JP2953035B2 - 燃料噴射装置の搭載方法 - Google Patents

燃料噴射装置の搭載方法

Info

Publication number
JP2953035B2
JP2953035B2 JP29866790A JP29866790A JP2953035B2 JP 2953035 B2 JP2953035 B2 JP 2953035B2 JP 29866790 A JP29866790 A JP 29866790A JP 29866790 A JP29866790 A JP 29866790A JP 2953035 B2 JP2953035 B2 JP 2953035B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel injection
injection device
collar
engine
casing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP29866790A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04171267A (ja
Inventor
貴史 岩永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP29866790A priority Critical patent/JP2953035B2/ja
Publication of JPH04171267A publication Critical patent/JPH04171267A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2953035B2 publication Critical patent/JP2953035B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は燃料噴射装置のエンジンへの搭載方法に関
するものである。
[従来技術] 従来、燃料噴射装置1をエンジンのシリンダヘッドに
搭載する場合には第9、10図に示すフランジ30とボルト
31(第9図はフランジ30と燃料噴射装置1とが別体型の
ものを示し、第10図はフランジ30と燃料噴射装置1とが
一体型のものを示す)や第11図に示すフォーク32とボル
ト33とを使用している。
然し、燃料噴射装置を4バルブエンジンに搭載する場
合、燃料噴射装置の四方に給、排気バルブが存在するた
め従来の方法では充分な取付スペースが確保できないこ
とがあり、燃料噴射装置をエンジンに搭載できないと言
う問題がある。又給、排気バルブに干渉しないように上
方から燃料噴射装置をフランジで押えたとしても燃料噴
射装置のアクチュエータのケーシングに高い軸力が作用
するので燃料噴射装置の性能が不安定になる欠点があ
る。なお、本願の先行技術資料として特公昭63−53378
号公報がある。
[発明が解決しようとする課題] この発明は燃料噴射装置をエンジン、特に4バルブエ
ンジンに搭載する際、燃料噴射装置が給、排気バルブと
は干渉せず、容易に搭載ができ、更に燃料噴射装置のア
クチュエータのケーシングに高い軸力が作用しない燃料
噴射装置の搭載方法の提供を課題とする。
[課題を解決するための技術的手段] 上記の課題を解決するためこの発明は膨出部を備え、
下端が膨出部の上端に達しているケーシング内にアクチ
ュエータが収容された燃料噴射装置のケーシングを円筒
部又は軸方向に分割された複数の部分円筒状のカラー片
に収納し、このカラーの円筒部又はカラー片の下端を膨
出部に当接させると共に、フランジ部をエンジンに固定
してエンジンのシリンダに燃料噴射装置を取り付けてい
る。
[作用] 燃料噴射装置のケーシングは円筒部又はカラー片に収
容されており、フランジ部を介して燃料噴射装置をエン
ジンのシリンダヘッドに固定するので固定が容易であ
り、又ケーシングには軸方向の力が作用しないのでケー
シング内のアクチュエータも高い軸力を受けない。この
ため燃料噴射装置は常に安定した性能を保持する。
[実施例] 以下実施例を示す第1〜8図によりこの発明を説明す
る。まず第8図により公知の燃料噴射装置1の構造の要
部のみを簡単に説明すると、11はノズル、12はボデーで
その上部に膨出部12aを備えている。膨出部12aには燃料
のインレット18がねじ込まれている。17はケーシングで
その下端は膨出部12aの上達に達している。ケーシング1
7内にアクチュエータ13が収容されている。
燃料噴射装置1をエンジンに6に取り付けるには燃料
噴射装置1のケーシング17に円筒状のカラー2を被せ
る。カラー2は円筒部21とその上端に設けたフランジ部
22とからなり、又内部に段差部23が設けられている。カ
ラー2をケーシング17に被せた場合にケーシング17はカ
ラー2の段差部23より下方に位置し、その下端とカラー
2の下端とはほぼ同一平面内に位置している。次にカラ
ー2を燃料噴射装置1の膨出部12aに当接させ、カラー
2のフランジ部22をボルト3a、3bにより給、排気バルブ
4に干渉しない位置で押え付けて燃料噴射装置1をエン
ジン6に固定する。なお、第1図の5はハンガーであ
る。
上記の実施例ではカラー2は第3図の斜視図で示すよ
うに強度上からは完全な円筒形であることが最も望まし
いが、エンジン6への取付スペースが確保できない時は
第4図に示すように軸方向に分割された2個の部分円筒
状のカラー片21aから構成されているカラー2aであって
もよい。22aはフランジ部である。更に強度を増加させ
るために第5図に示すように第4図のカラー片21aにリ
ブ24bを設けたカラー片21bを有するカラー2bでもよい。
22bはフランジ部である。
又燃料噴射装置1の円周方向の位置を決めるために燃
料噴射装置1のボデー12に第6図に示すように切欠き12
bを設けるとともにカラー2の円筒部21の下端に第7図
に示すように切欠き12bに係合する爪25を設けてもよ
い。
[効果] 上記の方法により従来の方法では充分な取付スペース
が確保できなかったために燃料噴射装置の搭載が困難で
あった4バルブエンジンに対しても燃料噴射装置の搭載
が可能になる。又燃料噴射装置の取り付けの際発生する
高い軸力がアクチュエータのケーシングに作用しないた
め燃料噴射装置の性能を安定させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1実施例のカラーを使用した燃料噴射装置の
平面図を示し、第2図は第1図の正断面図を示す。第3
図は第1実施例のカラーの斜視図を示し、第4図は第2
実施例のカラーの斜視図を示し、第5図は第3実施例の
カラーの斜視図を示す。第6図は円周方向の位置決め用
の切欠きを有する燃料噴射装置の平面図を示し、第7図
は第6図の燃料噴射装置の切欠きに対応する爪を有する
カラーの斜視図を示す。第8図は公知の燃料噴射装置の
概略の正断面図を示す。第9図は燃料噴射装置とは別体
のフランジによる燃料噴射装置のエンジンへの取付の斜
視図を示し、第10図は燃料噴射装置とは一体のフランジ
による燃料噴射装置のエンジンへの取付の斜視図を示
す。第11図はフォークタイプの取付機構の斜視図を示
す。 1……燃料噴射装置 2……カラー 2a……カラー 2b……カラー 6……エンジン 17……ケーシング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F02M 61/14 310 - 320 F02M 69/04 F02F 1/24

