JP2962522B2 - 延在したデッキ用インサート及び鋳造方法 - Google Patents

延在したデッキ用インサート及び鋳造方法

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JP2962522B2
JP2962522B2 JP4502203A JP50220391A JP2962522B2 JP 2962522 B2 JP2962522 B2 JP 2962522B2 JP 4502203 A JP4502203 A JP 4502203A JP 50220391 A JP50220391 A JP 50220391A JP 2962522 B2 JP2962522 B2 JP 2962522B2
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 1.産業上の利用分野 本発明は貯水槽と貯水槽の片側に位置するデッキとを
有する据付け浴槽、及び鋳型に取り付けられた延在した
デッキ用のインサートの使用を含む鋳造方法に関する。
2.関連技術の背景 浴槽の発展に伴い、磁器鋳造鉄製据付け物は次第によ
り軽量で弾力性のある複合材料構造に置き換えられてき
た。磁器鋳造鉄及びほうろうびきの据付け物の一つの難
点は、衝撃損傷に対する感受性と浴槽や流水式浴槽のよ
うな大型の据付け物の移動と据え付けを困難にする非常
な大きな重量であった。磁器鋳造鉄据付け物は、堅牢な
感触と高重量を支える能力を有するという利点を確かに
有している。
これらの磁器鋳造鉄据付け物を他の材料に置き換える
という初期の試みは達成できなかった。薄いステンレス
鋼の据付け物は磁器鋳造鉄据付け物よりも軽量であった
が、堅牢な感触を有しておらず、また浴槽や流水式浴槽
のような大きな物に要求される構造強度を有していなか
った。初期の複合材料による構造は塑性的でへこんだ感
触を有しており、衝撃や熱的衝撃或いは一般的な入浴者
の体重が加わるとひび割れたり欠けたり剥離してしまっ
ていた。これらの浴槽は多量の高分子材料の使用を必要
とし、浴槽の重量と製造コストを増大させた。更に、あ
る種の高分子材料や樹脂は硬化時に収縮してしまう。こ
れは浴槽に撓みや歪みや捩じれを生じる結果となってい
た。この問題は豪華な浴槽にしばしば設けられる延在し
たデッキ部分にとって特に重要である。高分子材料の収
縮と撓みは使用者の体重を支持しなければならない延在
したデッキの構造強度を弱めてしまう。収縮と撓みはデ
ッキ表面から外側の壁への水はけを悪くし、デッキの端
部に水たまりを残すという結果となっていた。
ここに参考として引用された、Marsilio他の共同出願
になる米国特許出願第07/458,598号には、磁器鋳造鉄据
付け物の外観と感触と強度を有しているが衝撃損傷に対
する感受性と磁器鋳造鉄据付け物の大きな重量を有しな
い浴槽のような軽量複合材料水回り据付け物が記載され
ている。これらの水回り据付け物はエプロンインサート
を有した鋳型により製造される。エプロンインサート
は、高分子材料からなる減少された厚みの範囲を有する
浴槽を製造するために、エプロンの非仕上げ面に使用さ
れる。減少された厚みの範囲は、槽のエプロン部分にお
ける高分子材料の収縮に関連した捩じれや撓みや歪みの
問題を緩和するよう機能する。本発明は延在したデッキ
を有する槽の欠点を解決することには関係していない。
従って、延在したデッキがそのような浴槽に設けられる
時は、未だ高分子材料の収縮に一般的に関連した問題を
有する。この収縮は水はけの悪さとデッキの構造強度の
弱さを引き起こす。
ここに参考として引用された、Marsilio他の共同出願
になる米国特許出願第07/516,284号には、シェルの非仕
上げ面に接着された繊維強化樹脂である高分子シェル層
を有する高分子複合材料成型構造が記載されている。耐
重量強化構造(チップボードのような)が、貯水槽の下
のシェルの非仕上げ面に接着される。複数の強化用木製
板材がシェルのデッキ部分の下側に配置される。板材が
デッキにいくらかの剛性と強度を与えはするが、板材の
使用によって高分子材料の収縮による問題は解決され
ず、延在したデッキを有する浴槽の成型に使用されても
撓みを完全に緩和しない。
強化用格子が強度と剛性を与えるために浴槽の表面に
用いられてきた。例えば、米国特許第2,820,228号は、
槽の底に固定された格子細工による浴槽の補強を記載し
ている。格子細工は振動を無くすために槽の横にも延在
することもある。格子細工は強度を与えるけれども、製
造工程中に付加的な工程と材料を必要とし、デッキを強
化することはない。
構造の剛性と減少した重量を与えるためにリブを用い
ることは複合材料構造の形成において説明されてきた。
例えば、米国特許第3,419,457号は、交差してその各々
の交差部分において合体した複数のリブを有する板を開
示している。そのリブを有する板は複合構造を形成する
ために他の板と組み合わされる。その複合構造は各々が
互いにリブによって持ち上げられて離間した強化プラス
チックの2つの層を有する。リブは重量を減少させると
同時に構造の剛性を与える。積層されてリブが設けられ
た構造は重量を軽減させ剛性を増大させるが付加的な製
造段階を必要とし、製造工程を複雑にする。
多くの特許が成型物に空洞を形成することを記載して
いる。例えば、米国特許第3,610,563号,第3,674,394号
及び第3、368、239号は、タンクや類似した成型された
中空物のような物を成型する方法を記載している。成型
