JP2965883B2 - カソード・レイ・チューブのテスト方法とテストシステム - Google Patents

カソード・レイ・チューブのテスト方法とテストシステム

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JP2965883B2 JP3188295A JP3188295A JP2965883B2 JP 2965883 B2 JP2965883 B2 JP 2965883B2 JP 3188295 A JP3188295 A JP 3188295A JP 3188295 A JP3188295 A JP 3188295A JP 2965883 B2 JP2965883 B2 JP 2965883B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカソード・レイ・チュー
ブ(CRT)或いはカソード・レイ・チューブ・モニタ
ーのテスト方法とテストシステムに関するものである。
(ここで、「カソード・レイ・チューブ・モニター」と
称するのは、テストするため、外殻を除去したCRTと
制御回路とフレームとを包含する組み合わせのことであ
る。本発明は、主にCRTモニターをテストする方法と
システムに関するものであるが、以下、説明に利するた
め、CRTとCRTモニターとを共にCRTと称す
る。)
【0002】
【従来の技術】テレビやモニターのCRTは生産ライン
上で製造完了すると、その幾何学的及び光学的な偏差と
ミスとを補正するために、テストと調整の手続きを実施
せねばならない。幾何学的偏差を例にすると、従来は、
CRTのスクリーンに標準的なパターンを表示させ(普
通はm本の縦線とn本の横線とからなる格子状のパター
ンである。該mとnは共にプラス整数である。時によっ
てmとnとは等しくすることができ、該両者は共に奇数
であればさらによい。例えば5本の縦線と5本の横線と
からなる格子パターンを形成する。)、そして、人力に
より各交差点の間の長さを測定して、偏差を求めると共
に補正を実行する。最近、電子カメラにより、CRT上
の標準的なパターンを読み取る方式も採用され、その読
み取った結果をコンピュータに入力し、このコンピュー
タにより偏差の補正を自動的に実行するようになった。
例えば、出願人の台湾出願第81110019号(公告
第205691号)(図10を参照)と台湾の工業技術
研究院によるシステムは、前記CRTのスクリーン上の
標準的なパターンを測定するために、まずスクリーンの
周辺及びスクリーンのフレームを基準として、スクリー
ンの中心を求め、前記標準的なパターンの実在位置を測
定する。そして、コンピュータには既に標準的なパター
ンの基準値が記憶されており、この基準値と前記測定に
より獲得したデータとを比較してテストされたCRTの
偏差を求め、この偏差を元にして人力によりCRTの状
態を調整するか、或いは自動調整装置に搬送して自動的
な調整を実行するようになっている。
【0003】上記の各種の従来の電子カメラを利用する
テスト技術には、同時に三、四台の電子カメラを利用す
る技術を包含し、この複数の電子カメラのうち、電子カ
メラ毎に各々スクリーンの一部分の読み取りを担当し、
例えば四台であれば、各々右上、右下、左上、左下の部
分の読み取りを担当するようになっている。それは電子
カメラの走査力が不足で、この電子カメラによればスク
リーン上のパターンを微細的に走査できないことを考慮
してなされたのである。しかしながら、それは一台の電
子カメラを使用することと原理上において大体差別がな
い。この複数の部分に分けて読み取る方式はハエの複眼
によく似ていて、ここで一台の電子カメラによる「単眼
式」の走査方式と区別をつけるために「複眼式」と称す
る。
【0004】前記の従来技術では、一台や複数台の電子
カメラにより「読み取り」を行う時、まず電子カメラと
スクリーンとの相対する位置を決めなければならない。
そのため、従来の単眼式や複眼式のシステムには、大
体、電子カメラとスクリーンとのX,Y,Z方向上の相
対する位置を調整や位置決めのできる機械的位置決め/
調整装置が備わっている。しかしながら、このような機
械的装置は大きな体積を有し、その重さも消耗するエネ
ルギーもシステムの大きな割合を占めていて、且つ操作
