JP2953960B2 - ディスクアレイ装置 - Google Patents
ディスクアレイ装置Info
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- JP2953960B2 JP2953960B2 JP6219914A JP21991494A JP2953960B2 JP 2953960 B2 JP2953960 B2 JP 2953960B2 JP 6219914 A JP6219914 A JP 6219914A JP 21991494 A JP21991494 A JP 21991494A JP 2953960 B2 JP2953960 B2 JP 2953960B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスクアレイ装置に
関し、特に、複数に分割されたデータ及びそのパリティ
ブロックを複数のディスク装置に分散して格納するディ
スクアレイ装置に関する。
関し、特に、複数に分割されたデータ及びそのパリティ
ブロックを複数のディスク装置に分散して格納するディ
スクアレイ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来技術説明図であり、従来のデ
ィスクアレイ装置(RAID5)におけるデータの格納
及び読み出しについて示す。
ィスクアレイ装置(RAID5)におけるデータの格納
及び読み出しについて示す。
【0003】従来のRAID(Redundanty Array of In
expensive Disks)5と呼ばれるディスクアレイ装置にお
いては、図5(A)に示すような方式でデータが格納さ
れる。
expensive Disks)5と呼ばれるディスクアレイ装置にお
いては、図5(A)に示すような方式でデータが格納さ
れる。
【0004】まず、データを複数の例えばセクタS0乃
至S3に分割する(セクタ単位でストライピングする)
と共に、セクタS0乃至S3の対応するデータについ
て、排他的論理和回路(EOR)115においてそのパ
リティ(簡単のため奇数パリティとする)を求め、この
パリティからなるパリティブロックP1を作成する。そ
して、(磁気)ディスク装置114(以下、#0乃至#
4ともいう)に、セクタS0乃至S3及びそのパリティ
ブロックP1を図示のように分散して格納する。
至S3に分割する(セクタ単位でストライピングする)
と共に、セクタS0乃至S3の対応するデータについ
て、排他的論理和回路(EOR)115においてそのパ
リティ(簡単のため奇数パリティとする)を求め、この
パリティからなるパリティブロックP1を作成する。そ
して、(磁気)ディスク装置114(以下、#0乃至#
4ともいう)に、セクタS0乃至S3及びそのパリティ
ブロックP1を図示のように分散して格納する。
【0005】更に、セクタS0乃至S3に分割されたデ
ータに続くデータについて、同様に分散して格納する。
即ち、ディスク装置#0乃至#4に、セクタS4乃至S
7及びそのパリティブロックP2を図示のように分散し
て格納する。この時、パリティブロックP1及びP2
が、同一のディスク装置114に重ならないように、異
なるディスク装置#4及び#3に分散される。
ータに続くデータについて、同様に分散して格納する。
即ち、ディスク装置#0乃至#4に、セクタS4乃至S
7及びそのパリティブロックP2を図示のように分散し
て格納する。この時、パリティブロックP1及びP2
が、同一のディスク装置114に重ならないように、異
なるディスク装置#4及び#3に分散される。
【0006】このように、データを分割することによ
り、データを書き替える時に、ディスク装置#0乃至#
4の全てにアクセスするのではなく、該当するセクタ及
びパリティブロックの格納されているディスク装置11
4のみを書き替えればよいようにしている。また、パリ
ティブロックが同一のディスク装置114に集中するこ
とを避けることにより、パリティアクセスが1台のディ
スク装置114に集中することを避けている。従って、
最小単位の書き込み(ライト)の場合には、2台のディ
スク装置114しか使用しないため、複数のアクセスを
同時に実行できる可能性があり、この点で多重性能が向
上されている。
り、データを書き替える時に、ディスク装置#0乃至#
4の全てにアクセスするのではなく、該当するセクタ及
びパリティブロックの格納されているディスク装置11
4のみを書き替えればよいようにしている。また、パリ
ティブロックが同一のディスク装置114に集中するこ
とを避けることにより、パリティアクセスが1台のディ
スク装置114に集中することを避けている。従って、
最小単位の書き込み(ライト)の場合には、2台のディ
スク装置114しか使用しないため、複数のアクセスを
同時に実行できる可能性があり、この点で多重性能が向
上されている。
【0007】例えば、図5(A)に示すように、最小単
位であるセクタS2のみの書き込みの場合、セクタS2
の格納されているディスク装置#2と、そのパリティブ
ロックP1の格納されているディスク装置#4の2台の
みを使用すればよい。従って、他のディスク装置#0、
#1及び#3については、アクセスを同時に実行でき
る。例えば、セクタS6のみの書き込みは、セクタS6
の格納されているディスク装置#1と、そのパリティP
2の格納されているディスク装置#3の2台を使用する
のみであるので、セクタS2の書き込みと同時に実行で
きる。
位であるセクタS2のみの書き込みの場合、セクタS2
の格納されているディスク装置#2と、そのパリティブ
ロックP1の格納されているディスク装置#4の2台の
みを使用すればよい。従って、他のディスク装置#0、
#1及び#3については、アクセスを同時に実行でき
る。例えば、セクタS6のみの書き込みは、セクタS6
の格納されているディスク装置#1と、そのパリティP
2の格納されているディスク装置#3の2台を使用する
のみであるので、セクタS2の書き込みと同時に実行で
きる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来のディスクアレイ
装置(RAID5)のディスク装置114としては、通
常のディスク装置が用いられている。従って、そのヘッ
ドは、図5(B)に示すように、1本のアクチュエータ
101に対して1個のヘッド102が設けられ、図中矢
印方向に回転するディスク104に対向させられる構成
とされている。そして、ヘッド102に対応するディス
ク104の表面にデータが書き込まれ、読み出される。
装置(RAID5)のディスク装置114としては、通
常のディスク装置が用いられている。従って、そのヘッ
ドは、図5(B)に示すように、1本のアクチュエータ
101に対して1個のヘッド102が設けられ、図中矢
印方向に回転するディスク104に対向させられる構成
とされている。そして、ヘッド102に対応するディス
