JP2961539B1 - フロー制御方法 - Google Patents

フロー制御方法

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Abstract

【要約】 【課題】 ATMノードでのフロー制御による処理負担
増を軽減する。 【解決手段】 VC(仮想コネクション)43Bの仮想
的な受信端末となるノード42Bにおいて、そのVC4
3Bを介して受信したセルを所定数だけVC43Cに送
信完了するごとに、これらセルの送信完了をそのVC4
3Bを介して対向する送信側ノード42Aに対してRM
セル44で通知し、その送信側ノード42AでこのRM
セル44で通知された受信間隔と送信完了したセル数と
から、送出セルレートを算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フロー制御方法に
関し、特にATMセルの送出セルレートを制御するフロ
ー制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、ATM(非同期転送方式)レイ
ヤで送出セルレートを制御する方式として、このABR
方式とこれをリンクバイリンク制御に適用可能とするV
S/VD(仮想ソース/仮想デスティネーション)方式
がある(例えば、The ATM Forum:Traffic Management S
pecification Version4.0 など参照)。ABR方式は、
基本的にはエンド・エンド(ATMコネクションの送受
信間)でやり取りするRMセルを使用して送出セルレー
トを制御する方式である。
【0003】ここで、ABR方式によれば、RMセルを
送信側端末から送出してから受信側端末に届き、そこで
折り返えされたRMセルが送信側端末に届いて初めて、
RMセルを送出した送信側端末でネットワーク状況が確
認される。したがって、RMセルの送出からネットワー
ク状況の確認までの時間的遅れは、高速回線を使用して
遠隔地との間で通信を行う場合、送出セルレートの制御
により得られる効果を低減させる原因となる。
【0004】例えば、A地点−B地点間で1Gbpsの
ATM回線を使用し、片道の遅延が15msであるとし
た場合、1つのATMセルを53オクテットとして計算
すると、RMセルが往復する30msの間に、送信側端
末は最大約70,000セルを送出可能である。したが
って、送信側端末は、最悪の場合、輻輳が発生してから
約70,000セルを送出し終わった後に、RMセルに
より輻輳の発生を検出して、送出セルレートを低下させ
ることになる。
【0005】このようなABR方式の問題点を解決する
一方法として、VS/VD方式が提案されている。この
VS/VD方式は、仮想的なソースとデスティネーショ
ンを中継するATMノード上に、ABR方式の制御区間
を実現し、VSとVD間でABR方式のRMセルを折り
返すことにより、隣接ノード間でリンクバイリンクにフ
ロー制御を実施するものである。これにより、比較的距
離が短い各リンクごとにABR方式が実現されるため、
輻輳発生から検出までに要する時間が短縮される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のフロー制御方法では、VS/VD方式の場合
は、ATMノードに仮想的な送信側端末(ソース)と受
信側端末(ディスティネーション)とを実現する必要が
あるため、VS/VD機能を備えるATMノードではA
BR方式を使用するすべてのVC(仮想コネクション)
数分だけVS機能とVD機能を実現する必要がある。
【0007】したがって、多数のVCを処理する大容量
かつ高速のATM交換機でVS機能とVD機能を実現し
ようとすると、そのCPUでの処理量が大幅に増大する
という問題点があった。本発明はこのような課題を解決
するためのものであり、ATMノードでの処理負担増を
軽減できるフロー制御方法を提供することを目的として
いる。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明によるフロー制御方法は、受信側AT
Mノードおいて、仮想コネクションを介して受信した送
信側ATMノードからATMセルを所定数だけ次ATM
ノードに送信完了するごとに、その送信完了を送信側ノ
ードに通知し、送信側ATMノードにおいて、受信側A
TMノードからの送信完了通知の受信間隔に基づき、受
信側ノードで送信完了した単位時間当たりのATMセル
数を算出し、この単位時間当たりのATMセル数に基づ