する時、CRTの縁部をタッチせねばならず、騒音も大
きいのでスクリーンを損害する恐れもある。上記の欠点
は、従来のすべての電子カメラテストシステムの避けら
れない課題である。
【0005】このような課題を克服するには、従来のタ
ッチ式の機械的位置決め方式を放棄しなければならず、
且つ、無タッチ式のソフトによる位置決め方式を採用し
なければならない。こうすると、体積や重量や時間の様
々な面での、節減の目的を達成できるようになる。
【0006】若し、従来の機械的位置決め方式が放棄さ
れれば、電子カメラのスクリーンに対する位置決めが二
度と正確に実行できなくなる。しかも、単一の電子カメ
ラでは一次元の平面しか読み取れないので、スクリーン
上のテストパターンの二次元における偏差や変位等はど
うしても検知できない。従来の機械的位置決め装置は、
スクリーンを正確に電子カメラの正面に位置決められ、
電子カメラが読み取る画面は決まっているので、前記の
ような問題点を有しない。しかし、このような機械的位
置決め装置が無くなったら、スクリーンは種々の偏差や
変位が発生可能で、読み取った画面が種々の角度を有
し、故に、従来のこの単眼式や複眼式のシステムでは、
このような三次元的空間上の関係を検知することができ
ない。
【0007】本発明は上記の諸欠点を解決するためにな
されたものである。本発明は、ソフトによる電子カメラ
に対するCRTの位置決めが実行でき、体積や重量やエ
ネルギーや時間の様々な面での節減の目的を達成できる
カソード・レイ・チューブのテスト方法とテストシステ
ムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の諸課題を解決する
ために、本発明は、少なくとも一台(三台なら最適)の
電子カメラ(その組合せを「電子カメラ組」という。)
により、異なる角度からスクリーンを走査する。異なる
角度から走査すれば獲得した映像も異なり、これにより
スクリーンの電子カメラに対する相対位置を分析により
確実に獲得できる。それは電子カメラの空間的座標(即
ちセットされた位置)は既に既知であり、前記相対位置
とこの空間的座標によりスクリーンの空間的座標を求め
ることができる。その後、スクリーン上に標準的なテス
トパターンを表示し、ここで前記の電子カメラによりス
クリーン上の標準的のテストパターンの各参考点の空間
的座標を読み取ることができる。(記:この標準的なテ
ストパターンを読み取るステップで、スクリーンの空間
的座標が既に決められているため、実際に単に一台の電
子カメラにより、標準的なテストパターンの参考点の空
間的座標を求めることができる。(この点については、
後でもっと詳しく説明する。)この際、スクリーンの空
間的座標は既知であり、且つ標準的なテストパターンの
参考点の実際の座標も既に知られ、故に標準的なテスト
パターンの参考点のスクリーン上における実際位置を求
めることができる(前記の位置は、以下で、「リアル位
置S−Mn]と称する)。かくして、従来方法により偏
差を求めることができ、その偏差値に基づき、CRTに
対する調整を行なうことができる。
【0009】本発明を実施するシステムにおいては、前
記の目的を達成するため、少なくとも二台の電子カメラ
からなる電子カメラ組を設けて、異なる角度からスクリ
ーンを読み取らなければならない。そして、前記各電子
カメラの出力端はコンピュータに接続され、このコンピ
ュータのソフトにより、本発明の方法を実施する。その
ソフトはプラグラムと必要なデータを包含しており、こ
のソフトをセットとしてコンピュータに導入することが
できる。
【0010】二台の電子カメラを利用して異なる角度か
ら物体を測定するには、「立体視覚」(STEREO
VISIONとも言う。)という技術がある。この「立
体視覚」という技術は一部の専門分野の書籍にも記載さ
れているが、大規模に商業上の利用には採用されていな
い。且つ、未だ、その技術がCRTのテストに導入され
たことはない。その他、電子カメラをスクリーンのテス
トに利用したことは従来のテスト技術とは異なってい
る。以下、その異なっていることを説明する。
【0011】普通、テストされる物体上の参考点Pは、
物体が如何に回転しても、電子カメラに読み取られたP
点の映像としては歪むことがない。それは、このP点の