ク104の表面にデータが書き込まれ、読み出される。
【0009】図6は、従来技術説明図であり、このよう
なディスク装置114で構成したディスクアレイ装置
(RAID5)において、前述した例えばセクタS2の
書き込みを行う場合のタイムチャートを示す。
なディスク装置114で構成したディスクアレイ装置
(RAID5)において、前述した例えばセクタS2の
書き込みを行う場合のタイムチャートを示す。
【0010】まず、ディスク装置#2及び#4におい
て、ディスク104が回転して、ヘッド102がセクタ
S2の位置に来たら、旧データであるセクタS2をリー
ドする(読み出す)。同時に、旧パリティであるパリテ
ィブロックP1も読み出す。以上の読み出し処理に要す
る時間が、図中で示される。
て、ディスク104が回転して、ヘッド102がセクタ
S2の位置に来たら、旧データであるセクタS2をリー
ドする(読み出す)。同時に、旧パリティであるパリテ
ィブロックP1も読み出す。以上の読み出し処理に要す
る時間が、図中で示される。
【0011】次に、旧セクタS2と旧パリティブロック
P1との排他的論理和を求め、更に、これと新データで
あるセクタS2’との排他的論理和を求める。これが新
パリティであるパリティブロックP1’とされる。以上
のパリティ演算処理に要する時間が、図中で示され
る。
P1との排他的論理和を求め、更に、これと新データで
あるセクタS2’との排他的論理和を求める。これが新
パリティであるパリティブロックP1’とされる。以上
のパリティ演算処理に要する時間が、図中で示され
る。
【0012】次に、新セクタS2’を、旧セクタS2が
書き込まれていた元の位置に書き込む処理と、新パリテ
ィブロックP1’を、旧パリティブロックP1が書き込
まれていた元の位置に書き込む処理とを実行する必要が
ある。
書き込まれていた元の位置に書き込む処理と、新パリテ
ィブロックP1’を、旧パリティブロックP1が書き込
まれていた元の位置に書き込む処理とを実行する必要が
ある。
【0013】ところが、新セクタS2’及び新パリティ
ブロックP1’を書き込もうとした時には、前述の時間
及びが経過してしまっている。このため、この時間
分だけ既にディスク104が回転して、ヘッド102が
旧セクタS2及び旧パリティP1の元の位置から距離d
だけ先に進んでしまっている。従って、この時点では、
新セクタS2’及び新パリティブロックP1’を、元の
位置に書き込むことはできない。そこで、ディスク10
4が1回転して、再びヘッド102が元の位置に来るの
を待ち、ヘッド102が当該位置に来たら、新セクタS
2’を元の位置に書き込む処理と、新パリティブロック
P1’を元の位置に書き込む処理とを実行する。以上の
書き込み処理に要する時間が、図中で示される。
ブロックP1’を書き込もうとした時には、前述の時間
及びが経過してしまっている。このため、この時間
分だけ既にディスク104が回転して、ヘッド102が
旧セクタS2及び旧パリティP1の元の位置から距離d
だけ先に進んでしまっている。従って、この時点では、
新セクタS2’及び新パリティブロックP1’を、元の
位置に書き込むことはできない。そこで、ディスク10
4が1回転して、再びヘッド102が元の位置に来るの
を待ち、ヘッド102が当該位置に来たら、新セクタS
2’を元の位置に書き込む処理と、新パリティブロック
P1’を元の位置に書き込む処理とを実行する。以上の
書き込み処理に要する時間が、図中で示される。
【0014】一般に、RAID5(又はRAID4)に
おいて,(1)旧データ及び旧パリティリード、(2)
新パリティの作成、(3)新データ及び新パリティライ
トを要するライト時の処理をライトペナルティと呼び、
この例では、時間における読み出し処理、時間にお
けるパリティ演算処理及び時間における書き込み処理
が、ライトペナルティとなる。
おいて,(1)旧データ及び旧パリティリード、(2)
新パリティの作成、(3)新データ及び新パリティライ
トを要するライト時の処理をライトペナルティと呼び、
この例では、時間における読み出し処理、時間にお
けるパリティ演算処理及び時間における書き込み処理
が、ライトペナルティとなる。
【0015】このように、前述の従来技術によれば、多
重性能が向上されてはいるが、ライトペナルティのため
に書き込み時の性能が低下するという問題がある。即
ち、従来のディスク装置114で構成したディスクアレ
イ装置(RAID5)においてデータの書き込み処理を
行った場合、時間 及びの経過の間にディスク104
が回転してしまうため、書き込み処理を行うには、略1
回転分近くの回転待ち時間がかかってしまう。このこと
は、1セクタの書き込みについて、ディスク104の略
2回転分の時間を要することを意味する。このため、従
来のディスクアレイ装置(RAID5)では、高速の書
き込み処理ができなかった。
重性能が向上されてはいるが、ライトペナルティのため
に書き込み時の性能が低下するという問題がある。即
ち、従来のディスク装置114で構成したディスクアレ
イ装置(RAID5)においてデータの書き込み処理を
行った場合、時間 及びの経過の間にディスク104
が回転してしまうため、書き込み処理を行うには、略1
回転分近くの回転待ち時間がかかってしまう。このこと
は、1セクタの書き込みについて、ディスク104の略
2回転分の時間を要することを意味する。このため、従
来のディスクアレイ装置(RAID5)では、高速の書
き込み処理ができなかった。
【0016】本発明は,書き込み処理における回転待ち
時間を極めて短くして高速で書き込み処理を行うことが
できるディスクアレイ装置を提供することを目的とす
る。また,本発明は,ディスクアレイ装置の構成に適し
たディスク装置によって構成したディスクアレイ装置を
提供することを目的とする。
時間を極めて短くして高速で書き込み処理を行うことが
できるディスクアレイ装置を提供することを目的とす
る。また,本発明は,ディスクアレイ装置の構成に適し
たディスク装置によって構成したディスクアレイ装置を
提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理構成
図であり、本発明によるディスクアレイ装置の要部の構
成を示す。
図であり、本発明によるディスクアレイ装置の要部の構
成を示す。
【0018】本発明のディスクアレイ装置は複数の(磁
気)ディスク装置(14)を備える。複数のディスク装
置(14)の各々において、図1に示すように、複数枚
のディスク4がその回転軸5を中心として図中、矢印方
向に回転する。ディスク4の表面及び裏面には、各々、
その先端にヘッド2,3が設けられたアクチュエータ1
が対向させられている。ヘッド2,3に対応する位置の
ディスク4の表面及び裏面にデータが書き込まれ、読み
出される。
気)ディスク装置(14)を備える。複数のディスク装
置(14)の各々において、図1に示すように、複数枚
