JP2966946B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP2966946B2
JP2966946B2 JP3032629A JP3262991A JP2966946B2 JP 2966946 B2 JP2966946 B2 JP 2966946B2 JP 3032629 A JP3032629 A JP 3032629A JP 3262991 A JP3262991 A JP 3262991A JP 2966946 B2 JP2966946 B2 JP 2966946B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフアクシミリ装置に関
し、例えばバイナリ手順により伝送制御を行なうフアク
シミリ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、バイナリ手順により伝送制御を行
なうフアクシミリ装置においては、命令の再送回数は最
大2回と決められており、その送出間隔も3秒と固定さ
れていた。従つて、受信側は1回目のメツセージ後命令
(Q)受信後、遅くとも約6秒後にはメツセージ確認応
答(MCF)を送出しなければならないという制約があ
る。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、フ
アクシミリの記録部にレーザビームプリンタ(LBP)
の様なライン単位の印刷制御が行なえず、ページ単位の
印刷制御を行なわざるをえないプリンタを用いた場合に
は、画像信号の長さがラインごとに異なるため、1ペー
ジ分の画像をメモリに蓄積した後に印刷を開始しなけれ
ばならない。
【0004】このため、印刷が終了する前にメツセージ
確認応答(MCF)を送出することとなり、MCF送出
後にプリンタの故障やジヤムが発生した場合には、手順
上は正しく伝送されたはずの画像が、実際には受信側で
再現記録されないということが起こるという欠点を有し
ていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決することを目的として成されたもので、上述の課題を
解決する一手段として以下の構成を備える。即ち、受信
処理中のメツセージ前手順において送信側にメツセージ
後命令の再送条件を指示する再送条件指示手段と、送信
処理中には受信側よりメツセージ後命令の再送条件指示
がある場合にはメツセージ後命令の再送にあたり前記受
信側よりの指示条件に基づいたメツセージ後命令の再送
を行なう再送制御手段とを備える。
【0006】
【作用】以上の構成において、ページ単位の印刷制御を
行なうフアクシミリであつても、受信画像を確実に再現
記録した後にメツセージ確認応答(MCF)を送出する
ことが可能になり、送信側と受信側との画像伝送結果の
良否のミス・マツチを防止することができる。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本発明に係る一実施例
を説明する。
【0008】
【第1実施例】図1は本発明に係る一実施例の構成を表
わす装置ブロツク図であり、図中1は装置全体の制御を
行なうCPUであり、制御に必要な情報はROM、RA
Mから構成される制御用メモリ2へ格納されている。3
は装置の状態を表示するLCD・LEDおよびユーザが
動作モードの指示を行なうためのキーボードから成る操
作パネル、4は読取部5で読み取られた画像情報および
回線9から送られて来る受信画像情報を蓄積する画像メ
モリ、5は光源・CCD・モータ・センサー・オペアン
プ等から構成される読取部であり、原稿を平面走査し、
画像を白黒2値レベルのシリアル信号に変換して画像メ
モリ4へ転送する。
【0009】6は印刷制御がページ単位でしか行なえな
い記録部であり、例えば主走査、副走査とも200dots
/inch の解像度をもつレーザビームプリンタである。7
はモデムであり、送信時にはCPU1よりの符号化され
た画像情報変調して通信制御部8へ転送し、受信時には
通信制御部8より転送された変調画像信号を復調してC
PU1へ転送する。8はリレー・トランス・フオトカプ
ラ・オペアンプ等から構成される通信制御部であり、着