動作の間に風船又はチューブが鋳型内で膨らませられ、
その結果、中空物が製造される。風船やチューブは射出
成型工程の間にさらされる圧力と高温に耐え得るのに十
分な剛性を有していない。更に、風船やチューブは成型
材料により変形するかもしれず、形状の不ぞろいや成型
物の構造を弱くする結果となる。
ドイツ特許DT2951091はフランジの長さに延在した平
行なチューブを有するプラスチック浴槽の成形開示して
いる。チューブはフォームや他の材料で充填されていて
もよい。チューブを設ける目的は、以前から槽の補強に
使用されていた重い鋼棒に代えて、槽に剛性を与え且つ
構造を補強するためである。チューブは大きな断面を有
した範囲にだけ有用であり成形工程の間に挿入すること
は困難であるかもしれず、製造作業を複雑にする。
両者ともここに参考として引用された、Genovese他の
共有になる米国特許第4,664,982号及びKusuzaj他の共有
になる米国特許出願第07/400,289号には、仕上げ面又は
非仕上げ面のどちらかからでも衝撃が加えられた時に欠
けや割れやひび割れや層の剥離や変形に抗する高分子フ
ォームで裏打ちされたほうろう炭素鋼又はステンレス鋼
からなる水回り据付け物を記載している。前述の複合構
造を使用することにより、高衝撃強度と剥離に強い磁器
鋳造鉄及びほうろうびき据付け物を得ることができる。
これらの複合構造は、ほうろうびきの鋼やステンレス鋼
のシェルへ強化フォーム高分子層が化学的に結合する結
果としての優れた物理的及び機械的特性を有している。
しかし、そのような据付け物の問題点は、槽のある部分
に多量の高分子材料が使用され、結果として重量の増大
とコストの増加を招くことである。加えて、高分子材料
の広い断面を有した部分において、据付け物は、高分子
材料が硬化することに伴う収縮による捩じれや撓みや歪
みによる問題にさらされる。高分子材料が硬化処理の間
に熱とガスを放出できないことによる捩じれや撓みや歪
みの問題である。
他の方法では、ほうろうびき鋼製シェルは、高分子の
美観を有する表面層に代えられ、高衝撃強度と耐剥離性
を有する構造を提供するために、フォーム状プラスチッ
ク基板に直接接合される。この方法は、両者ともここに
参考として引用された、graefe他の共有になる米国特許
第4,844,944号及び第4,844,955号に記載されている。こ
の方法も、米国特許第4,664,982号及び米国特許出願第0
7/400,289号に関して上述したものと同じ問題を有す
る。
従って、どの関連技術も、水はけの悪さとデッキの構
造強度の弱さの原因となる高分子材料の収縮の問題を緩
和すると同時に成型据付け物のデッキ部分の重量と厚み
を低減する据付け物の成型方法を記載してはいない。
従って本発明の目的は、高分子材料の収縮に関連する
水はけの悪さと弱いデッキ構造の問題を有していない浴
槽のような軽量な複合材料よりなる水回り据付け物を提
供することである。
本発明の更なる目的は、比較的大きな断面を有するデ
ッキ範囲における高分子材料に関連する歪みや撓みや水
はけの悪さの問題を有しない浴槽のような水回り据付け
物を成型するための取付け物を提供することである。
発明の概要 これら及び他の目的は、延在したデッキ部分を有する
浴槽や水流式浴槽や他の浴槽用据付け物のような物を成
型する方法を提供する本発明により達成される。デッキ
は槽の水ためや貯水部を囲む。高分子材料の層は、浴槽
シェルの非仕上げ面に成型される。シェルはデッキを有
し、内側が非仕上げ面であり外側が仕上げ面である。非
仕上げ面は高分子材料でコーティングされ、デッキをコ
ーティングする高分子材料の減少された厚みの部分を有
する。デッキ端から減少された厚みの部分の最外端まで
の距離は、デッキ端の間の距離の16%の距離であること
が望ましい。高分子材料における減少された厚みの部分
は、高分子材料における少なくとも一つのへこみ、好ま
しくは複数のへこみを有する。最も好適には、へこみは
インサートの基部から測って約45度の角度の面取りされ
た角を有する。
シェルの仕上げされた側はセラミック材料でコーティ
ングされた鋼であることが望ましい。シェルは金属、プ
ラスチック、ファイバーグラス或いは高分子材料により
好適に構成されてもよい。最も好適には、シェルは鋼又
はステンレス鋼により構成される。
好適なデッキインサートは、シェルのデッキと成型中
心のデッキ形成面との間の空間の部分の断面積を減少す
るように設計された少なくとも一つの突起を有する。シ
ェルのデッキの外端から突起の外端までの距離は、浴槽
用据付け物のデッキの長さの略16%であることが望まし
い。代わりの実施例においては、デッキインサートは、
少なくとも一つの最外部に位置する突起と少なくとも一
つの最外部に位置しない突起を有する。最外部に位置す
る突起は最外部に位置しない突起の略半分の高さである
ことが望ましい。他の好適な実施例においては、デッキ
インサートは、少なくとも一つの最外部に位置する突起
と少なくとも一つの最外部に位置しない突起とを有す
る。最外部に位置する突起の高さは、デッキの中央部付
近の最大高さからデッキの端部付近の最小高さの間で変
化する。
本発明は成型物を製造するための鋳型も含んでいる。
鋳型は、デッキを有するシェルを受容するための型受容
器と、貯層と、仕上げ面と、非仕上げ面を含む。受容器
はシェルの非仕上げ面と受容器の面との間の空間を画成
するようにシェルを受容する。デッキインサートは適当