き受信側ATMノードに送信するATMセルの送出セル
レートを制御するようにしたものである。
【0009】また、受信側ATMノードにおいて、各送
信完了通知ごとに連続して巡回するシーケンス番号を格
納して送信し、送信側ATMノードにおいて、受信側A
TMノードから受信した各送信完了通知に格納されてい
るシーケンス番号に基づき、前回の送信完了通知から今
回の送信完了通知までに受信側ATMノードで送信完了
したATMセル数を算出するようにしたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。図1は本発明の一実施の形態であるフロ
ー制御方法が適用されるATM方式のノードを示すブロ
ック図である。同図において、11〜1MはATM回線
を収容する回線対応部、2は各回線対応部11〜1M間
を相互に接続することによりATMセル(以下、セルと
いう)の交換処理を行うスイッチ部、3は各回線対応部
11〜1Mおよびスイッチ部2を制御するVC設定解放
制御部である。
【0011】本発明は、VS/VD機能を有するATM
方式の中継ノード(以下、ノードという)において、各
VC(仮想コネクション)について、そのVCを介して
受信したセルを所定数だけ次ノードに送信完了するごと
に、これらセルの送信完了をそのVCを介して送信側ノ
ードに対して通知し、その送信側ノードでこの通知の受
信間隔と送信完了したセル数とから、送出セルレートを
算出するようにしたものである。
【0012】図2は回線対応部を示すブロック図であ
り、ATM回線26から受信したセルをスイッチ部2へ
出力する回線受信部21と、スイッチ部2からのセルを
ATM回線26へ送信する回線送信部22とが設けられ
ている。また、VC設定解放制御部3からの指示に応じ
て、回線受信部21および回線送信部22を制御して、
各VCごとに送信完了セル数を管理するとともに、必要
に応じてリンクの隣接ノードとの間で制御用セルをやり
取りすることによりフロー制御を行う制御部23と、制
御用セルの受信時刻を計時する時計部24と、制御メモ
リ25とが設けられている。
【0013】制御メモリ25には、図3に示すように、
各VCごとに送信セルを管理するための管理テーブルが
設けられており、新規VCの設定に応じて、各種制御情
報を格納するための登録エリアが確保される。図3は管
理テーブルの構成例を示す説明図である。管理テーブル
には、各VCに対応して複数の登録エリア30が確保さ
れる。
【0014】各登録エリア30には、多数の項目が設け
られており、そのうち、VPI31,VCI32には各
VCのVPI(仮想パス識別子)およびVCI(仮想チ
ャネル識別子)が格納され、各VCを識別管理するため
の情報として用いられる。また、各登録エリア30ごと
に、受信済みフラグ33,前回受信シーケンス番号3
4、前回受信時刻35、送出セルレート36、カウンタ
初期値37、セル返送カウンタ38、次回送信シーケン
ス番号39の各項目が設けられている。
【0015】なお、これら各項目のうち、受信済みフラ
グ33,前回受信シーケンス番号34、前回受信時刻3
5、送出セルレート36は、中継ノードのVS機能すな
わち仮想的な送信端末側(送信側ATMノード)として
設定された回線対応部で用いられる。また、セル返送カ
ウンタ38、次回送信シーケンス番号39は、中継ノー
ドのVS機能すなわち仮想的な受信端末側(受信側AT
Mノード)として設定された回線対応部で用いられ、カ
ウンタ初期値37は、VS機能およびVD機能の両方で
用いられる。
【0016】次に、図4を参照して、本発明の動作につ
いて説明する。図4は、本発明のフロー制御方法が適用
されたノードからなるATM通信システムを示すブロッ
ク図である。同図において、VC43Aを介して端末ノ
ード41Aを収容する中継ノード42Aと、VC43C
を介して端末ノード41Bを収容する中継ノード42B
とが、VC43Bを介して接続されており、端末ノード
41Aから端末ノード41Bの方向にセルが転送される
ものとする。
【0017】なお、中継ノード42A,42Bおよび端
末ノード41A,端末ノード41Bのいずれのノード
も、前述した図1〜3の構成を有しているものとする。
以下では、VC(仮想コネクション)43BおよびVC
43Cに着目し、VS/VD方式に基づいて、中継ノー
ド42Aの回線対応部1Jおよび中継ノード42Bの回
線対応部1Lの動作について説明する。
【0018】この場合、VC43Aを終端する端末ノー
ド41A−中継ノード42A間、VC43Bを終端する