呼検出および選択信号の送出を行なうとともに、モデム
7と回線9との間の信号の送受の制御を行つている。9
はフアクシミリ交換網20に接続された回線、30はフ
アクシミリ交換網20に接続された他のフアクシミリ装
置である。
【0010】以上の構成を備える本実施例の通信制御を
以下に説明する。本実施例装置は図2に示した通信制御
手順に基づいてフアクシミリ通信を行なう。即ち、ま
ず、送信局は201で受信局へ発呼し、続いて202で
発呼局識別のためのCNG信号を送出する。受信局側で
は、着呼を検出し、CNG信号を受信すると、送信局に
203の被呼局識別のためのCED信号に続いて、20
4の初期識別信号としてのNSF・CSI・DIS信号
を送出する。尚、NSF信号およびCSI信号はオプシ
ヨン信号である。
【0011】送信局は、この受信局よりのDIS信号を
受信すると、205で受信局に受信命令信号NSS・T
SI・DCSを送信し、続いて206でトレーニング信
号(トレーニング+TCF)を送出する。尚、NSS・
TSIはオプシヨン信号である。受信局はトレーニング
信号を正常に受信すると、207で受信準備確認信号と
してCFR信号を送出し、画像信号待ちの状態となる。
【0012】送信局は、CFR信号を受信すると、受信
局への208の画像信号(トレーニング+メツセージ+
RTC)の送出を開始する。1ページ分の画像信号の送
出を終えると、209でメツセージ終了信号としてQ
(EOM,MPS,EOP)信号を送出する。受信局
は、送信局よりの画像信号およびQを正常に受信する
と、210でメツセージ確認信号としてMCF信号を送
出する。送信局はこのMCF信号を受信すると211で
切断命令としてのDCN信号を送出し、回線を切断す
る。受信局もDCNを送信すると回線を開放する。
【0013】以上の通信制御手順を実現する本実施例の
CPU1におけるフアクシミリ通信制御の詳細を図3〜
図6を参照して以下に説明する。まず、図3及び図4を
参照して本実施例装置の送信時の(送信局としての)動
作を説明する。本実施例装置は、操作パネル3より送信
指示があると、読取部5より読み取られた画像信号を画
像メモリ4に蓄積する。これによりフアクシミリ送信準
備が完了したため、図3の処理に移行し、まずステツプ
301で通信制御部8より回線9へ選択信号を送出し
て、例えばフアクシミリ通信網20に接続されている他
装置30に対する発呼動作を行なう。続くステツプS3
02で発呼局識別のためのCNG信号を送出して、ステ
ツプS303に進み、以後、ステツプS302〜ステツ
プS304の初期識別信号であるDIS信号の受信待ち
状態に入る。
【0014】このとき、DIS信号を受信するまで3秒
間隔でCNG信号の送出を行なう。35秒を経過しても
DIS信号を受信できないときは、ステツプS304よ
りステツプS321に進み、切断命令であるDCN信号
を送出し、回線を切断し、送信処理を終了する。一方、
DIS信号を受信した場合にはステツプS303よりス
テツプS305に進み、メツセージ後命令の再送間隔指
示の有無を確認する。メツセージ後命令の再送間隔指示
がなければステツプS307に進み、メツセージ後命令
再送間隔時間を3秒としてステツプS308に進む。
【0015】一方、メツセージ後命令の再送間隔指示が
あつた場合にはステツプS305よりステツプS306
に進み、メツセージ後命令の再送間隔指示時間が5秒以
上か否かを調べる。これは本実施例装置の都合で5秒以
上の間隔でQ信号の再送が行えないからであり、このよ
うな制約のない場合には直接ステツプS332に進めば
よい。指示時間が5秒未満のときはステツプS332に
進み、指示された時間を再送間隔時間とし、指示された
時間が5秒以上のときはステツプS331に進み、再送
間隔時間を5秒とする。いずれの場合にも、この再送間
隔時間をメツセージ後命令再送間隔時間として、制御用
メモリ2のRAM上に記憶する。なお、いずれの場合に
も、独自モードでの動作が可能であることを受信側へ知
らせるためにNSS信号を続くステツプS308のTS
I・DCS信号の直前に送出する。
【0016】続いて、ステツプS308で受信命令とし
て、TSI・DCS信号を送出し、ステツプS309で