映像が直接に電子カメラに入り、他の角度の屈折による
P点の変形はないからである。しかし、スクリーン上の
参考点(例えばP1)はそうではない。スクリーン上の
きらきらする点は、スクリーン後方の蛍光材料に電子ビ
ームが走査して生じた蛍光点である。この蛍光点はスク
リーンを介して電子カメラのレンズに入って読み取られ
る。この蛍光点は異なる角度から電子カメラに入る時、
光線の屈折入射により容易に変形を発生する。この蛍光
点が垂直にスクリーンを介して電子カメラのスクリーン
に入る時、スクリーンの厚さはこの状態で一番薄くて、
屈折入射することもない。この蛍光点が斜めに入射する
時、その入射角度の傾斜度が大きいほど透過するスクリ
ーンの厚さも厚くなり、且つ屈折入射による偏差も大き
くなる。この偏差をテストで考量しなければ、テストの
正確度が悪くなる。この要素をテストの考量の一つにし
ない限り、この蛍光点の空間的座標を正確に獲得するこ
とはできない。この光学的要素を如何に修正するかは、
現代のコンピュータのソフトの演算に任せればよいの
で、以下、この点については、くどく説明しない。
【0012】前記の「立体視覚」という技術は、実際に
一台の電子カメラを使用すればよいのであるが、三台目
のカメラを導入すればその結果はもっと良い。三台の電
子カメラを使用すれば、そのテストの偏差を大幅に低減
できることが実際に証明された。
【0013】従来の「立体視覚」の技術は、これを実施
する時、使用する二台の電子カメラを固着して、その相
対的位置を先に決めて、且つレンズとCCDの内部パラ
メータと外部パラメータを補正せねばならない。同じ
く、本発明では、システムを使用する前に三台の電子カ
メラを支持板に固着し、前記のような補正をして、その
三台の電子カメラと支持板と一緒にシステムにセットし
て使用する。その原理は大体従来の「立体視覚」と同様
であるから、その説明は省略する。
【0014】また、電子カメラによりスクリーンをテス
トする時、従来の一台の電子カメラを利用する「単眼
式」や、前記の伝統的な3、4台の電子カメラを利用す
る「複眼式」や、本発明(以下、「立体多眼式」と称す
る。)のいずれにしても、読み取りに利用するため、且
つ容易にスクリーンの中心点を見つけるため、スクリー
ンを読み取る前に先にスクリーンの縁部(さらにスクリ
ーンの枠)を読み取らなければならない。こうして、ス
クリーンの参考点の位置を求めると、その正確さがより
良くなる。しかし、スクリーンの枠は光線を反射しない
ので、照明装置を設けて、この枠に光線を反射させなけ
れば、電子カメラはその正確な位置を読み取れない。単
眼式のテストはダークボックス内で実施されるため、外
来光線のスクリーンに対する反射を生じる心配はない。
本発明ではこのようなスペースのかかる設備は採用しな
いが、外来光線による干渉を防ぐために、システムの後
方をカバーにより遮蔽しなければならない。そして、ス
クリーンの枠を照明するための光源はスクリーンの枠を
十分照明でき、且つスクリーンにおける反射光は電子カ
メラに入射しないものとすればよい。そのため、前記光
源は、スクリーンに対し、かなり斜めの所に設置せねば
ならない。
【0015】
【作用】本発明によれば、使用スペースを節約でき、テ
ストの正確さを確保できるカソード・レイ・チューブの
テスト方法とテストシステムを提供することができる。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の好適な実施例
を説明する。図1に示すように、本発明によるカソード
・レイ・チューブのテストシステムは、少なくとも二台
(三台なら最適)の電子カメラ(K1,K2,K3)か
らなり、支持板(T)に固着した電子カメラ組を包含し
ている。それに、テストされるスクリーンの枠(F)を
照明するため、三つの照明灯(L1,L2,L3)が設
けてある。この照明灯の設置は、この照明灯の照射によ
りスクリーン上に生じた反射光が絶対に電子カメラ(K
1,K2,K3)に入射しないことを原則とする。且
つ、外来光線のスクリーンに対する影響を低減するた
め、黒幕(CT)をシステム上端にあるU字形のフレー
ム(H)に掛ければよい。電子カメラ(K1,K2,K
3)の読み取ったデータはコンピュータ(C)に入力さ
れる。
【0017】図1から分かるように、本発明のシステム