な取付け手段によって型受容器のデッキ形成面に離脱可
能に取付けられる。デッキインサートはシェルのデッキ
と型受容器のデッキ形成面との間の空間の部分の断面積
を減少するように整形される。適切には、デッキインサ
ートは型受容器のデッキ形成面に離脱可能に取付けられ
る。鋳型はシェルの仕上げ面を型受容器に離脱可能に係
合させるための型閉鎖手段を有することが望ましい。デ
ッキインサートは型受容器とインサートの反対側の型の
面とにつながる取付け面を有する。デッキインサートは
成型面外周に型受容器の面に向かってテーパとなった面
取りされた端部を有することが望ましい。最も好適に
は、インサートの成型面は複数の突起を有する。面取り
された端部は約45度のテーパであることが望ましい。取
付け手段は機械式、油圧式、吸引式又は磁気式取付け手
段であってもよい。取付け手段は、デッキインサートを
貫通し、型受容器の面のねじが設けられた開口内に延在
するボルトであることが望ましい。最も好適には、イン
サートの頂面に嵌合するロケータを貫通して延在するボ
ルトである。
本発明の物を成型する方法において、インサートは型
受容器のデッキ面に取付けられる。貯水槽と延在したデ
ッキとを有する水回り据付け物を成形するためのシェル
は、型受容器とシェルのデッキとの間に空間を残して型
受容器上に載置される。空間はまた、デッキインサート
とシェルのデッキとの間にも残される。硬化可能な高分
子材料が空間に導入され、シェルの非仕上げ面をコーテ
ィングする。高分子材料によりコーティングされたシェ
ルを含む成型物は、型受容器から離脱される。インサー
トは型受容器の面に離脱可能に取付けられることが望ま
しい。最も好適には、型受容器の温度は、約85度から約
105度の範囲に維持される。硬化可能な材料は、プラス
テチック、高分子材料、複合材料及びファイバーグラス
よりなるグループの内から適切に選定される。
本発明のより良い理解のために、以下の図面と共に以
下の説明を参照することにより、本発明の範囲は添付の
請求範囲により示される。
図面の簡単な説明 図1は成型された高分子非仕上げ面を示す、本発明に
よる延在したデッキを有する好適な浴槽の下側からの斜
視図である。
図2は浴槽の仕上げ面を示す、図1に示された浴槽の
上からの斜視図である。
図3は本発明と共に使用される延在したデッキを有す
る浴槽シェルの上からの斜視図である。
図4は矢印4の方向から見た図3に示された浴槽シェ
ルの側面図である。
図5は矢印5の方向から見た図3に示された浴槽シェ
ルの側面図である。
図6は図1の浴槽の底面図である。
図7は矢印7−7の方向から見た図6に示された浴槽
の平行断面図である。
図8は、本発明による浴槽を成型するための装置の簡
略正面図である。
図9は本発明による好適な延在したデッキのインサー
トが取り付けられた型受容器の上からの斜視図である。
図10は図9に示した延在したデッキインサートと型受
容器との組立図である。
図11は本発明による好適な延在したデッキインサート
の上からの斜視図である。
図12は図11に示された延在したデッキインサートを締
めつけるためのウレタンロケータの拡大斜視図である。
図13は矢印13の方向から見た図11のインサートの側面
図である。
図14は本発明による延在したデッキインサートの代わ
りの実施例の上からの斜視図である。
図15は矢印15の方向から見た図14の延在したデッキイ
ンサートの側面図である。
図16は本発明による延在したデッキインサートの他の
代わりの実施例の上からの斜視図である。
図17は矢印17の方向から見た図16の延在したデッキイ
ンサートの側面図である。
発明の詳細な説明 本発明による成型された浴槽10が図1及び2に示され
る。成型された浴槽10は貯水槽14を囲む延在したデッキ
12を有し、高分子材料15は浴槽シェル22の非仕上げ面26
に成型される。また、成型された浴槽10はエプロン20を
有する。エプロン20はデッキ12の一方の側から内側に湾
曲したシェルリップ17で終端するまで下に向かって延在
する。図1及び6に示された実施例においてシェルリッ
プ17は貯水槽14の外側の略最下部の高さにおいてエプロ
ン20を終端するが、代わりの実施例においてはエプロン
20は貯水槽14の底の高さより上でも下でも終端してよ
い。エプロン20は小さな内側ブレース18及び大きな外側
ブレース19の2つのブレースによって支持されており、
ブレースはエプロン20の端部から浴槽デッキ12の前と後
まで傾斜して上方に延在する。代わりに、槽はエプロン
無しの落とし込み型の槽(図示せず)としてもよい。
デッキ12の非仕上げ面26上の高分子材料は、デッキ12
の非仕上げ面の複数の減少された厚み13の範囲を含む。
減少された厚み13の範囲は、その外周の両端で約45度の
面取りを有したリップ16により囲まれる。デッキ端12A
から減少された厚みの最外端13Aまでの距離は、デッキ
の両端間の距離の少なくとも約8%から約24%であるこ
とが望ましい。より好ましくは、この距離は約12%から
約20%であり、最も好適にはデッキ両端12A間の距離の1
6%である。代わりに、減少された厚みの最外端13Aとデ
ッキ端12Aとの間の距離を、約4.875インチから約14.625
インチとすることもできる。好ましくは、減少された厚
みの最外端13Aとデッキ端12Aとの間の距離は、約7.3125
インチから約12.1875インチであり、最も好適には約9.7
5インチである。
図6は図1の浴槽の底面図を示しており、デッキイン
