JP2955628B2 - シーリング接合式プロテクター装着装置 - Google Patents

シーリング接合式プロテクター装着装置

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JP2955628B2 JP6282599A JP28259994A JP2955628B2 JP 2955628 B2 JP2955628 B2 JP 2955628B2 JP 6282599 A JP6282599 A JP 6282599A JP 28259994 A JP28259994 A JP 28259994A JP 2955628 B2 JP2955628 B2 JP 2955628B2
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    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L58/00Protection of pipes or pipe fittings against corrosion or incrustation

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  • Basic Packing Technique (AREA)
  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シーリング接合式プロ
テクター装着装置に係り、更に詳しくは、プロテクター
の大きさに係わりなく、パイプの端部内にシーリング接
合式プロテクターを比較的短時間で装着でき、これによ
り作業性の向上および作業者の負担を軽減できるシーリ
ング接合式プロテクター装着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】鋼管の端部内には、鋼管の両端の開先加
工部を輸送途中の損傷から保護するために、鍔部を有す
る円筒状のプロテクターが装着されている。プロテクタ
ーの装着は、作業者の手作業により行なわれていたが、
作業性が悪くて非能率であるので、従来、例えば特公昭
54−16047号公報の「管端保護キャップ装着装
置」や、実開平6−3807号公報の「管端保護具の供
給装着装置」の明細書中に開示された装着装置などが開
発されている。これらの従来装置は、何れも装着ヘッド
にセットされたプロテクターを、シリンダ駆動の押し込
み装置により背後から鋼管内へ押し込んで装着するもの
であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、鋼管の直径
は用途などにより千差万別であり、しかも鋼管の直径は
外径寸法が基準になるので、外径は同じでも内径は肉厚
の違いにより多品種あり、同じ外径の鋼管であっても、
その寸法専用に製造されたプロテクターでなければ装着
できない場合があった。これにより、装着装置により取
り扱われるプロテクターのサイズにはかなりの幅があ
り、それに対応できる装着装置は未だ開発されていない
のが実情で、直径が異なる場合には、大きな装着ヘッド
を交換するか、止むなく従前通りの手作業により装着し
ており、これがプロテクターの自動装着の解決すべき課
題となっていた。
【0004】また、鋼管の内径のばらつき対策に開発さ
れたプロテクターとして、特開平2−274477号公
報の「管端面保護具及びその取付方法」に記載された直
径を拡縮可能なシーリング接合式のプロテクターが知ら
れている。このものは、軸芯に平行な一本の切れ目を有
し、この切れ目の両側のリング端部が摺動可能に重なり
合い、さらに両側のリング端部の内面に、互いに重合さ
れるL字形のかしめ片が突出状態で取り付けられたもの
である。シーリング接合式プロテクターの鋼管への装着
は、鋼管の端部内にプロテクターを押し込んだ後、装着
装置に代えて別体の拡張・かしめ装置を鋼管の端部側に
配置し、押し込まれたプロテクターのかしめ片間の隙間
に、拡張・かしめ装置の一対の拡張爪を挿入し、これら
の拡張爪により両かしめ片を外方へ押し出して、重なり
合う両リング端部を拡径方向へ摺動させることにより、
鋼管の内周面にプロテクターの外周面を圧接させる。そ
れから、この状態を維持してプロテクター内に挿入され
た拡張・かしめ装置により両かしめ片を一括してかし