は従来の装置(図10)のようにダークボックスと種々
の支持構造が必要なく、狭くて、高い機能で、かなりの
スペースを節約した。
【0018】図に示すのは、本発明によるコンベヤベル
ト(CY)上のCRT(Mn)を一台ずつテストする状
況である。上記のように、本発明は使用前に電子カメラ
の補正をする必要があり、且つ各電子カメラ(K1,K
2,K3)間の相対位置をコンピュータに入力せねばな
らない。図3に示すよう、補正を実行する時、まず三台
の電子カメラ(K1,K2,K3)を支持板(T)に固
着し、そしてこの三台の電子カメラ(K1,K2,K
3)により基準板(S)を読み取る。前記基準板(S)
のすべてのサイズは予め決められているので、三台の電
子カメラ(K1,K2,K3)のレンズの相対位置(以
下、「位置K1−K2−K3」と称する。)を求めるこ
とができる。その位置のデータと光学的パラメータとレ
ンズの焦点等を全部コオンピュータ(C)に入力する。
ここで、前記三台の電子カメラ(K1,K2,K3)を
支持板(T)に載せたまま、システムに導入してテスト
を行なうことができる。この際、三つの電子カメラのレ
ンズの間の相対関係は既に知られ、三台の電子カメラが
空間上の任意の参考点を読み取ったら、前記カメラレン
ジの相対関係に関連して、この参考点の空間上の位置を
定義することができる。このステップに必要するソフト
をソフト1と称し、コンピュータにセットして使用でき
る。
【0019】従来の単眼式或いは複眼式のシステムには
位置決め装置があるので、位置決めた後、電子カメラと
スクリーンとの相対関係は決まっている。故にその決ま
って相対関係をコンピュータに入力すれば、電子カメラ
は直ちにCRTのスクリーンと枠を読み取ることがで
き、スクリーン上のテストパターンの参考点のリアル位
置を求めることができる。しかしながら、本発明におい
ては位置決め装置がないので電子カメラとスクリーンと
の相対関係は種々の可能性がある。故にまずスクリーン
と三台の電子カメラの間の相対位置(以下、「位置K−
Mn」と称する。)を求め、且つコンピュータに入力し
なければならない。このステップは図4におけるステッ
プ4−1と4−2である。
【0020】まず、照明装置(L1,L2,L3)をO
Nにし、スクリーンの枠(F)を照明する(図7)。こ
れで、電子カメラにより枠(F)を読み取ることがで
き、このステップでは一台だけの電子カメラを使用すれ
ばよい。(ステップ4−1)。
【0021】スクリーンと電子カメラとの正確の相対位
置を求めるには、枠(F)を読み取るだけではいけな
い。これでは、粗略な位置しか得られない。スクリーン
の正確な空間的座標を求めるには少なくともスクリーン
に三つの位置決めポイント(例えば、P1,P2,P
3、図示しない)を表示せねばならない。前記の三つの
位置決めポイントにより位置決めを形成できるので、理
論的には二台以上の電子カメラによりこの三つの位置決
めポイントを読み取れば、スクリーンの空間上の正確な
位置を求めることができる。
【0022】前記ステップ4−1では枠の大体の位置が
分かり、それで違った点を読み取ることが防止できる
(例えばP1をP3とする)。しかしながら、実際に使
用する時、位置決めポイントを使用せず、位置決めパタ
ーンを使用することになる。(記:この位置決めパター
ンは前記標準的テストパターンとは異なり、且つ関係は
ない。)例えば、図5に示す8×8の格子パターン。そ
の格子パターンは水平及び垂直線の両端が共にスクリー
ンの縁部に及ぶ。それは未調整前のCRT上の位置決め
パターンのすべての横線と縦線との交差点が全部スクリ
ーン内に包含されていることを確認するためである。
【0023】二台以上の電子カメラ(K1,K2,K
3)を利用して、この位置決めパターンを読み取れば、
スクリーンの電子カメラ組に対する相対位置(位置K−
Mn)を求めることができる。電子カメラ組(K1+K
2+K3+T)の空間的座標は既知であるので、スクリ
ーンの空間的座標を容易に求めることができる。(ステ
ップ4−2)。
【0024】ここまでで、電子カメラ組のスクリーンに
対する相対位置(位置K−Mn)は既に知られているの
で、スクリーンに標準的なテストパターンを表示してテ
ストを実行することができる(図6を参照)。スクリー
