JP2952808B2 - トグルリンク回転カバー一体形コネクタアセンブリ - Google Patents

トグルリンク回転カバー一体形コネクタアセンブリ

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JP2952808B2
JP2952808B2 JP15354295A JP15354295A JP2952808B2 JP 2952808 B2 JP2952808 B2 JP 2952808B2 JP 15354295 A JP15354295 A JP 15354295A JP 15354295 A JP15354295 A JP 15354295A JP 2952808 B2 JP2952808 B2 JP 2952808B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、相手側コネクタと嵌合
されていないときでも、嵌合部をカバーで覆って保護す
るタイプのコネクタアセンブリ、特に、トグルリンク回
転カバー一体形コネクタアセンブリに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】当社は、トグルリンク回転カバー一体形
コネクタアセンブリを、平成6年10月25日に平成6
年特許出願第259934号として出願している。
【0003】図4及び図5(a)〜(d)を参照する
と、この従来のコネクタアセンブリでは、カバー5とコ
ネクタ本体1とが1対のトグルリンクすなわち第1リン
ク7および第2リンク8で連結されている。これらトグ
ルリンクが所定角度以上に中心軸11のまわりに相対回
転するのを阻止するストッパーとして第1リンク7に凹
所壁12、第2リンク8に周辺部13が、それぞれ形成
されている。第1リンク7および第2リンク8すなわち
1対のトグルリンクは、連結軸すなわち回転軸9および
10とで結合されると共に、中心軸11でもコネクタ本
体1に結合され中心軸11が回転中心となって(a)で
はカバー5の嵌着状態、(e)ではカバー5の退避状態
となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
コネクタアセンブリでは、上記ストッパーがあるにもか
かわらず、1対のトグルリンクの結合が回転し、途中の
状態でお互いが自由に動く不限定運動をする。そのた
め、作業者がどちらの方へどのように動かすか迷ってし
まい、操作性が良くないという欠点があった。
【0005】そこで、本発明の技術的課題は、1対のト
グルリンクの結合を限定運動にし、作業者の操作性を向
上できるコネクタを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上面と
この上面に隣接した側面とを持つコネクタ本体と、前記
上面の中央領域から突出し相手側コネクタと嵌合する嵌
合部と、この嵌合部を覆うカバーと、前記側面の中央部
においてコネクタ本体に設けられた中心軸と、前記カバ
ーと該中心軸との間に連鎖し1対の連結軸によって互い
に連結された1対のトグルリンクと、これらトグルリン
クが所定角度以上に前記中心軸のまわりに相対回転する
のを阻止するストッパーとを備え、前記カバーを前記中
心軸のまわりに回転させ前記カバーを嵌着・退避自在と
したトグルリンク回転カバー一体形コネクタアセンブリ
において、前記カバーは前記側面に沿って延びたカバー
延長部を備え、該カバー延長部を前記中心軸に沿って直
線的に移動・案内するためのカバー案内部材を前記側面
に設けたことを特徴とするトグルリンク回転カバー一体
形コネクタアセンブリが得られる。
【0007】
【作用】カバーはコネクタ本体の側面に沿ってカバー延
長部が延びており、コネクタ本体の側面にはカバー案内
部材が設けられている。カバーを中心軸のまわりに回転
させカバーを嵌着・退避する際には、カバー延長部が中
心軸に沿って直線的に移動・案内される。このとき、カ
バーとコネクタ本体との間に連鎖され互いに連結された
1対のトグルリンクの結合は限定運動となる。
【0008】
【実施例】本発明の一実施例によるトグルリンク回転カ
バー一体形コネクタアセンブリについて図面を参照して
説明する。図4および図5の従来例と一致するものは同
一の参照符号を付す。
【0009】図1および図2(a)〜(f)を参照する
と、本発明の一実施例によるトグルリンク回転カバー一
体形コネクタアセンブリが図4および図5の従来例と相
違する点は、カバー5の上蓋面からコネクタ本体1の側
面に沿ってカバー延長部21が延びており、コネクタ本
体1の側面にはカバー案内部材すなわちカバー案内壁2
3が設けられている。
【0010】カバー延長部21には案内長溝25が穿設
されおり、図2(a)のカバー5の嵌着すなわちロック
状態から図2(f)のカバー5の離脱すなわち退避状態
に至る過程で、以下詳述するように、中心軸11がすべ
り子として滑って上方から下方に直線的に移動・案内さ
れる。
【0011】図2(a)〜(f)を参照すると、1対の
連結軸すなわちトグルリンク7、8を回動(手では第1
リンク7を操作する)すると、カバー案内壁23がカバ
ー延長部21を直線的に案内・移動させるため、カバー
5とコネクタ本体1とは中心軸11に沿って直線運動す
るのみであって回動しない。
【0012】図2(a)、(b)、(c)、(e)を経
て、(f)に至るまでカバー5を180度回動できる。
図2(c)に円弧状の2点鎖線27で示したように、カ
バー5の内面の密着面がコネクタ本体1の右上角・右下
角を経ながら外側を円弧運動する。尚、1対のトグルリ
ンク7、8が直線状となり連結軸9、10および中心軸
11が一直線上に並んでいるが、必ずしもその必要は無
い。
【0013】図2(a)から(b)を経て(c)の状態