中継ノード42A−中継ノード42B間、およびVC4
3Cを終端する中継ノード42B−端末ノード41B間
で、それぞれ仮想的な送信側端末(ソース:VS機能)
と受信側端末(ディスティネーション:VD機能)とが
実現される。
【0019】なお、仮想的な送信側端末に対してセル送
信完了を通知する制御用セルとして、RMセルが用いら
れるものとする。また、ATM方式では、VCごとに隣
接ノード間で異なるVPIおよびVCIが割り当てら
れ、中継ノードにおいてそれらを相互に変換するのが一
般的であるが、ここでは説明を容易とするため、各VC
43A〜VC43Vで同じ値のVPI,VCIが割り当
てられているものとする。
【0020】まず、中継ノード42AのVC設定解放制
御部3は、VC43BのVC設定完了に応じて、VC4
3Bを終端する回線対応部1J(Jは1〜Mのいずれ
か)に、VC43BのVPI,VCIおよびセル返送カ
ウンタ情報の初期値Nを通知する。セル返送カウンタ情
報とは、隣接ノードに対してセル送信完了で通知する送
信完了セルのセル数を示すものであり、VC設定時に決
定される。これにより、例えば初期値Nの場合は、N個
のセルを送信完了するごとにセル送信完了が通知され
る。
【0021】これに応じて、中継ノード42Aの回線対
応部1Jの制御部23では、図5に示す呼設定通知受信
処理が実行される。図5は、呼設定通知受信処理を示す
フローチャートである。まず、自己の制御メモリ25内
(図2参照)の管理テーブルに、VC43Bの登録エリ
ア30を確保し(ステップ51)、その登録エリア30
のVPI31およびVCI32に、それぞれVC43B
のVPIおよびVCIを格納する(ステップ52)。
【0022】また、VC43Bを介して対向する中継ノ
ード42Bからのセル送信完了通知を受信したことを示
す受信済みフラグ33に0を格納して(ステップ5
3)、VC設定解放制御部3から通知されたセル返送カ
ウンタ情報の初期値Nをカウンタ初期値37に格納し
(ステップ54)、さらにそのカウンタ初期値37の内
容をセル返送カウンタ38に格納する(ステップ5
5)。
【0023】同様にして、中継ノード42Bの回線対応
部1L(Lは1〜Mのいずれか)においても、中継ノー
ド42BのVC設定解放制御部3からの通知に応じて、
図5に示す呼設定通知処理が実行される。これにより、
回線対応部1Lの制御部23により、制御メモリ25内
の管理テーブルに、VC43Bに対応して登録エリア3
0が確保され、前述と同様の各種情報が格納される。
【0024】この後、端末ノード41A−端末ノード4
1B間で通信が開始されて、中継ノード42Aでは、V
C43Aを介して回線対応部1Iで受信した端末ノード
41Aからのセルが、VC43Bを介して回線対応部1
Jから中継ノード42Bへ送信される。さらに、中継ノ
ード42Bでは、VC43Bを介して回線対応部1Kで
受信した中継ノード42Aからのセルが、VC43Cを
介して回線対応部1Lから端末ノード41Bへ送信され
る。
【0025】このとき、VC43Bでの仮想的な受信側
端末(ディスティネーション:VD機能)相当となる中
継ノード42Bの回線対応部1Lの制御部23では、V
C43Bから回線対応部1Kおよびスイッチ部2を経由
して受信したセルを、VC43Cすなわち次ノードここ
では端末ノード41Bへ送出するごとに、図6に示すセ
ル送信完了通知処理が実行される。まず、送出したセル
に格納されていたVC43BのVPI,VCIに基づき
制御メモリ25の管理テーブルを参照してVC43Bに
対応する登録エリア30を検索する(ステップ61)。
【0026】次に、その登録エリア30のセル返送カウ
ンタ38を1だけ減算し(ステップ62)、セル返送カ
ウンタ38の値が0となったか否か判断する(ステップ
63)。ここで、セル返送カウンタ38の値が0より大
きい場合は(ステップ63:NO)、セル送信完了通知
処理を終了する。
【0027】一方、セル返送カウンタ38の値が0とな
った場合は(ステップ63:YES)、セル送信完了通
知を行うためのRMセル44を作成し、そのシーケンス
番号として、VC43Bに対応する登録エリア30の次
送信シーケンス番号39の値を格納する(ステップ6
4)。続いて、次送信シーケンス番号39の値を1だけ
加算し(ステップ65)、セル返送カウンタ38にカウ
ンタ初期値37を格納する(ステップ66)、
【0028】そして、ステップ64で作成したRMセル
44を、回線送信部21からスイッチ部2および回線対