ンの空間的座標を求めてあったので、この標準的テスト
パターンを読み取る時、一台の電子カメラを使用すれば
よい。且つこの標準的テストパターンを読み取るには中
間にある電子カメラ(K1)を使用すれば最適である。
それは、この中間にある電子カメラの読み取ったパター
ンは偏ることが一番少ないからである。(ステップ4−
3)
【0025】スクリーンに標準的なテストパターンを表
示する時、種々の幾何学的偏差を表現することができ
る。その偏差にはテストパターンの中心のスクリーンに
対する偏差や、このテストパターン自信の各参考点の間
の偏差などを包含する。各参考点のスクリーン上におけ
るリアル位置が分かれば、それをコンピュータに記憶さ
れた基準パターンと比較すれば、CRTのすべての幾何
学的偏差を知ることができる。故に、本明細書におい
て、すべての幾何学的偏差に関することを単に各参考点
の「リアル位置S−Mn」や「基準位置S−Mn」と称
し、くどくその種々の幾何学的偏差を説明しないことに
する。
【0026】スクリーンの枠を読み取る時(ステップ4
−1)、スクリ−ンの光屈折影響はないが、ステップ4
−2で位置決めパターンを読み取る時とステップ4−3
で標準的テストパターンを読み取る時に、その読み取る
角度は光屈折の影響があるので、ステップ4−2と4−
3ではそのスクリ−ン上の光屈折影響を演算の一部にし
なければならない。
【0027】図6に示すテストパターンは従来の単眼式
システムの採用するものと同様である。m×n(例えば
5×5)の格子パターンであればよい。その水平線と垂
直線との端部はスクリーンの縁部には及ばない。m,n
は奇数であれば、パターンに明確な中心点を形成できる
ので好ましい。m,nは等しくてよい。
【0028】ステップ4−1はステップ4−2に対し、
不可欠ではないが、そのステップを有する上、読み取る
作業を容易にし、且つ読み違いを防止できる。しかし、
ステップ4−1はステップ4−3に対し不可欠であるた
め、ステップ1を行わないで、直接にステップ4−2を
行えば、ステップ4−3を実行する前に依然としてステ
ップ4ー1を行う必要がある。
【0029】ステップ4−1と4−3とでは一台の電子
カメラ(K1、K2、K3の中の一台、中間にあるK1
が好ましい。)を使用すればよい。且つこのステップ4
−1と4−3とでは同一の電子カメラを使用すれば好ま
しい。ステップ4−2では二台以上の電子カメラ(K
1、K2、K3の中の任意二台)を使用すればよいが、
二台共に使用すればその正確さがもっと良い。
【0030】標準的なテストパターンの参考点のスクリ
−ンにおける正確位置(「基準位置S−Mn」)のデ−
タは予めコンピュータに入力されており(ステップ4−
0)、参考点(リアル位置S−Mn)を求めた後、前記
「基準位置S−Mn」とこの「リアル位置S−Mn」と
を比較することにより、テストされたCRTの偏差を求
めることができる(ステップ4−4)。この偏差値を表
示させ、人力によりCRTを調整する参考にしてもよい
が、その値を自動調整装置に入力し、この自動調整装置
によりCRTを調整してもよい(ステップ4−5)。こ
のプロセスは従来の装置のプロセスと大体同様であるか
ら、くどい説明は省略する。図4におけるプロセス(4
−1乃至4−5)は、プログラムにしてコンピュータ
(C)にセットして使用することができる。(ここで、
このソフトをソフト2と称する。)
【0031】本発明に関する方法とシステムとは既に上
記のように説明したが、以下では、前記方法とシステム
に関する微細な部分をさらに説明する。
【0032】本発明によりCRTをテストする時、従来
の「単眼式」や「複眼式」のようにスクリーンを正確に
電子カメラのレンズの直前に位置させる必要がなく、単
にスクリーンを三つの電子カメラの走査範囲(角度α)
の交わる区域に(図7の影部分)置けばよい。故に直接
にテストを実行できる。かつての単眼式や複眼式のテス
ト方法によれば、人力や機械によりCRTをテストシス
テムに固定せねばならず、且つテスト完了後、その固定
状態を解消してCRTを取りはずさなければならない。
そのために要する時間は短縮できず、ミスもしばしばあ
る。それに反して、本発明によれば、参考点を求めるに
は、全然人力や機械設備が必要なく、単にソフトのプロ
セスに任せばよい。その作業は瞬間に完了でき、且つミ
