JP2962616B2 - イメージスキャナ - Google Patents

イメージスキャナ

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JP2962616B2
JP2962616B2 JP4167146A JP16714692A JP2962616B2 JP 2962616 B2 JP2962616 B2 JP 2962616B2 JP 4167146 A JP4167146 A JP 4167146A JP 16714692 A JP16714692 A JP 16714692A JP 2962616 B2 JP2962616 B2 JP 2962616B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、読取原稿より文字,
記号等を光学的に読み取るときの読取原稿の搬送をフィ
ルム状静電アクチュエータにて行うイメージスキャナに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は、例えば「イメージスキャナの重
要技術と新製品開発のための応用システム」(技術情報
協会、1988年8月15日発行)の、201ページか
ら209ページに示された、従来のイメージスキャナの
外観図である。また、図10は、このイメージスキャナ
の内部の概略構成(同文献の201ページに記載)を示
す内部構成図、さらに、図11は、このイメージスキャ
ナの使用例を示すシステム構成図である。
【0003】次に、先ず図9をもとに従来のイメージス
キャナ2の概略について説明する。イメージスキャナ2
は図のように装着された読取原稿8を、図示しない内部
のアクチュエータにより矢印A方向(副走査方向)に搬
送してゆく。イメージスキャナ2の内部にある図示しな
いイメージセンサは搬送されてきた読取原稿8を矢印B
方向(主走査方向)に走査し、読取原稿8上に記された
文字、記号等を光学的に読み取る。
【0004】イメージスキャナ2の内部構成としては図
10に示す如く、4は読取原稿8より文字,記号等を光
学的に読み取るイメージセンサユニット、このイメージ
センサユニット4の構成として5は読取原稿8を照射す
る読取照明用光源、6は読取照明用光源5にて照射され
た原稿8よりの反射光を集光し、読取原稿8中の像(文
字,記号等)を密着型イメージセンサ7に結像するロッ
ドレンズアレイ、20は読取原稿8をイメージセンサユ
ニット4側に搬送する原稿搬送用ローラ、21は読取原
稿8をイメージセンサユニット4内より排出する原稿排
出用ローラ、22はこれらローラ20,21を駆動する
駆動用モータである。
【0005】次に、上記構成に従って従来のイメージス
キャナ2の動作について説明する。先ず、読み取るべき
読取原稿8が挿入口2Aより挿入されると、図示しない
センサによって読取原稿8の挿入が感知され、ローラ駆
動用モータ22の回転により原稿搬送用ローラ20が矢
印C方向に回転し、読取原稿8がイメージセンサユニッ
ト4中に搬送される。
【0006】続いて、読取原稿8がイメージセンサユニ
ット4中の原稿読取位置にくると、読取原稿8は読取照
明用光源5によって照明される。この照明光による読取
原稿8からの反射光がロッドレンズアレイ6によって集
光され、密着型イメージセンサ7上に読取原稿8中の像
である記号,文字等が結像する。その結果、密着型イメ
ージセンサ7は公知の如く光電変換を行ない像に対応し
た電気信号を出力する。
【0007】このように、像が読み取られた読取原稿8
は、ローラ駆動用モータ22に係合された原稿排出用ロ
ーラ21によって外部に送られ排出される。
【0008】以上のように、読取原稿8を読み取るイメ
ージスキャナ2は、読み取った読取原稿8の文字,記号
等の画像信号を、図11に示すように、所定のパソコン
1及びイメージスキャナ2のインタフェース装置に接続
されたケーブル2Aを介してパソコン1に送られる。ま
た、このイメージスキャナ2をパソコン1からの命令で
動作させることも可能である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来のイメージスキャ
ナは以上のように、読取原稿をイメージセンサユニット
へ送り込む原稿搬送用ローラ、読取原稿を外部へ排出す
る原稿排出用ローラ、及びこれらローラを駆動するため
の駆動用モータを内蔵しているため、装置自体が大形化
してしまう。
【0010】従ってノート形パソコン等小形化を目的と
したパソコンにイメージスキャナを合体した場合、イメ
ージスキャナ自体が大形化しているため、パソコン本体
の小形化の効果が生かされないといった問題点があつ
た。また、パソコン本体の小形化を生かそうとした場合