め、これによりプロテクターの拡径状態を固定してい
る。
【0005】ところが、鋼管の端部内にプロテクターを
完全に装着するには、このように装着装置によりプロテ
クターを鋼管内に押し込んだ後、装着装置を退避させ
て、新たに拡張・かしめ装置を位置決めし、それからプ
ロテクターの拡張およびかしめ片のかしめを行なわなけ
ればならず、この位置決めに手間がかかって作業性が悪
かった。
【0006】本発明はかかる事情に鑑みなされたもの
で、プロテクターの大きさに係わりなく、パイプの端部
内にシーリング接合式プロテクターを比較的短時間で装
着でき、これにより作業性の向上および作業者の負担を
軽減できるシーリング接合式プロテクター装着装置を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載のシーリング接合式プロテクター装着装置は、周面
に軸芯に平行な一本の切れ目を有し、該切れ目の両側の
リング端部が摺動可能に重なり合い、しかも前記それぞ
れのリング端部の内面に、互いに重合されるかしめ片が
突設された鍔付きのプロテクターを、パイプの端部内に
押し込んで装着するシーリング接合式プロテクター装着
装置であって、前記プロテクターの保持部と、前記パイ
プの大きさに応じた前記保持部の拡縮手段と、前記プロ
テクターの拡張手段と、前記かしめ片のかしめ手段とを
備えるように構成されている。
【0008】また、請求項2記載のシーリング接合式プ
ロテクター装着装置は、請求項1記載のシーリング接合
式プロテクター装着装置において、前記拡縮手段が、ア
ーム先端部に前記保持部が取り付けられて、中心軸に沿
って摺動するスライドリングに放射状に軸着された複数
本の傘骨アームを、駆動部による前記スライドリングの
摺動により拡縮させる傘骨式拡縮機構であるように構成
されている。
【0009】さらに、請求項3記載のシーリング接合式
プロテクター装着装置は、請求項2記載のシーリング接
合式プロテクター装着装置において、前記拡張手段が、
前記重合されたかしめ片間の隙間に挿入される一対の拡
張爪と、該拡張爪を拡縮させる機構により構成され、し
かも前記拡張手段と前記かしめ手段とが一体構造となっ
て、前記傘骨式拡縮機構のかしめ片側の傘骨アームに取
り付けられるように構成されている。
【0010】
【作用】請求項1〜3記載のシーリング接合式プロテク
ター装着装置は、装着されるパイプの内径に応じて直径
が異なるプロテクターに合わせ、拡縮手段により保持部
を拡縮させるので、どのような大きさのシーリング接合
式プロテクターでも、これを確実に保持してパイプの端
部内に装着できる。また、装着装置に拡張手段およびか
しめ手段が配備されているので、プロテクターをパイプ
の端部内に押し込んだ際に、拡張手段およびかしめ手段
を所定位置に位置決めでき、続いて拡張手段によるプロ
テクターの拡張およびかしめ手段によるかしめ片のかし
めを連続的に行なうことにより、パイプの端部内にシー
リング接合式プロテクターが比較的短時間で装着され
る。
【0011】特に、請求項2記載のシーリング接合式プ
ロテクター装着装置は、駆動部によりスライドリングを
中心軸に沿って摺動させて傘骨アームを拡縮させるこに
よりプロテクターの直径に保持部を位置合わせするの
で、構造が簡単で製作が容易であると共に、設備コスト
が低減できる。
【0012】また、請求項3記載のシーリング接合式プ
ロテクター装着装置は、傘骨式拡縮機構により傘骨アー
ムを拡縮させて保持部によりプロテクターを保持した際
に、一体構造となった拡張手段およびかしめ手段が、プ
ロテクターの周方向におけるかしめ片の位置を調整する
ことなく、プロテクターのかしめ片側に配置されるの
で、パイプへのシーリング接合式プロテクターの装着作
業時間がさらに短縮化される。そして、パイプの端部内
に押し込まれたプロテクターを拡張させる際には、重合
されたかしめ片間の隙間に挿入された拡張手段の一対の
拡張爪を外方へ移動させることにより、重なり合う両リ
ング端部が拡径方向へ摺動されて、パイプの内周面にプ
ロテクターの外周面が圧接される。
【0013】
【実施例】続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明
を具体化した実施例につき説明し、本発明の理解に供す
る。なお、図においてパイプ(鋼管)の軸芯方向をX方