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】膨出部を備え、下端が膨出部の上端に達し
    ているケーシング内にアクチュエータが収容された燃料
    噴射装置のケーシングを収容する円筒部又は軸方向に分
    割された複数の部分円筒状のカラー片と、円筒部又はカ
    ラー片の上端側に設けたフランジ部とを備えたカラーを
    形成し、このカラーの円筒部又はカラー片の下端を膨出
    部に当接させると共に、フランジ部をエンジンに固定し
    てエンジンのシリンダに燃料噴射装置を取り付けること
    を特徴とする燃料噴射装置の搭載方法。
JP29866790A 1990-11-02 1990-11-02 燃料噴射装置の搭載方法 Expired - Lifetime JP2953035B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29866790A JP2953035B2 (ja) 1990-11-02 1990-11-02 燃料噴射装置の搭載方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29866790A JP2953035B2 (ja) 1990-11-02 1990-11-02 燃料噴射装置の搭載方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04171267A JPH04171267A (ja) 1992-06-18
JP2953035B2 true JP2953035B2 (ja) 1999-09-27

Family

ID=17862711

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29866790A Expired - Lifetime JP2953035B2 (ja) 1990-11-02 1990-11-02 燃料噴射装置の搭載方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2953035B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10112665A1 (de) 2001-03-16 2002-09-19 Bosch Gmbh Robert Befestigungsvorrichtung
DE102011002996A1 (de) 2011-01-21 2012-07-26 Robert Bosch Gmbh Kraftstoffeinspritzventil mit verbessertem Hochdruckanschluss
WO2016136393A1 (ja) * 2015-02-27 2016-09-01 日立オートモティブシステムズ株式会社 燃料噴射装置、吊り下げ部材、及びこれらを備えた燃料噴射システム

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04171267A (ja) 1992-06-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4022264B2 (ja) 内燃機関のシリンダヘッドに燃料噴射装置を固定する装置および燃料噴射装置の取付方法
JP2953035B2 (ja) 燃料噴射装置の搭載方法
US4821693A (en) Camshaft for an internal combustion engine
JPH0321538U (ja)
JP3018747B2 (ja) シリンダヘッドカバーの取付構造
JPS58100225U (ja) 燃料噴射ポンプの取付構造
JPS63171672U (ja)
JPS581042Y2 (ja) 自転車におけるハブ体とホイ−ルとの取付装置
JP2599718Y2 (ja) エンジン
JPH03108859U (ja)
JPH01173457U (ja)
JPS6269033U (ja)
JPS6238480U (ja)
JPS62116134U (ja)
JPS6238053U (ja)
JPS58193014U (ja) エンジンの燃焼室構造
JPH0533752A (ja) 自動二輪車における点火装置の取付構造
JPS5935604U (ja) 内燃エンジンのロッカ−シャフト取付構造
JPS62126513U (ja)
JPH0319423U (ja)
JPH01127975U (ja)
JPH02117281U (ja)
JPS61150538U (ja)
JPS61182379U (ja)
JPS5914921U (ja) 強制空冷エンジンにおけるフアンケ−スの位置決め構造

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100716

Year of fee payment: 11