には図11に示す如くパソコンとイメージスキャナとを
ケーブルで接続する等していたため、イメージスキャナ
を使用したシステム全体の小形化には至たらないといっ
た問題点があった。
【0011】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、イメージスキャナを使用してシ
ステムを構築する場合、システム全体を小形化すること
ができるイメージスキャナを提供することを目的とす
る。
【0012】
【0013】
【課題を解決するための手段】 請求項の発明に係るイ
メージスキャナは、パーソナルコンピュータの側面にイ
メージセンサを、また、下面にフィルム状静電アクチュ
エータを設けて、このフィルム状静電アクチュエータを
上記イメージセンサに対する読取り原稿の搬送機構に
いたものである。
【0014】請求項の発明に係るイメージスキャナ
は、ディスプレイ装置表面にフィルム状静電気アクチュ
エータを設け、ディスプレイの端部にイメージセンサを
設け、上記フィルム状静電アクチュエータを上記イメー
ジセンサに対する読取り原稿の搬送機構に用いたもので
ある。
【0015】請求項の発明に係るイメージスキャナ
は、画像表示ディスプレイを持つファクシミリのディス
プレイ部にフィルム状静電アクチュエータを設け、ディ
スプレイ部の端部にイメージセンサを設け、静電アクチ
ュエータを上記イメージセンサに対する読取り原稿の搬
機構に用いたものである。
【0016】請求項の発明に係るイメージスキャナ
は、ペン入力等を持つボードコンピュータの下面にフ
ルム状静電アクチュエータを設けて、このフィルム状静
電アクチュエータを読取り原稿の搬送機構に用いたもの
である。
【0017】請求項の発明に係るイメージスキャナ
は、原稿読取り部を棒状に構成し、且つ、この原稿読取
り部に巻き付けるようにフィルム状静電アクチュエータ
を設け、このフィルム状静電アクチュエータを読取り原
稿の搬送機構に用いたものである。
【0018】請求項の発明に係るイメージスキャナ
、読み取り原稿の搬送機構を構成するフィルム状静電
アクチュエータを棒状の原稿読取り部に巻き付け、原稿
読取り時には上記フィルム状静電アクチュエータを引き
延ばして読取り原稿搬送機構に用いたものである。
【0019】
【0020】
【作用】請求項の発明におけるイメージスキャナは、
パーソナルコンピュータにイメージセンサユーニットを
合体した場合に、イメージセンサユニットの入口に静電
アクチュエータを装着することでパーソナルコンピュー
タの小形化を損なわずシステム全体を小形化することが
できる。
【0021】請求項の発明におけるイメージスキャナ
は、ディスプレイ装置表面に透明のフィルム状静電アク
チュエータを設けると共に、ディスプレイ装置の端部に
イメージセンサを設けることで、ディスプレイ表示され
た画面に文字等を加入させたい場合、フィルム状静電ア
クチュエータ上に文字記入用の透明シートを置き、文字
記入後に透明シートをイメージセンサに搬送して文字を
画像信号に変換することで、画面中の所定の位置に文字
等を容易に加入できる。
【0022】請求項の発明におけるイメージスキャナ
は、ファクシミリの画面表示用のデイスプレイの表面に
透明のフィルム状勢霞アクチュエータを設けると共に、
ディスプレイの端部にイメージセンサを設けることで、
ディスプレイ表示された画面に文字等を加入しファクシ
ミリ原稿を修正したい場合、フィルム状静電アクチュエ
ータ上に文字記入用の透明シートを置き、文字記入後に
透明シートをイメージセンサに搬送して文字を画像信号
に変換することで、ファクシミリ原稿の所定の位置に文
字等を容易に加入できる。
【0023】請求項の発明におけるイメージスキャナ
は、ペン入力等を持つボードコンピュータにイメージセ
ンサユニットを合体する場合に、ボードコンピュータの
下面にフィルム状静電アクチュエータを装着することで
ボードコンピュータの小形化を損なわずシステム全体を
小形化することができる。
【0024】請求項の発明におけるイメージスキャナ
は、原稿読取り部を棒状に構成し、この原稿読取り部に
原稿の搬送機構を構成するフィルム状静電アクチュエー
タを巻き付けるようにしたことで、狭い空間においても
装置を操作することができる。
【0025】請求項の発明におけるイメージスキャナ
は、読み取り原稿の搬送機構を構成するフィルム状静電
アクチュエータを棒状の原稿読取り部に巻き付け、原稿
読取り時には上記フィルム状静電アクチュエータを引き
延ばして読取り原稿搬送に用いることで装置の携行性が
向上する。
【0026】
【実施例】実施例1. 以下、この発明の一実施例を図について説明する。図1
は本実施例に係るイメージスキャナをノート形パソコン