向、それに直交する方向をY方向、上下方向をZ方向と
する。ここに、図1は本発明の第1の実施例に係るシー
リング接合式プロテクター装着装置の側面図、図2はパ
イプへ装着される直前のプロテクターの斜視図、図3は
プロテクターの拡径作業状態を示す要部拡大斜視図、図
4は同要部拡大横断面図、図5は同要部拡大縦断面図、
図6は同要部拡大正面図、図7は拡張・かしめ装置の要
部拡大概略平面図、図8は本発明の第2の実施例に係る
シーリング接合式プロテクター装着装置の要部拡大縦断
面図である。
【0014】図1に示すように、本発明の第1の実施例
に係るプロテクター装着装置(以下、装着装置)10
は、パイプの一例である鋼管11の端部内に、この鋼管
11の端面を保護する円筒状で鍔部12a付きのプロテ
クター12を押し込んで装着する装置である。
【0015】装着装置10は、上面に一対のX方向へ延
びるガイドレール13が取り付けられた台部14を有し
ており、ガイドレール13にはスライダ15を介して移
動テーブル16が移動可能に設けられている。移動テー
ブル16上には、プロテクター12の装着ヘッド17
を、門型ケーシング18の上部に設けられた電動シリン
ダ19のロッド19aを出し入れさせることにより、リ
ニヤガイド20aを介して、昇降されるリフター20が
搭載されている。また、台部14の外方の端部上には長
尺な油圧シリンダ21が取り付けられており、ロッド2
2の出し入れにより移動テーブル16がガイドレール1
3に沿って、プロテクター装着位置に位置決めされた鋼
管11側へ近接または離反される。この際、鋼管11の
前方には、Y方向へ移動可能なプロテクター12の位置
決め装置23が配置されており、鋼管11側へ移動可能
な装着ヘッド17は、途中で位置決め装置23に位置決
めされたプロテクター12を掴み、その後、位置決め装
置23を退避させて鋼管11内へ押し込む。
【0016】図2、3に示すように、プロテクター12
は、例えば0.8〜1.6mm程度の厚さの鉄板からな
る筒状体であり、周面に軸芯に平行な一本の切れ目12
bが形成されて、切れ目12bの両側のリング端部12
c、12dが摺動可能に重なり合い、しかもそれぞれの
リング端部12c、12dの内面に、互いに重合される
プレス加工により形成された横L字形のかしめ片12
A、12Bが取り付けられ、かしめ片12A、12Bの
内側に隙間12eが形成されている。以下、図4〜7を
参照して装着装置10の内部構造を詳細に説明する。
【0017】図4〜6に示すように、正面視して四角形
のリフター20の前端部には、それぞれの板面の外縁に
横長のアーム孔24が形成された先部枠25が、フラン
ジを介してボルト止めされており、先部枠25の先端面
に、組み合わせると略円形をした4枚の扇形の面板26
が取り付けられている。それぞれの面板26は隣合うも
のどうしの間に一定の隙間が空いており、各面板26の
元部は軸受27の外環部27aに固着されている。なお
軸受27は、外環部27aに内環部27bが、ベアリン
グ27cを介して内嵌されたものである。各面板26間
の隙間には、元部が外環部27aに固着されて、上下左
右方向へ延びる4本のスプラインシャフトからなるスラ
イドロッド28が配置されている。各スライドロッド2
8の先端部は、連結部材29を介して、隣接する面板2
6の上端の角部間に掛け渡し状態で固着されている。
【0018】リフター20の後部内には、中央部に軸受
30が固着された仕切り板31が形成されており、軸受
30は、外環部30a、内環部30bおよびベアリング
30cにより構成されている。軸受27の内環部27b
と、軸受30の内環部30bとの間には、元部を軸受3
0より後方へ突出させた中心軸の一例である回転軸32
が掛け渡されており、回転軸32の中央部付近にはネジ
部33が形成されている。ネジ部33には、スライドリ
ングの一例である円筒形のナット34が螺合されてお
り、ナット34の外周面に90度毎配置された突片34
aに、ピン36を介して、合計4本の傘骨アーム37の
元部が軸着されている。下側の傘骨アーム37Aを除い
たそれぞれの傘骨アーム37の先端部には、ピン38を
介して、プロテクター12の保持部の一例である保持爪
39が軸着されている。保持爪39は、ボールスプライ
ン40を介して、前記上側および左右側のスライドロッ
ド28に摺動可能に装着されており、保持爪39の先端
