JP2960372B2 - 空間座標測定装置 - Google Patents

空間座標測定装置

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JP2960372B2 JP13786897A JP13786897A JP2960372B2 JP 2960372 B2 JP2960372 B2 JP 2960372B2 JP 13786897 A JP13786897 A JP 13786897A JP 13786897 A JP13786897 A JP 13786897A JP 2960372 B2 JP2960372 B2 JP 2960372B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 この発明は、空間座標測定
装置に係る。詳細には特定の空間に設置された被測定点
相互の位置関係を測定する空間座標測定装置に係る。更
に、詳細には、被測定物が設置された治具ベース上に設
置される被測定物の被測定点を測定する空間座標測定装
置に係る。
【0002】
【従来の技術】 従来の空間座標測定装置としては、治
具ベース上に設置される測定装置が知られている。図4
に一部拡大正面図を図示される従来例では、例えば自動
車ボデーが載置できる水平平面からなる金属製の治具ベ
ース101上に、マスブロック102が、磁性により治
具ベース101に固定されるマグネット固定手段103
により固定される。図4において、104は被測定物で
ある駒である。駒104には、被測定点105が設けら
れる。106は水平ゲージであり、それぞれ水平方向の
距離、高さ方向の距離を求める。そこで、作業者は人手
によって先端を被測定点105に接触させて、ゲージ1
06で別にセットされたマスブロック102からの被測
定点までの距離および治具ベース101面からの高さを
測定する。
【0003】図5に一部拡大正面図を図示される従来例
では、治具ベース101上に関節型ロボットと関節型ロ
ボットを取り付けられた本体とからなる測定装置110
が設置される。測定装置110は、先端にプローブ11
1が取り付けられ、プローブ111と本体の間には複数
の関節112を設ける。関節112、112の間には、
アーム113をそれぞれ設置する。アーム113はそれ
ぞれアーム113の軸を回転中心として回転自在とす
る。そこで、プローブ111を被測定物104の被測定
点105に接触させる。すると、基準状態からプローブ
111が被測定点105に接触するまでに各軸のエンコ
ーダが回転するが、各軸のエンコーダの回転数値は演算
手段に伝送され、被測定点のX軸Y軸Z軸の各軸の基準
点からの位置を演算する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、図
4、図5に図示されるような空間座標測定装置では、水
平ゲージ106にしろアーム113にしろ、測定範囲の
ある程度の固定長を有する必要があった。そのため治具
ベース101上で作業する場合にこれらと作業者等と接
触しやすく、基準点が移動してまうことがありその場合
は作業は再度やり直す必要がある課題を有した。
【0005】更に、図5に図示されるような従来の空間
座標測定装置では、アーム113の精度が求められると
ともに、アーム113の長さが限られておりアーム11
3の届く範囲が計測範囲であるため、治具ベース101
上に何度も本体を設置し直し車内計測等狭い部分におい
てはアームの取回しが作業性を悪くし、この場合誤差が
生ずる課題を有した。
【0006】
【課題を解決するための手段】 この発明は、
【0007】先端部と受信機と演算手段とを有し、先端
部は、測定時には被測定箇所に先端が設置されるプロー
ブと、プローブ基部に設置され存在する位置を示す旨の
情報を発信する発振器と、プローブ先端の3軸上の傾斜
を検知しその旨の情報を伝送する3軸測定装置とを有
し、受信機では発振器から伝送される情報を受領しその
旨の情報を伝送し、演算手段では、受信機から伝送され
る空間座標上の位置に関する情報およびプローブ先端の
空間座標の3軸上の傾斜に関する情報を受領し、プロー
ブ先端の位置を演算により求めることを特徴とする空間
座標測定装置、を提供する。
【0008】
【発明の実施の形態】 この発明の実施の形態の正面図
をあらわす図1、同一部拡大図をあらわす図2、同他の
実施の形態の一部拡大図をあらわす図3にしたがって説
明する。
【0009】11は、空間座標測定装置の先端部であ
る。先端部11は、ペン状からなり、先端にはプローブ
12が取り付けられる。プローブ12は、図2に図示さ
れる実施の形態では直線針状からなるが、図3に図示さ
れる実施の形態では中間部が湾曲された湾曲部13を形
成され、湾曲部13で障害物をまたいで使用することが
可能である。プローブ12は、測定時には図2に図示さ
れるように、被測定箇所14に先端が接触して設置され
る。
【0010】15は、先端部11の基部である。基部1
5は円柱状からなり、プローブ12の後部に取り付けら
れる。作業員は、基部15を把持して使用する。16は
発振器であり、先端部11に設置されるプローブ12の
基部15に設置される。発振器16は、発振器16の設
置された基部15の外周に位置する発信窓17から発振