のディスク4がその回転軸5を中心として図中、矢印方
向に回転する。ディスク4の表面及び裏面には、各々、
その先端にヘッド2,3が設けられたアクチュエータ1
が対向させられている。ヘッド2,3に対応する位置の
ディスク4の表面及び裏面にデータが書き込まれ、読み
出される。
【0019】図1(A)に示すように、本発明では、1
本のアクチュエータ1に対して2個のヘッド2,3がデ
ィスク4の回転方向(図中、矢印で示す)において異な
る位置に設けられる。2個のヘッド2,3の内、ディス
ク4の回転方向において、先にある第1ヘッド2をリー
ド専用ヘッドとして用い、後にある第2ヘッド3をライ
ト専用ヘッドとして用いる。2個のヘッド2,3のディ
スク4の回転方向における距離Dは、所定の値とされ
る。
本のアクチュエータ1に対して2個のヘッド2,3がデ
ィスク4の回転方向(図中、矢印で示す)において異な
る位置に設けられる。2個のヘッド2,3の内、ディス
ク4の回転方向において、先にある第1ヘッド2をリー
ド専用ヘッドとして用い、後にある第2ヘッド3をライ
ト専用ヘッドとして用いる。2個のヘッド2,3のディ
スク4の回転方向における距離Dは、所定の値とされ
る。
【0020】
【作用】本発明のディスクアレイ装置では、2個のヘッ
ド2,3のディスク4の回転方向における距離Dを十分
に大きな値とすることにより、第1ヘッド2で所定の位
置のデータを読み出し、読み出したデータを用いて所定
の演算をした後、前記読み出しと同一のディスク回転周
期内において、第2ヘッド3で前記所定の位置に演算結
果を書き込む。即ち、前記読み出し処理、演算処理及び
書き込み処理に要する時間は予め求めることができるか
ら、この時間内でディスク4が回転する最大距離(角
度)が定まるので、前記距離Dをこの最大距離より大き
く設定する。これにより、第1ヘッド2で読み出したデ
ータを用いて演算の結果を、前記読み出しと同一のディ
スク回転周期内において第2ヘッド3で前記所定の位置
に書き込むことができる。
ド2,3のディスク4の回転方向における距離Dを十分
に大きな値とすることにより、第1ヘッド2で所定の位
置のデータを読み出し、読み出したデータを用いて所定
の演算をした後、前記読み出しと同一のディスク回転周
期内において、第2ヘッド3で前記所定の位置に演算結
果を書き込む。即ち、前記読み出し処理、演算処理及び
書き込み処理に要する時間は予め求めることができるか
ら、この時間内でディスク4が回転する最大距離(角
度)が定まるので、前記距離Dをこの最大距離より大き
く設定する。これにより、第1ヘッド2で読み出したデ
ータを用いて演算の結果を、前記読み出しと同一のディ
スク回転周期内において第2ヘッド3で前記所定の位置
に書き込むことができる。
【0021】従って、本発明のディスクアレイ装置によ
れば、例えば、所定のセクタの書き替えにおいて、以下
のことが可能となる。即ち、所定のセクタとこれに関係
するパリティブロックを、各々が格納されているディス
ク装置(14)から、その第1ヘッド2を用いて読み出
す。そして、読み出したセクタ及びパリティブロック
と、当該セクタを書き替えるべき新たなセクタとを用い
て所定の演算により新たなパリティブロックを求める。
この後、新たなセクタと新たなパリティブロックを、各
々が格納されているディスク装置(14)に、その第2
ヘッド3を用いて前記読み出しと同一のディスク回転周
期内において元の位置に書き込む。
れば、例えば、所定のセクタの書き替えにおいて、以下
のことが可能となる。即ち、所定のセクタとこれに関係
するパリティブロックを、各々が格納されているディス
ク装置(14)から、その第1ヘッド2を用いて読み出
す。そして、読み出したセクタ及びパリティブロック
と、当該セクタを書き替えるべき新たなセクタとを用い
て所定の演算により新たなパリティブロックを求める。
この後、新たなセクタと新たなパリティブロックを、各
々が格納されているディスク装置(14)に、その第2
ヘッド3を用いて前記読み出しと同一のディスク回転周
期内において元の位置に書き込む。
【0022】この時、読み出し処理から一定の時間が経
過して第1ヘッド2は元の位置から先に進んでしまって
いるが、第1ヘッド2から距離Dだけ離して設けられた
第2ヘッド3は、元の位置に達したか、又は、元の位置
よりも手前にある。
過して第1ヘッド2は元の位置から先に進んでしまって
いるが、第1ヘッド2から距離Dだけ離して設けられた
第2ヘッド3は、元の位置に達したか、又は、元の位置
よりも手前にある。
【0023】従って、このように読み出し処理を行った
直後に書き込み処理を行う場合であっても、略1回転分
近くの回転待ち時間を費やすことなく、新たなセクタと
新たなパリティブロックを元のセクタ及びパリティブロ
ックの格納位置に書き込むことができる。
直後に書き込み処理を行う場合であっても、略1回転分
近くの回転待ち時間を費やすことなく、新たなセクタと
新たなパリティブロックを元のセクタ及びパリティブロ
ックの格納位置に書き込むことができる。
【0024】以上のように、本発明によれば、ディスク
アレイ装置の構成に適したディスク装置(14)を用い
ることにより、書き込み処理における回転待ち時間を極
めて短くして高速で書き込み処理を行うことができる。
アレイ装置の構成に適したディスク装置(14)を用い
ることにより、書き込み処理における回転待ち時間を極
めて短くして高速で書き込み処理を行うことができる。
【0025】
【実施例】図2及び図3は実施例説明図である。以下、
図1乃至図3を参照して実施例について詳細に説明す
る。
図1乃至図3を参照して実施例について詳細に説明す
る。
【0026】図2は本実施例のディスクアレイ装置(R
AID5)11を示す。図2において、ディスクアレイ
装置(RAID5)11は、ホストコンピュータ(以
下、ホスト)10に接続され、ホスト10からの要求に
応じて所定のデータを書き込みし、又は読み出す。
AID5)11を示す。図2において、ディスクアレイ
装置(RAID5)11は、ホストコンピュータ(以
下、ホスト)10に接続され、ホスト10からの要求に
応じて所定のデータを書き込みし、又は読み出す。
【0027】ディスクアレイ装置(RAID5)11
は、アレイコントローラ12と複数(この場合は5台)
の(磁気)ディスク装置14(以下、#0乃至#4とも
いう)とからなる。
は、アレイコントローラ12と複数(この場合は5台)
の(磁気)ディスク装置14(以下、#0乃至#4とも
いう)とからなる。
【0028】アレイコントローラ12は、複数のディス
ク装置#0乃至#4の各々に対応するメモリである複数
のバッファ13(以下、#0乃至#4ともいう)と、排
他的論理和回路(EOR)15とを備える。なお、図2
において、排他的論理和回路15を図示の便宜上バッフ
ァ#3上に示してあるが、これらは互いに別個独立に設
けられるものである。