部に、小径のガイドローラ41が取り付けられている。
【0019】一方、図5〜7に示すように、下側の傘骨
アーム37Aの先端部には、下側のスライドロッド28
にボールスプライン40が装着された摺動部材40Aを
介して摺動可能に装着されて、しかもプロテクター12
を拡張させた後、かしめ片12A、12Bをかしめる拡
張・かしめ部70がピン38Aを介して軸着されてい
る。以下、拡張・かしめ部70を詳細に説明する。拡張
・かしめ部70は、かしめ片12A、12B間の隙間1
2eに挿入された一対の拡張爪71を外方へ移動させる
ことにより、プロテクター12の重なり合う両リング端
部12c、12dを拡径方向へ摺動させる拡張手段72
と、拡径されたかしめ片12A、12Bをかしめるかし
め手段73とを有している。
【0020】拡張手段72は、図7に示すように、摺動
部材40Aの両側面に反対向きに固着された一対の油圧
シリンダ74の両端部から突出する一対のロッド75の
先端部にそれぞれ固着された連結部材76にスライドロ
ッド77の一端部が固着され、各スライドロッド77の
他端部に連結ブロック78を介して拡張爪71が固着さ
れたものであり、油圧シリンダ74の両ロッド75を出
し入れさせることにより、両拡張爪71が互いに近接ま
たは離反方向へ移動する。
【0021】かしめ手段73は、図5に示すように、摺
動部材40Aから上方へ延びる逆L字形のフレーム79
の先端部に取り付けられており、下方へ延びるT字形の
基板80を有している。基板80の下部の両側部には、
先端に一対のかしめ爪81が連結されたリンク機構82
が取り付けられており、基板80の上部にはリンク機構
82を駆動させる油圧シリンダ83が取り付けられてい
る。油圧シリンダ83のロッド84を突出させることに
より、かしめ片12A、12Bの上方に押接された保持
金具85によりかしめ時の浮きが防止されながら、かし
め片12A、12Bの両側部をかしめ爪81により挟み
付けてかしめる。
【0022】図4に戻って、リフター20の仕切り板3
1の外面には、上面に駆動部の一例である拡縮モータ4
2が搭載された支持台43が固着されており、拡縮モー
タ42の出力軸44が、カップリング45を介して、回
転軸32の元部側の端部に固着されている。拡縮モータ
42により回転軸32を回転させると、ネジ部33に螺
合されたナット34が矢印方向へ移動すると共に、それ
ぞれの傘骨アーム37、37Aがピン38、38Aを中
心に回動し、これにより保持爪39および拡張・かしめ
部70が、スライドロッド28に沿って内外方向へ拡縮
する。なお、ナット34を先側へ大きく移動させても、
傘骨アーム37、37Aはアーム孔24に入り込むだけ
なので、傘骨アーム37、37Aが先部枠25に接触し
て損傷する虞れはない。また、これらの構成部品24〜
30、32〜38、40〜45により傘骨式拡縮手段が
構成される。
【0023】続いて、本発明の第1の実施例に係る装着
装置10の動作を説明する。図1に示すように、鋼管1
1がプロテクター装着位置に配置され、位置決め装置2
3により、プロテクター12が位置決め位置に配置され
ると、油圧シリンダ21のロッド22を突出させて、移
動テーブル16を鋼管11側へ所定距離だけ移動させ
る。これにより、装着ヘッド17のそれぞれの保持爪3
9および拡張・かしめ部70が、プロテクター12内に
遊挿される。次いで、図4に示すように、拡縮モータ4
2により回転軸32を拡径側へ回転させると、ナット3
4が前方へ移動してそれぞれの傘骨アーム37、37A
がピン36を中心に外側へ回動し、これによりスライド
ロッド28に沿って3個の保持爪39と1個の拡張・か
しめ部70が互いに離反する方向へ移動させることによ
り、プロテクター12を内側から上側左右側の3点支持
状態で保持すると共に、一対の拡張爪71がかしめ片1
2A、12B間の隙間12e内に挿入され、しかもかし
め爪81の下方にかしめ片12A、12Bが配置される
(図5参照)。
【0024】次いで、図1に示すように位置決め装置2
3を退避させ、保持爪39による保持状態のまま、油圧
シリンダ21のロッド22をさらに突出させて装着装置
10の移動テーブル16を鋼管11側へ移動させると、
ガイドローラ41を先頭にそれぞれの保持爪39が鋼管
11の端部内に押し込まれ、プロテクター12が鋼管1
1内に装着される。