サート34を用いて製作されたデッキ12の非仕上げ面上の
減少された厚み13の範囲を明瞭に示す。図7は矢印7−
7の方向から見た図6の浴槽の平行断面図を示す。図7
は高分子材料15、鋼製シェル22及びセラミックコーティ
ング22Aを明瞭に示す。図6は本発明の好適な実施例を
示す。図1及び7に示される浴槽は、Marsilio他の共同
出願になる米国特許出願第07/458,598号に開示されたエ
プロンインサートと共に作られたもので、エプロンイン
サートにより製作されたエプロン20の非仕上げ面の減少
された厚み21の範囲を明瞭に示している。
成型された浴槽10は、貯水槽14内に略配置された孔を
明けることにより水流式浴槽の形態にすることができ
る。成型された浴槽10は、浴槽シェル22の非仕上げ面26
上に高分子材料15を成型することにより製作される。浴
槽シェル22は図3、4及び5に詳細に示される。図5は
撓んだ延在したデッキ(矢印b−b参照)と共のシェル
22を示す。延在したデッキはシェルの加熱及びほうろう
びきの間に撓んだものである(矢印b−b参照)。浴槽
シェル22は内側仕上げ面24及び外側非仕上げ面26を有す
る。非仕上げ面26は据え付け後は普通目に見えず、一
方、仕上げ面24は浴槽が据え付けられた後に見られそし
て使用者により触れられる。
開示がここに参考として引用された、Genovese他の共
有になる米国特許第4,664,982号に開示されているよう
に、図3、4及び5に示される浴槽シェル22は、仕上げ
面24及び非仕上げ面26の両側にほうろうでコーティング
された打ち抜き鋼板により好適に構成される。他の好適
な実施例においては、開示がここに参考として引用され
た、Kusuzaj他の共有になる米国特許出願第07/400,289
号に開示されているように、浴槽シェル22は非仕上げ面
26にほうろうコーティングされていない鋼であってもよ
い。代わりに、開示がここに参考として引用された、gr
aefe他に共有に与えられた米国特許第4,664,982号及び
第4,844,955号とMarsilio他に共有に与えられた米国特
許出願第07/458,598号及び米国特許出願第07/516,284号
とに開示されているように、浴槽シェル22は高分子材
料、ファイバーグラス及び/又は複合材料により構成さ
れてもよい。同様に、各々の対応する浴槽シェル22の構
造に好適な夫々の高分子材料15とプライマーは、全てが
ここに参考として引用された上述の米国特許第4,664,89
2号、第4,844,944号及び第4,844,955号とMarsilio他の
共同の出願になる米国特許出願第07/458,598号と米国特
許出願第07/400,298号とに詳細に記載されている。“高
分子材料”及び“硬化可能な材料”は、本発明により意
図される成型物を作るのに好適な液体状、フォーム状、
ペースト状或いはゲル状を含む全ての材料を含んでい
る。
本発明の浴槽は図8に示される型プレス100により作
られる。型プレス100は型受容器52が取付けられたプラ
ットホーム80を有する。混合ヘッド82は高分子フォーム
15をプラットホーム80内の通路を通して型受容器52に射
出するためにプラットホーム80の下に配置される。好適
な混合ヘッド82は、ここに参考として引用された申請中
の共同の出願になる米国特許出願第07/499,188号に記載
されている。型受容器52はシェル22の非仕上げ面16と型
受容器の面との間に空間を残して浴槽シェル22を受容す
る。
雄型閉鎖部材54は浴槽の貯水槽14と浴槽シェル22の仕
上げ面14上の延在したデッキ12とに丁度適合するゴム状
弾性を有する表面を有しており、シェル22を型受容器52
に封止し、型受容器の面84とシェルの非仕上げ面26との
間に閉鎖された空洞を形成する。好適な実施例において
は、ここに参考として引用された出願中の共同出願にな
るMarsilioの米国特許出願第07/523,742号に開示される
ように、薄くて弾性を有し実質的に平らなインサートが
成型に先立ってシェルの仕上げ面に配置される。雄型閉
鎖部材54は射出成型の間に浴槽シェルの歪みや撓みや捩
じれが最小になるように補助する。油圧作動システム85
は、成型工程中に雄型閉鎖部材54を浴槽シェル22と型受
容器52とに対して下降させて保持する。本発明を含む成
型浴槽に適合する型プレス100は、Linden Industries,I
nc.により製造されたものである。図9に示されるよう
に、型受容器52は、浴槽シェルエプロン20の非仕上げ面
26との間に空間を形成するための型受容器の面84を有す
る。図10は好適な型受容器と延在したデッキインサート
34との組立図を詳細に示す。また型受容器52は、弾性材
料により覆われ射出成型工程中に浴槽シェルのエプロン
20に封止的に係合し且つ型受容器52に支持する前エプロ
ン扉58を有する。2つの横扉56は、エプロン扉58のよう
に、弾性材料によって覆われており、各々の横扉は夫々
小さいブレース18と大きいブレース19を囲む高分子材料
15の成型のための溝56A及び56B(仮想線で示す)を有す
る。エプロン扉58と共に、横扉56は射出成型工程中に浴
槽シェルに封止可能に係合し且つ型受容器52に支持す
る。
成型工程が終了した後に成型された浴槽を型受容器52
から離脱させて排出するための複数のエジェクタ60が型
受容器52内に配置される。好ましくは、エジェクタ(図
9及び10に示す)は、へこんだ位置から飛び出した位置
へまたその反対に油圧駆動される円柱状の棒である。