ク装置#0乃至#4の各々に対応するメモリである複数
のバッファ13(以下、#0乃至#4ともいう)と、排
他的論理和回路(EOR)15とを備える。なお、図2
において、排他的論理和回路15を図示の便宜上バッフ
ァ#3上に示してあるが、これらは互いに別個独立に設
けられるものである。
【0029】本実施例のディスクアレイ装置(RAID
5)11においては、図2(又は図5(A))に示すよ
うな方式でデータが格納される。このデータは、ホスト
10からディスクアレイ装置(RAID5)11へ送ら
れ、アレイコントローラ12によって以下のように処理
され格納される。
5)11においては、図2(又は図5(A))に示すよ
うな方式でデータが格納される。このデータは、ホスト
10からディスクアレイ装置(RAID5)11へ送ら
れ、アレイコントローラ12によって以下のように処理
され格納される。
【0030】まず、データを複数の固定長のセクタ(デ
ータブロック)に分割する(セクタ単位でストライピン
グする)。分割した固定長のセクタについて、複数のデ
ィスク装置14の数(5台)より1だけ少ない数(4
個)のセクタを1組とする。この1組とされたセクタ毎
に、各セクタの対応するデータのパリティからなるパリ
ティブロックを作成する。そして、1組とされた複数の
セクタとそのパリティブロックとを複数のディスク装置
14の1台毎に分散して格納することを繰り返す。この
時、各パリティブロックは複数のディスク装置14に分
散して格納される。
ータブロック)に分割する(セクタ単位でストライピン
グする)。分割した固定長のセクタについて、複数のデ
ィスク装置14の数(5台)より1だけ少ない数(4
個)のセクタを1組とする。この1組とされたセクタ毎
に、各セクタの対応するデータのパリティからなるパリ
ティブロックを作成する。そして、1組とされた複数の
セクタとそのパリティブロックとを複数のディスク装置
14の1台毎に分散して格納することを繰り返す。この
時、各パリティブロックは複数のディスク装置14に分
散して格納される。
【0031】具体的には、始めに、データの先頭のセク
タS0乃至S3について、排他的論理和回路15におい
てそのパリティを求め、これらからなるパリティブロッ
クP1を作成する。そして、ディスク装置#0乃至#4
に、セクタS0乃至S3及びそのパリティブロックP1
を図示のように分散して格納する。この時、パリティブ
ロックP1は、例えばディスク装置#4に格納される。
タS0乃至S3について、排他的論理和回路15におい
てそのパリティを求め、これらからなるパリティブロッ
クP1を作成する。そして、ディスク装置#0乃至#4
に、セクタS0乃至S3及びそのパリティブロックP1
を図示のように分散して格納する。この時、パリティブ
ロックP1は、例えばディスク装置#4に格納される。
【0032】次に、当該データの内のセクタS0乃至S
3に続くセクタS4乃至S7について、同様に分散して
格納する。即ち、ディスク装置#0乃至#4に、セクタ
S4乃至S7及びそのパリティブロックP2を図示のよ
うに分散して格納する。この時、パリティブロックP1
及びP2が、同一のディスク装置14に重ならないよう
に異なるディスク装置14に分散して格納される。パリ
ティブロックP2は、例えばディスク装置#3に格納さ
れる。
3に続くセクタS4乃至S7について、同様に分散して
格納する。即ち、ディスク装置#0乃至#4に、セクタ
S4乃至S7及びそのパリティブロックP2を図示のよ
うに分散して格納する。この時、パリティブロックP1
及びP2が、同一のディスク装置14に重ならないよう
に異なるディスク装置14に分散して格納される。パリ
ティブロックP2は、例えばディスク装置#3に格納さ
れる。
【0033】更に、当該データにセクタS4乃至S7に
続くセクタがあれば、同様に格納することを繰り返す。
このように、データを分割するのは、データを書き替え
る時に、ディスク装置#0乃至#4の全てにアクセスす
るのではなく、該当するセクタの格納されているディス
ク装置14及び該当するパリティブロックの格納されて
いるディスク装置14のみを書き替えればよいようにす
るためである。
続くセクタがあれば、同様に格納することを繰り返す。
このように、データを分割するのは、データを書き替え
る時に、ディスク装置#0乃至#4の全てにアクセスす
るのではなく、該当するセクタの格納されているディス
ク装置14及び該当するパリティブロックの格納されて
いるディスク装置14のみを書き替えればよいようにす
るためである。
【0034】例えば、セクタS2のみの書き込みの場
合、セクタS2の格納されているディスク装置#2と、
そのパリティブロックP1の格納されているディスク装
置#4の2台のみを使用すればよい。これは、以下の理
由による。
合、セクタS2の格納されているディスク装置#2と、
そのパリティブロックP1の格納されているディスク装
置#4の2台のみを使用すればよい。これは、以下の理
由による。
【0035】パリティブロックP1はセクタS0乃至S
3のパリティからなるので、
3のパリティからなるので、
【0036】
【数1】
【0037】と表される。ここで、S2を移項すると、
【0038】
【数2】
【0039】と表される。次に、新しく書き込むべきセ
クタS2’を辺々加えると、
クタS2’を辺々加えると、
【0040】
【数3】
【0041】と表される。この式において、左辺は新た
に求めるべきパリティブロックP1’に等しい。従っ
て、新パリティブロックP1’を求めることは、書き替
えるべきセクタS2、パリティブロックP1及び新しく
書き込むべきセクタS2’の排他的論理和を求めること
に等しいことが判る。また、このためには、書き替える
べきセクタS2及びパリティブロックP1を読み出す必
要があり、従って、ディスク装置#2及び#4をアクセ
スする必要があることが判る。
に求めるべきパリティブロックP1’に等しい。従っ
て、新パリティブロックP1’を求めることは、書き替
えるべきセクタS2、パリティブロックP1及び新しく
書き込むべきセクタS2’の排他的論理和を求めること
に等しいことが判る。また、このためには、書き替える
べきセクタS2及びパリティブロックP1を読み出す必
要があり、従って、ディスク装置#2及び#4をアクセ
スする必要があることが判る。
【0042】そこで、以上のようなディスクアレイ装置
(RAID5)11におけるデータの書き替えは、次の
ように行われる。ホスト10が、例えば新しいセクタS
2’(新データ)の書き込みをディスクアレイ装置(R
AID5)11に対して要求する。
(RAID5)11におけるデータの書き替えは、次の
ように行われる。ホスト10が、例えば新しいセクタS
2’(新データ)の書き込みをディスクアレイ装置(R
AID5)11に対して要求する。
【0043】要求を受けたディスクアレイ装置(RAI
D5)11のアレイコントローラ12は、ホスト10か