トレーニング信号をTCF信号と共に送出する。トレー
ニング信号送出後は、ステツプS310に進み、以後、
ステツプS308〜ステツプS312の受信準備確認信
号CFR受信待ちの状態になる。そして、3秒経過して
もCFRを受信できない場合には、ステツプS311、
ステツプS312よりステツプS308に進み、再度T
SI・DCS信号の送出からやり直す。
【0017】また、3秒間のCFR受信待ちを3回行つ
ても、CFRを受信できないときはステツプS312よ
りステツプS321に進み、切断命令DCN送出後、回
線を切断する。ステツプS310において、CFR信号
を受信すると、図4のステツプS313に進み、画像信
号の送出を開始する。このとき、先頭にはトレーニング
信号が付加される。1ページ分の画像信号の後端にはR
TC信号が付加され、ステツプS314でメツセージ後
命令Qを送出する。そしてステツプS315、ステツプ
S316のメツセージ後応答信号MCFの受信待ち状態
になる。そして、ステツプS314〜ステツプS317
で、ステツプS307またはステツプS331またはス
テツプS332で決定された時間を経過してもMCFを
受信できないときは、最大2回までQ信号の再送を行な
う処理を実行するQ信号を3回送出しても、MCFを受
信できない場合には、ステツプS317よりステツプS
321に進み、切断命令DCN送出後、回線を切断す
る。
【0018】一方、ステツプS315において、MCF
信号を受信した時にはステツプ319、ステツプ320
に進み、ステツプS314で送出したQ信号の種類によ
つて動作分岐する。すなわち、前ページとは異なるモー
ドで送信する次ページの画像がある場合には、ステツプ
S314で送出されるQ信号はEOMとなり、ステツプ
319よりステツプ303に進み、次ページの制御は受
信命令DIS信号待ちの状態より開始される一方、前ペ
ージと同一モードで送信する次ページの画像がある場合
にはステツプS314ではMPS信号が送出されてい
る。この場合にはステツプS320よりステツプS31
3に進み、次ページの制御は画像信号の送出から開始さ
れる。
【0019】更に、直前に送信した画像が最終ページの
場合には、ステツプS314で送出されるQ信号はEO
P信号となり、この場合にはステツプS320よりステ
ツプS321に進み、MCF受信後に切断命令DCNを
送出し、回線を切断して送信処理を終了する。次いで、
図5及び図6を参照して、本実施例装置の受信局として
の受信動作を説明する。
【0020】本実施例装置は、図5のステツプS401
の如く、常時通信制御部8にある不図示の着呼検出回路
を通じて他装置(例えば、他装置30)よりの着信があ
るか否かを監視している。そして、他装置よりの着信を
受け付けるとステツプS401よりステツプS402に
進み、被呼局識別のためのCED信号を送出する。続い
てステツプS403でQ信号の再送間隔の最短時間を送
信側へ指示するためのNSF信号を、初期識別信号であ
るCSI・DIS信号の直前に送出する。
【0021】ここで、NSF信号は図7に示す様に、バ
イナリ信号のフレーム形式になつており、FSはフレー
ムの先頭と終りを示すフラグ、シーケンス、AFはアド
レスフイールド、CSはコントロールフイールド、FC
Fはバイナリ信号の種類を示すフアクシミリ・コントロ
ール・フイールドで、NSFは16進数で“04”と表
わされる。FIFは詳細情報を伝達するためのフアクシ
ミリ・インフオメーシヨン・フイールドで、FCSは伝
送誤りを検出するためのフレーム・チエツク・シーケン
スである。FIFの第4オクテツト以後は、メーカが自
由に使用できるエリアで、本装置は第4オクテツトのb
8 =1のときQ信号の再送間隔時間指示有を示し、第5
オクテツトでその時間を指示するものとする。
【0022】プリンタの印刷速度が1ページあたり10
秒であるならば、Q信号の再送回数が2回であることを
考慮すると、再送間隔時間は5秒以上であれば良いこと
になる。本装置では、2秒間の余裕時間を加えて、Q信
号の再送間隔時間は6秒として送信側へ指示している。
続いてステツプS404でCSI・DIS信号を送出す
る。そしてステツプS405、S406に進み、受信命