に合体した場合のパソコンシステムの外観を示す図であ
り、図2は本システムの縦断面図である。図において、
1Aは本実施例に係るノート形のパソコン、2Bは本実
施例に係るイメージスキャナである。イメージスキャナ
2Bの構成として、3は静電アクチュエータを構成する
固定子フィルム、4は読取原稿8より文字,記号等を読
み取るイメージセンサユニットである。尚、3Aは読取
原稿8の挿入口、3Bは読取原稿8の排出口である。
【0027】前記のように構成されたパソコンシステム
においては、読取原稿8を搬送するための静電アクチュ
エータを構成する固定子フィルム3がパソコン1Aの下
部に、このパソコン1A下部と固定子フィルム3上面間
に所定のギャプを設けて取り付けられており、読取原稿
8が矢印A方向より挿入口3Aに挿入されると、固定子
フィルム3により、読取原稿8がイメージセンサユニッ
ト4の位置まで搬送される。続いて、読取原稿8は固定
子フィルム3によって搬送されてゆきながら、イメージ
センサユニット4によって原稿読み取りが行われる。こ
のようにして読み取られた読取原稿8は、最後に固定子
フィルム3によって排出口3Bより排出される。
【0028】ここで、固定子フィルム3により読取原稿
8が搬送される原理を説明する。図3において、固定子
フィルム3は、絶縁性支持体9に帯状電極10を所定間
隔で並べて構成され、読取原稿8がこれと接しており、
静電気の反発と吸引の作用により、読取原稿8を瞬間的
に浮上させて摩擦を防止しながら移動させるものであ
り、この原理はたとえば、特開平2−285978号公
報に開示されている。
【0029】以下、図を用いて、動作原理の詳細を説明
する。図3(a)〜(d)は静電アクチュエータによる
原稿搬送の原理の説明図である。ここで、9は絶縁性支
持体、10は帯状電極であり、絶縁性支持体9と帯状電
極10で固定子フィルム3を構成する。また、11から
13は配線用電線であり、固定子フィルム3の帯状電極
10に電位を与える。
【0030】この動作について具体的に説明する。ま
ず、図3(a)に示すように、配線用電線11に正、配
線用電線12に負の電圧を印加する。これにより、読取
原稿8上に、各々の配線用電線11、12に接続された
帯状電極10(a)(b)に対向して、図3(b)に示
すように逆極性の電荷が誘導され、これにより、読取原
稿8は固定子フィルム3に吸引される。
【0031】次に、図3(c)に示すように、配線用電
線11に負の、配線用電線12に正、配線用電線13に
負の電圧を印加する。これにより、配線用電線11と配
線用電線12に接続される帯状電極10(a)(b)の
電位が反転し、したがって、読取原稿8上の電荷と同極
性となって反発力が生じ、読取原稿8が浮上して、固定
子フィルム3との間の摩擦が減少する。
【0032】また、これと同時に、配線用電線12に接
続された帯状電極10(b)に対向して読取原稿8上に
誘導された電荷と、配線用電線13に接続された帯状電
極10(c)とが逆極性となることにより、これらは吸
引しあい、読取原稿8に右向きの駆動力が発生する。こ
の結果、図3(d)に示すように、読取原稿8が帯状電
極1ピッチ分右方向に移動する。これを連続することに
よって、読取原稿8が移動する。
【0033】このように、読取原稿8を移動させる固定
子フィルム3をパソコン1Aの下部に取り付け、これに
イメージセンサユニット4を取り付けるだけでイメージ
スキャナ2Bが構成でき、パソコン本来の大きさを若干
大きくするだけで、イメージスキャナ2Bを含むシステ
ムが構成できる。
【0034】実施例2. なお、上記実施例では、パソコン1Bの下部に静電アク
チュエータを構成する固定子フィルムを取り付けたシス
テムについて説明したが、図4に示すように、パソコン
1Bのディスプレイ14の表示面に、透明なフィルムで
作られた固定子フィルム3を取り付けパソコン1Bの下
部にイメージセンサユニット4を取り付けてもよい。こ
の実施例は、例えば、ディスプレイ上に映し出された画
像の一部に文字、記号等を書き加える場合などに特に有
効である。すなわち、ディスプレイ上に取り付けられた
固定子フィルム上にOHPシートのような透明のシート
を乗せ、このシート上に書き加えたい画像を記入する。
その後、シートをイメージセンサユニット4で読み取
り、画像信号に変換しパソコン1Bに出力することで、
文字,記号等をディスプレイ上の所望の部分に書き加え
ることができる。この場合においても、ディスプレイ本
来14に、イメージセンサユニット4が増えるだけの、
若干の体積の増加で、イメージスキャナとパソコンが接
続されたシステムが構成できる。
【0035】実施例3. また、図5に示すように、ファクシミリ15に伝送され
