JP2955969B2 - 転換可能なボウリング・レーン - Google Patents
転換可能なボウリング・レーンInfo
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- JP2955969B2 JP2955969B2 JP5144350A JP14435093A JP2955969B2 JP 2955969 B2 JP2955969 B2 JP 2955969B2 JP 5144350 A JP5144350 A JP 5144350A JP 14435093 A JP14435093 A JP 14435093A JP 2955969 B2 JP2955969 B2 JP 2955969B2
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- gutter
- ball
- bowling lane
- rail
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Classifications
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63D—BOWLING GAMES, e.g. SKITTLES, BOCCE OR BOWLS; INSTALLATIONS THEREFOR; BAGATELLE OR SIMILAR GAMES; BILLIARDS
- A63D5/00—Accessories for bowling-alleys or table alleys
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63D—BOWLING GAMES, e.g. SKITTLES, BOCCE OR BOWLS; INSTALLATIONS THEREFOR; BAGATELLE OR SIMILAR GAMES; BILLIARDS
- A63D5/00—Accessories for bowling-alleys or table alleys
- A63D2005/003—Means for preventing the bowling ball to enter the gutter
Landscapes
- Curtains And Furnishings For Windows Or Doors (AREA)
- Invalid Beds And Related Equipment (AREA)
- Displays For Variable Information Using Movable Means (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 相互参照 本出願は、1992年6 月23日に、「転換可能なボウリング
・レーン」という名称で出願された、本出願人に譲渡済
みで現在審査中の出願第902,937 号の部分継続出願であ
る。
・レーン」という名称で出願された、本出願人に譲渡済
みで現在審査中の出願第902,937 号の部分継続出願であ
る。
発明の分野 本発明は、普通のボウリング用構造と、ボールがガター
に入るのを防ぐようになっており、キャノン型ボーリン
グ・レーンとして用いたり、初心者の指導に用いたりす
ることのできる構造とに転換できるボーリング・レーン
に関する。
に入るのを防ぐようになっており、キャノン型ボーリン
グ・レーンとして用いたり、初心者の指導に用いたりす
ることのできる構造とに転換できるボーリング・レーン
に関する。
発明の背景 ここ数年にわたって、転換可能なボウリング・レーンに
ついて多数の提案がなされてきた。その1つの方法が、
Conklin 等に1968年9 月17日に許された、本出願人に譲
渡済の米国特許第3,401,933 号に記載されている。Conk
lin 等の特許は、レーン・ベッドの両側部に沿ってガタ
ーが上下に動けるように装着してある構造を開示してい
る。下降位置において、ガターの凹面は、普通のガター
と同様に上に向いており、レーン・ベッドを離れたボー
ルを自由に受け入れることができる。上昇位置において
は、各ガターは、細長いレールまたはバンパをレーン・
ベッドに向ける。レーン・ベッドの側部に向かって移動
しているボールは、レールがレーン・ベッドに接近して
位置しているために、レーン・ベッドを離れることがで
きない。すなわち、ボールはレールを乗り越えなけれ
ば、レーン・ベッドを離れることができないのである。
こうして、ボールは、レーン・ベッド上にほぼ拘束さ
れ、レーン・ベッドの長さのほとんどに沿って一方の側
から他方の側へ跳ね返ることになる。レールのすぐ下
で、カーテンがレーン・ベッドの側部とガターを相互連
結している。このカーテンは、レーン構造のガターの下
になった部分とガターそのものの下部を覆い隠してい
る。カーテンは、また、ガターがその上昇位置に向かっ
て動かされるときにその動きを制限する止めとしても作
用する。ガターの昇降のために、モータ駆動式のウィン
チ装置が設けてある。細長いケーブルがレバーに枢着し
た調車のまわりに巻き付けてある。レバーは、ガターに
その長さ方向の複数の部位で取り付けてある。ケーブル
を引き込むと、ガターがそれらの上昇位置へ動かされて
キャノン式ボウリングを可能とし、ケーブルを繰り出す
と、ガターはそれらの普通のボウリング位置へ下降させ
られ得る。加えて、レールには細長いテープ型スイッチ
が組みつけてあり、ボールとレールの接触を検知し、そ
れを使用者に知らせることができるようになっている。
容易にわかるように、Conklin 等の特許の装置は、2種
類の作動位置間でガターを昇降させるための手段を設け
ると共に、ボール・レール接触を検知する或る種の手段
を設けるという点で幾分複雑である。多くの場合、Conk
lin 等の装置におけるほどの複雑さは不要である。たと
えば、Conklin 等の装置は、新人ボウラーの指導には役
に立つ。普通のボウリング・ゲームを学ぶ場合には、新
人が多くの「ガター」ボールを投げるのは普通である。
すなわち、ボールがピンデッキまで転がって行ってピン
を倒す前にレーン・ベッドから離れてしまうということ
が多い。特に若いボウラーにとっては、過度のガターボ
ール数ほど意気を挫くことはない。キャノン式ボウリン
グを行えるようになっているConklin 等の装置のレーン
を用いるならば、そんなことはなくなる。その結果、新
人ボウラーの指導がより容易になる。同時に、このよう
な指導状況では、ボールとレールの接触を検知するいか
なる手段も不要である。さらに、新人が、ガターボール
を防ぐためのレールの存在を必要としないより経験豊富
なボウラーと一緒にボウリングを行う場合、Conklin 等
のウィンチ装置は、ガターを普通のボウリング位置とキ
ャノン式ボウリング位置との間で変位させるには幾分遅
いように思える。ボウリングは、通常、「ライン」毎ま
たは「ゲーム」毎に料金を支払うようになっているた
め、ゲームの遅延は、経営者の収入に悪影響を与える可
能性がある。その結果、普通のボウリング位置とキャノ
ン式ボウリング位置とに急速に転換できる転換可能なボ
ウリング・レーンが必要となる。さらに、娯楽活動の分
野は競争が激しくなっている。ボウリングも例外ではな
い。その結果、ボーリング・レーン経営者等は、少ない
改造あるいは改造なしにボウリング設備を用いて新しい
収入源を得る新しい方法を絶えず捜し求めている。本発
明は、上記の問題の1つまたはそれ以上の問題を克服す
ることに向けたものである。