硬化時に高分子材料の収縮によるデッキの捩じれや撓
みや歪みの量を最小にするための努力がなされてきた。
特に、デッキインサートは両端に突起を有するように形
成された。しかし、いくつかのシェルはそのシェルデッ
キに下向きにへこんだ撓みを有していた。これは予知で
きないシェルの撓みと歪みを引き起こす打ち抜きとほう
ろうびき工程の両工程中に発生する鋼製シェル内の応力
によるものである。シェルの捩じれはときによってデッ
キインサートの端部において高分子材料の流れを妨げる
結果となるであろう。これにより、シェルのデッキ部分
の外端に高分子材料が薄く一様でなく不揃いに供給され
る結果となった。従って、幾つかの槽は製造者の厳格な
品質管理規定に適合せずに不合格とされるであろう。
驚くべきことに、デッキインサートの端部突起を取り
去ることにより、或いは端部突起の寸法を変えることに
より、不合格率を下げながら且つ製造工程の効率を増大
させながら、デッキの撓みと歪みと捩じれの量を減少さ
せることが判明した。
図9及び10に示されるように、好適なデッキインサー
34は、型受容器デッキに離脱可能に取付けられる。イ
ンサート34は、デッキインサート34の頂部とシェル22
デッキ12の非仕上げ面26との間に形成された空間の断面
積を減少させるように整形される。デッキインサート34
は縁42と最外部に位置しない複数の凸レンズ状の突起36
と少なくとも一つの最外部に位置する凸レンズ状の突起
35とを有する。突起35及び36は、その外周がインサート
の基部から45度の角度で面取りされることが望ましい。
突起(35及び36)の凸レンズ状の形状は硬化した高分子
材料からインサートをより容易に離すことを可能にす
る。突起(35及び36)の高さは、好ましくは約0.10イン
チから約0.25インチの範囲としてもよい。突起(35及び
36)の幅は、好ましくは約2インチから約3.75インチの
範囲としてもよい。突起(35及び36)の長さは、好まし
くは約2インチから約58インチの範囲としてもよい。突
起(35及び36)は、好ましくは成型された浴槽10のデッ
キ12の下に配置される高分子材料の約4%から約80%を
排除する。また、本発明の好適な実施例は、上述のMars
ilioの共同の出願になる米国特許出願第07/458,598号に
説明されたエプロンインサートを含んでおり、エプロン
の内側の高分子材料内の減少された厚み21のエプロン範
囲を有した浴槽のような成型物を製作する。減少された
厚み21のエプロン範囲はその外周の両端において、イン
サートの基部から約45の面取りを有するリップ21Aによ
り囲まれる。
図10はボルト39とロケータ38と好適な延在したデッキ
インサート37との組立図を含む。図9及び10に示される
ように、ロケータ38は好ましくは例えばゴムやポリウレ
タンのような弾性を有した非粘着性の材料よりなる。ロ
ケータ38は成型ができるようなシェルと型の間の適当な
距離を維持する。またロケータ38はシェルと型受容器の
面84が互いに引っかき傷や凹みや他の損傷を与えること
を防止し、高分子材料の層を収容するための空洞を型と
シェルとの間に形成する。
好適なデッキインサートが図11及び13に示される。最
外部に位置する突起35は、インサートの外端37からの距
離が、デッキインサート34の両外端37の間の距離の約8
%から約24%の間の距離に配置され、デッキインサート
34が型内に配置されたときにデッキ12の両外端12Aの間
の距離の約8%から約24%の割合に配置される凹部を形
成する。好ましくは、最外部に位置する突起35と外端37
との間の距離は約12%から約20%であり、最も好適に
は、デッキインサートの外端37からの距離の16%であ
る。代わりに、最外部に位置する突起35とデッキ端37と
の間の距離を約4.875インチから約14.625インチとする
こともできる。好ましくは、最外部に位置する突起35と
外端37との間の距離は約7.3125インチから約12.1875イ
ンチとされ、最も好適には、約9.75インチとされる。
図11及び13に示されるように、その距離は両デッキ端
37の間の距離の約13%である。デッキインサート34はボ
ルト39によって型受容器デッキに離脱可能に取付けられ
る。代わりに、機械式、油圧式、吸引式あるいは磁気式
取付手段のような他の取付手段が使用されてもよい。
代わりの減少された端部のデッキインサート34aが図1
4及び15に示される。端部突起36aは突起36より低い高さ
であり、成型された延在したデッキ槽の撓みと歪みと捩
じれの量を減少させるように働き、同時に槽の成型に使
用される高分子材料の両を減少させることにより製造コ
ストを低減させる。好ましくは、端部突起36aは突起36
の高さの約25%から約75%であり、最も好ましくは、約
50%である。
テーパの付いた端部の実施例が図16及び17に示され
る。テーパの付いた端部突起36bは、テーパの付いたデ
ッキインサート34bの端部に向かって下向きにテーパが
付けられている。テーパの付いた端部突起36bは、突起3
6と共に、成型された延在したデッキ槽の撓みと歪みと
捩じれの量を減少させるように働き、同時に槽の成型に
使用される高分子材料の両を減少させることにより製造
コストを低減させる。好ましくは、高い端部36b′は約
0.292インチから約0.094インチの高さであり、低い端部
36b″は36b′の高さの約50%から約0.0%の範囲であ
る。最も好適には、高い端部36b′は約0.188インチの高
