JP2955262B2 - トルクを発生する内筒スリーブを有する化粧料容器 - Google Patents

トルクを発生する内筒スリーブを有する化粧料容器

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JP2955262B2
JP2955262B2 JP10024854A JP2485498A JP2955262B2 JP 2955262 B2 JP2955262 B2 JP 2955262B2 JP 10024854 A JP10024854 A JP 10024854A JP 2485498 A JP2485498 A JP 2485498A JP 2955262 B2 JP2955262 B2 JP 2955262B2
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shank
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rib
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    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D40/00Casings or accessories specially adapted for storing or handling solid or pasty toiletry or cosmetic substances, e.g. shaving soaps or lipsticks
    • A45D40/06Casings wherein movement of the lipstick or like solid is a screwing movement

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  • Cosmetics (AREA)
  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、リップスティッ
ク容器に関するものであり、外筒スリーブと協動する一
つ以上の半径方向外方に延びるリブを含む内筒スリーブ
を有し、一方のスリーブが他方のスリーブに対して回転
されたとき、両スリーブ間にトルクを生じさせるリップ
スティック容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】リップスティック(棒口紅)の容器など
の化粧料容器の品質は、しばしばその中に入っている化
粧料の品質を示すことになる。消費者から見て、高品質
のリップスティックの容器は、ある「触感」を有し、旋
回トルクが比較的低くて自由に回転するが、しっかりし
た触感を与えるのに十分な「抵抗」すなわちトルクを有
している。化粧品会社が化粧料の容器を製作するときに
懸命に努力して達成しようとするのは、上記の範囲の好
ましいトルクである。
【0003】従来のリップスティック容器は、化粧料保
持具、内筒スリーブ、外筒スリーブ、および装飾スリー
ブを含んでいる。化粧料保持具は、リップスティックを
保持し、そして一般に、半径方向の互いに反対側に延び
る二つのラグを有するスリーブとして配置構成され、内
筒スリーブの中に嵌まっている。内筒スリーブは、向か
い合った側面に、長手方向に延びる溝を有し、この溝を
貫通して、化粧料保持具のラグが延びている。連続螺旋
溝を有する外筒スリーブが内筒スリーブの周りに配置さ
れ、化粧料保持具のラグがその螺旋溝に嵌まってその螺
旋溝の長さ方向に沿って移動するように配置構成されて
いる。その結果、化粧料保持具は、内筒スリーブの底部
を回転させたとき、ラグが螺旋溝の長さ方向に移動する
につれて上方に動かされる。最も外側の装飾スリーブ
は、審美的な目的で設けられている。使用時には、内筒
スリーブの底部が外側の装飾スリーブの底部を越えて延
び出す。使用者は、その底部を回転させて、化粧料保持
具を、したがってリップスティックをケースから延び出
させ、リップスティックを塗布し、またしまうためにケ
ースの中に引っ込める。
【0004】外筒スリーブ内で容易く回転させることが
できながら、しっかりした触感を与えるのに十分なトル
クを有する内筒スリーブを有するリップスティック容器
を提供することが特に望ましい。従来技術には、所望の
大きさのトルクを得るためになされたいくつもの試みが
含まれているが、その多くは重大な欠陥をもっている。
例えば、多くのものが複雑であり、製作費が比較的高
く、厳格な寸法差を必要とし、または長期間使用すると
摩耗して、相対的に回転する両スリーブ間に生じるトル
クに悪影響を与える。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって、この発明
は、内筒スリーブと外筒スリーブの間に所望の大きさの