【0025】それから、図7に示すように、拡張手段7
2の各油圧シリンダ74のロッド75を突出させて、拡
張爪71を互いに離反方向へ移動させることにより、図
3に示すように、両かしめ片12A、12Bを外方へ押
し出して、重なり合う両リング端部12c、12dを同
図矢印の拡径方向へ摺動させることにより、鋼管11の
内周面にプロテクター12の外周面が圧接される。次い
で、この状態を維持して、かしめ手段73の油圧シリン
ダ83のロッド84を突出させることにより、リンク機
構82が作動して、かしめ爪81によりかしめ片12
A、12Bの両側がかしめられる。
【0026】その後、拡縮モータ42により回転軸32
を縮径側へ回転させると、ナット34が後退してそれぞ
れの傘骨アーム37が内側へ回動し、これによりスライ
ドロッド28に沿って保持爪39が互いに近接する方向
へ移動して、プロテクター12の保持状態が解除され
る。それから油圧シリンダ21のロッド22を引き戻す
ことにより、移動テーブル16が元の位置へ引き戻され
る。
【0027】このように、拡縮モータ42により、保持
爪39を拡縮させるようにしたので、どのような大きさ
のシーリング接合式プロテクターも装着ヘッドを交換す
ることなく、1個の装着ヘッド17で保持でき、これに
より大きさに関係なく、確実にプロテクターを保持し
て、それをそれぞれの大きさの鋼管の端部内に装着でき
る。また、装着装置10に拡張・かしめ部70を配備さ
せているので、プロテクター12を鋼管11の端部内に
押し込んだ際に、拡張手段72およびかしめ手段73を
所定位置に位置決めでき、その後、連続して拡張爪71
によるプロテクター12の拡張と、かしめ爪81による
かしめ片12A、12Bのかしめを行なうことにより、
鋼管11の端部内にシーリング接合式のプロテクター1
2を比較的短時間で装着できる。
【0028】さらに、第1の実施例では、保持爪39の
拡縮手段として傘骨式拡縮機構を採用しているので、構
造が簡単で製作が容易であると共に、設備コストが低減
できる。また、傘骨アーム37、37Aを拡縮させて保
持部39によりプロテクター12を保持した際に、拡張
手段72およびかしめ手段73を一体化した拡張・かし
め部70が、プロテクター12の周方向におけるかしめ
片12A、12Bの位置を調整することなく、プロテク
ター12のかしめ片12A、12B側に配置されるの
で、鋼管11へのプロテクター12の装着作業時間がさ
らに短縮できる。
【0029】次に、図8に基づいて、本発明の第2の実
施例に係るシーリング接合式プロテクター装着装置(以
下、装着装置という)100を説明する。図8に示すよ
うに、第2の実施例の装着装置100は、外部固定台1
01に固定された駆動モータ102の回転力を、先端部
がロータリースプライン103となった駆動軸104を
介して、歯車ボックス105の中央部に配置された傘歯
車106に伝達し、その回転力を各々ボールスプライン
107を介して連結された傘歯車108により3本の放
射配置されたスクリュー109に伝達し、これらの回転
するスクリュー109に螺合されたナット110を移動
させることにより、装置前面に配置された円形の面板1
11に放射状に設けられた3本のガイドレール112に
沿って、対応するプロテクター12の保持爪113およ
びかしめ手段125を、スライダ114を介してそれぞ
れ拡縮させるものである。
【0030】また、保持爪113およびかしめ手段12
5をショートストロークで拡縮させる場合には、ショー
トストロークシリダ115のロッド115aを出し入れ
させて、スライダ116をロータリースプライン103
に沿って装置前後方向へ移動させると、スライダ116
に軸着された3本のアーム117が内外方向へ回動し、
これに伴って面板111の外周部裏面に固着されたガイ
ドレール118に沿ってスライダ120が垂直方向へ移
動し、このスライダ120に固着されたスクリュー10
9が、ボールスプライン103を介して傘歯車108に
抜き差しされることにより、ナット110を介して保持
爪113およびかしめ手段125を拡縮させるものであ
る。
【0031】これにより、保持爪113をショートスト
ロークさせて、プロテクター12の着脱を容易にできる
一方、保持爪113を拡縮させる際、第1の実施例では
傘骨アーム37、37Aを用いた傘開閉式の拡縮であっ
たのを、第2の実施例では、スクリュー109およびナ