さであり、36b″は0.0インチである。
本発明による成型された浴槽10を作る工程において、
デッキインサート(34,34a又は34b)は、好ましくはロ
ケータ38とロケータの開口41Bとねじが設けられた型受
容器の開口41Aを通って配置されたボルト39により型受
容器52に離脱可能に取付けられる。図12はロケータ38と
ロケータの開口41Bを示す。成型に先立ち、型受容器の
面84とデッキインサート(34,34a又は34b)は、好まし
くはシリコン離型剤のような適当な離型剤によりコーテ
ィングされる。他の適当な離型剤は、例えばテフロンコ
ーティングやワックスコーティングやシリコンコーティ
ングを含む。加えて、毎日の成型作業に先立ち、型表面
の全体はワックスがけされる。好ましくはシリコン又は
他の適当な型用プライマーによりその非仕上げ面26が好
適にプライマー処理された浴槽シェル22は、型受容器の
面84と浴槽シェル22の非仕上げ面26との間の空間を残す
型受容器52内のロケータ38の上に配置される。シェル22
の延在したデッキ12は、高分子材料15を導入するための
空間を残すデッキインサート(34,34a又は34b)の上に
平行に配置される。好ましくは、油抜きと湯こぼしと他
の開口は高分子材料の導入に先立って塞がれる。プラグ
は成型工程が終わった後に除かれる。
シェル22は、貯水槽14とシェルデッキ12を含む浴槽シ
ェル22の仕上げ面に係合する雄型閉鎖手段54を降下させ
ることにより型受容器52に封止可能に支持される。2つ
の横扉56は、浴槽シェル22の小さいブレース18と大きい
ブレース19のための封止された型溝56A及び56Bを形成す
るために閉じられる。前エプロン扉58はエプロン20の仕
上げ面24に封止可能に係合し、雄型閉鎖手段54と横扉56
の縁を封止し、よって高分子材料15の導入のための封止
された連続した射出成型用空洞を形成する。
適当な成型圧力により射出された好ましくは硬化可能
な高分子フォーム材料である硬化可能な高分子材料15に
より型の空洞を充填するために、硬化可能な高分子材料
15は型受容器52の底の開口を通して混合ヘッド82から導
入される。硬化可能な高分子材料15の温度は約華氏85度
から華氏105度の範囲に、好ましくは約華氏95度に維持
することが望ましい。高分子材料15の硬化は発熱を伴
い、初期には型受容器52の温度は上昇し、硬化の間の後
の部分では型受容器52は冷却されるべきである。この2
つの仕事を達成するために型受容器52は良熱伝導材料、
好ましくはアルミニウムのような金属で作られるべきで
ある。
型受容器52の冷却と加熱は、好適な温度範囲に維持さ
れるウォータージャケット又は適当な他の蓄熱層を使用
することにより好適に達成される。デッキインサート
(34,34a又は34b)は高分子材料15の広い面に接触する
ため、デッキインサート34もまたアルミニウムのような
良熱伝導材料により構成されることが望ましい。これは
高分子材料の流れを改善し、高分子材料15の不完全な硬
化と一様出でない流れの領域を取り去り、成型された浴
槽10のデッキ12の捩じれを減少させる。
成型された高分子材料15が十分に硬化した後、エプロ
ン扉58と横扉56は開かれ、雄型閉鎖部材54は引き上げら
れる。成型された浴槽10は油圧エジェクタ60によって型
受容器52から部分的に持ち上げられる。エジェクタ60は
成型された浴槽10を上方に押し上げる。そして成型され
た浴槽10は、手動或いは機械的に型受容器52から取り出
される。
現在考えられる本発明の好適な実施例が説明された
が、本発明の範囲から逸脱することなく、当業者により
更なる変形例及び改良例がなされ得るが、そのような変
形例や改良例の全てをクレームしていると考えられる。

Claims (42)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】貯水槽及び該貯水槽の片側にあるデッキと
    共に、デッキの下側に延在する高分子材料によりコーテ
    ィングされた内部非仕上げ面及び外部仕上げ面を有した
    シェルを有する成型された浴槽用据付け物であって、該
    デッキはデッキをコーティングする高分子材料内にあっ
    てデッキの外端からの距離が少なくとも浴槽用据付け物
    のデッキの長さの約8%から約24%である減少された厚
    みの範囲を少なくとも一つ有することを特徴とする浴槽
    用据付け物。
  2. 【請求項2】該距離は浴槽用据付け物のデッキの長さの
    約12%から約20%であることを特徴とする請求項1記載
    の浴槽用据付け物。
  3. 【請求項3】該距離は浴槽用据付け物のデッキの長さの
    約16%であることを特徴とする請求項1記載の浴槽用据
    付け物。
  4. 【請求項4】高分子材料の前記減少された厚みの範囲は
    面取りされた端部を有することを特徴とする請求項1記
    載の浴槽用据付け物。
  5. 【請求項5】前記面取りされた端部はデッキから約135
    度の角度を有することを特徴とする請求項1記載の浴槽
    用据付け物。
  6. 【請求項6】前記減少された厚みの範囲はデッキの外端
    からの距離が少なくとも約12.3825cm(4.875インチ)か
    ら約37.1475cm(14.625インチ)であることを特徴とす
    る請求項1記載の浴槽用据付け物。
  7. 【請求項7】該距離は約18.57375cm(7.3125インチ)か