スは殆どない。
【0033】前記照明装置はスクリーン(F)を十分に
照明でき、且つスクリーンからの反射光がカメラのレン
ジに入射してはいけない。故に照明装置の照射方向とス
クリーンの平面(図中ではXY面である。)とはかなり
の傾斜度を有さねばならない。その傾斜度は例えばスク
リーンの法線と45度の傾斜角を形成すればよい。図1
に示すのは一種の実用的な設計である。この設計例で
は、下方にある二つの照明灯(L2,L3)が各々スク
リーン(F)の枠の左上と右上を照射し、照明灯(L
1)はスクリーンの枠の下部(F1)を照射する。上方
の枠は二つの照明灯で照明せねばならないのは光源は上
方しか入射して来なくて、下方からは入射することがな
いので、上方の枠はより強い光線により外来の光線の干
渉を低減させねばならないためである。枠の縁部により
スクリーンの中心を求める技術は従来の単眼式の技術と
は大体同様であるので、その詳しい説明は省略する。
【0034】前に述べたよう、テストされたCRTは三
台の電子カメラ(K1、K2、K3)の走査範囲の交わ
る区域(R)に置かなければならない。故に、例えば、
ある電子カメラ組が14インチのCRTのテストに適用
される場合、14インチ以上のCRTをテストする時に
は、単にその電子カメラ組をもっと大きいセットと置き
換えればよい。
【0035】同じサイズで、異なるブランドのCRTに
対し、そのスクリーンの曲率やスクリーンの厚さや光屈
折率に少し差異が存在していても、本発明のテスト方法
とテストシステムには大した影響はなく、殆ど省略でき
る。勿論、そのテスト精密度を向上させるため、この差
異を考慮の要素に入れてもよい。そのためは、単にこの
差異によるデータをコンピュータに入力すればよい。本
発明では、この差異要素をステップ4−2と4−3との
ソフトに設定すればよい。この技術はプログラム分野に
おける者には容易に実行できることである。
【0036】本発明による三台の電子カメラを採用する
システムには、位置決めパターンを読み取る時、単に1
/10秒を要し、即ち、単にスクリーンの三つの走査サ
イクルを必要とする(1サイクルは1/30秒に相当す
る)。即ち、スクリーンの1走査サイクルに一台の電子
カメラが位置決めパターンを読み取る。ステップ4−3
では一台の電子カメラだけで標準的なテストパターンを
読み取るので、その読み取る時間は1/30秒しか要し
ない。
【0037】また、本発明の「立体多眼」式は従来の
「複眼式」と同様に二台以上の電子カメラを採用する
が、その原理と作用は全然異なっている。「複眼式」に
はn台の電子カメラが各々スクリーンの1/nの部分の
走査を担当するのに反して、本発明による「立体多眼
式」における各電子カメラはスクリーンの全体を走査す
るようになっている。それは異なる角度からスクリーン
上の位置決めパターンの空間上の位置を判断するわけで
ある。且つ、「複眼式」の電子カメラの読み取った映像
は単に二次元、つまり平面であり、それに反して本発明
による立体多眼式の読み取った映像は三次元、つまり立
体の映像である。故に、従来の複眼式はテストする前に
まず煩わしい精密の位置決め作業を施さなければならな
い。
【0038】また、本発明の他の特色として、一種の標
準的なテストパターンの調整方法を提供する(図4のス
テップ4−6に使用する)。自動調整を行う時、たまに
中心がひどい変位をし、標準的テストパターンの一部が
スクリーンから逸脱することもあるが、これには、簡単
で穏やかな解決方法を要する。本発明はこの方法を提供
している。それは標準的テストパターン(例えば五本の
垂直線X1〜X5と五本の水平線Y1〜Y5からなる5
×5の格子パターン)の中心に中心塊を表示させること
である。この中心塊状Znは様々な幾何学模様に形成す
ることができるが、下記のような二つの要件がある。 1 中心塊の幾何学的重心は標準的なテストパターンの
中心(CN)である。 2 この中心塊は四辺形(T)の内部に包含されねばな
らない。この四辺形は中心点(CN)より上下及び左右
各々一本の横線や縦線(図中のY2,Y4とX2,X
4)により包囲されてなるものである。(記:「四辺形
の内部」とは当然四辺形の四つの線部を包含しない。故
に、前記の中心塊は前記四本の線に触れることができな