令信号DCS待ちの状態となる。35秒経過以前には、
ステツプS406よりステツプS402に戻り、DCS
を受信するまで3秒間隔でCED,NSF,CSI,D
ISの各信号の送出を行なう。35秒経過してもDCS
信号を受信できないときはステツプS406よりステツ
プS407に進み、切断命令DCNを送出し、続いてス
テツプS408で回線を切断し、ステツプS401に戻
り再び着信待ちとなる。
【0023】この受信命令信号DCS待ちの状態時にD
CS信号を受信した場合にはステツプS405よりステ
ツプS409に進み、続いて送信側から送られてくるト
レーニング信号を受信する。そしてステツプS410
で、トレーニング信号の受信の結果、トレーニング信号
が正常に受信できたか否かを調べる。トレーニング信号
の受信が異常な場合にはステツプS411に進み、トレ
ーニング失敗を意味するFTT信号を送出し、ステツプ
S412で再びトレーニング信号の受信状態に入る。こ
のとき、送信側より切断命令DCNが送出されてきたら
ステツプS412よりステツプS408に進み、回線線
を切断してステツプS401に戻る。
【0024】また、ステツプS410で、トレーニング
信号を正常に受信した場合にはステツプS413に進
み、受信準備確認を意味するCFR信号を送出する。そ
してステツプS414で画像の受信処理に入る。1ペー
ジ分の画像を受信するとステツプS415に進み、記録
部6を起動させ、受信画像の記録処理を開始する。次
に、ステツプS451で、Q信号を受信するのを監視す
る。Q信号を受信するとステツプS452に進み、Q信
号を受信する毎に記録部6での記録処理が終了したか否
かの確認を行なう。ここで、記録終了を確認したらステ
ツプS457に進み、メツセージ確認信号MCFを送出
する。そして、続くステツプS458 において、ステツプS451で受信したQ信号がEOM
であつたか否かを調べる。Q信号がEOMであつた場合
には、次ページは前ページとは異なるモードで送信され
てくため、再びステツプS403に戻り、NSF,CS
I,DISの各信号の送出からの処理を行なう。
【0025】一方、ステツプS451において受信した
Q信号がEOMでない場合にはステツプS459に進
み、Q信号がMPSであつたか否かを調べる。Q信号が
MPSであつた場合には、次ページは前ページと同じモ
ードで送信されてくるため、ステツプS414に戻り、
直ちに次の画像受信処理に入る。ステツプS459にお
いて、受信したQ信号がMPSでなくEOPであつた場
合には、直前に受信した画像が最終ページであるためス
テツプS460に進み、所定時間後回線を切断し、ステ
ツプS401に戻り再び着信待ち状態へ入る。
【0026】また、ステツプS451→S452→S4
53→S454→S451の記録終了の確認中に、Q信
号を3回受信した場合にはステツプS453よりステツ
プS457に進み、記録が終了していなくてもメツセー
ジ確認応答MCFを送出する。以下の動作は前述の通り
である。Q信号を3回受信する前に、ジヤムや紙無し等
の記録部の異常を検出した時にはステツプS454より
ステツプS455に進み、受信エラーとしてRTN信号
を送出して送信側へ画像が正常に受信できなかつたこと
を知らせ、更にステツプS456で切断命令DCNを送
出してステツプS460に進み、回線切断処理を実行す
る。そしてその後ステツプS401に戻り、着信待機状
態へ戻る。
【0027】以上説明したように本実施例によれば、ペ
ージ単位の印刷制御を行なうフアクシミリであつても、
受信画像を確実に再現記録した後に、メツセージ確認応
答をすることが何らコストアツプすることなしに可能と
なり、送信側と受信側との画像伝送結果の良否のミス・
マツチを防止する効果がある。
【0028】
【第2実施例】以上の説明はメツセージ後命令の再送に
おける再送間隔の受信側よりの指示最短時間以上の間隔
でメツセージ後命令の再送を行なう例について説明し
た。しかし、本発明は以上の例に限定されるものではな
く、メツセージ後命令の再送における最大再送回数を受
信側よりの指示回数としてメツセージ後命令の再送を行
なつても同様の効果を達成できる。
【0029】メツセージ後命令の再送における最大再送