応部1Kを経由してVC43Bでの仮想的な送信側端末
(ソース:VS機能)となる中継ノード42Aに送信し
(ステップ67)、セル送信完了通知処理を終了する。
【0029】したがって、VC設定通知処理(図5参
照)でセル返送カウンタ38に設定されたセル返送カウ
ンタ情報の初期値Nだけセルを送出するごとに、VC4
3Bでの仮想的な受信側端末(ディスティネーション)
となる中継ノード42Bの回線対応部1Lから、その仮
想的な送信側端末(ソース)となる中継ノード42Aの
回線対応部1Jに対してRMセルによりセル送信完了が
通知される。
【0030】一方、VC43Bの仮想的な送信側端末と
なる中継ノード42Aの回線対応部1Jの制御部23で
は、その仮想的な受信側端末となる中継ノード42Bの
回線対応部1LのからのRMセル44を自己の回線受信
部21で受信するごとに、図7に示すセル送信完了通知
受信処理が実行される。まず、受信したRMセル44に
格納されているVC43BのVPI,VCIに基づいて
制御メモリ25の管理テーブルを参照することにより、
VC43Bに対応する登録エリア30を検索する(ステ
ップ71)。
【0031】次に、その登録エリア30の受信済フラグ
33に1が設定されているか否かを確認し(ステップ7
2)、1が設定されておらず初めてRMセルを受信した
場合は(ステップ72:NO)、受信済フラグ33に1
を設定する(ステップ76)。一方、受信済フラグ33
に1が設定されており、すでにRMセルを受信している
場合には、送出セルレートを算出する(ステップ7
3)。
【0032】送出セルレートについては、次の式により
算出する。 送出セルレート=送信完了セル数/セル送信所要時間 送信完了セル数=カウンタ初期値×(今回受信シーケン
ス番号−前回受信シーケンス番号) セル送信所要時間=(今回受信時刻−前回受信時刻)
【0033】なお、今回受信シーケンス番号について
は、受信したRMセル44に格納されている値が用いら
れ、また、今回受信時刻については、RMセル44を受
信したときに、時計部24から読み出された値が用いら
れる。ステップ73およびステップ76の後、VC43
Bに対応する登録エリア30の前回受信時刻35とし
て、送出セルレートの算出で用いた今回受信時刻を設定
するとともに(ステップ74)、前回受信シーケンス番
号34として、送出セルレートの算出で用いた今回受信
シーケンス番号を設定し(ステップ75)、セル送信完
了通知受信処理を終了する。
【0034】このように、各VCにおいて、そのVCを
介して受信したセルを所定数だけ次ノードに送信完了す
るごとに、これらセルの送信完了をそのVCを介して送
信側ノードに対して通知し、その送信側ノードでその通
知の受信間隔時間とその通知により通知された送信完了
したセル数とから、送出セルレートを算出するようにし
たので、極めて簡単な演算により送出セルレートを算出
することができ、ノードの処理負担増を大幅に増加させ
ることなくリンクバイリンクでのフロー制御を実現でき
る。
【0035】また、VC43Bの解放完了に応じて、中
継ノード42AのVC設定解放制御部3は、VC43B
のVC設定完了に応じて、VC43Bを終端する回線対
応部1Jに、VC43BのVPI,VCIおよびVC解
放完了を通知する。これに応じて回線対応部1Jは、図
8に示す呼設定解放受信処理を開始する。まず、VC設
定解放制御部3から通知されたVPI,VCIに基づき
制御メモリ25内の管理テーブルを参照し、VC43B
に対応する登録エリア30を検索する(ステップ81)
【0036】そして、検索された登録エリア30を解放
して(ステップ82)、処理を終了する。これにより、
VCの解放により未使用となった登録エリア30が直ち
に解放され、その後の他の新規VCの設定に応じて、そ
のVCの登録エリアとして再利用される。
【0037】なお、以上の説明では、VS/VD方式の
フロー制御を前提として説明したがこれに限定されるも
のではなく、送受信端末ノード間で制御用のRMセルを
用いてフロー制御を行うABR方式にも適用可能であ
り、前述と同様の作用効果が得られる。また、セル送信
完了通知を行うセルとしてRMセルを用いた場合を例に
説明したが、RMセルに限定されるものではなく、OA
Mセルなど他の制御用のセルを用いてもよい。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、受信側
ATMノードおいて、仮想コネクションを介して受信し
た送信側ATMノードからATMセルを所定数だけ次ノ
