JP2961076B2 - タービン静翼 - Google Patents

タービン静翼

Info

Publication number
JP2961076B2
JP2961076B2 JP29529795A JP29529795A JP2961076B2 JP 2961076 B2 JP2961076 B2 JP 2961076B2 JP 29529795 A JP29529795 A JP 29529795A JP 29529795 A JP29529795 A JP 29529795A JP 2961076 B2 JP2961076 B2 JP 2961076B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outer ring
row
vane
stationary
turbine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP29529795A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09137702A (ja
Inventor
秀之 戸田
龍太郎 馬越
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP29529795A priority Critical patent/JP2961076B2/ja
Publication of JPH09137702A publication Critical patent/JPH09137702A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2961076B2 publication Critical patent/JP2961076B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タービンの車室内
に配設され、動翼に作動流体を噴出するノズルを形成す
る静翼を、円環状の外輪と内輪との間の全周に配設する
タービン静翼に関する。
【0002】
【従来の技術】車室内部に周設された取付溝に挿入され
て、軸方向の位置決めを行う外輪と、内周部にラビリン
スパッキンを取付けて、ロータ外周面との間隙からの作
動流体の漏洩を防止する内輪との間に静翼を配設し、ロ
ータとともに回動する動翼の入口側に作動流体を噴出す
るノズルを形成するタービン静翼において、軸方向に2
列、または3列の静翼をつなぎ合せて配設して一体構造
にしたものがある。
【0003】このような、タービン静翼は、上、下の半
円環状のものからなり、軸心017に対して対称に製作
された、下方タービン静翼の接合面における一側の平面
図である、図3に示すように、ロータ014の外周に軸
方向に間隔を設けて配設された、動翼02,04に対し
て、タービン静翼015に設けられた静翼01,03が
正しく配置されるように、車室010内部に凹設された
取付溝011内に、接合面を水平状態にした下半タービ
ン静翼015の外輪08を挿入して、軸方向の位置決め
を行うようにしている。
【0004】すなわち、外輪08の外周面に突設したサ
ポート012で、この下方タービン静翼015を車室
10に支持させた後、この接合面上に、図3に示す構造
と全く同形の接合面をもつ、図示しない上方タービン静
翼の接合面を載置して、ボルト07で締付け、結合し
て、ロータ014の周囲に固着した動翼02および04
の上流側に、静翼01および03を正確に配置するよう
にした、円環状のタービン静翼015を配設するように
している。
【0005】なお、車室010内部の周方向に凹設され
る取付溝011は、第1列目の静翼01の入口部と第2
列目の静翼03の入口部近傍との間で、軸方向に短い区
画に設けられるとともに、半径方向の深さを深くしたも
のにされている。すなわち、この取付溝011に挿入さ
れる第1列目の静翼01の取付部分を設けた外輪08の
肉厚は、後述する理由により大きいものにされるととも
に、取付溝011の後端壁との間にシール部を形成する
シール面013を、この肉厚を大きくした外輪08の後
端面に設けるようにしている。
【0006】また、シール面013から後流側に突出し
て設けられ、内周側に第2列目の静翼03を取付け部を
設けた外輪08′の肉厚は、第1列目の静翼01取付部
分よりも、略取付溝011の深さに相当する厚さだけ薄
くされている。さらに、第2列目の静翼03取付部分を
設けた外輪08′の後端には、外輪08′の後端に連通
して、第2列目の静翼03取付部を設ける外輪08′よ
り薄くされたシールフィン取付板09が、軸方向に突出
して設けられている。