回数を受信側よりの指示回数としてメツセージ後命令の
再送を行なう本発明に係る第2の実施例を以下に説明す
る。第2実施例において、装置のブロツク構成は図1に
示す第1実施例と同様足りる。また、正常時の通信制御
手順も図2と同様である。このため、これらの部分の説
明を省略する。
【0030】以下、本発明に係る第2実施例のCPU1
におけるフアクシミリ通信制御の詳細を図8〜図11を
参照して以下に説明する。第2実施例において、第1実
施例と同様処理には同一ステツプ番号を付し、詳細説明
を省略し、第1実施例と相違する箇所を主に説明する。
まず、図8、図9参照して第2実施例装置の送信時の
(送信局としての)動作を説明する。図8及び図9は、
第1実施例の送信時の動作である図3及び図4に対応す
る処理を示すフローチヤートである。
【0031】第2実施例においては、ステツプS302
で発呼局識別のためのCNG信号を送出して、以後ステ
ツプS302〜ステツプS304の初期識別信号である
DIS信号の受信待ち状態に入つた時に、DIS信号を
受信するとステツプS341に進む。そしてステツプS
341でメツセージ後命令の再送回数指示の有無を確認
する。メツセージ後命令の再送間隔指示がなければステ
ツプS343に進み、メツセージ後命令再送回数を2と
してステツプS308に進む。一方、メツセージ後命令
の再送回数指示があつた場合にはステツプS341より
ステツプS342に進み、メツセージ後命令の再送指示
回数をメツセージ後命令の再送回数としてステツプS3
08に進む。いずれの場合にも、この決定したメツセー
ジ後命令の再送回数を制御用メモリ2のRAM上に記憶
する。なお、いずれの場合にも、独自モードでの動作が
可能であることを受信側へ知らせるためにNSS信号を
続くステツプS308のTSI・DCS信号の直前に送
出する。
【0032】そして以後第1実施例と同様のステツプS
308以後の処理に進む。このようにしてステツプS3
08〜ステツプS314の処理を行ない、ステツプS3
15、ステツプS316のメツセージ後応答信号MCF
の受信待ち状態になる。第2実施例においては、ステツ
プS316でのMCF信号の受信監視時間は、一般的な
監視時間である3秒間の間行なう。しかし、この監視時
間はこの3秒間に限定されるものではなく、例えば、第
1実施例と同様の図3に示す処理を併せて実行し第1実
施例と同様のステツプS307またはステツプS331
またはステツプS332の処理を行ない、ここで決定さ
れた時間を監視時間としてもよいことは勿論である。
【0033】そして、この監視時間が経過してもMCF
を受信できないときは、ステツプS316よりステツプ
S351に進み、制御用メモリ2のRAM上のメツセー
ジ後命令再送回数が“0”か否かを調べる。Q信号の再
送回数がステツプS342、ステツプS343での指示
回数以下の場合には、メツセージ後命令再送回数が
“0”でないため、ステツプS351よりステツプS3
52に進み、制御用メモリ2のRAM上のメツセージ後
命令再送回数を1つデクリメント(カウンドダウン)
し、ステツプS314に戻り、Q信号の再送を行なう。
【0034】Q信号をステツプS342、ステツプS3
43での指示回数再送しても、MCFを受信できない場
合には、ステツプS351よりステツプS321に進
み、切断命令DCN送出後、回線を切断する。一方、ス
テツプS315において、MCF信号を受信した時には
第1実施例と同様ステツプ319、ステツプ320の処
理を実行する。そして、ステツプS320の処理で前ペ
ージと同一モードで送信する次ページの画像があり、ス
テツプS314でMPS信号が送出された場合にはステ
ツプS353に進み、制御用メモリ2のRAM上のメツ
セージ後命令再送回数を再びステツプS342、ステツ
プS343で決定された値とし、ステツプS313に戻
り次ページの制御として画像信号の送出から開始され
る。
【0035】次いで、図10及び図11を参照して、第
2実施例装置の受信局としての受信動作を説明する。受
信動作においても、上述した第1実施例と同様処理につ
いては同一ステツプ番号を付し、詳細説明を省略して第
1実施例と相違する処理を主に説明する。第2実施例に