らの要求を解読して、書き込みの対象がセクタS2であ
ることを判別し、書き替えるべき(旧データである)セ
クタS2及びパリティブロックP1を、各々、これらが
格納されているディスク装置#2及び#4から対応する
バッファ#2及び#4に読み出す(読み出し処理)。
次に、アレイコントローラ12は、読み出した旧セクタ
S2及び旧パリティブロックP1と新セクタS2’とに
ついて、排他的論理和回路15においてパリティを求め
ることにより新パリティブロックP1’を作成し、これ
を格納すべきディスク装置#4に対応するバッファ#4
に格納する(パリティ演算処理)。次に、アレイコン
トローラ12は、新セクタS2’をホスト10から取り
込み、これを格納すべきディスク装置#2に対応するバ
ッファ#2に格納し、更に、この新セクタS2’及び新
パリティブロックP1’を、各々、バッファ#2及び#
4からこれらを格納すべきディスク装置#2及び#4に
書き込む(書き込み処理)。
D5)11のアレイコントローラ12は、ホスト10か
らの要求を解読して、書き込みの対象がセクタS2であ
ることを判別し、書き替えるべき(旧データである)セ
クタS2及びパリティブロックP1を、各々、これらが
格納されているディスク装置#2及び#4から対応する
バッファ#2及び#4に読み出す(読み出し処理)。
次に、アレイコントローラ12は、読み出した旧セクタ
S2及び旧パリティブロックP1と新セクタS2’とに
ついて、排他的論理和回路15においてパリティを求め
ることにより新パリティブロックP1’を作成し、これ
を格納すべきディスク装置#4に対応するバッファ#4
に格納する(パリティ演算処理)。次に、アレイコン
トローラ12は、新セクタS2’をホスト10から取り
込み、これを格納すべきディスク装置#2に対応するバ
ッファ#2に格納し、更に、この新セクタS2’及び新
パリティブロックP1’を、各々、バッファ#2及び#
4からこれらを格納すべきディスク装置#2及び#4に
書き込む(書き込み処理)。
【0044】ここで、前記読み出し処理及び書き込み
処理は、本発明に従って、各々、第1ヘッド2及び第
2ヘッド3を用いて行われる。本実施例のディスクアレ
イ装置(RAID5)11は、本発明に従うディスク装
置14からなる。従って、複数のディスク装置14の各
々において、図1に示すように、1本のアクチュエータ
に対して2個のヘッド2,3がディスク4の回転方向に
おいて異なる位置であって同一円周上の位置に設けられ
る。ディスク4の回転方向において先にある第1ヘッド
2を用いて読み出し処理が行われ、ディスク4の回転
方向において後にある第2ヘッド3を用いて書き込み処
理が行われる。
処理は、本発明に従って、各々、第1ヘッド2及び第
2ヘッド3を用いて行われる。本実施例のディスクアレ
イ装置(RAID5)11は、本発明に従うディスク装
置14からなる。従って、複数のディスク装置14の各
々において、図1に示すように、1本のアクチュエータ
に対して2個のヘッド2,3がディスク4の回転方向に
おいて異なる位置であって同一円周上の位置に設けられ
る。ディスク4の回転方向において先にある第1ヘッド
2を用いて読み出し処理が行われ、ディスク4の回転
方向において後にある第2ヘッド3を用いて書き込み処
理が行われる。
【0045】2個のヘッド2,3の間のディスク4の回
転方向における距離Dは、以下のように定められる。各
ディスク4においては、円形のディスク4表裏面の記録
領域を同心円状のゾーンと呼ばれる領域に分割すること
が行われる。このゾーンは、例えばその内側から順にゾ
ーン1、ゾーン2、・・・とされ、各ゾーンは複数のセ
クタを格納する。各ゾーンにおいて、1個のセクタは、
当該ゾーンをディスク4の半径方向に横断する幅の狭い
扇型の領域とされる。1セクタの回転方向における長さ
(円弧の長さ)は、ゾーンの構成によって決まる。
転方向における距離Dは、以下のように定められる。各
ディスク4においては、円形のディスク4表裏面の記録
領域を同心円状のゾーンと呼ばれる領域に分割すること
が行われる。このゾーンは、例えばその内側から順にゾ
ーン1、ゾーン2、・・・とされ、各ゾーンは複数のセ
クタを格納する。各ゾーンにおいて、1個のセクタは、
当該ゾーンをディスク4の半径方向に横断する幅の狭い
扇型の領域とされる。1セクタの回転方向における長さ
(円弧の長さ)は、ゾーンの構成によって決まる。
【0046】このゾーンの構成及び1セクタの回転方向
における円弧の長さは、予め知ることができるので、1
個のディスク4及び1台のディスク装置14における1
セクタの回転方向における最長の円弧の長さも予め知る
ことができる。
における円弧の長さは、予め知ることができるので、1
個のディスク4及び1台のディスク装置14における1
セクタの回転方向における最長の円弧の長さも予め知る
ことができる。
【0047】一方、前述したように、前記読み出し処
理、演算処理及び書込み処理に要する時間も予め知るこ
とができ、各々の時間内でディスク4が回転する最大距
離(角度)を定めることができる。
理、演算処理及び書込み処理に要する時間も予め知るこ
とができ、各々の時間内でディスク4が回転する最大距
離(角度)を定めることができる。
【0048】以上のことから、距離Dは、1セクタの回
転方向における最長の円弧の長さを基準に定められる。
具体的には、前記最長の円弧の先頭に第1ヘッド2が到
達した時刻から当該先頭に第2ヘッド3が到達する時刻
までの間に、新セクタ及び新パリティブロックのバッフ
ァ13への格納を終了し、書き込みを実行できる状態と
なっている必要がある。即ち、距離Dは、この最長の円
弧(1セクタの読み出し時間内でのディスク4の回転す
る最大距離)と、排他的論理和の演算時間及び新セクタ
及び新パリティブロックのバッファ13への転送時間内
でのディスク4の回転する距離との和より大きければよ
い。又は、距離Dは、最長の円弧を持つ1セクタの読み
出し時間と排他的論理和の演算時間と新セクタ及び新パ
リティブロックのバッファ13への転送時間との総和で
ある時間内でディスク4が回転する最大距離より大きけ
ればよい。換言すれば、本発明は、新セクタの書き込み
処理を、このための読み出し処理の開始の時刻からディ
スク4が距離Dだけ移動した時刻に実行するか、又は、
前記読み出し処理の開始の時刻から前記総和である時間
の経過した時刻に実行する。
転方向における最長の円弧の長さを基準に定められる。
具体的には、前記最長の円弧の先頭に第1ヘッド2が到
達した時刻から当該先頭に第2ヘッド3が到達する時刻
までの間に、新セクタ及び新パリティブロックのバッフ
ァ13への格納を終了し、書き込みを実行できる状態と
なっている必要がある。即ち、距離Dは、この最長の円
弧(1セクタの読み出し時間内でのディスク4の回転す
る最大距離)と、排他的論理和の演算時間及び新セクタ
及び新パリティブロックのバッファ13への転送時間内