ついて多数の提案がなされてきた。その1つの方法が、
Conklin 等に1968年9 月17日に許された、本出願人に譲
渡済の米国特許第3,401,933 号に記載されている。Conk
lin 等の特許は、レーン・ベッドの両側部に沿ってガタ
ーが上下に動けるように装着してある構造を開示してい
る。下降位置において、ガターの凹面は、普通のガター
と同様に上に向いており、レーン・ベッドを離れたボー
ルを自由に受け入れることができる。上昇位置において
は、各ガターは、細長いレールまたはバンパをレーン・
ベッドに向ける。レーン・ベッドの側部に向かって移動
しているボールは、レールがレーン・ベッドに接近して
位置しているために、レーン・ベッドを離れることがで
きない。すなわち、ボールはレールを乗り越えなけれ
ば、レーン・ベッドを離れることができないのである。
こうして、ボールは、レーン・ベッド上にほぼ拘束さ
れ、レーン・ベッドの長さのほとんどに沿って一方の側
から他方の側へ跳ね返ることになる。レールのすぐ下
で、カーテンがレーン・ベッドの側部とガターを相互連
結している。このカーテンは、レーン構造のガターの下
になった部分とガターそのものの下部を覆い隠してい
る。カーテンは、また、ガターがその上昇位置に向かっ
て動かされるときにその動きを制限する止めとしても作
用する。ガターの昇降のために、モータ駆動式のウィン
チ装置が設けてある。細長いケーブルがレバーに枢着し
た調車のまわりに巻き付けてある。レバーは、ガターに
その長さ方向の複数の部位で取り付けてある。ケーブル
を引き込むと、ガターがそれらの上昇位置へ動かされて
キャノン式ボウリングを可能とし、ケーブルを繰り出す
と、ガターはそれらの普通のボウリング位置へ下降させ
られ得る。加えて、レールには細長いテープ型スイッチ
が組みつけてあり、ボールとレールの接触を検知し、そ
れを使用者に知らせることができるようになっている。
容易にわかるように、Conklin 等の特許の装置は、2種
類の作動位置間でガターを昇降させるための手段を設け
ると共に、ボール・レール接触を検知する或る種の手段
を設けるという点で幾分複雑である。多くの場合、Conk
lin 等の装置におけるほどの複雑さは不要である。たと
えば、Conklin 等の装置は、新人ボウラーの指導には役
に立つ。普通のボウリング・ゲームを学ぶ場合には、新
人が多くの「ガター」ボールを投げるのは普通である。
すなわち、ボールがピンデッキまで転がって行ってピン
を倒す前にレーン・ベッドから離れてしまうということ
が多い。特に若いボウラーにとっては、過度のガターボ
ール数ほど意気を挫くことはない。キャノン式ボウリン
グを行えるようになっているConklin 等の装置のレーン
を用いるならば、そんなことはなくなる。その結果、新
人ボウラーの指導がより容易になる。同時に、このよう
な指導状況では、ボールとレールの接触を検知するいか
なる手段も不要である。さらに、新人が、ガターボール
を防ぐためのレールの存在を必要としないより経験豊富
なボウラーと一緒にボウリングを行う場合、Conklin 等
のウィンチ装置は、ガターを普通のボウリング位置とキ
ャノン式ボウリング位置との間で変位させるには幾分遅
いように思える。ボウリングは、通常、「ライン」毎ま
たは「ゲーム」毎に料金を支払うようになっているた
め、ゲームの遅延は、経営者の収入に悪影響を与える可
能性がある。その結果、普通のボウリング位置とキャノ
ン式ボウリング位置とに急速に転換できる転換可能なボ
ウリング・レーンが必要となる。さらに、娯楽活動の分
野は競争が激しくなっている。ボウリングも例外ではな
い。その結果、ボーリング・レーン経営者等は、少ない
改造あるいは改造なしにボウリング設備を用いて新しい
収入源を得る新しい方法を絶えず捜し求めている。本発
明は、上記の問題の1つまたはそれ以上の問題を克服す
ることに向けたものである。
発明の概要 本発明の主目的は、新規な改良した転換可能なボウリン
グ・レーンを提供することにある。一層詳しくは、本発
明の目的は、2種の異なったボウリング構造に容易に転
換することができ、また、すえ付け、保守、作動が簡単
である転換可能なボウリング・レーンを提供することに
ある。本発明の実施例では、側部に沿って延びる少なく
とも1つのガターを備えたボーリング・レーン・ベッド
を包含し、また、ボール捕獲手段およびボール偏向手段
を包含する転換可能なボウリング・レーンによって上記
の目的を達成する。側部に沿ってベッドを離れるボール
を捕獲するボール捕獲位置と側部に接近するボールを偏
向させるボール偏向位置との間で動けるようにガターを
取り付ける手段が設けてある。この転換可能なボウリン
グ・レーンは、ガターを2つの位置の間で移動させる手
動手段を包含する。好ましい実施例では、戻り止め手段
を設け、2つの位置のうちのいずれかにガターを保持す
るようになっている。非常に好ましい実施例では、戻り
止め手段はオーバーセンタ機構を包含する。好ましく
は、オーバーセンタ機構は、一対の止めを包含する。一
方の止めは、ボール捕獲位置を過ぎてのガターの移動を
制限し、他方の止めは、ボール偏向位置を過ぎてのガタ
ーの移動を制限する。スプリングがガターを固定物体に
連結し、それに対してガターを片寄せている。このスプ
リングは、ガターが2つの位置のうちいずれかにあると
きにはそれに加える片寄せ力を小さくし、ガターがこれ
らの位置の間にあるときにはそれに加える片寄せ力を大
きくするように配置してある。代表的には、スプリング
は、普通の圧縮コイルスプリングである。本発明は、ガ
ターをこれら両位置間で或る軸線まわりに回動できるよ
うに取り付けることを意図している。さらに、ガターが
ボール捕獲位置とボール偏向位置の間で動くにつれて軸
線の両側の位置間で一緒に動けるようにガターに装着し
たレバーが設けてあり、スプリングがこのレバーに連結
してある。非常に好ましい実施例では、トルク・チュー
ブがガターをほぼその縁に沿って取り付けている。レバ
ーはこのトルク・チューブに留めてあり、レーンに沿っ
て複数の溝が設けてある。トルク・チューブは、中で回
動できるように溝に入れ子になっている。スプリング
は、さらに、溝内へトルク・チューブを片寄せるように
作用する。この構造により、転換可能なボウリング・レ
ーンのすえ付けが簡単になる。本発明の別の主目的は、
ボーリング・レーン設備から得られる収益を増大する手
段を提供する新規で改良した転換可能なボウリング・レ
ーンを提供することにある。一層詳しくは、本発明のこ
の主目的は、転換可能なボウリング・レーンにおいて広
告収入を得る手段を提供することにある。本発明のこの
目的によれば、アプローチからピンデッキまでボーリン
グ・レーン・ベッドの側部に沿って延びる少なくとも1
つの可動装着ガターを有するタイプの転換可能なボウリ
ング・レーンを用いる方法が意図される。ガターは、レ
ーン側部に沿ってボール偏向レールを取り付けており、
このボール偏向レールは、レーン側部に向かって移動し
ているボールがベッドを離れる前にレールと係合する第
1位置と、レーン側部に向かって移動しているボールが
ベッドを離れてガターに入ることのできる第2位置との
間で動けるようになっている。レーン側部とガターの間
に延びるようにカーテンが設けてあり、このカーテン
は、レールが第1位置にあるときに露出し、レールが第
2位置にあるときにはガターを覆うようになっている。
この方法は、容易に取り外せ、アプローチに隣接して位
置する少なくとも1つの比較的短い部分を含む少なくと
も2つの部分に分けてカーテンを作る段階と、レールが