おいて、図5に示すステツプS401〜413の処理
は、第1実施例と全く同一である。また、図6に示すス
テツプS414、415の処理も同様である。但し、第
2実施例においては、ステツプS403のQ信号のNS
F信号は、Q信号の再送間隔の最短時間の送信側への指
示ではなく、Q信号の再送回数の送信側への指示であ
る。
【0036】そして、メーカが自由に使用できるFIF
の第4オクテツトのb8 =1のときQ信号の再送回数指
示有を示し、第5オクテツトでその回数を指示するもの
とする。プリンタの印刷速度が1ページあたり10秒で
あるならば、Q信号の再送間隔が約3秒間であることを
考慮すると、再送回数は4以上であれば良いことにな
る。本装置では、1回分の余裕時間を加えて、Q信号の
再送回数を5として送信側へ指示している。なお、この
再送回数は、Q信号の再送間隔に対応して決定すればよ
く、このQ信号の再送間隔が3秒間以上の場合にはこの
再送回数も少なくて済み、Q信号の再送間隔が3秒間以
下の場合には再送回数を増やせばよい。
【0037】このように、ステツプS415までの処理
は第1実施例と同様であるが、第2実施例においては、
ステツプS415の受信画像の記録開始に続き、ステツ
プS416の処理に移行する。即ち、本実施例において
は、Q信号の再送回数を可変とする独自モードでの動作
の可否の判定を行なう。ステツプS405におけるDC
S信号を受信した際に、付随して有効なNSS信号を受
信できていれば独自モードでの動作を可能としている。
【0038】ここで、独自モードでの動作が不可の場合
にはステツプS416より図11に示すステツプS41
7以下の処理に移行する。まず、ステツプS417、ス
テツプS418でQ信号を3回受信するのを監視する。
Q信号を3回受信するとステツプS418よりステツプ
S419に進み、メツセージ確認信号MCFを送出す
る。但し、この時にはまだ受信画像の記録は終了してい
ない。続くステツプS420でステツプS417で受信
したQ信号がEOMであつたか否かを調べる。Q信号が
EOMであつた場合には、次ページは前ページとは異な
るモードで送信されてくため、再びステツプS403に
戻り、NSF,CSI,DISの各信号の送出からの処
理を行なう。
【0039】一方、ステツプS417において受信した
Q信号がEOMでない場合にはステツプS421に進
み、Q信号がMPSであつたか否かを調べる。Q信号が
MPSであつた場合には、次ページは前ページと同じモ
ードで送信されてくるため、ステツプS414に戻り、
直ちに次の画像受信処理に入る。ステツプS421にお
いて、受信したQ信号がMPSでなくEOPであつた場
合には、直前に受信した画像が最終ページであるためス
テツプS422に進み、所定時間後回線を切断し、ステ
ツプS423で記録処理が終了するのを待ち、記録処理
が終了するとステツプS401に戻り再び着信待ち状態
へ入る。
【0040】一方、ステツプS416で独自モードでの
動作が可能な場合にはステツプS451以下の処理に移
行する。このステツプS451以下の処理は、上述した
第1実施例のステツプS451〜ステツプS460の処
理と略同様の処理である。但し、第2実施例の場合に
は、ステツプS452の処理より第1実施例のステツプ
S453、ステツプS454の処理を実行するのではな
く、第1実施例のステツプS453、ステツプS454
の処理に替わり、ステツプS471、ステツプS472
の処理を実行する。
【0041】即ち、Q信号を受信する毎に記録処理が終
了したか否かを調べ、この記録終了の確認処理中にステ
ツプS471で記録部に異常が発生したか否か、Q信号
の受信回数がステツプS472でNSF信号で送信側に
指示した回数以内かを監視する。Q信号を送信側に指示
した回数受信する前に、ジヤムや紙無し成し等の記録部
の異常を検出した場合、及びNSF信号で送信側に指示
した回数Q信号を受信してもなおかつ記録処理が終了し
ない場合には、ステツプS471及びステツプS472
よりステツプS455に進み、第1実施例と同様の処理
を実行する。
【0042】以上説明したように第2本実施例において
も、ページ単位の印刷制御を行なうフアクシミリであつ