トルクが得られるリップスティック容器を提供すること
を目的とする。また、この発明は、効果的で、長期の使
用に耐えることができ、かつ製造しやすい設計でもっ
て、望ましい大きさのトルクを得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明による化粧料容
器は、内筒スリーブの少なくとも一部の周りに周方向に
沿って半径方向外方に延びる少なくとも一つのリブを有
する内筒スリーブを含んでなる化粧料容器を提供するこ
とによって、従来技術の欠点および欠陥を克服するもの
である。該内筒スリーブは、長手方向溝を有するシャン
ク部分を含み、その長手方向溝を貫通して、化粧料保持
具のラグが延び出している。また、手動で回転可能なベ
ースが、内筒スリーブのシャンクの底部すなわち遠位端
(遠い側の端部)に設置されていて、そして一つの実施
態様では、内筒スリーブが外筒スリーブ内に同心的に配
置されたとき、ベースが外筒スリーブの下方に延び出
す。好ましくは、内筒スリーブのシャンクは、その可撓
性領域に配置された、二つの互いに離れたリブを含む。
これらのリブは、内筒スリーブと外筒スリーブの接触面
積を小さくするため、断面形態が環状であることが好ま
しい。
【0007】内筒スリーブのシャンクの外径は、リブの
有る部分を除いて、外筒スリーブの内径より小さく、こ
れら両スリーブの間に半径方向の間隙を生じる。リブの
外径は、少なくとも外筒スリーブの内径に等しい。リブ
は、内筒スリーブのシャンクの可撓性領域に配置するこ
とが好ましい。上記半径方向の間隙によって、使用者
は、内筒スリーブの底部を容易に回転させて、化粧料容
器内の化粧料保持具に保持されているリップスティック
を延び出させたり引っ込ませたりすることができる。し
かも、シャンクの可撓性領域において外方に延びるリブ
は、回転可能な両スリーブの滑らかでしっかりした結合
を作り出すのに必要なトルクを生じさせる。
【0008】
【発明の実施の形態】この発明の前記およびその他の目
的、特徴および利点は、以下に述べるこの発明の好まし
い実施態様についての詳細な説明および添付図面から明
らかになるであろう。
【0009】以下に、この発明の好ましい実施態様を示
す添付図面を参照して、この発明をさらに詳細に説明す
る。しかし、この発明は、この明細書に記載の諸実施態
様に限定されると解釈すべきでなく、これら実施態様
は、その開示を徹底的かつ完全にして、この発明の範囲
を当該技術分野の当業者に十分に伝達するために提供す
るものである。
【0010】この発明は、以下において、リップスティ
ック(棒口紅)のような化粧料を塗布するのに用いる容
器として示し、説明する。簡潔にするため、以下の説明
は、リップスティック容器について行う。しかし、この
容器は、製品をケースから延び出させたりケース内に引
っ込めたりする他の各種分野で利用されることが、明ら
かである。例えば、この容器は、局所的に塗布する必要
があるいかなる製品にも利用できる。
【0011】参照番号10で示すこの発明のリップステ
ィック容器は、陰線で示すリップスティックを、小出し
して塗布し化粧を行えるように設計されている。また、
想像線で示す外ケース14が、リップスティック容器1
0の保護用外ケースとして設けられていてもよい。リッ
プスティック容器10は、長手方向軸線32の回りに同
心的に配置されている複数の筒状部材を含んでいる。リ
ップスティック12は、化粧料保持具16内に配置さ
れ、該保持具に固定されている。化粧料保持具16は、
ベース20、およびベース20から上方へ延びる筒状側
壁22を含んでなり、リップスティック12を受けて保
持するカップとなっている。また、化粧料保持具16に
は、筒状側壁22の直径方向に反対側の外面に、1対の
ラグ24が配置されている。図に示すように、ラグ24
は、1対で、それが直径方向に反対側に配置されている
が、化粧料保持具16の外面に沿って任意の位置に1個
または任意の数のラグを設けても、この発明の範囲から
逸脱するものではない。
【0012】化粧料保持具16は、図2および3に最も
適切に示されているように、内筒スリーブ26内に配置
される。内筒スリーブ26は、向かい合った側壁に、長
手方向軸線32に平行に延びる1対の長手方向溝30を
備えている。化粧料保持具16の位置決めは、内筒スリ
ーブ26の遠位端部36に沿って設けられた一体開口部
34によってより確実となる。化粧料保持具16は、内
筒スリーブ26内に一旦配置されると、内筒スリーブ2
6内を長手方向に上下に移動可能である。化粧料保持具
16のラグ24は、長手方向溝30を貫通して延び出し
ている。内筒スリーブは、その下部末端に、手動で回転
可能なベース64を備えている。このベース64につい
ては、以下に一層十分に考察する。
【0013】外筒スリーブ40が、内筒スリーブ26の
周囲に配置されている。外筒スリーブ40には、その内