第1位置にあるときに使用者にさらされる短い部分に表
示を置く段階とを包含する。本発明の好ましい実施例で
は、この表示は広告であり、短いカーテン部分が容易に
交換可能な広告媒体として役に立つようになっている。
本発明のさらに別の特徴によれば、レーン・ベッドの側
部と可動ガターの下部との間に配置して転換可能なボウ
リング・レーンで使用できるカーテンが設けられる。こ
のカーテンは、少なくとも2つの可撓性材料のカーテン
・パネルを包含する。これらのパネルのうちの一方は、
他方のパネルよりも比較的短くなっている。一般的に
は、カーテン・パネルの側部には円形の輪が配置してあ
り、これら2つのカーテン・パネルの比較的短い方に表
示が配置してある。好ましい実施例では、表示は広告表
示である。本発明は、また、輪をほぼ円形に形成し、そ
れを保持する手段を輪の中に配置することも意図してい
る。本発明のまたさらに別の特徴によれば、レーン・ベ
ッドの側部とボーリング・レーンのアプローチに極く接
近した位置の可動ガターの下部との間に取り外し自在に
配置して転換可能なボウリング・レーンで使用できるカ
ーテンが提供される。このカーテンは、ボーリング・レ
ーンの長さの半分よりもかなり短い長さの、可撓性材料
で作った比較的短いカーテン・パネルを包含する。この
短いカーテン・パネルの側部にはほぼ円形の輪が設けら
れ、表示がこのパネルに配置される。本発明のまたさら
に別の特徴によれば、アプローチからピンデッキまでボ
ーリング・レーンの側部に沿って延びる少なくとも1つ
の可動装着のガターを包含し、また、レーン側部に沿っ
て取り付けたボール偏向レールを包含し、このボール偏
向レールが、レーン側部に向かって移動するボールがベ
ッドを離れる前にレールと係合する第1位置と、レーン
側部に向かって移動するボールがベッドを離れてガター
に入ることのできる第2位置との間で動くことができる
転換可能なボウリング・レーンを提供する。側部とガタ
ーの間にはカーテンがすえ付けてあり、このカーテン
は、レールが第1位置にあるときに露出し、レールが第
2位置にあるときにガターによって覆われるようになっ
ている。カーテンは、アプローチ付近の比較的短い少な
くとも1つの取り外し自在のパネルと、この比較的短い
パネルからピンデッキまで延びる別体の比較的短いパネ
ルとによって構成される。比較的短いパネル上に表示が
置かれる。好ましくは、比較的短いパネルは、比較的長
いパネルから独立して、ボーリング・レーンから取り外
すことができる。他の目的および利点は、添付図面に関
連して行う以下の説明から明らかとなろう。
グ・レーンを提供することにある。一層詳しくは、本発
明の目的は、2種の異なったボウリング構造に容易に転
換することができ、また、すえ付け、保守、作動が簡単
である転換可能なボウリング・レーンを提供することに
ある。本発明の実施例では、側部に沿って延びる少なく
とも1つのガターを備えたボーリング・レーン・ベッド
を包含し、また、ボール捕獲手段およびボール偏向手段
を包含する転換可能なボウリング・レーンによって上記
の目的を達成する。側部に沿ってベッドを離れるボール
を捕獲するボール捕獲位置と側部に接近するボールを偏
向させるボール偏向位置との間で動けるようにガターを
取り付ける手段が設けてある。この転換可能なボウリン
グ・レーンは、ガターを2つの位置の間で移動させる手
動手段を包含する。好ましい実施例では、戻り止め手段
を設け、2つの位置のうちのいずれかにガターを保持す
るようになっている。非常に好ましい実施例では、戻り
止め手段はオーバーセンタ機構を包含する。好ましく
は、オーバーセンタ機構は、一対の止めを包含する。一
方の止めは、ボール捕獲位置を過ぎてのガターの移動を
制限し、他方の止めは、ボール偏向位置を過ぎてのガタ
ーの移動を制限する。スプリングがガターを固定物体に
連結し、それに対してガターを片寄せている。このスプ
リングは、ガターが2つの位置のうちいずれかにあると
きにはそれに加える片寄せ力を小さくし、ガターがこれ
らの位置の間にあるときにはそれに加える片寄せ力を大
きくするように配置してある。代表的には、スプリング
は、普通の圧縮コイルスプリングである。本発明は、ガ
ターをこれら両位置間で或る軸線まわりに回動できるよ
うに取り付けることを意図している。さらに、ガターが
ボール捕獲位置とボール偏向位置の間で動くにつれて軸
線の両側の位置間で一緒に動けるようにガターに装着し
たレバーが設けてあり、スプリングがこのレバーに連結
してある。非常に好ましい実施例では、トルク・チュー
ブがガターをほぼその縁に沿って取り付けている。レバ
ーはこのトルク・チューブに留めてあり、レーンに沿っ
て複数の溝が設けてある。トルク・チューブは、中で回
動できるように溝に入れ子になっている。スプリング
は、さらに、溝内へトルク・チューブを片寄せるように
作用する。この構造により、転換可能なボウリング・レ
ーンのすえ付けが簡単になる。本発明の別の主目的は、
ボーリング・レーン設備から得られる収益を増大する手
段を提供する新規で改良した転換可能なボウリング・レ
ーンを提供することにある。一層詳しくは、本発明のこ
の主目的は、転換可能なボウリング・レーンにおいて広
告収入を得る手段を提供することにある。本発明のこの
目的によれば、アプローチからピンデッキまでボーリン
グ・レーン・ベッドの側部に沿って延びる少なくとも1
つの可動装着ガターを有するタイプの転換可能なボウリ
ング・レーンを用いる方法が意図される。ガターは、レ
ーン側部に沿ってボール偏向レールを取り付けており、
このボール偏向レールは、レーン側部に向かって移動し
ているボールがベッドを離れる前にレールと係合する第
1位置と、レーン側部に向かって移動しているボールが
ベッドを離れてガターに入ることのできる第2位置との
間で動けるようになっている。レーン側部とガターの間
に延びるようにカーテンが設けてあり、このカーテン
は、レールが第1位置にあるときに露出し、レールが第
2位置にあるときにはガターを覆うようになっている。
この方法は、容易に取り外せ、アプローチに隣接して位
置する少なくとも1つの比較的短い部分を含む少なくと
も2つの部分に分けてカーテンを作る段階と、レールが
第1位置にあるときに使用者にさらされる短い部分に表
示を置く段階とを包含する。本発明の好ましい実施例で
は、この表示は広告であり、短いカーテン部分が容易に
交換可能な広告媒体として役に立つようになっている。
本発明のさらに別の特徴によれば、レーン・ベッドの側
部と可動ガターの下部との間に配置して転換可能なボウ
リング・レーンで使用できるカーテンが設けられる。こ
のカーテンは、少なくとも2つの可撓性材料のカーテン
・パネルを包含する。これらのパネルのうちの一方は、
他方のパネルよりも比較的短くなっている。一般的に
は、カーテン・パネルの側部には円形の輪が配置してあ
り、これら2つのカーテン・パネルの比較的短い方に表
示が配置してある。好ましい実施例では、表示は広告表
示である。本発明は、また、輪をほぼ円形に形成し、そ
れを保持する手段を輪の中に配置することも意図してい
る。本発明のまたさらに別の特徴によれば、レーン・ベ
ッドの側部とボーリング・レーンのアプローチに極く接
近した位置の可動ガターの下部との間に取り外し自在に
配置して転換可能なボウリング・レーンで使用できるカ
ーテンが提供される。このカーテンは、ボーリング・レ
ーンの長さの半分よりもかなり短い長さの、可撓性材料
で作った比較的短いカーテン・パネルを包含する。この
短いカーテン・パネルの側部にはほぼ円形の輪が設けら
れ、表示がこのパネルに配置される。本発明のまたさら