でのディスク4の回転する距離との和より大きければよ
い。又は、距離Dは、最長の円弧を持つ1セクタの読み
出し時間と排他的論理和の演算時間と新セクタ及び新パ
リティブロックのバッファ13への転送時間との総和で
ある時間内でディスク4が回転する最大距離より大きけ
ればよい。換言すれば、本発明は、新セクタの書き込み
処理を、このための読み出し処理の開始の時刻からディ
スク4が距離Dだけ移動した時刻に実行するか、又は、
前記読み出し処理の開始の時刻から前記総和である時間
の経過した時刻に実行する。
【0049】なお、距離Dは、書き込みの失敗等を防止
するため及び各機種の間の相違を吸収するために、この
最大距離より十分に大きな値とされるが、一方、あまり
に大きいと書き込み処理を徒に長くすることとなる。
そこで、距離Dは、実際は、前記最大距離の他に、書き
込み処理の時間をどの程度に設定するかを考慮して決
定される。
するため及び各機種の間の相違を吸収するために、この
最大距離より十分に大きな値とされるが、一方、あまり
に大きいと書き込み処理を徒に長くすることとなる。
そこで、距離Dは、実際は、前記最大距離の他に、書き
込み処理の時間をどの程度に設定するかを考慮して決
定される。
【0050】このように、距離Dを十分に大きな値とす
ることにより、第1ヘッド2で旧セクタ等を読み出し、
読み出した旧セクタ等を用いて所定の演算をした後、前
記読み出しと同一のディスク回転周期内において、第2
ヘッド3で旧セクタ等の元の位置に演算結果等を書き込
むことができる。
ることにより、第1ヘッド2で旧セクタ等を読み出し、
読み出した旧セクタ等を用いて所定の演算をした後、前
記読み出しと同一のディスク回転周期内において、第2
ヘッド3で旧セクタ等の元の位置に演算結果等を書き込
むことができる。
【0051】即ち、本実施例のディスクアレイ装置(R
AID5)11においては、前記読み出し処理、パリ
ティ演算処理及び書き込み処理は、アレイコントロ
ーラ12によって、図3に示すタイムチャートのように
実行される。
AID5)11においては、前記読み出し処理、パリ
ティ演算処理及び書き込み処理は、アレイコントロ
ーラ12によって、図3に示すタイムチャートのように
実行される。
【0052】まず、ディスク装置#2において、ディス
ク4が回転して第1ヘッド2が旧データであるセクタS
2の位置に来たら、セクタS2を第1ヘッド2により読
み出す。同時に、ディスク装置#4において、旧パリテ
ィブロックであるパリティブロックP1も第1ヘッド2
により読み出す。以上の読み出し処理に要する時間が、
図中で示される。なお、この時間は従来と同様であ
る。
ク4が回転して第1ヘッド2が旧データであるセクタS
2の位置に来たら、セクタS2を第1ヘッド2により読
み出す。同時に、ディスク装置#4において、旧パリテ
ィブロックであるパリティブロックP1も第1ヘッド2
により読み出す。以上の読み出し処理に要する時間が、
図中で示される。なお、この時間は従来と同様であ
る。
【0053】ここで、図3から判るように、ディスク装
置#2及び#4において、第1ヘッド2は、実線で示す
ように、旧セクタS2及び旧パリティブロックP1の格
納位置にあるのに対し、第2ヘッド3は、点線で示すよ
うに、例えばインデックスの直後にある。この第2ヘッ
ド3の位置は、ディスク4の回転方向において、旧セク
タS2及び旧パリティブロックP1の十分(距離Dだ
け)手前にある。
置#2及び#4において、第1ヘッド2は、実線で示す
ように、旧セクタS2及び旧パリティブロックP1の格
納位置にあるのに対し、第2ヘッド3は、点線で示すよ
うに、例えばインデックスの直後にある。この第2ヘッ
ド3の位置は、ディスク4の回転方向において、旧セク
タS2及び旧パリティブロックP1の十分(距離Dだ
け)手前にある。
【0054】次に、排他的論理和回路15において、旧
セクタS2と旧パリティブロックP1との排他的論理和
を求め、更に、これと新セクタS2’との排他的論理和
を求める。これが新パリティブロックP1’とされる。
以上のパリティ演算処理に要する時間が、図中で示さ
れる。なお、この時間も従来と同様である。
セクタS2と旧パリティブロックP1との排他的論理和
を求め、更に、これと新セクタS2’との排他的論理和
を求める。これが新パリティブロックP1’とされる。
以上のパリティ演算処理に要する時間が、図中で示さ
れる。なお、この時間も従来と同様である。
【0055】次に、新セクタS2’を旧セクタS2が書
き込まれていた元の位置に書き込む処理と、新パリティ
ブロックP1’を旧パリティブロックP1が書き込まれ
ていた元の位置に書き込む処理とを実行する必要があ
る。
き込まれていた元の位置に書き込む処理と、新パリティ
ブロックP1’を旧パリティブロックP1が書き込まれ
ていた元の位置に書き込む処理とを実行する必要があ
る。
【0056】ここで、新セクタS2及び新パリティブロ
ックP1’を書き込もうとした時には、前述の時間及
びが経過して、この時間分だけ既にディスク4が回転
してしまっている。このため、図3から判るように、デ
ィスク装置#2及び#4において、第1ヘッド2は、点
線で示すように、旧セクタS2及び旧パリティブロック
P1の元の位置から先に進んでしまっている。しかし、
第1ヘッド2から距離Dだけ離して設けられた第2ヘッ
ド3は、、実線で示すように、旧セクタS2及び旧パリ
ティブロックP1の元の位置に達したか、又は、元の位
置よりも手前にある。
ックP1’を書き込もうとした時には、前述の時間及
びが経過して、この時間分だけ既にディスク4が回転
してしまっている。このため、図3から判るように、デ
ィスク装置#2及び#4において、第1ヘッド2は、点
線で示すように、旧セクタS2及び旧パリティブロック
P1の元の位置から先に進んでしまっている。しかし、
第1ヘッド2から距離Dだけ離して設けられた第2ヘッ
ド3は、、実線で示すように、旧セクタS2及び旧パリ
ティブロックP1の元の位置に達したか、又は、元の位
置よりも手前にある。
【0057】従って、この時点で、新セクタS2’及び
新パリティブロックP1’を、旧セクタS2及び旧パリ
ティブロックP1が格納されていた元の位置に書き込む
ことができる。そこで、ディスク4が1回転して再びヘ
ッドが元の位置に来るのを待つことなく、第2ヘッド3
が当該位置に来たら、新セクタS2’を元の位置に書き
込む処理と、新パリティブロックP1’を元の位置に書
き込む処理とを実行する。以上の書き込み処理に要する
時間が、図中で示される。従って、このように読み出
し処理を行った直後に書き込み処理を行う場合であって
も、略1回転分近く回転待ち時間を費やす必要がない。
新パリティブロックP1’を、旧セクタS2及び旧パリ
ティブロックP1が格納されていた元の位置に書き込む
ことができる。そこで、ディスク4が1回転して再びヘ
ッドが元の位置に来るのを待つことなく、第2ヘッド3
