JP2955898B2 - 公衆電話機 - Google Patents

公衆電話機

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JP2955898B2
JP2955898B2 JP3318630A JP31863091A JP2955898B2 JP 2955898 B2 JP2955898 B2 JP 2955898B2 JP 3318630 A JP3318630 A JP 3318630A JP 31863091 A JP31863091 A JP 31863091A JP 2955898 B2 JP2955898 B2 JP 2955898B2
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JP
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card
yen
call
telephone
money
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JP3318630A
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JPH05130275A (ja
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光義 村上
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Tamura Electric Works Ltd
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Tamura Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カード或いは硬貨等を
使用して通話を行う公衆電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、街頭の公衆電話ボックス内には、
カード及び硬貨を併用する公衆電話機の他にテレホンカ
ードの販売機が設置されており、利用者の便宜が図られ
ている。この場合利用者は、100円等の細かい硬貨を
持ち合わせていれば、これを電話機へ投入して通話を行
うことが可能であるが、硬貨の持ち合わせていない場合
や遠距離通話の場合には、例えば1000円札をカード
販売機へ投入して1000円相当のテレホンカードを購
入し、このカードを用いて通話を行うものとなってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな公衆電話機は、例えば100円硬貨を投入して通話
し、100円に相当する度数分の通話を行わずに終了し
た場合、釣り銭が返却されないという問題があった。ま
た、公衆電話ボックス内にカード販売機を設置すると、
ボックス内の空きスペースが小となり、スペースの有効
活用を図ることができないという問題もあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明は、オフフック中に少なくとも金銭の投
入により通話サービスを許容する公衆電話機において、
テレホンカード等のカードが蓄積されるカード蓄積部
と、金銭による通話終了時に許容した通話サービスに対
応する通話度数情報と投入された金銭情報とを比較する
比較手段と、この比較手段により返却すべき釣り銭があ
ると判定される場合はカード蓄積部に蓄積されたカード
に対しこの釣り銭相当の度数を記録させてカードを発行
するカード発行手段と、オンフック中に金銭が投入され
るとこの投入された金銭情報相当のカードを販売するカ
ード販売手段を備えたものである。
【0005】
【作用】金銭を投入して通話し、これの終了時に釣り銭
が有る場合は、カード蓄積部に蓄積されたカードに釣り
銭情報に応じた度数が記録されて発行される。また、金
銭が投入されると金銭に応じたカードが販売される。
【0006】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は、本発明に係る公衆電話機の一実施例を示す
ブロック図である。同図において、1は商用電源、2は
商用電源1及び局線Lを介して局から供給された電源を
公衆電話機の各部へ与える電源回路、3は着信検出回
路、4は着信時に鳴動するブザー、5は通話時に局線L
から到来する課金信号を受信する課金信号受信回路、6
はダイオードブリッジ、7は通話回路、8は送受器であ
る。また、9は電話回線Lのループを閉結するGSリレ
ー、10は局線Lへダイヤル信号等を送出する信号発生
器、11はキーボード、12は表示器、13はこの公衆
電話機全体の制御を行うCPU、14はROM、15は
RAM、16はフックスイッチである。また、17は1
00円硬貨や1000円紙幣等を投入する硬貨・貨幣投
入機構、18は硬貨・貨幣選別回路、19は投入或いは
蓄積されているテレホンカードの搬送やカードの情報の
読み取り等を制御するカード制御回路、20はカード搬
送・パンチ機構、21はカード読取・記録回路、22は
カード搬送・パンチ機構20に付設されテレホンカード
を蓄積するカードストック部である。
【0007】即ち、この公衆電話機は、硬貨,紙幣及び
テレホンカードが使用できるものであり、オフフックす
ると商用電源1が各部に供給され、硬貨,紙幣を硬貨・