に別の特徴によれば、アプローチからピンデッキまでボ
ーリング・レーンの側部に沿って延びる少なくとも1つ
の可動装着のガターを包含し、また、レーン側部に沿っ
て取り付けたボール偏向レールを包含し、このボール偏
向レールが、レーン側部に向かって移動するボールがベ
ッドを離れる前にレールと係合する第1位置と、レーン
側部に向かって移動するボールがベッドを離れてガター
に入ることのできる第2位置との間で動くことができる
転換可能なボウリング・レーンを提供する。側部とガタ
ーの間にはカーテンがすえ付けてあり、このカーテン
は、レールが第1位置にあるときに露出し、レールが第
2位置にあるときにガターによって覆われるようになっ
ている。カーテンは、アプローチ付近の比較的短い少な
くとも1つの取り外し自在のパネルと、この比較的短い
パネルからピンデッキまで延びる別体の比較的短いパネ
ルとによって構成される。比較的短いパネル上に表示が
置かれる。好ましくは、比較的短いパネルは、比較的長
いパネルから独立して、ボーリング・レーンから取り外
すことができる。他の目的および利点は、添付図面に関
連して行う以下の説明から明らかとなろう。
好ましい実施例の説明 本発明によるいボーリング・レーンの一実施例が図1に
示してあり、これは、全体的に10で示すレーン・ベッ
ドを包含する。このレーン・ベッド10は、対向した側
部12、14、ピンデッキ16およびアプローチ部18
を包含する。周知のように、アプローチ18とレーン・
ベッド10の残りの部分との間には、ファウルライン2
0が設けてあり、ピンデッキ16にはピンスポット22
が設けてある。ピンデッキ16の両側部12、14に接
して普通の比較的短いガター部24が設けてある。これ
らのガター部24とファウルライン20の間には、一体
型の転換可能なガター部26が可動状態で延びている。
図1はファウルライン20まで延びているように転換可
能なガター部26を示しているが、所望ならば、ファウ
ルライン20の手前で終るようにしてもよい。ファウル
ライン20付近の端で、各転換可能なガター部26は、
後述する作業工具を受け入れる孔28を包含する。この
工具は、孔28に入れてから手で動かし、ガター部26
を後述する位置の間で動かすようになっている。ここ
で、側部12、14と組み合わせたガター部26が互い
に鏡像の形となっていることは了解されたい。したがっ
て、簡略化のために、レーン・ベッド10の側部12と
組み合わせたガター部26を、他方のガター部26との
鏡像関係で以下に説明する。図2でわかるように、ガタ
ー部26は、下降位置「L」と上昇位置「R」の間で移
動できる。下降位置「L」において、ガター部26は上
向きの凹面30を有する。この凹面30は、普通のガタ
ーと同様であり、レーン・ベッド10の側部12を離れ
たボールを受け入れ、それをレーン・ベッド10のピッ
ト部(図示せず)まで運ぶようになっている。図2は、
また、上昇位置「R」において、一体の細長いレールま
たはノーズ32がベッド10の表面より上方に持ち上げ
られ、側部12に近いところに面している状態も示して
いる。上昇位置「R」でのレール32のこの位置では、
縁12に接近する普通サイズのボールが縁12から落下
する前にレール32と係合する。ガター26が図2に示
すように後述する手段によって上昇位置「R」を過ぎて
移動するのが阻止されるため、ボールは、レール32と
衝突した際に、偏向され、レーン・ベッド10上に拘束
されてピンデッキ16に向かって転り続ける。上昇位置
「R」と下降位置「L」との間で動けるようにガター2
6を取り付けるために、ガター部26の長さに沿って延
びる細長いトルク・チューブ36が設けてある。ガター
26の、レール32から遠い方の側部における湾曲縁3
8が、トルク・チューブ36のまわりに部分的に延びて
おり、任意適当な手段によってそこに連結してある。レ
ーン・ベッド10の長さに沿って3−4フィート隔たっ
て一連の取り付けブラケット40が設けてあり、それぞ
れ、溝状の部分を包含する。この溝状部分は、平らな底
部42と、そこから延びる直立部44と、この直立部4
4から延びる折り返し部46とを包含する。その結果、
トルク・チューブ36は、溝状形態に入れ子になってい
てもよく、実際に、ガター26がその2つの位置間で動
かされるときに、回動することになる。ガター部26の
長さに沿って間隔を置いた一連のブラケット40の各々
は、ねじ留め具等を受け入れる一連の孔48を備えてお
り、それによって、ブラケットをレーン・ベッド10の
基部に固着することができる。ブラケット40のそれぞ
れの、その片側のすぐ傍において、トルク・チューブ3
6は、レバー50を備え、このレバーは、図2でわかる
ように、レーン・ベッド10の方向にほぼ向いている。
レバー50は、スタッド52を取り付けてあり、このス
タッドは、細長いロッド56の端にあるアイ54を枢着
している。図3でわかるように、ブラケット40は、そ
の片側に沿って逃げ部58を包含し、レバー50が接触
することなくブラケット40付近まで移動することがで
きる。ロッド56に目を転じて、ブラケット40は、下
方に折り曲げたパネル60と、ブラケット40の残りの
部分に任意適当な手段によって固着したL字形ブラケッ
ト64の隔たった下向きのアーム62とを包含する。ス
タッド70が、パネル60、62の孔(符号なし)内に
水平軸線まわりに回転できるように装着してあり、これ
に六角形のナット72が取り付けてある。スタッド72
は、ロッド56の端76を摺動自在に受け入れる内径孔
74を包含する。圧縮コイルスプリング78にロッド5
6が刺してあり、この圧縮コイルスプリングの一端80
はアイ54と衝合し、反対端82はスリーブ84(図3
にのみ示す)と衝合しており、このスリーブは、ナット
72に衝合している。この配置により、スプリング78
は、図2に示すロッド56(したがって、ガター26)
のいずれの位置でも圧縮状態にある。明らかなように、
これらの位置のうちに一方、すなわち、ガター部26の
上昇位置「R」の場合、レバー50およびスタッド52
は、トルク・チューブ36のピボット軸線90とスタッ
ド70のピボット軸線92とを結ぶ線の上方にある。も
ちろん、この状態は、トルク・チューブ36に付与され
る時計方向の片寄せ力、すなわち、ガター部26を上昇
位置「R」に向かって移動させるかあるいはガター部2
6を上昇位置「R」に維持するようにガター部26に加
わる片寄せ力に変換する。逆に、ガター部26がその下
降位置「L」にあるとき、スタッド52は、軸線90、
92を結ぶ線の下方にあり、これは、トルク・チューブ
36を反時計方向に片寄せる力、すなわち、下降位置
「L」に向かってガター26に加えられる片寄せ力に変
換することになる。特に、レバーああむ50がレーン・
ベッド10、したがって、スプリング78に面している
ことに注目されたい。その結果、トルク・チューブ36
が図2に示す位置間で回動するとき、スタッド52が軸
線90、92間の描かれる線に接近する毎に、スプリン
グ78にかかる圧縮力は、ロッド56が図2で見て左に
移動するにつれて増大することになる。この圧縮力の増
大は、スタッド52が軸線90、92間の線を過ぎて移
動するまで生じる。この通過時、片寄せ力はアーム50
の動きを継続させ、ガター部26を上昇位置「R」ある
いは下降位置「L」のいずれかに片寄せ、移動させよう
とする。その結果、オーバーセンタ機構が、スプリング
78のアイボルト56、レバーアーム50に対する配置
および軸線90、92に対するスタッド52、70の位