    ら約30.95625cm(4.875インチ)であることを特徴とす
    る請求項6記載の浴槽用据付け物。
  8. 【請求項8】該距離は約24.765cm(9.75インチ)である
    ことを特徴とする請求項6記載の浴槽用据付け物。
  9. 【請求項9】貯水槽及び該貯水槽の片側にあるデッキと
    共に、デッキの下側に延在する高分子材料によりコーテ
    ィングされた内部非仕上げ面及び外部仕上げ面を有した
    シェルを有する成型された浴槽用据付け物であって、該
    デッキは少なくとも一つの最外部に位置しない減少され
    た厚みの範囲と前記最外部に位置しない減少された厚み
    の範囲より大なる厚みを有した少なくとも一つの最外部
    に位置する減少された厚みの範囲とを有することを特徴
    とする浴槽用据付け物。
  10. 【請求項10】前記最外部に位置する減少された厚みの
    範囲は前記最外部に位置しない減少された厚みの範囲の
    厚みの約25%から約75%であることを特徴とする請求項
    9記載の浴槽用据付け物。
  11. 【請求項11】前記最外部に位置する減少された厚みの
    範囲は前記最外部に位置しない減少された厚みの範囲の
    厚みの約50%であることを特徴とする請求項9記載の浴
    槽用据付け物。
  12. 【請求項12】前記最外部に位置する減少された厚みの
    範囲は、デッキの端部付近の最大厚さからデッキの中央
    付近の最小厚さで変化することを特徴とする請求項9記
    載の浴槽用据付け物。
  13. 【請求項13】前記最大厚さは約0.74168cm(0.292イン
    チ)から約0.23876cm(0.094インチ)であり、前記最小
    厚さは前記最大厚さの約50%から約0.0%であることを
    特徴とする請求項12記載の浴槽用据付け物。
  14. 【請求項14】前記最大厚さは約0.47752cm(0.188イン
    チ)であり、前記最小厚さは約0.0cm(0.0インチ)であ
    ることを特徴とする請求項12記載の浴槽用据付け物。
  15. 【請求項15】貯水槽及び該貯水槽の片側にあるデッキ
    を有した浴槽用据付け物を製造するための鋳型であっ
    て、 a)貯水槽と貯水槽の片側にあるデッキと仕上げ面及び
    非仕上げ面とを有するシェルを受容するための型受容器
    であって、前記受容器は前記シェルの非仕上げ面とシェ
    ルのデッキ部分を受容するための前記受容器のデッキ形
    成面との間に空間を画成するように前記シェルを受容す
    る型受容器と、 b)基部を有しており、型受容器のデッキ形成面に取り
    付けられるインサートであって、前記インサートはシェ
    ルのデッキと型受容器のデッキ形成面との間の空間の部
    分の断面積を減少させるように整形され、前記断面積の
    減少は少なくともシェルのデッキの外端からの距離が浴
    槽用据付け物のデッキの長さの約8%から約24%の距離
    であることを特徴とするインサート とよりなることを特徴とする鋳型。
  16. 【請求項16】該距離は浴槽用据付け物のデッキの長さ
    の約12%から約20%であることを特徴とする請求項15記
    載の鋳型。
  17. 【請求項17】該距離は浴槽用据付け物のデッキの長さ
    の約16%であることを特徴とする請求項15記載の鋳型。
  18. 【請求項18】前記インサートは取付手段により型受容
    器のデッキ形成面に離脱可能に取付けられることを特徴
    とする請求項15記載の鋳型。
  19. 【請求項19】前記インサートは前記型受容器の面と前
    記インサートの反対側の成型面とに繋がる取付け面を有
    することを特徴とする請求項15記載の鋳型。
  20. 【請求項20】前記インサートは前記成型面の外周に前
    記型受容器のデッキ面に向かってテーパが付けられた面
    取りされた端部を有することを特徴とする請求項19記載
    の鋳型。
  21. 【請求項21】前記面取りされた端部はインサートの基
    部から45度の角度にテーパが付けられることを特徴とす
    る請求項20記載の鋳型。
  22. 【請求項22】前記断面積の減少はシェルのデッキの外
    端からの距離が少なくとも約12.3825cm(4.875インチ)
    から約37.1475cm(14.625インチ)であることを特徴と
    する請求項15記載の鋳型。
  23. 【請求項23】該距離は約18.57375cm(7.3125インチ)
    から約30.95625cm(12.1875インチ)であることを特徴
    とする請求項22記載の鋳型。
  24. 【請求項24】該距離は約24.765cm(9.75インチ)であ
    ることを特徴とする請求項22記載の鋳型。
  25. 【請求項25】貯水槽及び該貯水槽の片側にあるデッキ
    を有した浴槽用据付け物を製造するための鋳型であっ
    て、 a)貯水槽と貯水槽の片側にあるデッキと仕上げ面及び
    非仕上げ面とを有するシェルを受容するための型受容器
    であって、前記受容器は前記シェルの非仕上げ面とシェ
    ルのデッキ部分を受容するための前記受容器のデッキ形
    成面との間に空間を画成するように前記シェルを受容す
    る型受容器と、 b)基部を有しており型受容器のデッキ形成面に取り付