貨幣投入機構17に投入するか、または、カードをカー
ド搬送・パンチ機構部20の挿入口へ挿入すると、GS
リレー9がオンして局線Lのループが閉結され、続いて
キーボード11の操作によりダイヤル番号が押下される
と、信号発生器10からダイヤル信号が局線Lに送出さ
れて相手の呼出が行われ、相手の応答により通話が開始
される。そして通話中に局線Lから到来する課金パルス
信号を受信して通話度数を登算し、オンフックにより通
話が終了すると、紙幣や硬貨により通話していた場合に
は釣り銭の演算を行い、別途設けたカードストック部2
2に蓄積されているテレホンカードに釣り銭に相当する
度数を記録し、このカードをカード搬送・パンチ機構2
0の排出口から排出するものとなっている。なお、この
公衆電話機のオンフック時に、硬貨・貨幣投入機構へ硬
貨や紙幣が投入されれば、投入金額に相当するテレホン
カードがカードストック部22から取り出され、上記し
たカード搬送・パンチ機構20の排出口と同一の排出口
から排出される。
【0008】次に、図2は上記公衆電話機を制御するC
PU13の詳細な動作を示すフローチャートである。こ
のフローチャートに基づきこの公衆電話機の詳細な動作
を説明する。まず、ステップ50ではオフフックを判断
する。そして、発信を行うためにオフフックされると、
ステップ51,52ではそれぞれ100円硬貨の投入或
いは1000円紙幣の投入を判断する。これらの何れか
が投入されステップ51またはステップ52において
「Y」と判定されると、ステップ53において投入金額
が認識され、続いて局線Lが閉結される(ステップ5
4)。次いで、ダイヤル発信操作が行われると、これに
応じたダイヤル信号を局線Lへ送出し(ステップ5
5)、ステップ56で相手応答を判断する。
【0009】そして相手の応答が検出されると、通話度
数の登算が行われ(ステップ57)、続いてステップ5
8で通話の終了を判断するが、通話が終了しない場合に
はステップ59へ移行して課金パルス信号の受信を判断
する。そして課金パルス信号が受信されればステップ5
7へ戻って再び通話度数の登算が行われる。こうして通
話中には、課金パルス信号の到来毎に通話度数が登算さ
れ、オンフックにより通話が終了すると、ステップ58
で「Y」と判定され、この場合は投入された硬貨または
紙幣の金額から登算された度数相当の金額を差し引く釣
り銭の計算が行われ(ステップ60)、ステップ61で
釣り銭の有無を判断する。そして釣り銭が無い場合は直
ちに終了するが、釣り銭の有る場合は、カードストック
部22からテレホンカードを取り出してこのカードに対
し釣り銭に相当する度数を記録し、カードの発行を行う
(ステップ62)。
【0010】また、オフフック後に100円硬貨または
1000円紙幣の何れも投入されない場合は、次にステ
ップ70で10円硬貨の投入を判断し、10円硬貨の投
入が検出されると、以降のステップ71〜74において
は、上記したステップ53〜56における処理と同様
に、それぞれ投入金額の認識,局線閉結,ダイヤル発信
及び相手応答の判断処理が順次実行される。
【0011】そして相手の応答が検出されると、投入さ
れた硬貨の収納が行われ(ステップ75)、続いてステ
ップ76で通話の終了を判断するが、通話が終了しない
場合にはステップ77へ移行して課金パルス信号の受信
を判断する。そして課金パルス信号が受信されると、ス
テップ75へ戻って再び硬貨の収納が行われる。こうし
て通話中には、課金パルス信号の到来毎に硬貨が収納さ
れ、オンフックにより通話が終了し、ステップ76で
「Y」と判定されるとそのまま終了する。
【0012】次に、この公衆電話機は、オンフック状態
で紙幣または硬貨が投入された場合は、これに相当する
テレホンカードを販売することができる。即ち、オンフ
ック状態で500円またはこれに同等の硬貨が投入さ
れ、ステップ80で「Y」と判定される場合は、カード
ストック部22から500円のテレホンカードが取り出
され販売される(ステップ81)。また、1000円札
または1000円相当の硬貨が投入され、ステップ82
で「Y」と判定される場合は、カードストック部22か
ら1000円のテレホンカードが取り出され販売される
(ステップ83)。また、5000円札または5000
円相当の硬貨が投入され、ステップ84で「Y」と判定
される場合は、カードストック部22から5000円の
テレホンカードが取り出され販売される(ステップ8
5)。
【0013】このように、この公衆電話機は、通話が終
了したときに釣り銭が有る場合は、これに相当する金額
のテレホンカードを発行すると共に、オンフック時に紙
幣または硬貨等の金銭を投入するとこれに応じた金額の
テレホンカードを発行して販売できるようにしたもので
ある。
【0014】なお、釣り銭に相当するテレホンカードの
発行やテレホンカードの販売を行う場合には、カードス
トック部22に無価値カードを蓄積しておいてこれに釣
り銭または投入金銭に相当する度数を記録する方法と、
釣り銭または投入金銭に対応して釣り銭を計算し既存販
売のテレホンカード(500円,1000円、5000
円)を発行する方法とがある。この既存販売のテレホン
カードを発行する場合、釣り銭が500円以下のときは
500円カード、釣り銭が510円〜1000円のとき
は1000円カード、釣り銭が1010〜5000円の
ときには5000円カードがそれぞれ取り出される。