置によって構成される。また、面42、44、46によ
って構成される溝に関するこれらの要素の配置がトルク
・チューブ36をこの溝内へ片寄せるようになっている
ことは了解されたい。その結果、トルク・チューブ36
が溝内で所定位置に保持され、そこで、スプリング78
の片寄せ力によって回転することができるために、トル
ク・チューブ36に対する特別のジャーナルを設ける必
要がない。上昇位置「R」あるいは下降位置「L」を過
ぎてのガター部の動きを制限する止めとの組み合わせに
おいて、先に述べたオーバーセンタ機構は、いずれかの
位置にあるガター部26のための戻り止めとして作用す
る。図2に示す下降位置「L」を過ぎてのガター部26
の動きは、点96(図2)の近くでの接触によって阻止
される。この時点で、ガター部26の下面98がブラケ
ット40の上面と係合する。上昇位置「R」を過ぎての
ガター部26の動きは、全体的に100で示すカーテン
部によって阻止される。このカーテン部は、上記のConk
lin 等の特許に開示されているものとほぼ同じである。
特に、カーテン100は、レーン・ベッド10の側部1
2とガター部26の下面98の間に挿入してある。カー
テン100は、織物あるいはプラスチックのような可撓
性材料で作ってもよい。カーテン10は、その両側で、
輪102、104を有し、これらの輪は、内部のロープ
状コード106によってほぼ円形の形状に形成され、そ
の形状に維持される。ガター部26がその下降位置
「L」にあるときの下方の位置でベッド10の側部12
にC字形溝108が取り付けてあり、これは輪100を
受け入れる。カーテンの残りの部分は、開口110を貫
いて溝108から突出し、レール32のすぐ下でガター
部26の下面98に固着した同様のC字形溝114にあ
る開口112に入る。輪102は、溝114内に拘束さ
れており、それによって、側部12とガター部26の間
にカーテン100を固着している。ガター部26が上昇
位置「R」にあるとき、カーテン100は、図2に示す
ように引っ張られることになり、図示の上昇位置を過ぎ
てのガター部26のさらなる時計方向の回転を阻止す
る。同時に、ガター部26が下降位置「L」に下降した
ならば、カーテン100は単に折れ曲がり、ガター26
の下に納まる。上昇位置「R」と下降位置「L」の間で
ガター部26を動かすために、上端にハンドル122を
有する細長い工具120を用いる。図2に示すように、
工具120の下端124はガター部26の開口28に挿
入し、ほぼ矢印126で示す回動力をハンドル122に
加え、ガター部26を図示の2つの位置の間で動かすこ
とができる。望むならば、工具120の端124が面取
り128して、工具の開口28内への挿入を容易にして
もよい。ガター部26を望みの位置へ動かした後、ハン
ドル122を上方へ引っ張ることによって工具を外すだ
けでよい。前述の位置間でガター部26を手動で動かす
のを容易にするために、ガター部26を軽量材料、たと
えば、プラスチックのような材料で作ると好ましい。た
とえば、いわゆるABS(アクリロニトリルブチルスチ
レン)というプラスチックを使用できる。いくつかの例
において、ガター部26の動力移動が望ましいかも知れ
ない。この場合、前述のConklin 等の特許に開示されて
いる手段を用いてもよい。好ましくは、カーテン100
は表示を担持しており、すなわち、着色してあったり、
デザインあるいは広告を担持していたりして、人目を引
き付けたり、レーンをすえ付けたボウリング設備の経営
者にとっての広告収入源となったりする。図4を参照し
て、これは、カーテン100の各々を少なくとも2つの
パネルとして作ることによって容易に行える。一方のパ
ネル112は、比較的短いパネルであり、ボーリング・
レーンのアプローチ端18のすぐ隣に位置している。別
のカーテン・パネル114は、パネル112に比べて比
較的長く、パネル112からピンデッキ16まで延びて
いる。いくつかの例において、1つまたはできるならば
2つの付加的な比較的短いパネル、たとえば、短パネル
116をアプローチ端18に隣接して設ける。短パネル
112、116の各々は、それぞれ、表示118、12
0を包含する。こうして、短パネル112は、「Need A
Lawyer? Call John Doe, Esq.」のような広告を含むこ
とができる。異なった広告文(あるいは、所望ならば同
じ広告文)を短パネル120で用いることができる。し
たがって、図4でわかるように、短パネル120は、広
告文「Try Bumper Bowl」 を含み得る。パネル112、
120は、カーテン100を横切って線122、124
のところで切断することによって簡単に得ることができ
る。カーテン100を形成するのに用いる材料の性質に
応じて、付加的な段階、たとえば、伸張作業、ヒートシ
ール作業等を行ってパネル112、114、120の端
が接続部ではがれるのを防ぐようにしてもよい。輪を受
け入れる溝108、114の性質のために、パネル11
2、120は、アプローチ18に隣接したレーン10の
端から容易に取り外すことができ、しかも、比較的長い
パネル114で表わされるカーテン100の大部分を取
り外す必要がないのである。これに関連して、パネル1
12、120の各々の長さは、ボーリング・レーン10
0の長さ(アプローチを含まずに、通常、60フィート
である)の半分よりもかなり短いようにしてある。普通
は、短パネル112、120の長さは、約12フィート
であり、好ましい実施例では、136インチの長さを利
用している。3つ以上の短パネルを用いてもよいが、一
般的に言って、付加的なパネルがボウラーのいるレーン
部分、すなわち、アプローチ18からかなり離れ、広告
媒体としての視覚的な効果が薄れるため、2つ以下のパ
ネルを用いることになる。容易にわかるように、ボーリ
ング・レーン経営者は、パネル112、120のような
比較的短いパネルの素材に投資するだけでよい。広告の
ために局部的にパネルを売ってもよいし、あるいは、パ
ネル素材に広告文を描いて、レーンとガター26の下部
の間の所定位置に設置してもよい。短パネルを使用する
ことによって、図4に示すようにガターあたり2つ以上
の広告文を使用することが容易になり、必要ならば、い
くつかの広告文を所望の1つのみの広告文に変えてもよ
い。さらに、個別にパネルを使用できることにより、カ
ーテン全体をレーンから取り外す必要がなく、広告文の
交換がかなり簡単になる。上記のことから明らかなよう
に、本発明により極めて簡単な転換可能なボウリング・
レーン構造を得ることができる。レーンを或る形態から
別の形態に簡単な工具120を用いて手動で転換するこ
とができるということは、急速転換動作を可能とし、ゲ
ームが遅延することがない。スプリング78にかかる予
荷重を適当に選ぶことによって、ひとたびスタッド52
がオーバーセンタで動いたならば、ガター部26を上昇
させる際に所望の支援力を得ることができ、溝状部分内
にトルク・チューブ36を維持するのにスプリング片寄
せ力を使用することにより、特殊なジャーナル等が不要
となる。その結果、本発明の転換可能なボウリング・レ
ーンは、構造の転換が容易であるため、新人ボウラーに
とって、単独でも、あるいは、指導を受けるときでも、
もしくは、経験の豊富なボウラーと一緒にボウリングを
するときでも、理想的な状況で使用できる。
示してあり、これは、全体的に10で示すレーン・ベッ
ドを包含する。このレーン・ベッド10は、対向した側
部12、14、ピンデッキ16およびアプローチ部18
を包含する。周知のように、アプローチ18とレーン・
ベッド10の残りの部分との間には、ファウルライン2