    けるインサートであって、前記インサートはシェルのデ
    ッキと型受容器のデッキ形成面との間の空間の部分の断
    面積を減少させるように整形され、前記インサートは少
    なくとも一つの最外部に位置しない突起と前記最外部に
    位置しない突起よりも低い高さを有した少なくとも一つ
    の最外部に位置する突起とを有することを特徴とするイ
    ンサートと よりなることを特徴とする鋳型。
  26. 【請求項26】該最外部に位置する突起の高さは該最外
    部に位置しない突起の高さの約25%から約75%であるこ
    とを特徴とする請求項25記載の鋳型。
  27. 【請求項27】該最外部に位置する突起の高さは該最外
    部に位置しない突起の高さの約50%であることを特徴と
    する請求項25記載の鋳型。
  28. 【請求項28】前記最外部に位置する突起の高さはデッ
    キの端部付近の最小高さからデッキの中央付近の最大高
    さで変化することを特徴とする請求項25記載の鋳型。
  29. 【請求項29】前記最大高さは約0.74168cm(0.292イン
    チ)から約0.23876cm(0.094インチ)であり、前記最小
    高さは前記最大高さの約50%から約0.0%であることを
    特徴とする請求項28記載の鋳型。
  30. 【請求項30】前記最大高さは約0.47752cm(0.188イン
    チ)であり、前記最小高さは約0.0cm(0.0インチ)であ
    ることを特徴とする請求項28記載の鋳型。
  31. 【請求項31】貯水槽及び該取水槽の片側にある延在し
    たデッキを有した浴槽用据付け物を成型するための方法
    であって、 a)シェルのデッキと型受容器のデッキ形成面との間の
    空間の部分の断面積を減少させるように整形され、前記
    断面積の減少は少なくともシェルのデッキの外端からの
    距離が浴槽用据付け物のデッキの長さの約8%から約24
    %の距離であるインサートを型受容器のデッキ面に取り
    付け; b)硬化可能な材料の層を受容するために前記型受容器
    とシェルの側面との間及び前記インサートと前記シェル
    のデッキとの間に空間を残してシェルを前記型受容器に
    載置し; c)前記空間に硬化可能な材料を導入し; d)硬化した材料によりコーティングされたシェルを含
    む成型物を前記型受容器から取り出す ことよりなることを特徴とする方法。
  32. 【請求項32】該距離は浴槽用据付け物のデッキの長さ
    の約12%から約20%であることを特徴とする請求項31記
    載の方法。
  33. 【請求項33】該距離は浴槽用据付け物のデッキの長さ
    の約16%であることを特徴とする請求項31記載の方法。
  34. 【請求項34】前記断面積の減少はシェルのデッキの外
    端からの距離が少なくとも約12.3825cm(4.875インチ)
    から約37.1475cm(14.625インチ)であることを特徴と
    する請求項31記載の方法。
  35. 【請求項35】該距離は約18.57375cm(7.3125インチ)
    から約30.95625cm(12.1875インチ)であることを特徴
    とする請求項34記載の方法。
  36. 【請求項36】該距離は約24.765cm(9.75インチ)であ
    ることを特徴とする請求項34記載の方法。
  37. 【請求項37】貯水槽及び該貯水槽の片側にある延在し
    たデッキを有した浴槽用据付け物を成型するための方法
    であって、 a)少なくとも一つの最外部に位置しない突起と前記最
    外部に位置しない突起よりも低い高さを有した少なくと
    も一つの最外部に位置する突起とを有するインサート
    を、型受容器のデッキ面に取り付け; b)硬化可能な材料の層を受容するために前記型受容器
    とシェルの側面との間及び前記インサートと前記シェル
    のデッキとの間に空間を残してシェルを前記型受容器に
    載置し; c)前記空間に硬化可能な材料を導入し; d)硬化した材料によりコーティングされたシェルを含
    む成型物を前記型受容器から取り出す ことよりなることを特徴とする方法。
  38. 【請求項38】該最外部に位置する突起の高さは該最外
    部に位置しない突起の高さの約25%から約75%であるこ
    とを特徴とする請求項37記載の方法。
  39. 【請求項39】該最外部に位置する突起の高さは該最外
    部に位置しない突起の高さの約50%であることを特徴と
    する請求項37記載の方法。
  40. 【請求項40】前記最外部に位置する突起の高さはデッ
    キの端部付近の最小高さからデッキの中央付近の最大高
    さで変化することを特徴とする請求項37記載の方法。
  41. 【請求項41】前記最大高さは約0.74168cm(0.292イン
    チ)から約0.23876cm(0.094インチ)であり、前記最小
    高さは前記最大高さの約50%から約0.0%であることを
    特徴とする請求項40記載の方法。
  42. 【請求項42】前記最大高さは約0.47752cm(0.188イン
    チ)であり、前記最小高さは約0.0cm(0.0インチ)であ
    ることを特徴とする請求項40記載の方法。
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