ても、受信画像を確実に再現記録した後に、メツセージ
確認応答をすることが何らコストアツプすることなしに
可能となり、送信側と受信側との画像伝送結果の良否の
ミス・マツチを防止する効果がある。
【0043】
【第3実施例】上述した第2実施例においては、送信側
は受信側より指示されたQ信号の最大再送回数に基づい
て、そのまま指示再送回数分Q信号の再送を行なうよう
に動作した。しかし、本発明は以上の例に限定されるも
のではなく、送信側より受信側に、NSS信号により送
信側で実際に動作可能なQ信号の最大再送回数を返送す
るように制御し、受信側でこのNSS信号の情報に基づ
いて動作するように制御してもよい。
【0044】このように制御した本発明に係る第3実施
例の送受信局の動作を図12及び図13を参照して以下
説明する。なお、第3実施例においては、第2実施例の
図8〜図11の処理と異なる処理の部分のみ示してい
る。即ち、第3実施例においては、送信局側の処理がス
テツプS341〜ステツプS308の処理の部分が図1
2に示す処理に変更となる。そして、受信局側の処理が
第2実施例のステツプS451〜ステツプS455ある
いはステツプS457の処理が図12に示す処理に変更
となる。
【0045】まず、図12を参照して送信局側の動作を
説明する。メツセージ後命令の再送回数指示があつた場
合にはステツプS341よりステツプS344に進み、
メツセージ後命令の再送回数が4回以上か否かを調べ
る。ここでは、例えば第3実施例装置の都合で4回以上
のQ信号の再送が行えない場合を想定している。指示回
数が4回未満のときはステツプS342に進み、指示さ
れた回数を指示再送回数とし、指示された回数が4回以
上のときはステツプS345に進み、再送回数を4回と
する。いずれの場合にも、この決定した再送回数をメツ
セージ後命令再送回数として、制御用メモリ2のRAM
上に記憶する。なお、いずれの場合にも、独自モードで
の動作が可能であることを受信側へ知らせるためにNS
S信号を続くステツプS308のTSI・DCS信号の
直前に送出する。
【0046】NSS信号は図7に示すNSF信号と同一
の形式をしており、第4オクテツトのb8 =1のときに
はQ信号の最大可能再送回数表示を示し、第5オクテツ
トでその回数を表示するものである。なお、NSS信号
におけるFCFは、16進法でC4と表される。次に、
図13を参照して第3実施例の受信局の動作を説明す
る。
【0047】第3実施例においては、ステツプS451
→S452→S475→S471→S451の記録終了
の確認処理を実行する。即ち、Q信号を受信する毎に記
録部6での記録処理が終了したか、Q信号は決定再送回
数以内の受信か、その間に記録部6における異常が発生
していないかの確認を行なう。ここで、記録終了を確認
した場合には、第2実施例と同様にステツプS457以
下の処理に進む。
【0048】一方、この記録終了の確認中にNSS信号
にて表示された回数分のQ信号を受信した場合には、ス
テツプS475よりステツプS457に進み、記録が終
了していなくてもメツセージ確認応答MCFを送出す
る。Q信号をNSS信号にて表示された回数分受信する
前に、ジヤムや紙無し等の記録部の異常を検出した時に
はステツプS471よりステツプS455に進み、受信
エラーとしてRTN信号を送出して送信側へ画像が正常
に受信できなかつたことを知らせ、更にステツプS45
6で切断命令DCNを送出してステツプS460に進
み、回線切断処理を実行する。そしてその後ステツプS
401に戻り、着信待機状態へ戻る。
【0049】なお、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、又1つの機器から成る装置に
適用してもよい。また、システムあるいは装置にプログ
ラムを供給することによつて達成される場合にも適用で
きることは言うまでもない。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ページ単位の印刷制御を行なうフアクシミリであつて
も、受信画像を確実に再現記録した後に、メツセージ確
認応答をすることが何らコストアツプすることなしに可
能となり、送信側と受信側との画像伝送結果の良否のミ