0が設けてあり、ピンデッキ16にはピンスポット22
が設けてある。ピンデッキ16の両側部12、14に接
して普通の比較的短いガター部24が設けてある。これ
らのガター部24とファウルライン20の間には、一体
型の転換可能なガター部26が可動状態で延びている。
図1はファウルライン20まで延びているように転換可
能なガター部26を示しているが、所望ならば、ファウ
ルライン20の手前で終るようにしてもよい。ファウル
ライン20付近の端で、各転換可能なガター部26は、
後述する作業工具を受け入れる孔28を包含する。この
工具は、孔28に入れてから手で動かし、ガター部26
を後述する位置の間で動かすようになっている。ここ
で、側部12、14と組み合わせたガター部26が互い
に鏡像の形となっていることは了解されたい。したがっ
て、簡略化のために、レーン・ベッド10の側部12と
組み合わせたガター部26を、他方のガター部26との
鏡像関係で以下に説明する。図2でわかるように、ガタ
ー部26は、下降位置「L」と上昇位置「R」の間で移
動できる。下降位置「L」において、ガター部26は上
向きの凹面30を有する。この凹面30は、普通のガタ
ーと同様であり、レーン・ベッド10の側部12を離れ
たボールを受け入れ、それをレーン・ベッド10のピッ
ト部(図示せず)まで運ぶようになっている。図2は、
また、上昇位置「R」において、一体の細長いレールま
たはノーズ32がベッド10の表面より上方に持ち上げ
られ、側部12に近いところに面している状態も示して
いる。上昇位置「R」でのレール32のこの位置では、
縁12に接近する普通サイズのボールが縁12から落下
する前にレール32と係合する。ガター26が図2に示
すように後述する手段によって上昇位置「R」を過ぎて
移動するのが阻止されるため、ボールは、レール32と
衝突した際に、偏向され、レーン・ベッド10上に拘束
されてピンデッキ16に向かって転り続ける。上昇位置
「R」と下降位置「L」との間で動けるようにガター2
6を取り付けるために、ガター部26の長さに沿って延
びる細長いトルク・チューブ36が設けてある。ガター
26の、レール32から遠い方の側部における湾曲縁3
8が、トルク・チューブ36のまわりに部分的に延びて
おり、任意適当な手段によってそこに連結してある。レ
ーン・ベッド10の長さに沿って3−4フィート隔たっ
て一連の取り付けブラケット40が設けてあり、それぞ
れ、溝状の部分を包含する。この溝状部分は、平らな底
部42と、そこから延びる直立部44と、この直立部4
4から延びる折り返し部46とを包含する。その結果、
トルク・チューブ36は、溝状形態に入れ子になってい
てもよく、実際に、ガター26がその2つの位置間で動
かされるときに、回動することになる。ガター部26の
長さに沿って間隔を置いた一連のブラケット40の各々
は、ねじ留め具等を受け入れる一連の孔48を備えてお
り、それによって、ブラケットをレーン・ベッド10の
基部に固着することができる。ブラケット40のそれぞ
れの、その片側のすぐ傍において、トルク・チューブ3
6は、レバー50を備え、このレバーは、図2でわかる
ように、レーン・ベッド10の方向にほぼ向いている。
レバー50は、スタッド52を取り付けてあり、このス
タッドは、細長いロッド56の端にあるアイ54を枢着
している。図3でわかるように、ブラケット40は、そ
の片側に沿って逃げ部58を包含し、レバー50が接触
することなくブラケット40付近まで移動することがで
きる。ロッド56に目を転じて、ブラケット40は、下
方に折り曲げたパネル60と、ブラケット40の残りの
部分に任意適当な手段によって固着したL字形ブラケッ
ト64の隔たった下向きのアーム62とを包含する。ス
タッド70が、パネル60、62の孔(符号なし)内に
水平軸線まわりに回転できるように装着してあり、これ
に六角形のナット72が取り付けてある。スタッド72
は、ロッド56の端76を摺動自在に受け入れる内径孔
74を包含する。圧縮コイルスプリング78にロッド5
6が刺してあり、この圧縮コイルスプリングの一端80
はアイ54と衝合し、反対端82はスリーブ84(図3
にのみ示す)と衝合しており、このスリーブは、ナット
72に衝合している。この配置により、スプリング78
は、図2に示すロッド56(したがって、ガター26)
のいずれの位置でも圧縮状態にある。明らかなように、
これらの位置のうちに一方、すなわち、ガター部26の
上昇位置「R」の場合、レバー50およびスタッド52
は、トルク・チューブ36のピボット軸線90とスタッ
ド70のピボット軸線92とを結ぶ線の上方にある。も
ちろん、この状態は、トルク・チューブ36に付与され
る時計方向の片寄せ力、すなわち、ガター部26を上昇
位置「R」に向かって移動させるかあるいはガター部2
6を上昇位置「R」に維持するようにガター部26に加
わる片寄せ力に変換する。逆に、ガター部26がその下
降位置「L」にあるとき、スタッド52は、軸線90、
92を結ぶ線の下方にあり、これは、トルク・チューブ
36を反時計方向に片寄せる力、すなわち、下降位置
「L」に向かってガター26に加えられる片寄せ力に変
換することになる。特に、レバーああむ50がレーン・
ベッド10、したがって、スプリング78に面している
ことに注目されたい。その結果、トルク・チューブ36
が図2に示す位置間で回動するとき、スタッド52が軸
線90、92間の描かれる線に接近する毎に、スプリン
グ78にかかる圧縮力は、ロッド56が図2で見て左に
移動するにつれて増大することになる。この圧縮力の増
大は、スタッド52が軸線90、92間の線を過ぎて移
動するまで生じる。この通過時、片寄せ力はアーム50
の動きを継続させ、ガター部26を上昇位置「R」ある
いは下降位置「L」のいずれかに片寄せ、移動させよう
とする。その結果、オーバーセンタ機構が、スプリング
78のアイボルト56、レバーアーム50に対する配置
および軸線90、92に対するスタッド52、70の位
置によって構成される。また、面42、44、46によ
って構成される溝に関するこれらの要素の配置がトルク
・チューブ36をこの溝内へ片寄せるようになっている
ことは了解されたい。その結果、トルク・チューブ36
が溝内で所定位置に保持され、そこで、スプリング78
の片寄せ力によって回転することができるために、トル
ク・チューブ36に対する特別のジャーナルを設ける必
要がない。上昇位置「R」あるいは下降位置「L」を過
ぎてのガター部の動きを制限する止めとの組み合わせに
おいて、先に述べたオーバーセンタ機構は、いずれかの
位置にあるガター部26のための戻り止めとして作用す
る。図2に示す下降位置「L」を過ぎてのガター部26
の動きは、点96(図2)の近くでの接触によって阻止
される。この時点で、ガター部26の下面98がブラケ
ット40の上面と係合する。上昇位置「R」を過ぎての
ガター部26の動きは、全体的に100で示すカーテン
部によって阻止される。このカーテン部は、上記のConk
lin 等の特許に開示されているものとほぼ同じである。
特に、カーテン100は、レーン・ベッド10の側部1
2とガター部26の下面98の間に挿入してある。カー
テン100は、織物あるいはプラスチックのような可撓
性材料で作ってもよい。カーテン10は、その両側で、
輪102、104を有し、これらの輪は、内部のロープ
状コード106によってほぼ円形の形状に形成され、そ
の形状に維持される。ガター部26がその下降位置
「L」にあるときの下方の位置でベッド10の側部12
にC字形溝108が取り付けてあり、これは輪100を