【0007】また、上述したように、下方タービン静翼
015の内周部を構成する内輪016の内周面には、シ
ールリング05が設けられており、ロータ014外周面
とタービン静翼015内周との間の隙間からの作動流体
の漏洩を低減するようにしている。さらに、動翼02,
04の外周端に対面する、外輪08の内周面、およびシ
ールフィン取付板09の内周面には、シールフィン06
を軸方向に複数列植設して、動翼02,04の外周縁か
らの作動流体の漏洩を低減するようにしている。
【0008】このようにして、構成された従来のタービ
ン静翼の主な特徴は、さまざまな運転状態のもとで、動
翼02,04を含むロータ014に対し、最適なシール
間隙を維持させるとともに、上方タービン静翼015と
下方タービン静翼015とをボルト07で連結し、接合
面である水平面を締付けて、円環状のタービン静翼01
5を形成するようにしているので、タービン静翼015
の熱膨張を周方向に吸収でき、水平な接合面からの蒸気
リークを減少させ、性能向上をはかるようにできるもの
となる
【0009】しかしながら、従来のタービン静翼015
では、 (1)シール面013が後述する理由により、2列目静
翼03の入口部の外周に設けられているため、このシー
ル面013から最下流の2列目動翼04の出口部までの
距離が長くなる。このため、シール面013部分、およ
びシール面013に近い方のボルト07取付位置付近0
20の外輪08には、周方向に大きな引張応力が発生す
る。このことは、接合面を締付けるためのボルト07の
軸方向に大きな引張応力が発生することとなり、ボルト
07の強度確保の観点から、径の大きなボルト07を必
要とし、そのためには、ボルト07を挿通する外輪08
の厚みも厚くする必要があった。
【0010】 (2)一方、車室010の取付溝011に嵌込まれる外
輪08の軸方向巾(長さ)は、車室010側水平面締付
ボルトのピッチ間に、できるだけ納めるようにするため
に、軸方向巾を短くして、できるだけ車室010内径が
大きくならないようにして、車室010をコンパクトに
する設計が行われている。このため、第2列目静翼03
を取付ける部分の外輪08′の肉厚を薄くせざるを得
ず、これにより、2列目静翼03のたわみが、図の点線
で示す如く大きくなるとともに、外輪08′の後端から
軸方向後流側に突設されているシールフィン取付板09
の肉厚も大きくできない。従って、シールフィン取付板
09の変形も大きくなり、2列目動翼04の外周縁のシ
ール間隙が増大傾向となり、作動流体リーク量が増し、
タービンの内部効率が低下する等、性能上好ましくない
状態が生じる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した従
来のタービン静翼の不具合を解消するため、上、下に分
割されたタービン静翼の接合面を締付けるボルトに、大
きな引張応力が発生せず、ボルトの径を細くでき、これ
により、ボルトを挿通して接合面を締付けるようにした
外輪を薄くでき、車室径を小さくできるとともに、2列
目以降の静翼を取付ける外輪、および2列目以降の動翼
の外周端をシールする、シールフィンを設けるシールフ
ィン取付板の肉厚を大きくでき、たわみ変形を少くし
て、作動流体の漏洩を少くして、タービンの内部効率を
向上させることのできるタービン静翼の提供を課題とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】このため、本発明のター
ビン静翼は、次の手段とした。
【0013】(1)タービン静翼を構成する外輪を次の
ようにした。 (a)軸方向に複数列配設される静翼のうち、2列目か
ら最終列目までの静翼を取付ける取付部の半径方向の厚
み(肉厚)を、1列目の静翼を取付ける取付部の肉厚と
略同等にした。 (b)外輪が挿入される取付溝の後端壁との間に、外輪
外周面を押圧する作動流体の漏洩を防止するため、シー
ル部を形成する後端面に設けられるシール面を、最終列
目の静翼の出口端部に配置するようにした。 (c)1列目静翼の取付部から最終列目の静翼の出口端
部まで設けられた取付溝に導入された、1列目静翼入口
側の作動流体圧で、半径方向に加圧される外周面を最終
列の静翼の出口端まで設けた。
【0014】(2)取付溝の後端壁の開口部より内周側
へ突出させた、シール面の内周部から後流側へ軸方向に
突出させて、肉厚が大きくされ、内周面に、動翼外周端
とのシールを行うシールフィンを植設するためのシール
取付板を設けた。
【0015】本発明のタービン静翼は、上述の手段によ
り、タービン静翼を車室へ取付ける取付溝の後端壁との
間に、シール部を形成する外輪に設けられるシール面位
置を、最下流に配設した静翼の出口端部まで後にずらし