になるとき、カバー延長部21の両側の直線部が下方か
ら(c)の中心軸11の近傍位置まで上昇移動する。こ
の(c)の状態のときにカバー延長部21の直線部の先
端が中心軸11を中心とした円弧に成っているため、案
内長溝25の無いコネクタ本体1の側面の右方にカバー
5は容易に回動できる。
【0014】(c)の状態でカバー5を180度回動し
て(e)を経て(f)に至ると、カバー延長部21の直
線部がカバー案内部材23に当接し最終的にロック状態
すなわちカバー5の退避状態となる。逆に、(f)から
(a)に至る動作も同様であるので説明を省略する。
【0015】図3(a)〜(c)を参照すると、本発明
の他の実施例によるトグルリンク回転カバー一体形コネ
クタアセンブリは、カバー延長部21の先端を切り取っ
て案内長溝25を開凹部29にしたものである。この開
凹部29は、図3(a)のカバー5の嵌着状態の時に、
コネクタ本体1の側面の中心軸11のまわりに突出した
凸部31を受入れる。
【0016】図3(a)のカバー5をコネクタ本体1に
嵌合した状態から開始し、図3(b)を経て、図3
(c)のカバー5の退避状態すなわち相手側コネクタと
嵌合する準備が完了した状態に到達する。
【0017】図3(c)の状態ではカバー5と1対のト
グルリンク7、8とがどこかで凹凸の組み合わせにより
カチッとクリック的に止まり三者一体化(相対運動が無
い)するのが望ましい(常套手段であるので図示せ
ず)。この場合、(c)での回動の途中でコネクタ本体
1側に近付くように動く心配がなく、図1および図2の
一実施例のものと同様に扱うことができる。
【0018】
【発明の効果】本発明のトグルリンク回転カバー一体形
コネクタアセンブリは、1対のトグルリンクの結合が回
転し途中の状態でお互いが自由に動くのを妨げるための
カバー延長部およびカバー案内部材を備えているため、
1対のトグルリンクの結合を限定運動にし作業者の操作
性を向上できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるトグルリンク回転カバ
ー一体形コネクタアセンブリの斜視図である。
【図2】(a)、(b)、(c)、(e)、および
(f)は、本発明の一実施例によるトグルリンク回転カ
バー一体形コネクタアセンブリの正面図であり、カバー
5がコネクタ本体1の嵌合部2に嵌合された状態(a)
から(b)、(c)、(e)を経てコネクタ本体1のカ
バー退避部4に退避した状態(f)までに到る過程が順
次に示されている。(d)はトグルリンク回転カバー一
体形コネクタアセンブリの側面図である。
【図3】(a)、(b)、および(c)は、本発明の他
の実施例によるトグルリンク回転カバー一体形コネクタ
アセンブリの正面図であり、カバー5がコネクタ本体1
の嵌合部2に嵌合された状態(a)から(b)を経てカ
バー5がコネクタ本体1から離脱した状態(c)までに
到る過程が順次に示されている。
【図4】従来のトグルリンク回転カバー一体形コネクタ
アセンブリの斜視図である。
【図5】(a)〜(e)は、従来のトグルリンク回転カ
バー一体形コネクタアセンブリの正面図であり、カバー
5がコネクタ本体1の嵌合部2に嵌合された状態(a)
から(b)、(c)、(d)を経てコネクタ本体1のカ
バー退避部4に退避した状態(e)までに到る過程が順
次に示されている。
【符号の説明】
1 コネクタ本体 2 嵌合部 3 シール面 4 カバー退避部 5 カバー 6 シール面 7 第1リンク(トグルリンク) 8 第2リンク(トグルリンク) 9 連結軸(回転軸) 10 連結軸(回転軸) 11 中心軸 12 凹所壁 13 周辺部 14 ケーブル 21 カバー延長部 23 カバー案内部材(カバー案内壁) 25 案内長溝 27 2点鎖線 29 開凹部 31 凸部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面とこの上面に隣接した側面とを持つ
    コネクタ本体と、前記上面の中央領域から突出し相手側
    コネクタと嵌合する嵌合部と、この嵌合部を覆うカバー
    と、前記側面の中央部においてコネクタ本体に設けられ
    た中心軸と、前記カバーと該中心軸との間に連鎖し1対
    の連結軸によって互いに連結された1対のトグルリンク
    と、これらトグルリンクが所定角度以上に前記中心軸の
    まわりに相対回転するのを阻止するストッパーとを備
    え、前記カバーを前記中心軸のまわりに回転させ前記カ
    バーを嵌着・退避自在としたトグルリンク回転カバー一
    体形コネクタアセンブリにおいて、前記カバーは前記側
    面に沿って延びたカバー延長部を備え、該カバー延長部
    を前記中心軸に沿って直線的に移動・案内するためのカ
    バー案内部材を前記側面に設けたことを特徴とするトグ
    ルリンク回転カバー一体形コネクタアセンブリ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のトグルリンク回転カバ
    ー一体形コネクタアセンブリにおいて、前記カバー延長
    部には前記中心軸をすべり子として滑って直線的に案内
    ・移動させるための案内長溝が穿設されたことを特徴と
    するトグルリンク回転カバー一体形コネクタアセンブ
    リ。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のトグルリンク回転カバ
    ー一体形コネクタアセンブリにおいて、前記カバー延長
    部の先端が切り取られ前記案内長溝を開凹部としたこと
    を特徴とするトグルリンク回転カバー一体形コネクタア
    センブリ。
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