受け入れる。カーテンの残りの部分は、開口110を貫
いて溝108から突出し、レール32のすぐ下でガター
部26の下面98に固着した同様のC字形溝114にあ
る開口112に入る。輪102は、溝114内に拘束さ
れており、それによって、側部12とガター部26の間
にカーテン100を固着している。ガター部26が上昇
位置「R」にあるとき、カーテン100は、図2に示す
ように引っ張られることになり、図示の上昇位置を過ぎ
てのガター部26のさらなる時計方向の回転を阻止す
る。同時に、ガター部26が下降位置「L」に下降した
ならば、カーテン100は単に折れ曲がり、ガター26
の下に納まる。上昇位置「R」と下降位置「L」の間で
ガター部26を動かすために、上端にハンドル122を
有する細長い工具120を用いる。図2に示すように、
工具120の下端124はガター部26の開口28に挿
入し、ほぼ矢印126で示す回動力をハンドル122に
加え、ガター部26を図示の2つの位置の間で動かすこ
とができる。望むならば、工具120の端124が面取
り128して、工具の開口28内への挿入を容易にして
もよい。ガター部26を望みの位置へ動かした後、ハン
ドル122を上方へ引っ張ることによって工具を外すだ
けでよい。前述の位置間でガター部26を手動で動かす
のを容易にするために、ガター部26を軽量材料、たと
えば、プラスチックのような材料で作ると好ましい。た
とえば、いわゆるABS(アクリロニトリルブチルスチ
レン)というプラスチックを使用できる。いくつかの例
において、ガター部26の動力移動が望ましいかも知れ
ない。この場合、前述のConklin 等の特許に開示されて
いる手段を用いてもよい。好ましくは、カーテン100
は表示を担持しており、すなわち、着色してあったり、
デザインあるいは広告を担持していたりして、人目を引
き付けたり、レーンをすえ付けたボウリング設備の経営
者にとっての広告収入源となったりする。図4を参照し
て、これは、カーテン100の各々を少なくとも2つの
パネルとして作ることによって容易に行える。一方のパ
ネル112は、比較的短いパネルであり、ボーリング・
レーンのアプローチ端18のすぐ隣に位置している。別
のカーテン・パネル114は、パネル112に比べて比
較的長く、パネル112からピンデッキ16まで延びて
いる。いくつかの例において、1つまたはできるならば
2つの付加的な比較的短いパネル、たとえば、短パネル
116をアプローチ端18に隣接して設ける。短パネル
112、116の各々は、それぞれ、表示118、12
0を包含する。こうして、短パネル112は、「Need A
Lawyer? Call John Doe, Esq.」のような広告を含むこ
とができる。異なった広告文(あるいは、所望ならば同
じ広告文)を短パネル120で用いることができる。し
たがって、図4でわかるように、短パネル120は、広
告文「Try Bumper Bowl」 を含み得る。パネル112、
120は、カーテン100を横切って線122、124
のところで切断することによって簡単に得ることができ
る。カーテン100を形成するのに用いる材料の性質に
応じて、付加的な段階、たとえば、伸張作業、ヒートシ
ール作業等を行ってパネル112、114、120の端
が接続部ではがれるのを防ぐようにしてもよい。輪を受
け入れる溝108、114の性質のために、パネル11
2、120は、アプローチ18に隣接したレーン10の
端から容易に取り外すことができ、しかも、比較的長い
パネル114で表わされるカーテン100の大部分を取
り外す必要がないのである。これに関連して、パネル1
12、120の各々の長さは、ボーリング・レーン10
0の長さ(アプローチを含まずに、通常、60フィート
である)の半分よりもかなり短いようにしてある。普通
は、短パネル112、120の長さは、約12フィート
であり、好ましい実施例では、136インチの長さを利
用している。3つ以上の短パネルを用いてもよいが、一
般的に言って、付加的なパネルがボウラーのいるレーン
部分、すなわち、アプローチ18からかなり離れ、広告
媒体としての視覚的な効果が薄れるため、2つ以下のパ
ネルを用いることになる。容易にわかるように、ボーリ
ング・レーン経営者は、パネル112、120のような
比較的短いパネルの素材に投資するだけでよい。広告の
ために局部的にパネルを売ってもよいし、あるいは、パ
ネル素材に広告文を描いて、レーンとガター26の下部
の間の所定位置に設置してもよい。短パネルを使用する
ことによって、図4に示すようにガターあたり2つ以上
の広告文を使用することが容易になり、必要ならば、い
くつかの広告文を所望の1つのみの広告文に変えてもよ
い。さらに、個別にパネルを使用できることにより、カ
ーテン全体をレーンから取り外す必要がなく、広告文の
交換がかなり簡単になる。上記のことから明らかなよう
に、本発明により極めて簡単な転換可能なボウリング・
レーン構造を得ることができる。レーンを或る形態から
別の形態に簡単な工具120を用いて手動で転換するこ
とができるということは、急速転換動作を可能とし、ゲ
ームが遅延することがない。スプリング78にかかる予
荷重を適当に選ぶことによって、ひとたびスタッド52
がオーバーセンタで動いたならば、ガター部26を上昇
させる際に所望の支援力を得ることができ、溝状部分内
にトルク・チューブ36を維持するのにスプリング片寄
せ力を使用することにより、特殊なジャーナル等が不要
となる。その結果、本発明の転換可能なボウリング・レ
ーンは、構造の転換が容易であるため、新人ボウラーに
とって、単独でも、あるいは、指導を受けるときでも、
もしくは、経験の豊富なボウラーと一緒にボウリングを
するときでも、理想的な状況で使用できる。
【図1】本発明による転換可能なボウリング・レーンの
平面図である。
平面図である。
【図2】レーンの一部の拡大断片垂直断面図である。
【図3】レーンで用いられるブラケット組立体の斜視図
である。
である。
【図4】キャノン式ボーリング・レーンあるいは指導用
ボーリング・レーンとして使用するために部分的に転換
したレーンの斜視図である。
ボーリング・レーンとして使用するために部分的に転換
したレーンの斜視図である。
10・・・レーン・ベッド 12・・・側部 14・・・側部 16・・・ピンデッキ 18・・・アプローチ 20・・・ファウルライン 22・・・ピンスポット 24・・・従来のガター部 26・・・転換可能なガター部 28・・・孔 30・・・凹面 32・・・レール 36・・・トルク・チューブ 40・・・ブラケット 50・・・レバー 52・・・スタッド 54・・・アイ 56・・・ロッド 60・・・下向きのパネル 62・・・下向きのアーム 70・・・スタッド 78・・・スプリング 100・・・カーテン 102・・・輪 104・・・輪 108・・・C字形溝 120・・・工具 112・・・短パネル 120・・・短パネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マイケル エフ スターリング アメリカ合衆国 ミシガン州 49456、 スプリングレイク ヒッコリー 15168
Claims (13)
- 【請求項1】転換可能なボウリング・レーンであって、
ボウリング・レーン・ベッドと、このベッドの1つの側
部に沿って延びており、ボール捕獲手段およびボール偏
向手段を包含する少なくとも1つのガターと、前記ベッ
ドを前記側部に沿って出るボールを捕らえるボール捕獲
位置と前記側部に接近するボールを偏向させるボール偏