が当該位置に来たら、新セクタS2’を元の位置に書き
込む処理と、新パリティブロックP1’を元の位置に書
き込む処理とを実行する。以上の書き込み処理に要する
時間が、図中で示される。従って、このように読み出
し処理を行った直後に書き込み処理を行う場合であって
も、略1回転分近く回転待ち時間を費やす必要がない。
【0058】図3の時間は、図6の時間と対比され
るものである。この対比から判るように、図3の時間
は、図6の時間よりも略1回転分近くの回転待ち時間
を省略して、書き込み処理の時間を極めて短くしてい
る。図3の時間と図6の時間との比は、概略的に
は、距離Dに対する中心角とディスク4の全周(360
度)との比と考えることができ、大変小さいことが判
る。
るものである。この対比から判るように、図3の時間
は、図6の時間よりも略1回転分近くの回転待ち時間
を省略して、書き込み処理の時間を極めて短くしてい
る。図3の時間と図6の時間との比は、概略的に
は、距離Dに対する中心角とディスク4の全周(360
度)との比と考えることができ、大変小さいことが判
る。
【0059】以上のように、第1ヘッド2で旧セクタ等
を読み出して所定の演算をした後、前記読み出しと同一
のディスク回転周期内において、第2ヘッド3で旧セク
タ等の元の位置に演算結果等を書き込むことができる。
ここで、ディスク4の1回転周期は、ディスク4が当該
セクタの回転方向における先頭位置から1回転して再び
当該先頭位置に戻るまで、又は、ディスク4がインデッ
クスを通過し当該セクタを読み出し再びインデックスに
戻るまでと考えてよい。従って、本発明によれば、ディ
スクアレイ装置の構成に適したディスク装置を用いるこ
とにより、書き込み処理における回転待ち時間を極めて
短くして高速で書き込み処理を行うことができる。
を読み出して所定の演算をした後、前記読み出しと同一
のディスク回転周期内において、第2ヘッド3で旧セク
タ等の元の位置に演算結果等を書き込むことができる。
ここで、ディスク4の1回転周期は、ディスク4が当該
セクタの回転方向における先頭位置から1回転して再び
当該先頭位置に戻るまで、又は、ディスク4がインデッ
クスを通過し当該セクタを読み出し再びインデックスに
戻るまでと考えてよい。従って、本発明によれば、ディ
スクアレイ装置の構成に適したディスク装置を用いるこ
とにより、書き込み処理における回転待ち時間を極めて
短くして高速で書き込み処理を行うことができる。
【0060】以上、本発明を実施例により詳細に説明し
たが、本発明はその主旨に従い種々変更可能である。例
えば、前記実施例は各パリティブロックを複数のディス
ク装置に分散して格納する例であったが、図4に示すよ
うに、各パリティブロックを前記所定のディスク装置に
集中して格納するディスクアレイ装置(RAID4)で
あっても、本発明を適用することができる。
たが、本発明はその主旨に従い種々変更可能である。例
えば、前記実施例は各パリティブロックを複数のディス
ク装置に分散して格納する例であったが、図4に示すよ
うに、各パリティブロックを前記所定のディスク装置に
集中して格納するディスクアレイ装置(RAID4)で
あっても、本発明を適用することができる。
【0061】このディスクアレイ装置(RAID4)1
1Aが前記実施例のディスクアレイ装置(RAID5)
11と異なるのは、各パリティブロックを所定のディス
ク装置、例えばディスク装置#4に集中して格納する点
にある。従って、このディスクアレイ装置(RAID
4)11Aでは、パリティアクセスが1台のディスク装
置#4に集中するため、複数のアクセスを同時に実行で
きる可能性は無いが、装置構成の便宜上、このような構
成とされる。
1Aが前記実施例のディスクアレイ装置(RAID5)
11と異なるのは、各パリティブロックを所定のディス
ク装置、例えばディスク装置#4に集中して格納する点
にある。従って、このディスクアレイ装置(RAID
4)11Aでは、パリティアクセスが1台のディスク装
置#4に集中するため、複数のアクセスを同時に実行で
きる可能性は無いが、装置構成の便宜上、このような構
成とされる。
【0062】しかし、上記の点以外は、前記実施例のデ
ィスクアレイ装置(RAID5)11と同様であるの
で、データを書き替える時に、ディスク装置#0乃至#
4の全てにアクセスするのではなく、該当するセクタ及
びパリティブロックの格納されているディスク装置14
のみを書き替えればよい。そして、この書き替え処理に
おいて、本発明を適用できる。
ィスクアレイ装置(RAID5)11と同様であるの
で、データを書き替える時に、ディスク装置#0乃至#
4の全てにアクセスするのではなく、該当するセクタ及
びパリティブロックの格納されているディスク装置14
のみを書き替えればよい。そして、この書き替え処理に
おいて、本発明を適用できる。
【0063】即ち、書き替えのために、旧セクタ及び旧
パリティブロックを第1ヘッド2を用いて読み出し、パ
リティ演算の後、新セクタ及び新パリティブロックを第
2ヘッド3を用いて書き込む。これにより、前記実施例
と同様に、略1回転分近く回転待ち時間を費やすことな
く、書き込み処理における回転待ち時間を極めて短くし
て高速で書き込み処理を行うことができる。
パリティブロックを第1ヘッド2を用いて読み出し、パ
リティ演算の後、新セクタ及び新パリティブロックを第
2ヘッド3を用いて書き込む。これにより、前記実施例
と同様に、略1回転分近く回転待ち時間を費やすことな
く、書き込み処理における回転待ち時間を極めて短くし
て高速で書き込み処理を行うことができる。
【0064】
【発明の効果】以上,説明したように,本発明によれ
ば,ディスクアレイ装置において、1本のアクチュエー
タに対して2個のヘッドをディスクの回転方向において
異なる位置に設け、これらの間のディスクの回転方向に
おける距離を十分に大きな値としたディスク装置を用い
ることにより、第1ヘッドで所定の位置のデータを読み
出し、読み出したデータを用いて所定の演算をした後、
前記読み出しと同一のディスク回転周期内において、第
2ヘッドで前記所定の位置に演算結果を書き込むことが
できる。従って、本発明のディスクアレイ装置によれ
ば、旧セクタとこれに関係する旧パリティブロックを第
1ヘッドを用いて読み出し、読み出した旧セクタ、旧パ
リティブロック及び新セクタを用いて新パリティブロッ
クを求め、新セクタと新パリティブロックを第2ヘッド
を用いて前記読み出しと同一のディスク回転周期内にお
いて元の位置に書き込むことができる。これにより、前
記読み出しの後、1回転分近く回転待ち時間を費やすこ
となく、新セクタと新パリティブロックを元の位置に書
き込むことができるので、書き込み処理における回転待
ち時間を極めて短くして高速で書き込み処理を行うこと
ができる。
ば,ディスクアレイ装置において、1本のアクチュエー
タに対して2個のヘッドをディスクの回転方向において