てきたデータ或は相手ファクシミリに伝送する原稿を表
示するディスプレイ15A上に固定子フィルム3を取り
付ける構成としても、実施例2と同様に、固定子フィル
ム3上に装着した透明シートに、ディスプレイ15Aに
表示された原稿の文字の追加入記入位置に合わせて、追
加文字を書き、イメージセンサユニット4で読み取らせ
ることで、原稿中の文字追加位置に文字を書き加えるこ
とができる。
【0036】実施例4. また、図6に示すように、ペン入力などを持つボードコ
ンピュータ16の下面に、実施例1と同様に、読取原稿
8を移動させる固定子フィルム3を取り付け、これにイ
メージセンサユニット4を取り付けるように構成して
も、ボードコンピュータ16のボード面積以上に規模を
拡大させることなく、ボードコンピュータ16とイメー
ジセンサユニット4とを合体させたシステムを構成する
ことができる。
【0037】実施例5. また図7に示すように、パソコンの端末であるイメージ
スキャナの原稿読みとり部17を棒状に構成し、読みと
り原稿搬送用の固定子フィルム3をこれに巻き付けるよ
うに構成し、固定フィルム3の外周面、或は内周面に読
取原稿8を装着して、原稿を原稿読取り部17で読み取
られるように構成しても良い。これは、この固定子フィ
ルム3を自由に曲げられるフィルムで作成でき、したが
って、自由な形にできるためであり、このようにするこ
とにより、持ち運びに便利なイメージスキャナが実現で
きる。
【0038】実施例6. また、図8に示すように、上記実施例5と同様に、パソ
コンの端末であるイメージスキャナの原稿読みとり部1
7を棒状に構成し、読みとり原稿搬送用の固定子フィル
ム3をこれに巻き付けておき、使用するときに固定子フ
ィルム3を引き延ばすように構成しても良い。この場
合、実施例5と同様に持ち運びに便利なイメージスキャ
ナが実現できる。
【0039】以上は、パソコンなどに読取データを入力
するイメージスキャナの読取原稿搬送に静電アクチュエ
ータを用いる実施例について説明したが、イメージスキ
ャナのほか、プリンタの紙送りに静電アクチュエータを
利用しても、同様な効果が得られる。
【0040】
【0041】
【発明の効果】請求項の発明によれば、パーソナルコ
ンピュータの側面にイメージセンサを、また、下面にフ
ィルム状静電アクチュエータを設けて、このフィルム状
静電アクチュエータを上記イメージセンサに対する読取
り原稿の搬送機構に用いたので、パソーナルコンピュー
タの小形化を損なわずシステム全体を小形化することが
できるという効果がある。
【0042】請求項の発明によれば、ディスプレイ装
置表面にフィルム状静電気アクチュエータを設け、ディ
スプレイの端部にイメージセンサを設け、上記フィルム
状静電アクチュエータを上記イメージセンサに対する読
取り原稿の搬送機構に用いたいたので、ディスプレイ表
示された画面に文字等を追加記入したい場合にフィルム
状静電アクチュエータ上に文字記入用の透明シートを置
き、文字記入後に透明シートをイメージセンサに搬送し
て文字を画像信号に変換することで、画面中の所定の位
置に文字等を容易に追加記入することができるという効
果がある。
【0043】請求項の発明によれば、画像表示ディス
プレイを持つファクシミリのディスプレイ部にフィルム
状静電アクチュエータを設け、ディスプレイ部の端部に
イメージセンサを設け、上記静電アクチュエータを上記
イメージセンサに対する読取り原稿の搬送機構に用いた
ので、ディスプレイ表示された画面に文字等を加入しフ
ァクシミリ原稿を修正たい場合にフィルム状静電アク
チュエータ上に文字記入用の透明シートを置き、文字記
入後に透明シートをイメージセンサに搬送して文字を画
像信号に変換することで、ファクシミリ原稿の所定の位
置に文字等を容易に追加記入することができるという効
果がある。
【0044】請求項の発明によれば、ペン入力等を持
つボードコンピュータの下面にフィルム状静電アクチュ
エータを設けて、このフィルム状静電アクチュエータを
読取り原稿の搬送機構に用いたので、ペン入力等を持つ
ボードコンピュータにイメージセンサユニットを合体す
る場合に、ボードコンピュータの下面にフィルム状静電
アクチュエータを装着することでボードコンピュータの
小形化を損なわずシステム全体を小形化することができ
るという効果がある。
【0045】請求項の発明によれば、原稿読取り部を
棒状に構成し、且つ、この原稿読取り部に巻き付けるよ
うにフィルム状静電アクチュエータを設け、このフィル
ム状静電アクチュエータを読取り原稿の搬送機構に用い
たので、狭い空間においても装置を操作することができ
る極めて操作性に優れたイメージスキャナを提供できる
という効果がある。