ス・マツチを防止する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例の構成を表わす装置ブロ
ツク図である。
【図2】本発明に係る一実施例のフアクシミリ通信時の
通信制御手順を示すフローチヤートである。
【図3】本発明に係る第1実施例の送信局の動作フロー
チヤート(1)である。
【図4】第1実施例の送信局の動作フローチヤート
(2)である。
【図5】第1実施例の受信局の動作フローチヤート
(1)である。
【図6】第1実施例の受信局の動作フローチヤート
(2)である。
【図7】フアクシミリ通信におけるNSF,NSS信号
の信号形式を示す図である。
【図8】本発明に係る第2実施例の送信局の動作フロー
チヤート(1)である。
【図9】第2実施例の送信局の動作フローチヤート
(2)である。
【図10】第2実施例の受信局の動作フローチヤート
(1)である。
【図11】第2実施例の受信局の動作フローチヤート
(2)である。
【図12】本発明に係る第3実施例の送信局の動作フロ
ーチヤートである。
【図13】第3実施例の受信局の動作フローチヤートで
ある。
【符号の説明】
1 CPU 2 制御用メモリ 3 操作パネル 4 画像メモリ 5 読取部 6 記録部 7 モデム 8 通信制御部 9 回線 20 フアクシミリ回線網 30 他フアクシミリ装置

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信処理中のメツセージ前手順において
    送信側にメツセージ後命令の再送条件を指示する再送条
    件指示手段と、送信処理中には受信側よりメツセージ後
    命令の再送条件指示がある場合にはメツセージ後命令の
    再送にあたり前記受信側よりの指示条件に基づいたメツ
    セージ後命令の再送を行なう再送制御手段とを備えるこ
    とを特徴とするフアクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のフアクシミリ装置におい
    て、再送条件指示手段での再送条件をメツセージ後命令
    の再送間隔の最短時間とし、再送制御手段は受信側より
    メツセージ後命令の再送間隔の最短時間指示がある場合
    にはメツセージ後命令の再送にあたり前記受信側よりの
    指示最短時間以上の間隔で再送を行なうことを特徴とす
    るフアクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のフアクシミリ装置におい
    て、再送制御手段は送信処理中に受信側より指示された
    前記最短時間以上の間隔で再送できないときは自装置に
    おいて動作可能な最長時間間隔で再送を行なうことを特
    徴とするフアクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のフアクシミリ装置におい
    て、再送条件指示手段での再送条件をメツセージ後命令
    の最大再送回数とし、再送制御手段は受信側よりメツセ
    ージ後命令の最大再送回数の指示がある場合にはメツセ
    ージ後命令の再送にあたり前記受信側よりの指示最大再
    送回数を上限値としてメツセージ後命令の再送を行なう
    ことを特徴とするフアクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のフアクシミリ装置におい
    て、再送制御手段は送信処理中に受信側より指示された
    前記最大再送回数分のメツセージ後命令の再送ができな
    いときは自装置において動作可能なメツセージ後命令の
    最大再送回数で再送を行なうことを特徴とするフアクシ
    ミリ装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のフアクシミリ装置におい
    て、送信処理中に動作可能なメツセージ後命令の最大再
    送回数を受信側に返送する返送手段を備えることを特徴
    とするフアクシミリ装置。
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