面に一対の向かい合った螺旋溝42が形成されている。
その螺旋溝42は、対向する上方側壁44と下方側壁4
6および底壁48によって形成され、各図に示すよう
に、ラグ24の少なくとも一部を受け入れるように配置
構成されている。
【0014】螺旋溝42を有する外筒スリーブ40の周
りを囲んで、筒状の装飾スリーブ52が配置されてい
る。別の実施態様では、外筒スリーブ40と装飾スリー
ブ52を一体に形成し、装飾スリーブ52が螺旋溝42
の底壁を構成し、そして中間のスリーブ40が上方側壁
と下方側壁によって形成される螺旋溝(図示せず)を含
むようにしてもよい。
【0015】化粧料容器20の上述の各部品により、リ
ップスティック容器10内でリップスティックを延び出
させたり引っ込ませたりして、リップスティックを容易
に塗布することができる。図2に分解して示すアセンブ
リは、各部品の配置構成により、適正な並びおよび位置
に保たれる。例えば、内筒スリーブ26の近位部分(近
い側の部分)36は、半径方向外方に延びてフランジを
形成している厚くなった部分を含んでいる。好ましく
は、このフランジは、内筒スリーブ26を外筒スリーブ
40内に同心的に支持する環状軸受38を形成する。同
様に、回転可能なベース64もフランジを形成して、外
筒スリーブ40および装飾スリーブ52を、フランジ3
6と回転可能なベース64との間に保持している。
【0016】次に、この発明による化粧料容器10の作
動について、各図を参照して考察する。この化粧料容器
10は、リップスティック12を延び出させたり引っ込
ませたりして、化粧料容器10の近位端を越えて延び出
させて、リップスティックを塗布できるようにする。リ
ップスティック12は、外ケース14を外し、内筒スリ
ーブ26の回転可能なベース64を回転させることによ
って、化粧料容器10内およびそこから外へ推進させ
る。ベース64を予め決めた方向に回転させると、この
ベース64内に保持されている化粧料保持具16は、ラ
グ24が長手方向溝30を貫通して延び出しているた
め、同様に回転して、ラグ24は、本来、(その回転方
向に応じて)長手方向長30を形成するそれぞれの長手
方向の側方端縁54に当接する。
【0017】またラグ24は、全体または少なくともそ
の一部が螺旋溝42内に嵌まっているので、内筒スリー
ブ26の回転可能なベース64を回転させると、化粧料
保持具16は、外筒スリーブ40螺旋溝42を長さ方向
に移動して、長手方向溝30内を上下に移動する。長手
方向溝30の遠位端および近位端の各端には、横に延び
る係止用延長部56が設けられ、この延長部は、図に示
すように、長手方向溝30と一体に形成されている。係
止用延長部56は、化粧料保持具16の上方への移動を
制限し、化粧料保持具16が一番高い位置に到達したと
き、ベース64のそれ以上の回転運動が禁止されて、該
保持具16はそれ以上上方に移動できない。同様に、遠
位端において、化粧料保持具16内のリップスティック
12が完全に引っ込むと、ラグが長手方向長30の横方
向に延びる係止用延長部56内に保持されるため、容器
16はそれ以上引っ込むことができない。したがって、
リップスティック12は、回転可能なベース64を一方
向に回転させることによって延び出たり、そして回転可
能なベース64を逆方向に回転させることによって引っ
込んだりし、リップスティック12を容易に塗布するこ
とができたり、使用しないときに容器10内に保護した
りすることができる。
【0018】次いで、この発明の内筒スリーブ26につ
いてさらに詳細に説明する。好ましくは、内筒スリーブ
26は、プラスチックのような弾性材料で成形する。内
筒スリーブ26は、近位端60と遠位端62を有するシ
ャンク58を含んでいる。長手方向溝30は、シャンク
58の近位端60と遠位端62の間に延びている。内筒
スリーブ26は、また、シャンク58の遠位端62に近
接して位置するベース64を含んでいる。図3に最も適
切に示されているように、ベース64は、外筒スリーブ
40の下方にある距離だけ延びていて、手で回せるベー
スとなっている。したがって、使用者は、ベース64を
回転させて、内筒スリーブ26と外筒スリーブ40の間
に相対的な回転運動を与えて、化粧料保持具16を延び
出させたり引っ込ませたりして、リップスティック12
を塗布することができる。内筒スリーブ26は、少なく
とも部分的に環状軸受38によって、外筒スリーブ40
と同心に配列されて保持されている。内筒スリーブ26
は、さらに、内筒スリーブ26の外面から半径方向外方
へ外周の少なくとも一部を囲んで延び出している少なく
とも一つの環状リブ66を備えている。図に示すよう
に、好ましくは、内筒スリーブ26の可撓性領域内に1
対の環状リブ66を設ける。もちろん、リブは何本設け
てもよいし、それらは内筒スリーブ26のごく小部分を
回って延びるものでもよい。リブ66は、互いに予め決
められた距離を置いて配置され、最上部のリブは、シャ