異なる位置に設け、これらの間のディスクの回転方向に
おける距離を十分に大きな値としたディスク装置を用い
ることにより、第1ヘッドで所定の位置のデータを読み
出し、読み出したデータを用いて所定の演算をした後、
前記読み出しと同一のディスク回転周期内において、第
2ヘッドで前記所定の位置に演算結果を書き込むことが
できる。従って、本発明のディスクアレイ装置によれ
ば、旧セクタとこれに関係する旧パリティブロックを第
1ヘッドを用いて読み出し、読み出した旧セクタ、旧パ
リティブロック及び新セクタを用いて新パリティブロッ
クを求め、新セクタと新パリティブロックを第2ヘッド
を用いて前記読み出しと同一のディスク回転周期内にお
いて元の位置に書き込むことができる。これにより、前
記読み出しの後、1回転分近く回転待ち時間を費やすこ
となく、新セクタと新パリティブロックを元の位置に書
き込むことができるので、書き込み処理における回転待
ち時間を極めて短くして高速で書き込み処理を行うこと
ができる。
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】実施例説明図である。
【図3】実施例説明図である。
【図4】他の実施例説明図である。
【図5】従来技術説明図である。
【図6】従来技術説明図である。
1 アクチュエータ 2 第1ヘッド 3 第2ヘッド 4 ディスク 5 回転軸 10 ホストコンピュータ 11 ディスクアレイ装置(RAID5) 11A ディスクアレイ装置(RAID4) 12 アレイコントローラ 13 バッファ 14 ディスク装置 15 排他的論理和回路 101 アクチュエータ 102 ヘッド 104 ディスク 105 回転軸 114 ディスク装置 115 排他的論理和回路
Claims (2)
- 【請求項1】 複数のディスク装置(14)を備え、 前記複数のディスク装置(14)の各々において、1本
のアクチュエータ(1)に対して2個のヘッド(2,
3)をディスク(4)の回転方向において異なる位置に
設け、 2個のヘッド(2,3)の内、ディスク(4)の回転方
向において、先にある第1ヘッド(2)をリード専用ヘ
ッドとして用い、後にある第2ヘッド(3)をライト専
用ヘッドとして用い、 データを複数のセクタに分割して、前記複数のディスク
装置(14)の数より1だけ少ない数の複数のセクタを
1組とし、1組とされた複数のセクタ毎にそのパリティ
からなるパリティブロックを作成し、1組とされた複数
のセクタとパリティブロックとを前記複数のディスク装
置(14)に分散して格納することを繰り返し、かつ、
各パリティブロックを前記複数のディスク装置(14)
に分散して格納し、 所定のセクタを新たなセクタに書き替えるために、当該
セクタの格納されているディスク装置(14)における
所定の位置から当該セクタを第1ヘッド(2)で読み出
し、これと同時に、所定のセクタの関係するパリティブ
ロックの格納されているディスク装置(14)における
所定の位置から当該パリティブロックを第1ヘッド
(2)で読み出し、 この読み出した所定のセクタ及びパリティブロックと、
所定のセクタを書き替えるべき新たなセクタとを用い
て、所定の演算により新たなパリティブロックを求め、 所定のセクタの格納されているディスク装置(14)に
おける前記所定の位置に新たなセクタを前記読み出しと
同一のディスク回転周期内において第2ヘッド(3)で
書き込み、これと同時に、所定のセクタの関係するパリ
ティブロックの格納されているディスク装置(14)に
おける前記所定の位置に新たなパリティブロックを前記
読み出しと同一のディスク回転周期内において第2ヘッ
ド(3)で書き込むことを特徴とするディスクアレイ装
置。 - 【請求項2】 複数のディスク装置(14)を備え、 前記複数のディスク装置(14)の各々において、1本
のアクチュエータ(1)に対して2個のヘッド(2,
3)をディスク(4)の回転方向において異なる位置に
設け、 2個のヘッド(2,3)の内、ディスク(4)の回転方
向において、先にある第1ヘッド(2)をリード専用ヘ
ッドとして用い、後にある第2ヘッド(3)をライト専
用ヘッドとして用い、 データを複数のセクタに分割して、前記複数のディスク
装置(14)の数より1だけ少ない数の複数のセクタを
1組とし、1組とされた複数のセクタ毎にそのパリティ
ブロックを作成し、複数のセクタとパリティブロックと
を前記複数のディスク装置(14)に分散して格納する
ことを繰り返し、かつ、各パリティブロックを所定のデ
ィスク装置(14)に集中して格納し、 所定のセクタを新たなセクタに書き替えるために、当該
セクタの格納されているディスク装置(14)における
所定の位置から当該セクタを第1ヘッド(2)で読み出
し、これと同時に、所定のセクタの関係するパリティブ
ロックの格納されているディスク装置(14)における
所定の位置から当該パリティブロックを第1ヘッド
(2)で読み出し、 この読み出した所定のセクタ及びパリティブロックと、
所定のセクタを書き替えるべき新たなセクタとを用い
て、所定の演算により新たなパリティブロックを求め、 所定のセクタの格納されているディスク装置(14)に
おける前記所定の位置に新たなセクタを前記読み出しと
同一のディスク回転周期内において第2ヘッド(3)で
書き込み、これと同時に、所定のセクタの関係するパリ
ティブロックの格納されているディスク装置(14)に
おける前記所定の位置に新たなパリティブロックを前記
読み出しと同一のディスク回転周期内において第2ヘッ
ド(3)で書き込むことを特徴とするディスクアレイ装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6219914A JP2953960B2 (ja) | 1994-09-14 | 1994-09-14 | ディスクアレイ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6219914A JP2953960B2 (ja) | 1994-09-14 | 1994-09-14 | ディスクアレイ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0883152A JPH0883152A (ja) | 1996-03-26 |
JP2953960B2 true JP2953960B2 (ja) | 1999-09-27 |
Family
ID=16743004
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1994
- 1994-09-14 JP JP6219914A patent/JP2953960B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
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