ット110による送りネジ式の拡縮としたので、拡縮幅
の微細な調整が可能になった。なお、図8において、符
号121はケーシング、符号122はケーシング121
の内面に固着された台部、符号123は台部122に軸
着されたスライダ116の移動用のリンク、符号124
は昇降板である。
【0032】以上、本発明を図面に基づいて説明した
が、本発明はこの実施例に限定されるものではなく、要
旨を逸脱しない範囲での設計変更などがあっても本発明
に含まれる。例えば、実施例では、プロテクターの装着
されるパイプとして鋼管を示したが、これに限定しなく
ても、その他どのような品種のパイプでもよい。また、
実施例では、パイプに装着されるプロテクターを、水平
移動可能な位置決め装置上に配置するようにしたが、こ
れに限定しなくても、例えば垂直回動または垂直移動可
能な位置決め装置などを用いたり、予め作業者の手作業
により装着ヘッドにプロテクターを装着するようにして
もよい。
【0033】さらに、実施例では、プロテクターの保持
部である保持爪を3個としたが、これに限定しなくて
も、スライドリングに装着される傘骨アームの本数を増
減させて任意個数に変更してもよい。さらにまた、実施
例では、このようにプロテクターの保持部として、プロ
テクターを内側から保持する保持爪を示したが、これに
限定しなくても、例えばプロテクターの鍔部を把持する
ものや、プロテクター内外で径が拡縮して保持する円筒
状のものなど、その他どのような形式の保持部でもよ
い。
【0034】そして、拡縮手段も、実施例に限定するも
のではなく、保持部を拡縮させるものであれば、その他
どのような構造のものでもよい。また、実施例では、拡
張手段とかしめ手段とを一体化させた拡張・かしめ部を
採用したが、これに限定しなくても、それぞれの手段を
別個に配備させてもよい。さらに、これらの拡張手段お
よびかしめ手段は、実施例のものに限定しなくても、ど
のような構造のものでもよい。
【0035】
【発明の効果】請求項1〜3記載のシーリング接合式プ
ロテクター装着装置は、このように拡縮手段により、プ
ロテクターの保持部を拡縮させるようにしたので、どの
ような大きさのプロテクターでも保持することができ、
これにより大きさに関係なく、確実にプロテクターを保
持して、それを各種大きさのパイプの端部内に装着でき
る。また、装着装置に拡張手段およびかしめ手段を配備
させたので、プロテクターをパイプの端部内に押し込ん
だ際に、拡張手段およびかしめ手段を所定位置に位置決
めでき、しかもその後に、拡張手段によるプロテクター
の拡張およびかしめ手段によるかしめ片のかしめを連続
的に行なうことができるので、パイプの端部内にシーリ
ング接合式プロテクターを比較的短時間で装着できる。
【0036】特に、請求項2記載のシーリング接合式プ
ロテクター装着装置では、保持部の拡縮手段として傘骨
式拡縮手段を採用したので、構造が簡単で製作が容易で
あると共に、設備コストが低減できる。
【0037】また、請求項3記載のプロテクター装着装
置では、プロテクターを保持した際に、一体構造となっ
た拡張手段およびかしめ手段が、プロテクターの周方向
におけるかしめ片の位置を調整することなく、プロテク
ターのかしめ片側に配置されるようにしたので、パイプ
へのシーリング接合式プロテクターの装着作業時間をさ
らに短縮化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係るシーリング接合式
プロテクター装着装置の側面図である。
【図2】パイプへ装着される直前のプロテクターの斜視
図である。
【図3】プロテクターの拡径作業状態を示す要部拡大斜
視図である。
【図4】同要部拡大横断面図である。
【図5】同要部拡大縦断面図である。
【図6】同要部拡大正面図である。
【図7】拡張・かしめ装置の要部拡大概略平面図であ
る。
【図8】本発明の第2の実施例に係るシーリング接合式
プロテクター装着装置の要部拡大縦断面図である。
【符号の説明】