ンク58の近位端60に近接して設けられ、他方のリブ
66は、シャンク58の遠位端62に近接して設けられ
ている。
【0019】図3に最も適切に示されているように、リ
ブ66の外径は、図2に示すような非バイアス状態すな
わち組み立てられていない状態において、外筒スリーブ
40の内径に少なくとも等しい。したがって、リブ66
は、撓まされた状態すなわち組み立てられた状態で、内
筒スリーブ26のシャンク58の外径と中間の外筒スリ
ーブ40の間に形成される半径方向の間隙68を、少な
くともその一部に沿って閉じる。図3に示す断面におい
て、リブ66は、凸面の出っ張りを形成する半径方向に
弧状に膨らんだ外面を有し、リブ66と外筒スリーブ4
0の内壁との接触面積を最小にしている。好ましくは、
環状リブ66は、非バイアス状態すなわち組み立てられ
ていない状態では、その外径が外筒スリーブ40の内径
よりも僅かに大きい。これは、内筒スリーブ26が本来
有する可撓性により許容される。
【0020】好ましい実施態様において、内筒スリーブ
26は、ある程度は選択された材料自体の可撓性を有
し、その可撓性は長手方向溝30の存在によりさらに増
強されている。したがって、内筒スリーブ26の側壁は
内側に撓むことができ、その結果、長手方向溝30の幅
が狭くなる。内筒スリーブ26は、シャンク58の中央
部に近接した部分でその長さ方向に沿って可撓性が最大
になる。シャンク58の遠位端62は、ベース64と接
続しているため、可撓性が小さい。同様に、近位端60
は、最上部のフランジ36があるためシャンク58の中
央領域より可撓性の程度が小さいが、一体開口部34が
あるため、遠位端62よりも可撓性が大きい。好ましい
実施態様では、一体開口部34は、シャンク58の可撓
性にも寄与する。したがって、リブ66は、シャンク5
8の可撓性領域内に配置される。しかしながら、環状リ
ブ66は、シャンク58に沿ったどの位置に配置されて
もこの発明の範囲内であり、環状リブ66は、シャンク
58の中央部に近ければ近いほど軸線方向内方に一層大
きく撓むことができる訳である。それにより、このこと
が、外筒スリーブ40に対する内筒スリーブ26の旋回
トルクに影響する。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、この発明による化
粧料容器は、同心的に配置された内筒スリーブと外筒ス
リーブを有し、内筒スリーブの可撓性領域に周方向に環
状リブを回して設け、リブの外周部で外筒の内壁に弾性
的に線接触させて両スリーブを系合させているので、使
用に際して両者の相対的回転が滑らかに行え、しかも両
者間の保持がしっかりとした触感を呈する。簡単な構造
で高級感のある化粧料容器を提供することができる。
【0022】
【付言】以上、この発明の特定の実施態様を説明してき
たが、当該技術分野の当業者は、特に以上の教示に照ら
して種々の変形をすることができるので、この発明が前
記の実施態様に限定されないことはもちろんである。し
たがって、ここに添付の特許請求の範囲は、この発明の
真の精神と範囲内における種々の改良の各特徴を取り入
れた如何なる変形をも含む意図のものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による化粧料容器の斜視図である。
【図2】 図1に示す化粧料容器の分解図である。
【図3】 図1に示す化粧料容器の部分的な断面図であ
る。
【符号の説明】
10…リップスティック容器、12…リップスティッ
ク、14…外ケース、16…化粧料保持具、20…化粧
料容器、24…ラグ、26…内筒スリーブ、30…長手
方向溝、32…長手方向軸線、34…一体開口部、40
…外筒スリーブ、42…螺旋溝、56…係止用延長部、
58…シャンク、64…回転ベース、66…環状リブ。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A45D 40/06

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内側周縁に沿って延びる螺旋溝を含みあ
    る内径を有する第一の筒状スリーブと、 前記第一のスリーブ内で回転可能なシャンクを有する第
    二の筒状スリーブであって、前記シャンクが、そこに形
    成された長手方向溝により可撓性の増強された可撓性領
    域を有するとともに、その可撓性領域においてシャンク
    周方向の少なくとも一部に沿って延びる少なくとも一
    つの半径方向外向きのリブを備え、そして前記少なくと
    も一つのリブが、前記第一の筒状スリーブの前記内径に
    少なくとも等しい外径を有しかつ前記シャンクの可撓性
    領域に配置されていて、前記第一および第二の筒状スリ
    ーブ間にトルクを発生する、第二の筒状スリーブと、 前記第二の筒状スリーブが前記第一の筒状スリーブに対