【0046】請求項の発明によればフィルム状静電
アクチュエータを棒状の原稿読取り部に巻き付け、原稿
読取り時にはフィルム状静電アクチュエータを引き延ば
して読取り原稿の搬送機構に用いることで、通常は読み
取り原稿の搬送機構を構成するフィルム状静電アクチュ
エータを棒状の原稿読取り部に巻き付け、且つ、原稿読
取り時には上記フィルム状静電アクチュエータを引き延
ばして読取り原稿搬送に用いることができるため装置の
携行性が向上するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるイメージスキャナとパソコンと
を合体したシステムの一実施例を示す構成図である。
【図2】本実施例によるシステムの縦断面図である。
【図3】この本実施例によるフィルム静電状アクチュエ
ータを用いた原稿搬送の原理を説明する図である。
【図4】この発明の実施例2によるディスプレイとイメ
ージスキャナとを合体した場合のシステムの一実施例を
示す構成図である。
【図5】この発明の実施例3によるディスプレイを持つ
ファクシミリとイメージスキャナとを合体した場合のシ
ステムの一実施例を示す構成図である。
【図6】この発明の実施例4による、ポードコンピュー
タとイメージスキャナとを合体した場合のシステムの一
実施例を表す構成図である。
【図7】この発明の実施例5によるイメージスキャナを
表す構成図である。
【図8】この発明の実施例6によるイメージスキャナを
表す構成図である。
【図9】従来のイメージスキャナの一例の外観図であ
る。
【図10】従来のイメージスキャナの内部構成図であ
る。
【図11】従来のパソコンなどに使用されるイメージス
キャナの使用形態を示す図である。
【符号の説明】
1A パソコン 2B イメージスキャナ 3 静電アクチュエータを構成する固定子フィルム 4 イメージセンサユニット 14 ディスプレイ 15 ディスプレイを持つFAX 16 ボードコンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 澤谷 政治 鎌倉市大船五丁目1番1号 三菱電機株 式会社 デザイン研究所内 (72)発明者 朝倉 幸司 鎌倉市大船五丁目1番1号 三菱電機株 式会社 デザイン研究所内 (72)発明者 今野 信次 横浜市緑区鴨志田町1000番地 三菱化成 株式会社総合研究所内 (72)発明者 合田 富男 横浜市緑区鴨志田町1000番地 三菱化成 株式会社総合研究所内 (56)参考文献 特開 平4−351478(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 1/00 B65H 5/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パーソナルコンピュータの側面にイメー
    ジセンサを、また、下面にフィルム状静電アクチュエー
    タを設けて、このフィルム状静電アクチュエータを上記
    イメージセンサに対する読取り原稿の搬送機構に用いた
    ことを特徴とするイメージスキャナ。
  2. 【請求項2】 ディスプレイ装置表面にフィルム状静電
    気アクチュエータを設け、ディスプレイの端部にイメー
    ジセンサを設け、上記フィルム状静電アクチュエータを
    上記イメージセンサに対する読取り原稿の搬送機構に用
    いたことを特徴とするイメージスキャナ。
  3. 【請求項3】 画像表示ディスプレイを持つファクシミ
    リのディスプレイ部にフィルム状静電アクチュエータを
    設け、ディスプレイ部の端部にイメージセンサを設け、
    上記静電アクチュエータを上記イメージセンサに対する
    読取り原稿の搬送機構に用いたことを特徴とするメージ
    スキャナ。
  4. 【請求項4】 ペン入力等を持つボードコンピュータの
    下面にフィルム状静電アクチュエータを設けて、このフ
    ィルム状静電アクチュエータを読取り原稿の搬送機構に
    用いたことを特徴とするイメージスキャナ。
  5. 【請求項5】 原稿読取り部を棒状に構成し、且つ、こ
    の原稿読取り部に巻き付けるようにフィルム状静電アク
    チュエータを設け、このフィルム状静電アクチュエータ
    を読取り原稿の搬送機構に用いたことを特徴とするイメ
    ージスキャナ。
  6. 【請求項6】 フィルム状静電アクチュエータを棒状の
    原稿読取り部に巻き付け、原稿読取り時にはフィルム状
    静電アクチュエータを引き延ばして読取り原稿の搬送機
    構に用いたことを特徴とするイメージスキャナ。
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