス
トン68をスリーブ64の端部112に向かって移動し
てコネクタ即ちワイヤロープ46をハウジング36から
引出す。ワイヤロープ46が引き出されると、このロー
プのループ(巻き部)をリール32の摩擦面33に締付
け、従って、リールに係合する。スリーブ64内でピス
トン68が更に移動すると、リール32をベルト引込み
方向に回転せしめる(図2参照)。これは、シートベル
トを車輌の乗員に対して強制的に引張る。
【0030】シートベルトリトラクタ12のためのラチ
ェットホイール24(図1)は、車輌の事故時に、ロッ
ク爪22によって係合され、このロック爪は慣性部材2
6によって作動される。しかし、ホイール24のラチェ
ット歯は、たとえロック爪がベルト引出し方向の回転を
止めてもスプールをベルト引込み方向に回転せしめるよ
うな形状にされている。従って、ベルトは乗員を締付け
次いでロック爪22のラチェットホイール24への係合
によって締付け状態に保持される。
【0031】本発明はプレテンショナーをシートベルト
リトラクタのシートベルトのスプールに係合する一つの
機構について述べられたが他の形式の機構を用いること
ができることを理解されたい。例示として米国特許4,
750,685号および同4,750,686号を参照
されたい。
【0032】
【発明の効果】本発明は上述の実施例に限定されず種々
の変更を行うことができる。
【0033】本発明によれば、ガス発生を迅速に行い且
つ迅速な作動を行うことができるシートベルトプレテン
ショナーを提供することができるという実益がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシートベルトプレテンショナーの
一部断面せる立面図。
【図2】図1のプレテンショナーの一部の拡大断面図。
【図3】図1のプレテンショナーの断面側面図。
【図4】本発明に係る線状の点火材料の断面図。
【符号の説明】
12:シートベルトリトラクタ 14:スプール 16:シートベルトウェブ 18:ハウジング 22:ロック爪 24:ラチェットホイール 30:プレテンショナー 32:テンションロール 46:コネクタ 68:ピストン 86:線状の点火材料 88:ヒューズ 98:シース 100:コード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭53−133829(JP,A) 実開 平1−161156(JP,U) 実開 昭56−95252(JP,U) 米国特許4549704(US,A) 米国特許4220087(US,A) 米国特許3590739(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60R 22/46

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハウジング(36)に固定されていて第1
    脚(66)、第2脚(80)、中間湾曲部を有するL状
    の中空鋳造部材(60)と、 該中空鋳造部材(60)の第1脚(66)に取付けられ
    た細長い管状部材(64)内に長手方向に滑動自在に挿
    入されたピストン(68)と、 前記中空鋳造部材(60)の第2脚(80)内に嵌合さ
    れた外方プラグ(84)と、 前記第2脚(80)内で前記外方プラグ(84)よりも
    内方に嵌合された内方プラグ(82)であって前記ピス
    トン(68)と前記内方プラグ(82)との間で前記中
    空鋳造部材(60)の湾曲部内に圧力室(74)を形成
    する内方プラグ(82)と、 細長い脆性シース(98)と該脆性シース(98)内に
    配置された複数の細長い発火コード(100)とからな
    り前記圧力室(74)内に一端が露出するように前記内
    方プラグ(82)に保持されたガス発生手段(86)
    と、 前記外方プラグ(84)に保持されていて前記発火コー
    ド(100)を点火する点火手段(88)と、 前記発火コード(100)の一端と前記点火手段(8
    8)の一端とを対向させて保持する手段(94)と、 シートベルト(16)を巻付けたスプール(14)に取
    付けられたリール(32)と、 前記ピストン(68)と前記リール(32)とを接続す
    る可撓性ケーブル(46)とからなり、 前記点火手段(88)が前記発火コード(100)を点
    火したとき、前記脆性シース(98)から高圧ガスを前
    記圧力室(74)内に放出し、これにより、前記ピスト
    ン(68)が前記管状部材(64)内を長手方向に移動
    し、前記リール(32)をベルト引込み方向に回転させ
    ることを特徴としたシートベルトのプレテンショナー。
JP3216697A 1990-02-13 1991-02-13 シートベルトプレテンショナー Expired - Fee Related JP2966980B2 (ja)

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