い。) こうして、前記中心塊により一回で簡単且つ迅速な調整
を実行できる。この中心塊の形状は図9Aに示す四辺形
でもよいし、図9Bに示す楕円形でもよいし、図9Cに
示す三角形や他の幾何学的形状で、且つ前記の二つの要
件に該当すればよい。どのようにその中心塊により中心
を定めるかは、設計上の演算によることであるので、こ
こではくどい説明を省略する。
【0039】
【発明の効果】本発明は上記の構成を有するので、CR
Tのスクリーンをテストする分野において、数多くの重
要な技術的進歩を達成する長所を有している。本発明に
よれば、体積の大きくて重いダークボックスを要せず、
且つ人力や機械装置等により実行する煩わしい位置決め
作業は不要となり、この従来の作業による大きなスペー
スの占用や長時間のかかることなどを大いに改善でき、
テスト効率を大いに向上させるカソード・レイ・チュー
ブのテスト方法とテストシステムを提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のシステムを示す斜視図である。
【図2】 本発明のシステムの作業中の状況を示す斜視
図である。
【図3】 本発明のシステムの使用前の電子カメラを補
正する作業を示す斜視図である。
【図4】 本発明の立体三眼システムのソフトのフロー
チャートである。
【図5】 本発明に使用される一種の位置決めパターン
である。
【図6】 本発明に使用される一種の標準的なテストパ
ターンである。
【図7】 本発明の立体三眼テストシステムのカバーす
る範囲である。
【図8】 本発明の照明装置の使用状態を示す説明図で
ある。
【図9】 A乃至Cは本発明の方法に使用される三種の
好ましいテストパターンの中心塊を示す説明図である。
【図10】従来の単眼式テストシステムの様態を示す斜
視図である。
【符号の説明】
K1,K2,K3 電子カメラ L1,L2,L3 照明灯 T 支持板 F スクリーンの枠 CT 黒幕 H U字型フレーム DB ダークボックス CY コンベヤベルト Mn CRT
フロントページの続き (72)発明者 ジョージ・ジョンファ・ヤン タイワン、タイペイ、ルーズベル・トロ ード、セクション3、レイン128、ナン バー42、ファースト・フロア (56)参考文献 特開 昭62−136737(JP,A) 特開 昭62−272429(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01J 9/42 H01J 9/44 H01J 9/46

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テストされたCRTに標準的なテストパ
    ターンを表示させ、且つ少なくとも一台の電子カメラに
    よって前記CRTのスクリーンに表示された標準的なテ
    ストパターンを読み取り、読み取ったデータをコンピュ
    ータに入力し、前記テストされたCRTのスクリーン上
    の標準的なテストパターンに関する様々の幾何学的パラ
    メータのリアル値を求め、その求めたリアル値と前記コ
    ンピュータに記憶された基準値とを比較してそのリアル
    値と前記基準値との偏差値を求め、その偏差値を前記C
    RTの状態を調整する根拠とする水平方向に搬送される
    カソード・レイ・チューブ、或いはカソード・レイ・チ
    ューブ・モニター(即ちCRT)の列をテストするカソ
    ード・レイ・チューブのテスト方法であって、 前記テストされたCRTに前記標準的なテストパターン
    を表示させる前に、まず、該CRTに少なくとも三つの
    位置決めポイントからなる位置決めパターンを表示さ
    せ、且つ少なくとも二台の電子カメラからなる電子カメ
    ラ組の中の少なくとも二台の電子カメラにより前記位置
    決めパターンを読み取り、該電子カメラ組とCRTのス
    クリーンとの間の相対的な位置を測定することを特徴と
    するカソード・レイ・チューブのテスト方法。
  2. 【請求項2】 前記CRTに前記位置決めパターンを表
    示させる前に、先に照明装置により前記CRTのフレー
    ムを照明すると共に前記電子カメラによりその位置を読
    み取ることを特徴とする請求項1のカソード・レイ・チ
    ューブのテスト方法。