て、外輪後端面に設けるとともに、取付溝内に導入し
た、一列目静翼入口の一番圧力の高い作動流体で、外輪
一列目静翼取付部から後端までの外周全面に作用させる
ことで、外輪を内周方向に加圧して、ボルトにかかる引
張応力を低減させ、ボルトサイズを小さくして、ボルト
取付部の外輪厚みを薄くできるので、外輪を挿入する取
付溝が浅くでき、車室径をコンパクト化できる。
【0016】また、ボルト取付部の外輪厚みを薄くでき
ることと、車室径のコンパクト化を阻害することなく、
取付溝を最終列の静翼出口部まで設けたことにより、1
列目〜最終列目の静翼を取付ける外輪は、同等の肉厚に
出来るとともに、ボルト取付部、特に、後流側のボルト
取付部を最終列静翼の取付部外周に移すことができる。
これにより、最終列静翼のたわみ変形を低減できる。ま
た、取付溝を浅くできるようにしたことにより、外輪の
後端から軸方向に突出させるシールフィン取付板は、車
室径を大きくすることなく、大きな肉厚のものにでき、
これによっても、たわみ変形を低減できる。
【0017】これらにより、シール部からの作動流体の
リーク量を低減でき、タービン性能の向上がはかれる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明のタービン静翼の実
施の一形態を図面にもとづき説明する。図1は、本発明
のタービン静翼の実施の第1形態を示す接合面の部分平
面図である。
【0019】図に示されるように、ロータ14の外周に
は、全周にわたって植設された動翼2,4が間隔をおい
て、軸方向に2列配列され、ロータ14とともに回動す
るようにされている。この動翼2,4の各々の上流側に
は、静翼1,3が配置されて、作動流体Fを各動翼2,
4の入口側に噴出して、動翼2,4を作動させるように
している。
【0020】静翼1,3は、内周面に、ロータ14外周
面との間に形成される隙間からの作動流体Fの漏洩を防
止するシールリング5が植設される内輪16と、車室1
0の内周面に周設された取付溝11に挿入されて、静翼
1,3の軸方向の位置決めを行うとともに、動翼2,4
の外周端との間に形成される隙間からの、作動流体の漏
洩を防止するシールリング6が植設される外輪8との間
に、周方向に配設されて、内輪16、外輪8と共にター
ビン静翼15を構成する。
【0021】このタービン静翼15は、上下に分割され
た半円環状で製作され、ロータ14外周面への取付時に
は、下方のタービン静翼15の外輪8を、前述したよう
に取付溝11に挿入するとともに、外輪8の外周面に設
けたサポート12を車室10の下半部に設けた溝に嵌入
することにより、車室10と一体化した後、上方のター
ビン静翼15の接合面を、下方のタービン静翼15の接
合面上に載置して、外輪8に挿通したボルト7により、
締付けることにより、円環状のタービン静翼15がロー
タ14および動翼2,4の外周に形成される。
【0022】ここで、外輪8が挿入される取付溝11
は、軸方向の巾が大きくされている。すなわち、後述す
る理由により、ボルト7を挿通する部分の外輪8の肉厚
が薄くでき、この外輪8を挿入する取付溝11の径方向
の深さを浅くできることにより、車室10の径を大きく
することなく、1列目静翼1の入口部より2列目静翼3
の出口部までの間に設けることができ、外輪8の軸方向
全巾を収容できるものとすることができる。
【0023】また、外輪8が取付溝11に挿入されたと
き、取付溝11の前端壁と外輪8前端面の間には、微小
の隙間18が形成されるとともに、2列目静翼3の出口
部に位置する取付溝11の後端壁と外輪8後端面に設け
られたシール面13との間は、密着させて、後述する外
輪8の外周面に導入される作動流体の流出を防止する
シール部を形成する。これにより、隙間18より、取付
溝11に挿入された外輪8の外周面に、1列目静翼1の
入口側の高圧の作動流体が流入し、外輪8全長の外周
面に作用し、外輪8を内周方向に加圧することができ
る。この外輪8の内周方向の加圧により、上方のタービ
ン静翼15と下方のタービン静翼15との接合面には、
膨大な接合力を発生させることができる。
【0024】また、シール面13が形成される外輪8の
後端面の内周側から後流側に突出させたシールフィン取
付板9が設けられている。このシールフィン取付板9
は、取付溝11が浅くされるとともに、2列目静翼3の
取付部の外輪8の肉厚を、1列目静翼1の取付部の肉厚
と同等の厚さにしたことにより、肉厚を大きくすること
ができ、剛性の大きなものにされている。この肉厚を肥
大させたことにより、シールフィン取付板9のたわみを
小さくすることができる。
【0025】本実施例のタービン静翼は、上述の構成に