    して回転したとき、前記第一および第二のスリーブ内で
    長手方向に上下に移動可能である化粧料保持具とを備え
    てなる化粧料容器。
  2. 【請求項2】 請求項に記載の化粧料容器であって、 前記化粧料保持具が、それから半径方向外側に延びる少
    なくとも一つのラグを備え、前記ラグが、前記第二の筒
    状スリーブの前記長手方向溝を貫通して延び、かつその
    一部が前記第一のスリーブの前記螺旋溝内に嵌ってお
    り、前記第二の筒状スリーブが回転したとき、前記化粧
    料保持具が、前記第一のスリーブ内で長手方向に上下に
    推進されることを特徴とするもの。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の化粧料容器であって、 前記シャンクが、互いに予め決められた距離を置いて配
    置された少なくとも二つのリブを備え、前記少なくとも
    二つのリブのうちの一方が前記シャンクの近位端に近接
    して配置され、そして前記少なくとも二つのリブのうち
    の他方が前記シャンクの遠位端に近接して配置されてい
    ることを特徴とするもの。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の化粧料容器であって、 前記少なくとも一つのリブが、前記シャンクの遠位端に
    近接して配置されていることを特徴とするもの。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の化粧料容器であって、 前記第二のスリーブが非バイアスの状態にあるとき、前
    記少なくとも一つのリブの前記外径が前記第一のスリー
    ブの前記内径より大きく、そして前記第二のスリーブが
    前記第一のスリーブ内に配置されたとき、前記少なくと
    も一つのリブが内側に撓んで撓み状態となり、両スリー
    ブの間にトルクを発生することを特徴とするもの。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の化粧料容器であって、 前記少なくとも一つのリブが凸面の外面を有することを
    特徴とするもの。
  7. 【請求項7】 請求項に記載の化粧料容器であって、 前記少なくとも二つのリブが、前記シャンクの前記近位
    端と前記遠位端の間に設けられ、かつ前記ベースおよび
    前記シャンクの可撓性領域の前記近位端から予め決めら
    れた距離をとって配置されていることを特徴とするも
    の。
  8. 【請求項8】 請求項に記載の化粧料容器であって、 前記少なくとも二つのリブの各々が、前記第一のスリー
    ブの前記内径に少なくとも等しい外径を有し、前記第一
    および第二の筒状スリーブ間にトルクを発生することを
    特徴とするもの。
  9. 【請求項9】 請求項に記載の化粧料容器であって、 前記第二のスリーブが非バイアス状態にあるとき、前記
    少なくとも二つの各リブの外径が前記第一のスリーブの
    前記内径より大きく、そして前記少なくとも二つのリブ
    は内側に撓んで前記第一のスリーブに当接し、両スリー
    ブ間にトルクを発生することを特徴とするもの。
  10. 【請求項10】 請求項1に記載の化粧料容器であっ
    て、 前記少なくとも一つのリブが、前記シャンクの遠位端に
    近接して前記シャンクの周方向の少なくとも一部に沿っ
    て延びていることを特徴とするもの。
  11. 【請求項11】 請求項1に記載の化粧料容器であっ
    て、 前記リブが、前記シャンクのまわりに実質的に周方向に
    一回りして延びていることを特徴とするもの。
JP10024854A 1997-02-05 1998-02-05 トルクを発生する内筒スリーブを有する化粧料容器 Expired - Lifetime JP2955262B2 (ja)

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US08/796,662 1997-02-05
US08/796,662 US5888003A (en) 1997-02-05 1997-02-05 Cosmetic container having an inner sleeve for creating torque

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JPH10225323A JPH10225323A (ja) 1998-08-25
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EP (1) EP0857438A3 (ja)
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