  3. 【請求項3】 前記テストを行う前に先に使用予定の電
    子カメラを固着し、且つ各カメラ間の相対位置を基準板
    により測定し、前記各カメラのレンズ間のパラメータを
    補正して、その操作によって得たデータをコンピュータ
    に入力することを特徴とする請求項1又は2のカソード
    ・レイ・チューブのテスト方法。
  4. 【請求項4】 前記カソード・レイ・チューブのテスト
    方法にさらに前記標準的なテストパターンをテストする
    方法を包含し、該標準的なテストパターンのテスト方法
    は、m条の水平線とn条の垂直線とからなるm×nの格
    子模様(mとnとは共に奇数である)の中心に中心ブロ
    ックが形成され、該中心ブロックの幾何学的重心(Z
    N)と前記標準的なテストパターンの中心点(CN)と
    は重ねられ、且つ該中心ブロックは前記上下二本の水平
    線と左右二本の垂直線とからなる四辺形の枠に包囲され
    ていることを特徴とする請求項1のカソード・レイ・チ
    ューブのテスト方法。
  5. 【請求項5】 テストされたCRTに表示された標準的
    なテストパターンを読み取る電子カメラ組を包含し、該
    電子カメラ組はコンピュータに接続され、該コンピュー
    タには基準値としての標準的なテストパターンに関する
    パラメータのデータが記憶されており、且つ、該コンピ
    ュータは前記電子カメラ組から読み取ったデータを受け
    取り、該電子カメラ組から読み取ったデータと前記コン
    ピュータに記憶された標準的なパターンデータとを比較
    する、水平方向に搬送されるCRTをテストするカソー
    ド・レイ・チューブのテストシステムであって、 前記電子カメラ組は少なくとも二台の電子カメラを具
    え、且つ各電子カメラ間の相対位置は予め決められてい
    て、 前記テストシステムはさらに一つのソフト(ソフト2)
    を包含し、該ソフトは前記コンピュータに導入され、前
    記CRTに前記標準的なテストパターンを表示する前
    に、CRTに三つの位置決めポイントからなる位置決め
    パターンを形成し、少なくとも二台の電子カメラにより
    該位置決めパターンを読み取り、該電子カメラ組とCR
    Tのスクリーンとの相対位置を測定するカソード・レイ
    ・チューブのテストシステム。
  6. 【請求項6】 前記テストシステムにはさらに一つの基
    準板と一つのソフト(ソフト1)を包含し、前記基準板
    は正確さの尺度を有し、前記ソフトはコンピュータに導
    入され、該ソフトは前記電子カメラ組中の少なくとも二
    台の電子カメラにより前記基準板を読み取って、各電子
    カメラの間の相対的位置を測定できることを特徴とする
    請求項5のカソード・レイ・チューブのテストシステ
    ム。
  7. 【請求項7】 前記電子カメラ組は支持板(T)に三台
    の電子カメラが固着された構成を有することを特徴とす
    る請求項5のカソード・レイ・チューブのテストシステ
    ム。
  8. 【請求項8】 前記カソード・レイ・チューブのテスト
    システムはさらに照明装置を包含し、該照明装置はスク
    リーンに照明してもその反射光が前記電子カメラのレン
    ズに反射しないようにカソード・レイ・チューブのフレ
    ーム(F)を照明することを特徴とする請求項5のカソ
    ード・レイ・チューブのテストシステム。
  9. 【請求項9】 前記照明装置は三つの照明灯を包含し、
    該三つの照明灯は各々前記カソード・レイ・チューブの
    フレーム(F)の下方(F1)と左上方(F2)と右上
    方(F3)とを照明することを特徴とする請求項8のカ
    ソード・レイ・チューブのテストシステム。
  10. 【請求項10】 前記カソード・レイ・チューブのテス
    トシステムはさらに遮光装置を包含し、該遮光装置によ
    り外来の光線を遮蔽するようにしたことを特徴とする請
    求項5のカソード・レイ・チューブのテストシステム。
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