して、取付溝11の後端壁に接触する外輪8のシール面
13を、2列目静翼出口端部の最下流に設け、換言すれ
ば、車室10の内周面に、周方向に凹設する取付溝11
を、1列目静翼1の入口端部から2列目静翼3の出口端
部まで設け、外輪8の軸方向巾全体を挿入できるように
形成して、この取付溝11内に一番圧力の高い1列目静
翼1の入口側作動流体Fを、隙間18から導入して、外
輪8の外周全面に導びき、外圧として作用させるように
した。
【0026】これにより、上、下方のタービン静翼15
の接合面を、圧縮応力側に作用させるとともに、2列目
静翼3取付部の外輪8たわみをおさえ、ボルト7にかか
る引張応力を、大巾に低減させることができる。すなわ
ち、上,下の静翼15の接合面を締付け、結合に使用さ
れていたボルト7は、強度メンバーとしての役目ではな
く、上,下の静翼15を動かないように固定するだけの
役目となり、ボルト7応力が発生しないため、ボルト7
のサイズを小さくできる。
【0027】これにより、ボルト7サイズは、小さくで
きることとなり、ボルト7を挿通する外輪8厚みを薄く
できるとともに、外輪8に挿通するボルト7の取付位置
を、外輪8の後端に近い2列目静翼3の外周にすること
ができる。このことは、外輪厚みをコンパクトに設計で
きるほか、車室もコンパクトに設計できるとともに、車
室側のボルト締付の頼性も向上する。
【0028】また、外輪8厚みを薄くできることによ
り、外輪8を挿入する取付溝11を浅くできるので、車
室10の内径を大きくすることなく、2列目動翼外周縁
をシールするシールフィン6を配設する、シール取付板
9を厚くできるとともに、外輪8のシール面13を2列
目静翼3の出口部に設けることで、2列目静翼3の取付
部を設ける外輪8に肉が付加でき、肉厚を大きくするこ
とによって、2列目静翼3取付部の外輪8のたわみを低
減させ、また、シールフィン取付板9の変形を低減させ
て、シールクリアランスの増加を防ぎ、シール部からの
リーク量を低減させて、性能向上をはかることができ
る。
【0029】次に、図2は本発明のタービン静翼の実施
の第2形態を示す、接合面の部分平面図である。図に示
すように、本実施の形態では、第1形態で示した2連結
静翼に加え、3列目の動翼20に作動流体Fを噴出する
3列目の静翼19をも一体とした、3連結静翼とする事
で、より剛性を強化するようにした。
【0030】また、外輪8の軸方向を充分大きくでき、
外輪8の外周面に作用させる作動流体Fによる、接合面
に発生させる押付け力を、さらに大きくできるので、1
列目静翼1の取付部が設けられた外輪8は、取付溝11
の前方に設けるようにした。本実施の形態のタービン静
翼15でも、上述した第1形態で得られる効果は、上述
した効果に加え十分に機能し、有効のものである。
【0031】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のタービン静
翼によれば、特許請求の範囲に示す構成により、次の効
果が得られる。
【0032】(1)最も高い圧力の1列目静翼入口側の
作動流体を、外輪の外周ほぼ全面に導き、外輪に外圧と
して作用させ、上,下に分割されたタービン静翼接合面
に、圧縮の力として作用させるとともに、2列目以降静
翼の取付部のたわみをおさえる事で、接合面締付ボルト
付近に発生する引張応力を大巾に低減させる事ができ、
ボルトは、強度メンバーとしての役目ではなく、上,
下,リングを動かないように固定するだけの役目とな
り、ボルトのサイズを小さくできる。これにより、外輪
厚みをコンパクトに設計できるほか、車室もコンパクト
に設計できるとともに、車室側のボルト締付の頼性も
向上させることができる。
【0033】(2)また、車室のコンパクト化を損うこ
となく、2列目以降の静翼取付部の剛性を上げることに
より、2列目静翼のたわみ量を低減することができると
ともに、2列目動翼のシール取付板の変形量を大きく低
減することができ、シール部からのリーク量を低減し性
能向上がはかられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のタービン静翼の実施の第1形態を示す
接合面の部分平面図、
【図2】本発明のタービン静翼の実施の第2形態を示す
接合面の部分平面図、
【図3】従来のタービン静翼を示す接合面の部分平面図
である。
【符号の説明】
1 1列目静翼 2 1列目動翼 3 2列目静翼 4 2列目動翼 5 シールリング 6 シールフィン 7 ボルト 8 外輪 9 シールフィン取付板 10 車室 11 静翼取付溝 12 静翼支持サポート 13 シール面 14 ロータ 15 タービン静翼 16 内輪 17 軸心 18 隙間 19 3列目静翼 20 3列目動翼