10 プロテクター装着装置 11 鋼管 12 プロテクター 12a 鍔部 12b 切れ目 12c リング端部 12d リング端部 12e 隙間 12A かしめ片 12B かしめ片 13 ガイドレール 14 台部 15 スライダ 16 移動テーブル 17 装着ヘッド 18 門型ケーシング 19 電動シリンダ 19a ロッド 20 リフター 20a リニヤガイド 21 油圧シリンダ 22 ロッド 23 位置決め装置 24 アーム孔 25 先部枠 26 面板 27 軸受 27a 外環部 27b 内環部 27c ベアリング 28 スライドロッド 29 連結部材 30 軸受 30a 外環部 30b 内環部 30c ベアリング 31 仕切り板 32 回転軸 33 ネジ部 34 ナット 34a 突片 36 ピン 37 傘骨アーム 37A 傘骨アーム 38 ピン 38A ピン 39 保持爪 40 ボールスプライン 40A 摺動部材 41 ガイドローラ 42 拡縮モータ 43 支持台 44 出力軸 45 カップリング 70 拡張・かしめ部 71 拡張爪 72 拡張手段 73 かしめ手段 74 油圧シリンダ 75 ロッド 76 連結部材 77 スライドロッド 78 連結ブロック 79 フレーム 80 基板 81 かしめ爪 82 リンク機構 83 油圧シリンダ 84 ロッド 85 保持金具 100 シーリング接合式プロテクター装着装置 101 外部固定台 102 駆動モータ 103 ロータリースプライン 104 駆動軸 105 歯車ボックス 106 傘歯車 107 ボールスプライン 108 傘歯車 109 スクリュー 110 ナット 111 面板 112 ガイドレール 113 保持爪 114 スライダ 115 ショートストロークシリダ 115a ロッド 116 スライダ 117 アーム 118 ガイドレール 120 スライダ 121 ケーシング 122 台部 123 リンク 124 昇降板 125 かしめ手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中川 理洋 福岡県北九州市戸畑区大字中原46−59 新日本製鐵株式会社 機械・プラント事 業部内 (72)発明者 内山 英三 福岡県北九州市戸畑区大字中原46番地59 日鐵プラント設計株式会社内 (72)発明者 羽島 養二 福岡県北九州市戸畑区大字中原46番地59 日鐵プラント設計株式会社内 (72)発明者 上岡 知紀 福岡県北九州市戸畑区大字中原46番地59 日鐵プラント設計株式会社内 (72)発明者 永石 憲幸 福岡県北九州市八幡東区大谷1丁目3番 1号 株式会社アステック入江内 (72)発明者 下垣 充 福岡県北九州市八幡東区大谷1丁目3番 1号 株式会社アステック入江内 (56)参考文献 特許2791491(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16L 57/00 - 58/18 B25B 27/02 B25B 27/10

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周面に軸芯に平行な一本の切れ目を有
    し、該切れ目の両側のリング端部が摺動可能に重なり合
    い、しかも前記それぞれのリング端部の内面に、互いに
    重合されるかしめ片が突設された鍔付きのプロテクター
    を、パイプの端部内に押し込んで装着するシーリング接
    合式プロテクター装着装置であって、 前記プロテクターの保持部と、前記パイプの大きさに応
    じた前記保持部の拡縮手段と、前記プロテクターの拡張
    手段と、前記かしめ片のかしめ手段とを備えたことを特
    徴とするシーリング接合式プロテクター装着装置。
  2. 【請求項2】 前記拡縮手段が、アーム先端部に前記保
    持部が取り付けられて、中心軸に沿って摺動するスライ
    ドリングに放射状に軸着された複数本の傘骨アームを、
    駆動部による前記スライドリングの摺動により拡縮させ
    る傘骨式拡縮機構であることを特徴とする請求項1記載
    のシーリング接合式プロテクター装着装置。
  3. 【請求項3】 前記拡張手段が、前記重合されたかしめ
    片間の隙間に挿入される一対の拡張爪と、該拡張爪を拡
    縮させる機構により構成され、しかも前記拡張手段と前
    記かしめ手段とが一体構造となって、前記傘骨式拡縮機
    構のかしめ片側の傘骨アームに取り付けられていること
    を特徴とする請求項2記載のシーリング接合式プロテク
    ター装着装置。
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