【0015】また、この公衆電話機は、一度に10円硬
貨,100円硬貨及び1000円札を混合して投入した
場合でも釣り銭の管理を行うことができる。即ち、収納
優先順位を10円硬貨,100円硬貨,1000円札の
順とし、課金パルス信号の受信毎に順次10円硬貨を収
納し、10円硬貨が無くなった時点で100円カウンタ
を引き続きカウントアップし、100円に相当する値が
カウントされたら100円硬貨を収納する。そして10
0円硬貨が無くなると、次には1000円カウンタをカ
ウントアップする。こうして各カウンタをカウントアッ
プし、通話が終了した時点の100円カウンタと100
0円カウンタとのカウント値から釣り銭を計算すれば、
各貨幣が混在して投入された場合にも十分対応できる。
【0016】なお、本公衆電話機においては、カードス
トック部22に蓄積されたテレホンカードの管理を行う
こともできる。即ち、カードストック部22に蓄積され
たテレホンカードの蓄積数が少なくなった時点でセンタ
ー装置へ自動的にダイヤル発信し、信号発生器10から
PB信号を発生させるか、或いはテレホンカード補充要
請の旨が録音されたテープにより通報し補充させること
ができる。また、カード販売時には投入金額を表示器1
2上へ表示させることも可能であり、またこの場合取消
キーを設け、カード購入のために紙幣を投入後、これを
返却させることもできる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、金銭を
投入して通話し、これの終了時に釣り銭が有る場合は、
カード蓄積部に蓄積されたカードに釣り銭情報に応じた
度数を記録して発行するようにしたので、投入して金額
分の通話を行わずに終了した場合でも、釣り銭の返却が
可能になる。また、この公衆電話機内にカードが蓄積で
きるカード蓄積部を設け、金銭が投入された場合にこの
金銭に応じたカードを取り出して販売できるようにした
ので、公衆電話機とカード販売機とが一体化され、した
がって公衆電話ボックス内のスペースの有効活用を図る
ことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る公衆電話機の一実施例を示すブロ
ック図である。
【図2】上記実施例装置の動作を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
5 課金信号受信回路 7 通話回路 8 送受器 9 GSリレー 10 信号発生器 11 キーボード 12 表示器 13 CPU 16 フックスイッチ 17 硬貨・貨幣投入機構 18 硬貨・貨幣選別回路 19 カード制御回路 20 カード搬送・パンチ機構 21 カード読取・記録回路 22 カードストック部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オフフック中に少なくとも金銭の投入に
    より通話サービスを許容する公衆電話機において、 カードが蓄積されるカード蓄積部と、前記金銭による通
    話終了時に許容した通話サービスに対応する通話度数情
    報と投入された金銭情報とを比較する比較手段と、この
    比較手段により返却すべき釣り銭があると判定される場
    合は前記カード蓄積部に蓄積されたカードに対し該釣り
    銭情報相当の度数を記録させてカードを発行するカード
    発行手段と、オンフック中に金銭が投入されると前記投
    入された金銭情報相当のカードを販売するカード販売手
    段とを備えたことを特徴とする公衆電話機。
JP3318630A 1991-11-07 1991-11-07 公衆電話機 Expired - Lifetime JP2955898B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP3318630A JP2955898B2 (ja) 1991-11-07 1991-11-07 公衆電話機

Applications Claiming Priority (1)

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JP3318630A JP2955898B2 (ja) 1991-11-07 1991-11-07 公衆電話機

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Publication Number Publication Date
JPH05130275A JPH05130275A (ja) 1993-05-25
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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6376664A (ja) * 1986-09-19 1988-04-06 Nec Corp 磁気カ−ド式公衆電話機
JPH0326049A (ja) * 1989-06-23 1991-02-04 Fujitsu Kiden Ltd 電話機の通話方法

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JPH05130275A (ja) 1993-05-25

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