向との間で動けるように前記ガターを取り付ける手段
と、前記両位置の間で前記ガターを動かす手動手段とを
包含することを特徴とする転換可能なボウリング・レー
ン。 - 【請求項2】請求項1記載の転換可能なボウリング・レ
ーンにおいて、さらに、前記両位置のうちのいずれかに
前記ガターを保持する戻り止め手段を包含することを特
徴とする転換可能なボウリング・レーン。 - 【請求項3】請求項2記載の転換可能なボウリング・レ
ーンにおいて、前記戻り止め手段がオーバーセンタ機構
を包含することを特徴とする転換可能なボウリング・レ
ーン。 - 【請求項4】請求項3記載の転換可能なボウリング・レ
ーンにおいて、前記オーバーセンタ機構が、一対の止め
であって、一方の止めが前記ボール捕獲位置を過ぎての
前記ガターの動きを制限し、他方の止めが前記ボール偏
向位置を過ぎて前記ガターの動きを制限するようになっ
ている一対の止めと、前記ガターと静止物体とに連結し
てあってそれらを片寄せており、前記ガターが前記両位
置のいずれかにあるときに前記ガターにより小さい片寄
せ力を加え、前記ガターが前記両位置の間にあるときに
前記ガターにより大きな片寄せ力を加えるように配置し
てあるスプリングとを包含することを特徴とする転換可
能なボウリング・レーン。 - 【請求項5】請求項4記載の転換可能なボウリング・レ
ーンにおいて、前記スプリングが圧縮コイルスプリング
であることを特徴とする転換可能なボウリング・レー
ン。 - 【請求項6】請求項5記載の転換可能なボウリング・レ
ーンにおいて、前記ガターが前記両位置間で或る軸線ま
わりに回動できるように装着してあり、さらに、前記ガ
ターが前記ボール捕獲位置と前記ボール偏向位置との間
で移動するときに前記軸線の両側の位置の間で一緒に動
けるように前記ガターに装着したレバーを包含し、前記
スプリングが前記レバーに連結してあることを特徴とす
る転換可能なボウリング・レーン。 - 【請求項7】請求項6記載の転換可能なボウリング・レ
ーンにおいて、前記ガターをほぼその縁に沿って取り付
けるトルク・チューブを包含し、前記レバーがこのトル
ク・チューブに留めてあり、また、前記縁に沿って複数
の溝が設けてあり、前記トルク・チューブが中で回動で
きるように前記溝に入れ子になっており、前記スプリン
グが、さらに、前記トルク・チューブを前記溝内へ片寄
せるように作用することを特徴とする転換可能なボウリ
ング・レーン。 - 【請求項8】転換可能なボウリング・レーンであって、
ボウリング・レーン・ベッドと、このベッドの1つの側
部に沿って延びる少なくとも1つのガターと、前記側部
に沿って設けたボール偏向レールであり、前記側部に向
かって動くボールが前記ベッドを離れる前に前記レール
と係合する第1位置と、前記側部に向かって移動するボ
ールが前記ベッドを離れることのできる第2位置との間
で動けるように装着したボール偏向レールと、前記両位
置間で前記レールを動かす手動手段と、前記両位置のう
ちのいずれかの位置に前記レールを保持する戻り止め手
段とを包含することを特徴とする転換可能なボウリング
・レーン。 - 【請求項9】請求項9記載の転換可能なボウリング・レ
ーンにおいて、前記戻り止め手段がオーバーセンタ機構
を包含することを特徴とする転換可能なボウリング・レ
ーン。 - 【請求項10】請求項9記載の転換可能なボウリング・
レーンにおいて、前記オーバーセンタ機構が、前記第
1、第2の位置を過ぎての前記レールの移動をそれぞれ
制限する第1、第2の止めを包含し、さらに、前記レー
ルに連結してあり、それを片寄せているスプリングであ
って、一端が前記レールと一緒に動いて、前記レールが
前記第1または第2の位置にあるときに、前記レールが
前記両位置の間にあるときよりも小さい片寄せ力を加え
るようになっているスプリングを包含することを特徴と
する転換可能なボウリング・レーン。 - 【請求項11】ボウリング・レーン・ベッドの一側部に
沿ってアプローチからピンデッキに向かって延びている
少なくとも1つの可動ガターであり、前記側部に沿って
ボール偏向レールを取り付けており、この偏向レール
が、前記側部に向かって移動しているボールがベッドを
離れる前に前記レールと係合する第1位置と、前記側部
に向かって移動しているボールがベッドを去ってガター
に入る第2位置との間で動けるようになっているガター
と、前記側部と前記ガターの間に延びるように設置して
あり、前記レールが前記第1位置にあるときに露出し、
前記レールが前記第2位置にあるときに前記ガターによ
って覆われるカーテンとを包含する転換可能なボウリン
グ・レーンを用いる方法において、前記アプローチに隣
接して少なくとも1つの比較的短くて取り外しの容易な
部分を包含する少なくとも2つの部分でカーテンを作
り、前記レールが前記第1位置にあるときにレーンの使
用者に対して露出する表示を短い部分に設けたことを特
徴とする方法。 - 【請求項12】請求項11記載の方法において、前記表
示が広告用であり、前記短い部分が容易に交換できる広
告媒体として用いられることを特徴とする方法。 - 【請求項13】転換可能なボウリング・レーンであっ
て、一端にピンデッキを、反対端に隣接してアプローチ
を有するボウリング・レーン・ベッドと、このベッドの
一側部に沿って延びており、ボール捕獲手段およびボー
ル偏向手段を包含する少なくとも1つのガターと、この
ガターを、前記側部に沿ってベッドを離れるボールを捕
獲するボール捕獲位置と前記側部に接近するボールを偏
向させるボール偏向位置との間で動けるように可動取り
付けする手段であり、前記両位置の間で或る軸線まわり
に回動できるように前記ガターをほぼその縁に沿って取
り付けるトルク・チューブと、前記縁に沿って設けた複
数の溝とを包含し、前記トルク・チューブが中で回動で
きるように前記溝内に入れ子になっており、さらに前記
トルク・チューブを前記溝内へ片寄せする手段とを包含
する可動取り付け手段と、前記ガターを前記両位置間で
動かす手動手段と、前記ガターを前記両位置のいずれか
に保持する戻り止め手段であり、オーバーセンタ機構と
なっており、一方が前記ボール捕獲位置を過ぎての前記
ガターの移動を制限し、他方がボール偏向位置を過ぎて
の前記ガターの動きを制限するようになっている一対の
止めと、前記ガターと静止物体との間に連結してあっ
て、前記ガターを片寄せており、前記ガターが前記両位
置のいずれかにあるときに前記ガターに小さい片寄せ力
を加え、前記ガターが前記両位置間にあるときには前記
ガターにより大きな片寄せ力を加えるように配置してあ
る圧縮コイルスプリングとを包含する戻り止め手段と、
前記側部と前記ガターの間に延びており、前記ボール偏
向位置を過ぎての前記ガターの動きを制限するカーテン
であり、少なくとも2つのカーテン・パネルを包含し、
これら2つのカーテン・パネルが、前記アプローチに隣
接した比較的短いカーテン・パネルと、この短いカーテ
ン・パネルから前記ピンデッキまで延びている比較的長
いカーテン・パネルとからなるカーテンと、前記比較的
短いカーテン・パネル上にある広告表示とを包含するこ
とを特徴とする転換可能なボウリング・レーン。
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---|---|---|---|
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US07/902937 | 1993-01-22 | ||
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