器16の存在する位置を示す旨の情報を発信する。
【0011】18は3軸測定装置である。3軸測定装置
18は、この実施の形態ではジャイロからなり、プロー
ブ12先端の軸の3軸上の傾斜を検知し、その旨の情報
をケーブル19を介して伝送する。同情報はケーブルを
使用することなく伝送させてもよい。図3に図示する実
施例では、プローブ12の途中には湾曲部13が設けら
れているため、仮想の軸の傾斜を3軸測定装置18は検
知する。20は、ケーブル19に設けられたスイッチで
ある。
【0012】21は、治具ベースである。治具ベース2
1は水平板状体からなり、フロアー上に表面が水平に設
置され、そのベース面に仮想の3次元空間からなる空間
座標22を設定する。23は、駒である。駒23は、治
具ベース21に固定される。駒23には、被測定物24
が固定される。25は、被測定物24上の被測定点であ
る。27は基準装置であり、そこに先端部11をセット
することにより基準点(X、Y、Z)が記憶されるが、
基準装置を治具ベース外に固定し、そこを基準としてベ
ース基準線を測定することにより、X、Y、Zの3軸方
向を、ベース面上に基準となる座標22を構成すること
もできる。
【0013】31は、受信機である。受信機31は、空
間座標22の側部に設置されたポスト32あるいは、空
間座標上に位置する梁33に複数個設置される。受信機
31では発振器16から伝送される情報を受領しその旨
の情報をケーブル35を介して伝送する。
【0014】34は、演算手段である。演算手段34
は、先端部11の3軸測定装置18および受信機31に
接続される。演算手段34では、受信機31から伝送さ
れる仮想の空間座標上の位置に関する情報およびプロー
ブ12先端の空間座標の3軸上の傾斜に関する情報をケ
ーブル19、ケーブル35を介して受領し、プローブ1
2先端の仮想3次元座標上の位置を演算により求めるこ
とが可能である。これら情報はケーブルを使用すること
なく伝送させてもよい。
【0015】そこで、被測定箇所14の位置の測定を求
める場合は、基部15を作業者は把持しながらプローブ
12先端を被測定箇所14に接触させケーブル19に設
けられたスイッチ20をオン状態とさせる。このとき発
信窓17から発する発振器16の信号を受信機31は受
領する。他方、プローブ12先端から発振器16までの
距離lは一定であるのであらかじめ求められている。図
3に図示される実施の形態でも同様距離lは求められて
いる。図3に図示される実施の形態では、プローブ12
は途中で湾曲しているため、被測定箇所25上部に突設
部分等の障害物があっても突設部分にプローブ12の湾
曲部分を対応させることで、被測定箇所25側の突設部
分をクリアすることが可能である。図2に図示されるプ
ローブ12と図3に図示されるプローブ12とは基部1
5へ取り替え可能とする。
【0016】他方、3軸測定装置18からは、プローブ
12の3軸上の傾斜に関する情報が、演算手段34に伝
送される。演算手段34では、発振器16から基準点2
7までの距離、あらかじめ求められた発振器16からプ
ローブ12先端までの距離、3軸測定装置18により求
められるプローブ12乃至は図3に図示されるような仮
想のプローブ12の3軸上の傾斜に基づきプローブ12
の傾斜の投影上の先端にプローブ12の先端の位置を演
算により求める。被測箇所14ごとに、先端部11を作
業者は治具ベース21上で持って同様な作業をおこな
う。ケーブル19は作業者に追随して移動する。
【0017】
【発明の効果】 したがって、この発明では作業者の移
動に伴って移動するのは変形可能なケーブルのみである
ので、治具ベース上での測定作業が大巾に効率化され、
駒、基準等が影響されることはない。更に携帯が可能で
計測範囲が大巾に拡大する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態の正面図
【図2】 この発明の実施の形態の一部拡大図
【図3】 この発明の他の実施の形態の一部拡大図
【図4】 従来例の一部拡大正面図
【図5】 他の従来例の一部拡大正面図
【符号の説明】
11 先端部 12 プローブ 14 被測定箇所 15 基部 22 空間座標
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01B 21/00 G01B 17/00 G01B 11/00 G01B 7/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端部と受信機と演算手段とを有し、 先端部は、測定時には被測定箇所に先端が設置されるプ
    ローブと、プローブ基部に設置され存在する位置を示す
    旨の情報を発信する発振器と、プローブ先端の3軸上の
    傾斜を検知しその旨の情報を伝送する3軸測定装置とを
    有し、 受信機では発振器から伝送される情報を受領しその旨の
    情報を伝送し、 演算手段では、受信機から伝送される空間座標上の位置
    に関する情報およびプローブ先端の空間座標の3軸上の
    傾斜に関する情報を受領し、プローブ先端の位置を演算
    により求めることを特徴とする空間座標測定装置。
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