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平面をボルトで締付け、結合して円環
    を形成する、半円状の内輪と外輪との間に、周方向に配
    置した静翼を2列以上軸方向に配設して、前記外輪の外
    周縁部を車室内部周方向に凹設した取付溝に挿入して、
    ロータ外周に取付けるようにしたタービン静翼におい
    て、2列目以降の前記静翼の取付部の肉厚が1列目の前
    記静翼の取付部肉厚と略同等にされ、前記取付溝の後端
    壁との間でシール部を形成するシール面が、最終列目の
    前記静翼出口端に配置される後端に設けられ、前記取付
    溝に導入された1列目の前記静翼の入口側の作動流体で
    径方向に加圧力を受ける外周面を後端部まで設けた外輪
    と、前記シール面の内周部から後流側に突出して設けら
    れたシールフィン取付板とを設けたことを特徴とするタ
    ービン静翼。
JP29529795A 1995-11-14 1995-11-14 タービン静翼 Expired - Lifetime JP2961076B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29529795A JP2961076B2 (ja) 1995-11-14 1995-11-14 タービン静翼

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29529795A JP2961076B2 (ja) 1995-11-14 1995-11-14 タービン静翼

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09137702A JPH09137702A (ja) 1997-05-27
JP2961076B2 true JP2961076B2 (ja) 1999-10-12

Family

ID=17818788

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29529795A Expired - Lifetime JP2961076B2 (ja) 1995-11-14 1995-11-14 タービン静翼

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2961076B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3109406A1 (fr) * 2015-06-26 2016-12-28 Techspace Aero S.A. Carter de compresseur de turbomachine axiale

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6785189B2 (ja) 2017-05-31 2020-11-18 住友重機械イオンテクノロジー株式会社 イオン注入装置およびイオン注入方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3109406A1 (fr) * 2015-06-26 2016-12-28 Techspace Aero S.A. Carter de compresseur de turbomachine axiale
BE1023619B1 (fr) * 2015-06-26 2017-05-18 Safran Aero Boosters S.A. Carter de compresseur de turbomachine axiale
US10428833B2 (en) 2015-06-26 2019-10-01 Safran Aero Boosters Sa Axial turbomachine compressor casing

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09137702A (ja) 1997-05-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3593082B2 (ja) 軸シール機構及びタービン
US4856963A (en) Stator assembly for an axial flow rotary machine
US4925365A (en) Turbine stator ring assembly
JP3912935B2 (ja) タービン・エンジン用の高圧タービン・ステータ・リング
JP5832090B2 (ja) ターボチャージャハウジングのシール構造
US20080260529A1 (en) Turbine Nozzle Support Device and Steam Turbine
JP2965859B2 (ja) 三脚プレート
US8568092B2 (en) Turbocharger
JP4130581B2 (ja) ガスタービンにおける弦ヒンジシールのための補助シール
EP0926314A1 (en) Seal structure for gas turbines
JP4124552B2 (ja) 高圧コンプレッサの固定子
EP2098686A2 (en) Two-shaft gas turbine
JPH08505678A (ja) タービンディスク用自立型サイドプレートアッセンブリ
JP2004500526A (ja) 折畳みバンドを有するロータシール
JPS61157703A (ja) 回転機械用ステータ組立体
JP5665724B2 (ja) 静翼翼列、静翼翼列の組立方法および蒸気タービン
US6648600B2 (en) Turbine rotor
JPH07189724A (ja) ターボチャージャー
JP2961076B2 (ja) タービン静翼
US11365646B2 (en) Rotary machine and seal member
US10519793B2 (en) Brush seal for a turbine engine rotor
JPH07189723A (ja) ターボチャージャー
KR20190086566A (ko) 노즐 링과 터빈 하우징 사이에 밀봉면을 갖는 터보차저
JP4363149B2 (ja) タービン用シール構造、シールステータ、及びタービンノズルセグメント
JP2600955B2 (ja) 複流形蒸気タービン

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19990629

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080730

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090730

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100730

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110730

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120730

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130730

Year of fee payment: 14

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

EXPY Cancellation because of completion of term