ードに送信完了するごとに、その送信完了を送信側ノー
ドに通知し、送信側ATMノードにおいて、受信側AT
Mノードからの送信完了通知の受信間隔に基づき、受信
側ノードで送信完了した単位時間当たりのATMセル数
を算出し、この単位時間当たりのATMセル数に基づき
受信側ATMノードに送信するATMセルの送出セルレ
ートを制御するようにしたものである。したがって、リ
ンクバイリンクでもスループット情報の交換が簡単な仕
組みで実現できるとともに、スループット情報の計算が
簡単な式により実現でき、ATMノードでの処理負担増
を軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態によるフロー制御が適
用されるATMノードのブロック図である。
【図2】 回線対応部を示すブロック図である。
【図3】 管理テーブルの構成例を示す説明図である。
【図4】 本発明のフロー制御方法が適用されたノード
からなるATM通信システムを示すブロック図である。
【図5】 呼設定通知受信処理を示すフローチャートで
ある。
【図6】 セル送信完了通知処理を示すフローチャート
である。
【図7】 セル送信完了通知受信処理を示すフローチャ
ートである。
【図8】 呼設定解放受信処理を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
11〜1N…回線対応部、2…スイッチ部、3…VC設
定解放制御部、21…回線受信部、22…回線送信部、
23…制御部、24…時計部、25…制御メモリ、26
…ATM回線、30…登録エリア、31…VPI,32
…VCI,33…受信済フラグ、34…前回受信シーケ
ンス番号、35…前回受信時刻、36…送出セルレー
ト、37…カウンタ初期値、38…セル返送カウンタ、
39…次回送信シーケンス番号、41A…送信端末ノー
ド、41B…受信端末ノード、42A,42B…中継ノ
ード、43A〜43C…仮想コネクション(VC)、4
4…RMセル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 電子情報通信学会技術研究報告SSE 97−195(1998年3月20日) 電子情報通信学会技術研究報告SSE 97−217(1998年3月20日) 電子情報通信学会技術研究報告SSE 98−96(1998年9月25日) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04L 12/28 H04L 12/56

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の仮想コネクションを介して接続さ
    れた仮想的な端末を構成する送信側および受信側の2つ
    のATMノード間で制御情報をやり取りすることによ
    り、送信側ATMノードでのATMセルの送出セルレー
    トを制御するフロー制御方法において、 受信側ATMノードは、仮想コネクションを介して受信
    した送信側ATMノードからATMセルを所定数だけ次
    ATMノードに送信完了するごとに、その送信完了を送
    信側ノードに通知し、 送信側ATMノードは、受信側ATMノードからの送信
    完了通知の受信間隔に基づき、受信側ノードで送信完了
    した単位時間当たりのATMセル数を算出し、この単位
    時間当たりのATMセル数に基づき受信側ATMノード
    に送信するATMセルの送出セルレートを制御すること
    を特徴とするフロー制御方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のフロー制御方法におい
    て、 受信側ATMノードは、各送信完了通知ごとに連続して
    巡回するシーケンス番号を格納して送信し、 送信側ATMノードは、受信側ATMノードから受信し
    た各送信完了通知に格納されているシーケンス番号に基
    づき、前回の送信完了通知から今回の送信完了通知まで
    に受信側ATMノードで送信完了したATMセル数を算
    出することを特徴とするフロー制御方法。
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電子情報通信学会技術研究報告SSE97−195(1998年3月20日)
電子情報通信学会技術研究報告SSE97−217(1998年3月20日)
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